人狼物語 三日月国


28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】

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視点:


【人】 第一王女 ユウェル

[楽しい時間は過ぎていく。
兄と触れ合うことができたあの時間。
来年は、出来ないかもしれないけれど、
いつかまた、訪ねたい。]

もう行ってしまうの?

”こら、客人を引き止めない”


もう1日くらい……!

”ユウェル?…兄さんたちも、仕事がある。
僕たちは、子供じゃないんだよ。”


“帰国しましたら、すぐにお手紙を書きますね?
今度は、メロディア様も交えて、……
クリスマスのテールエールデに、行きましょう?”
(10) 2020/05/19(Tue) 1:34:54

【人】 第一王女 ユウェル

[フィオーレが、少し悲しそうに
眉を下げる。
彼女も、出来ることならそうしたいと願う。
けれども、やるべきことが待っているから、
次回の約束を仄めかすのみ。

子供じゃないと、彼はいう。

そう。ここにいる誰もが、
それぞれの国の責務を抱えている。

だから、フィオーレが手紙を書くと言ってくれた。
手紙に想いを込めよう。
彼への手紙に、たくさんの想いを込めていたように]

“さ、2人とも馬車に乗って。
気をつけて、
テールエールデに行ってくるんだよ。”


フィオーレ様、シュネーヴェにお戻りじゃないの?

”回り道になるけど、
テールエールデに少し滞在してから戻るんだ、
この子は”


[花嫁修行というもので、着いたら1週間程度、
テールエールデにいるらしい。
ちらりと彼を見たけれど、
答えはNO。
いけず。]
(11) 2020/05/19(Tue) 1:36:32

【人】 第一王女 ユウェル

[客人たちを乗せた馬車が、遠くなっていく。
楽しかった。
こんなにも、宴の時に笑っていたのは、
久しぶりだろう。]

それもこれも、全部あなたのせいよ?

[なんて、両親の後ろを並んで歩く星に、
呟いてみる。
彼は、笑って”何のことかな”と。
手紙のやり取りではなく、
生身の彼とのやり取りは、
何にも代えられない宝。]

愛しているって、毎日言わせて?

[彼は、ダメと言った。

“それは、僕のセリフ。
ずっと言えなかった分、僕に言わせて”

門が閉まっていく。
それに合わせて、少し背を伸ばして口づけを。
不思議な愛を育んだふたりの終わりに
囁かれるのは、
たっぷりの愛がこもった

あいしてる
]
(12) 2020/05/19(Tue) 1:45:01

【人】 第一王女 ユウェル

−少し未来の話−

ねぇ、ポレール?外に出たいわ。

[これはまた、と執務室で
書類にサインをしていたシュテルンポレールが
苦笑いを浮かべる。

彼は、どうして?と聞いてきた。
立派なレディとして国を率いるまでに成長した
彼女が街に行かなくなって久しい。
とは言っても、表立って行かないだけであって、
スカーレットや、他の騎士団の面々に、
聞かされた店に2人だけで隠れて行っていた。

でも、その時はいつも違う言葉を彼女は投げかけていたのだ。

“貴方は、誰?”


シュテルンポレールにかかれば
違う誰かになるなんて、朝飯前。

だから、直接的に言いだしたと言うことは違う理由がある。
そう踏んで、あえて彼は聞いたのだろう]
(47) 2020/05/19(Tue) 23:44:05

【人】 第一王女 ユウェル

どこかの誰かさんのところを見たいからよ。

[あれからというもの、
ユウェルはマシューの言動をいつも見ている。
監視ではなく、見守る、の方が正しいような。
さて今日は、何の日だっただろうか。
いや、何もない日だからこそ、見たいのだろう。]

声もかけるつもりもないわ。
5分。5分だけ!

[彼女は、その5分のために執務を終わらせたのだろう。
よく見てみると、少し手が汚れている。
彼は椅子から立ち上がると、
扉のそばで待っていた彼女に歩み寄って、
その汚れを取り払おう。
任せたよ、と呟けば羽根ペンは勝手に動き出す]

子供が歩きだしたそうよ。
気になっちゃうわ……

[うちの子たちは?なんて聞かれたら、
ユウェルの顔は驚きに満ちる。
あれから、2人の間にも子どもを授かっていた。
本来ならば乳母に任せるところを、
2人は自分たちで育てていた。
つまり、なんたる愚問を投げかけたのかと
彼女は言いたかったのだろう]
(48) 2020/05/19(Tue) 23:45:29

【人】 第一王女 ユウェル

勿論、同じよ。
貴方って、年々意地悪になっていくのね。

[そんなところも好き、なんて呟くけれど。
彼はそれを聞いて
たしかに、と呟きながらくすっと笑っていた。
いつ、即位をしてもおかしくない状態になり始めている。
だから、彼はこの自由にできる時間を
濃いものにしたいと、願っているだけ。]

……ここら辺でいいわ。
…………のびのびと、成長するかしら。

[外に出て、近くの屋敷を彼女は見つめる。
屋敷の庭に見えるのは、3人の家族。
こちらから声をかけることなんてありえない。
けれど、何かしらの形で、
いつでも会うことができるだろう。
ここではなく、街の中でも。
1分ほどで、彼女は庭から背を向けた。]
(49) 2020/05/19(Tue) 23:46:39

【人】 第一王女 ユウェル

もういいわ。少し休憩にしましょう?
最近、すれ違いが続いていたから。

[ふふっと笑う彼女。
背伸びをして歩きだした彼女を呼ぶ声がする。
“お姉さま!”
彼女をそう呼ぶ人物は、そういない。
ユウェルは、嬉しそうに声のする方を向いた。
今日は、兄夫婦と子供たちが遊びにくる日。
彼女がそちらを向いて歩みを進めたなら、
彼はそのまままた庭を見よう。

“おたがい、頑張りましょうね”

彼は彼を見てそう呟く。
愛しい彼女に名前を呼ばれれば、
彼も庭に背を向けそちらへと歩み出そう。
ティーパーティーを、始めるために**]
(50) 2020/05/19(Tue) 23:47:28