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【赤】 環 由人[ 実際にW万が一Wが今起きている わけだし、役に立っているのだから必要だろう。 噴き出した彼と一緒にくつくつ笑って、 それから責め立てられる屹立に 情欲を燃やし、その熱を育てた。 一際強く吸われて、跳ねると、 なんとか寸前で留めたから、 怒張は血管を浮き上がらせて びく、びく、と震える。] っはぁ、……やだよ。 …一人は。 [ 不満げに膨らませられた頬を 指先でつついて、笑う。 そうして落としたおねだりに、 二つ返事で肯定が返って来れば、 こちらも満足げに微笑み、 重ね合わせた熱を上下に擦った。] (*18) 2020/09/19(Sat) 13:25:02 |
【赤】 環 由人[ 同時に唇の甘さを堪能する。 先走りが漏れ出る先端を親指でぐり、と 刺激して、空いた手で後頭部を引き寄せ、 逃げられないように固定しながら 小指の腹でうなじから頸椎に沿って 窪みを撫で下ろし。 口づけの合間、かすかに漏れ出る声に 満足げに笑みながら繰り返したあと、 後頭部にあった手を滑り落とし、 先ほど好きだと言っていた胸の飾りに触れる。 唇を離した。] かぁわい [ 吐息まじりに愉しげに囁いて、 その肌にキスをしながら上半身を 折るようにして、 流し見るように見つめながら ぺろりと舌舐めずりをひとつ。] (*19) 2020/09/19(Sat) 13:25:29 |
【赤】 環 由人[ くり、と中指と親指で挟んだ蕾を 摘んで、人差し指の爪先で掻く。 同時に反対側は赤い舌でぺろりと舐めて、 そのまま唇で挟み、吸う。 舌先で転がすように育てて、 時折歯を軽く立てれば、そのあとは 柔い舌で包み、愛撫する。 それを繰り返しながら、茎への 刺激も忘れないように動かせば ぐしょぐしょに濡れた手の中、 卑猥な水音を立て始めるだろう。 甘い声がその唇から漏れるのに 目を細めるけれど、軽く肩を押されて 体が離されそうになれば、 可愛がるのをやめて、見上げる。] (*20) 2020/09/19(Sat) 13:25:48 |
【赤】 環 由人[ だがかえってきた返事に、口端に垂れた 唾液をすくって飲み込み。 「ん、わかった」と小さく頷けば、 大人しく引き下がるとしよう。 愉しみはこれから先、いくらでもある。 宥めるようなキスにうっとりと目を細め、 まつげの隙間から見つめ。 指示された通り、四つ這いになろうか。 ただし、残念ながらそちらに 尻を向けることはしない。] ここ舐められんのはさすがに 抵抗あるからさ…… そこで見ててよ。 [ そう眉を下げて、許されるのなら、 そのワセリンを指にとり、己の 指先で硬く閉じた場所をなぞり、 軽く指を埋めようか。] (*21) 2020/09/19(Sat) 13:26:53 |
【赤】 環 由人んッ…… ───キス、して [ 小さくねだりながら、眉を寄せ、 第一関節を埋めて、少しずつ、解す。 口付ければ見えないだろうけれど、 受け入れる準備をするには まだしばらくかかりそうだから、 その間もずっと、触れ合ってたくて。]* (*22) 2020/09/19(Sat) 13:27:15 |
【赤】 橋本 雅治[確かに、乳首が好きとは言った。 言ったけど……っ!] ……は……ァ……ッ、く、っそ……! 生意気……! [これから抱く恋人の口から覗いた舌先に 俺は少し唇を噛んで、笑った。 緩急を付けて蕾を固く育てられては 躾けるみたいに時折歯を立てられて。 その度に背筋が粟立って、 みっともなく縋り付くように 由人の肩に爪を立てる。 腰を引いても追ってきて、 相変わらず下は由人の手で育てられ もう逃げ場が、どこにもない。] (*23) 2020/09/19(Sat) 18:01:18 |
【赤】 橋本 雅治ここでイったら後で楽しくないのは 由人の方じゃない? [なんて強がりを言いながら 四つん這いになる由人を見てたけど 正直、本当に出ちゃいそうだった。 綺麗にしてあるのに未だに抵抗する由人には 後日たっぷり仕返しするとして─────] ホントにキス好きだね? [甘える恋人のお強請りには応えなきゃ。 でも、自分で解してるとこ、 特等席で眺めるのも良いけれど これから入るとこ、俺の手で 拓きたい気持ちもあって。 少し悩んで、四つん這いになろうとする 由人の手を引くだろう。] (*24) 2020/09/19(Sat) 18:02:21 |
【赤】 橋本 雅治キスしたいならさ……こっち。 [言って、俺はベッドヘッドにもたれかかるように 腰を下ろすと、膝の上へと由人を招く。 これならキスもできるし、 身体もぴったりくっつく、 その上俺も由人のおしりが弄れる。天才。] (*25) 2020/09/19(Sat) 18:03:09 |
【赤】 橋本 雅治[由人が膝の上へと来てくれたなら 両腕の中に封じ込めるように きつく抱き締めて口を吸う。 さっきより、どくどくした鼓動が 密着した身体から伝わるみたい。 薄目を開けて、自らの菊輪の中へと 指を潜らせる由人を見ると 少し、やっぱり苦しげに見えて。 宥めるように、火照る舌先を吸い上げては つんと尖った乳嘴の先端を、 由人のそれへと擦り付ける。] ん、ん……いたい?大丈夫? [大丈夫、と言われるなら 大人しく引き下がるしかないけれど そうでないなら痛みの慰めに 赤く染った耳へ手を伸ばすだろう。 もし、本当に大丈夫で、少し余裕がありそうなら 俺は右手をそっと由人の後ろに回して 指を咥えこんだ菊輪に、もう一本、 傷付けないようにゆっくり挿入する。] (*26) 2020/09/19(Sat) 18:03:34 |
【赤】 橋本 雅治[散々由人に虐め抜かれた俺の愚息は 時折震える由人の下腹へと 幹を擦りつけながら、 はしたなくだらだらと涎を垂らして 解放の時を待っている。 だけど、今は急いてはいけない。 傷付けないよう、優しく 由人の身体が拓くのを待とうか。]* (*27) 2020/09/19(Sat) 18:08:05 |
【人】 空腹な迷い人 レックス― 謁見室 ― [ 三度目の鐘が鳴り響く。 客人のもとに舞い降りた紅い蝶の招待状。 謁見室に集めれた客人たち。 様々な思惑をその胸の内に秘めて、 今は、魔女の訪れを待っている。 客人たちの中にベネットもいた。 しがない本屋と名乗った男は、 人好きのする笑顔の爽やかな男だった。 彼を殺すことが、条件に含まれている。 少し憂鬱だが、人を殺すなんて、初めてではない。 ――――願いを叶える為なら、悪魔にでもなろう 何せ、元々鬼なのだから ] (38) 2020/09/19(Sat) 19:27:31 |
【人】 空腹な迷い人 レックス[ 謁見室で語られたのは、魔女との"ゲーム"のこと。 客人たちの中に隠れた魔女を探し出すゲームに 勝利すれば、願いを叶えてくれるなのだろ言う。 "隠れ鬼" あぁ、嫌なゲームをする。 殺す相手は投票で決めるらしい。 与えられた懐中時計で、 部屋番号に対応したものに投票できる。 大広間の大時計で18時に投票結果が発表され、 選ばれたものを殺さなければいけない。 魔女は、投票以外でも殺しても構わないと言っていたが 投票されてもいけないが、ベネットも殺さねば。 悩んでいると、ふいに耳元に囁く声] (39) 2020/09/19(Sat) 19:27:35 |
【人】 空腹な迷い人 レックス[ 大きく息を吐く。 ぴったりすぎて、笑えてくるが、 ――――これを悟られてはいけない。 他のゲーム参加者を欺き、利用して、――生き残らなければ 3日間生き残ること ベネットを殺すこと 最悪、この2つだけは、満たそう。 心の奥でそう呟けば、鐘が鳴る。] (41) 2020/09/19(Sat) 19:27:39 |
【赤】 環 由人[ かわいらしい悪態にご機嫌で、 その肌に触れ続けていたけれど 素直なWお願いWに是をかえして、 四つ這いになろうと足を動かした。 まさか仕返しの散弾が立てられているとは 思いもかけず、後孔に指を埋めて ほぐしていこうとしていれば、 それよりもはやく、引かれた手に 動きを止めてそっとそちらを見た。 彼がベッドヘッドにもたれて手招きする。 舌先で唇を濡らして、大人しく そこにまたがるようにして座ると、 引き寄せられて抱きしめられた。 肌が触れ合う感覚。 それはこれまでしたどんなハグよりも ずっと彼が近くに感じられて、 心臓の音まで皮膚を伝って 重なってしまいそうで、愛しい。] (*28) 2020/09/19(Sat) 22:01:28 |
【赤】 環 由人[ 口内の甘さに酔いながら、 片手の指は己の菊座に、 もう片方は彼の首に回した。 触れ合った肌に灯ったままの熱。 くり、と先端が絡めば腹がひくつく。 同時に入れた指を締め付けた。 ───やはり、さすがにすぐには ほぐれそうにない。 固く閉ざして、拒むナカを 息を吐きながら、眉を寄せて、 少しずつ少しずつ、騙し騙し、 拓いていく。] (*29) 2020/09/19(Sat) 22:01:57 |
【赤】 環 由人んッ……ぁ、っ……ぅ゛、は、 [ 心配そうな問いかけに眉尻を下げる。 大丈夫、とは言い切れない。 彼を受け入れたいし、一つになりたい けれど、身体はうまく言うことを 聞こうとはしなかった。 だけど───心配はかけたくない。 「やめる」こともしたくないから。 小さく、顎を引いてうなずいた。 すると、彼の指が降りて、己の指に 触れ合い、そのまま隙間から ぐぐ、とゆっくり挿入される。] (*30) 2020/09/19(Sat) 22:02:20 |
【赤】 環 由人ん゛ッ…ゥ……っ! [ 背中が丸まるようにして、耐える。 だが、自分のものではない、 太くてしなやかな指。 ぞく、としたものが背筋を走り、 下腹部に熱をもたらした。 甘い息を吐き、そちらを潤んだ瞳で 見つめて、唾を飲む。] …ん、 ッわか、った、 ───も、はじめて、みたいに、 っ…かたく、なってて、…ッ 時間、ッかかるかも、 [ そう困ったように笑って。] (*31) 2020/09/19(Sat) 22:02:54 |
【赤】 環 由人[ 首筋に顔を埋めた。 しっとりと濡れた肌から、 より一層彼の匂いがする。 すぅ、と吸い込んで、舌先で肌を舐めた。 喉を上下して、飲み込む。] ッン、 ぁッ…はぁ、 [ 体温があがる。] 雅治の、におい……すき、 [ 小さく落として、首に回した 手のひらを髪に差し入れて握った。] (*32) 2020/09/19(Sat) 22:03:23 |
【赤】 環 由人[ どれくらい時間が経ったのだろう。 己と彼の指、一本ずつが根元まで埋まり、 少しずつ柔らかくなってきた頃。] も、一本、 …ふやして、 [ とねだって。 増やしても大丈夫そうなら、そのまま 己の腰を軽く揺らして動かし。] (*33) 2020/09/19(Sat) 22:03:39 |
【赤】 橋本 雅治[中に指を潜らせると 目の前の由人の眉根がきつく寄せられる。 首筋を苦しげな吐息が掠めていって 俺は耳元へキスを落とす。] ─────ッ、はは、 ……じゃあ処女と同じくらい、 優しくしなきゃね。 [硬く閉ざした後孔も、すっかり雄の味を忘れて 異物に慄いていると思えば可愛らしい。 軽く含ませた指先を出し入れしながら 俺は由人の唇へ何度も唇を落とした。 困ったように笑うその目と 睫毛が絡む距離で見つめ合うと、 俺は空いた手で由人の背を撫で摩る。] (*34) 2020/09/20(Sun) 0:24:04 |
【赤】 橋本 雅治[苦しげに息をつく唇が、 唇を離れて、俺の首筋へと落ちる。] ……匂いだけ? [喉で笑いながら、中を拓く指で 腸壁をやわやわと擦り上げて。 入口はきつく異物を食むくせに ふわふわとした雄膣は、ワセリンのぬめりを借りて 優しく指先を咥え込んでいる。] 俺は、由人の匂いも好きだけど 生意気なとこも、健気なとこも 全部、好き……だいすき。 [途中、腸壁にご無沙汰なしこりを見つけたら 雄の味を思い出させるように 其処をしつこく指で擦り立てて。 大好き。静かな声音で、由人の鼓膜を揺らす。 大好き。痛みに耐えていても、 例え、はしたなく乱れていても。] (*35) 2020/09/20(Sun) 0:24:28 |
【赤】 橋本 雅治[由人が指を引き抜く頃には、多少は この狭隘な入口も解れていただろうか。 一枚しかないコンドームの封を口で噛み切って 手早く装着すると、俺はじっと由人の顔を見つめる。 無理してそうかな、とか 痩せ我慢してないかな、とか。 辛そうなら、慣れるまでもう少し 三本に増やした俺の指で拓こうとするだろうし それでも「大丈夫」と言われるのなら それを信じる他はない。] 二人で、なんだろ? 痛かったら、言って。 [その時は踏みとどまるよう、善処しよう。 由人に俺の膝を跨がせた姿勢のまま 少し腰を浮かせるようにお願いすれば 拓いた菊輪の下に、俺の猛りが来る。] (*36) 2020/09/20(Sun) 0:25:27 |
【赤】 橋本 雅治[ゆっくり、由人に腰を落としてもらえば 先端がキツく輪に戒められて 俺は思わず顔を顰めた。 男を忘れた穴が、処女みたいに拒んでいるのか それともただ久しぶりの雄に 少し逸っているだけなのか。 少しでも楽になれば、と 由人の茎に慰めを与えて、 瞼や額に、啄むようなキスを落としながら 時間をかけて其処を俺の形に押し広げていこう。] (*37) 2020/09/20(Sun) 0:25:46 |
【赤】 橋本 雅治俺たち、男同士だし……俺、ゴムしてるし 意味も無い行為かもしれない、けど。 [ほんの少し、声が震える。 それでもいい、ひとつになりたい。 由人の背中へ回した腕に力を込めて 心臓の鼓動までもひとつにしようと。] それでも、今此処で由人とひとつになれて ……これ以上に嬉しい事って、ないや。 [恍惚を湛えた顔でうっそりと微笑むと 「あいしてるよ」と由人の鼓膜を震わせる。]* (*38) 2020/09/20(Sun) 0:36:45 |
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