人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

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視点:


スカリオーネは、仕事をしたようだった。路地裏から悲鳴が聞こえてくる。
(a13) 2021/12/13(Mon) 12:31:28

【人】 骸狩り スカリオーネ

「…………」

ぼろきれのような何かを引きずりながら、
男は酒場に現れた。
掲示板を見て、先に酒場に居た部下たちから
噂を聞き、懐刀の末を聞いた。

「そうか」

とそれだけ。いつもの通りに返して。
ふと、引き摺っていたぼろきれの……
気絶している男の死霊術師に今更気づいたように。

「……運び屋、オーウェンはいるか。
 こいつの首にかかった懸賞金の半分をやる。
 代わりに政府に突き出しておいてくれ」

その辺に男、〈人皮綴り〉を投げ捨て、
二階へと上がっていった。
ぼろきれになった男には魔女退治とまではいかないが、
小鬼退治よりは美味い懸賞金がかかっているだろう。
(13) 2021/12/13(Mon) 12:42:30
スカリオーネは、オーウェンの部屋の前を見て立ち止まる。すぐに歩き出した。
(a14) 2021/12/13(Mon) 12:43:42

スカリオーネは、二階から降りてきた。
(a15) 2021/12/13(Mon) 12:58:06

【人】 骸狩り スカリオーネ

「…………」

いつもの席について、テーブルを指先で叩いている。
この男がこうしている時は大抵、考え事をしている時だ。

ややあってから首を振り、酒とツマミを注文した。
……頼んだものとは別に、見慣れない鳥のツマミが出る。
なにも言わずに口にした。

「……火鼠の舌をくれ」

辛味が足りないようだった。
(16) 2021/12/13(Mon) 13:13:58
スカリオーネは、合間に部下達から報告を聞いている。
(a17) 2021/12/13(Mon) 13:17:16

【人】 骸狩り スカリオーネ

>>18
「……その軽口、"未満"を重用する者には
 聞かれない方がいいだろうな」

呟いて酒を流し込む。
この都市でままなる事などそれほど多くはない。
蟹の祭騒ぎもどこへやら、
酒場の喧騒もうわべを残して、
下には多くのものが渦巻いているのだろう。

「……騒がしい事だ」
(19) 2021/12/13(Mon) 14:54:18
スカリオーネは、テーブルを指先で叩いている。
(a19) 2021/12/13(Mon) 14:54:54

スカリオーネは、政府発行の新聞を読んでいる。『人皮綴』の逮捕に関する記事が出ていた。
(a25) 2021/12/14(Tue) 11:42:17

スカリオーネは、新聞から興味を失ったので窓の外を見ている。
(a34) 2021/12/14(Tue) 23:59:00

【人】 骸狩り スカリオーネ

>>+13 ペトルーシャ
花売りがいるからだろう、煙はない。
不意に部屋に訪ねられでもしない限り、
子供に煙は浴びせない。
この男は一定のルールに則って動く。

「あれが愚かだっただけだ」

いつも通りに。興味を失ったように。
しかし、続く言葉に目を伏せる。

「……多くの者が何かを為すのには、目的がある。
 お前は何故死霊術を修めた?
 騎士が剣や槍を持って戦う理由はどうだ?
 政府の連中が今頃躍起になって炙り出しを始めたのは?
 理由は様々あれど、最終的に行きつく先……
 真理はひとつ――」

「――必要だったから。」


「それ以上の理由や説明など、要るまい」

二度、テーブルを指で叩いた。
(32) 2021/12/15(Wed) 1:31:00

【人】 骸狩り スカリオーネ

>>+16 ペトルーシャ

「…………」

もう、2回。

「……少なくとも片方は。もう片方もじきにわかる。
 お前ほど利口な奴は存外少ないものだ。
 ……間抜けなら、そろそろ掛かるな」

言って、男は立ち上がる。それから、4歩。
出口に向けて歩いた時点で、窓の外が明るくなった。
一瞬後に、爆発音。幸い窓が壊れる事はなかった。

「行ってくる」

スイングドアが音を立てた。
(33) 2021/12/15(Wed) 2:15:01
スカリオーネは、下層区域に姿を消した。
(a39) 2021/12/15(Wed) 2:53:06