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【人】 充溢 バレンタイン右をみて、左をみて、 自分の食べるペースが周りよりも遅いことに気づき、 気持ち、ほんの早歩きぐらいで食を進めて。 食後の、ミルクをたっぷり入れたコーヒーくらいは、 ゆっくり楽しみたいものだから。 「……」 半目でパンをもそもそと食らって、 とても急いでいるようには見えない仕草で、 朝食の時間はゆるりと過ぎていく。 (72) 2022/04/30(Sat) 0:03:46 |
テラは、フィウクスにちょっとぶつかって出ていった。ワザと。 (a9) 2022/04/30(Sat) 0:09:22 |
【人】 神経質 フィウクス>>67 謹んで遠慮します 「好きな言葉だとか抜かそうものなら正気を疑う所だ」 まず好きな人は居ないだろう。無関心という事は有り得るけど。 この気難し屋が今最も無関心なのは、 萎びていくレタスや盥回しにされるトマトの行く末だけど。 何せ自分が食べるものではないし、自分に責任も無いから。 「お前に御高説垂れられずとも、何れ そうなる だろうよ。それで面白くなくなるのはお前達だろうがな。 …ああ、卒業した後の俺の事なんてお前には関係ない事か」 フィウクスは、過敏とさえ言える程に神経質だ。 だからその一瞬の変化にも気付いていて、 気付いていたけれど、 気付いていたから、そんな言葉が出てしまう。 (74) 2022/04/30(Sat) 0:23:53 |
フィウクスは、エルナトの言葉がいやに耳に残って。 (a10) 2022/04/30(Sat) 0:27:20 |
フィウクスは、テラのぶつかった感覚が、痛くもないのに後を引く。 (a11) 2022/04/30(Sat) 0:28:38 |
フィウクスは、この言い付けに意味を見出だせない。 (a12) 2022/04/30(Sat) 0:30:07 |
リアンは、随分と仲のいい事で。 (a13) 2022/04/30(Sat) 0:38:17 |
【人】 神経質 フィウクス>>63 >>a13 親愛なるルームメイト 「…………」 エルナトの席の近くを離れて、 テラと些細な──きっと彼なりの抗議の形の──衝突をして。 一人眉を顰めて、苛立ちを隠しもせず溜息を吐いた後。 「何か仰っしゃりたい事でもおありですか、リアン陛下? 俺は今気分が悪いんだ。言いたい事があるならはっきり言えよ」 フィウクスは、神経質な人間だ。それこそ病的なくらいに。 だからずっと向けられていた視線にも気付いていたし、 あなたがテラと何事か話していたのだって気付いていた。 その関連性に気付かないほど愚鈍でもなかったし、 見て見ぬふりできるほどにできた子供でも、大人でもなかった。 (76) 2022/04/30(Sat) 0:58:46 |
【人】 月鏡 アオツキ>>62 そんな〜 「酷いこといいますね〜。 決してなんて遊んでなんかいないのに。 君の言うことは最もですが、嫌いなものを強要し続けて 醜い姿を晒すのは、たとえ馬鹿でも可哀想です。 今日は私の顔に免じて勘弁してあげてください」 一口で赤い野菜をプチッとかじりついて飲み込めば。 つん、と人差し指を額に向けた。 「そういえば、先ほどこの時間がわからないって言いましたか? 最後、がいつかはわかりませんが…… この学生時代の無駄とも思える集会や食事の時間は、 体内時計や正しい生活のリズムを整える特訓をしています。 合わないときは、ちゃんと言ってくれていいんですよ〜? ……そのために私たちがいるんです〜。 何か変えたい事や言いたいことがあるときは、 ちゃあんと教えてくださいね。 あーんでも放課後の勉強でもしますから」 (77) 2022/04/30(Sat) 1:00:39 |
フィウクスは、「人を指差すな」と付け足した。 (a14) 2022/04/30(Sat) 1:21:49 |
【人】 月鏡 アオツキ>>79 あんなことやこんなこと〜…… 「それは〜、 先生方が悪いですよ 」淡々と。抑揚は少ないが棒読みでもない。 感情がないわけでもないような妙な話し方。 不快だと感じる部分があるとするならば、ふざけた口調の異質感だけだろうか。 「やってみせますよ〜 残りの少ない卒業まで。 私たちがいる時間だけぐらいなら」 「嫌ですよね〜 私も良い子にしていれば 校則が変わったり、望みが叶うものだと ず〜〜〜〜〜〜〜っと思っていたんです。 規律に、体内時計を整えて。 望んだ生徒になれば、素晴らしい生活が手に入るって。 先生のおっしゃった暮らしはこうして一部の不満を覆って 大の意見をとっています。 これは、悪とするには難しい問題です。 一人を融通する心のゆとりや、金銭面に人員、様々な要素が足りないのでしょう……」 あるいはもっと強大な何かが、その言葉は飲み込んで。 → (81) 2022/04/30(Sat) 1:50:14 |
【人】 不遜 リアン>>76 不機嫌な同級生 矛先が此方に向いたことが分かれば、小さく溜息。 「僕は自分の憩いの時間を邪魔されたのが気に食わない。 幼子の癇癪なら多少は見逃せるが、よりにもよって学内最年長と実習生と来た。 ああ、場所を選ぶことも多少の我慢も出来ない幼子には違いないか?」 コーヒーを飲む手は止めず、声色は凪いでいる。 窘めるような温度で、しかしその実焚きつけるような物言い。 「尤もらしい理由を付けてこの場に出ない選択をすればいいものを、何故そうまでして律義に守っているのか疑問だな。 誤魔化す方法は幾らでもあるだろう、何故使わない」 「この数年来改善が見込めないその悪癖には、僕も我慢の限界だ。 僕は、貴様のそれが持続することを望まない。 故に、好転の手段があれば今すぐにでも試みるべきだ。 僕の快適な学生生活のためにもな」 声色は変わらないまま、自分の生活の障害となるのであれば取り除く手段を探すつもりはある。 そういった話を続ける。 (83) 2022/04/30(Sat) 2:08:47 |
【人】 充溢 バレンタイン「……うん……」 微かに唸る。 普段なら気にすることはなかったけど。 「寂しいかは分からないけど…… そうだな……ジャステシアさんみたいに…… 少し、心配に思うかもしれない。 ……慣れの問題なのは、分かっているけれど……」 今日は一人、食堂に現れていない子もいるから。 「僕は。できれば朝は……みんなの顔が見たい。 ……僕のいち意見だから…… 不快ならば……、気にすることはないが……」 とはいえ、いつも眠たげにしているのに いつどうやって皆の顔を見ているかは疑問だったが。 両手で緩慢にコーヒーカップを持ち上げて啜る仕草は、どことなく滑稽ではあった。 (84) 2022/04/30(Sat) 2:10:54 |
【人】 中等部 バラニ>>80 エルナト 「むむ、君に泣かれると私も困ってしまうからな!」 「今日はこのあたりでで矛を収めさせていただくとしよう」 なんて、ふざけ合うようなスキンシップをいつものようにしてから。 気が済んだと言うように、柔らかく痛みなど与えはしない拳をひっこめる。 「ほほう、お祝い!良い提案をするではないか、エルナトくん。 楽しみがまた増えたね、どんなことをするのが良いだろうかね、ふふ」 まだ見ぬ、決して訪れるかもわからない未来が訪れる事を信じて楽しそうに笑った。 ふわふわの金髪にやや小柄な体躯はまさしく、可愛らしいわんこのようだ。 「ああ、そうだ。 エルナトくん、また君のおすすめの本があったら是非とも教えてくれたまえ。 良くあるためには、健やかなだけではまだ足りないものだからね!」 (85) 2022/04/30(Sat) 2:12:21 |
【人】 神経質 フィウクス>>81 >>82 あったかな? 「その発言、教育実習生として問題があるんじゃないか」 視線を逸らし、また一つ、小さく鼻を鳴らす。 先程の不機嫌そうなものとはまた少し違うニュアンスの。 妙な語り口に不快感を覚えるでもなく、それを笑うでもなく。 何も思わないわけではないけれど、もう慣れたものだ。だって、 ここに居る者の大多数は、何処かしらに異常を抱えている。 「良い子にしていても望みは叶わない。 良い子にしていてもルールは変わらない。 それは外では──社会ではそういうものだからだ。 社会ではそれが正しくて、それが普通だからだ。」 「その『普通』を受け入れて適応できない限りは病人のまま。 受け入れて、適応できるようになれば晴れて健常者。 全部全部その矯正の為にある。そういうものだろ」 うんざりしたようにまた溜息。 社会には、定型に嵌まれない人間一人一人に寄り添って それを一生涯支えてやれるような仕組みなんて無い。 だから『普通になる』しかないのは嫌というほどわかっている。 (86) 2022/04/30(Sat) 3:01:43 |
【人】 神経質 フィウクス>>81 >>82 あったかも…… またまた溜息の後、いつの間にやら少々俯いていた顔を上げて。 止めても聞かなそうな元先輩の内一人の様子と、 何処からかのぼんやりとした声に根負けしたようで。 「……ああ、くそ、わかったよ 全員揃ったのを確認するまで居ればいいんだろう。 一度食堂に顔を出して、食事は別の部屋で取る。 これまで通りだ。それでいいんだろう…」 誰かが食事を終えて、席を立つまでは食堂を出てはいけない。 そんな長らく変わっていない言い付けの内、 食堂を後にして良しとされるまでの時間を少し縮める要望。 その要望が通るかはともかく、この場はそれで決着としたい。 (87) 2022/04/30(Sat) 3:04:46 |
【人】 神経質 フィウクス>>83 親愛なるルームメイト 「もしも一切の我慢が利かないガキだったら、 お前は今そこで優雅に朝食を取ってはいなかっただろうな」 声は荒げず、けれど今朝のやり取りの内の何よりも重く。 片側だけしか見えない視線がそちらをじたりと睨め付けた。 「理由を付けて逃げろ?口で言うだけなら簡単だよな。 それともお前はこれまでそうして上手くやって来たか? 俺は嘘を隠す為の嘘に塗れて生きるのは御免だ。 そうして今も改善が見込めないのは俺のせいか?……」 事実として。 フィウクスという問題児は、これでも我慢を覚えた方だ。 このギムナジウムに来たばかりの頃に比べれば、随分と。 我慢を覚えて、それでも、抑え込む事には限度があって。 「……俺だって、」 (89) 2022/04/30(Sat) 3:45:28 |
【人】 神経質 フィウクス「──ああ、クソ、最悪だ」 抑え切れなかった感情の波が、さあっと引いて。 我に返って、耐え難い に襲われて、 爪が食い込むほど強く拳を握って。 吐き捨てるような言葉を残して、足早に食堂を後にした。 (91) 2022/04/30(Sat) 3:47:10 |
フィウクスは、なぜ自分がここに居るべきかわからない。 (a16) 2022/04/30(Sat) 3:49:16 |
リアンは、全く。どうしてこうも。 (a17) 2022/04/30(Sat) 3:53:27 |
【人】 不遜 リアン「………そうは言っていない」 吐き出された言葉を受け止め、周りのざわつきの中 ぽつりと零す言葉。 苛立ちに任せ煽ったのはこちらも同じだ。 しかし、諦観している理由を聞くには。 此れまでの努力を、苦労を尋ねるには、遅すぎたのかもしれない。 ああ、全く。 (92) 2022/04/30(Sat) 4:03:04 |
リアンは、冷めたコーヒーを流し込み、ヒールを鳴らして 食堂を後にした。 (a18) 2022/04/30(Sat) 4:14:08 |
【人】 充溢 バレンタイン怒号にほんのわずかに目が覚めたようで、 辺りを見回す仕草がはっきりとしていて。 うーん、と考え込むように瞼を降ろすと、 ──コップ一杯の水で、錠剤を飲み下した。 「……言葉選び……が、……」 二人の怒り任せを窘めるようで。 だけどそこに二人はもういない。 人の真意総てを察せるほど聡明ではないから、 謝りに行くべきとは言えないし、 どちらが間違っていたかなんて、考えるべきでもない。 「……普通に、なる……か」 未だ波打つコーヒーに視線を戻す。薬も飲んでしまったし、 これは部屋に持ち帰っておこう。 静かな問題児は、いつも通りの眠たげな表情をしている。 もしかすれば、対照的に冷め過ぎているほどに。 (93) 2022/04/30(Sat) 4:18:13 |
【人】 ライアー イシュカ>>74 >>75 そんな遠慮するなよ 「……ふ、……ははッ、はぁ。 そーそ、疑われるだけ光栄だなァ。 何分、それすらされないことに慣れてるもんで。明日までには僕が好きって言ったことになんのかもな」 皮肉だ。明確な何処かを指した。 実の所、こんな言葉一つがこの男の言う通り、 真逆になろうがどうでもいい。 どうでもいい。何故なら相手が真実を述べてくれたとして、僕にとってそれは徒労にしかならない。 ……。? 「──おい、」 「内容自体は面倒臭えお前のお望み通り否定しないでやるが。次に"俺達"って例えやがったら、 "わかってて言ってる" って見なすからな」最後の一音に圧が掛かっている。 青筋を立てているのを見るに、こんな念押しをしてくる辺り、普段の戯れの罵り合いを超えた怒りを耐え忍んでいるのは明確だ。 『俺達』と纏められた例えにか、 貴方の発言内容にか、どちらに対してのものか。 (94) 2022/04/30(Sat) 4:38:41 |
バレンタインは、僕も、高等部になったらあんな感じになるのだろうか。 (a19) 2022/04/30(Sat) 4:43:12 |
イシュカは、いや、さすがに高等部への風評被害… (a20) 2022/04/30(Sat) 4:52:33 |
イシュカは、特別なだけだぞ。 (a21) 2022/04/30(Sat) 4:52:48 |
【人】 司書 エルナト>>85 バラニ 中等部のじゃれ合いもそうして幕を閉じ。 ほらほら、早く食べちゃいなよ、なんて食事を促して。 お祝いは何がいいだろう。 たまには手料理でも振る舞うのもいいかもしれない。 あんまりキッチンに入ったことは無いけれど、 料理はちょっとだけできるから。 まぁ、味見は出来ないんだけどね。 「おや!ふふ、いいね。前の本はもう読んじゃった? じゃあ、気が向いた時に図書室に来てくれる? また一緒に、楽しそうな本を探そっか。 前の本の感想も、聞かせてくれたら嬉しいな」 おすすめを、と聞かれればぱっと顔を明るくして。 じゃあ、先に図書室に行ってるね、と。 今のところは、ひとまず会話を切り上げるだろう。 (96) 2022/04/30(Sat) 6:54:17 |
【人】 花信風 トット人がいるところが好きなので、いつも食後はすぐに席を立たずにココアを一杯。 それに息を吹きかけながらゆっくり飲んでいくのが日課だった。 ──聞こえてきた怒声には、ぴょいんと身を跳ねさせる。 出ていく人々を目で追って「こわ〜」なんて小さく呟いてから、そろそろ自分も行こうかなとマグカップの中のココアを空にした。 トレイとコップを下げて、「ごちそうさまでした!」と挨拶したら転がるように駆けていき食堂からは居なくなった。 (97) 2022/04/30(Sat) 9:01:13 |
ラピスは、小さなスケッチブックに周りの景色を描いて過ごしている。 (a22) 2022/04/30(Sat) 13:23:08 |
花信風 トット(匿名)は、メモを貼った。 2022/04/30(Sat) 13:49:14 |
充溢 バレンタインは、メモを貼った。 (a23) 2022/04/30(Sat) 14:15:32 |
【人】 ライアー イシュカ「……居心地ねえ」 あえて大騒ぎの場によって、と例えるが、少女についての話の雰囲気では無くなったのは正直な所助かった。好きではない。端的に表現するならば。 トマトを食べなかっただけで随分面倒な事になったものだとは考えるけれども。フィウクスとのやり取りだけならまだしも、複数の言い合いは流石に目立つのは当然だ。 だからと言って食べれば良かったとも、 自分も悪いとは欠片も思ってないのだけれど。 「あ。……」 何かを思い出した顔。時間を確認。溜息。 萎びたように見えてしまうレタスに手をつける気にならず、かと言ってすぐ立ち上がる気分にもならず、暫くそこにいた。 (98) 2022/04/30(Sat) 14:15:33 |
フィウクスは、振られた手を一瞥して、……一瞥しただけだった。 (a24) 2022/04/30(Sat) 14:33:30 |
ラピスは、ちょっとでも視線が向いたのでご満悦だった。にこにこ。 (a25) 2022/04/30(Sat) 14:34:32 |
シャルロッテは、ラピスにちいさく手を振り返した。 (a26) 2022/04/30(Sat) 15:03:08 |
【人】 充溢 バレンタイン中庭の木陰に腰掛けて、幹に背中を預けぼんやりしているうちに、もう結構時間が過ぎていた。 悪戯なのかなんなのか、頭には帽子の上から花冠が飾られてあって、けれど今にも落ちてしまいそう。 「……」 読もうと思って持ってきた本は、風に吹かれ勝手に捲られていて。というか、どこまで読んだかわらなくなってしまった。 風の精が読むなら一言断りを入れてくれてもよかったのに。 そうして暫く本を見つめた後、鬱蒼と茂る森──ギムナジウムの校舎から離れたその先に、じっと視線を向ける。ジャステシアが食堂に姿を現さなかったから、噂話も一層耳にすることが増えた。 「仲良くはしなくても……いいから、 ……せめて、……いなくならなければ……」 朝のことを思い返しているのか、あるいは何か。ともかく、暫くはそこで何をするでもなく座っている。 (99) 2022/04/30(Sat) 15:06:51 |
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