人狼物語 三日月国


185 【半突発R-18】La Costa in inverno【飛び入り募集】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


月が姿を変え、新たな一日が始まった。村人は集まり、互いの姿を確認する。
エースが無残な姿で発見された。

伝承は真実だった。異形の刃を持つ魔物“人狼”は、確かに存在するのだ。

もはや村人たちに猶予は無い。早く人狼を見つけ出し、処刑しなければ。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ない……。

現在の生存者は、シュゼット、ファントム、スカリオーネ、リリー、リュディガー、シメオン、イルムヒルト、ブランシュ、ユスターシュの9名

【人】 大富豪 シメオン

─ 間話 ─

[曰く、「ラ・コスタは、美を司る女神に守られている。
彼女は歌や演劇、芸術、武技に魔法、そして淫欲や肉欲といった、人を魅了する全てを『美』として、こよなく愛している。
フェスで優れた『美』を魅せた者は、女神の寵愛を受け、あらゆる願いが叶えられる。」

それはこの街に伝わる伝承。
女神に守護されたこの街はその伝承の通りの価値観を有していた。
富裕層がパトロン、彼らは他者よりも先んじてなり『美』の庇護者とならんとし、彼らの元で『美』は繁栄を迎える。

女神は『美』を好む。
そしてその『美』とは様々な形となる。
芸術品、美術品といった物理的なものから、歌やなんらかの技術、人を惹きつけるカリスマ性と言った概念的なものなど。

中でも女神が好むものは、伝承にもある『淫欲』や『肉欲』ではなかったか。そして、それはこの『美』の街においての大いなる価値観でもあった。]
(0) 2022/11/26(Sat) 4:06:02

【人】 大富豪 シメオン

[それ故に男自身の持つ『美』は異質であった。

積み重ねた研鑽と努力。
理想を追い求めながら、しかして現実に振るわれ血に染まったそれは、いつしか芸術の域すらも超えて、ただただ美しくあった。

かつて剣王と賢者なこの街に移り住んで間もなく、男はその『美』を持って女神の寵愛を得た。『淫欲』も『肉欲』も無い、ひたすらに曇りのない美しき剣の捌きだけを以て。

やがて男は巨万の富と名声と地位を得る。

失ったものはただ一人の友。
だが、それで男は構わなかった。

男は渇望した、幾千幾万の『美』を。
そしてその頂きに立つ『美』を。

時に、男は思う。
あと十年の若さがあらば、我が剣は究極足り得たのだろうかと。
清廉であったかつての自分ではなく、今の清濁合わせ持つ自分がもしも若さを手に入れられたのなら、と思わずにはいられない。

答えは、何処にもありはしないと言うのに。]
(1) 2022/11/26(Sat) 4:07:01

【人】 大富豪 シメオン

[男の『美』への執着はこの街においても異常と言えた。
男の根源は決してこの街の『美』とは相容れないものだったのかもしれないが。 

勿論、男はこの街の『美』もその悉くを愛でた。

見目麗しき女優を、澄み渡る声を、絢爛な装飾や、計算し尽くされた建築を、幻想的な絵画や煌びやかな宝石も。

だが、男が本当に認めた『美』は常に人の心の在り方だった。
男が見出した『美』とは、信念であり、純粋さであり、または妄執であった。人が抱く強い感情にこそ男は美しさを感じた。

友の憎悪に歪んだ顔を目にした時、男はそうと知った。**]
(2) 2022/11/26(Sat) 4:08:28
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a0) 2022/11/26(Sat) 4:09:44

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

肌色の布地に浮きあがるクレバスとその上の秘豆を、振動する指でとらえてなぞられ、どちらもさらにくっきりと、深く彫り上がった姿を浮き上がらせていく。蒸気で湿った生地に、内側からにじむ蜜が浸透して、さらに張り付いて。

「くう、ふうんっ……ええ、しっかり描いて、ね…」

何をとは言わず、脚を擦り合わせるのはこらえて、見えやすいように脚をそのまま、与えられる快感に耐える。
布地の上からの絶え間ない振動に、達してしまうでもない、もどかしい焦れる思いが積まれていく。

ぐつぐつと煮立つような情動を覚えながら、ようやく男の手がパンツの中に伸びると、待ち焦がれたような、期待と焦りの混じったような目で、内に伸びる手を見つめた。
(*0) 2022/11/26(Sat) 6:05:57

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

「あはっ。見えちゃってる…」

指がパンツをそのまま引き下ろすと、隠れていたクレバスが新緑の光にさらされる。オイルに濡れてつやつや光る全身の中でも特にその場所が、オイルと蜜に塗れてサーモンピンクの肉色を輝かせている。

男の指で割れ目をくっきり開かれれば、素直にすべてをさらけ出す。あえて隠すこともなく、モデルのようにその身を横たえたまま、赤らむ頬で傍らの二人に視線を向けた。

「もちろん、感じてるわ。いつもよりずっと…
でも、もっと。いつものように。いえ、もっと気持ちよく、してほしいっ…」
(*1) 2022/11/26(Sat) 6:14:19

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

スカリオーネとリュディガー、二人の前に惜しげもなく敏感になり性的魅力を否応なく増した姿をさらけ出す。
普段は、影街にひっそり暮らす自分の美は自分だけのもの。若さも自分のために追求しているだけ。誰かに見せびらかすわけでもない。

ただ、今はフェス。自分なりの美を誰かに見せびらかしてもいいだろう。こんなふうに。

「はぁんっ…吸われるの気持ちいい、感じるっ……」

リュディガーからスカリオーネへの申し出を隣で聞きつつ、最初よりひと周り以上大きさと柔らかさを増した房に唇が触れるとそこを優しく包み込む。舌が這い、ぷっくり膨らんで勃起しきった乳輪と乳首を吸い上げられて、敏感になった体の内側がひくんと震える。
(*2) 2022/11/26(Sat) 7:36:53

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

「は、ああんっ…いい、これいい、もっと、もっとぉっ…」

片方を吸い上げられ、たまらず空いた片方の乳首をぎゅっと思わず指でつまみ上げ悶える。
割れ目の内側に指が入り込み、折り曲げられるとひくひく蠢くその穴が物欲しげに絡みつく。折り曲げて触れる場所は何度も探られ知られた快感の源で、腰をもたげ押し付けるようにしながら、さらなる高みをねだった。

ギャラリーがいる中で、後の客もいる中で、「いつもの」をどこまで施してくれるか、それは彼に任せよう**
(*3) 2022/11/26(Sat) 7:37:03

【赤】 奏者 イルムヒルト

[己の胎に、奥へと再び命の源は注がれる。
女は知っている。その熱さも、叩きつけられるような快楽も。
その奔流に甘く、されどしなやかに吐き出す剛直を内壁は包み。
律動に合わせて卑猥な水音はより粘性を増すのだろう

二度も精を放てど硬さを保つ其れは、
女の中を再び蹂躙し始める

体勢がかわり、褥へと景色が変われば
手はシーツを握りしめ、肘を其処へ沈めながら
撓らせた背を、腰を、全体を打ち付けるかのような
貴方の抽挿に、肌同士のぶつかる音に合わせたかのような女の嬌声が
部屋の中で奏でられることになろう。]

 ぁ、あぁ、ん、っ
 
[深く。教え込むような剛直の齎す官能は
先と違う進路で己の良い場所を、満ちながらも貪欲に疼く中を
刺激し、快楽を与えていく。まるで溺れろというかのように。

尻が揺れる。腰が、揺れる。
貴方に揺さぶられ、突かれ、女は獣のように自身を乱れさせ
同時に、貴方を誘う。貴方を、引きずり込む。
自身と同じ快楽を与えんとしてか。
或いは、誘い、昂らせようとしてか

共に飢えを満たさんと、してか。]
(*4) 2022/11/26(Sat) 8:19:24

【赤】 奏者 イルムヒルト

 ふぁ、ぁ。ください、まし。
 貴方の、熱を。

 私の中に。  溢れるほど。

[欲しい。と揺さぶられながら。激しい動きの中で
女は確かに望みを口にする。

それもまた婀娜めきながら男を誘う
女の中へ目覚めた、官能。
貴方に育てられ、艶めく雌性。

貴方に食われながらも精を放つ雄を締め付け、包み込む。
吐精に肉まで染め上げられる感覚に、
熱を帯びた吐息を零しながら、貴方が背に
己が体を預けるを感じていた。*]
(*5) 2022/11/26(Sat) 8:19:42
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a1) 2022/11/26(Sat) 8:24:24

奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a2) 2022/11/26(Sat) 8:24:24

【赤】 大富豪 シメオン

[ズズっと剛直が引き抜かれ、入り口で再び突き入れられる。
剣王とまで呼ばれた男は老いたりとはいえ、未だ体力の底は尽きない。

情欲は萎えるどころか、さらなる飢えを呼び起こす。

……まだだ、まだ足りない。

もとより満ち足りぬを知らぬ男。
それはこの女も同じとことと男は知っている。
だからこそ今二人はこうして交わっているのだから。

目醒めた女の官能を、艶めく雌性を、男は飽くことなく喰らう。
喰らいそしてまた男は己が官能を高め、獣性を強めていく。

どこまでも喰らいあう獣同士。
荒らい吐息と甘い嬌声が重なってまるで昨夜の演奏のよう。]
(*6) 2022/11/26(Sat) 8:56:15

【赤】 大富豪 シメオン

[男は女の体を引き起こす。
胡座を描いた自身の上に座らせて女を下から貫き突き上げる。
女の背中と己の胸を触れ合わせ、激しく女の体を揺さぶる。

何度も吐き出した精と、止めどなく溢れる女の蜜が接合部から漏れ出て男の下半身とベッドを濡らす。

激しい交わりにベッドが軋む。

乱れ舞う美しい女の髪。
覗く、白い首筋に男はまるで唇を押し付ける。
強く吸い付き、あるいは、歯を当てて噛みついたか。

白き肌に赤く、痕がのこる。
その痕を舌で舐り上げ、耳の裏まで舐め上げた。*]
(*7) 2022/11/26(Sat) 8:56:32

【赤】 奏者 イルムヒルト

 ひぁ、 あ!
 ――― んんっ。

[ぐちゅり、水音。
再び熱く滾る切っ先を突き立てられた女は啜り啼く。
抱かれながら、満たされながらも爪先から飢えていく。

まだ足りない。
――まだ、もっと。欲しい。

その思いは、今。女を喰らい、喰らわれる男もまた
同じように抱いているのだと知っている。

互いにどこまでも求め、乱れ、喰らい、
絶え間ないかのような水音が、支配する空間は
高まりあう己らが性はあれども、退廃的なものは一切ない。

堕落ではなく、昇華を。
依存ではなく、共鳴を。

昨夜のように互いの音を混じらせて
どこまでも、貴方と喰らいあう。]
(*8) 2022/11/26(Sat) 9:50:18

【赤】 奏者 イルムヒルト

[抵抗もなく引き起こされた体は、男の胸に己の背を
預ける形になる。
重力から解放されたかのように胸は揺れ
揺さぶられた体は尻椨を男の股座へ打ち付ける形となり
己が背に感じる胸筋の脈動に、
益々穿たれる胎を熱くさせてしまう。

結合部からは最早、留めきれぬ程満たされた交わりの証が
女の肌と男の肌。そして褥の色を変え
スプリングの音とともに、肉と声が奏でる音が
今、この空間を支配していた。


首筋に感じるものに、
女は喉を反らして啼く。

刻まれた痕を舐める舌。快感をなぞるように
耳裏まで嬲られながら。零す吐息はただ、熱く。*]
(*9) 2022/11/26(Sat) 9:50:32
酒場のマスター(村建て人)は、メモを貼った。
2022/11/26(Sat) 9:56:04

【赤】 大富豪 シメオン

[後ろから腕を回して女の胎を抱く。
そして、もう片方の手は揺れる乳房へと触れる。

激しかった律動はやや緩やかに変化して、再び互いの熱を混ぜ合わせ、互いの情欲を味わい味合わせる。

既に張っているであろう胸の頂きを摘み上げる。
まるで突き上げる律動は弦を弾くように、そして頂きを摘み上げる指はフレットの様に。男は女のお株を奪うように淫猥な音を奏でる。

美しき音色。
互いのを共鳴させながら、男は女の音をさらに昇華させていく。

これは、その為の情交。
女神に捧げるための『美』を磨き上げる為の交わり。]
(*10) 2022/11/26(Sat) 10:31:48

【赤】 大富豪 シメオン

[胸の頂を弄んでいた手が女の白い喉元へ伸びる。
締めることなく緩やかにの押さえるように。
同時に、胎を抱く腕に力が籠り、突き上げる腰使いは激しく強く。

それは男が再び官能の限界にあることを示していた。

息は熱く乱れ、腰が快感に打ち震える。
回した腕が、逃さぬと戒めるように女の胎を強く締め付けて、それと同時に熱い奔流が女をまた満たしていく。
激しく放たれるそれは、剛直が届かぬ奥の奥まで熱を届けようとするかように。*]
(*11) 2022/11/26(Sat) 10:34:44

【赤】 画術師 リュディガー

[>>1:*144 聞こえてしまっていたか。
「いつもの」調子で言葉を投げつつも「施術」を止めない彼を見て、仕事中に邪魔をしてしまい申し訳ないと思いつつ(まあ今更だが)]


>>1:*145 ……「おれの番」になったら言うから、続けてて。


[仕事モードに戻った口調に安堵とやるせなさを、珍しい微笑みに内心動揺しながらも、回答する。

そもそも「どのようにされたいか」なんて、経験が無いので分からないし。次の番はあくまでもブランシュを愉しませるためのものだから、自分から求める事は無い。]
(*12) 2022/11/26(Sat) 10:38:23

【赤】 画術師 リュディガー


>>*0 ……仰せのままに。


[>>*2 さらに「美しく」なっていく魔女にも応える。本来なら余程の酔狂か相対しない無い限りは見られないであろう姿も、しっかりと描画する。

祖父がかつて話してくれた、『ストリップショーの描画』のことを思い出しながら。当時は「助平ジジイ……」としか思わなかったのに、実際に「性」を魅せられる場所に居合わせて、実感していた。これは、描きごたえがあると。

ヌードデッサンとは違う、もっと躍動を感じ取れる女体の「美しさ」にひたすら感心してしまうし、それを極限まで引き出している男の技量も、相当なものなのだろう。

おれは大分満足して「施術」を見ているけれど。この後2人から魅せてもらった『美』へのお返しは、到底できそうに無いから。せめて絵だけは、真摯に向き合おうと心に決めた。]
(*13) 2022/11/26(Sat) 10:39:57

【赤】 画術師 リュディガー

[それにきっと、彼に「どのように」されてもおかしくなってしまう事だけは、確かだろうから。]
*
(*14) 2022/11/26(Sat) 10:40:53
画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a3) 2022/11/26(Sat) 10:44:08

【赤】 奏者 イルムヒルト

[胎を抱かれながら。胸を弄ばれながら
私自身が貴方の楽器となってしまったかように。

上気させた肌が、株のような汗を散らす。
奏でられた音は、蜜壺だけではなく私の鼓膜まで犯していく。]

 ぁん、ぁあ、ぁ。
 
[揺さぶられながらの断続的なビブラート
貴方の指に奏でられた箇所は赤く色づき、
芯をもちながらふっくらとして
より高らかな音を貴方の耳に届けるのでしょう

2つが混じりあい紡がれる音はより深く、より甘く。
貴方とのユニゾン以外では、叶えられぬものを
磨き上げて、高めてゆくのでしょう]
(*15) 2022/11/26(Sat) 11:39:20

【赤】 奏者 イルムヒルト

[揺れる白丘へと触れていた指がたどり着いた先
掴まれれば命を手中に収められたかのような態勢に。
私のを、貴方は今誰よりも
何よりも近くで触れている

抱いた腕へと身を任せ、
官能の限界に達するのは男が先か、女が先か。

――それとも。同時か。

乱れた息とともに、締め付けられる腕に嫋やかでありながら
しなやかな躰が撓り、長い髪が散る
また、満たされる。
――また、己は命を喰らってゆく。

奥の奥まで男の熱で染め上げられながら、女は。*]
(*16) 2022/11/26(Sat) 11:40:09
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a4) 2022/11/26(Sat) 11:42:08

【赤】 大富豪 シメオン

[男は官能の絶頂その余韻に浸る。
女のその姿、その声、その熱、その美しさに浸る。

腕の中にその肢体を納め、汗に濡れる肌を重ね合わせる。

満たされる飢えと渇き。
獣は暫しの眠りにつく。

それもまた一時のことだが


満たし潤したのはこの女だ。
そして再び飢えと渇きを齎すのもまた……。

ただ、今暫くはこの余韻の中で揺蕩うのも悪くない。

───腕の戒めは緩く。]
(*17) 2022/11/26(Sat) 12:26:59

【赤】 大富豪 シメオン

[暫しの時を経て男はガウンに身を包んでいた。
もちろん、それは女のものも用意されてある。

これほどまでに激しく交われば、流石の男も疲労の色が見えていて、否応なしに衰えを自覚しないではいられない。]


 湯を使おう。
 汗を洗い流したい。


[男の屋敷には大きな浴場がある。
はるか昔、男の一族が生まれた地のものを再現したものが。

男は当然のように女へと手を差し出す。
笑みを浮かべながら、来るだろう?と視線だけで告げて。*]
(*18) 2022/11/26(Sat) 12:35:42
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a5) 2022/11/26(Sat) 12:40:05

【人】 「怪人」 ファントム

――中央広場――


相変わらず多くの人々が行きかう広場、その建物の一角。
屋根の上で、彼が立っている。

なんとはなしに口笛を口ずさみながら、フェスに沸く街の様子を見渡している。

――誰を探すでもなく、なにをするでもなく。**
(3) 2022/11/26(Sat) 14:45:44
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a6) 2022/11/26(Sat) 14:47:33

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

……そうか。


>>*12男は表情を変えることはなくリュディガーの要望を受諾する。
恐らくは情熱のままにブランシュと不利な契約をしてしまっただろうに少しばかりの意趣返しもしないのはそれが当人にも返るからなのか真意に自分だけにして欲しいことがあるからなのかは不明ではある。
ただ、男は思うままに突っ走ってしまった辺り憎めないものだと思っている。
自分もまた同じことをしてしまう可能性があるものだから、本当は特に要望がなかったとしても色をつけてやろうと、リュディガーに頷いて見せた]
(*19) 2022/11/26(Sat) 15:13:37

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

[男の悪癖は自身の手で磨き上げた『美』を。
彼ら・彼女らがそれぞれ目指す『美』に至る前に淫蕩の『美』に堕落させてしまい一つの『美』の形に落とし込んでしまうこと。
多様性と言えばまだ言葉は良いが本来目指している路とは異なるものを歩まされた者は苦悩しながらも男の魔手から逃れることは難しい。

はずなのだ、本来は。
ことブランシュに至っては彼女の『美』が淫『美』なのだろう。
>>*2魅せつけてくれる姿態には思わず魅入ってしまいそうになる魅力があり、そもそも終わりのない『美』学でもある]


腰の動きがいやらしゅうございますね。
中の潤いも締め付けも素晴らしいのに――。


[男は押し付けてくる快楽の源に指を押し当てかえし円を描くように擦り捏ねながらブランシュだけが感じ取れてしまう振動を強めていく。

ある程度強めたところで一度その指を伸ばすが現在の体勢からではとてもではないが奥まで届くものではなく道半ばで限界を迎える。
指先はその場にも快楽を残すが道半ばで感じられるものなど胎の奥を焦らす以外の効果はなかろう]
(*20) 2022/11/26(Sat) 15:14:06

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

残念ながら指では届きませんね。


[心底残念であるかのように全く残念に思っていない口調で男は宣うと指を折り曲げ直し、快楽の源により深い快楽を齎しにかかる。
秘孔の快楽の源と、秘裂に潜む蕾という快楽の源。
外側の蕾にも親指で触れると別種の波長の振動を与えながら捏ねまわしてしまえば両者の振動が体内で共鳴し増幅される]


……ほら、お嬢様、イけますか?


[もっとと強請るブランシュに極上の、然しながら浅い位置での頂へと背を押していくが先に道半ばに残した振動の名残は覚えたままであろう。

その上でイかしにかかりながら優しい声色で問う]


お嬢様は、どのようにされたいでしょうか?


[明確に意識できるよう、男はその股間をブランシュの柔らかな姿態に触れさせた**]
(*21) 2022/11/26(Sat) 15:14:47

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

「ふうん…」

性的に挑発しつつ、リュディガーの、あくまでプロ意識に徹する様子を面白そうに見つめる。
施術師に思うところあるのではないかと思っていたが、絵師としての性だろうか。

どちらにせよ、たとえやせ我慢だとしても、その意を自ら汲み取ってあげるほど親切ではなかった。
それに、自分だって本音を言えばそんな余裕はない。

美には様々な形があり、誰も触れられぬがゆえの冷厳な美というものも確かにあるだろう。姉のように。
誰にでも愛され愛でられるゆえの美もあるはずだ。妹のように。

けれど自分の本性は「淫蕩」で、その美しさを理解する者の前でなら、どこまでも凄絶な美しさを遠慮なくさらけ出せるというものだ。
(*22) 2022/11/26(Sat) 16:50:52

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

「それはあなたの指のせいでしょう?
ふう、ん、はあっ………ああ、んっ…」

円弧を描いて内側をほぐし快楽の源を導いていく指は、伸ばしても最奥までは届かない。もっと感じられる場所は更に奥にあるのに直に届かず、振動に焦らされるばかり。もどかしく自分から腰をもぞりと動かす。
再び内で曲げられほぐす指と、外の蕾を震わす指。二本が共鳴し、増幅し、胎内をさらに強く揺すぶる。

「ふあ、あっ!ああっ…あんっ、あっ、あっあっ…ああんんっ!!」

我慢できずに喘ぎつつ、蜜をぐちゅぐちゅに溢れさせながら、感じるのは浅い場所の快感にとどまり、求める至高の悦楽には届かない。
開花しきった体を火照らせながら、施術師の誘う声が聞こえる。触れているのは股間だろうか。

リュディガーに異存がないなら、遠慮することはどこもない。
もっとも、異存があってもこの期に及んでは同じことだったろうが。
(*23) 2022/11/26(Sat) 17:09:14

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

「い、イかせてちょうだいっ……
マッサージ…これマッサージなんだからっ……
ちゃんと、奥まで届くようにちゃんと気持ちよくして、

イかせてっ……!」

普段の様子を見るものからは想像もつかないような、切迫した、けれど蕩けきった表情で施術の仕上げを懇願した**
(*24) 2022/11/26(Sat) 17:12:28

【赤】 踊子 リリー

 

[ 女は、かつての悲劇をなにも知らない。
  この街で名を馳せた演者の名前だけを識っていても、
  彼らがどんな存在であったか、
  ──どのように人生を終わらせたか、なんてこと。

  人の手で幕を閉じるか、
  或いは自分の手で幕引きを迎えるかの二つに一つ。 ]


  ……ねえ、ひとつだけ聞いてもいい?


[ 彼は自由≠女に説いた。
  それはつまり、彼自身がなによりも
  自由を尊んでいる証左。

  いつかの噺は知る由もないけれど>>0:152
  ひとつだけ、気になっていたことがあって。 ]

 
(*25) 2022/11/26(Sat) 17:38:26

【赤】 踊子 リリー

 

[ 囁くように問いかけて、笑みを作る。
  どんな答えでも構わなかった。
  ……返って来なくても良いと思って、それでも尋ねた。

  どうしてそんなことが気になったんだろう。
  幾度か噂に聞いた、この街に現れる怪人のことを>>0:3
  不意に思い出してしまったせいかもしれない。
  直接問い確かめたわけではないけれど、
  彼は確かに、己をファントムと名乗ったから。


  リボンを首へ結び直し、衣装を整えて振り返る。 ]
 
(*26) 2022/11/26(Sat) 17:38:43

【人】 踊子 リリー

 


 [ ────どこかで安堵もしていたの。
   重ねてしまえば、本当に熱を憶えてしまったら、
   私は私の終点を惜しんでしまう気がして。

   その向けられた思い遣りも、優しさも
   私にはきっと勿体ない。
   だって、大事にする方法なんて、知らないから。
   ……傷付ける方法だけ、分かってる。 ]


 
(4) 2022/11/26(Sat) 17:38:49

【人】 踊子 リリー

 

[ 夕焼けが照らす外の街並みに、
  青年の姿はどこにもなかった。

  手を繋いで一緒に帰路を歩む親子の姿や
  祭りに浮かされた人々の影だけが幾つも伸びて、
  ……ただ、それだけ。** ]


 
(5) 2022/11/26(Sat) 17:39:22
踊子 リリーは、メモを貼った。
(a7) 2022/11/26(Sat) 17:41:23

【赤】 画術師 リュディガー

[眼前で繰り広げられる淫蕩の『美』に感嘆しながら、

無知であった己を恥じている。

挿入行為まで「いつもの」というならば、描き切るだけ。]
(*27) 2022/11/26(Sat) 17:46:06

【赤】 画術師 リュディガー

[知らない方が幸せだったかもしれない。]**
(*28) 2022/11/26(Sat) 17:48:53

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

[男の指の所為と言われれば男としてはその通りでございますと唱えよう。
指がブランシュの胎の内を磨けば磨くほどに愛蜜を溢れさえてくれるのだから磨き甲斐がある。

最も>>*24淫らに咲き乱れる花は更なる快楽を求めてくれる。
指では届かぬ奥底までも所望されれば男は目蓋を伏せ肯首しよう。

高みにあるブランシュとは異なり男は仕事人そのものであるように、澱みなく手指を操ってきた。
表情を伺っても余裕が見て取れていただろう。

その股間が盛り上がり、ズボン越しにであれブランシュの尻肉を押しているのは――そういうことである]
(*29) 2022/11/26(Sat) 18:15:51

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

ではお嬢様には更に淫らな姿をしていただきましょうか。


[男はブランシュの秘孔から指を引き抜くと支えていた背から離れ、彼女の身体をベッドへと横たえさせた。
正面向かせるのはリュディガーの方へ、横向きに寝かせると片脚を担ぎ挙げ男の肩に担いでしまう。

その姿は男に犯される女のものでしかなく。
男はズボンを降ろすと自身の魔羅を取り出した。
大きさも硬さもブランシュは良く知っているであろうが、今日は一段とカリが高く張っている。

指先で秘裂を開きピンクサーモン色の花弁を広げると奥底へと通ずる孔へと魔羅の先端を押し当てた。
奥がすっかりと濡れていることは知っているがそれでも入れる瞬間は丁寧に。
魔羅の先端は入り口を押し広げては抜くを繰り返したっぷりと愛蜜を纏っていく]
(*30) 2022/11/26(Sat) 18:16:07

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

力を抜いて、息をゆっくりと吐いて――。


[男は口でそう言いながらも次に先端が秘孔へと埋まれば一息に魔羅を突き入れた。
その先端は比較的解れ切った蜜道を押し広げ圧迫感と共に、最も求めている奥に触れる。
その瞬間訪れるのは快楽の源を揺るがせていたものと同じ振動だ。
道具では味わえない生物の熱と硬さと合わさったその刺激は男が知る限りブランシュが溺れてしまいやすい波長で胎の奥を揺さぶった。

男は吐息を漏らす。
柔らかだが緩すぎるわけではない。
温かで濡れたブランシュの蜜道は男の魔羅を悦ばせてくれる]


マッサージをしますよ。


[ブランシュが落ち着く間を与えずに男は魔羅を振っていく。
高いカリでブランシュの蜜道の媚肉を悦ばせては奥の口に鈴口でキスをし、揺さぶる度に豊満な乳房を揺らさせていく**]
(*31) 2022/11/26(Sat) 18:16:13
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a8) 2022/11/26(Sat) 18:16:59

「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。
(a9) 2022/11/26(Sat) 18:45:00

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

どうやら、意は汲まれたらしい。
ベッドに体を横たえられ、横向きに、リュディガーを正面から見つめ、見られる体勢になる。
そのまま片脚を持ち上げ肩にかけられれば、ヌードデッサンでも決してしない、男女の生々しい交合そのものの絵図が眼前に。

取り出された男のものはいつもの…というには随分反りを増した凶悪な様子。

「まあ。そっちの薬はあげてないはずだけど…」

見た目通りの若々しい年頃の娘がするには随分凄絶な、にまりとした色を浮かべ、蜜穴が指で開かれ、押し当てられ、広げられていき、またも焦らすように馴染むまで出入りするのを待ち遠しく見つめる。

ようやく力を込めて先が挿入されていくと、息を詰めて男女の交接する場所で待ちわびたものを手に入れた。
(*32) 2022/11/26(Sat) 19:36:30

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

「く、ふぅっ、うんっ……あは、きたっ…
これ、待ってたの、きたあっ……!!」

一気に奥まで付きこまれて、先程まで振動で焦らされるばかりであった場所に硬くて太い、剛直が突き立ち内襞を振動とともに抉られる。こちらの体を完全に理解した、もっとも体に共鳴する波長。

「あは、あっ……いい、これ、このおっきいの、
すっごい、きてるわっ…」

満面の喜色を浮かべながら、体の内側から与えられる甘美すぎる法悦に身を捩らせる。

慣れていないからではない…むしろ開花しきっているからこそ。
決して街の表には出ない形で、自らの美を存分に振りまく。
もっとも、表で振りまいていいのなら、別にそうしたっていいのだけれど。それが目的ではない。自分のためだけの美。
記録するならいかようにでも。
(*33) 2022/11/26(Sat) 19:51:34

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

落ち着く間もなく、腰をぶつけられ、たまらず髪を振り乱し、声を上げる。最奥が触れ合うと嬉しげに、離れれば名残惜しそうに。水音が立ち、媚肉がさざめき、豊満な双弓がぶるんと揺れる。

「してっ…マッサージだから、これえっ…
もっとして、突いて、体の奥まで気持ちよく、イかせてえっ…!」

魔女としての叡智も、威厳も、今眼の前にはなく、ただひたすら色に溺れる淫蕩な一人として、あらん限り女としての性を謳歌し続ける**
(*34) 2022/11/26(Sat) 19:54:41

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

お嬢様の仰せのままに。


>>*34男の口はブランシュの意志に従うかのように宣うが現在の体位はどちらかと言えば男主体のものである。
脚を持ち上げ自由を抑制し、男の為すがままに身体を揺さぶられ双丘を揺らすしかない。
男の望むままに身を味わわれ快楽を貪られ、貪られた分女の身にもまた快楽が押し寄せ流されていく。
本来であればそうなのだがブランシュにとってはそれもまた『美』の極地なのだろう。

男は己が手で『美』しく咲く花の頬に手を差し伸べ、一度優しく撫でると腰の動きを早めていった。
魔羅の熱と硬さが動きに応じてカリがブランシュの蜜道を抉り擦りゆく。

最奥を突きあげることで生じた快楽を引き広げていくかのような動きは、男が股がぶつかり合う程に魔羅を突き入れては腰を円を描くように動かして先端を押し付けてから奥を捏ねて動かして起る。
その快楽を助長させるのは唾液をたっぷりと吸わせたブランシュの乳首であり、頬を撫でた手指でそこを摘まんでやりながら乳房が揺れるに任せて引っ張るように捏ねていく]
(*35) 2022/11/26(Sat) 20:25:17

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

ふっ、はっ――ほら、わかりますか。
中が全部感じるようになっていきますよ。


[魔羅の先端から滲み出る先走り液がブランシュの蜜道に滲み渡れば感度は顕著に挙がってしまうだろう。
奥から入り口まで何処を擦り抉っても極上の快楽を得てしまうように変えて。

男は腰を振る速度をブランシュが好むものへと変えその速度を保ったままに奥をゴツゴツと小突いていく。
男の息が荒々しいものになっていき額に汗が滲んでいくがそれよりも、目の前の『美』肌が紅潮し汗ばむ光景が尚美しい。

惜しむらくはその速度は男が達するには少々物足りないものではあるが男はブランシュが達してしまうことを優先し、脚を押さえていた手で秘芽をおもむろに摘まむと強めに摘まんで震わせてやった**]
(*36) 2022/11/26(Sat) 20:25:26
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a10) 2022/11/26(Sat) 20:37:35

【赤】 奏者 イルムヒルト

[緩い戒めから逃れることもせず。
絶頂の余韻と、充足感に身と心を浸していた。

一時のものだと、本能は理解している。
最上を知れば、再び、或いはそれ以上を求める飢餓を。
貴方も、私も。

されど今は。その逞しい腕と胸の中に。]
(*37) 2022/11/26(Sat) 21:26:52

【赤】 奏者 イルムヒルト

[用意されたガウンは上質で。
己の肌を隠すように余韻を閉じ込める

乱れ髪を手櫛で数度、撫で付けて
貴方の言葉にひとつ、頷く。



差し出された手に己の手を重ね。
立とうとすればふらつき。羞恥で頬を染めて。
それでも往きますと、視線は真っ直ぐに。貴方に向けて*]
(*38) 2022/11/26(Sat) 21:34:16

【人】 踊子 リリー

 ―― 早朝:自室 ――


[ …外の騒がしさで目を覚ました。
  祭り二日目となれば熱気が落ち着く、…こともなく
  相変わらず朝から人々は忙しない。
  窓越しに見える年若い歌姫が歌を響かせ
  それを観衆が褒めたたえ、──繰り返し。

  女の耳にも既に、男の圧力は届いている。>>1:102
  ああも怒らせたのだから予想し得た未来とはいえ、
  やはり昨日、青年を巻き込まなくて正解だった。
  ────さらりと髪を揺らし、立ち上がる。 ]


  (……食えない狸ね、本当)


[ 奇しくも他の誰かと同じような感想だったか。
  今頃噂話は人を伝い、母にも届いているはずだ。
  溜息を零しては、首元へリボンを結びつける。 ]
 
(6) 2022/11/26(Sat) 21:35:31

【人】 踊子 リリー

 

[ 自分に足りないものがなにかなんて、知っている。
  あの時、手を差し伸べた彼へ紡いだ覚悟。
  ────不自由を受け入れて、永遠にする、心。

  母が望んだ通りに舞い、
  母が愛した髪を揺らし、
  母が求めた瞳を輝かせ。


  本当はそんな風に踊りたくなくても。
  受け入れて、女神様に認められさえすれば
  後は願いを口にするだけ。>>1:100
  ──それはまさしく男が感じた通りに>>1:103
  女の抱えた妄執だった。 ]

 
(7) 2022/11/26(Sat) 21:35:37

【人】 踊子 リリー

 

[ それでも一度だけ味わったあの自由は、
  女の足元をぐらつかせた。
  自分自身でさえ、自分を大切に出来やしないのに
  向けられる優しさは心を不安定にさせた。


  本当は、自由になる方法なんて知っている。
  …………ひとりになるのが怖いから、
  誰かに縛られる道を選んでいるだけ。 ]

 
(8) 2022/11/26(Sat) 21:35:42

【人】 踊子 リリー

 

  あーあ。
  ……悪いことしちゃったな。


[ きっと彼は、ただの善意だったに違いないのに。
  ……それにしても、噂通りだったのは見目と歌だけで
  血濡れたナイフや二択を迫られることもなかったな、と
  ラ・コスタの怪人の話を思い出し、息を吐く。

  彼が本当にそうであるかはさておいても、
  ─あの奇妙な力を思えば、荒唐無稽な話でもない。

  時間を掛けて身支度を整えた女は、
  無意識に昨日の噛み痕をなぞっては
  それから外へ足を踏み出した。** ]

 
(9) 2022/11/26(Sat) 21:37:27
踊子 リリーは、メモを貼った。
(a11) 2022/11/26(Sat) 21:38:20

【人】 大富豪 シメオン

─ 浴場 ─ 
 
 お前を見ていると思ってしまうな。


[よく鍛えられているとはいえ老いた自分の体と、若々しい瑞々しさを湛えた美しい女の体。見比べてしまえばどうしても。]

 
 この身が衰えていく口惜しさをな。
 それに、若さそして未来があることが妬ましくなる。


[己はあと何年生きられるだろうか。
あとどれほどの年月、この身を保っていられるのか。
十年、多く見積もってもあと十年としないうちに『美』は己に背を向ける。、

男は相変わらず燃えるような、獣のような目付きで女を見ているが、その奥には微かにそれとは違う色。

男は、ふと自分の中に芽生えたものを自覚する。]
(10) 2022/11/26(Sat) 22:03:10

【人】 大富豪 シメオン

[広い浴場にはもちろん二人だけ。
使用人は外に控えているため、呼べばすぐにやってくる。

木製の大きな浴槽に張られたぬるめのお湯は地下から汲み上げたもので、やや塩気があり、ブラウンの透き通った色をしている。
そこに浮かべられた柑橘類と木の香りが湯気に溶けていた。
そして壁の一面には高級品である硝子張りで、そこには外の景色が美しく映えていた。

かつて『美』の女神に愛された建築家が、男の望みを形にしたものだった。]


 大分、疲れたのではないか?


[あんなにも激しい交わりは、初めてだった女に随分と無理をさせたはずだ。]


 湯はいい。
 疲れも、傷も癒してくれる。


[魔法も薬も使わずともそういう効能があるという。]
(11) 2022/11/26(Sat) 22:04:02

【人】 大富豪 シメオン

 

 ……明日の夜、
 お前の演奏が聴きたい。

 場所はそうだな、中央広場でどうだ。
 邪魔な者たちは片付けておくぞ。


[そう言って男は笑った。
もちろん片付けるなどということは冗談のこと。]


 お前の『美』を女神に、
 そしてこの街のものたちに見せつけてやろう。


[それは今年の『フェス』に捧げる『美』だ。
街の有力者で、数多の『美』の庇護者シメオン・ジョスイが女神に捧げる『美」として、女の演奏を選んだということだった。*]
(12) 2022/11/26(Sat) 22:05:24

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

男に組み敷かれるような体勢で、律動に任せて男の欲望そのままに実ったような豊満な身体を味わいつくされる。
あられもなく喘ぎ悶えながら交わる光景は、そんな風にも見えるかもしれない。
相手が、最近の男が主に顧客としているという、美を磨く途上の並の娘なら…だが。

「あん、んんっ、ああ、はあっん…
奥、ずんずんくるのいいっ……
胸も、すごい、感じちゃうっ……」

こちらのオーダーをすっかり覚えているように、的確な腰の動きに、抜き差しのたびに感じる場所を次々えぐられ、擦られ、抜き差しごとに交接部が水音を奏で、飛沫を散らせる。艶々と光り膨らみきった乳首をこね回されるたびに、自分の誇る肉体を思うままにされている…させているという悦びが胸を支配する。
(*39) 2022/11/26(Sat) 22:17:10

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

ああ、これだから…人間との交わりはやめられない。
(*40) 2022/11/26(Sat) 22:17:29

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

「ええ、わかるっ…中、感じてるわ…
胸、揉みくちゃにされるのもいいわ…
逞しいのでかき回されるのもいいっ…

どこも全部いいの、全部気持ちいい、イイのっ……!!」

口元はだらしなく開き、舌を突き出して喘ぎ、鼻腔も広がってしまっている。
普段の取り澄ました美しさとは似ても似つかない姿だろう。
けれど…他人がどう思うかなど関係はない。

腰の速さが少し落ちて、ちょうどいいと思える速さになる。
体の高揚と調和して、共鳴して、高められていく速さ。

「これ、そうっ…ん、あ、んっ!ああ、わっ……
イけるの、これっ…い、くうっっ…………」

最奥へ突き込み、秘芽を摘まれる頃には身体と精神は限界まで高められていて、そのまま導かれるまま、何の遠慮もなく気持ちよく……頭の中が白く弾けるような感覚さえ覚えながら、至極の法悦の元に、汗と愛液とを散らせ、果てた*
(*41) 2022/11/26(Sat) 22:30:06

【人】 影街の魔女 ブランシュ

「………ふう。」

ややあって、魔女はようやく体を起こす。
激しい運動の後のように頬を上気させ、けれど前よりもさっぱりと、活力に満ちた表情で。

「さてと。随分お待たせしてしまったわね?」

もう一つの方はあるが…と、先程の施術者と、観客の方に視線を向けた*
(13) 2022/11/26(Sat) 22:36:22

【人】 奏者 イルムヒルト

ー 浴場 ー

[一目でわかる、上質な浴場のつくり
湯気の中に香る柑橘と木の香りは上質で。
それは何処か心地よく体を解していくかのよう。

そのなかで貴方は、老いの知覚を吐露する。
口惜しくも、それを理解しているという色で。
あれ程の欲を持ちながらも、老いの足音への
抗いようもないことを]

……然れど。
年月を経ることで、深まるものもありましょう。

若さだけでは、届かぬものも。

[貴方なら、経る年月の中で。
そう思える程の美を見せてくれると、言外に。

少しふらつきながら、湯に手を浸す。
指先に感じる温かさは、先の荒ぶる程の熱さとを
無意識に比べて、しまいそう。]
(14) 2022/11/26(Sat) 22:46:35

【人】 奏者 イルムヒルト

[透き通る湯は、暖かみのあるブラウンに染まり
何処か森の小道のような色合い。
硝子張りの向こうの展望に、思わず吐息を溢して、見いる

湯の中に身を浸せば、蕩けるような心地と
少しだけひりつく入り口に内腿を閉じて。
問いかけには、小さく笑みを溢して]

それ以上に、美しさを知れましたから。
まだ何処か。高揚しているみたいです。

温かくて、染み込むような。
……音や、熱。それ以外にも。このような
美も、あるのですね。

[湯を、掌に掬いながら。ぽつりと。]
(15) 2022/11/26(Sat) 22:52:26

【人】 奏者 イルムヒルト

[そして、明日の夜の演奏をと
誰かの添えではなく、己のものを望まれるなら。]

承りました。
……奏でましょう。あの夜よりも深い音を。

[冗談めかし笑う貴方をみやりながら、女は是と返して。
また世界を奏でる喜びを。
指先に込めんとするでしょう。*]
(16) 2022/11/26(Sat) 22:55:59

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

[ブランシュが高みに達していく様を見下ろす男の視線はある種満足気なものである。
己が腕前で思うがままに極上の女に雌の顔をさせている。
>>*41その表情を男は『美』くしいと感じるのだから悪癖が生まれたのだろう。

果ててしまったブランシュの姿態は酷く艶めかしいもので、男は担ぎあげていた脚を降ろしてやると一度奥に魔羅の先端を押し付けてからゆっくりと腰を引き魔羅を秘孔から引き抜いた。
蜜にぬらりと光る魔羅はその形容をリュディガーに魅せつけるように高々とカリを天に向けている。

男は手を伸ばし、ブランシュの頬を撫で、頭を撫でると弛緩した姿態の体位を上向きにし楽な体勢にした。
リュディガーが帳に留めるならばしばらくはそのままであったが冷える前に柔らかな毛布をかけてやる]
(*42) 2022/11/26(Sat) 22:56:24

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

……ふぅ。


>>13男はつやつやとした表情のブランシュを見つめため息にも近しい吐息を漏らした。
体力が無尽蔵にあるかのようで本当に、いくら致しても帰る頃にはケロっとしているのだ。
密かに男が体力に自信を持っているのも無理はない話だろう。

男は視線を、クロッキー帳に向けていたリュディガーへと向けた]


お待たせしましたね。
リュディガー様、よろしいでしょうか?


[先程から何やら悩んでいたことには漸く気づいていた男は問いかけ、返答を待つことに**]
(17) 2022/11/26(Sat) 22:57:05

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

――翌朝――

[尚、この様に激しい様があっても男は翌日も店を開いている。
誰が来てくれるかは分からないが可能な限り開いておくのが男のやり方だった**]
(18) 2022/11/26(Sat) 22:58:43
「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。
(a12) 2022/11/26(Sat) 22:59:49

【赤】 画術師 リュディガー

(…………終わった。)


[絡み合っていた二人が解けたところで、ひとつ大きく息を吐いた。ただ夢中で描き続けて、少々消耗はしたけれど。

いい「絵」達が描けた。

『画術師』としては、これ以上無いくらいに最高のスケッチができたと思う。
下腹部に違和を覚えるものの、
何もないと言う顔のまま声をかける。]
(*43) 2022/11/26(Sat) 23:10:42

【人】 画術師 リュディガー

ここ水道か何か無い?手ぇ汚れちゃってさ……

[「施術行為」が終わり、利き手の汚れに気がついたので最初に主人に訊ねたのはそれであった。少しして、もっと他に言う事があるだろうと思い直し続ける。]


>>13>>17 お疲れ様。とってもきれいなモノを、ありがとうね。


[頭を下げた。]
(19) 2022/11/26(Sat) 23:11:34

【赤】 画術師 リュディガー

[>>17 声をかけられて、心臓が跳ねる。そう、まだ終わりでは無かったのだった。

先ほどまであれほど激しい行為をしていたというのに、疲弊した様子のない男をじっと見つめて、告げる。]


あのさ、始める前に二つくらいお願い。

一つめ、その口調やめて。めっちゃ似合わないから。いつも通りに呼んでほしい。


二つめ、



…………はじめてだから、優しくして、ね。
**
(*44) 2022/11/26(Sat) 23:18:03
画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a13) 2022/11/26(Sat) 23:21:20

【人】 影街の魔女 ブランシュ

どうやら、リュディガーの方も絵は描け、施術の約束も守ってくれるらしい。
まだ少し気だるくはあるが、体を起こしたまま二人を眺め

「いいのよ。見られながらのマッサージも新鮮だったもの。
ああ、でも…何か至急の野暮用、なかったかしら…」

魔女にしては珍しく、そんな気の回し方をした。
構わないならそのままもう少しいるつもりなのだけれど*
(20) 2022/11/26(Sat) 23:22:25

【人】 大富豪 シメオン

─ 浴場 ─

[女の言う通り、若さだけが価値ではない。
積み重ねた月日、研鑽にかけた時間だけ磨かれてきた『美』も確かにある。

それでも。
己が道の先に見えた『美』の極みに、どうしても届かないと、時間が足りないのだと理解ってしまうのだ。

だから男は思うのだ。
お前なら届くのかもしれないと。]


 動の『美』、静の『美』と言ったところか。


[女と同じように湯を掬う。
嗚呼、この手にあとどれだけの『美』を掴めるのか。]
(21) 2022/11/26(Sat) 23:22:55

【人】 大富豪 シメオン

 
 
 明日は少しやることがある。
 それと
が来るはずだ。


[本当にやってくるかは本人次第だが。『美』を抱く者にとって、その舞台を奪われたままでは居られないはずだ。]


 だが、必ず行く。


[たとえ『美』の女神が己を妨げようとも、必ず。]
(22) 2022/11/26(Sat) 23:23:39

【赤】 大富豪 シメオン

 

 だが、その前に……


[湯が大きく揺れてパシャリと音を立てる。
それは男が女の元へと移動した空に他ならない。]


 もう少し
調律
をしておこうか。


[女の『美』を想像するだけで、情動が疼き、女を欲して見る見る間に男の剛直は屹立していった。
欲に終わりなどないと、老いを自覚しようとも、男の飢餓が満たされることなどないのだと女に見せつけるように。]
(*45) 2022/11/26(Sat) 23:25:15

【人】 影街の魔女 ブランシュ

ー翌日 ヴンダーカマーー

フェスの熱気の中、魔女は静かにいつも通り店の定位置について店番をしている。
座っているのは本人か、あるいは分身か。

いずれにせよ、必要があればどこにでも現れることは容易いはずだ**
(23) 2022/11/26(Sat) 23:26:01

【赤】 大富豪 シメオン

[二匹の獣が再び交わり合おうとする。
男は女の元まで行くと剛直を女の目の前に晒す。]


 ……触れてみるか?


[男は口元に笑みを浮かべる。
そして「やってみろ」と、女に奉仕を求めた。*]
(*46) 2022/11/26(Sat) 23:26:14
影街の魔女 ブランシュは、メモを貼った。
(a14) 2022/11/26(Sat) 23:29:23

【人】 奏者 イルムヒルト

ー 浴場 ー

[貴方のように自分の美の到達点を理解するには
今花開き更に磨かれんとする私の美は未だその無数の可能性の中に
然れど。道はたしかに見えて。あとはそれに向け歩いていくのみの私。
到ることは出来るのか。その極みに
或いは貴方と同じように、その道の先を見るままに届かぬかもと理解するのか。
できるなら。いや、掴むのだ。可能性は私の手の内に既にあるのだから。


思いをあらたに、芽生え育つ美を私は深め奏でていくのでしょう。いつか頂きに到るまで。
餓えと、満ちるを繰り返しながら、我欲のままに。]

 静と、動。どちらも。
 心惹かれてやまない、もの。

[掬った掌より零れ落ちる湯。
それをぱしゃりと肩にかける。
零れる前に取り込むがごとくに。]
(24) 2022/11/26(Sat) 23:55:45

【人】 「邪毒」 スカリオーネ

水ならあちらの扉の先はシャワールームだ。
終わった後に使ったオイルを流すためのな。


>>19頭を下げる様子を見てから男はシャワールームの方を示した。
ブランシュは知っているだろうがシャワールームから更衣室に抜けることが出来る。
>>20何やら急用を思いつきたいらしいがシャワーを浴びた後にそのまま着替えに行けることは行ける]


急用か……俺は急ぎの要件はもうないが。
シャワーでも浴びてきたらどうだ。


[慣れない気の回し方に要件が思いつかないならそちらを使うようにと示しておく]
(25) 2022/11/26(Sat) 23:56:08

【人】 奏者 イルムヒルト


[明日は彼には用があるらしい。
演奏ひとつだけの女とは違い、
彼にも多くの為さねばならぬことがあるのでしょう。

女は頷く。
ほほえみ、その言葉に頷く。

必ず行くという、貴方の言の葉。]
(26) 2022/11/26(Sat) 23:56:40

【赤】 奏者 イルムヒルト

[夜の演奏迄には幾ばくか時もある。

満ちながらも、爪先から餓えていく心地もまた、
女も。きっと。今眼前へと近づいた、男も

飢えた獣性は、満ちたりを知れども欲に限りなく。
それを知るが故に、証を見た女は艶めき、
口元に三日月を穿くのだ。]
(*47) 2022/11/27(Sun) 0:03:41

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

>>*44男はその要望に大きくため息を溢した]

はぁ……お前なぁ……。
せめて仕事と客にしとけば。
明日からもまだギクシャクはしないだろうに。

普段通りだと私事でやるぞ、俺は。
良いのか?

あと優しくしてとか乙女か。
把握したからガウンを脱いでうつ伏せになれ。


[男は肩を竦めるとリュディガーに指示する。
その間に魔手で自身の肌を撫でていきオイルやブランシュと自身の体液を落として手指を清めていた**]
(*48) 2022/11/27(Sun) 0:06:03

【赤】 奏者 イルムヒルト

[調律をとばかりに、女もまた誘いに手を伸ばす。]


……奏でて、よいのですか?


[と。甘やかに言の葉を溢したならば、
剛直に触れるたおやかな指は
リュートを爪弾くよりも緩やかに。されど絡みつくように
裏筋を掌と指で擦るだろう。

奏でるのに集中すれば
自然、自分の双丘を剛直に押し付ける形になるのだが
恥ずかしがることはなく

その欲の、ままに。*]
(*49) 2022/11/27(Sun) 0:08:02
「邪毒」 スカリオーネは、メモを貼った。
(a15) 2022/11/27(Sun) 0:08:51

奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a16) 2022/11/27(Sun) 0:11:07

【人】 「怪人」 ファントム

―― 早朝:リリーと ――


「やぁ、遅かったじゃないか。
私の方から来てしまったよ。」


外へと踏み出した彼女>>9へと声を掛ける。
驚いてくれれば、「怪人」の面目躍如というモノだ。

「『美』を魅せにいくのだろう?
早速、行こうじゃないか。
今なら、どこかに空いたスペースが残っているだろう。
――どうして?とか、なんで?とか、面倒な質問は聞かないでおくれよ?」

有無を言わさず、彼女の手を取って歩き始める。
人々の熱狂の真ん中、中央広場へと。
(27) 2022/11/27(Sun) 0:22:11

【人】 「怪人」 ファントム

―― 中央広場のはずれ:リリーと ――


劇場と劇場の間、小さな路地。
多くの人々が、こちらには目もくれず通り過ぎていく。
ステージもなく、土埃だけが舞う開けたスペース。
――自分が『美』を魅せるのに、打って付けだ。

「色々、答えを考えたんだがね。
私は結局、どこまでも表現者だ。
『魅せる』以外に方法を知らない。」

彼女に投げかけられた問い。
どれだけ言葉を並べようと、どこか空虚な気がして答えを出すことが出来なかった。
だから、『魅せる』事にしたのだ。

「一曲、とびっきりの舞いをお願いするが、いいね?」

彼女がどんな反応を示したか、わざわざ確認もしていない。
私は私の「魅せ方」を見せるだけだ。
あの日、初めてバーで会った時のように。

――けれど、今日は彼女も共に居る。
(28) 2022/11/27(Sun) 0:23:48

【人】 「怪人」 ファントム

路地の暗がりに立ち、何事かと振り返った客の注目を一身に浴びる。
――この瞬間が、たまらなく心地よい。

私が『美』を披露し、皆が魅せられる、それがこの世界の全て。
私は大きく息を吸い、高らかに声を上げる。
(29) 2022/11/27(Sun) 0:24:05

【人】 「怪人」 ファントム

Forza! Alziamo tutti la voce!

さぁ!みんなで声をあげよう!

Alla nostra dea, facciamoci sentire!

我らの女神へと、聴かせてみせよう!


大きく、胸を反らせて声を張り上げる。
広場の全ての者へ届けと言わんばかりに。
(30) 2022/11/27(Sun) 0:24:39

【人】 「怪人」 ファントム

Battete i tacchi, battete le mani, ballate!

踵を鳴らし、手を叩いて、踊りあかそう!

Suoniamo i nostri liuti, battiamo i nostri tamburi e facciamo rumore!

リュートを弾き、ドラムを打ち、騒ぎあかそう!


立派な劇場など必要ない。
ステージも、客席もない。
けれど、自分がここに居る。
誰にも邪魔されることなく。
(31) 2022/11/27(Sun) 0:24:56

【人】 「怪人」 ファントム

Suoneremo finché avremo vita!

私達は命の限り音を鳴らす!

Nessuno può tapparci la bocca!

誰も、私達の口を塞ぐ事など出来はしないのだから!


言葉に込めた意味は、きっと彼女に伝わる。
問いへの答えの全てを、彼女へ『魅せた』。**
(32) 2022/11/27(Sun) 0:25:11
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a17) 2022/11/27(Sun) 0:33:57

【人】 大富豪 シメオン

[朝になり男は居なくとも、演奏に必要なものがあれば、使用人が用意してくれるだろう。練習場が必要なら、この屋敷のどこでも使える様になっていたし、演奏の際に衣装が必要ならドレスでもなんでも用意される。

もしも演奏する場所がなければ、男が口にした冗談が冗談で終わらないことも。

それどころか、休む部屋が必要だといえば“女の部屋”があり、食事から何まで、まるで女主人のような扱いを受けることになっていることを、おそらく知らないのは女自身だけだろう。]
(33) 2022/11/27(Sun) 0:35:25

【赤】 大富豪 シメオン

[触れた白い指が緩やかで、されど絡みつくような触れ方は初めてそうしているとは思えない手つき。
それから押し付けられる柔らかな感触。

女の中を犯していたときと比べれば、物足りなさは有るものの、それがまた違った心地よさを剛直に与えてくる。

美しい女の指が、豊かな双丘が己に奉仕している。
その事自体が男の情欲を煽り、熱が昂っていく。]


 そうだ、いいぞ。


[びくりと震える剛直。
それは女の熱が、欲が、男に確かに伝わった証。]
(*50) 2022/11/27(Sun) 0:38:52

【赤】 大富豪 シメオン

 

 次は口を使ってみろ。

 咥えて、舌を使い私を昂らせるのだ。
 上手くやれたなら、私の熱をお前にくれてやる。


[女に悦びを与えた男が、次は女が悦びを与える方法を教え込む。*]
(*51) 2022/11/27(Sun) 0:39:04

【人】 大富豪 シメオン

─ 二日目 ─

[ラ・コスタの『フェス』も二日目となる。
『美』を抱く者たちはそれを披露するためにパトロンを見つけ、パトロンたちは自らの財力と権力をもって庇護した『美』を舞台へと上げる。

しかし、それは限られた者にしか許されない。
栄光の裏側で夢破れた者たちは影街へと追いやられることになる。


『美』の舞台は中央広場。
豪華な劇場や美術館の立ち並ぶそこは、有力なパトロンに恵まれ、優れた『美』を持つ者のみが上がることのできる舞台。
それはラ・コスタ全ての憧れ。
女神の寵愛を受ける者を決める舞台。

シメオン・ジョスイはそんは中央広場に位置する劇場を幾つも抑えていた。
だが、今年のフェスでそれを使用するつもりはない。
例年ならば庇護した『美』の一つ一つにその舞台を与えたのだが、今年この時までに男が手にした『美』は一人だけだった。

故に、それらの劇場は空のまま捨て置かれることになる。**]
(34) 2022/11/27(Sun) 1:02:25
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a18) 2022/11/27(Sun) 1:04:01

【人】 画術師 リュディガー

[>>20 珍しく気を遣ってくれている様子のブランシュに首をかしげる。そもそも、無茶な要望を出したのはこちらの方だというのに。]


……ブランへの「対価」、まだ払ってないから。物足りなかったら『寿命』くらい少しあげられるよ?

本当に忙しいなら、無理にとは言わないけどさ。


[暗に留まる事を承諾しているのだ。]*
(35) 2022/11/27(Sun) 8:44:16

【人】 画術師 リュディガー


>>25 りょーかい。ちょっと待っててね。


[ベッドを一旦降りる。シャワーまでは浴びなかったが、利き手を染める黒鉛は丁寧に落としておいた。

施術用ベッドの上に戻ってから、クロッキー帳と鉛筆を邪魔にならない場所へと移動させておく。]
(36) 2022/11/27(Sun) 8:44:54

【赤】 画術師 リュディガー

[>>*48 苦々しげに言われてしまい、こんな状況なのに少し笑ってしまいそうになる。]


…………いーよ。いいよ、それで。
そっちの方が、ずっとお前らしいし。
それにもう、今更だ。



[ブランシュにはやや申し訳ないが、あの「いつもの」コースを丸ごと受けるのは流石に抵抗があった。そこまで濃厚に触れられてしまったら、いよいよもって正気を保てる自信がない。
ただでさえ、普通に触れられるだけでもきっと、


それに肉付きが全く違うので、ブランシュに施したようなスタイルアップの手法が殆ど効果が無さそうだな、と思っていたのもある。

ガウンを脱いで、下半身にしか衣服を身に纏っていない状態になり促されたようにベッドの上でうつ伏せになって待つ。

流石に気づかれているだろうか、本来の「性別」に。]*
(*52) 2022/11/27(Sun) 8:46:16

【人】 画術師 リュディガー

ー二日目・中央広間ー


一晩経ったところで余韻が抜けきっているはずもなく。ただぼんやりと広間で道行く人々を眺めていた。


……「怪人」は気がついているだろうか。
>>0:292手渡した「絵」の隅に、(何かあればご連絡ください/ドメネクより)というサインが刻まれている事を。

普段であれば素性を明かすことはしないのだが、なんとなく気まぐれで連絡先を残しておいたのであった。
それは、共にいた青年の絵も同じく。**
(37) 2022/11/27(Sun) 9:03:12
画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a19) 2022/11/27(Sun) 9:08:50

【人】 「怪人」 ファントム

―イラストを省みて―


「なるほどね、ドメネク家のご令嬢だったか。」

一族の事は無論、聞き及んでいる。
もしかしたら、普段『美』を披露している中で、一族の何人かと関わる事もあったかもしれない。

「彼も、ドメネク家の事を知れば、驚くかもしれないね。」

彼女からイラストを受け取った後>>0:292、彼に手渡すことが出来たかどうか、それは今は別の話。
けれど、初めて貰ったファンからの贈り物が貴重な物だと知った彼の様子は、容易に想起できるから。*
(38) 2022/11/27(Sun) 10:10:11
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a20) 2022/11/27(Sun) 10:12:02

【人】 影街の魔女 ブランシュ

ー1日目ー

施術が終わり、客と店という関係から離れれば、話し方も気が置けないものになる施術師>>25と、これから施術を受けるリュディガー>>35と。二人の話を聞けば、どうするかもすぐに答えは出る。

「いえ、こんな事で対価をもらうつもりはないし。
そうね、至急な気もしたけど…野暮用だし。

ええ、一度シャワーを浴びて、戻ってくるわ。
そんなに時間はかからないと思うから。」

せっかくだから最後まで見物はさせてもらうことにしつつ、提案通り体を清めるためにシャワーは浴びてくることにした。

もっとも、汗やその他色々なものを流すのは、自分の美の表面を洗い流すようで少し勿体なくはあったのだけど**
(39) 2022/11/27(Sun) 10:40:09

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

[手を洗い戻ってきたリュディガーがガウンを脱ぐ。
>>*52脱いだことで露わになった肢体を見て男は一度目を見開いてから常からの表情に戻るまでの間少しばかり時間を有した。

うつ伏せになったとしても男の線と女の線は異なるのだから例え肉付きがブランシュとは違っていたとしても見間違うことはない]


……お前、女だったのか。


[今更なことを口にしながら男は小さく肩を竦める。

ブランシュはシャワーを浴びてくるらしかったが先程からの悩み具合といいリュディガーを待たせる方が彼女の覚悟に罅を入れることになりそうであった。

男は唇をリュディガーの耳元に近づけ囁く]
(*53) 2022/11/27(Sun) 12:36:01

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

[客には開始の時点で言葉を投げかけるのだが常とは異なる言い回しを行い距離を離す。

男は琥珀色の液体が入った瓶からオイルを掌にたっぷりと乗せ人肌で温めてからリュディガーの背筋や太腿の裏、男物の肌色のパンツに包まれた尻肉に垂らしていった。
パンツに既に滲みができていたかは見れば把握できたろうか]


ほら、まずは腰から背筋だ。


[どこに触れるのか。
ブランシュには口にしなかったことを触れる前に伝えてから掌で触れる。
触れることで初めて分かる男の肌理細やかでしっとりとし吸い付いて離れない密着感を生み出す掌はオイルを全身に伸ばすためにリュディガーの背面全てに隙間なく触れていく。
背面から身体を伝い落ちていくオイルで側面と少しながらの前面も準備を整えると男は吐息を一つ、二つ。
意識を集中する]
(*54) 2022/11/27(Sun) 12:36:22

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

ずっと描いてたんだ。
肩は凝ってそうだな。


[術を施す順番もまたブランシュとは違え、掌にぼんやりと青白い光を浮かべると肩に触れる。
柔らかな触れ方で労わるように。
その上で魔法により生じさせる振動がリュディガーの身に振動を与え揺らぎ揺らす。

肩から背筋、背筋からお尻を飛ばして脚を指先まで。
また肩に戻れば次は手を――]


俺はこの手は嫌いじゃないんだ。
悪いがここは残しておくからな。


[鉛筆の粉や絵具の色が爪の間に入り長年経過すれば落ちにくいものになっている。
男の技術ならば落とすことも容易いが、男の『美』に対する意識がNo.と言うのだから既に『美』くしいリュディガーの掌には術は遣わず、男の本来の指先の技術だけで手の疲れを取ってやる**]
(*55) 2022/11/27(Sun) 12:36:30

【人】 踊子 リリー

 

[ ────女のするべきことは決まっていた。
  あの腹に一物どころか何物も抱えた男の元へ赴き、
  文句の一つでも投げてやろうと思ったのだ。
  ……というよりも、そうせざるを得ない¥況へ
  整えられている…と言った方が正しいか。>>22

  許しを乞うつもりはなかった。
  それさえ男の神経を逆撫でしそうなものだけれど、
  もしそうなったとして、そんなもの今更だ。


  ……彼はあの時、
  女神よりも先に望むものを与えると言った。>>0:74
  けれど彼では、──否、女神以外の他の誰でも
  女の望みは叶えられない。
  大きな舞台も、輝く為の権力も捨てた妄執が、
  今以上の不興を買うことは覚悟して──… ]

 
(40) 2022/11/27(Sun) 12:40:28

【人】 踊子 リリー

 

[ ……そのつもりだったの、だけれど ]


  ────── っな、……あ、貴方…ッ


[ 朝特有の僅かな冷えを感じるよりも先に、
  女は悲鳴を飲み込む羽目になる。>>27
  咄嗟に顔を向けた先には、仮面を着けた青年の姿。
  あの魔術めいた力を思えば
  どうしてここが分かったのかなんて、野暮な問いだ。

  ……とはいえ、────それはともかく! ]


  ねえ、っ離して、


[ 有力者に喧嘩を売ったも同然の状況ということを、
  昨日教えたばかりなのに。
  離せと声を掛けても、
  彼は手を引いて足を進めるばかり ]
 
(41) 2022/11/27(Sun) 12:40:35

【人】 踊子 リリー

 

[ 面倒な質問と彼は言うけれど、大事な問いではある筈だ。
  彼が本当に怪人なら、人の世の道理は
  ある程度無効にもなりはするだろうけれど
  それにしたって巻き添えを食らわせる必要もない。

  いや、そもそも、自分は昨日言ったのだ。
  ──忘れてくれていい、と、…確かに。 ]


  …………まさか貴方、
  わざわざ返事をしに来たの?

  忘れていいって言ったの……聞こえなかった?


[ そんなはずはない。届く声で紡いだのだから。
  とはいえ質問を遮断する強引さを思うに、
  訊いても答えが返ってくる気はしなかった。

  ──あの狡猾な男の圧力は、各方面に掛かっているが
  流石に街の、管理者などいていないような場所は
  抜け道に近しいものでもあるだろう。>>28 ]
 
(42) 2022/11/27(Sun) 12:40:39

【人】 踊子 リリー

 

[ 告げられた言葉に、女の視界はちかりと眩んだ。
  ──自由に舞うのは、
  この街であってこの街のどこでもないような
  あの、二人だけの舞台で終わらせるつもりだったから。

  言葉がいまさら杭になるとは思わなかった。
  それよりも先、観客の視線がこちらへ刺さる。>>29
  …ひゅぅ、と喉が鳴った。 ]


  …………… ぁ、……


[ 視界の端で星空の髪がきらきらと煌めいて、
  それ以上に彼の歌声が頭に響く。

  楽しそう、と思った。──思ってしまった。
  母への妄執と、自由への、羨望
  感情が否応なしに掻き乱されては心を揺らす。 ]

 
(43) 2022/11/27(Sun) 12:40:45

【人】 踊子 リリー

 

[ ──────……、震える足で地を踏んだ。
  不自由を貫く方がきっと楽で、
  この先困らないことなんて知っている。
  ここで踊ってしまえばもう、後に引けないことも。


  一歩。
  歌に合わせ、くるり、と舞う。
  二歩。
  ────後はもう、心の向くが、まま。 ]


 
(44) 2022/11/27(Sun) 12:40:49

【人】 踊子 リリー

 


   『 ねえリリー、
     いつかお母さんの手から離れられたらさ、
     もっと自由に踊れると良いね 』


[ 姉の、いつかの言葉が不意に脳裏を過った。 ]

 
(45) 2022/11/27(Sun) 12:40:53

【人】 踊子 リリー

 

[ まだ夢うつつから醒めない人もいる朝に、
  青年の歌は冷たい空気へ熱を乗せた。
  私は、──きっと誤魔化す手段も持っていたけど
  それでも、……二人だけの舞台で踊った時みたいに
  ──或いはそれ以上に、花が揺れるように、舞って。


  確かなことなんて分からないけれど。
  私が、私を、──大事にしてみたいって
  その時初めて、…………思ったせいだ。 ]

 
(46) 2022/11/27(Sun) 12:40:58

【人】 踊子 リリー

 


[ やがて遠くないうちに歌は止み、
  女の舞いもそこで一度終わりを見せる。

  周囲の人々や、この舞台を作り上げた青年を
  目に入れる余裕は未だ無く。
  女は、今にも崩れそうな足を叱咤して、
  立ち続けるのが精いっぱいだった。** ]


 
(47) 2022/11/27(Sun) 12:41:01
踊子 リリーは、メモを貼った。
(a21) 2022/11/27(Sun) 12:42:03

【人】 大富豪 シメオン

─ 二日目 ─

[
予期していた来客は無い。

別に、男に取ってはそうであっても構わぬこと。
逃した『美』を惜しむ気持ちが無いわけでは無いが、女神への求愛を捨てて生きるのも人としてはあり得る選択だ。

それは『美』の在り方が、この街とは違うというだけのこと。

それよりも。
己れにはやらなければならないことがある。

当てにしていたつもりはないものの、魔女の助力を得られなかったのは痛恨だった。だが、他に手段がないわけではない。

今年の『フェス』は千載一遇の機。
逃すわけにはいかない。
昔から何も変わらぬこと。
己が渇望のままに、飢餓を満たすために、ただ道を求めるのみ。

見出した終着点が
美の女神
ならば。*]
(48) 2022/11/27(Sun) 13:00:38

【人】 大富豪 シメオン

[太陽が西に沈み始める。
二日目の夜が訪れる。

準備に少々手間取り少し遅れてしまった。

だが、広場には従者を行かせてある。
私が居なくとも始めるように彼女へ伝えるはずだ。

彼女ならば今持ち得る全てを、
そして私には届かぬはずの『美』を女神と人々に見せてくれよう。

このシメオン・ジョスイの最高傑作として。*]
(49) 2022/11/27(Sun) 13:01:49
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a22) 2022/11/27(Sun) 13:05:05

【赤】 奏者 イルムヒルト

[其れの味は。
湯に浸かっていたとはいえ

――雄、を感じさせるものであった]
(*56) 2022/11/27(Sun) 13:09:14

【赤】 奏者 イルムヒルト

[良いという言葉と、
手の中の熱が硬く、震える様子を見
女は緩やかに触れる指で優しく扱いて、いたのだが]


 ……舌と、口、と。


[こうだろうか。剛直に手を添えれば、
切っ先の形を確かめるように、鈴口や亀頭を舌先で触れ
ぐるりと円を描くように舐めた後
其れを口に咥えて頬張って。
竿の半ばまで飲み込むようにして、喉や頬肉を使い
吸って圧をかけてみる

誰が教えたわけでもない、昂らせ方。
唯、咥えて、味わって。
私の手で貴方の欲を育てたくなったから。

悦びを与える方法を、貴方が教えるのなら
女は貪欲に吸収し、それを身に着けてゆく
そして1つ、花が開くのだ。]
(*57) 2022/11/27(Sun) 13:09:30

【赤】 奏者 イルムヒルト

[欲という名の、花がまた、1つ。*]
(*58) 2022/11/27(Sun) 13:12:48

【人】 奏者 イルムヒルト

― 2日目夕刻:中央広場 ―

[2日目のはじめに、女が望んだことは
リュートの手入れと調律に必要な道具。それから
破られた服の代わりに着られるものを。

――其処に男はおらじとも、
叶えられたのなら驚くであろうし、
思わず頭を下げて礼をいう。

今宵の演奏の約を叶えるために女は調律を怠らぬ。
夕刻に中央広場に向かうまでは音は屋敷の中で、響き。


空が茜に染まる頃、
女は装飾のない、紺の衣装に身を包み
フードを被ってその場所へと向かう。

広場では早朝に美しい歌と自由に、楽しそうに踊り舞う娘の
演があったとの噂を耳にする。>>44
誰なのだろう。――見てみたくあったな、とふと思いながらも
広場の、とある場所へ向かえば
あの方の従者なのだろう人に促され
指定された場所に座れば、普段の酒場より見る景色と違うのだな、と思う。]
(50) 2022/11/27(Sun) 13:24:31

【人】 奏者 イルムヒルト

[違うのは、人々の視線。
美しく舞う花でもなく、天の歌声を持つ女でもなく
其処にいるのは使い込まれたリュートを持った
フードを被る女、1人。

頭にかかった其れを外し、
弦を一度、掻き鳴らせば空気が変わる。

其処に在るのは常の添え物の音ではなく
世界を、紡ぐ音。]
(51) 2022/11/27(Sun) 13:24:49

【人】 奏者 イルムヒルト

 ―――……。

[吐息を、零し]
(52) 2022/11/27(Sun) 13:25:09

【人】 奏者 イルムヒルト

[旋律を奏で始めれば、人々はその場から足を動かせなくなる。

それを耳にした者のもつ情に、
或いは気づかずにいたものを擽り。
昂らせるように音は鳴る。
人が持ちうる本能を、其れは惹きつけてやまぬ。

魅了、ともいうのだろうか。
視線を向けずにはいられない
耳を傾けずには、いられない。

――それに触れれば、身も心も溺れてしまうことでしょう。
美に触れ芽生えた火種を、熱狂に変えて。

音が、世界を変える。
己の紡ぐ音こそが、世界となる。

花開けども更に高みへと昇るかのように。
艶めく音は中央広場へと響き渡るのでしょう。**]
(53) 2022/11/27(Sun) 13:25:49
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a23) 2022/11/27(Sun) 13:27:51

【赤】 大富豪 シメオン

[剛直が滑る口内に入り込む。
快感だけならば女の中の方がずっといいだろう。
だが、咥えられ、舌を使い、自在に男のモノを扱いていくその動きは、快感以上に熱を欲を昂らせる。]


 そうだ、いいぞ。
 もっと口を窄めて締め付けるように。
 強弱をつけ、舌を巧く使え。


[男は女に教え込んでいくが、すでに昨日まで乙女であったとは思えない舌使い。そうであったなどと誰も信じないだろう。]


 それだけではない。
 視線や仕草でも情欲を煽るのだ。
 性感を与えるだけでなく、目も、耳も犯せ。


[何か一つばかりではなく、持ち得るもの全てを使って熱を高めていくのだと。]
(*59) 2022/11/27(Sun) 13:35:58

【赤】 大富豪 シメオン

[それはまるで砂に水を落とすかの如く。
女は教えられたことを見る間に吸収していく。

その舌使いは熟練の娼婦のようで。
それでいて何も知らぬ無垢な娘にさえ見える。

器用なのだとかそういうことではないだろう。
貪欲なのだ、ただ只管に、女はただただ貪欲だった。
男の教えも、男の熱も、女は貪り喰らうのだろう。]


 いいぞ……


[男はその快感に抗わない。
女によって高められるまま熱を帯びて、膨らんだ欲…この女を犯したいと思うがままに、前触れはただ一度体を震わせると、女を抱いたときと同じように、口の中に勢いよく精を放った。*]
(*60) 2022/11/27(Sun) 13:36:35

【人】 人造生物 ユスターシュ

―― 一日目/中央広場 ――

[丁度、広場の入口に差しかかった頃。]


―――あ。


[見覚えのある小さな人影に、足を止める。
昨日、僕らと一緒に歌ってくれたあの時の女の子。>>0:225]


…こんにちは。


[あのときと同じように小さく手を振りながら声をかければ、彼女は振り向いてくれただろうか。

知っている顔にほっとして声をかけたものの、女の子の顔は曇りがちだ。
というより、今にも泣き出しそうにさえ見える]
(54) 2022/11/27(Sun) 13:59:57

【人】 人造生物 ユスターシュ



……どうしたの?


[目線を合わせるように屈みこむと、一緒に来た両親と逸れたのだという。
事前に「迷子になったときは此処で待っていること」とご両親に言われていたのだけれど、何時まで経っても会えなくて不安だった、と]


……そっか。


[こういうとき、どんな顔をしたらいいのかわからなくて。
一先ず、安心させてあげたくて女の子の頭を撫でる。]


大丈夫。
きっと、お父さんとお母さんも君のこと探しているよ。
ただ、ここは人が多いからうまく見つけられないだけで。


[それから、往来する他の人たちの邪魔にならなそうな場所に移動しようと広場の入口の傍らにある石垣に二人揃って腰を下ろした。]
(55) 2022/11/27(Sun) 14:00:39

【人】 人造生物 ユスターシュ



あ、そうだ。
よかったら、サンドイッチ食べない?


[言いながら、先程いただいたサンドイッチの入った包みを取り出す。]


僕がお世話になってる宿屋の人が作ってくれたんだ。
そこのご主人、とっても料理が上手な人なんだよ。


[そこまで言いかけて、ふと思いついたように。]


…よかったら、一緒に食べてもらえると嬉しいな。
僕一人だと、食べきれないかもしれないから。

[それに]

ご飯は独りで食べるより誰かと一緒に食べたほうが
おいしいっていうものね。
(56) 2022/11/27(Sun) 14:02:23

【人】 人造生物 ユスターシュ



……おいしい?


[もきゅもきゅと、女の子が小さな口いっぱいにサンドイッチを頬張るのを見ながら、僕もサンドイッチを一ついただく。

常連客にも好評だというハムとレタスのサンドイッチは、宿屋のご主人が伝手を使って取り寄せたという東洋の調味料のせいか、以前、他のお店でいただいたときとは少し味わいが違う気がする。]


よかった。
お口にあったのなら僕も嬉しいよ。


[サンドイッチを食べ終えたときには女の子も先程よりも元気になった様子。
その姿にほっと胸をなでおろしながら]


お父さんとお母さん、早く迎えにくるといいねぇ…。

「うん……」


[横目にちらりと見た、女の子の横顔は寂しそうで]
(57) 2022/11/27(Sun) 14:03:15

【人】 人造生物 ユスターシュ



…お父さんとお母さんのこと、大好きなんだね。

「うん!
おとうさんね、ふえをふくのがとってもじょうずなの!
おかあさんはおうたがとってもじょうずなのよ!
ふたりとも、とってもとってもやさしいの!」

…そっか。


「うん!おにいさんは?」

僕…?


[きらきらとした目で話の続きを促す彼女に、少し困ったなぁと苦笑して]
(58) 2022/11/27(Sun) 14:05:50

【人】 人造生物 ユスターシュ



―――…うん。好きだよ。


[本当は、そんなことを思う資格は僕にはないけれど。
でも、嘘は言ってない。

そっと手を伸ばして、もう一度女の子の頭を撫でた。
首を傾げる女の子に、にこ、と微笑いかけて]


そうだ。
君のお父さんとお母さんがくるまで少し、お歌を唄っていようか。

「おうた?きのうみたいな?」

それもいいけれど。でも、今日はちょっと違うかな。
僕、あまり歌を知らないけれど、一つだけ知ってる歌があるから。


[興味津々と言った様子の女の子に再度笑いかけると、そのままそっと膝の上に載せて歌を唄う。
僕が一つだけきちんと歌詞を知っている歌]
(59) 2022/11/27(Sun) 14:08:09

【人】 人造生物 ユスターシュ



―――Something old,something new,

   (なにかひとつ古いもの、なにかひとつ新しいもの)

―――Something borrowed,something blue,

   (なにかひとつ借りたもの、なにかひとつ青いもの)

―――And a sixpence in her shoe.

   (そして靴の中に6ペンス銀貨を)


[昔、森の中で見かけた若い恋人たちが口ずさんでいた歌。

…主様が遺していた日記にも書いてあったっけ。

花嫁のための四つのなにかと6ペンスの銀貨の歌。
主様の大切だった人が、何度か主様に歌って聞かせていた、と。]
(60) 2022/11/27(Sun) 14:11:07

【人】 人造生物 ユスターシュ

[そのときだった。]


「ミーシャ!!」
「おかあさん!!」


[駆け寄ってきた母親に飛びつく女の子。
ややあってから、追いついたらしい父親にも同じように飛びつく。]


……、よかったね。


[女の子の背中に安堵と共に、ぽつりと零して。
此方を振り向いた女の子に微笑って小さく手を振ってから。

それから、ご両親に深々と頭を下げて、少し足早にその場を立ち去ろうとする。

女の子のご両親が無事見つかって、ほっとしているのも嘘偽りのない事実。
…それでも、仲睦まじい彼女たちの姿には、思い出してしまうものがあって。
どうしようもなく、胸が痛くなってしまうから。
]
(61) 2022/11/27(Sun) 14:12:42

【人】 人造生物 ユスターシュ

[――ただ、それでも。


その場を立ち去ろうとする背中に聞こえた『ありがとう』という言葉は。
その言葉の温かさは、きっと忘れられない。]*
(62) 2022/11/27(Sun) 14:13:48

【人】 人造生物 ユスターシュ

[女の子たちと別れた後、街の中を見て回った。

広場で披露される歌や踊り、
街の画術師たちが心を込めて描いたという作品や
各地から集められたという美しい工芸品の数々。

そんななかでふと、目を引いたのが広場の片隅にちょこんと店を構えていたテント付きのワゴン]


……これは、花?


[ワゴンの台の上に置かれているのは、リボンや蝋で飾られた硝子の小瓶たち。
その中にはそれぞれ色とりどりの花が容れられていた。]
(63) 2022/11/27(Sun) 14:16:22

【人】 人造生物 ユスターシュ



綺麗……。


[掌に収まる大きさの小瓶を手に取りながら呟けば。
それを見つけた店主がすかさず近づいてきた。

なんでも、この小瓶たちは「ハーバリウム」というらしい。
色付けや乾燥させた草花を透明なオイルと共に封じたというそれはオイルの他にも微小な硝子粉が封じられているのか、
陽の光を受けてきらきらと輝いてみえた。

再度視線を移すのは、自分の掌の上の小瓶。
深い青色に染められたデイジーを主として青色で統一されたそれに、なんとなく影街のあのお店の店主さんを思い出して。

お祭りの後、次に会うときのお土産にいいだろうかと、それを買い求めることにする。]
(64) 2022/11/27(Sun) 14:17:51

【人】 人造生物 ユスターシュ



「あ、これおまけね」

え……?


[会計を済ませた後、店主さんから渡されたのはハーバリウムの小瓶がもう一つ。
来年に向けての試作品だと渡されたそれは薄紅色の小さな薔薇が入れられたもので。]


「この花には『感謝』って意味の花言葉もあるのさ。
男が持ってるのが恥ずかしいっていうなら、
誰かさんへの贈り物にするといいよ」


[そう言われてしまえば、返しようもなくて。
その日はそのまま、小さな可愛らしい硝子の小瓶を二つ、宿へと持ち帰ることになるのだった。]*
(65) 2022/11/27(Sun) 14:20:45
人造生物 ユスターシュは、メモを貼った。
(a24) 2022/11/27(Sun) 14:25:04

【赤】 画術師 リュディガー

>>*53 ……知らなかったっけ?そうだよ。


[そこそこの付き合いになるのに勘違いされていたのか。まあよくある事、で一旦流す事にした。

耳元で囁かれて体を震わせてしまう。]
(*61) 2022/11/27(Sun) 15:34:27

【赤】 画術師 リュディガー


…………んっ…………


[>>*54 お願い通りに接してくれる彼のプロ意識に感謝しながら、垂らされる液体と手の感触に早くも思考を溶かされていく。

元より先程まで行われていた「施術」の空気にじわじわとあてられていたのもあり、直ぐに熱は全身を巡っていく。密かに感じ入っていた事は下着を見ても明らかだろうけれど。]
(*62) 2022/11/27(Sun) 15:36:43

【赤】 画術師 リュディガー


(……気持ちい……)

[この段階では単なる健全なマッサージでしかないのだが。男の技量か、それとも別種の感情か。優しく解されているだけだというのに、官能に捕らわれそうになる。

>>*55 指先に染み付いた絵具後を落とさず丁寧な処置をしていく様子を見て、気のせいかいつもより優しい彼の言葉を聞いて、また、思う。]


…………きれい。
*
(*63) 2022/11/27(Sun) 15:38:58
画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a25) 2022/11/27(Sun) 15:41:48

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

[性別を誤認していたリュディガーに対し男が述べたのは耳元で囁いた言葉通りのことだ。
見誤っていたことは詫びのしようもないが初めてと告白した乙女なのだから丁寧さと優しさを以て接していく。

男の線であれば筋肉に薄く堕肉が乗った状態が好ましいが女の線はまた異なる。
柔らかでいて繊細な、それでいて強弱明暗のついた線を作り出す。
足首は細く、太腿に至れば柔らかく頬擦りしたくなるように。
腰は括れを作り、背筋は伸ばせば美しい弧を描くように。
肩はなで肩になりすぎず、いきりすぎもしないように。
後頭部から項は服を普段纏わぬところであるし髪にも隠れるが最も線を意識する場所である。

最後にお尻だ。
女神の笑窪と呼ばれる膨らみを意識しつつ堕肉は柔らかな線を出す最低限を残し削いでいく。
男の掌がパンツの中に潜り込めば尻肉もまた心地好さに包まれるだろう]
(*64) 2022/11/27(Sun) 16:10:26

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

[尻肉は男の掌で容易く弄ばれているかのように。
左右に開かれれば密やかに滴っていた愛蜜が零れパンツの滲みを広げよう。
自覚できるかはさておきそうして広げることで秘裂に続く谷間にもまた指を這わせ、それでも秘孔に近づきすぎることはなく振動と余韻だけを残していく]


……ふ、それでは、上を向け。


[尻肉を整え終われば男は上向きにと指示を出す。
何も隠すものがない胸元を曝け出せと言うのだからあくどいことこの上がない。

リュディガーが体位を変える間に男は琥珀色が蜂蜜色を強くしたオイルを取り出し準備を整える。

美しい肌と線はそれだけで動きを楽に滑らかにしてくれるものだ。
体位を変えるために身体を動かすだけでもそれは感じ取れよう。

男の視線はリュディガーから離れることはなく。
肢体を見つめては脳裏に極上の状態に近づる術を浮かべて口元に笑みを浮かべてすらいた**]
(*65) 2022/11/27(Sun) 16:10:43

【人】 「怪人」 ファントム

ー二日目 ユスターシュとー


[ユスターシュの泊まる部屋に、一通の封筒がドア下から差し込まれる。
封筒の表には、「君のファンから ファントムより」とだけ。
彼が中を開ければ、彼と別れた後に受け取った彼宛てのイラスト>>0:286が一枚。
さらにその裏には、ドメネクからのメッセージ>>38

イラストを受け取った彼がどうするかは、彼に任せるとしよう。]
(66) 2022/11/27(Sun) 16:19:08
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a26) 2022/11/27(Sun) 16:22:49

【人】 影街の魔女 ブランシュ

ー2日目 中央広場ー

人々が行き交う広場は、普段なら諸用で通過する以外に魔女にはあまり縁のない場所だ。

フェスの喧騒に顔を出すことも普段はそうないのだが、あえて店番を分身に任せ、顔を出すことにしたのはほとんど気まぐれのようなもの。

女神への美のお披露目というのも、己の美こそ至上である魔女にはそこまで興味のない話ではあるが、知った顔があるかもしれない。

「そう言えば彼、どうしてるかしら。
確か今日の夜だったわね。」

それまでに店に戻ればいいか、と何年かぶりに、広場で雑踏を眺めながら過ごしている**
(67) 2022/11/27(Sun) 16:33:06
影街の魔女 ブランシュは、メモを貼った。
(a27) 2022/11/27(Sun) 16:34:26

大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a28) 2022/11/27(Sun) 16:43:35

影街の魔女 ブランシュは、メモを貼った。
(a29) 2022/11/27(Sun) 17:00:22

大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a30) 2022/11/27(Sun) 17:07:02

【人】 影街の魔女 ブランシュ

ーある日の ヴンダーカマーー

年老いた男が店を訪れたのはフェスの始まる前だったか。

告げられた言葉は、以前の話を聞いていればある程度予測のつくことではあった。

奥から灰色の小瓶を取り出し、男の前に置く。

「1日限りの全盛期ね。構いませんよ。
もっとも、効果がどの程度続くかは…人によります。半日か、抵抗力が高ければもっと短いか…

でも、確かにあなたの全盛期を再び手にできるでしょう。

対価は…全部と言うなら全部もらいますわ。
あなたが、【本当の美しさ】が何か知ることができたのなら。
その時は、あなたの残りの寿命は不要かもしれませんし。

見つけられなかったのなら、まあ…諸々考えて5年分くらい?

いかがかしら。受ける受けないはおまかせします。」

魔女はこう告げたのだったかもしれない**
(68) 2022/11/27(Sun) 17:40:45
影街の魔女 ブランシュは、メモを貼った。
(a31) 2022/11/27(Sun) 17:43:22

【赤】 奏者 イルムヒルト

 んぁ、ふ、っ

[くちゅり、と音が鳴る。
己の喉、頬へ招き入れた剛直が肉を擦り上げる音。
教え込む声に導かれるように。
女は貪欲に、舌の使い方を覚えてゆく。

舌だけではない。視線、仕草、指先1つとっても
洗練することで齎す美しさというものを。
貴方は、教え。私は知り。そして色濃く反映していく。

睫毛の影に隠れていた眼差しを男に添え
喉や頬を摺り寄せ、溢れそうな唾液を塗り込めながら頬張り
鳴らす水音をより淫らにしよう。

流れる髪、一房。湯気に匂い立つ色香を隠さず。
竿に添えてあった手は男の逞しい脚へと添えられ
その筋肉を撫でるように、して。

己の飢餓が、男に与えられるものを吸収し、より求め。
婀娜めくかと思えば、初心な娘のように。
貪り喰らう姿は二律背反するものを清濁併せ呑むかのように
確りとその身に宿していた。]
(*66) 2022/11/27(Sun) 18:04:04

【赤】 奏者 イルムヒルト

 ―― 、 っ、ぁ。

[喉奥を染め上げるように叩きつけられる熱がある。
奔流を受け止める口は、それを離しはせず。
頬を膨らませながらも、少しずつ嚥下してゆく。
時折洩れる声は、苦しげにも、悩ましげにも聞こえるか。


時間をかけて飲み込めば、達した雄より口を離し
ちろり、と白濁を絡めた舌で舐める下唇。

精の残る鈴口にそれを押しつけ、舐めとるのは
貴方に教えられたわけでもない。

―― 貴方によって目覚めた女の本能の、まま。*]
(*67) 2022/11/27(Sun) 18:04:51
奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a32) 2022/11/27(Sun) 18:05:47

奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a33) 2022/11/27(Sun) 18:07:10

【赤】 大富豪 シメオン

[女は従順で、強欲で、貪欲だ
何よりも純粋だった。

教えたものは何もかも飲み込んだ。
それだけではなく、教えたもの以上を見せる。

仕草の一つ、表情、それも眉の毛一本に至るまでが情欲を煽り、触れる手の感触も、揺れる湯の音でさえも官能的だった。]


 ああ、いいぞ
 どこでそんなことを覚えてきた


[舌と唇で残滓を舐め取るなんて教えてもいないというのに。
薬などとうに効き目が切れているはずだというのに、いいだね煽られた情動は男の剛直をすぐに回復させた。]
(*68) 2022/11/27(Sun) 18:21:31

【赤】 大富豪 シメオン

[そうだ、まだ足りないのだ。
まだ全てを出し切ってなどいない。
満たされることのない飢えは、果てることのない欲望となる。]


 おいで、私の上に乗って……


[男は浴槽の縁にある段差に腰を下ろす。
お腹の辺りまで湯に浸かった状態で、女にそう告げた。]


 自分で挿入れるんだ。


[茶色の湯の中で、男の剛直は上を向いて女がやってくるのを今か今かと待ち構えている。*]
(*69) 2022/11/27(Sun) 18:21:49
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a34) 2022/11/27(Sun) 18:24:59

【赤】 奏者 イルムヒルト

 どこで?

 ……いけずなことを、仰るのね。

[丁寧に奉仕をしながら、女は上目で貴方を見て微笑む。
貴方が花開かせたというのに、と無言で告げて。

湯の音と、舐めとる音をユニゾンさせて
再び硬さを取り戻した男根へ
いっそ愛し気にすら思える程に優しく舌を這わしながらも
互いに理解している。

一時満たそうともその飢えは限りない。
直ぐにまた果てなき欲が顔を出す。

眼差しが捉えた男のかんばせも、その眼光も
己の舌が触れる熱もそう、言っているのだから。]
(*70) 2022/11/27(Sun) 18:48:22

【赤】 奏者 イルムヒルト

[招く声に、女は導かれ。
伸ばした手は片方は筋肉が隆起する、鍛えられた美しい肩へ。
もう片方の手は硬くなったモノへ添えられる。

貴方へとまたがるような体勢になれば自然、
己の柔らかな双丘を、厚い胸板に押し付ける形になるか。
上を向いたものを己の秘所へ宛がえば水中花を散らすが如く
そのまま、自重をかけて。ゆっくりと腰を下ろしていく。]


 くぅ、 ん。 ……ぁ、 ふぁ。


[雁首が押し広げる入り口。
膣肉はその味を。熱さを、穿たれる悦びを知っている。
湯と共に己を犯す侵入者を待ち焦がれたように
艶肉が絡みつき、締め付ける。

自分で行うからこそゆっくりと。
肉が割り拓かれる感覚と、歓喜する雌性が女に与える官能が
愛液となって雄を濡らし、よりスムーズに奥へと導く助けになる。

胸板に押し付けた胸の先端が、
雄を中へ深く招く程に擦られ、赤味と甘い痺れを齎し
上気していた肌はその快楽により一層の薄紅に染まる。]
(*71) 2022/11/27(Sun) 18:48:37

【赤】 奏者 イルムヒルト

[肩へ頬を寄せ、女は熱い息を吐く。
内を満たす雄を咥え込んでいても
まだ足りぬと叫ぶ衝動が全身を巡るのはきっと。


                私も、貴方も。*]
(*72) 2022/11/27(Sun) 18:49:30

【赤】 画術師 リュディガー


ん……ぐ……

[>>*64 男の手が触れる場所全てが、どうしようもなく気持ちいい。変な声が出そうになって反射的に手で口を抑えた。

見ているだけでも相当な手練れである事は理解できたが。実際に受けてみて想像以上の技術力に感心する……以上に、

頭が快楽でおかしくなってくる。]
(*73) 2022/11/27(Sun) 19:16:39

【赤】 画術師 リュディガー


……ぅ……あっ……

[>>*65 最も際どい所に近づいた時は流石に噛み殺しきれなくなって、声が漏れてしまう。昂ってきた心体は自然と涙腺を緩ませていた。

上を向く様に言われたので、素直に従う。
……そろそろ、ただの「マッサージ」では済まされなくなる領域になる頃だ。未知への好奇心と恐怖心とその他の感情が混じり合ってゆく。

相手の表情すら確認できなくなる程、既に追い詰められている。]**
(*74) 2022/11/27(Sun) 19:17:12

【赤】 大富豪 シメオン

[向かい合い肌を合わせ、体を重ねる。
背中と腰に腕を回して支えるとより体が密着して、押し付けられた女の双丘を押し潰す。

飲み込まれた先はお湯よりもずっと熱く、
絡みつき締め付ける肉は、言葉よりもずっと待ち侘びたと伝えてくる。

赤く上気して肌も、決してお湯のせいだけではないだろう。

それは男も同じ。
口の中で精を放ってなお保たれた剛直は、男が微動だにせずとも女からの締め付けに細かな律動を伴いながら押し返そうとする。]
(*75) 2022/11/27(Sun) 19:22:13

【赤】 大富豪 シメオン

[先ほどまで処女であったなど思えぬほどの色香。

その声、その表情、仕草も触れる肌も。
何もかも官能へと繋がっている。

それでも……足りないのだろう?

聞かずともわかる。
誰よりも強欲で貪欲な女
男は約束は違えない、己が全てを与よう。

ゆさりと体を揺さぶる。
突き上げるような強い動きではないが、その揺れに合わせて二人の間で押し潰された双丘は形を歪ませ、滾る剛直と女の柔肉が擦り合う。]
(*76) 2022/11/27(Sun) 19:23:26

【赤】 大富豪 シメオン

[何度抱いても飽きることがない。
飽きるはずもない,抱くたびに、犯すたびに、女は美しく淫らに新たな花を咲かせるのだから。*]
(*77) 2022/11/27(Sun) 19:23:57

【人】 大富豪 シメオン

─ 中央広場 ─

[陽が落ちてすっかりと闇が支配する時刻。
しかし、無数の街灯に火が灯され街が眠ることはない。

その中心で一人の女が人々を魅了している。
踊ることも歌うこともなく、響かせるのはその手にしたリュートが奏でる音。

それは女神に愛されるに相応しい。

人々は輪を作り女の演奏に酔いしれ、輪は時を経るごとに大きく厚くなっていく。]
(69) 2022/11/27(Sun) 19:39:36

【人】 大富豪 シメオン

[その舞台に突然そこへ降り立った者が一人。

顔に仮面、頭に派手な被りもの。
黒の布地にに金の刺繍や飾りを施した美麗な衣装。
その手には片刃の剣。

騒めきが広がる。
観客を魅了していた『美』に乱入者。
「あれは誰だ」「邪魔をする気か」
人々がどよめく中で男は女の演奏に合わせて舞を始める。

ここにいる誰が気づかなくても、
女だけはそれが誰なのかわかるはずだ。

美しい音色に合わせて乱入者は緩やかにステップを踏む。
空気を切り裂くように剣を振るった。

それは演者である女に向けた挑戦状か。*]
(70) 2022/11/27(Sun) 19:40:24
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a35) 2022/11/27(Sun) 19:48:40

【赤】 奏者 イルムヒルト

[貴方を、見つめる。
抑えきれぬ熱を孕む吐息を吐いて。
漏れだす情欲を、眼差しに込めて。

先のように後ろからではなく、今度は向かい合わせで体を重ねる
躰をより密着させれば、押しつぶされた胸は形を変えて男の肌に寄り添う。

熱く渦巻く情欲で肌を、声を、染めて。
押し返そうとするものを包み込む柔肉は
それが欲しいと期待を孕みながら全てを飲み込んだ。]
(*78) 2022/11/27(Sun) 20:00:36
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a36) 2022/11/27(Sun) 20:01:12

【赤】 奏者 イルムヒルト

[足りない。
――満たされる端から足りなくなるの。

貴方に揺さぶられる体は、貴方によって花開き
より艶やかに咲き誇る。

言わずとも理解しているのだと
貴方の動きが教えてくれる。
擦りあった2つの肉は、より甘い疼きを齎しては
官能を刺激し、溢れんばかりの熱を高めてゆく

激しくはなく、強すぎるということもない。
されど、より密着したそれが伝える官能は
丁寧であり細やかでありながら深いモノ。


何度抱かれても、より求めて。
貴方の美を喰らいたいと、いつも。

肩に置いた手を滑らせ、背に回し
貴方に揺さぶられるたびに長い髪が肌に張り付き、
或いは水気を吸いながらもはらりと落ちる。

咲かせた花を見せつけるが如くに
揺さぶられる脚に咲く赤が、湯の中で揺れている*]
(*79) 2022/11/27(Sun) 20:01:13

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

>>*73口で手を抑えるだけで今の状態が見て取れる。
声が漏れ出ぬように堪えなければならぬほどに心地好さを感じてしまっているのだろう。
初めてであれば猶更に男の魔手が生み出す心地好さ、引いては快楽から逃れる術を持ち合わせてはいるまい。

素直に上向きになればその瞳は潤んでおり正しく女のものであった。
常日頃から小憎らしいリュディガーが魅せる表情の変化は中々に良いものである。

男はオイルを身体の前面に垂らしていき全体に満遍なく広げる。
その際には胸の先や股にはあまり触れることはなく、先ずは顔へと手を伸ばし頬を両手で包み込む]
(*80) 2022/11/27(Sun) 20:06:24

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

ふぅ……目は閉じるか俺だけを見ていろ。
俺だけに集中しろ。わかったな。


[瞳を覗き込み伝えた男は小顔効果のある術を施し、頭皮を優しく解してから首筋に指を這わせていく。
首筋から胸元まで触れると鎖骨を辿り肩を撫で、腋下から横腹を伝い掌で触れ回る。

脇腹から下腹を撫でるとそのまま脚を撫で、爪先まで終われば一度手を引いた。
未だ触れられていない場所はリュディガー自身でも理解できているだろう。

男の掌は外側から上向きになり重力に従い広がる胸を寄せていく。
ある程度寄せれば軽くゆったりと震わせながら人差し指で乳輪に向けて指で触れていき、色の境目に来ると柔らかく羽根が触れたように触れては指を離していく。
色づきがぷっくりとしはじめれば先端にもそうして触れていった]


痛くは、ないか?


[返答を待つ間も男の指は止まらずに、とつ、とつと次第に触れる時間を増やしていき最後にはぴたりと先端に触れ軽く上下に掻くように振動を与えながら術を施していった**]
(*81) 2022/11/27(Sun) 20:06:31

【人】 奏者 イルムヒルト

― 中央広場 ―

[陽が夜の帳に隠れても人口の灯と天の星
そしてフェスの独特の空気が街を支配する。

眠らぬ街を。人々を。より鮮やかに彩る旋律は
大勢を魅了する誘蛾灯の如くに。

音だけではなく、旋律を奏でる女の所作
――ふと流れる眼差し、弦を爪弾く指の動き
揺れる長い髪さえも
演奏に酔いしれる人々をも惹きつける。


その、時であった。]
(71) 2022/11/27(Sun) 20:24:32

【人】 奏者 イルムヒルト

 ―――……。


[美麗な衣装の乱入者。
鮮やかな衣を翻す者の持つ片刃の剣。

音に合わせて舞う姿。いいえ
音へと絡み、或いは斬りあうかのような動きは洗練されており
女の音の邪魔どころか、
其れを高めるかのようなものだ。


 吐息を零す。


それは胎を熱くさせるような、舞う”美”しさへとか。
或いは、仮面の演者へ向けたものか。

夜に金の色を纏う貴方を
女は見定め―――


 ぴぃん

        と


鳴る音は高らかに。
貴方の演舞に寄り添い、斬りあい。
或いは抱き合うかのように。*]
(72) 2022/11/27(Sun) 20:25:27

【赤】 大富豪 シメオン

[満たされる端から足りなくなるのなら
           ──幾らでも注いでやろう。

美しい女の肢体を抱きしめながら、
ときな小さな律動で、ときに大きく体を揺さぶり、
女の中では剛直が細かく当たる場所を変えながら、快楽を刻み熱を溜め込んでいく。

花を育て、
咲かせた花の蜜を啜りる。

乱れた髪から覗く白い肌、首筋に口付ける。

もっと感じるんだ。
私を、私の刻む熱を、もっともっとくれてやる。
お前が望むまま、満ちることがないとしても、何度でも何度でも。]
(*82) 2022/11/27(Sun) 20:27:46

【赤】 大富豪 シメオン

[バシャリ、バシャリと水面が揺れて飛沫をあげる。

律動は細やかに、体を揺さぶるは大きく、そして突き上げる力はもっともっと強くなっていく。
男自身を女の奥に刻むように、女の奥まで熱を届けるように、剛直を深く突き刺していく。

もっと咥え込め。
もっと喰らい、飲み込んでしまえ。

届かぬはずの奥のさらに奥にある小部屋へと熱は入り込んでいく。

肉の質量と実体をそなえながら、まるで昨夜のように熱気と実感が女の胎の中すべてを犯しつくす。*]
(*83) 2022/11/27(Sun) 20:28:12

【赤】 奏者 イルムヒルト

[貴方は最初の約を叶えてくれる。
すべてを、きっと注いでくれるのだろう。

抱きしめられ、揺さぶられる躰は
漣のように、或いは荒波の様に翻弄されつつ
刻まれる快楽が全身を巡って。

手づから育て開いた花の蜜を啜る男に
女は体を預け、感じ入る。
己のすべてで、何度も望み。刻んでほしいとばかりに
触れる肌の熱さと、繋がった部分の溶け合う感覚と
水面が跳ね上げる飛沫の音と混ざる、女の嬌声と

それらが趣のある浴室を支配する。]
(*84) 2022/11/27(Sun) 20:47:46

【赤】 奏者 イルムヒルト

 ―― 、 ぁ。あ


[その責めが深く、強くなればなるほど、
女が奏でる音はより蕩けてゆく。
鼓膜を犯す蠱惑的な声を貴方の耳に届け、
深く突きさされたそれを咥え込み味わう中は
とろかされながらもそれを我欲のまま喰らってゆく。

もっと。
あなたを、もっと。

欲のまま求めれば、命を育む場所も貴方の熱に染められる。
胎のすべてを貴方に染められ、犯されて
啼きながら全身で得ている快楽を貴方に伝えるだろう。

伝えながら、男の熱を搾り取るように膣肉はうねる。
昨夜のような欲を。より濃密なものを受け止めながら乱れる。

――ああ、今貴方に喰らわれ、そして喰らっている。*]
(*85) 2022/11/27(Sun) 20:48:06

【人】 大富豪 シメオン

[剣が灯りを弾いて中空に軌跡を描く。
決して速いだけの剣筋ではないのに、その刃を正確に追えるものは数多くないだろう。

舞う。
衣装をはためかせながら。
演奏に合わせて、あるいはまるで演奏をリードするかのように。


 「ついてこられるか?」


剣の切先が女の喉元を掠める。
いや、まるで届く距離ではない。
それでも確かに女の喉元に喰らいつくような刃。


 「まだだ、お前の『美』はそんなものか?」


私に見せろ、私に魅せてみろ。
私の知らないお前だけの『美』を。]
(73) 2022/11/27(Sun) 20:49:44

【人】 大富豪 シメオン

[音の一つに剣筋が一つ合わさる。
音に乗せるのではない。
音を弾くように、斬り払うやうに。 

男は女の奏でる音を悉く凌駕して見せる。
一つ一つに込められた力強さも、繊細さも、美しさも。


これが剣王と呼ばれた男の『美』の骨頂。


演奏と剣舞が続く中、観客たちも気づき始める。
これは演奏に艶を彩る舞ではないと。
まるで斬り合うような二人の『美』と『美』の競演。

いや、競い合うなどという言葉では到底軽い。
まるで仇同士ご殺し合うような、まるで恋人同士が激しく愛を交わし合うような。]
(74) 2022/11/27(Sun) 20:50:40

【人】 人造生物 ユスターシュ

―― 二日目 ――

[宿屋に帰った後、宿屋の主人に貰ったミニバラのバーバリウムをお礼に渡そうとしたら、呆れた顔をされてしまった。
(というより常連の人たちからはかなり笑われてしまった)

「そういうのはせめて薔薇が似合う相手に渡すものだ」
「いや違うだろこういうときは若い女だろ」

と、半ば酒の入った悪ノリも含みつつ、結局夜明け近くまで宿屋のご主人と常連の皆に諭されることになる。

そうして部屋に戻ったところで>>66]


うん?


[聞こえた物音とドアの下から差し入れられた封筒。
封筒を手にドアを開けても、恐らく姿は見えなかったかもしれない。]


…あ。


[あの人からだ、と思い当って表情を緩ませる。
中をと見れば、そこに入っていたのはウサギのイラストと>>0:286
その裏に寄せられたメッセージ。>>37>>38]
(75) 2022/11/27(Sun) 21:00:34

【人】 人造生物 ユスターシュ



わぁ……!


[ドメネクという家については何も知らなかったけれど。
でも、あのときの彼が「ファンより」と添えてこの絵を渡してくれたということは。

僕のことを見ていてくれた誰かがいた、ということだろう。
たぶん、あのときに。]


……。


[全然気がついていなかったことが申し訳ないやら
にもかかわらず可愛いイラストをいただけて嬉しいやら、
自分でも知らないあいだに見られていた気恥ずかしさも混ざって、
顔が耳まで赤くなる。…が、まずは。]


……ドメネクさん、か。
お会い出来たら、ちゃんとお礼言わないと。


[ひとまず、明日、探してみることにしよう。]
(76) 2022/11/27(Sun) 21:02:35

【人】 人造生物 ユスターシュ

―― 二日目/中央広場 ――

[そうして徹夜明け、少し眠い目を擦りつつ、
今日も屋根の上から朝日を眺める。

今日はお祭りの最終日。
今年のこの街の『美』の頂点が決まるとあって、よりいっそうの熱を感じる。

ここ数日ですっかり馴染みとなった宿屋の主人たちと挨拶を交わして(それとドメネク家について話を聞いて)から中央広場へ向かおう。

―――そうして。
辿り着いた中央広場は、今日も変わらず人が多い。

もしかしたら、昨日のように知っている人に会えるかもなんて、そんな予感がして此処にやってきたのだけれど。
そう上手くはいかないらしい。
というよりもこれだけ人が多いと、すれ違いの可能性は否めない。

ふらふらと、先日のおのぼりさんさながらにあたりを見回していると。
ふと、自分と同じようにぼんやりと道行く人を眺めている人影に気がついた>>37]
(77) 2022/11/27(Sun) 21:04:29

【人】 人造生物 ユスターシュ


…。


[少し背の高いその人が、なんとなく気になって。
少し首を傾げた後に、そっと、その人に近づけば。]


こんにちは。


[そっと、声をかけてみよう。
今、声をかけたその人が昨晩の絵を描いたドメネクさんだと僕はまだ知らないけれど
]*
(78) 2022/11/27(Sun) 21:06:22

【赤】 画術師 リュディガー

[>>*80>>*81 頬を包まれ、投げかけられた言葉に鼓動が速くなっていくのを感じる。]

……ぅ、頑張る……

[閉じるか見るか、なら見ていたいと思うのだけど。悦の波が強くなるたびに思わず目をつぶってしまう。

彼が手を滑らせる都度、性的な感覚を呼び起こされる場所へ近づいていくものだからタチが悪いったらありゃしない。
性感帯じゃなくても感じ入ってしまっていたというのに。


もはや、触れられる場所全てが過敏になってしまっている。]


い、たくはな……っ……!

[胸の先端部分を刺激され、一瞬飛びかける。]
(*86) 2022/11/27(Sun) 21:08:34

【人】 人造生物 ユスターシュ

――二日目/夜――

[夜の帳が深くなってくる頃。

それでも、祭りの熱を帯びた空気は残り香となって、街の彼方此方に漂っているかもしれない。

それでも、その熱気も影街へと近づいていけば少しずつ冷めたものへ……或いは熱だけは変わらぬまま、淀むように空気が変わっていくのかもしれない。


今年のフェス……誰が美の女神様の寵愛を受けたのか、その行方は一先ず置いておいて。

初めてここを訪れていたときと同じく、影街の片隅にある店に僕は向かっていた。>>0:44
あのときと違うのは石畳を二本の脚で踏みしめて歩いていることと、…人間として生きた、ここ数日分の土産話ができたこと。]
(79) 2022/11/27(Sun) 21:11:59

【赤】 画術師 リュディガー


ちょ……待っ……ぁうっ……


[静止されたい訳では無いのだが、思いの外早く来そうな限界点に自分でも驚いている。まだ先があるというのに、もうココを触れられただけで意識を飛ばせるほどだというなら。

「最後まで」される時には、どうなってしまっているのだろうか。]**
(*87) 2022/11/27(Sun) 21:12:55

【人】 人造生物 ユスターシュ



こんばんは。


[声を落としながら店の扉を叩く。
数日ぶりの店主さんの顔を見れば、少しはにかむように微笑って]


…本当に、ありがとうございました。
お祭りまでの数日間、とても楽しかったです。


[色々あったけれど、やっぱり思うことは]



この数日間、綺麗なものを沢山見ました。
美味しいものも、いただきました。
主様が若い頃を過ごしたこの街で、
沢山の人の『美』に触れられたんじゃないかって思います。


[実際は、この街にはまだ多くの未だ出逢えていない『美』や
表に出ていない『美』、或いは出逢うことなく影へと埋もれていった『美』もあるのだろう。]
(80) 2022/11/27(Sun) 21:14:19

【人】 人造生物 ユスターシュ



でも、何より。
にんげんのあたたかさに触れることができました。

……僕は、それが一番嬉しかった。


[歌うことを教えてくれた街の「怪人」や、
イラストを渡してくれたドメネクの家の人。
小さな女の子と、その家族。宿屋のご主人たち。

元の姿では、たぶん傍にいることも叶わなかった人たちの
彼らの優しさに触れることができた。]


―――…人間になれて、本当によかった。
(81) 2022/11/27(Sun) 21:17:42

【人】 画術師 リュディガー

[>>78 上の空の心地でいたら、声をかけられた。
ゆっくりと視線を移すと、フェス前に踊っていた青年であった。]


……あ、こんにちは。
お兄さん、フェス楽しんでる?


[とりあえず返事をする。]*
(82) 2022/11/27(Sun) 21:18:59

【人】 奏者 イルムヒルト

[その問いかけは、言葉ではなく
色鮮やかな衣装の舞う姿によって
そして、向けられた切っ先によって

――距離はある。されど
  それが喉元に迫るようなものだと感じたのは

  女だけなのか、それとも見ている観客もなのか

人々にとってはまるで
演奏をリードするかのようなものに見えるのかしら

いいえ、そんな生易しいものではない。
まだ。まだなの。

 それはエスコートの掌ではない
 それは誘い。魅せろと囁く貴方の挑戦状

私に可能性をみせろと積み上げた金貨の音のように
私の美を。私だけのものを。
魅せて、見せてみせろと貴方は告げている。


 ついていくわ。
 ―― そして、それ以上に
    

      貴方を私の世界に絡めとりましょう]
(83) 2022/11/27(Sun) 21:20:42

【人】 奏者 イルムヒルト

[合わさった音と、剣筋は交わり、高まり
演奏を凌駕していくその美しさ。
繊細さと力強さの対極を同時に孕む奇跡を見せつける。

されど、
其れに呑まれるだけでおわれない。
まだ、私は貴方に食らいつく、喰らい、花開き
そして超えんとしようとするだろう。

何方もが主を張り
何方もが、その美しさを競い合う

観客は目が離せぬであろう
一息、つくたびに斬りあう2つの宴は1つ1つ切り取る刹那すら美しい。

睦みあい殺しあう。
激しくも鮮烈なそれらがステージの上で交わされて。]
(84) 2022/11/27(Sun) 21:20:59

【人】 人造生物 ユスターシュ



あ、それとですね。
これ、よかったらお土産です。


[そういって取り出したのは、昨日、購入した青いハーバリウムの小瓶>>。]


この青色を見てなんとなく店主さんのことを思い出したんです。
それに、きらきらしていて、本当に綺麗だったから。

だから、受け取ってもらえたら嬉しいな、って。


[上手く言い表せずに頬を掻きながら、
はにかむように微笑って、再度、彼女に青い小瓶を差し出した。]*
(85) 2022/11/27(Sun) 21:24:15

【赤】 大富豪 シメオン

[女の嬌声がより艶やかに、より蠱惑的になっていく。
快楽に染まり、官能に身を攫われ、熱に蕩けているというのにまだ足りないと貪欲に求め続ける女。

膣肉が強く締め付けて熱を強請る。
もっと欲しいと、もっとあなたをと、言葉よりも雄弁に。

嗚呼、そうだ、全て喰いつくせ。

男女の一番奥を突き上げる。
もっと奥へと、もっと貫いてその奥へ届けと。

剛直がさらに硬く太くその質量を増やす。]
(*88) 2022/11/27(Sun) 21:36:52

【赤】 大富豪 シメオン

[──さあ、全てをお前に。

『美』への渇望も、執着も、全て女に向ける。
男にとって『美』とはもはやこの女のことなのだ。

花開いた女の『美』
今はまだまだ小さな可憐な花。
美しさに強さと艶やかさを備えてさらに美しくなる。

──この先。
いつかお前は私を超える。
私はそれを見たい、お前がどこまで行けるのか。

だから、私の全てを喰らえ。
何もかもを奪い、お前の血と肉にするんだ。

私の『美』はお前の中で新たな『美』の糧となる。]
(*89) 2022/11/27(Sun) 21:37:11

【赤】 大富豪 シメオン

 

 もう一度いくぞ。


[背中に回した腕に力を込めて女を抱き寄せる。

放たれる精。
それは女の飢えを潤し、果てしない強欲を満たすもの。
──命の奔流が女の胎を染め上げていく。*]
(*90) 2022/11/27(Sun) 21:39:03

【人】 大富豪 シメオン

[到る終局へ向かって、二人の音は激しさを増す。

だが、終わらぬものはない。
閉じぬものには次はなく
故に、それは終幕を迎えんとする。

剣が音に乗る。
女の奏でる音色に剣が美しく舞う。
美しき旋律に華を添える、美しき剣舞。

男は仮面の下で微かに笑った。


心地よい音色に身を委ねて舞う。
音の一つにステップを踏み、音の一つに剣を捧げる。]
(86) 2022/11/27(Sun) 21:40:07

【人】 人造生物 ユスターシュ

[>>82少し上の空のその人にこくんと頷く]


はい!
僕、この街に来たのも、お祭りも初めてですけど、
とても楽しいです!

はじめてって、とても素敵だなぁって思います。
一昨日もここで、って…あ、いえ。

[こほんこほんと咳払いの後、それから小さく首を傾げて]


えっと…お疲れ、ですか?
それとも何か悩みごととか、でしょうか…?

いきなり不躾だったらごめんなさい。
でも、なんとなく気になったから。*
(87) 2022/11/27(Sun) 21:41:08

【人】 大富豪 シメオン

 

 
女神よ、見ているか。

   ──これがイルムヒルトの
だ。



 
(88) 2022/11/27(Sun) 21:41:10

【人】 大富豪 シメオン

[ ───最終節

男の剣が根本から折れる

その刃が空を舞って

クルクルと回転しながら街灯の光を跳ねる

キラキラと美しく輝きながら

それは男の足元で地面に突き刺さった

それは女が最後の音を奏でると同時であった。*]
(89) 2022/11/27(Sun) 21:43:27

【人】 「怪人」 ファントム

「私の答えは、お気に召したかな?」

いつぞやの彼女の言葉>>0:65を、今の彼女へと返す。
これが、私の『美』、自由の意味。

「――さぁ、胸を張って。
主役がそんな様子では、恰好がつかないだろう?」

立ち続けるだけで精一杯な彼女>>47の背へと手を添える。
観客の喝采は止むことなく降り注ぐ、自分へ、それ以上に彼女へ。
彼らをここまで魅せたのは、間違いなく彼女あってだろう。
(90) 2022/11/27(Sun) 21:54:52

【人】 「怪人」 ファントム

―舞いを終えて、しばらく―


ひとしきり観客へ礼を終えて、何度目かになるマントでの移動。
たどり着いた先は、とある一室。
豪華とはいかないまでも、使い込まれたアンティークの数々に、寝心地の良さそうなベッド、よく日の差し込む窓。
何より、よく手入れが行き届き、清潔に保たれている。

「私の屋敷、私の部屋、私のベッド。」

聞かれるより前に答えを返す。ふかふかのベッドへと彼女を促しながら。
どうにも、彼女の足腰がそう簡単に回復するとは思わなかったから。

「――楽しかったかい?」

詳しく問う事はしなかった。
言葉の意味は、伝わると思ったから。
舞い終わった後の彼女を見れば、答えはわかっていたから。

「君が何に縛られて、どれだけ大きな鎖に繋がれているかはわからない。
どうにか出来ると断言できるほど、私も自惚れてはいない。
だから、別の方法を考えていたんだ。」

ただ解き放つだけでは、問題は解決しない。
彼女には、きっと宿り木が必要なのだろう。
(91) 2022/11/27(Sun) 21:55:26

【人】 「怪人」 ファントム

「――君、私だけの舞姫になってみないかね。」

自分が出した結論。
彼女の為の、新しい宿り木になる事。

「受け入れてくれるかね?」

あの時>>1:63、彼女へ投げた問いかけ。
片手を差し出し、彼女の反応を待った。*
(92) 2022/11/27(Sun) 21:55:35
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a37) 2022/11/27(Sun) 21:57:56

【人】 奏者 イルムヒルト

[物事には終わりがある。
どれ程その時が楽しくても、ずっと奏でていたくても
時というのは残酷であり、また誰にでも平等で。

終わりなきものに次はなく。
終わりがあるからこそ、美しい。

貴方との音と刃との演舞も、また。]
(93) 2022/11/27(Sun) 22:03:54

【赤】 奏者 イルムヒルト

[全て喰らいたいと魂より叫んでいる。
其れを赦す男に刻まれ、貪欲に求めて。
突き上げる熱杭を一番奥まで届かせてと
跨っていた脚は腰に絡むようにして
よりしがみ付きながら肥える熱を迎え入れる。

――すべてを、と。
  望む声に応えるものを飲み干して。

花を開かせた指に魂を浸し。
灯された熱に身を焼かせ

自分の美を昇華させていく。
貴方の目に映るそれがいつか貴方を超えるときを
私の中で貴方の美をも、糧として

私は益々、音を深めてゆくのでしょう]
(*91) 2022/11/27(Sun) 22:04:04

【赤】 奏者 イルムヒルト

 ふぁ、あ……きて、くださいまし。

 注いで。あなたさま、の。

[抱き寄せる腕の中で、女もまた果てる。
一時でも飢えを満たすそれに浸されて。

それを飲み干して。*]
(*92) 2022/11/27(Sun) 22:04:41

【人】 奏者 イルムヒルト

[高めあい、求めあい、
魅かれあい、惹かれあう

音と、刃の軌跡が結びあい
絡み、離れ、斬りあい、舞いて

その舞いに酩酊しながらも、女はそれをも魅せたいとばかりに
爪弾く音は、更に深く艶を帯び。



――激しく、時に穏やかにと
幾つもの追憶をこえるようにして]
(94) 2022/11/27(Sun) 22:05:20

【人】 奏者 イルムヒルト

[最後の節を奏でる指先
惜しむ心はあれど、其れは留まることはない。

空を舞う刃は、まるで女神の祝福の如くに光を湛え
箒星の様に落ちて。



 終幕を告げる音は、同時に。




       刺さったのは地面にだろうか

或いは、その舞いに魅了された人々の心にか。*]
(95) 2022/11/27(Sun) 22:05:38

【人】 画術師 リュディガー

ー中央広場にてー


[遠くから聴こえてくる演奏が>>53
途中で違う音色になっていく。>>72>>74

なんとなく、悟る。]
(96) 2022/11/27(Sun) 22:10:18

【人】 画術師 リュディガー


(お姉さんは、そっちに行くのか。


心から望んだ事であるのなら、どうか幸せに。)**
(97) 2022/11/27(Sun) 22:11:22

【人】 影街の魔女 ブランシュ

ー2日目 夜ー

今年のフェスでの最も輝いた美の行方……それは確かに見届けた。
それが誰のもとに輝いたのか、あるいは女神の寵愛を受けたのかはさておき。

夜になれば、影町の片隅は熱気冷めやらぬ場所からも外れ、いつもの静けさに近くなってくる。
来訪者>>80を出迎え、ほんの数日前と変わらない、いやもう少し施術の影響で洗練された姿を見せる。
(98) 2022/11/27(Sun) 22:13:47

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

[男としては頑張るよりも力を抜いておいたほうが良いと思うのだが口で言ってもすぐには実行はできまい。
目を瞑れば目元に唇を触れ男の体液で濡らしてしまう。
性感帯ではない場所も男の手にかかり次第にそうなっていくのだから優しくはないのかもしれない。

痛くはないのであれば重畳の出来だろうが最早余裕もないようである]


リュディガー、イきそうな時は我慢するな。
俺が整え『美』しい肌となったお前の顔が。
俺の指で果てる際の表情を魅せてくれ。


[胸の先端への触れ方も激しいものではない。
先端をゆるやかに円を描くように捏ねながら振動を与えている。

男は硬くなり始めた尖りを指先で摘まみ潰すことなく優しい触れ方ではあるが伝わる振動は余程に意識を飛ばさせるよう働くか。

男の手指が片方、そこから離れるのはすぐのことだ。
その手は腹を撫で伝うと履かせた男物のパンツの中へと滑り込む。
下腹の肌を整えれば最後に残すは乙女の花園のみで、男の指先は秘裂に柔らかに触れるとそれ以上動かすことはなく。
振動と男の指先の熱のみで縦筋が開くのを待つばかり**]
(*93) 2022/11/27(Sun) 22:13:52

【人】 影街の魔女 ブランシュ

「いらっしゃい。…そう、楽しめたのね。それはよかった。」

綺麗なもの、美しいもの、美味しいもの、素敵なもの、
暖かいもの。

どうやら、彼は人間の世界の最も良い部分をいくつも見ることができたらしい。
それは端的に言って、とても素晴らしいことだ。
長く生きていれば、とてもそうは言っていられない。

「良い顔をしているわ。よほど楽しかったのね。」

そのいきいきとした生を謳歌する>>81顔も、ある意味では美しいものなのかもしれないが。

「そこまで喜んでもらえたなら、要望を叶えた甲斐もあるというものだわ。言われた通り望みを叶えても、叶えた望みを思ったように実現できる人間は少ないもの。

…あら、これを私に?」

青いハーバリウムの小瓶>>85。街角で見かけたことがある。

「これを私に?…ふふ、うれしい。
ありがとう、大冊にするわね。ええと、ユスターシュさん。」

その名を再び呼び、快く受け取った。
(99) 2022/11/27(Sun) 22:14:06

【人】 影街の魔女 ブランシュ

「まあ、かけてちょうだい。

あなたがこの街で経験したこと、私も興味はあるからぜひ思い出語りを聞かせてもらいたいところだけれど…

ここに来たということは、

……もう存分に楽しんで、心残りはないということでいいのかしら?」

小瓶を受け取り、彼の話を聞きつつ、その事を切り出した*
(100) 2022/11/27(Sun) 22:16:50

【赤】 影街の魔女 ブランシュ

「なんだ。なんやかんや、やってるんじゃない。」

シャワーを浴びていつの間にか戻り、少し前からリュディガーの受ける施術の様子を端の方から眺めている。
自分の時ほど激しくはないにせよ、上も下も直に触れるようになって、とっくに通常のマッサージの域は飛び越えている。

この分なら行き着く先も想像つこうというものだ。

「男の子のように装っていても、こうやって見ると、やっぱりかわいいものね。
本当の若さっていうか。微笑ましいというか…」

まだ性愛の喜びを知らない体が導かれ、花開いていく。
荒削りな原石特有の内からの煌き。
それもまた、二度とない美しさだ。
絵にこそ描かないけれどその一挙一動を目に焼き付けていく。

あるいはそれらも、自分の中の美を磨く材料になるだろうから*
(*94) 2022/11/27(Sun) 22:29:03

【人】 大富豪 シメオン

[中央広場に万雷の拍手が響き渡る。

観客の輪の中には、街の有力者から著名な芸術家、あるいは名もなき街の住民たちまで様々な人々が集っていた。

祝福の声に包まれて男はその面と被り物を外す。
そこにシメオン・ジョスイの姿はなく、誰も知らぬ男の顔がそこにはあった。歳の頃は20代後半から30といったあたり。
白い髪は老いて彩りの消えたそれではなく、美しい銀の色。

誰も知らぬと言えばそれは誤りだった。
共に美を競い音を奏でた女ならば、確かに見たことがあるはずだ。>>1:13
そしてもう一人、その姿を知る者がいるとするならば、かつて親友だった男を創造主としてその姿形を写した者だろう。


観客たちは知らない。
故に、奏者と剣士の二人ともがジョスイの見出した秘蔵っ子だと思っただろう。

だが、それでいい。]
(101) 2022/11/27(Sun) 22:31:20
影街の魔女 ブランシュは、メモを貼った。
(a38) 2022/11/27(Sun) 22:31:20

【赤】 画術師 リュディガー

>>*93

……ひゃっ……

[目元に降らされた唇で大袈裟に体が跳ねてしまう。
手付きも声もやたら優しいのに、それがかえって芯まで熱を帯びる要因になっている。

乳首を弄っていた片手が、己が性器へと触れて、
振動が伝わった刹那。]


ーーーーーーっ!


[声にならない音をあげて、軽く果ててしまった。]
(*95) 2022/11/27(Sun) 22:31:57

【人】 大富豪 シメオン

[止まぬ拍手、そして祝福と称賛の声。

男は観客に向けて礼をすると。
女の方へと近づいていく。

その足取りは覚束ない。
さっきまで美麗な剣舞を披露した者とは思えぬほどに。
顔は青ざめ、玉のような汗が引っ切り無しに顔を伝って落ちていく。]


 ……………


[口を動かそうとしてそれは声にならない。
けれど、男の表情は穏やかだった。

そのまま女の目の前で膝をつく。

まるで女に向けて跪くかのようで、狂騒の中にある観客の誰も男に何が起きているのか気づいていなかった。*]
(102) 2022/11/27(Sun) 22:31:59

【赤】 画術師 リュディガー

[達した体に呼吸は乱れてるし、緩みきった涙腺からはずっと涙が溢れっぱなしだし、初めてなのにココまで溺れさせられてしまって、

きっと、その理由は。]


……スカリー、「ちゅう」して……


[……気付かない方が良かったのかもしれない。]**
(*96) 2022/11/27(Sun) 22:37:10
画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a39) 2022/11/27(Sun) 22:44:26

【人】 奏者 イルムヒルト

[それに気づいたのは、眼前で貴方を見つめる女だけであったのか。



面を外した貴方の顔は嘗て見たもの。
――競い、奏でた際に見えたもの。

其れだけではない。あの太刀筋も、
交わした演舞も確かにあなたのものであった。

此方へ向かう貴方の顔は
競演を終えた満足ではなく、青ざめていて。
その不調を具に表していた。

故に女の口は貴方の名を紡ごうと、して。


跪くようにして膝をつくその人へと
女はリュートを手から離し、その体に触れる。

支えようとして>>102

端から見れば、跪く男へと
女が顔を合わせ、抱きしめたようにも見えるだろう

遠くで演奏を聴いていた者>>96にも
何が起こっているかが伝わるまでは。未だ遠くか。*]
(103) 2022/11/27(Sun) 22:47:39

【人】 踊子 リリー

 

[ その問いはいつかの再演のようだった。>>90
  女もそれを理解して、苦く笑いながら肩を竦める。
  忘れていいと言ったのに、
  ──寧ろ忘れて欲しいと思っていた程には。

  ある意味では、そこも彼の自由さかもしれない。
  人々の拍手の音はどこか遠くに聞こえて、
  ただ、促されるままにどうにか足を伸ばすだけ ]


  ……いつ聴いても、素敵ね。貴方の歌。


[ ちいさく微かに、呟いた。
  そんなにも綺麗ならきっと、大きな舞台も夢ではない。
  未だに名を語られる演者たちのように。

  ────なんて、流石にそこまでは言わずとも。
  言外に含ませ、僅か、睫毛を伏せた。 ]

 
(104) 2022/11/27(Sun) 23:04:40

【人】 踊子 リリー

 

[ ──…この二日間で何度目かの浮遊感。>>91
  どこに連れられてももう驚きはしないだろうけれど、
  先手を打って全てを明かす様は
  なんだか随分と、女の相手に慣れたような。 ]


  ……ご丁寧にどうもありがとう、怪人様?


[ よく手入れのされた部屋と、日の差し込む窓。
  品の良いアンティークの調度品が置かれた室内は、
  使用人でも雇っているような清潔感だ。
  流石に家主のベッドに座るのは、…と思ったけれど
  結局は、促されるままに柔いベッドへ腰を下ろす。

  喧騒から遠のいた室内に
  投げられた問いかけはよく響いた。
  ……微かに、けれど確かに、肯いて。 ]

 
(105) 2022/11/27(Sun) 23:04:45

【人】 踊子 リリー

 

  ────────……。


[ ……、薄々察してはいたけれど。
  どうやら彼は、随分なお人好しらしい。
  差し出された片手と、向けられた誘いの言葉。>>92
  自由に舞う女の姿は、彼が望んだ通りのもので
  きっと見たいと思っていた美の筈だった。>>1:63

  それを目にしても尚。
  彼は女へ手を差し伸べて、此方を見ている。 ]


  …… …私の舞いへの一目惚れは、まだ有効?


[ 鳥籠で生きてきた鳥も、
  突然放り出されたって、外の世界では生きられない。
  …宿木がなければ。 ]

 
(106) 2022/11/27(Sun) 23:04:52

【人】 踊子 リリー

 

  ────良いよ。
  自由なんてまだ、……何にも分からないもの。

  貴女が隣で、教えて。


[ 私を私とは見てくれない人の為に踊るのは、
  もう、したくないけれど。

  貴方だけの、舞姫。
  ──…なってみたいなって、思ったの。* ]

 
(107) 2022/11/27(Sun) 23:04:57
踊子 リリーは、メモを貼った。
(a40) 2022/11/27(Sun) 23:06:57

【人】 大富豪 シメオン

 

 大丈夫だ、
 ……年寄りの冷や水というやつだな。
 
 今すぐ死ぬような訳ではない。


[女が触れた男の体は高熱を上げていた。
そして、若く美しかった顔は見る間に肌は弛み皺を刻んでいった。
それは確かに女の知る男の顔で、だけどそれよりもずっと老いて見えたことだろう。]


 自慢の顔だったのだがな。


[男は肩で浅く呼吸をしながらそんな軽口を叩いた。]
(108) 2022/11/27(Sun) 23:14:43

【人】 大富豪 シメオン

[年齢にしておよそ30。
全盛期の肉体を取り戻すにはそれだけの年月を遡らなければならなかった。

だが、失った時間を取り戻す方法などない。
それは神の定めた摂理に反すること。
もしも魔女ならばもっと上手くやる方法をしっていたかもしれない。
もしも会えていたのであれば、事も無げにそれが可能だと伝えられたのだろう。>>68
しかし、不運にもその歯車は噛み合わなかった。

だから男は危険な方法を取った。
とある辺境に伝わる薬と魔法による肉体の若返り。それも長くは持たない上に、体に大きな負担をかけるという余りにも割に合わないものだった。

それに……男の体は病魔に蝕まれていた。
そうと気づいた時には、病巣は全身のあちらこちらに転移しており、完全に治癒することは難しかった。
若返りの秘術はその病魔をも活性化させてしまうのだった。]
(109) 2022/11/27(Sun) 23:15:02

【人】 大富豪 シメオン

[その後、男は面を再びつけると力なく崩れ落ちる。
それは極度の疲労と、薬の反動によるものだった。
それは想定された通りの結果で、命に別状はないはずだ。

ただ薬が抜けるまでしばらくの静養が必要であり、
少なくとも数日は目を覚さないだろう。
それと、おそらく寿命は大幅に縮めたのは確かな事。

従者は主人の体を抱えて屋敷へと向かう。
聴衆は未だ喧騒の中で次の『美』を求めていて、男がどうなったかなど気にも留めていなかった。*]
(110) 2022/11/27(Sun) 23:18:32
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a41) 2022/11/27(Sun) 23:24:31

【人】 奏者 イルムヒルト

それでも。貴方様が今。
苦しいのには変わりありますまい。

[触れた体は、交わりの時よりも熱く。
軽口には少しばかり寂しそうに笑み]

 舞い踊る貴方のかんばせも、
 過ごした年月を刻んだ顔も。何方も美しいわ。

[女は、男が何を対価にしたかを知らず。
されど自然の摂理に反するものには
対価があることを、母の一件にて知っていた。

 ――何かを貴方は捧げ、そして
 私に美を見せてくれた。
 私にすべてを、みせてくれた。

 美の祭典にて。今宵。

知己に幸せを願われていると知るならこう告げただろう
その事実で私は、十分幸いであるのだと。]
(111) 2022/11/27(Sun) 23:32:05

【人】 奏者 イルムヒルト

[崩れ落ちた男を従者は屋敷へと運ぶ。
女もまた、リュートを抱えその場を去れば、
跡に残るのは、一夜の幻想のように人々に爪痕を残した美の余韻。

彼が目覚めぬ間は、ただ
貴方の寝台の隣で、穏やかな音を奏でたり
その眠る姿を眺めることでしょう

其れを赦してくれる使用人に不思議な心地を覚えつつも
其れに甘えて。>>33*]
(112) 2022/11/27(Sun) 23:32:52

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

…………「ちゅう」て。


[ちゃんと言えと伝えたは良いが身体を震わせ達してしまった様子のリュディガーの口からは何とも形容しがたい言葉が漏れ出てきた。

その言葉は戻ってきたブランシュにも届いているであろうかは不明だが男には確かに聞こえてしまったものだ。
あまりにも可愛らしい物言いに男はまじまじとリュディガーを見つめたがそこにあるのは――]
(*97) 2022/11/27(Sun) 23:35:31

【赤】 「邪毒」 スカリオーネ

ああ、わかったわかった……。
……噛むなよ?


[それだけを念押しすると目尻から流れ落ちる左右の雫を唇で掬い取り目元に口づける。

男の手指は未だに達したばかりの秘裂に埋まり花弁を咲かせていき、胸の先もまた弾力ある状態に変えてしまってからは僅かずつ力加減を変えて捏ねていた。

男は身を乗り出すと目尻の次には額に、その次には鼻筋に。
頬に、喉元にと唇での施しを続けていく。

唇の端への触れ合いは次を予感させるものであり、男はリュディガーが目を瞑っていようとも開いていようともその表情の変化を見落とさないように眼に焼きつけるため見つめたまま。

ふう、と唇に息を吹きかけてから他の場所と同じように柔らかく触れあうだけの「ちゅう」を施し、やや様子を伺ってから二度、三度と「ちゅう」を重ねていく]


唇も力を入れるなよ。
薄く開いていてくれ。


[柔らかな触れ合いは次第に唇の肉厚を確かめるものへと変えていき、「ちゅう」をしながら男の指先は秘裂に隠れている秘芽を探りあてそこに軽く触れて快楽を齎していく**]
(*98) 2022/11/27(Sun) 23:35:38
大富豪 シメオンは、メモを貼った。
(a42) 2022/11/27(Sun) 23:48:07

奏者 イルムヒルトは、メモを貼った。
(a43) 2022/11/27(Sun) 23:50:17

【人】 人造生物 ユスターシュ

[心残り、と言われたとき。>>100

…少しだけ、虚を突かれたような、
驚いたような顔をしたかもしれない。]


―――…。


[自分の胸元に片手を添えて
うーん?と微かに眉根を寄せて首を傾げる。]


…心残り、は。ないと思うんです。


[困ったような顔のまま、それでも
自分の中の気持ちを整理しながら言葉を紡ぐ。]
(113) 2022/11/27(Sun) 23:56:13

【人】 人造生物 ユスターシュ



この街に来なかったら、僕はきっと、
あの森でずっと独りぼっちでした。


[森の奥を覆う薄闇に紛れて、主様の屋敷跡に
身を潜めたままでいれば。
もっと、長く生きること"だけ"はできたかもしれない。


でも、それは主様に与えられた命が尽きるまで
ただ闇に身を隠して息をして眠るだけの生。
誰にも存在を認識させず、言葉を交わすこともできない。


――それは、本当に生きていると言えるのだろうか。
少なくとも、僕は生きてみたかった。
誰かの傍に、いたかった。
温もりを感じてみたかった


自分の産みの親の望みを叶えることも、
生みの親の仇を討つこともできなかった。
そんな『失敗作』の僕の大それた願いを、
目の前の店主さんは叶えてくれた。]
(114) 2022/11/27(Sun) 23:56:56

【人】 人造生物 ユスターシュ

[感謝はしている。寧ろしたりないくらい。
望まれたなら、残りの寿命の全てを差し出したいくらい。
それも本当。なのに。]


僕、この街でいろんな人に会いました。
沢山、親切にしてもらったんです。店主さんも含めて。
……さっき、店主さんに心残りはあるかって聞かれたとき。
沢山の人たちに、いっぱい親切にしてもらったのに。

「ありがとう」って言葉で返しきれないくらい、
とても嬉しかったのに。

僕、そんな人たちの誰にも、
ちゃんとお礼ができていないなって、思ったんです。

店主さんにだって。
…元々、お土産を買ったお金は店主さんに貰ったものだし
本当は、自分でお金を作って手に入れてくるべきだったのかなって。


[これが、心残りなのだろうか?
はじめてここに来たときは、こんな気持ちは知らなかった。
そしてそんな気持ちに驚く。]
(115) 2022/11/28(Mon) 0:00:33

【人】 人造生物 ユスターシュ



ちゃんとできてなかったと思うことはたくさんありますが。

でもね、僕の命、ちゃんと貴女に渡したいです。


[心残りがあることに気づきはしたけれど、
それでも約束を違えたいとかそういう気持ちはない。
いっそ、望まれるなら命を全部差し出してもいいくらい。

ただ、それだと店主さん以外にお礼ができなくなってしまうな、と。それだけが少し悩ましい。]*
(116) 2022/11/28(Mon) 0:07:10

【人】 「怪人」 ファントム

「――もっと舞いを観ていたい。
改めて一目惚れしてしまうよ。

いや、それは一目惚れでは無いか?
まぁ、いいさ。
これから何度でも魅せてくれるんだろう?」

これまでが如何に不自由なものであったとしても、これから何度でも舞える。
彼女が自らの舞姫でいてくれる限り、自分が、そして首元の印が彼女を守る。
(117) 2022/11/28(Mon) 0:23:11

【人】 「怪人」 ファントム

「いいとも、私が君に全てを教えてあげよう。
代わりに、君の全てを私に教えてくれ。」

ゆっくりと、唇を重ねていく。
けれど、それはいつかの軽く啄むような口づけとは違う。
彼女を怯えさせないよう、緩やかに、しかし深く舌を絡めあう。
前回、彼女と口づけた時に寂しそうにしていたから。

「私の色に染まりなさい。
そして、君も私を貪るといい。」

僅かに命令の意図を込めた。
彼女が従う意思を見せれば、印が彼女に幸福をもたらすはず。
それに、自分だけが彼女を責める事を避けたくて、彼女が私から奪うようにも命じた。
(118) 2022/11/28(Mon) 0:23:49

【赤】 「怪人」 ファントム

「悪いが、今回は『触るだけ』なんて言わないよ。
君も、上手く私を使うといい。」

彼女の肩に手をかけて、そっとベッドへと押し倒す。
彼女に覆いかぶさるよう、組み敷いて。
衣装の結び目を一息に解いて、上半身をはだけさせてしまう。
彼女の胸を覆うのは、あの薄い下着のみ。

「君の身も心も、私だけのものにする。
口も、胸も、ここも。
――望むなら、もっと深いところでも、後孔でというのもある。
君が、私から奪える場所なら、どこでも。」

片手で、彼女の身体をなぞる。
まずは頬を、それからまだ下着に覆われた胸元を、衣装の下にある下腹を。
彼女が自分から奪いたいなら、どこででも。
(*99) 2022/11/28(Mon) 0:24:20

【赤】 「怪人」 ファントム

おもむろ、彼女の唇に自らの唇を重ねた。
深く絡ませあう、荒々しいもの。
言葉通り、彼女を自らの色で染め上げようとする。

両手で胸部を覆う下着を押し上げて、遠慮なく揉み込み、先端を指で転がす。
彼女が自分を貪るしかない状況へと、追い立てていく。**
(*100) 2022/11/28(Mon) 0:24:33
「怪人」 ファントムは、メモを貼った。
(a44) 2022/11/28(Mon) 0:28:19

【赤】 画術師 リュディガー

>>*97>>*98

…………うん。


[ゆっくりと目を閉じる。

落とされる言葉も、唇も。ひどく優しいのに何故だか胎の奥が切なくなるような気がする。秘所の入り口と芯の部分をゆっくりと掻き回していく指に、また達しそうになって。

訳も分からなくなってしまう前に、どうにか言葉を絞り出す。]
(*101) 2022/11/28(Mon) 0:56:14

【赤】 画術師 リュディガー


スカリー、すき。


[それだけ伝えると、薄く唇を開いた。]**
(*102) 2022/11/28(Mon) 0:56:43
画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a45) 2022/11/28(Mon) 1:00:57

画術師 リュディガーは、メモを貼った。
(a46) 2022/11/28(Mon) 1:03:02