【赤】 清浦 和人[“こんな船“の中で自分から声を掛け誘って来た上に、舌技が上手ければそういう女なのだと思って当然だろう。 ただ、その真偽は男に取ってはどうでもいいこと。 気持ち良ければなんでもいい。 擽る舌、撫であげる唇。 柔らかで生温かな感触に性感が刺激される。] ほら、ちゃんと奥まで咥えろ。 [ぐちゅぐちゅとバスルームに卑猥な音が響けば、女の頭を掴んで女の喉に突き入れる。] ……出すぞ。 [そうして“まずは”と女の口内、そして喉に目掛けて精を放った。] (*70) 2020/07/13(Mon) 22:44:48 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a40) 2020/07/13(Mon) 22:44:56 |
【赤】 清浦 和人[女は口内のそれをどうしたか。 飲んだのか、それとも吐き出したのか。 どちらにせよ、男は女の手を引いた。] 来い。 [シャワーに濡れた肌もそのままに、バスルームを出ると女をベッドへと連れていくと。 乱暴に手を引いてベッドに引き倒すと、そこに覆いかぶさった。 抵抗するようなら力づくにでもそうしただろう。]* (*71) 2020/07/13(Mon) 22:45:19 |
【人】 曳山 雄吾─ 閑話 ─ >>0:44[ 『バーとは、 人生に疲れはてた者の最後の止まり木である。』 雄吾はまだ学生の頃、そんな一文を何かのエッセイで読んだと記憶している。それとも、もっと直截的に、『自殺志願者の』だったろうか。 彼自身は人生に疲れを覚えたことは無かったが、 それ以来、彼は一人で、あるいは友人と、 またあるいは恋人と、様々なバーを訪れた。 それらは、 蝶タイを締めたマスターが営む正統的なバーであったり、 学生の有志が立ち上げた気のおけないバーであったり、 水底のように幻想的な照明が揺れるバーであったり、 スポットライトの下、白と黒の駒が行き交うバーであったり、 した。] (126) 2020/07/13(Mon) 23:39:21 |
【人】 曳山 雄吾[ どれだけのバーの扉を開いたことだろう。 成人して父親の会社に就職し、 いずれはそれを継ぐべき立場を明確に意識した頃。 雄吾は、繁華街から少し離れた所にある、 とあるバー>>0:44の常連と言える客になっていた。 彼が30歳を少し超えた頃だから、 かれこれ5年は通っていることになる。 初めて訪れたその日はみぞれ混じりの寒い日で、 コートの襟を立てて訪れた。 冷たい雫がスラックスまで染み込んで、 ひどく不快な気分だったことを覚えている。 雄吾よりは幾らか年上のマスターが、 コートを脱いで掛ける様子に一声、掛けた。 「寒かったでしょう。何になさいますか。」 何でも。温かいやつを。とにかく、寒かった。 そう答えたことも覚えている。] (127) 2020/07/13(Mon) 23:39:31 |
【人】 曳山 雄吾[ スツールに腰掛けて、待つことほんの二分ほど。 カウンターに肘をつき両手を組んで待っていた雄吾の前に、 一杯のマグが差し出された。 カクテルを調製したのはマスターではなく、 まだ学生のようにさえ見える若い青年だった。 実際、その時かれはまだ21歳だったのだが。 マグから立ち上る、甘く温かい香りの湯気。 カフェオレ色をしたそれは、ホットのカルーアミルクだった。 熱せられたアルコールが鼻腔をくすぐり、 馥郁としたコーヒー香が疲れた心をなだめていく。 火傷しないようにずず、と啜ると、 リキュールとミルクの甘味は 身体を中から癒していくようだった。] (128) 2020/07/13(Mon) 23:40:00 |
【人】 曳山 雄吾……美味い。おかわり、貰えるか。 [ 熱さにはすぐ慣れて、ぐいと飲み干した。 マグを替えての二杯目は、先より少しぬるい温度。 気が利く青年だ、と思った。 そこでようやく、注文以外に口を開くゆとりが生まれたことを 雄吾は感じたのであった。] お兄さん、名前は? 今のの礼に、あんたと乾杯したい。 [ 酒はそうだな、とバックの棚を眺める。 少し眺めて、こわばった筋肉をほぐすように首を捻った。 テキーラのショットはどうだ、と尋ねて、 冷凍庫から取り出されたとろりとした蒸留酒で乾杯したものである。]* (129) 2020/07/13(Mon) 23:44:30 |
双子 吹雪/雪菜は、メモを貼った。 (a41) 2020/07/13(Mon) 23:45:33 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a42) 2020/07/13(Mon) 23:50:55 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a43) 2020/07/14(Tue) 0:02:08 |
【赤】 天野 時雨[ よくあるベッドとは違って二人が乗ってもそのスプリングは 軋む音を立てたりしない。 ソファに残してしまった雪菜が楽しげに笑う声が>>*72 背中に届いて、少なくとも出した答えが彼女の気分を 損わなかったことに安堵のため息をひとつ吐いた。 ベッドにそっと吹雪を横たえる。 上から覆い被さるようにしてみれば、彼女の腕が己の首に 回されて、口付けを贈られた。 唇を這う舌に拙さを感じて、ふ、と微笑めば、 譫言のように名前を呼ばれて。 ボタンを片手で外して、腰を浮かせるように吹雪を抱えれば ショートパンツはするりと落ちる。 肌蹴た自分のシャツも無造作に脱ぎ捨て、吹雪の下着の ホックに手をかけて、外してしまおう。 抵抗するならその手をひとつに纏めて、指を絡めてベッドに 縫い付けて、 そうでないなら宥めるように、今度はこちらから 唇を合わせて。] (*74) 2020/07/14(Tue) 0:05:17 |
【赤】 天野 時雨[ 形の良い双丘に掌に触れてそっと撫でて、 その力を少しずつ、強くする。 下から押し上げるように揉みしだけば、 その柔らかさに目を細めて、吹雪の表情をちらりと見やる。 疲れてはいないだろうか。 だとしても、休ませてあげることは出来ないのだけれど。 頂点に可愛らしく色付く先端を唇で挟んで、舌先で愛でる。 優しく舐め上げたり、時折強く吸ったり、 軽く歯を立てたり。 吹雪はどんな声を聞かせてくれるのだろうか。]* (*75) 2020/07/14(Tue) 0:08:08 |
天野 時雨は、メモを貼った。 (a44) 2020/07/14(Tue) 0:11:46 |
【赤】 花守 水葉―ラウンジ―>>*68 …分かりました。 [意味としてはさっきまでと同じ言葉だが、何となく『はい』と言わずに答える。 体温を感じながら閉じていた目をゆっくりと開けると当然、水葉をここまで連れて来た仮面の男の姿が見える。] …そうですね、最初に言った意味では満足だと思います。 それを踏まえてなのですが… [言葉通りのことをそのまま行われたことで、心の―願望の整理も幾分か出来たような気がした。] 私を器だと思って、満たしてくれませんか? …重い意味ではなく、言葉通りの意味で。 [寂しい人生を送っているわけではない。 物足りない人生を過ごしているわけでもない。 獲物としての蹂躙も、愛玩の対象としての隷属も、支配されて好きにされるにしても、ただ単純に。 花守水葉という存在を私でない誰かで染められるのが楽しみだという、好奇心なのだと。 そう結論付けた。]* (*76) 2020/07/14(Tue) 0:13:03 |
【赤】 曳山 雄吾ラウンジ >>*76『…分かりました。』 [ 水葉の返事にこくりと首肯し、彼女の瞼が仮面の向こうで開かれるのを見つめる。視線が合うなら柔らかな光を湛えた雄吾の瞳が映るだろうか。彼女が語る言葉を聞いて、つかの間に考える。 花守水葉、と>>0:20その名は聞いた。 もちろん偽名であっても構わないが。 言葉通りの意味で、満たすと言われたならば。] ……俺のは、でかいぞ? 見た目で想像、つくとは思うが。 [ くすり、笑みを洩らして手を彼女の下腹部へ。 脚の付け根、肉のあわさりに予告もなく指を進めて 柔らかな粘膜に中指を触れさせた。] しっかり濡らしてからでないと、満たす以前の事になるかな。 ……少し手伝って貰おうか。 君が自分で慰めながら、俺のも口で、濡らして呉れるか? [ ジィッと音立ててスラックスのジッパーを下げる。 差し入れた指が捕まえ出すのはぼってりと太い雄吾の雄自身だ。 熱と硬さを集めつつあるその器官へと、 水葉の手を取り触れさせるだろう。]* (*77) 2020/07/14(Tue) 0:28:35 |
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