人狼物語 三日月国


69 【R18RP】乾いた風の向こうへ

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【人】 第11皇子 ハールーン


[おかしな形でだだ漏れるらしい>>!54自分のダレンへの好意が他人にどう見られるかが気になって、少し距離を保っていれば、>>73店内に入るのを促される。そりゃそうだ。

そろりと彼の元へ足を運ぶ。]


 ……お邪魔しまーす……、わ、色々あるね?


[>>63、並べられた様々な形状、用途であろう品々。そういえば、自分は立場的にも与えられるものばかりで『選択』とは縁のない生活を送ってきたのだ。

なんだか新鮮な光景だった。]


 俺は……『御守り』みたいなものが欲しい
 身につけられるけど邪魔にならない、くらいの


[ひとつだけ>>!47、選ぶならダレンに持っていて欲しいんだけどなと思いつつ。隣の彼は実用品の吟味中だろうか>>72

こういうダレンを見た事はそういえば無かったんじゃないかと、こっそり観察した。いつもこちらの意向を汲もうと一歩引いていたような記憶ばかりがある。]


 ……ダレンは、何か身につけるとしたら
 どんなものが良い?


*

                
.
(74) 2021/04/27(Tue) 12:09:16

【人】 第11皇子の従者 ダレン

>>74ひとつだけなら何がほしいかと問われると、ダレンは悩んだ。
 以前に思い浮かべたもの>>2:!15は、兵士として必要そうだったものだ。
 これからは戦う必要はそう無いかもしれないし、と考えるとパッと出てくるものはなくて]


  うーん……。
  希望が常に在ると思えるようなお守り……だろうか。


[幸運のお守りだとか、そういう類になるのかもしれない。
 実用的な効果で言えば、心を落ち着かせ安らげてくれるものだろうか]**
(75) 2021/04/27(Tue) 12:58:32

【人】 ひとりの娘 アウドラ



   あなたって……いくつなの?


[ ふと見えた笑みは少年のように曇りがなく。
  実際、彼女よりも年上なのか年下なのかも
  さっぱり分からなくて聞いてしまう。

  そう思っていると聞こえる感謝の言葉。
  やっぱり、感謝をされると大小問わず
  口元が綻んでしまった。
  やっと対等になっていく兆しが見えてくる。 ]



(76) 2021/04/27(Tue) 13:55:56

【人】 ひとりの娘 アウドラ



[ ピヤールも食べられるものを選んで
  2……3人で食事を楽しんだ。
  しっかりと食事をすることが
  久しぶりであろう彼がきちんと
  咀嚼できているか心配しながら。  ]


   え、っと…………


[ 砂漠の薔薇の花言葉。
  それを聞けば、手から伝わる熱も相まって
  彼女の頬は赤く染まっていく。
  まるで薔薇のような赤になったかも。

  ピヤールは何かを察したのか
  彼の膝に飛び乗って動きを制限した。
  それを見たら、緊張の糸はほぐれたものの
  少しの間固まっていたことだろう。   ]



(77) 2021/04/27(Tue) 13:57:28

【人】 ひとりの娘 アウドラ




   大河を使って、他の国に行って、
   ……そうだわ!旅をしましょう?
   あなたがどこまで知っているのかも分からないけれど
   色んな思い出を作りたいわ。

           ──────どう?


[ その道中で彼の祖国があったところや
  彼を待っていた人々が住むところに
  出会えるのであれば
  思い出を聞かせてとお願いをしただろう。

  どこまでいけるのかも分からないけれど
  彼とならどこでも楽園に違いない。
  苦楽を共にできる人物だからこそ。  ]



(78) 2021/04/27(Tue) 13:58:32

【人】 ひとりの娘 アウドラ

   *


   とっても、楽しいわ。
   人間ってこんなにも…自由なのね。


[ あれからどれだけの時が経って、どこにいたか。

  泥だらけになることもあったと思うけれど
  彼女は全てがあたらしく、根をあげることはなかった。
  彼の体調も徐々に良くなっていたなら
  彼女の気持ちも更に明るくなったはず。  ]



(79) 2021/04/27(Tue) 13:59:16

【人】 ひとりの娘 アウドラ



   セト?……私、やっぱり好き。

   あなたのことが、とっても好きよ。
   私を選んでくれてありがとう。
   

[ 彼女は事あるごとに伝えた。
  それは彼女にとって大切なことだったから。

  両親のことを気にしていないわけではないけれど
  もう気にしすぎてはいけないと思っている。
  だから、彼との新しい生活を通して
  新しい彼女になっていたなら、
  それでいい……ことにしておこう。    ]**




(80) 2021/04/27(Tue) 13:59:45

【人】 仕立て屋 アルフレド

 >>73傷の治療は…これが実は意外とあるんだよ。
 割とおぜうさまの体に傷痕が残ることを気にする親御さんってのが多いみたいでな、まーそれだけ大事なんだろうさ。
 
[軽微な傷の治療できるものは各種アクセサリーに取り揃っている。近づけて使う柄、装飾で傷つかないように形はシンプルで丸みが多い。]
(81) 2021/04/27(Tue) 14:44:52

【人】 仕立て屋 アルフレド

 >>74ああ、いらっしゃい。
 ―ゆっくり見て行ってくれな。

[先日彼といたもう一つ足跡の主ではなかろうかと勝手に推測する。まずはこの国の空気感を持っていることを感じ取って。]

 >>75御守りねえ…
 神様が宿ってるってわけじゃねぇけど、魔除けみたいなのならこの辺りはいいんじゃないか。

[と、銀細工のアクセサリーを見せながら。]
 
 あとはそうだな、こういった>>1:124紋様の布をスカーフのように使ってるやつや胸の辺りに仕込んでおくもいるらしい。御守りっつーかまあ身を守るものに近い使い方だな。

[見た目もそれなりに神秘感あんじゃねーの、と小さな声で続ける。]**
(82) 2021/04/27(Tue) 14:45:51

【人】 第11皇子の従者 ダレン

 
  あぁ、そうなのかい……?

  ひとつあると重宝しそうだが……、
  どうしようか。


>>81傷を治せるものが豊富と聞くと、ひとつくらいはあれば便利だろうかと主の様子を窺う。
 当の怪我人が不要と言うなら要らないかとも。
 ダレンにとっては無いのが当たり前の代物である。無いからといって困ることもないだろう。

 >>82お守りに関しては]


  ふむ……スカーフなら軽装でも扱いやすそうだし、
  防寒具代わりにもなりそうだな。
  この国独特の文様なら記念にもなるかな。


[重装のときにも鎧の下に着けておくことができるだろうし、使い道はいろいろありそうだと興味津々の様子]**
(83) 2021/04/27(Tue) 15:02:39

【人】 第11皇子 ハールーン


[傷を治せるモノがある>>81と聞いてちょっとびっくり。なるほど、『お嬢様』。
そういえば妹も、産まれた時にその類の首飾りを贈られていた記憶がある。]


 (俺としてはダレンに持っていて欲しかったけど……とっても要らなそうなんだよね。)


 ……じゃあ俺、それを一つください!
 傷を治してくれるやつ。御守り、代わりに


[使わないで済むならそれが一番良いとして、だからこそ御守り代わりに。ダレンはスカーフに興味津々の様子だ>>83。身を守ってくれる>>82というなら俺も賛成!
──ちょっと自分は過保護過ぎるかな?

どう考えてもそういうのが必要なのは自分だというのに。ほらまぁ、本人に必要なくても、備えあれば憂いなし、の魂胆で。]*
(84) 2021/04/27(Tue) 18:41:32

【人】 仕立て屋 アルフレド

 >>84おっ、いいねぇ。
 一つなら、じゃあどれにするかい?
 見た目とか、つけたい箇所とか、フィーリングでいいんだぜ、選んでくれ。

[髪に付けるも、腕に付けるも、首に鎖で飾るも、首に巻くも、指にはめるも、ある。]
(85) 2021/04/27(Tue) 19:02:55

【人】 仕立て屋 アルフレド

 >>83記念…?
 まるでもうこの国を出るみたいな言い草だが―

[士官のネタを探してるのではと考えていたので、意外に感じた。お眼鏡に叶わなかったのか、何か目的を達成したのだろうか。それとも今そこにいる連れに関連する理由だろうか。

ゴシップを頭の左から右へと走らせたあと、その詮索を投げ捨てた。]

 おう、風には強いぜ。
 なんたってこの辺は、砂塵が敵だからな。**
(86) 2021/04/27(Tue) 19:05:02

【人】 第11皇子の従者 ダレン

>>84 >>85主が『お守り』とひとつ選ぼうとしているのを微笑んで見守り、>>86『記念』という言い方を問われると一瞬悩んで]


  ……そうなんだ。
  しばらくここで暮らそうかと思っていたが、
  急に予定が変わってな。

  だから、もう会うことはないかもしれないな。


[詳しく事情を説明する気こそなかったものの、何も言わずに姿を消す気にもなれず、それだけは話して]


  確かに砂が多いな……。
  では、このスカーフと、
  布袋は買い物袋ぐらいの大きさのをお願いしよう。


[今後戦いの機会があろうとなかろうと、様々に役立ちそうなものである。旅をするにも身の守りは必要だ]**
(87) 2021/04/27(Tue) 19:22:46

【人】 仕立て屋 アルフレド

 >>87そうか…そいつは残念だな。
 
[口には出さずとも、二言目にはやっぱり国の状況ガー諍いガーが出てきてしまうのはどうしても免れない。小さくうなづいて。]

 そうさな、良かったらたまにはこんな国があったと思い出してくれよな。

[と言いながら、注文されたものをカウンターに並べていく。サービスとばかりに、スカーフ用の布の横に小さな魔法石をはめたピンを添えた。

―まあ持ってきな、と気紛れの餞別代り。]**
(88) 2021/04/27(Tue) 19:45:01

【人】 第11皇子の従者 ダレン

 
  この国を忘れることはないと思うよ。


>>88アルフに言われた言葉には微笑みを返した。
 忘れてしまうことはないだろう。わずかな時間しかいなかったが、思い出深い土地だから。

 ピンを添えてもらったのに気付くと、目を瞬いた]


  いいのかい? ありがとう……。


[何か効果のある石なのだろうか。
 何であるにせよ、スカーフと共に大切にするだろう]*
(89) 2021/04/27(Tue) 20:06:00

【人】 第11皇子 ハールーン



  指にはめるものを、革紐に通してどこかに
  下げたいな!


[兄たちは腕や指、首にかけて居たけれど。そういう習慣がない自分はどこかに忘れて来てしまいそうで。
まるっとしたデザインのものを選んだ。スタンダードなのかな、イスマーイールが持っていた物と似ている。

決して仲良くなんかなかった兄弟の事を思い出すのは、二人が話すのを>>89>>88>>87聞いていたのもあるのかもしれない。

もう思い出すだけの場所に、なると良い。
薄情かもしれないけれど。ここから逃げ出しても、所詮、出生からは逃げ切る事はできないのだから。]

                
.
(90) 2021/04/27(Tue) 20:48:57

【人】 第11皇子 ハールーン


[>>89のような交流がなされるのを見て、以前どこかで『ダレンは社交性がある』と話した事を思い出す。この店の店主が商売上手なのもあるかも知れないけれど。]


(やっぱり、お店を開いたらダレンは接客を上手くやってくれそうな予感なんだよね。)


[自国の民に好かれている──と言ってしまうのは欲目がすぎるかな? 少なくとも不躾とは思われていないはずだよね──ダレンをみて、二人のやり取りを嬉しく思った。]*

                
.
(91) 2021/04/27(Tue) 20:54:22

【人】 仕立て屋 アルフレド

 >>90じゃあ指輪だな。
 革ひもが無いなら、おまけしておくぜ。

 ―あっても貰っときな。

[布製品の縁取りなどに革は使用しているので、そういったものもある。ちゃんと鞣してあるものだ、丈夫なはずだ。]

 ―まぁ元気でいろよ。

[>>92何となく気の利いた言葉を考えてみたが、結局思い浮かばず、どこか間の抜けた言葉を二人に贈った。]**
(92) 2021/04/27(Tue) 21:38:16

【人】 第11皇子の従者 ダレン

>>90 >>92主も買い物を終えるのを見届けて]


  ありがとうアルフ、世話になった。
  貴殿も達者でな。


[挨拶を言って礼をすると、店の扉へと向かった。
 その向こうが安全かどうかを主に先んじて確かめるのは、ここまでの旅で習慣となってしまった行動だった。
 これから先も、そう簡単に抜けるものではないだろう。

 安全とわかれば主に頷いて、アルフには会釈をして店を出て行く。
 他に用がなければ国外に出るための待ち合わせ場所>>!59へと向かうだろう]
(93) 2021/04/27(Tue) 22:05:56

【人】 第11皇子の従者 ダレン

[主はよく「逃げ出す」と表現するけれど>>90、それが逃避に見えないダレンは主に甘いのだろうか。
 生き方の選択であって、逃げではない──そんな解釈をしていたけれど、国の規則からしたら逃避になってしまうのだろうか。放棄できないものを>>0:9避けて通ろうとしているのだから。

 それでも逃してくれる人がいる。
 どんな形であれ、望む生き方を許してくれる人がいる。
 だからこの道を謳歌すればいい。

 この地を離れたら、後は遠くで風の噂を聞くだけになるだろう。
 アルファルドの次の王は誰になるだろうか。
 治世はどれだけ長く続くだろうか。

 ほんの数日のことだったけれど、きっと忘れることはない。
 人懐こくて可愛らしい主の故郷にたどり着いてから、彼が主でなくなるまでの数日間なのだから、忘れようがない。
 どこかに腰を落ち着けた後も、折に触れて思い出すのだろう。その頃には主だった彼と共に店でも開いているのだろうか>>91]**
(94) 2021/04/27(Tue) 22:06:41

【人】 中隊長 アーサー



          ――
Fool's mate
――
       
自ら玉座を飛び降りた気狂いの話


 
(95) 2021/04/27(Tue) 22:21:32

【人】 中隊長 アーサー



――- ―--
  ―-- -―

    ―-

      -



 [昏い昏い洞の奥。
  …否、彼の方の王宮内での自室。
  彼が取り仕切る全てに於いて命を下す部屋の中。

  外套の衣擦れの音だけを響かせ
  蝋燭の明かりに横顔を照らさせる彼の方の後方に立ち
  幽かながらも流暢に報告の音を響かせる。


  総てを聞き終えれば其の方はどんな顔をしただろうか。
  
  …否、此の方はいつであろうと ]

 
(96) 2021/04/27(Tue) 22:22:42

【赤】 中隊長 アーサー




    ご苦労様、アーサー。
    そう、国外警備の兵だけでなく
    王宮の警護兵や元老院直属の兵団にも
    話を着けたの。

    
・ ・

    アレの目にもそろそろ留まっちゃうんじゃない?


 [そう、
  緩く笑って愉しそうにされるだけ。
  甘い香りは鼻腔を擽り、低い声は鼓膜を撫でる。
  眼には魔性を宿らせ相手を射貫く様に、…

        ―― すっかりと慣れてしまえば、
               単に居心地の好く。]

 
(*10) 2021/04/27(Tue) 22:25:19

【赤】 中隊長 アーサー




    ええ、あの方も勘が良いでしょうから。
    …ですがその時には
          ・

    既に手を打っておりますので。


 [御心配なさらずに、と此方もいつもの様に
  第■皇子…、…  

     ――『
第二皇子
』に向け微笑んでみせた。]

 
(*11) 2021/04/27(Tue) 22:27:19

【人】 中隊長 アーサー



 [二、三言『第十一皇子』について
  二人が言葉を交わし合った後、
  紅い外套の側にあった
  蝋燭の火は風を受け
  消えただろうか。
  
  しんと静まり返る室内に、
  不意に喉奥からの哂い声が響き始める。
  
  
  
  夜は更けていく。
  深く深く、昏く昏く。
  低く低く、……………星の光も飲み込む程に、]



   ――- ―--' -――
  ―-- ―

  ―-
 -

 
(97) 2021/04/27(Tue) 22:27:41

【人】 中隊長 アーサー




           ―― Bg61# ――
     
血に塗れた玉座は果たして誰の物だったか


               --
 
(98) 2021/04/27(Tue) 22:28:59

【人】 宵闇 ヴェレス

[ どちらかであるということを、選ぶ必要もなかったし、選ばなかったから今の姿であるだけのことだ。自分にとっては特段意味を重ねた事と思わず、そこに価値や意味を見出そうとしているのは彼こそではないかと思う。

 以前の自分であれば、その憧憬と呼ぶような思いに困惑と些かの辟易を覚えていた。今は到底否定に及べないのは、数多いる他者の中、自分にとっても彼だけがかけがえのない存在となっているからだ。

 髪も肌も目の色も、日々幾千幾万の旅客が行き交う国で異彩を放つものでなく、それでも彼だけが自分にやがて訪う列車を待ち侘びさせ、人熱れの中何処にいようとひと目でわかる。彼だけが、耳慣れた汽笛の響きを、心躍る音に変える。

 そうして彼と共に在ることで、見目ではなく確実に変わってゆく自分を、彼だけが知らずにいるのだろうか。]*
(99) 2021/04/28(Wed) 2:54:11

【人】 宵闇 ヴェレス

 どうせだったら万年筆とか文具の方が嬉しいけど。
 魔除けはもう貰ったし、失くしてないよ。ねえ、このヴェール、帰ったら君が使うといいかもしれない。

[ 元来物欲が薄い方であるので、本気で強請ったのではなく、装飾品よりは良い程度の話だ。波に洗われて角の丸くなった石を拾い、夕陽の方角へと投げる。
 魔除けに籠められた意味>>2:$18が戯れであっても、投げ掛けた意図を理解しているかは怪しいものだ。ヴェールは旅の加護が籠められているというから、旅が終われば移動の多い彼が持つのが相応しいように思う。

 ダンテが腕をこちらの差し伸べるのが見えたので>>70、足首まで濡らす波際から砂地に戻ってその手を握った。]

 あちこち小さな穴が空いてる。なんだろう。

[ ダンテに示されて足元を走る蟹を視線で追うと、小さな穴が疎らにあるのに気付いた。目にするもの珍しいものばかりだ。同じ海の名であっても、記憶にある灰銀の港とまるで異なる。昼の海は、今度は眩いばかりの青なのだろうか。あまりに明るい光は目を灼くとダンテが渋い顔をしそうだが、遠くから眺めるくらいは許されたい。]

 海の図鑑があったら、買おうと思う。図鑑じゃなくても、海の本でもいいけど。

[ 空腹を覚え、手を繋いだまま宿の方向へと引き返す。厨房に頼めば、何かしら持ち運びのいい軽食を包んで貰えるだろう。振り返ると水平線に既に陽は沈み、波立つ度に、泡の中静かに青く煌めきはじめる光がある。

けれど幾ら住心地のよいあの国で、蔵書に描かれた海の景色を知ることはあっても、この美しい風景を見ることはかなわない。彼が自分を此処へと伴った。]
(100) 2021/04/28(Wed) 3:00:36

【人】 祓魔師 ダンテ

[ 君には意味があったんじゃないの?と尋ねた言葉には返事はなかった>>99その時の彼の様子はどうだったのだろう。困惑げにしていただろうか、無表情のままだったろうか。
 あれ、違った?なんてブツブツ言いながら出発の準備をその時はしていたのかもしれない。

 いつか聞かせてもらえただろうか。

 自分がヴィについて分かっていると思っている部分なんて表面のほんの少しなんだと思う。ヴィにとって彼が大切にしているもの、それを自分が分かってなくて。]
(101) 2021/04/28(Wed) 4:44:41
 




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