人狼物語 三日月国


233 【身内】恋と薬と副作用

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視点:


【人】 サーチャー ゼクス

[ 向かった店では、普段はあまり手が出せない
 高級魔物肉のステーキにかぶりついた。>>0
 ネスにも同じものを勧めて、
 血出した時は肉食えば良いって言うしな!なんて言いつつ
 店主に笑われるくらい沢山食べて。
 
 旨い酒にも手を出したいと、
 ネスに酒飲んでいいか伺いを立てることもあっただろう。 ]
 
 
 なぁネス、俺
 ああいう服もだけどさぁ
 お前がしたいって言ってくれる事なら
 多分なんでも嬉しいよ。
 
 いや、どーしたって恥ずかしいのは抜けねえけどさ。
 
[ さて、酒の許可は降りたか降りなかったか。
 降りたなら甘い酒を。降りなかったならジュース片手に
 そんな事を告げて。
 楽しい夜は更けていくのだろう。* ]
(1) 2023/12/03(Sun) 20:46:49

【人】 サーチャー ゼクス

[ 二人身を寄せ合って向かった飲食店。
 
 柔らかい魔物肉を頬張りながら、
 酒にOKが出れば喜んで飲みだした。
 
 やっぱり酒は良いものだ。
 染み渡るアルコールに機嫌を良くした俺は、
 今日手にしたグッズが入った袋を横目に
 ネスへ胸の内を告げた。>>2
 
 受け取るネスも嬉しそうで、
 つられて俺も笑顔になってしまう。 ]
 
 
 かわ……
 ……まぁその、自分にだけ見せてくれる顔が嬉しいのは
 俺も同じだけどさ。
 
 
[ 体が温まる程度に回る酒は、二人の会話を弾ませる。

 暖かな空気の中、そうして楽しい夕食を済ませた後、
 俺とネスは宿へと帰り
 そのまま二人、抱き合って眠ったことだろう。 ]
(4) 2023/12/04(Mon) 0:48:58

【人】 サーチャー ゼクス

[ そうして、幾日か経った後。

 ネスの治療の腕が良いのと、
 俺の怪我の治りが早いという、両方が重なったのだろう。
 跡も残らない程に綺麗に治った腕を、
 すげー……。と声を出して眺めていた。
 
 この傷がある間、俺達は軽い触れ合いはしただろうが
 本格的なセックスはお預け状態。
 
 これが治ったという事はつまり、それらも解禁というわけで。
 
 ここ最近、いつもの宿屋の一室に置かれたままになっていた
 あの日買った衣装。
 怪我が治ったら、と話していたそれを見ると
 ネスの視線に気づいてそちらに視線を寄せた。
 
 この傷の完治を期待していたのは俺だけではなかったのだと
 その目の色が教えてくれる。 ]
(5) 2023/12/04(Mon) 0:49:45

【人】 サーチャー ゼクス

 
 
 随分エロいお強請りしてくれるじゃん。
 
 
[ ネスの体を抱き寄せると、微笑んでキスをする。>>3
 啄むように数度その唇を味わって
 柔らかな唇を舌で舐める。
 口を離すと濡れた唇を見下ろし、衣装が入った袋を手繰った。
 
 俺のものとネスのものが分かれている事もなかったので、
 ガサガサとネスの衣装だけを取り出すと、
 一度ベッドの脇に置いて── ]
 
 
 ……あ。そうだ。
 
 
[ そして、それと同時に思い出したものが一つ。]
(6) 2023/12/04(Mon) 0:50:48

【人】 サーチャー ゼクス

[ ベッドサイドのテーブルの引き出しから取り出したのは、
 小さな記憶水晶が埋め込まれた小型の箱。
 
 軽く魔力を流し込めば、レンズ型の水晶が
 眼の前の光景を切り取って記憶してくれる。
 レンズを切り替えれば映像にも静止画にもなる優れものだ。
 
 欠点として、アハトアハトの使っていた「記録水晶」と違い
 その記録の保持期間が殆どない事が挙げられる。
 せいぜい3日で、それ以上留めたければ
 記憶水晶から記録水晶への書き換えが必要となる。
 
 安価なものには理由があるのだ。
 そして名前が紛らわしいのは…
 悲しいかな、間違えての購入を誘っているのだ。
 この手のものは。 ]
(7) 2023/12/04(Mon) 0:51:30

【人】 サーチャー ゼクス

[ 閑話休題。
 そんな小型の箱カメラを手にした俺は
 ネスに向かってにこりと微笑もう。
 
 彼の服の上から腹、胸を指先でなぞり
 襟ぐりに指を軽くかけて。 ]
 
 
 着せるのは、俺がやりたい。
 だから……
 脱ぐのはネスがやって欲しいな。ココで。
 
 
[ そう言って喉元を軽く擽ると、
 ネスから身を離してあえて少しばかり距離を取ろう。 ]
(8) 2023/12/04(Mon) 0:51:50

【人】 サーチャー ゼクス

[ 会計前最後の呟きは、聞き返されても教えることはなく。
 なんでもない、なんて誤魔化しながら全てを終え、
 その日明かす事は無かっただろう。>>-45 ]
(13) 2023/12/04(Mon) 21:21:43

【人】 サーチャー ゼクス

[ そして怪我が完治したその日。
 
 俺は俺で、普段なら強請るだろうネスからの褒め言葉よりも
 先に期待したのは肉欲だった。>>10
 
 キスは、普段のじゃれ合いよりも先の行為を思わせるよう、
 挨拶では終わらない方法を取り互いの体に火をつける。
 
 禁酒よりもキツく感じるネスとの触れ合い時間の減少は、
 自傷の代償としてはかなり高くついたものだった。>>11 ]
 
 
 せっかく着替えるんだ。
 ただ普通に脱がせるだけじゃ勿体ないだろ?
 
 
[ ネスに求められたプレイに、
 更なる要求で上書きをして。
 
 カメラ片手に痴態をねだれば、
 ネスの瞳が硝子球のように潤んだ。>>12 ]
(14) 2023/12/04(Mon) 21:22:13

【人】 サーチャー ゼクス

[ そうしてその日、
 興奮した俺はその後もネスの腰が立たなくなるまで
 何度も彼を抱いて愛を囁いた。
 
 ネスが俺を可愛がるターン…は
 この日ネスにどれ程体力が残っていたかによるけれど
 きっとあまり時間は取れなかったんじゃないかと思う。
 
 火がついてしまった俺は、
 ネスを可愛がるのを途中でやめるなんて
 なかなかできなかっただろうから。
 
 
 互いの体液でドロドロになった衣装を洗い、
 ネスの体を綺麗に拭って綺麗なシーツで抱きしめる。
 
 久しぶりのセックスに夢中になっていた俺達は、
 どちらもかなり体力を使って…
 きっと普段より早めに眠くなってしまった事だろう。 ]
(15) 2023/12/08(Fri) 1:18:23

【人】 サーチャー ゼクス

 
 
 ……あのさ。
 やっぱすげー良かった……かも。
 その、お前の衣装だけじゃなくて………俺のも。
 
 
[ 彼の体を抱きながら、背を撫でて口を開く。
 着る前はあんなに抵抗のあった彼の提案も、
 終わってみれば悪くはなかったな、なんて。
 それこそ少し恥ずかしい言葉を、隠さずに彼に伝えて。
 
 部屋の端で干してある衣装に目をやって、小さく笑った。 ]
 
 
 お前と居ると、好きなものが増えて忙しいな。
 
 
[ まだ幾日か残る休暇。
 明日は何をして二人過ごそうか。 ]
(16) 2023/12/08(Fri) 1:18:45

【人】 サーチャー ゼクス

[ この休暇が終われば、
 俺とネスは再びあのパーティーで新たな冒険に出る。
 
 危険と隣り合わせなこの仕事。
 甘い日々で体を休めた後なら、どんな事でも頑張れる。
 
 そう、次の仕事もまた、
 危険の中に飛び込むことになるのだから── ]
(17) 2023/12/08(Fri) 1:19:08

【人】 サーチャー ゼクス

[ 危険である事は変わらない。
 ただとびきり甘い危険が、目の前にあった。
 
 
 それがどんな物だったか、
 俺達が何に出くわすことになるのかは……

 "To Be Continued."ってヤツなんだろう。** ]
(18) 2023/12/08(Fri) 1:20:28