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【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>47おすすめ料理を語ってくれる主は生き生きとしていた。 ダレンは彼にこの国が好きなのだろうとたびたび思わせられていた。 なのに兄弟に命を脅かされるのはどれほどつらいことだろうかと、表情に出さないように努めながら、ダレンは密かに心を痛めた。 主にこの国で平和に生きていける道があればいい。内心でそう祈った] 羊肉のトマト煮込み……美味しそうだな。 この辺りは羊をよく食べるのかい? 酒は飲めるよ、弱くはない。 [答えながら、主がどことなく遠い目をしているような気がした。 この国にはいい思い出ばかりではないだろうと、今は深く問わないことにして] 店は私もわからないからな……、 外から見て一番気に入った店にしてみようか。 今話してくれたメニューがありそうなところで。 [こうして気安く話していれば友人同士に見えるだろう。 態度を改めるべきか悩んだこともあったが>>0:84、今のままのほうが安全に過ごせる気がした] (54) 2021/04/17(Sat) 22:27:30 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[立ち並ぶ店の外観を眺めてみると、市場のごった返し方ほどでないにしろ、この辺りも賑わっていることに気づいた。 政情が安定しなくてもこの様子なら、平和が戻ればさぞかし豊かな国なのだろう。 良い国らしいなと思えば、主の父親は名君だったのかもしれないとも思い浮かんだ]* (55) 2021/04/17(Sat) 22:27:51 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ ― 現在 >>44 ― (……嗚呼、成程。) [自身とて、この国に居て長い。町の巡回なども含めてほとんど知らない飲食店なんて無いはずなのだが、と。疑問を頭で捏ねつつも口には出さずに彼の数歩後ろを歩く。 辿り着いた先は、見た目も造りもよくある酒場だった。>>44 極端に大きくも小さくもない。"それならばまあ知らなくても当然だろう"。合点がいった。 しかし、昼過ぎというのにそれなりに賑やかな所を見るに、昼食を出す店としても話題になっているのかもしれない。家庭料理が中心、と立て看板を見ても少し安堵した。 見た目からはあまり想像がつかなかったが、彼が紹介してくれる店にハズレというものは殆ど無かった。彼にとってのアタリがイコール自分にも当てはまる。自身もそれほど調度品に関心を示せないのも相まっていた。 その点においては、貴族風貌のらしさというより、彼自身がグルメだという本質なのかもしれないと認識したのは、いつだっただろうか。>>45] (56) 2021/04/17(Sat) 22:55:12 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ[帽子と外套を椅子に掛け、注文票を受け取り、メニューを開く。彼の言葉通り、大河で捕れる魚はこの店の売上にも貢献しているらしい。川魚の臭みを打ち消すような香草焼きや煮込み料理は人によっては家庭の味とも呼べるのだろう。] … (ショルバアッダス、と。プラーヌンシーユー。 キャラパチェ。……脚部と、舌と、脳。 バターライス。) [目についた気になるものから、注文票に書いていく。メニューに並ぶバターピラフはどの小料理屋にいっても見つかるので良く食べているものだ。 肉も魚も頼んで、野菜の少ないチョイスとなってしまったが、別に誰に咎められるわけもないしと頼んでしまうのが常だった。 飲み物を普通の茶にして、文字通り濁し、彼が同じようにそれを書いているならまとめて店員に渡した。] (57) 2021/04/17(Sat) 22:55:32 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ[頼んで来たものが運ばれたのなら、一口ずつ味を確かめる。 外れ、ではない。寧ろやはり「アタリ」のほう。家庭料理といいつつも、少し馴染みとは違うアレンジがされているようだ。>>46とくにショルバアッダス――レンズ豆のスープと、バターライスは顕著に感じられる。 プラーヌンシーユーは他所で食べるものと大差ない、というより、アレンジのしようがない。鮮度の良い魚がとれるのだから、川魚の醤油煮と言ってしまえばそれだけでブランドになる。 キャラパチェは、「よくある煮込み」>>47より大味で、人を選ぶ料理かもしれない。他の店よりか、少し爽やかな香りがした。レモングラスだろうか。酒の進みはシンプルなモノよりこちらの方が進むかもしれない。確かめる術はないし、単純にマトンが食べたいという気分になっている自分にとっては旨ければなんでもいい。 彼が店の者と会話している間にも>>46、黙々と手を伸ばしていた。] (58) 2021/04/17(Sat) 22:55:41 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ ……。 名などまともに無い、島国だ。 比喩でもなく本当に島、だった。 人口も、百、いた、だろうか。 [手に持っていた骨を皿に置き、軽く手を拭きながらぽつ、ぽつ、と。紡ぐ言葉は一層たどたどしくなる。最近空虚な記憶よりも、比べ物にならないくらい朧げな記憶だった。] 両親が流行り病で亡くなって …孤児を拾う神社に身を置いていたから、な。 どういう国か、は。すまないが。 私が説明出来ることは、少ない。 島についても、そこまで特徴あるわけでもなかった。 米とか、醤油とか。そういうのはあったが。 …歴史書を見たほうが早いだろうな。 [食べているものはどれも塩辛いものばかりなのだが、言い終えてから齧るそれらは、少し苦いような気がした。舌が、此処に馴染みすぎている。]* (60) 2021/04/17(Sat) 22:57:53 |
【人】 仕立て屋 アルフレド[草がサラダにメイクアップされたころ。 晩飯の支度をしている間に客が来たようだ。 一応魔法を取り扱う店、客が入ってくるのは離れててもわかる。] すまねぇ、待たせたいらっしゃい。 おっと旅の方かい? (61) 2021/04/17(Sat) 23:30:58 |
【人】 仕立て屋 アルフレド[あまり見ない顔のような気がしたので。] >>53ああ、ちょっと待ってくれ。 最近オーダーメイドが多くて店頭サンプル置いてんの減らしてんだ。値が張るんでサンプルから見ていってほしい。 [魔法具や銀を取り扱っているので、窃盗防止のために魔法や銀を使ってないサンプルを用意している。ガラスケース的なものはこの店にはなかった。] (62) 2021/04/17(Sat) 23:31:04 |
【人】 仕立て屋 アルフレド ああすまん、値が張るってのは言い間違いだな。 値が張るのもあるってこった。 最近は魔法石のアクセサリーや魔法の糸をふんだんに使った布製品が多くてつい、な。 [魔法石と銀のアクセサリーは流石にバーゲン価格とはいかない。] 本来うちはそこにある魔法の布袋みたいなのが多かったんだがな。 丈夫で腐りにくく中のものが傷つきにくいってやつさ。 (63) 2021/04/17(Sat) 23:43:48 |
【人】 中隊長 アーサー[美味そうに食べるものだな、と 運ばれて来た料理を口に運ぶ姿には 満足そうにして。 彼が此方の舌の良さを 認めている事等は露も知らずに。] (64) 2021/04/17(Sat) 23:55:47 |
【人】 中隊長 アーサー[先に運ばれた前菜を食べ終え、 次に卓に並べられたムサカを一口だけ 口に運べば、共に持ってこられた酒を呷った。 グラスの中で揺れていた赤が 喉の渇きを癒し終えれば また食事にも口を付けて。] 人口が百の単位とは 随分と狭い所から来ていたんだな。 [東の国にも幾つか種類はあり、 大陸続きの国や諸島で形成された国 また大きな島をそれこそ一つの国として 成立させている国など、大小様々異種交々だ。 島国であり、彼の肌の色や特徴から あの辺りの国だろうかと脳内では 世界地図を広げ大まかな予測を付けて。] (65) 2021/04/17(Sat) 23:57:05 |
【人】 中隊長 アーサー孤児か。 …随分と立派に育ったものだが。 [聞き出した男の来歴は興味深く、 また少しの違和感も覚えたかもしれない。] この国に来て三年…いや、 今年で八年になるのだったか。 傭兵になった経緯も聞いていなかったな。 何故その軍服に袖を通す事になったんだ? [グラスの赤を飲み干せば店員を呼び、 応答には追加に質問をして。] (66) 2021/04/17(Sat) 23:57:33 |
【人】 中隊長 アーサー……ああ、そういえば 今日も本を持って来たんだった。 そびれない内に渡しておこう。 古い著書なので書庫から借りて来た。 いつか返さなければいけないが 次に用が出来た時にでも 返してくれればいいさ。 [そう、話の途中にかふと気付き。 傍らへと置いていた本の紐を解き 何冊かの本を彼の席の方へと重ねて置いた。] (67) 2021/04/17(Sat) 23:58:15 |
【人】 仕立て屋 アルフレド うちにあるのはこんな感じのものだ。 まあゆっくり見ていってくれ。 [細かい流砂をも弾く座布団的なもの。錆びにくい焦げにくい焚き火台みたいなもの。水袋。大きな袋。洗いやすいハンカチ。そんな便利な日用品。 あと、銀と魔法石を使ったイヤリング、ネックレスや指輪、ブレスレット。デザインについてはこの国の伝統的な文様をベースに我流のアレンジを加えてるので、個性的かもしれない。 勿論そういったアクセサリーもサンプルではなく実物が見たいといえば、見せるつもり。光の加減や美しさは実物を見てほしいとは思っている。]** (69) 2021/04/18(Sun) 0:05:23 |
【人】 祓魔師 ダンテさらさらしてるのに柔らかくて気持ちがいい 奥には工房もあるんですね [ 薄手のものでも、布地の質で手触りが違うから、デザインが気に入ったとしてもいちいち自分で触ってヴィに確認してもらった。 食事の時間もやや心配だったため、この店で全部を見繕うことにしてしまったが最初の印象通り良い店の様に思えた。 布地を仕入れてここで作れるからの値段なのかもしれない。] (70) 2021/04/18(Sun) 0:14:17 |
【人】 祓魔師 ダンテやった [ 甘ったれた様子で、完全に自分好みの可愛らしい衣服を選びダメかと問えばいいよとの返事をもらった。こんな甲斐甲斐しいやり取りをしていたなら、店員と店主の視線が生暖かい気もしてしまったが、昼間の剣呑な様子が無くなっているから全然良い。 ヴィが選ぶのは普段のものとをそれほど変わりないひとまわりサイズが小さいものばかりで、自分からすればものすごい美少女がストンとした何の装飾もない衣服を着ていたら、逆に目立ちそうだなと思ってしまうが、欲目だろうか。 こっちが良いよと、ヴィが嫌がらない範囲で可愛げなラインのものを多く進めてみたならいくつかは採用されたようだった>>41] これだけは支払わせて [ 完全に余分な自分好みでしかない衣服は自分が払うと譲らなかった。というかそれ以外はヴィが払うと頑なだったためなんとかねじ込んだ形だ。*] (71) 2021/04/18(Sun) 0:16:25 |
【人】 祓魔師 ダンテそうだ、アクセサリーも選ぼう [ 今は少々時間が差し迫っているから、無理だったが先の展望のようなことを言う。時間のあるときにもっと色々選びたいし、アクセサリーならヴィの普段の姿のときでも使えるものがあるかもしれない。] 思い出にもなるし [ 必死な付け加え。 試着室から出てきたヴィの装いは、最初に選んだ薄紫のグラデーションの長衣で、ひらひらと柔らかな布地が柔和な様子でよく似合っている。 編み上げのサンダルもぴったりで歩くにも危なげない。] うん、その店にしよう お店の人に聞いてから楽しみで [ ヴィが食事処のお勧めを聞いてくれていたからすでに心は決めていた。>>44ナイル・ケナリと言うんだったか、店構えは他とほとんど変わりないからちゃんと名前を確認してねとかなんとか>>45] もうすっかり、空腹だよ [ 腹具合を尋ねられれば正直に答える。*] (72) 2021/04/18(Sun) 0:18:53 |
【人】 祓魔師 ダンテ[ 教えられた店は言われた通り、他の飲食店の並びに埋もれていたが、賑わいが違う様に見えた。 昼と違い雑多な様子も見受けられるが窓辺に花が活けられ看板の文字も年月によっての風合いは見られるがくたびれた様子はなく。 何より目を引いたのはバーカウンターに並ぶ酒瓶で。>>45二人揃って酒に目がないからすごく嬉しい。店内はたくさんの席が埋まっていたが、どうにか案内してもらえるようだ。] 〜〜のお店の人に、この店が良いってお勧めしてもらったんだ。良いお店だね。 [ 席へ導いてくれた店員にそう言葉をかけ、メニューについて一通りの説明を受ける>>46。いくつかは名前からはどんな料理なのか想像がつかなくて質問責めにしてしまっただろうか>>58。 魚だけでなく肉も良いとのことで自分は肉にしようかなとかメインになりそうなものを一つ選ぶ。 トマトとひき肉の料理とのことですごく楽しみだ。 あとはヴィの食べたいものを尋ねて、彼の食は細いから、残しそうなものを自分が片付けようと言う算段だが黙っている。] どうせならこの国のお酒が良いな 甘くないのがいいんだけど [ そんなことを言いながら二人で相談していく。**] (73) 2021/04/18(Sun) 0:21:48 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ 酒が回ってるじゃないか。 [そらみろ、とばかりにジト目で彼を見やり、羊の脳を食む。] 三年、は。私がこの国で初めてお前と会った時の年数だ。 八年は私がここに在住している年数。 つまり、五年だ。お前と会ってからはな。 [口にして改めて、それなりに長い期間だと自覚する。お互いの立場を考えれば、互いに生きている事も運が良いと言えるだろうか。ココウは兎も角、彼だって、突然食事を共にした戦友が居なくなる、なんてこともあるのではないだろうか。 そんな考えに至って、ふと、彼自身交友が広いように見え、ある種隊長の座をとどめておきながら、彼が同じような隊員並んでいるのは見た事がないという事に気づく。 ココウが半ば身内ぐるみのような関係で取り留めているので気にしたことが無かった。しかし、普通の軍人ならば、もっと組織内に収まっているのが普通なのではないだろうか。 自身の疑念は、続けられた質問によって一度霧散した。>>66] (75) 2021/04/18(Sun) 1:12:12 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ ……、……、…。 [30秒ほどの沈黙。] それが私に与えられた人生だと悟ったから、だ。 《ココウ》と名が、与えられた時から。 この金糸雀が柳緑花紅を示す色だと教わった時から。 …戦うしか、 生きる術が無いと幼いながらに知った時、から。 [椅子に掛けた服を背に凭れて、歯切れの悪い曖昧な言葉を返す。嘘をついているという自覚は無かった。真実を告げても良かった。けれど、開こうとしても口がひどく重たく、まともに返す事返すことはなかった。 喋れば喋る程、塩辛さに苦味が増していくせいだ。 そうに、違いない。] (76) 2021/04/18(Sun) 1:12:42 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ[話題をそらすように残っている料理を食べきってしまう。 少し片付いた机の上に、ふとしたタイミングでトサリと軽い音が乗る。 それは書物だった。>>67>>68目にしたとたん、彼から見える己の目は少しばかり開いたように――寧ろ、輝いたように見えただろうか。] …王宮書庫、か。 訪ねていいという許可自体は得ているんだがな。 どうも、気が引けていた。 私自身の金で買わないとなんとなく、落ち着かなくてな。 [王宮内は入れない立場ではないが、うろついていい立場でもない。ましてやたかが傭兵なのだから「良し」と言われていても、と躊躇っていることは否めなかった。 何冊かあるうちの、一つ目に戦術書を手に取った。 斜め読みするだけで、それは戦術書というより魔術書に近いことは理解できた。近衛戦闘に、如何に魔術部隊を組み込めるかという意見が交わされる議事録なども織り込んである。 歴史書も中を開く。 外で売られているものより、もっと皇族の家系図の圧縮した作りになっていた。全て手書きである所を見るに、昔の城の書記係の記録といったほうが正しいのだろうか。] (77) 2021/04/18(Sun) 1:13:15 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ[それから。] …。 こういったものを読むのは久しいな。 [表題も丸い文字。青空の下を思わせるような表紙をしたそれは、どう考えたっていち大人が喜んで受け取るようなものではない。けれど、他のと変わりなく――寧ろ、少し穏やかになった声色で返事をしてそれをめくる。 言語はこの国のものではなかった。 自分の国のものでもなかった。 見た事は何度かあった。彼の国の言葉だと、知ったのはいつのことだっただろうか。様々な国の言語を覚えたいとぼんやり望んだ呟きに対して、彼はこうして彼の国の言葉の本を持ち寄ってくれていた。] (78) 2021/04/18(Sun) 1:13:31 |
【赤】 傭兵団長 ダイゴ ………"白痴のしゃべる物語"か。 先程の俺じゃないか。 [ はて、それは独り言のつもりだった。 貴女には5年間「私」と言ってきたつもりだったので。 (*5) 2021/04/18(Sun) 1:13:54 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ[繰り返すうちに勿論、多少の意味は理解できるようになっていた。今この児童書を詠み進めれば、わりと早く読み終えられるかもしれない。それでも所々まだ理解できない構文が並んでいた。] どれも一度家で腰を据えて読ませてもらおう。 返却も、出来そうなら私自身で済ませる。感謝する。 [翻訳するにしてももはや母国ではなくこの国のものになるのだけれど。それで不都合を感じた事はない。] 私も相当こういった本は齧っていると思うのだがな。 お前はその点においても博識でいつも驚かされる。 私も、お前が私と並んで剣を振るう事を選んでいるかは気になるな。 聞くばかりでなく、教えてくれても構わないと思うが。 [本筋は自分の話から逸らす為だが、もっともらしい事は言っている筈だと酔いが回っているかもしれない相手に正論をふっかけてみる。] (79) 2021/04/18(Sun) 1:14:43 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ[自分自身、矮小無力で無いと自負しているはずだった。 だが彼の思考は、『如何にそれを崩すか』を前提に人と話す癖のようなものを身につけているのだろう。まるで砂の城を下からゆっくり削って行くかの如く、生暖かく残酷な蛇のように。 かと思えば、戦いの時蛇は宙を舞い、龍と成って雄々しく牙を向く事も知っている。彼の扱っていた炎魔法が、特に印象に残っていた。得意技だと耳にしたこともある。普段から冷静さを魅せているからことの不意打ちにも似ていた。 本質は何方にあるのだろうか。 或いは両の顔こそ彼なのかもしれない。 覗いた試しは、無い。 "龍は一寸にして昇天の気あり"という話だけでもそれはそれで納得がいくものだが、果たして、覗いてみたところでどう返してくるだろう。]** (80) 2021/04/18(Sun) 1:15:02 |
【人】 宵闇 ヴェレス[ 承諾を得られるとは思わなかったのか、彼の勧めた衣服に肯うと、隠しもせず喜ぶ様子が可愛らしい>>70。スカートは履きつけていないが、女性として不自然な姿でなければサイズが合うなら問題ない。 こんなにも喜んでくれるなら、自分が選ぶ衣類も多少は飾り気のあるものがよいだろうかと、無地の衣類を棚に返すと今度は別の物を身に当て、彼を伺うように小首を傾げる。それも無地が胸元に少しのフリルとリボンタイに変わった程度の事ではあったが。 女性の身嗜みを整えようとするなら単純に衣服を求めるだけでは足らず、合わせて下着、化粧品とそれなりの買物になり、愛想の良い衣料品店の主の挨拶を背にそれから更に数軒を回った。 荷物はダンテが片腕で抱えている。未分化の姿であっても自分より手足の長い彼にそういった点では甘えてしまうことが多いから、彼も当然の様に荷を受け取った。 アクセサリーも、と彼は言ったが>>72、夕食としても既に遅い時間になりつつあり、また明日以降にしようとの話になった。 思い出にもなるし、と慌てて付け加えたのは、彼好みの衣装はどうしても払うと譲らなかった彼に、プレゼントと言い出すつもりじゃないよね? との目線を向けた自分への弁解だったかもしれない。 幸い、買物を終えた場所は店主に勧められた店に近く、魚が特に上手いと言われると、単純ながら魚が食べたくなってくる。] よかった。 [ ダンテも否はなかった為、ふたり少しばかり早足になったかもしれない。買物続きで足も疲れたところだし、そろそろ喉も乾いてきたのだ。 店の名前も親切に書き付けて貰った。此方の文字は慣れてはいないが、看板と照らし合わせれば間違えることはないだろう。] (81) 2021/04/18(Sun) 2:39:15 |
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