人狼物語 三日月国


159 【身内RP】旧三途国民学校の怪【R18G】

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【人】 元弓道 マユミ

【???】>>14 >>15 >>16 ウラミチ

ずかずかと無遠慮に踏み入って、彼が事実を理解するまでを目に焼き付けた。
同時に、それだけで彼女がどういう状態であるのかを理解してしまう。


「……裏道、どこへ行くのです。裏道!」

強い力で押しのけられてもたたらを踏んだだけで済んだが、すぐには追いかけられず。
二度三度、走り去っていった彼と教室内の遺体たちを見比べる。その面持ちは、殆どいつもと変わりなく。
……けれど確かに柳眉は歪んで、少女の心に揺らぎがあることを示していた。

(19) 2022/07/11(Mon) 13:43:23

【人】 元弓道 マユミ

【???】>>14 >>15 >>16 ウラミチ

「二人とも、何故黙っていってしまうのですか」

先に、手早く確認だけしてしまおうと。
少女は教室内の二人の様子をまじまじと見つめる。

「……鹿乃は、何故こんなにも痩せているのでしょう……」

麦わら帽子の乗せられた少年は、首に無数の引っ掻き傷が纏わりついていて。
小柄の少女は異様なまでに痩せ衰えて、ぴくりとも動かない。

「……」

指を伸ばして、
延々と大人に尋ねられ続けたことを思い出して、

結局彼らに届くことなどなく。触れられもせず。
口元まで寄せて呼気の有無を確認するだけに留めた後は、

「おやすみなさい。牧夫、鹿乃」

教室から出る直前それだけを呟いて、それきり。
少女はみどりの黒髪を踊らせてその場を後にした。

──彼らには不可逆的な変化が起こってしまった。
嗚呼、けれど。もう、変わることなんてないんだ。
そう思いながら。
(20) 2022/07/11(Mon) 13:46:11

【人】 元弓道 マユミ

>>17 シロマ

「ああ、よく言いますね。自分がなんとかしないと!みたいな気持ちでも働いてしまうのでしょうか」

他人事めいているのは、この少女の場合周りにさほど左右されず我が道を行くタイプだからなのかもしれない。

「……。揉め事の件についてですが、少なくとも梢の場合は貴方の母さまの問題でしょう。梢は何もしていないなら、貴方に悪意の矛先が向かうのはお門違いというものです」
「……ですが、それはさておき」

鳴らない鍵盤に添えられた指を穴が開くほど注視しながら。

「梢は」

倣うように指を再び鍵盤に置く。
力任せに、指を押し込める。

「牧夫が誰かによって殺されたのだと」
「拙達の中に、友達を殺した者がいると」

とーん、と。朽ちかけのピアノが高く鳴く。
まるで異議を申し立てるかのよう。

「……そう、言いたいのですか?」

黒黒とした眼が、ゆっくりと少女を捉えた。
(21) 2022/07/11(Mon) 14:08:11

【人】 友達 ネコジマ

【空き教室】 >>10 ユメカワ

「んー……?」

「生きていたらなんでもできちゃいますから。難しくても」

猫島がこうした思想を持っているのは、
けっして前向きな理由ではないけれど。

「だから、雪ニイもできますよ。仲直りでも、違うことでも」

けれど。集まりの最初の時からなんだか落ち込んでいるらしい
あなたには、前向きな意味のつもりで使ってあげた。

「雪ニイが思い浮かべていることはなんですか?
 べつに何って、猫島に言わなくてもいいすけど」

「誰かとのことだったら、
 早くどうにかしておいた方がいいと思いますよ。
 自分だけのことよりも、後でどうにもならねぇすから」

「まぁ、」
(22) 2022/07/11(Mon) 15:05:20

【人】 友達 ネコジマ

 

「ここまで言うと、猫島も人のこと言えませんけどね」
 
(23) 2022/07/11(Mon) 15:05:42
ネコジマは、逃げられることからは逃げがちだ。可能な限り。
(a19) 2022/07/11(Mon) 15:07:21

【赤】 陽葉 シロマ

少女は真剣に、時折相槌を挟みながらその話を聞いていた。
生徒の悩みを解決しようと、真摯に努める教師の様に。

「……ふぅむ。同意の上でも、となれば。
 原因は単純だ、只怖かったんだろうね。
 人間は本能で死ぬのが怖いのさ。だって、死んだことが無いんだから」

最初に感じたのは冷たさにも近い熱さだった。
脚が燃えるように熱くて、次に喉を焼く痛みにのたうち回った。

焼けた肉の臭いがする。


「御国の為に命を捧げよう、なんて教わって。
 そう思っていたけれど──実際死ぬ時は、本当に恐ろしかった。
 理由なんて無いんだ、
 とにかく苦しくて……
、」

「…………、……」

教卓が視界に入る。そこで自分が俯いていることに気が付いた。
嗚呼いけない。先生なのだから、前を、生徒を見ていなければ。
(*4) 2022/07/11(Mon) 15:42:02

【赤】 陽葉 シロマ

「…………苦しむ、時間が……長ければ、それだけ恐ろしく思う時間も長くなる。
 即死とか、それに近い死に方ならきっと怖がらせないんじゃないかな」

ゆらり、顔を上げた。
額に汗が滲んだ気がして、手の甲で拭う。
当然、何も付かなかった。

「ただ、即死は見た目が酷くなりがちだ。
 綺麗なままにしたいなら、足を縛っておくか、高い所から……
あ。


自身の髪を指し示す。

「そのリボンで小指と小指繋いでみたらどうだろう、
 それに……一緒なら、飛び降りても怖く無いかも」

きっと生者がいれば、そんなことはないと反論するであろう提案をした。
(*5) 2022/07/11(Mon) 15:43:11
ネコジマは、お礼とその後の言葉には、「ん」と頷くくらいだった。
(a20) 2022/07/11(Mon) 17:47:51

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】 >>22 >>23 ネコジマ

「……あは、できるかなあ、」

俺、やらなきゃできない子だしなあ。
なんて冗談めかしては言うけれど、
こればかりは声色も笑みも、何処までも空々しいものだった。
口数は多いけど、本音を言うのは苦手なまま。何も変わらない。


「取り返し付かないって、わかってるんだけどさ…」

それでも。こうして背を押してくれる君に、
そんな軽薄なこたえだけを返すわけにもいかないから。

隣に居る君の方に少し首を傾けて、声を潜めて。
(24) 2022/07/11(Mon) 19:10:23
ユメカワは、猫島と内緒話。
(a21) 2022/07/11(Mon) 19:12:30

ユメカワは、肯定が欲しいわけじゃない。ただ訊きたかっただけ。
(a22) 2022/07/11(Mon) 19:12:35

ユメカワは、やっぱり笑ったままでした。ただ、前より少し複雑そうに。
(a23) 2022/07/11(Mon) 19:13:51

【人】 陽葉 シロマ

>>21 マユミ

否定する言葉に貴方らしいな、と思う。
異議を申し立てる言葉もまた、貴方らしい。

「私達以外にいないじゃないか。
 もし他の誰かがいたとしたら……こんなに歩き回ってるのに、誰も見かけてないなんておかしい」

隣の鍵盤を押す。調子外れの音が響いた。

「私だって疑いたくないけどさ……」

更に隣の鍵盤は、正しい音階で鳴った。

「……いや、マユちゃんが言いたいのは」

更に隣は────鍵盤が、欠けていた。

「幽霊とか、そういうのに殺されたってこと?」
(25) 2022/07/11(Mon) 19:34:52
ライカは、お気に入りのカメラを、手離して
(a24) 2022/07/11(Mon) 20:00:26

ライカは、やっぱり下手くそに、笑った。
(a25) 2022/07/11(Mon) 20:00:51

ライカは、君に背を向けて、階段を登っていく。
(a26) 2022/07/11(Mon) 20:02:39

ネコジマは、言った。「殺しても死んでくれないなんてだめです」
(a27) 2022/07/11(Mon) 20:59:55

ライカは、階段を登る。古びた木が、きしりと音を鳴らす。
(a28) 2022/07/11(Mon) 21:23:30

ライカは、体が軽い、気がする。カメラひとつ分の重みがないから。
(a29) 2022/07/11(Mon) 21:23:37

ライカは、行かなければならない。彼が好きだから。
(a30) 2022/07/11(Mon) 21:23:50

ライカは、……ほんとは、まだちょっと怖い。
(a31) 2022/07/11(Mon) 21:24:01

ライカは、きっと今なら、W見出せているWと思う。
(a32) 2022/07/11(Mon) 21:24:11

ネコジマは、酷く自分勝手な理由で、言葉を紡いでいた。
(a33) 2022/07/11(Mon) 21:37:44

【人】 友達 ネコジマ

 

「だからやらないと。そこにいるんだから」
 
(26) 2022/07/11(Mon) 21:38:23
ネコジマは、夢川の腕を抱きしめる力を強めた。
(a34) 2022/07/11(Mon) 21:39:03

【人】 友達 ネコジマ

【空き教室】 >>24>>a33>>26>>a34 ユメカワ

「大丈夫です、雪ニイなら大丈夫」

「雪ニイだから大丈夫、できますよ」

「雪ニイがやらねぇでどうするんすか」

「猫島はたくさん応援しています」

「応援していますよ」
(27) 2022/07/11(Mon) 21:40:03
ネコジマは、離れられなかった。
(a35) 2022/07/11(Mon) 21:40:19

【人】 チャラ男 ウラミチ

「っ……ぐす……」


男は昇降口の隅で膝を抱えて泣いていた。
こんな風に部屋の隅で蹲るのは昔から変わらない。
今の姿ではあまりにも不釣り合いだが。


パニックになってあの場から逃げ出してすぐに家へ帰ろうとした。
けれどなぜかかえることができず、諦めて戻ってきたようだ。

恐怖と混乱と喪失感がぐちゃぐちゃでどうしたらいいかわからない。
(28) 2022/07/11(Mon) 22:52:31
友達 ネコジマは、メモを貼った。
(a36) 2022/07/12(Tue) 1:28:04

ネコジマは、バッと振り返って音の方を照らした。猫がいる。
(a37) 2022/07/12(Tue) 1:28:17

友達 ネコジマは、メモを貼った。
(a38) 2022/07/12(Tue) 1:35:36

ネコジマは、猫を照らし続けている。
(a39) 2022/07/12(Tue) 1:37:53

【赤】 かれがれ ユメカワ


──つん、と鉄臭い臭いが鼻をついた、錯覚。


「………死ぬのが、怖い……」

最期の日の、最期の瞬間の記憶。
俯いて考え事をしていたから、周りは見えていなくて。
音も遠くの事のようで、それ・・に気付いた時にはもう手遅れで。


  は頭を強く打ち即死だったと──


その後の記憶は、何も無い。
最初は自分が死んでいる自覚も殆ど無いまま、
気付けばここに居たようなものだった。


「……即死かあ」

どろり、生暖かいものが額を頬を流れ落ちる感覚。
けれど何も滴り落ちはしない。これも、錯覚だ。
(*6) 2022/07/12(Tue) 1:57:50

【赤】 かれがれ ユメカワ


あなたの言葉をなぞるように繰り返す傍らに。
ふと視線を上げた。
今際の記憶を語るその声が、徐々に淀んでいったから。

「わかった。次はそうしてみる」

優しい──中途半端なやり方ではだめらしい。
どんなに甘く言葉を重ねても、迫り来る死の恐怖は拭えない。
死してなお残るほどに強いものなのだと、理解した。

自分と同じような死に方の方が、皆にとって優しいのだと。


「ありがと、先生。俺一人だったらずっと迷ってたかも」

提案はあっさりと『次』の手段の一つとなり、
少女に掛けられる言葉は、気遣いではなく感謝だった。
この場に於いて、あなたは『理想の先生』だから。
『生徒』に気遣われるなんて、きっとあってはならない事だ。


「…もう一回、夏彦に会いに行って来るね」

浮かない表情を、そっと笑みに変えて。
またね、少女や物言わぬ友達に手を振ったのちに踵を返した。
(*7) 2022/07/12(Tue) 1:58:23

【人】 陽葉 シロマ

「あ、」

硝子の割れた音の方へ向かっていると、見覚えのある帽子が落ちていた。
硝子を踏み、拾おうとして──永瀬の言葉を思い出した。

そっと離れて、窓の方を見る。
破片で怪我をしないように気を付けつつ、窓から下も覗き込んだ。

「……ま、君はそんな死に方しないよね」

姿勢を戻し、スマートフォンを取り出す。
さて、どうしたものか。
少女は暫し考えていた。
(29) 2022/07/12(Tue) 7:46:54
ユメカワは、その言葉の理由が自分勝手だろうと気にしない。
(a40) 2022/07/12(Tue) 8:01:09

ユメカワは、きっと。もっと自分勝手だから。
(a41) 2022/07/12(Tue) 8:01:15

【人】 かれがれ ユメカワ

【空き教室】 >>26 >>27 ネコジマ

「ねえ、稔」

「俺、もう少しだけ頑張るからさ」

「ちゃんと見届けてよ」

距離は内緒話をするようなもののまま。
寂しがり屋は腕を縋るように抱く君の頭をそっと撫でて、
いつも通り、甘ったれたふりをして。そんな事を言っていた。
(30) 2022/07/12(Tue) 8:02:33
ユメカワは、それから暫しの後、裏道達が戻って来る前に。
(a42) 2022/07/12(Tue) 8:08:05

ユメカワは、いつの間にやら、空き教室から姿を消していた。
(a43) 2022/07/12(Tue) 8:08:30

友達 ネコジマ(匿名)は、メモを貼った。
2022/07/12(Tue) 10:04:28

ネコジマは、薬袋の手を取って木の所まで行った。ててて。
(a44) 2022/07/12(Tue) 10:21:16

ネコジマは、グループチャットに既読はつけています。誰がいなくなった、死んだの話には全然触れない。
(a45) 2022/07/12(Tue) 10:36:58

ネコジマは、夢川の言葉に頷いていた。>>30
(a46) 2022/07/12(Tue) 13:26:51

ネコジマは、「あは、」 ひとりになってから、同じようにわらった。
(a47) 2022/07/12(Tue) 13:27:05

ミナイは、顔をあげて、いつも通りに笑いかけた。
(a48) 2022/07/12(Tue) 13:38:37

ネコジマは、缶の中身が目に入っちゃった。開けた時よりも色がない。
(a49) 2022/07/12(Tue) 13:43:01

ネコジマは、ポケットに手を入れた。中身はビー玉です。
(a50) 2022/07/12(Tue) 13:43:56

ネコジマは、ポケットから手だけを出して、空き教室から出て行っていました。
(a51) 2022/07/12(Tue) 13:45:04

ミナイは、パァン! 池の周りで激しい火薬の音を鳴り響かせた。
(a52) 2022/07/12(Tue) 15:06:47

ユメカワは、そこにいる。
(a53) 2022/07/12(Tue) 15:28:09

ユメカワは、それはきっとどうしようもなく現実で、だから
(a54) 2022/07/12(Tue) 15:28:29

ユメカワは、現実から覚めて、夢に起きる。
(a55) 2022/07/12(Tue) 15:28:45

【人】 元弓道 マユミ

>>25 マユミ

こっ、こっ、こつん。
こっ、こっ、   。

爪の先が鍵盤の表面を叩く。
爪の先が欠けた鍵盤を叩くふりをして、何もない空間に指が沈む。

「あり得ない話ではないでしょう」

至極冷静に、真面目な顔つきで唇を震わせる。

「たとえば拙が外に出られない現象について、どう説明するのです?信じられないならば梢も学校の外に出るのを試みてください。

 ……そのような不可解な現象が起きているのですから、幽霊のような存在に殺されるといった不可解な現象で命を落とすのもおかしな話ではないと拙は思うのです」

それは真剣に考えた結果ではあるが、同時に友人達を疑いたくないが為に出した答えでもあるかもしれない。
(31) 2022/07/12(Tue) 16:04:43

【人】 陽葉 シロマ

>>31 マユミ

「まさか。マユちゃんの言ってたことを疑ってるわけじゃない。
 でも、だったら幽霊がそうした理由っていうか動機?がわからないだろう」

普段感情を表に出さない貴方が、唇を震わせている。
……友人が死んで、何も感じない人間などいるわけがないのだ。

珍しい姿を見つめた後、こちらも淡々と告げる。

「これまで、肝試しや廃墟探索でこの校舎を訪れた人達はいた筈だ。
 だけど死者が出たって話は聞いたことがない」

しかも市の所有する敷地だ。もしそうなれば、市役所が動くだろう。
しかし、現実にはこうして容易く侵入できている。

「生きた人間への怨みとかがあるんなら、前の人達も死んでないとおかしいよ。
 ……マユちゃんは何か思い当たる理由、ある?」
(32) 2022/07/12(Tue) 18:51:12

【人】 チャラ男 ウラミチ

>>+14

「……!」

泣きじゃくっていた男がふいに顔をあげる。

「……──カナイ…?」


涙と鼻水で情けなく汚した顔をあげ、周りを見渡した。
聞きなれた声と気配が傍にあった気がして掠れた声で名を呼ぶ。

──けれど、そこに望んだ人物の姿があるはずもなく、
ジワリと滲んだ大粒の涙がぽろぽろとこぼれた。

なぜこんなことになってしまったのか、なぜ帰ることができないのか、今の今まで話していたカナイはいったい何だったのか。
そんなわかるはずもない当然の疑問は、今は男の頭にはなかった。

ただ、 "もう会う二度と会えない" 単純なその事実だけでいっぱいいっぱいで。

引っ越す時だって、皆ともう会えなくなるのはとても悲しかったけど、会いに行こうと思えばまた会えると自分を慰められた。
便利な都会から田舎に戻るのは嫌だったが、皆と会えるのは本当に楽しみにしていた。


カナイがくっついてきた時のぬくもりも、髪に触れた感触も、何もかもしっかり覚えているのに。
どうして………

「………っ」


男は再び膝に顔を埋めてしまった。
(33) 2022/07/12(Tue) 19:22:03

【赤】 陽炎 シロマ

気遣われなかったことに安堵しつつも、生徒に助けられたことには違いない。
先生の道は険しいな、なんて思いながらセーラー服の背中を見送った。

「ああ、……いってらっしゃい」

そうして、教室を再び静寂が支配する。
短いチョークを指で摘めば、黒板に大きく『自習』の二文字を書いた。
チョークを摘んだまま、思う。

「……、…………」

夢川と違って、自分は無理矢理連れて来たようなものだ。本音を言えば、やはり自ら此方側に来て欲しかった。
しかし結果的には、変わらない。
彼なら……匠介造なら、もっと上手くやれただろう。
彼に憧れて、彼のような人になりたくて、共に教師になろうと約束を交わしたのだ。


「……ま、時間だけなら気が遠くなる程あるからね」

これから、理解してもらえば良い。

自分は自分なりのやり方で、先生になれば良い。違う人間なのだから、全く同じようにできるわけがないのだ。
そう自分を納得させて、チョークを置いた。

永い刻は人を狂わせる。
それは、死者も同じこと。
(*8) 2022/07/12(Tue) 19:33:41
ネコジマは、たぶん2mmくらい浮いた。
(a56) 2022/07/12(Tue) 21:52:25

【置】 友達 ネコジマ

【───】

「みんなとの花火だって、たのしかったと思います」
 

「麻弓ネエが大きい音をさせた方が勝ちとかルール作って、
 
 栗栖ニイが当然のように受けて立って、
 
 牧ニイも面白そうだからってやるんです。
 

 こずネエが参加と一緒にもう少しルール整備して、
 
 夏ニイが一回審査員にされかけたけどそれはフリだから、
 
 雪ニイがふつうに花火持たせてくれるじゃねぇすか。
 

 裏ニイもこれくらいになっていたら誘われてくれて、
 
 かなネエもなんか、もちゃ…ってしてたら引っ張られてて、
 
 明日香ネエが最終的に審査員になっているんすよ」
 

「そんなふうに、なっていましたよ」
 

「なっていましたよ」
 
なってくれなかったね 
(L1) 2022/07/12(Tue) 22:07:05
公開: 2022/07/12(Tue) 22:10:00
ネコジマは、今度は手持ち花火に火を点けた。
(a57) 2022/07/12(Tue) 22:07:25

ネコジマは、夢を見られていたら良かったのにな。
(a58) 2022/07/12(Tue) 22:12:30

友達 ネコジマは、メモを貼った。
(a59) 2022/07/13(Wed) 0:11:13

【置】 友達 ネコジマ

【図工室】

「かなネエ? 牧ニイ?」


「かなネエかな」


「違う人でも、だれでもだめですよ」

 
(L2) 2022/07/13(Wed) 0:13:14
公開: 2022/07/13(Wed) 0:15:00
ネコジマは、スタスタ寄って、画板を取り上げた。たかいたかーい。
(a60) 2022/07/13(Wed) 0:13:31

【置】 友達 ネコジマ

【図工室】

「でもかなネエか」


「かなネエですね」


「だめですよ、さみしくっても」


「死んだら何かできちゃいけねぇんすから」


「何かしたいんなら、生きてなきゃだめですよ」


「生きてる人は、見えなくなったりなんてしていたらだめなんです」


 
「だから、かなネエは生きてなんていませんよ」
 
(L3) 2022/07/13(Wed) 0:18:45
公開: 2022/07/13(Wed) 0:15:00
ネコジマは、にこにこ。ちびた鉛筆を見下ろして片手を差し出した。ちょうだい。
(a61) 2022/07/13(Wed) 0:19:12

友達 ネコジマは、メモを貼った。
(a62) 2022/07/13(Wed) 0:19:25

ネコジマは、・・・・・・。
(a63) 2022/07/13(Wed) 0:19:44

ネコジマは、手のひらに書かれたら読めちゃうなとは思ったけど。思ったから、そのままにしていた。
(a64) 2022/07/13(Wed) 0:20:14

ユメカワは、本当は。君の事をもっともっと深く感じていたい。
(a65) 2022/07/13(Wed) 1:32:33

ユメカワは、けれど、今は時間が足りなくて。
(a66) 2022/07/13(Wed) 1:39:45

ミナイは、マユミの腰に抱きついて、胸元に顔を押しつけた。
(a67) 2022/07/13(Wed) 3:27:55

マユミは、ふにゅ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(a68) 2022/07/13(Wed) 3:28:46

ネコジマは、「あは、」 息を漏らすようにわらった。
(a69) 2022/07/13(Wed) 12:05:23

ネコジマは、むじゃきにわらった。そして言った。
(a70) 2022/07/13(Wed) 12:05:57

ネコジマは、にっこりわらった。それが猫島にとっての事実になった。
(a71) 2022/07/13(Wed) 12:06:46

友達 ネコジマは、メモを貼った。
(a72) 2022/07/13(Wed) 12:10:44

【人】 チャラ男 ウラミチ

男は再びあの教室へ来ていた。
立ち直れたわけではない。
呼吸が引き攣り、頬も濡れたままだ。
けれど再びここに来たのは、ミナイの言葉を聞いたから。

恐怖に早まっていく鼓動を抑えるように胸に手を当て、逡巡しながら一歩、一歩と誰もいない……否“二人しかいない”教室の奥へと歩を進めた。

牧夫の姿を見、眉間に皺を寄せた。
そしてカナイの傍へ。

「………」

遠目から見れば一見、ただ寝ているようにすら見えるカナイをじっと見降ろして、唇をかみしめた。
(34) 2022/07/13(Wed) 13:39:27
ユメカワは、君に連れていってほしい。
(a73) 2022/07/13(Wed) 14:04:19

ユメカワは、自分勝手だ。
(a74) 2022/07/13(Wed) 15:17:24

ユメカワは、未来をあんまり信じていない。
(a75) 2022/07/13(Wed) 15:25:06

ユメカワは、何一つとして失くしたくはない、ひどく欲張りな子どもだった。
(a76) 2022/07/13(Wed) 15:30:47

【人】 傷弓之鳥 マユミ

>>32 シロマ

「幽霊の動機」
「……怨みなら、今まで来たことのある人を襲ってもおかしくない。そこで死者が出たならば、この学校は既に相応の措置が取られている筈」

ふと考えて、唇に指を寄せて考える。

「……拙達でなければならない理由があった?」

一つの推測に着地した弾みで、続けてふわりと舞い上がる考えが脳の中でくるりと踊る。

「……。……梢」

ちょいちょいと手招きをする動作を見せるも、貴方がこちらへ近付くよりも先に自分から貴方のほうへと体を傾けて。

「──……」

(35) 2022/07/13(Wed) 16:10:19
マユミは、何かを囁いた。
(a77) 2022/07/13(Wed) 16:10:39

【人】 傷弓之鳥 マユミ

>>32 シロマ

「……どうですか。穴だらけの推理ではありますが」

何かを囁き終えて、少女は貴方の答えを聞くべくくるりと大きな瞳で貴方を見つめた。
(36) 2022/07/13(Wed) 16:12:37

【人】 陽葉 シロマ

>>35 マユミ

囁かれた言葉へ、目を閉じて聞き入って。
満足そうに頷いた。
挙げられた名前を、頭の片隅に書き留める。

「もしそうだとすれば、私と同じ予想だね」

一度視線を鍵盤に落とし、再び顔を上げた。

「ま、死者だとすればそれしか考えられないよ。
 じゃあ、これは確認なんだけど」

感情の見えない眼差しが、貴方の瞳を覗き返す。
真意を決して見逃さないように。
嘘や偽りは求めていないと、言わんばかりに。

(37) 2022/07/13(Wed) 17:29:06
シロマは、内緒話二者面談を始めた。
(a78) 2022/07/13(Wed) 17:29:27

ユメカワは、約束をまたひとつ。いつかの事。
(a79) 2022/07/13(Wed) 21:42:19

【人】 チャラ男 ウラミチ

>>34

目の前の事実に自分が納得できるよう、唯々それを見つめていた。
強く噛みすぎた唇からは一筋血が流れていたが、気にはならなかった。

「見つけてほしかったのか……?」


ミナイの言葉を頭の中で何度も反芻する。

「……寂しかったのか……?」


蚊の鳴く様な震えたか細い声で、返ってこない問いかけをする。

そして、そろりと手を伸ばし、頭に軽く触れた。

「俺も……寂しい……」


本音がこぼれた。
(38) 2022/07/13(Wed) 21:42:45

【置】 夏の雪 ユメカワ


そんないつかのどこかでの、ひとりごと。

「…悩める時間があるっていうのは、いいよな」


「そんなの、俺にはもう無いのに」

楽しい時間は、既に終わりを告げて。
自分達の立つ境のきざはしは今既に、半ば落ちつつある。
引き返す道などとうに無く、
進むも飛び降りるも、決断までの猶予はそう長くはない。


待ってる時間くらいは、あるんだけどさ。
(L4) 2022/07/13(Wed) 21:51:29
公開: 2022/07/13(Wed) 22:00:00
シロマは、負けたから、欲しがることにした。
(a80) 2022/07/13(Wed) 22:54:58

ライカは、君を連れて行く。
(a81) 2022/07/14(Thu) 1:15:42

ライカは、「足元、気を付けて。」
(a82) 2022/07/14(Thu) 1:16:53

【人】 チャラ男 ウラミチ

>>38
カナイの遺体の傍に座り込み、ぐしぐしと目元を雑に拭った。

「…………」


喪失感に何も考えることができなくて、虚ろな目で床を見つめている。

現実だと思いたくない事実も、帰ろうとしても帰れない訳の分からないこの状況も、虚勢を張ることしかできない自分の無力さも、こんな恐ろしい場所に一人ぼっちでいる事も、何もかもに絶望して疲弊してしまったのかもしれない。
(39) 2022/07/14(Thu) 1:39:50
 




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