人狼物語 三日月国


188 【身内P村】箱庭世界とリバースデイ【R18RP村】

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【人】 IX『隠者』 アリア


[ 痛くて苦しくて忘れたくて、
 忘れては思い出して、思い出しては忘れて
 息を吹き返すたびに殺して、
 そうしなければ息ができなくて。

 どうせ持っていくなら
 この私を持っていってくれればよかった。
 叶うわけがないもしもを空想して恨めしく思う。
 だってそれは『隠者』ではない、私でしかなく、

 私は、私が選んだことから逃げられない。 ]

 
(253) 2022/12/24(Sat) 15:04:15

【人】 IX『隠者』 アリア




  ああこれは、

  …… それとは関係ないんですけど


[ 適当に話を合わせればよかったのに、>>177
 どうしてか正直に物を言ってしまった。

 鍵を掛け損ねたのだと悟っても時既に遅し。 ]
 
(254) 2022/12/24(Sat) 15:04:43

【人】 IX『隠者』 アリア




  そう、ですよね


[ いつもと然程も変わらない居住まいを、>>178
 掴めないな、とただ思う。
 けれど彼はいつだってそうであったように思うし、
 掴もうと願って近付く真似は私にはできなかった ]
 
(255) 2022/12/24(Sat) 15:05:16

【人】 IX『隠者』 アリア



  全員が全員そうではないのかもしれないし
  私みたいに欠け落ちる感覚でなくて
  忘れるようにゆっくり抜け落ちていく人だって、
  いるかもしれません、けど

  解放されたといえば、そうなのかもしれません。
  謂れなき忌避感や
  込み上げる感情に振り回されることはないと、

  それは喜ぶべきことなのだと思います

  喜ぶべきことなのだと、……

 
(256) 2022/12/24(Sat) 15:05:34

【人】 IX『隠者』 アリア


[ 全ては前世の因縁の上に築かれた砂上の楼閣なのか?

 そんなわけがない。そう信じていたい。

 前世の因縁の上に積み上がった想いでも
 重ねてきたものはすべて私の、私達のものだ。

 彼女を愛しているのだと叫ぶ誰かを失ったところで
 私にとって彼女は変わらず掛け替えなく親友であるし、

         
…… そうであるならば、きっと
]
 
(257) 2022/12/24(Sat) 15:06:06

【人】 IX『隠者』 アリア



  …… それでも、

  すぐに受け入れられるかといえば、
  そうではない人だってきっと少なくなくて

  フォルだって、こうして気遣ってくれる裏では
  どうしたものか考えあぐねているかもしれなくて

  そもそもそれとは関係なく、
  あんなことがあって、世界が崩壊しかけた今
  外に繋がりがある人ほどきっと悩みの種は多くて

 
(258) 2022/12/24(Sat) 15:06:31

【人】 IX『隠者』 アリア



  …… わかっているのに、

  最初から、私が引き止めていい手ではないのに


 
(259) 2022/12/24(Sat) 15:07:19

【人】 IX『隠者』 アリア


[ 自分が夢を見ていたかったことを思い知っても
 そこに夢を見る余白なんて、もう残されてはいない。

 信じていたいのだと信念を貫けば、
 そうしてそれが真実になるならば
 不意に向けられた光に当てられた、
 あの日の自分を殺すことになるとわかっていた。

 今ここにその時が来た。ただ、それだけで。

            …… だから、大丈夫。 ]

 
(260) 2022/12/24(Sat) 15:08:31

【人】 IX『隠者』 アリア




    …… あなたが来てくれて、うれしかった


      
[ 私はちゃんと、私を殺さなきゃ ]

 
(261) 2022/12/24(Sat) 15:09:16

【人】 IX『隠者』 アリア




  …… ありがとうございます。

  少し、気分が落ち着きました。


[ 飲みかけのティーカップを、かたりと置いて *]
 
(262) 2022/12/24(Sat) 15:09:48

【人】 IX『隠者』 アリア


[ ―― ふと、我に返れば

 思うより時が流れていて、ひとりでに苦笑する。
 また待たせてしまったと、ひとつ息を吐いて
 端末を見れば、私には見慣れたものかもしれない名>>64

 珍しいな、と思って ふと笑みが浮かんだ。

 そんな些細な事が、彼女には大きな一歩なのだと
 勝手に知ったつもりでいる。
 怯えた様子で泣いていたあの日の少女が
 今はこんなに成長して、前へ進んでいこうとしている。

 世界が本当に変わっていくかは未知数。
 けれど私達、証持ちにとっては間違いなく
 これは何かが変わるひとつのきっかけだった。

 それがどう転ぶかはわからない。
 二度と会えなくなる人とかも、いるかもしれないけど

       …… きみが前を向けることが
          私は、ちゃんと嬉しいんだよ ]
 
(263) 2022/12/24(Sat) 18:23:00

【人】 IX『隠者』 アリア


[ 結論から言ってしまえば。

 自分自身をとっくに投げ捨てていた私は、彼女に、
 自分の分まで幸せになってほしかったのだと思う。

 その礎になれるというのであれば本望で、
 壊れても世界と運命を共にするというのであれば
 投げ出すことに躊躇いはなかった。

 私はもはや惜しむものを持ち合わせないのだから。

 
…… 無論できれば、生きてはほしいけど。
]
 
(264) 2022/12/24(Sat) 18:23:27

【人】 IX『隠者』 アリア


[ この才も想いも夢さえも借り物で、
 本当の私が持つものなんて、ひどく少ない。

 どうにもならない天命をとうに悟っていて
 虚ろを飼い続ける私がかろうじて息を繋げたのは、
 そんな私でも必要としてくれる、
 私が諦めたものを願って、祈ってくれる、>>4:78
 シトラがずっと、そばにいてくれたからに他ならず

 だからこそ、何も言えなかった。

 きっと私より心を砕いてしまうんだろうと思った。
 それは嫌だと思ったのは私だ。
 私が、私なりに、大切にしたかったからなのだと
 …… 伝わらないかもしれないけど、そう思っている ]
 
(265) 2022/12/24(Sat) 18:23:49

【人】 IX『隠者』 アリア




      「私の分、とっておいてね」


[ 一言のメッセージは、相当時間が経ってからで
 残ってなかったらどうしようかなと少しだけ思った *]
 
(266) 2022/12/24(Sat) 18:24:02

【人】 IX『隠者』 アリア



     [ ああ、あの時みたいだ と、思った ]

 
(334) 2022/12/25(Sun) 3:10:21

【人】 IX『隠者』 アリア


[ こんな借り物の才能でも誰かを救えて、
 こんな私に預けてもらえた夢の欠片が、
 遠い思い出が、記憶の中で光っていた。

 同じだった。

 何もかもを諦めた虚ろに投じられる
 あなたのくれる言葉が、きらきら光って、眩しくて ]
 
(335) 2022/12/25(Sun) 3:10:42

【人】 IX『隠者』 アリア



  嬉しいと、
  素直に捉えられれば良かったんですけど


  …… そうですね

  怖がっているのは、その通りです。

  私達は脆弱で、前世の因縁に縛られる。
  それは私には、ひとつの防波堤だったのだと
  失ったことで、気が付いてしまったので。


[ 紅色の水面に視線を落とす。
 瞳の緑も腕の痣もそのまま、何も変わりないのに ]
 
(336) 2022/12/25(Sun) 3:11:01

【人】 IX『隠者』 アリア


[ 私はあの時、全てを悟ってしまった。>>4:25

 この身はあくまで魔女で、姫にはなりえない。

 借り物の因縁が崩れた真実のもとで
 他でもない私自身が信じると決めた、
 ありきたりなハッピーエンドの陰で

 あとはもう、息を止めるだけでしかないことに ]
 
(337) 2022/12/25(Sun) 3:11:30

【人】 IX『隠者』 アリア


[ それが魂に刻まれた宿命なのだと
 せめて世界を恨んでいられればよかった。

 そういうものなのだと受け入れて、
 ずっとあの子の王子様でいられればよかった。

 痛くて苦しくて忘れたくて、
 忘れては思い出して、思い出しては忘れて
 息を吹き返すたびに殺して、

 投薬の上に作り上げた水底に
 狂おしいほどの恋を、何度だって沈めて ]

 
(338) 2022/12/25(Sun) 3:12:24

【人】 IX『隠者』 アリア




       ―― でも、大丈夫です。


 [ 本当は、本当の私は、
  この世でただひとつ、あなたの眼差しが欲しかった ]

 
(339) 2022/12/25(Sun) 3:13:00

【人】 IX『隠者』 アリア




  私にはその言葉だけでも充分で、
  それ以上を望むべくもない。

  
あなたに
そう言ってもらえただけで
  もう、身に余るくらいなんです


[ 終わりにしよう。
 わざわざ煩わせることなどせず、
 その手をあるべき場所へ返そう。 ]
 
(340) 2022/12/25(Sun) 3:14:02

【人】 IX『隠者』 アリア



       …… 紅茶、美味しいですね

 
(341) 2022/12/25(Sun) 3:15:15

【人】 IX『隠者』 アリア


[ 好きです、と もっと早く口にしていれば

 私はきっとこの世界で、
 息ができないまま生きていくことになる
 そんな瞬間が、もっと早く訪れていたんだろう。

 だからきっと、間違ってはいなかったでしょう? *]

 
(342) 2022/12/25(Sun) 3:16:03

【人】 IX『隠者』 アリア


[ 「わかった、そっちに行く」と返して>>299
 ひとつ息を吐いて、ゆるゆると動き出す。

 廊下を渡って食堂のある棟へ。
 客足が落ち着いたといえど近付くだけで漂う
 心弾むようなチョコレートの甘い香り。 ]


  ごめん、待たせたね。

  ちょっと、… 色々、思うところあって


[ 本当のことは、まだ口から出てきてくれなかった。
 封殺することに慣れすぎて、
 それがもう癖になってしまっているらしかった。 ]


  …… でも、いつか話すよ。


[ いつか、話せる時が来るんだろうか。

 彼女の背が大きくなるのはきっと
 私が想像するよりずっと早いから、
 どうしても躊躇ってしまうこの思いは
 本当は全部、私自身の問題にすぎなくて。 ]
 
(543) 2022/12/25(Sun) 23:55:17

【人】 IX『隠者』 アリア




  この感じだと――
  チョコレート屋さんは盛況だったのかな

  お話はできた?


[ 随分と中身が減った様子の大鍋をちらと見遣る
 椅子に座って一息つけば、手ずから作ってくれた
 ホットチョコレートが目の前に出されるかな。

 かつて薬草園で同じ言葉を掛けた時は、
 そこにクロがいたけれど――
 今はその口から語られる、
 ホットチョコレートを訪った人々との話を

 彼女の得たたくさんの、
 掛け替えのないやりとりの一端を聞いて ]
 
(544) 2022/12/25(Sun) 23:55:27

【人】 IX『隠者』 アリア




  …… シトラはすごいな


  たくさん悩んで、考えて、

  …… ちゃんと前に進んでる


[ 少し、所在なく笑みを浮かべた。 ]
 
(545) 2022/12/25(Sun) 23:55:38

【人】 IX『隠者』 アリア



  …… どう説明すればいいかな
  うまく言葉にならないんだけど

  私はあまり、
  自分を出来た人間だとは思ってないんだよね。

  本当は、シトラにそこまで思ってもらえるほど
  あそこまで言ってもらえるほど、
  私は大した人間ではないと思っていて、

  もちろん本当に嬉しくて、
  嬉しいんだけど、本当は、

  シトラがそう言ってくれることに、ずっと頼ってた。

 
(546) 2022/12/25(Sun) 23:55:50

【人】 IX『隠者』 アリア



  …… きっと、これから世界は変わっていく


  私達もさ、違う人間だから

  その中で、一番良いと思う道が、
  重ならなくなる瞬間が訪れるかもしれない。


  いつか言えるようになりたいけど、
  私は弱くて、自分自身に向き合えなくて
  言えないことばかりで、本当に申し訳なくて、
  身勝手だなって自分でも思ってて

  だけど、

  シトラには幸せでいてほしい。
  少しでも永く、生きてほしい。

  …… そう思う気持ちは、本物なんだ

  どうか、それだけは信じていてほしい。

 
(547) 2022/12/25(Sun) 23:56:05

【人】 IX『隠者』 アリア



  私にとって一番大切な友達は、
  後にも先にも、シトラしかいない。

 
(548) 2022/12/25(Sun) 23:56:17

【人】 IX『隠者』 アリア



           大好きだよ。 *

 
(549) 2022/12/25(Sun) 23:56:45