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【人】 鈴掛 未早…… おやすみ [ 授業は乗り切ったけど、解放感でまた眠い。 どうせ何もないし、また朝みたいに もう少しだけ寝ていようか。 通知が来たり声掛けられたりすればたぶん起きる でもそんな人、私にはいないでしょ ] (652) 2022/10/24(Mon) 14:22:00 |
【人】 鈴掛 未早 [ 言葉を守って忘れることは、 その全てを無に帰すことは、 本当に尊重しているといえるのか? …… さあ。わからないな。 *] (653) 2022/10/24(Mon) 14:23:20 |
【人】 白瀬 秋緒― 放課後 ― …………未早さん……? [ そのメッセージが届いたのは、放課後と呼ぶべき時間だった 何しろ己は教室に戻れるテンションではなく、 泣いた赤い目を冷ますためにも、やはり中庭で秋風に吹かれていた 日が傾いていく。風が涼しくなっていく 月はまだ昇っていないけれど、やがて昇れば期限の夜が来る その前に料理部には行っておきたかったから ぼんやりとして随分と落ち着いた心と共に、日常に戻ろうとした時だった ] ………… [ 姉のようなメッセージ 結局、二日目の朝に頭痛薬をもらったきり、未早には会っていなかった だけどずっと、心配させていたのかもしれないな、と思う やっぱり、未早にはお見通しなのかもしれない ] (654) 2022/10/24(Mon) 14:33:42 |
【人】 白瀬 秋緒[ そうだね、未早さん あたしはこの三日間本当に色々あって ……色々考えることが出来た 現状に苛立ちを覚えることしか出来ずに立ち止まっていたあたしが、 久しぶりに、頭の中がすっきりした気分な気がしている ] (655) 2022/10/24(Mon) 14:33:56 |
【人】 白瀬 秋緒[ 体温を分け合うことは叶っただろうか ……というか、己はさっきまで洗い物をしていたから、 むしろ己の手が冷たいかもしれない ] 未早さん、メッセージ、ありがとうございました あたし、ほんとにこの三日間、色々考えました だから……未早さんのメッセージ、嬉しかったです 未早さんの言う通りだなって、思ったんで [ 向き合う形になっているだろうか 文字で伝えづらい思いを、素直に伝える ] (657) 2022/10/24(Mon) 14:35:19 |
【人】 白瀬 秋緒……未早さんは、願い、決まりましたか? ……未早さんが考えたことも、無意味じゃないと、思います [ ……それとも、未早自身にとっては無意味な三日間だったのかもしれない、と思う これは長い付き合いの勘、だけど ] ………疲れたときは、甘いものを食べると良いそうです だから、一緒に食べませんか [ 持ってきたマシュマロを差し出す 彩葉とのプリンのように、青葉とのマカロンのように、 分けて一緒に食べませんか、という ……実はあまり上手くは出来ていないそれ ]でもきっとこれから上手くなる予定なんで この出来も、覚えておいてもらえればと思う (661) 2022/10/24(Mon) 14:37:58 |
【人】 白瀬 秋緒[ マシュマロをかじる きっとずっと、何気ないトーンで話している それは己も色々と吹っ切れたから、で ……それから己にとっての未早は、 姉というよりも、仲間意識と親近感を持った、友人のような人だから、と、そんな気持ちで* ] (664) 2022/10/24(Mon) 14:40:44 |
【人】 大木慎之介[未國の見舞い中、会話が落ち着いた頃。 金海が訪れて名を呼ばれて、大木は目を瞬いた>>641] 金海……だっけ。 [グループのメンバーリストで唯一覚えが無かった名を呟く。 覚えがないせいで逆に特定できるパターンである。 未國より更に小柄な体躯はある意味で目を引いて、 容姿だけは印象に残っていた。 金海の来訪をきっかけに帰ろうかとも思ったがが、 居てほしいのを聞くと、壁際に退くに留めた。>>642 会話の邪魔になりそうな花束は一旦預かって。 未國が記憶を失っていることもあり、 成り行きを見守りたくなったのだ。 自分に何かできるわけではないかもしれなくても] (665) 2022/10/24(Mon) 15:15:13 |
【人】 大木慎之介[しかし二人の会話に聞き耳を立てる気にもならず、 気を逸らすのにスマホを取り出して、 何気なく調べたのはスターチスの花言葉。>>440 “変わらぬ心” “途絶えぬ記憶” 知らなかったとはいえ、なんとも皮肉なものを贈った ──と一瞬は思ったのだが。 『役に立てた?』>>471 聞いたばかりの問いかけが浮かび、自然と思い返した。 何もできないかもしれなくても何かをしたいと願って>>1:422 その末に無力だ、空っぽだ、役に立てないと嘆いた>>3:201 あの3日間の未國の姿を。 未國という人の思いも考えも、 たった3日の記憶が無くなったくらいで変わるものではない。 そう思えて、随分と気が楽になった]** (666) 2022/10/24(Mon) 15:15:32 |
【人】 未國 聖奈あたしにはわからなかった。 どうして高校をやめることが、 誇れる自分になれるのか、ということ 高校をやめたら、 夢の向こう側に行ける、ということ それがどうつながるのか全く分からなくて ましてやこの三日間は無かったことになっているから お礼を言われても、あたしは首を傾げただけ。 (669) 2022/10/24(Mon) 15:23:47 |
【人】 未國 聖奈「 そ、…っか。 かなちゃんが選んだ選択肢で、 かなちゃんが元気になるのなら。 」 ビンゴカードは自分の手で開くもの。 それはこの数日間を経ても経なくても変わらない。 勇気を出して幽霊に頼むのか、そうでないのか どんな手段を選ぶかは別の話。 (670) 2022/10/24(Mon) 15:24:03 |
【人】 未國 聖奈「 えっ、待って 」 去ろうとするかなちゃんをあたしは呼び止める。 早くない?こっちの話何も聞かずに出てくの? 近くに居た大木には曖昧に笑った。 あまりに出てくのが早すぎるじゃんねえ、って。 「 あのね あたし、旧校舎に行ったこと、憶えてないんだ。 かなちゃんが誘ってくれてたでしょ。 行けたら行く、なんて言って。 」 あたしの中に確かに残る、文化祭よりも前の記憶。 あの時、願い事なんて何もなかった。 だけど大木の話によれば、あたしは何かを願ったらしい。 (671) 2022/10/24(Mon) 15:24:32 |
【人】 未國 聖奈「 あたしは。 最初願い事なんてなんもなかったけど 大木の話じゃ、三日間悩んで、 ひとつ、願い事を決めることができたみたいなの 」 皮肉にもそれは、かなちゃんに却下されたもの あたしが発した“三日間悩んだ”という言葉は かなちゃんにどう伝わるのかは… わからないな。 (672) 2022/10/24(Mon) 15:24:57 |
【人】 未國 聖奈「 ………かなちゃんの。気持ちは。 旧校舎で、伝えることができたかな。 」 そうだね。幽霊に、という意味だね。 *だけど、あたしが“誰に”という主語を省いたせいで また、それもどう響くのか… これもわからないね。 (673) 2022/10/24(Mon) 15:25:06 |
【人】 金海 叶冬[ 大木先輩との会話の様子から 気安い仲なのだと勝手に判断したのですが 確かに巻き込んでしまって ……申し訳ないなと思うのは きっと全部のお話しが終わって 病院を出たあとだったもしれません。 ごめんなさい。 グループが繋がっているなら 後で謝罪をいれるつもり。 ] (674) 2022/10/24(Mon) 19:26:11 |
【人】 金海 叶冬[ せなちゃんはあの三日間を 幽霊に願った通りに 明るい声が突き刺さって。 忘れたいって願うほどに傷つけたから。 ボクはあの日を絶対忘れ無いように。 説明の足りないボクに せなちゃんは首を傾げるばかりで そうだよね、って。 大木先輩にはとても申し訳ないけれど 大木先輩が居てくれてよかった。 二人だけならボクは、 もっと何を伝えて、何を言わないでいるか 迷っていたかもしれません。 ] (675) 2022/10/24(Mon) 19:29:15 |
【人】 金海 叶冬……そうですね。 ボクらは確かに、一緒に。 せなちゃんは一緒に来てくれました。 [ せなちゃんが迷った三日間。 悩んだ三日間。 大木先輩は知っているのでしょうか。 けれどそれを問うのは ズルになるかもしれないから。 大木先輩を見たのは一度だけ。 ボクはせなちゃんに向き直ります。] (677) 2022/10/24(Mon) 19:35:09 |
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