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【人】 空腹な迷い人 レックス 『そうね、前のゲームがいつだったか 昔過ぎて、忘れてしまったわ 弟子ももう、ここにはいないし まぁ、覚えていないのだから、仕方がないわね』 優しく白い毛並を撫でながら、 魔女はどうでもいいと言うように、ただ笑った。 『さぁ、ミケ、お客様を迎える準備をして頂戴』 『魔女様、魔女様、グロリア様! かしこまり〜なのです!!』 嬉しそうにぴょんと飛ぶと、 白い猫の使い魔は、再び紅い蝶へと姿を変えて 館のどこかへと消えた。 (15) 2020/09/18(Fri) 20:24:39 |
【人】 空腹な迷い人 レックス再び、鐘の音が鳴り響く。 鬼の青年以外の客人たちを呼ぶ為に 魔女は、一人、部屋の中。 時を刻まない振り子時計を見上げた。 文字盤を開けば、そこには大きな砂時計が一つ。 さらさらと砂が落ち続けている。 だけど、もう砂は残り僅か。 『最後の"ゲーム"になるのかしら それとも、続けされてくれるのかしら ――――ねぇ、ベネット?』 静かに閉じられた蒼い瞳。 脳裏に浮かぶは、一人の男の顔。 ただの娘が、魔女になったあの日。 男が約束した言葉を、今でも覚えている。 砂時計をひっくり返すには、 彼の命を使うしかない。 (17) 2020/09/18(Fri) 20:24:44 |
【人】 空腹な迷い人 レックス魔女になった とき 人ではなくなった瞬間に、彼の記憶からも ただの娘のことは消えたはずなのに 何度も、何度も、この砂時計をひっくり返すために 彼はこの時計館にやってくる。 青年、少年、少女 時に老婆や、老人だったこともある 何度も生まれ変わる度、魔女のために命を捧げる 『ねぇ、知っていたかしら? 今回が―――― 100度目 なのよ?』愛しげに砂時計を撫でる 命を吸う度に、赤く、紅く、朱く、染まっていく砂。 魔女は、恋をしない 魔女は、愛さない それは、愛して、愛しく想って、涙を零せば もう、魔女ではいられなくなるから (19) 2020/09/18(Fri) 20:24:50 |
【人】 空腹な迷い人 レックス自分がなぜ魔女になったかすら、 遠い記憶すぎて思い出せないのに 彼との約束だけは、なぜか憶えているのは、なぜなのか 今はまだ、理解できない ――理解してはいけない 100度目を迎えたら、どうなるかも分からない 彼がかつての魔女に何を願ったのか 私がかつての魔女に何を願ったのか 今はまだ、――――思い出せないから 『ミケが、お客様をもてなしてくれているようね さぁて、今回の"ゲーム"は、何人生き残るかしらね』 館の魔法が発動する気配を感じて、表情は魔女のものに変わる 残忍に、残酷に、冷たく、美しく、魔女は――嗤った* (20) 2020/09/18(Fri) 20:24:53 |
【赤】 橋本 雅治万が一があるかもしれないでしょ。 [コンドームを持ってたこと、 自分でも可笑しくて、つい答えながら 噴き出してしまうんだ。 死ぬ気満々のくせに、財布にちゃっかり 避妊具なんか忍ばせて。 保湿用のワセリンと、 食べ歩き用ウェットティッシュ。 全部、今日こんな使い方するとは 思ってなかったのは内緒。] (*12) 2020/09/18(Fri) 22:24:51 |
【赤】 橋本 雅治[言い逃れ出来ない身体になった由人を 俺はまた蹂躙しにかかる。 先程までちろちろと舌先で 舐めるだけだった幹を 思い切り喉の奥まで迎え入れて ぐぽぐぽと出し入れすると、 頭上から甘い悲鳴が上がった。 「熱い」と言いながら、俺の髪の中を まさぐる由人の手が、よしよし、って 褒めてくれるみたい。 動きが逸る事に、その手が止まったり 甘い声が途切れがちになって───── あ、これ限界なのかな、って。 精を誘うように思い切り吸い上げると 一際大きく、由人の身体が跳ねた。] (*13) 2020/09/18(Fri) 22:25:17 |
【赤】 橋本 雅治……なぁんだ、イっても良かったのに。 飲みたかったし。 [間一髪のところで耐えたらしい由人に ぷく、の片頬を膨らませてみせて。 でも、小首を傾げつつ提案された内容を 聞けば、俺は忽ち上機嫌。] いいよ……好きにしてみる? [脱がせようとする手に身を任せて 俺は由人の眼差しをじっと見つめている。 その思惑の全てを知ることは出来なくても 何となく、やりたいことの察しは着く。] (*14) 2020/09/18(Fri) 22:25:42 |
【赤】 橋本 雅治[定期的に筋トレしている由人と比べると、 俺の身体は「均整が取れている」とは 言い難いかもしれない。 無駄なところはないけど、筋肉も無い。 けど、手垢付きの身体。 下着をズラされて、熱を孕んだ其れが 由人の手の中、彼の茎と共に育てられる。 ぬとぬととお互いの先走りが絡まりあって 生々しい竿の感触がぶつかる。 欲望なんか、どこにも隠せない。] ……ん、……ん、ん……。 [情けないけど、キスひとつに 背中がゾクゾクして、止まらない。 大好きなキスは、散々泣かせた後のご褒美って 思ってたんだけど…… 由人の唇が近付いてきたら、俺にはもう 目をつぶって受け止める以外、考えられなくて。] (*15) 2020/09/18(Fri) 22:26:26 |
【赤】 橋本 雅治[そうして、唇が離れて───── 指で育てられていた乳首が 暖かな粘膜に包まれると、 きゅ、とキツく眉根が寄った。] あっ、……や、だ……!それ、よわい…… [はあ…ッ!、と熱い吐息が漏れて もっと背中がぞくぞくしてくる。 くるくる、乳輪をなぞるみたいに舐められてから 強く吸い上げられて……硬くなった蕾に 柔く犬歯が立てられると、ホントに、だめ。 由人の手の中で育てられる幹が、 だらだらとみっともなく蜜を垂らして 徐々に追い上げられていく。] (*16) 2020/09/18(Fri) 22:27:10 |
【赤】 橋本 雅治ん、このままやったら、出ちゃう…… [そう言って由人の肩を軽く押したら 引いてくれるだろうか。 普段はもう少し余裕があるんだけれど 恋人との責めて責められの時間に 俺は思った以上にあっぱっぱーになってるみたい。] 早くいれたい、から…… 由人のナカに。 [困ったような笑みを浮かべながら 宥めるみたいにキスをして。 そうしてベッドの上に四つん這いになるよう 由人を促したならば、 晒された菊の輪へとキスをして ゆっくり、其処を舌先で割り開こうと。]* (*17) 2020/09/18(Fri) 22:27:35 |
【人】 空腹な迷い人 レックス― 大広間 ― [ 二度目の鐘が鳴り響き、 やがて人の気配が館の中へと消えて行くのを感じる。 他の参加者が来たのだろう。 さて、自分は何番目の客人か ――本当は一番なのだけど 大広間の扉を潜れば、そこに先程の猫の少女が立っていた。] (21) 2020/09/18(Fri) 22:39:36 |
【人】 空腹な迷い人 レックス 『ようこそ、時計館へ えーっと、お客様に当館の主、 時の魔女グロリア・べアトリクスより、贈り物です えと、お部屋の鍵だよ!! 魔女様は、次の鐘がなったら、みんなに会うんだって! だから、それまでお部屋でも、この部屋でも お庭や図書室、好きなところで待っていてね!!』 [ だんだん言葉遣いが戻っていることに気づかずに 無邪気に愛らしく少女は、そう案内をする。 鍵は、少女と客人の目の前をふわふわと漂っている。 金色の豪奢な飾りがついたその鍵には、 1から11までの数字が記されていた。 少女は、その鍵が2階の客間の鍵であることを告げる。 客人の問いにいくつか答え終えれば、 すぐにその場を立ち去って、忙しそうに 大広間にお菓子を置いたり、お茶を出したりせっせと もてなそうと一生懸命働く姿は、まぁ、健気で可愛らしい。] (22) 2020/09/18(Fri) 22:39:38 |
【人】 空腹な迷い人 レックス僕は、この鍵を……宜しくね、ミケ [ まるで初めて会ったかのように挨拶すれば、 大広間のソファに腰かけた。 幾人かの先客と、会話をしつつ、 "ゲーム"が始まるのを待っている。 ――――さて、今回の"ゲーム"はどんなものなのか。**] (23) 2020/09/18(Fri) 22:39:40 |
【人】 希壱[いや、うん。本当に。 死んだら実感なんてわかないものなのだ。 痛みなんて一瞬で、 そのくせ、すぐに痛みを忘れてしまって、 自分が死んだかどうかもわからない。 周りの反応を見て、漸く死んだことに気付くのだ。 …そうそう。人間は、眠りにつく直前の 5分間の記憶は何も覚えていないらしい。 それと同じ事なのかもしれない。 ……なんて。ただの経験上での妄想、だけど。] (25) 2020/09/18(Fri) 23:24:48 |
【人】 希壱……夢なら、いいんだけど。 でも、もう何度も死を経験したから。 これが、夢なのか現実なのかなんて、 そんな区別はもう分かんねぇや。 (27) 2020/09/18(Fri) 23:26:14 |
【人】 希壱………意味、か。 [アルバイトと名乗る店員は、 俺がここに来た意味を知らないらしい。 それなら、彼に呼び込まれた訳ではなさそうだ。 死んだ、なんて言ったけれど。 やっぱり実感なんてなくて。 でも、もし死んでいたとしても、 なにか未練があったからこそ ここに居るのかもしれない。 未練なんて決まりきってる。 あの子の事だ。 あの子を遺してきてしまった事だ。 ……だとしても、 なんでここに居るのかはわからないけれど。] (31) 2020/09/18(Fri) 23:28:50 |
【人】 希壱[チラ、と部屋の奥の蔵書に視線を移す。 そういえば、あの子が生まれてから 一人の時間なんてロクになかった気がする。 ……いや、厳密に言えば一人の時間は沢山あった。 でも、その全てを"お手伝い"に費やしてきたから。 両親に構って欲しくて必死だったから。 勉強以外にゆっくり本を読む時間なんて 思い返せば、全然なかった。] (32) 2020/09/18(Fri) 23:29:29 |
【人】 希壱……あの本、読んでもいいの? [カウンターで本へと視線を落とす彼に尋ねる。 仮にもここが漫画喫茶なのであれば、 きっと読んでもいいはずだけれど。 ……まぁ、生まれてこのかた、 漫画喫茶なんて利用したことがなかったから。 何か間違った作法があったなら、 それも含めて指摘して欲しいところだと ぼんやりとした頭でそう思った。]* (33) 2020/09/18(Fri) 23:30:07 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす愚問ッスねえ。 ここは本を読むための場所サ。 [少年からの問い掛けに視線を上げて アルバイトはにやりと笑った。] ソファに座ってよし、ごろ寝してよし。 飲みながら食べながら読んでよし。 何をどんな風に読んでも だぁれも君を責めないッスよ。 [至ってシンプルな決まり事を 誘惑するみたいに囁いて。] (34) 2020/09/19(Sat) 10:10:57 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす[彼がどんな生き方をしてきたか アルバイトには見抜く力はない。 けど、生きながらにして何度も死んでいる…… そんなこと言われたら解らざるを得ない。 娯楽が無い、怨嗟の満ちた故郷で生きたからこそ 何としても漫画を持ち帰ろうと思ったんだ。 あくまで声音だけは優しく アルバイトは少年を諭す。] …………ま、とりま読んでみるッスよ。 こんなに沢山あっちゃ、何を読んでいいやら 分かんないかもしれないッスけど。 [少年が手に取る本に迷うようなら アルバイトは、故郷に持ち帰ろうとした 一等衝撃的だった本を、尻尾の先で示すだろう。 人ならざる力を持ってしまった少年が 「海賊王」になるために、大いなる海へと 旅に出る漫画である。 人の形をしてもしていなくても関係ない、 祝い事があれば皆で肩を組んで 宴ができる、素晴らしい世界の話。] (35) 2020/09/19(Sat) 10:11:54 |
【人】 やる気のないアルバイト でゅーーす……あ、ちなみに泥棒は駄目ッスよ。 [注意事項はそれくらい。 やる気のないアルバイトは長い舌を覗かせて ふあ、と欠伸をひとつ。]* (36) 2020/09/19(Sat) 10:16:16 |
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