【人】 宵闇 ヴェレス[ 一月、二月流石に足留めされることはなく、悪くて数日だろうと>>0:2国境を務める公吏は言った。明日か明後日かこの国を経つことになり、そうすればおあずけされた海にようやく辿り着く。] 青い方の海。 [ 故郷も国の一辺を海に接する形だったが、それは断崖の下に白い泡の波をぶつけるものと、鈍色に光る港のものだ。青い海など、物語か海を内装に模したカフェ>>1:174でしか見たことがない。] 楽しみだね。 [ 夜には波打ち際が発光する様子も見られるという。昨晩買い付けたこの地の酒を、それを眺めながら呑むのもいいかもしれない。 また目を細めたのは今度は気分を害したのではなく、陽の角度が変わって疎らに差す木漏れ日が、そこに彼がいる風景があまりに眩しかったからだ。]** (143) 2021/04/23(Fri) 7:20:49 |
【人】 中隊長 アーサーやれ、やはり お前に動いて貰ったのは正解だったな。 随分と手間が省けた。 約束通り飯を奢ってやろう。 次の機会にでも、な。 [そう、何時もの顔をして 一度か立ち去るだろう虎に投げかけた。 陽の光は既に昼を告げており 直射に目を焼かれそうにはなる、が 久し振りに躍動したからか 何処か清々しくも 感じていた。 乾いた風がまた一つ吹き抜けて。 ] (145) 2021/04/23(Fri) 7:51:04 |
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