人狼物語 三日月国


54 【半再演RP】異世界温泉物語【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


高藤 杏音1票
菊波 空1票
1票
幸也1票
キネレト3票

処刑対象:キネレト、結果:成功

[犠牲者リスト]
該当者なし

決着:龍人族の勝利

村の更新日が延長されました。

【人】 図書館長 アザレア

[客観的な『色気』とかいうものを酷く気にしていることは
何となく認識しているが理解はし難い。
きみの魅力を唯一理解していればいいわたしが
そのままのきみに問題なく興奮するのだから
何を憂う必要があるのかはわからないし

……きみがその不安を抱く最大の要因が
二重の意味での

わたしの手の遅さにあるなんて知りもしない。]


 こたつでアイスが最高みたいな原理だろうか。
 寒いところに暖かいものがあれば
 より素晴らしく感じたり……
 人に見せられない無防備な姿になる場所をあえて
 外に存在させることで得る開放感だとか……?

 
[人に見せられない無防備な姿を少し恥じらいながらも
隠すことなく見せてもらえる間柄なんだよなぁと
改めて噛み締めることを『魅力を感じる』と呼ぶなら
特に否定する要素はない。

多分彼女の求めている魅力とは違うなんて
わたしが正しく理解するはずもないが
勿体ぶるように随分と遅くなった着替えの速度に
見せつけられているような心地を覚えるのは
完全に欲目であることくらいはわかったし
それは正しくきみの求める『惹かれている』ということで
相違ないのではないかと思う。……たぶん。]
(0) 2021/01/07(Thu) 6:50:18

【人】 図書館長 アザレア

[わりときみへ抱く興奮を隠しもしていないし
触れることにもこんなにも遠慮がないので
少し慎んだほうがいいだろうかと思っているくらいで
わたしがきみに魅力を感じていないのではないかと
不安を覚えているきみとは全く噛み合っていない。

きみから求められているのか、或いは
未知の経験への恐怖をまだすこし抱かれているのか。
疑問に感じているわたしの感覚はそのまま
複雑なきみの心情なんだろうなぁと最近思う。

だから、或いはこのまま強引に求めても。
きみは恥じらい戸惑うだけで拒まないのだろうし
なにもしなければ
ほんの少しの不満を抱きつつも安堵するのだろう。

どちらが正しいのかわりといつも悩む。
自分がどちらを望んでいるのかも酷く複雑だった。
ぎりぎりのバランスを綱渡りしている感覚………

……そこから、一歩。
踏み外しそうになっては、躊躇う。
安牌の『現状維持』はいつだって魅力的で
今度もまたその誘惑に負けた。

物足りなさを覚える現状に一番安堵しているのは
きみよりもわたしの方であることは間違いない]
(1) 2021/01/07(Thu) 6:50:57

【人】 図書館長 アザレア


 ひとにみせるものではない肌着、が靴下で
 その下の肌が、素足だとか……そんな感覚かな?

 わたしに染み付いているものも酷く半端な習慣だから
 あまり定かではないのだけれどね。


[幼い頃の習慣は抜けにくい。
けれどきみはわたしの傍で随分変わったよね。

わたし好みに変わる必要はないと告げた舌の根も乾かぬうちに
そんな言葉が零れそうになって飲み込んだ。]
(2) 2021/01/07(Thu) 6:51:50

【人】 図書館長 アザレア

[或いはそれこそが……
相手の望む形に柔軟に変わってみせることこそが
彼女が幼い頃にその身に染み込ませた習慣なのかもしれない。
そうとなんとなく気付いている理性が寸でのところで
浮かれて滑りそうになる口を噤ませる。

わたしを喜ばせようと思ってくれるのは純粋にうれしい。
わたしもきみにそう思うからこそ、余計に。
同じ気持ちでいてくれる喜びが重なって、
幸せな気持ちにさせてくれる。

けれどべつに100%わたしの望むきみでなくたって
きみに惹かれた事実は変わらないのだと
伝えることはわたしを喜ばせようとしてくれるきみの
努力を踏み躙ることになるのか……

考えても答えを出すのは難しい。

わたしだって、きみをよろこばせようとしてしたことに対し
「そんなことはしなくていい」と言われるよりは
「うれしい」と喜ばれる方がいいに決まっているから難しい。

正解は今日もわからないままだった。]
(3) 2021/01/07(Thu) 6:52:55

【人】 図書館長 アザレア

[柔らかな胸元をあひる共が押しつぶしている。
無機物の分際でうらやましい限りだ。

膨らみが足りないときみはしきりに気にしているが
誰にも許さぬ場所に触れることを許される事にこそ
興奮するのだから質量が如何なんて些細な問題だ。

『誰にも』に子供たちが含まれていないことに
強い憤りを覚えるが今はその話ではないね、ない。

お湯に手で触れただけで何故だか
信じられないものを見る目を向けられた。
なぜだ。衛生面の問題だろうか。]


 貴重かどうかよりもきみが安らげる温度であるかが
 一番重要なんじゃないか。
 心地よく寛げる温度が一番だ。が。
 ここのお湯を例えば雪を放り込むでもして
 温度を下げるわけにもいかないしなぁ……
 

[無理はしないように。心配のまなざしを向けるが
慣れてしまえば気持ちよさそうなので杞憂だったようだ。

かけ湯くらいは家でもやるだろう?しないのかい?
それこそ子供の頃からの習い性なのだと思う、多分。
眼鏡?あれはほぼ老眼鏡なので。割と見えているよ。]
(4) 2021/01/07(Thu) 6:54:47

【人】 図書館長 アザレア

[割と見えているが鮮明ではない
雪化粧彩る絶景の庭よりも
目の前のきみの方が魅力的だったし
なんなら鮮明に見えていたってきっと
きみの方が変わらず魅力的なのだと思う。

きみがどんなに否定したってわたしにはそう思えることは
変え様のない真実である事はきみにはきっと理解されない。
けれどわたしだけが知っていれば
これといって問題ないので別に構わない。

見るだけでも最高なのに触れるのだから
まさに至高のひとときだ。
きみがなんの警戒もしないのがまた素晴らしい。
その無防備さが誰にでも振りまかれそうなことには
思わないことがないでもないが。

互いに築いた信頼が、信用が
きみの身に染み込んでいる証なのだろう。
……と、思いたい]
(5) 2021/01/07(Thu) 6:58:10

【人】 宵闇 迅


 どこに需要があって作ってんだか知りませんけどね。

 売ってるとこは見たことないね。
 県内に果樹園があるらしいけど。

[ドラゴンフルーツ味、という単語に、>>3:94
 ガキの頃みたくいたくウケた記憶を思い返しつつ頷く。
 ライチだとか、マンゴーだとか、パイナップルとか。
 南国フルーツなら、もっとメジャーなものがあるだろうに。
 少なくとも自分たちの狭い世界では、
 そんなにメジャーな需要があるとは知らなかった。
 更にそれが、地元で栽培されていると知って更にウケた。
 そのノリでふるさと納税をしなかったのは褒めてほしい。
 箸が転がってもおかしいぐらい笑い転げた成人男性三人は、
 かろうじてブレーキを踏めたのである]

 
 言えるように帰っていくならね。

[真剣な顔を茶化すように応えて、
 さて本当に無難であるのかは神のみぞ、というやつだ。
 なにせ入り口が自室の以下略であったので、
 下手したら妹ごと宿の扉を開いたら自室だった、が
 ありえないと言い切れないのだ。]
(6) 2021/01/07(Thu) 22:22:48

【人】 宵闇 迅



 ふ、
 足元が疎かになる"クセ"はまだ治らんの。

[珍しく雪が積もった時、>>3:95
 暇潰しに庭で小さな雪だるまをこしらえていた兄に、
 笑顔で駆け寄ってきたと思えば、
 くつしたがぬれたと顔をしわしわにして戻っていった妹が
 瞬時に思い出されて、思わず笑ってしまった。
 まだ、"つくした"としか言えない頃だ。
 妹は覚えていないかもしれない。]

 はいはい、のぼせるんじゃねぇですよ。
 あと、沈んでてもわからないからね。

[さくっと立ち上がった姿を見送って、ひょっこりした口が
 足湯、と言うのを聞けばひょいと片眉を上げる。
 そのまま寝落ちそうだ、と内心で苦笑して、
 いいから早く行きなさい、とばかりにそっと手を振った*]
(7) 2021/01/07(Thu) 22:23:29

【人】 埋火 真里花

 買う人がいるから、あるんだろうけど……

 果樹園があるんだ〜。
 じゃあ遊びに行ったときに買いに行けるかな。

[ 可愛い妹に美味しいかわからないものに
 チャレンジさせるのは忍びなくとも、兄ならいい
 ――と思ってるわけではなくって。

 おいしい、も、まずーいも、
 一緒なら笑い話の思い出になるかなって
 思えたから。 ]

 そっかあ そうだねえ

[ 真剣な表情は兄の茶化すような言葉>>6に、
 崩れていく。

 来たときのことを思えば、寝て起きたら
 お部屋の天井が見える、の可能性があったし、
 なんなら夢ならそのパターンが
 お決まりのやつで、起きたときには
 夢の内容は忘れてしまっている、というのも
 よくある話。 ]
(8) 2021/01/08(Fri) 12:14:47

【人】 埋火 真里花

 ……油断してただけ、だもん
 笑わないで、

[ クセ>>7と、そう言われて、
 そう言えばと、あれやこれや思い出すも
 兄が覚えている私、は幼稚園児の私であって
 今の私よりずっとずっと子供だったから!

 それよりちいちゃいときの話は
 さすがに覚えていないし、

 言い訳できないのは注意力散漫で
 あの頃と同じように靴下びしゃびしゃにしたから
 ですけども! ]

 はぁい
 大丈夫、沈む前に助けてっていうから〜

[ 沈むなという話ではあるのだが、
 ぷっくり膨らませた頬が、瞬時に笑みに変わっただろう。

 今日の表情筋はいつもの何倍も忙しい。

 たのしい、とうれしい、が列をなして
 やってくるものだから。 ]
(9) 2021/01/08(Fri) 12:15:21

【人】 埋火 真里花

―― 部屋付露天風呂 ――

 ひゃー、さむっ

[ 露天風呂は雪景色。
 全裸でいつまでも眺めていたら凍死待ったなしである。

 少し熱めのお湯を足からかけると、 ]

 えっ こっちはあつっ

[ 少々冷えた体には大変熱く感じて、右往左往。
 源泉の出てくる場所を避けて、足先だけで
 ちょい、ちょいと、お湯を蹴る。

 よし、いける。と覚悟を決めて体をお湯へ沈めた。 ]
(10) 2021/01/08(Fri) 12:15:47

【人】 埋火 真里花

 あぁぁ………最、高、……

[ 畳んだフェイルタオルを頭の上へちょいと乗せて
 肩まで沈み込むと、体の芯からぽかぽかと
 温まってくる。

 小さな庭といった様子の露天の景色、
 木造りの屋根がかかっているから、直接雪が
 落っこちてくることはないけど、舞い込んでくることは
 あるみたい。
 ちらつく雪は、私の指に落ちると消える。

 私が動くと、お湯もちゃぷんと音を立てる。
 じっと動かないでいると、降る雪の音が聞こえるんじゃないか
 と思うほど、静か。

 振り返っても、部屋の中の様子は見えなくって
 お湯がちゃぷん、と言うだけ。 ]
(11) 2021/01/08(Fri) 12:16:16

【人】 埋火 真里花

 ……はなしたいこと、いっぱいあるのに

[ 部屋の中では兄が、待ってくれているだろう。
 十年、それも子供の十年、離れて暮らしている方が
 長くなってしまっても。兄の記憶も、面影も
 消えることがないままで、いつも私の頭の少し上にいる。

 してほしいことも、してあげたいことも、
 みせてほしいものも、みせたいものも、

 たくさんたくさんあった。

 手紙に書いて、電話で声を聞いても、
 触ることは、できなかった。

 今なら触ることもできるけど、
 今度はなんだか照れくさくて、子供みたいなこと
 言って、と言われるかなって思ってしまって。

 なかなか自分からは触りにいけないけれど。

 兄が先回りして、頭をなでてくれたものだから。
 それが、嬉しくて。 ]
(12) 2021/01/08(Fri) 12:16:41

【人】 埋火 真里花

 
うぅぅ……


[ ぱしゃり。
 両手で顔を洗うようにお湯をすくい上げる。

 ――当然ながら結構熱いけど。

 それでも何度も、お湯をかけた。

 これはお湯だから。お湯。
 自分に言い訳して、 ]

 覚めなきゃいいのに、

[ ばかなことを、口にする。
 覚めないと困る。外泊するなんて言ってないから
 父母も妹も心配するだろうし、兄も困るだろう。
 それでも、 ]

 もう少しだけ、おねがいかみさま、
 もうすこしだけ、一緒にいさせて

[ 願ってしまう。

 ごめんね、かみさま。
 ごめんね、おにいちゃん。

 真里花は今日だけ、悪い子になります――。 ]
(13) 2021/01/08(Fri) 12:17:17

【人】 埋火 真里花

―― 露天風呂→部屋 ――

[ ゆっくりお湯に浸かって、
 頭と顔、体を洗ってから浴室を出て、洗面所兼脱衣所で
 髪の毛を乾かして、部屋へと戻る。

 着替えはせっかくだから浴衣を借りることにした。
 黒地に金魚がちょっとだけ泳いでいる柄のものを。
 少し地味だけれど、お祭りに行くわけじゃないし。

 帯もちゃんとしたやつじゃなくって、結ぶだけの
 細いのを選び取った。 ]

 きもちかった……
 ぽかぽか

[ リラックス効果は抜群にあって。
 そのせいかな、きっとそのせい。

 十分に温まった両手を兄の頬へ当て。 ]

 ね?あったかいでしょ
 お兄ちゃんも入って来ていいよ
 いちばん、譲ってくれてありがと。

[ にぱ、と笑って、ありがとうを言った。* ]
(14) 2021/01/08(Fri) 12:17:42

【人】 きっと教育係 キネレト

[最初は、恋愛偏差値幼稚園児レベルの僕に
君が足並みを揃えてくれているのだと思っていた。
一年前の今頃は君にただ抱き締められただけで
僕は軽く数時間は意識を失っていたし、
唇なんか寄せられようものなら過呼吸に陥って
お迎えの天使を何度となく呼び出していた。

名前を呼ばれるだけで嬉しい。
隣に居させてもらえるだけで嬉しい。
手を繋いで添い寝を許されるだけで満たされていた。
それは今でも変わらないが、以前よりも
それでは物足りないと感じることが増えたように思う。

焦れったさを覚えたり
自分に魅力がないのではなんて悩んだりするのは、
君自身の気持ちも考えずに
君に愛でて欲しがってしまっている証左だ。

自分でも最近思う。
君の傍に長く居ることで、
きっと僕は随分と贅沢になってしまった。]
(15) 2021/01/08(Fri) 14:10:17

【人】 きっと教育係 キネレト

[物心付き文字を覚え始めた頃から君のことは知っていた。
図書館でたまに見かけるお兄さん。
いつもカウンターに居るわけではなくて
でも優しそうな雰囲気を纏っていて、
僕の周りの子達は皆『アザレアくん』と呼んでいたから
僕も自然とそう呼ぶようになった。

歳はわからないけれどたぶんずっと歳上だ。
でもそんなの全然気にしなかった。
目上に対して正しく敬意を払えるほどの楽や教養を
幼かった僕は修めていなかった。
ただ、他の司書さん達がみんな彼にお辞儀をして
彼のことを『館長』と呼ぶから、
きっと偉い人なんだろう、と。

そんな彼が、不意に子供みたいに見えた。
何時どこでそう感じたのかの記憶はもう定かではないし
別に頼りないとか当てにならないとか思ったわけでもない。
それなのに何故か、休み時間に教室に
独り残されて俯く子供みたいに見えた気がして。

そんな印象に反して君自身は
自分を甘やかそうとする人間などもう居ないと
達観して何かを諦めたような物言いをしていた。
そんな意固地な君を甘やかしてみたいだなんて
傲慢かつ分不相応にも負けん気を抱いたのが、
君に惹かれ始めた切っ掛けだったような気がする。]
(16) 2021/01/08(Fri) 14:10:30

【人】 きっと教育係 キネレト

[どんな時に君は僕に大切にされていると感じるのか。
そう尋ねたのはどうにも君に
僕の気持ちが伝わりきっていないような気がしたからだ。

生きて来た環境が違う。年数もたぶん大分違う。
愛情と名の付くものの定義も、受け取り方も
僕と同じとは限らない。
加えて僕自身が、愛情に限らず
自分の想いを人に伝えるのが極端に下手くそだ。
君が何らかの不安を抱いてしまうなら
原因は僕にあるのだろうと考えた。

僕本人が微塵も思っていないような推測を立てて
発言を疑っては試すように言動を重ねていた君だ。
言葉で想いを囁くことは無駄ではなかろうけれど
それだけでは足りないのかもしれない。

それなら何か行動を伴わせれば?
僕の思う愛情を示す行為が
君の思うそれと同じとも限らない。

だから僕が君へと贈る愛情表現は、大体が
君が僕にくれて嬉しかったことの見様見真似だ。
触れ方も唇の寄せ方も想いの伝え方も真似っこでしかない。
僕自身の感情としては弱く映るのかもしれない。

君と離れている間も僕はずっと君を想っているけれど
それだって、敢えて伝えることはしないものだから
君にとってはないのと同じだろうしね。]
(17) 2021/01/08(Fri) 14:10:41

【人】 きっと教育係 キネレト

[君に選び続けてもらえる僕で在る為には
どうすれば良いんだろう。
僕にとっては君は不動の一番だけれども
君にとっても僕がずっとそうとは限らないだろう?

人の心は脆くて移ろいやすいものだ。
君の一番の座を誰にも譲りたくはないけれど、
君の幸せは僕の目の届かない場所にもあるかもしれない。
それでも僕は、君を想う。
そして君なら本当に命ある限りずっと、
僕の傍に居てくれるんだろうな、とも思う。]


 寒さを和らげるために生み出された炬燵で
 敢えて冷たいものを食べることで、
 暖かさを享受できる幸せを噛み締めるんだろうね。

 温泉は……抑圧された日常からの脱却かな?
 屋外で生まれたままの姿を曝け出しても
 何者にも傷付けられず居られる幸せに、
 解放感を覚えるのかもしれないね。

 
[教会の子供たちをお風呂に入れる時には
無防備な姿になることに特に抵抗はないのに、
君の前だと恥じらいを覚えるのは何故だろうな。

注がれる熱い視線をじりじりと感じながら
脱ぎ終えた服は君に倣って丁寧に畳んで重ねた。]
(18) 2021/01/08(Fri) 14:11:03

【人】 きっと教育係 キネレト

[こうして見つめられるのも初めてではないはずだが
君を惹き付けられている気もちっともしないのは、
単に僕自身の元々持つコンプレックス故だ。

願えば君は拒まず受け入れてくれるのだろう。
僕に合わせてくれてしまいそうで怖い。
……そう思っていたんだが、
口にせずとも察して欲しいだなんて思うことの方が
傲慢だと最近は思うようになってきた。

君に触れたいとは常々思っているし、
君が佇んで居るだけで日々感動を覚えている。
それでもいつも、君に触れようとするたびに躊躇う。
自分の欲求だけで君を消費するような真似はしたくない。

頬に触れても構わないかな。唇を寄せても怒らないかな。

嫌では、ないか。きもちわるくはないか……
喜んでくれるか。触れたら、……君も触れてくれるかい?

尋ねずともきっと君は許してくれるのだろうし
尋ねれば「そんなこと一々訊かなくとも」なんて
言われそうだ。知っている。君はきっと僕を拒まない。
ならば何を躊躇うのかと考えれば、
その行動を起こすことで君が僕に抱くだろう感情を
悪い方に予想して一人勝手に凹むからだろう。

君は君で、想像していた以上に慎重だ。
僕は僕で、石橋を叩きすぎて割る系の臆病者だ。
ある意味似たもの夫婦なのかもしれないね。]
(19) 2021/01/08(Fri) 14:11:20

【人】 きっと教育係 キネレト



 ……君も、僕の前で裸になるのは
 恥ずかしかったりするのかい?


[ふと浮かんだ素朴な疑問をぶつけてみる。
あまり全裸を恥じらう印象がなかった。
自分だけが恥じらっているなら余計に恥ずかしいが、
他の誰かには見せたくないものを
君は僕には見せてくれているのだと改めて思えば
仄暗い優越感が芽生えてしまう。
普段の君は、顔と首元と両手以外を全て
布地でかっちりと覆い尽くしているから余計に。

対する己の胸元をふと見下ろす。
酷い時には男性と間違えられる程度になだらかな胸に
安らぎの類は微塵も感じられないように思う。
思うのだが、気のせいかつ欲目でなければ君の視線は
胸元のあひるちゃんに嫉妬をして見える。何故だ。

もっとふかふかな柔らかい胸が僕にあれば。
同僚シスターの豊満な胸を見て何度そう思ったか。
けれどあれはあれで色々と大変そうなので
休日はタンクトップ一枚で過ごしたい僕には
扱いきれないだろう。きっと。
下着もよくわからないし大きいのは物凄く高いって聞いた。

故に僕は今日も、
この断崖絶壁を君に押し付けてやろうと思う。]
(20) 2021/01/08(Fri) 14:11:44

【人】 きっと教育係 キネレト



 自分一人で入るならそれも良いけれど、
 君も一緒に入るのだし……
 加減を誤って冷たくなってしまったら悲しいしなぁ。

 折角雪を使うならお湯に溶かすより
 雪だるまや雪うさぎを作って遊んでみたいな。
 

[おっと湯船に浸からずシャワーで済ますことが多いのが
今の会話でばれてしまった気がするぞ! 僕の馬鹿!!
掛け湯というか大事な場所を洗う習性しかなかったな。
後は湯船にぶっつけ本番スタイルだ。

眼鏡を外している君の様子を窺っていると
どうやら普通に見えているらしかった。
見えているのに滑って転んで溺れてしまいそうなのは、
寧ろ僕の方だったかもしれない。

白に覆われた風情溢れる絶景そっちのけで
眩しい銀の光の元に曝された君の素肌に視線を泳がせる。
隊列を崩して湯船の縁へと追いやられるあひるちゃんたちに
注意を払う余裕は既にない。

君がどんな想いを抱いて僕に触れているか知らない。
心は読めないから、意地悪く笑う君を見ても
大袈裟に心臓が飛び跳ねるだけだ。]
(21) 2021/01/08(Fri) 14:12:30

【人】 宵闇 迅



 ちょっと遠いけどね。
 まあ、車でいけばすぐですよ。

 味見できるんだったか……、あ、

[クセで検索しようとして、ポケットを漁る。>>8
 けれど、そういえばスマホは充電中だった。
 今頃机の上で、音楽をスピーカーから垂れ流しながら、
 主の帰りでも待っている――のか?

 残念。
 温泉宿を満喫する妹を写真に残せるなら、
 撮っておきたかったけれど。
 そうして途切れてしまった"習慣"を、
 取り戻すにはいい機会だと思ったのに。]
(22) 2021/01/08(Fri) 22:14:48

【人】 宵闇 迅


 っふふ、

[わらわないで、と言われても。>>9
 大混乱の中、総毛立って警戒心MAXだった兄と違い、
 妹はくつしたを殉職させていたとは。
 むくれたような物言いに、泥濘んだ笑いが増幅するのも
 やむなしだろう。悪く思うな、妹よ]


 まあ、聞こえなくはない……とは思うけど。
 大丈夫だって言うなら沈まないでほしいところです。

[口が達者になった妹と、軽口の応酬が出来ることが。
 じんわりと胸の奥を温めていく。
 曖昧な言葉をパズルにして、
 彼女の思い描いた正解を見つけ出すゲームも楽しかったけれど
 これはこれで悪くない]
(23) 2021/01/08(Fri) 22:14:56

【人】 宵闇 迅

[露天風呂へ向かった妹を見送って、
 背の後ろについていた腕を、
 だらしなく座卓に投げ出して肘をついた。
 頭を支えているのも億劫で、曲げた肘に挟まるように
 座卓に凭れて目元を覆うと、そっと目を閉じる。

 雪の降っている場所は静かだ。
 そっと耳を澄ませれば、ひとの気配と、
 遠い水音さえ聴こえそうなほど、
 穏やかな時間が横たわっている。


 電話で声を聞いていても、
 記憶の中の声は、いつだって幼かった。

 おにいちゃん、と舌足らずに呼ぶ、つたない声色。
 突拍子もないことをしては兄の肝を冷やし、
 心を温め、飾らない笑顔を連れてきてくれる]
(24) 2021/01/08(Fri) 22:15:08

【人】 宵闇 迅

[ふと気を抜いた時にやってくる追想はいつだって涙で終わる。
 痺れを切らした母親に抱えられて遠ざかっていく、
 肩越しに目一杯手を伸ばして、くしゃくしゃの泣き顔で。

 彼女に笑顔を覚えておいてほしかったぶんだけ、
 自分はあの顔を覚えておこうと思っていた。

 無力だったこと。
 恩知らずと言われようが、背を蹴り飛ばしてでも、
 腕の中に引っ張り込んでやらなかったこと。
 あの子のヒーローで、いてやれなかったこと。

 ――けれど。
 成長した面差しが重なる。

 泣いてはいなかった。
 相変わらず、くるくるとよく変わる表情と、
 未だに突拍子もないことをしかねないあやうさと、
 変わらないあたたかさと、掛け値なしの笑顔を連れて。]
(25) 2021/01/08(Fri) 22:15:18

【人】 宵闇 迅

[今の自分なら、夢を現実で書き換えてしまうことだって出来る。
 ここと同じように雪は降らないかもしれないし、
 きっとはてなあじのゼリーもないし、
 あの気の抜けたマスコットも居ないだろうけれど。

 温泉、というワードだけが重なるお隣の県の宿ででも。]


 うん、


[ぺたり、と触れる手は温かい。>>14
 閉じていた目を開けて、浴衣に着替えた妹を見る。
 思考の波打ち際は微睡みによく似ている。
 数度目を瞬いてから、にへら、と笑い返した。]


 黒が映える。
 似合ってるね。

[座卓を押しやって、足の間を叩いて招く。
 ポケットを漁った時に、ヘアゴムを見つけた。
 あんまり凝ったことはできないけれど、
 編み込んで結い上げるぐらいなら、今でも出来るから*]
(26) 2021/01/08(Fri) 22:15:58

【人】 埋火 真里花

 車……、お兄ちゃんの運転で?
 行きたいな、いつか。連れてって。

[ ポケットをごそごそした兄>>22は何かを探して
 居るようだった。
 ああ、と察して自分も鞄の中をごそごそ
 したけど、自分も携帯は持っていなかった。

 コンビニ行くだけだからって置いてきて
 しまったのが悔やまれる。

 旅行の荷物やなんかが生えてきたのだから
 生えてこないかと念じてみたけど、ダメらしい。

 じっと畳を見つめる私をどう思っただろう。 ]

 ……旅行のね、にもつ
 畳からにょんって出てきたんだよ。

 だから、出てこないかと思ったけど
 出てこない……

[ 何を言ってるかわからないと思うが以下略。
 それならそれで、仕方ない。

 笑わないでとはいったものの、尚更笑われてしまったから
 畳を見つめるのも、むくれるのも、ここまでにして、
 風呂へと向かったことだろう。 ]
(27) 2021/01/09(Sat) 0:37:43

【人】 埋火 真里花

 ほんと?

[ 似合ってるね>>26とそう言われて
 畳の上でくるんと一回転。得意げに笑って ]

 かわいいのいっぱいあったよ
 お兄ちゃんも選んできたら良いよ

[ いたものの。
 叩かれる足、にはた、と動きを止める。

 え?お兄ちゃん。私もうそこそこ大きいよ? ]

 ……ん
(28) 2021/01/09(Sat) 0:37:57

【人】 埋火 真里花

[ お兄ちゃんへ 妹のことをいくつだと思っているんですか?
 呆れる気持ち少し、はずかしさ、半分くらい。

 今でも、そこに招いてくれるのなら飛び込んでいきたいという気持ち。
 一周ぐるりと頭を回った気がするのに、
 体は自然とそちらに向かっていって、

 ここはわたしのばしょ

 そう言うみたいに、ぽすりと兄の足の間におさまった。 ]

 ……あのね、

[ 背を向けて、言うことではきっとない。 ]

 真里花、次はちゃんと笑って言うからね。

[ 何を、と問われたら。
 なんて言おうかな。

 私が覚えてた兄の顔は笑ってた。
 私が最後に兄に見せた顔は、聞き分けのない子供の
 顔だったことを、不意に思い出してしまったから。* ]
(29) 2021/01/09(Sat) 0:38:31

【人】 図書館長 アザレア

[愛し方は多分知っている。
惜しみない愛情を与える方法も。
多分、そうして育てて貰った。

けれど受け取り方は終ぞわからないままなんだ。
そう伝えればきみは驚くだろうか?]
(30) 2021/01/09(Sat) 8:46:36

【人】 図書館長 アザレア

[抱きしめられても縋ることを知らない子供だった。
そう在る事を強要された覚えはないから
もとよりそういう性分だったのだと思う。
安らぎや喜びを得るよりも
どうするのが正解なのかばかり考えていたと思う。
正解かわからないまま身体だけ育って
わからないままそうされることもなくなった。

『良い大人となった今は撫でられるだけで気恥ずかしい』

確かそんな風に言って触れられることを辞退しようとした
きみに何を思ってそれを押し付けたんだったか。

『気恥ずかしさを覚えるのが正解だったのか』
そんなことを頭の片隅で考えたこともあったのかもしれない。

抱きしめられる腕の中で、気恥ずかしさを抱けば
抱きしめてくれた父や母はそこにわたしの成長を感じ
喜んでくれたのだろうか?

なにか見返りを求められていたわけではない。
上手く受け取れず、何も返せないわたしを
それでも変わらず愛し育ててくれた。

ただ、何も返せなかった自分を悔いているだけだ。
与えてくれた分だけ何かを返したかったのだと思う。
何を返すのが正解かもわからないまま。]
(31) 2021/01/09(Sat) 8:46:57

【人】 図書館長 アザレア

[相変わらず受け取るのが下手くそなわたしは
きみが与えてくれるものも与えてくれようとしていることも
ちょっと驚くくらい派手に取りこぼす。

ただ押し付けて、受け取って満たされるきみの姿に
安堵して、そこでおわりだ。
愛した分と同じだけ愛されているのだろうという
理解は頭の中にあっても
それをどう受け取るのが正解なのかはわからないままだ。
どうしたら受け取れるのか、わからないままだ。

そもそもそんな状態でどうして愛されているのかわからない。
愛されていていいのか考えるのは漸くやめた。
よくなくたって、きみはわたしを愛してくれるのだと思う。
与えた分だけ、律儀に返してくれるのだろうと思っているから
押し付けてでも与えておけばひとまずは安心できる。

受け取るのが下手くそなわたしは
ちょっと驚くくらい派手に取りこぼしてしまうから
わたしが押し付けるから、同じだけ返してくれるのではなくて
たとえ最初はそうだったのだとしても、今はきっと
何も差し出さずとも与える以上に
惜しみなく与えてくれるだろうきみの想いも、なにもかも
これっぽっちも上手く見えていないのだろう。]
(32) 2021/01/09(Sat) 8:48:38

【人】 図書館長 アザレア

[だって理由がわからない。
愛されるに足るなにかを、わたしはきっと持っていない。

きみがもし同じことを言えば
例えきみが何も持っていなくとも
わたしが勝手に愛したいだけなのだと
きっと淀みなく答えるのだろう。

同じことだと頭ではわかるのに、何故だか
不器用な感情はついていってはくれないままだった。]
(33) 2021/01/09(Sat) 8:48:58

【人】 図書館長 アザレア


 暖かさを享受できる幸せに抑圧された日常からの脱却か。
 時々難しい表現をするよな、きみは。
 ……だからきみのところには文学少年少女が多いのかな。
 言葉に興味を持たせるのが上手いのかもしれないな。

 教育係の鑑だね。


[単純に他の娯楽が少ないからと、近くに図書館があるからが
本に触れる最初の理由なのかかもしれないがそれだけなら、
触れてみて合わなければそこで終わる筈だ。

小さな利用者たちが足繁く通ってくるに至る経緯の謎に
きみを据えてみると案外しっくりきて
実際のところなんて知らないけれど、
ひとり、勝手に納得してしまった。

子供たちに言葉に親しむ切っ掛けを与えるきみは
わたしにひとを愛する切っ掛けを与えてくれたひとでもある。
そういえば話の切っ掛けを作るのも上手かったなぁなんて
いつもわたしの周りを賑やかにしてくれるのは
きみだったことを思い出す。]
(34) 2021/01/09(Sat) 8:50:07

【人】 図書館長 アザレア

[ただ愛するだけでなく
愛されることを上手く受け取る切っ掛けも
いつかきみが与えてくれるのだろうと
根拠もなく、確証もないのに何故だか納得できてしまった。

不安があるとすればその切っ掛けを活かせるかどうかだが、
きみは根気強いから一度で駄目でもまぁ大丈夫だろう、なんて
いつまでも付き合って貰うつもりでいる無意識の自分には
今はまだ気づいていない。

方向性に少々問題はあれどそれだって
与えられる愛情を受け取った上で
それが尽きることはないんだと疑わず
甘えている事に相違はないんだと
今はまだ、理解することもないけれど、

いずれ、気付ける日も来るだろう。
遠くない未来に、恐らくは。]
(35) 2021/01/09(Sat) 8:51:27

【人】 図書館長 アザレア

[確かめないと躊躇ってしまうきみと
確かめることで安心を得るわたしと
確かに似ているが、随分違うのに、
やっていることは同じなのだから不思議なものだ。

求めれば受け止めてくれることを
理解したらそこで満足してしまうわたしと
どこまで求めていいのかわからず
確かめている途中のきみとの間で
夫婦らしい行為はじつに半端なままになっている。

別段どこかを最後と定めてゴールを目指すものでもないが
何の障害もなくお互い合意の上なのにいつも
互が「途中」と感じている程度で終わる行為に
いい加減不安を抱かせているんじゃないかとは思う。

思いはするが、思うだけで。
なんとなく今まで来てしまったので。
今日こそは、と。思わなくもない。

きみもそう思っているのかと思うと割とそれだけで
興奮できてしまうので、別に難しいことではない。
変な見栄を張っているだけだ。

例えばそう、今こうして裸を晒す行為と同じに。]
(36) 2021/01/09(Sat) 8:52:00

【人】 図書館長 アザレア


 きみが恥じらう様は可愛らしくて、
 なんというか、とても、目の保養になるから
 これは理解しないままでいてくれて構わないが。

 ………しっているかい?
 こういうのは恥ずかしがった方が余計恥ずかしいんだ。

 嘘でも堂々としていたほうが案外気にされないものだと
 頭で理解しているからこその振る舞いというか……


[まぁ、つまりは。当然恥らいくらいはあるわけで。
けれど女性の抱くそれよりは随分緩いものだとは思う。
なんせ性的な目で見られる要素も機会も極端に少ない。
今現在肌を晒しただけで如何わしい目を向けられているきみと
わたしとの顕著な差がいい例だと思う。

恥じらう割にはその辺りへの危機感が
彼女の中で大分希薄なのが不思議でならない。
そういう視線に脅かされることなく
ここまで育ってこられたからなのか
無防備が過ぎて気付いていないだけなのかは
彼女の場合、なかなかに怪しいところだ。]
(37) 2021/01/09(Sat) 8:54:33

【人】 図書館長 アザレア



 きみは、きみ自身の魅力を
 もう少しくらいは理解したほうがいいと思うぞ?


[これからその魅力を遺憾無く発揮しようと企んでいるなんて
知る由もないから年頃に成長した娘を
心配する父親みたいな目線になった。

そういう目線こそが彼女の不安を更に煽るかもしれない
なんて、唐変木が気付くことはない。]
(38) 2021/01/09(Sat) 8:55:35

【人】 図書館長 アザレア

[雪だるまをわんさか作ろうとしていたことを
言い当てられた気がしてちょっとドキッとしたのは内緒だ。
正しくはきみが夢中のあひるたちの数だけ、全部。

隙あらばお湯に浸かれなくしようと頭の中で画策していた。
雪だるまの形にしてしまえばきみはあひるを救出したくとも
わたしのつくったものを壊せないだろうなんて打算まで。

衛生面への気遣いももちろん大事だけれど
お湯の温度に体を慣らす意味もある気がするが……
それなりの人数の子供たちをいっぺんに面倒見るとなれば
シャワーの方が効率的なのかもしれないね。
全員に念入りにかかり湯なんてしてたら
お風呂のお湯が大打撃を受けそうだ。]


 確かに雪遊びにもってこいな量だな。
 ここなら雪かきの懸念もないし。

 
[指先を真っ赤に染めて無邪気に雪と戯れる彼女を
思い浮かべて脂下がる。
ここでなら、わたしの前でなら、
気遣う側でなく子供みたいに楽しめるのだろう。
体を冷やしすぎないよう普段は案じる側の彼女を
じぶんだけが甘やかせるのは気分がいいと思ったが……

……彼女なら子供たちを気にかけながらも
一緒に楽しむくらいの器用なことはやってのけそうだと
すぐに考えを改めた。さみしい。]
(39) 2021/01/09(Sat) 8:58:02
村の更新日が延長されました。

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
  ── 部屋の露天風呂 ──


[同じように吃った彼。>>3:38


 乳首の形について
 考えていたなどと知ったら>>3:-47>>3:-48
 もうひとりのサラトーガーが
 大欲情モードに入って
 光の速さでジャックへダッシュさ〜♪したかもしれないが、
 幸いなことに気づかないまま



 褒めたから照れたんだろうか?
 やっぱり可愛いなぁ…と検討違いな方向の
 もっと純情なドキドキを
 秘めながら頷いて、話の続きを促した。]
 
(40) 2021/01/09(Sat) 12:57:54

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[視線が合ったままでは
 妙に気恥ずかしくて、そわそわする癖に
 外されると寂しくなるのが>>3:38
 …どうにも厄介だ。

 そんなことを考えられていたのも
 700ミリ秒ほどの間だけ。

 ジャックが話し始めるとすぐ
 湯が継ぎ足される音も
 耳に入らぬくらいに聞き入った。>>3:39
 
(41) 2021/01/09(Sat) 13:01:18

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[彼ら兄妹の不思議な特性については
 人々に作用する場面を
 この目で見て、よく知っている。

 妹君の方は、
 拳で語り合わなくても仲良くなって
 肩を組み出す不良とか
 ほのぼのなーことになるのだが、

 ジャックを落ち込ませると
 ガムを道にペッ捨てしたり
 自転車をドミノ倒し始めるヤツとか
 小さいけれど、されど悪!が増えてしまう。

 ココロアヤツレール星人の
 男女差か、もしくは個性かと思っていたが
 そうではなくて‥‥]
 
(42) 2021/01/09(Sat) 13:02:16

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[皆に疎まれ、
 親にすら甘えられず
 離れて暮らさねばならなかったなんて、
 どれだけ大変だったことだろう。>>3:39



   ……そうか、苦労してきたんだな。



[小さなジャックを思うと、胸が痛む。]
 
(43) 2021/01/09(Sat) 13:03:29

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[なのに、腐りもせず
 こんなに真っ直ぐ優しい青年に育った。

 今も、ほら。
 過去や境遇を呪うことなく
 妹君への感謝の念を溢れさせていて、>>3:40

 
しい。]
 
(44) 2021/01/09(Sat) 13:09:18

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 

   ジャックがそんな風に
   前向きに努力を続けて来れたのは、
   妹君がずっと寄り添っていてくれたからなんだな。

   本当に、互いを大切に想い合っているのが
   伝わって来て、

   ……羨ましいくらいだ。

 
(45) 2021/01/09(Sat) 13:15:11

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[彼女のことを想っているのか
 穏やかな笑顔の後の>>3:40
 愛情に満ちた表情にも>>3:41>>3:-49

 ────目が奪われる。


 そんな顔をさせられるのが自分だったら…と
 いつの間にか考えてしまっていて
 また慌てて打ち消した。

 妹君が居るからこそ、のジャックだ。
 なのに、彼女を差し置いて
 何を考えているんだ、おれは。反省しろ。]
 
(46) 2021/01/09(Sat) 13:15:50

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[そんな大切な妹君だというのに
 セーマの本拠地に乗り込み
 助け出した時には一緒では無かった。

 ひとりきりで幽閉されていて……]



   けど、セーマでは
   離れ離れにさせられていただろ?

   大丈夫‥‥だったのか?

   扱き使われたりだとか
   無茶なことさせられたりだとか、

   どんな風に過ごしていたのか… 心配になるけど。



[ジャックのことなら全部
 知りたいと思って訊いてしまったが、
 辛かっただろう過去を
 掘り返してしまって良いのだろうか?とも思う。]
 
(47) 2021/01/09(Sat) 13:16:22

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[だから、
 生真面目なところのあるジャックに
 強制してしまわぬよう]



   言いたくなければ
   言わなくても構わないんだからな?



[と、そっと付け加え

 頼れる兄貴に見えるよう
 優しい微笑を浮かべて静かに待った。

 彼が話せても、話せなくても
 そのままのジャックを受け止めたい。
 そんな風に思いながら。]*
 
(48) 2021/01/09(Sat) 13:17:17

【人】 きっと教育係 キネレト

[いつも仕立ての良い服を着ている。
暮らしぶりから見ても、お金に困ってはいないだろう。
親族の類には会ったことがない。
けれど家族仲が悪いという訳ではなさそうなのは
譲り受けたダイヤのネックレスが物語っている。

それでも君は悪夢に魘されていたらしい。
身体の具合がどこか悪いか、もしくは潜在的な不安があるか
でなければ眠れなくはならないと思う。
だってほとんどの人類はお布団の虜だろう?

今は、少しはよく眠れるようになっただろうか。
まだ人知れず不安に襲われているんだろうか。

僕に抱えきれない程の愛情を注いでおきながら
受け取り方がわからない、なんてもし言われても
多分僕は驚かない。むしろ、
色々なことを納得してしまうような気がする。]
(49) 2021/01/10(Sun) 0:11:43

【人】 きっと教育係 キネレト

[物心付いた頃には教会で育てられていた僕は、
父の顔も母の顔も憶えていない。
普通の人間には有るまじき胸元の鱗のみが
僕の出自を物語っている。

決して裕福な暮らしとは言えなかったけれど、
神父様を始めとして教会の人々は
厳しくも温かいまなざしで僕の成長を見守ってくれた。
幼い頃は特に過保護に大切にされていたように思う。

頭は頻繁に撫で回されていたし
それ以外の部分もよく撫で回されていた。
撫でるとご利益があるとか言い出したのは誰だったか。
次第に違和感を覚えて不快だと感じても、
それを口にしてしまえば大抵は罵倒や叱責を受けた。
心地良さそうに、無邪気に心から嬉しそうに
喜んで見せるのが『正解』なのだろう。
そう思って笑顔を作って見せた。

とても高価な品物を幾つも贈ろうとしてくれる人も、
毎日熱心に会いに来てくれる人も居た。
そんな人達でも僕が何の力もないただの子供と知れば
汚い言葉を吐いて僕の前から去っていった。

僕の力を欲しても、僕自身を欲する人は居ないのだと
悟ってしまえば悲しくなるから思考に蓋をした。]
(50) 2021/01/10(Sun) 0:11:59

【人】 きっと教育係 キネレト

[教育係になろうと思ったのは
元々は居場所を失わないでいる為だった。
酷く利己的で身勝手な理由が始まりだったけれど、
一人でも生きていけるまでに育ててくれた教会への恩返しと
僕より幼い孤児たちを護り育てることで
幼い頃の自分を救いたかった面もあったのかもしれない。

子供は弱くて脆くて危うい。
大人に護られるべき存在だ。
僕はもう大人だ。甘えるのではなくて、
甘やかす側の立場になりたい。
ただでさえ大人を信用出来なくなっている
小さな天使たちが、ここで安心して
自分たちの生き方を見つけていけるように。

『良いこと』と『悪いこと』の区別は付けさせても、
『正解』や『不正解』は気にしなくても良いように。
好ましいものは進んで望み、
好ましくないものははっきり断れるように。
それぞれが個性を伸ばして世界を広げられるように。

僕を撫でようとしてくれる心優しい子達も居る。
そういう子達からは、
ありがとう、と受け取ることにしている。
無垢な彼らの想いを否定したくはないからだ。
けれど自分が本当に子供のように扱われるとなると別だった。]
(51) 2021/01/10(Sun) 0:12:27

【人】 きっと教育係 キネレト

[撫でられたくないわけじゃない。
頭という人体の中で最も重要なパーツを
手放しに差し出せるような人には傍に居て欲しいし、
ここには君を殴る大人は居ないよ、と安心させようとして
教会ではせがまれるまま頻繁に頭を撫でている。

故に頭を撫でるという行為には
どうしても子供扱いのイメージが付き纏う。
あのとき既に僕はきっと君に、子供ではなくて
対等な人間として接して欲しかった。

だから正解とか不正解とかの問題ではなくて、
気恥ずかしがったあれは単に心の底からの正直な欲求だ。
正解と思しき答えを選ぶならば
与えようとしてくれる君の厚意を
素直にただ喜んで受け取ることこそが、
きっと正解だったのだろうから。

どうして優しくしてもらえるのか、わからなかった。
見返りを求めての厚意なら何らか返したいと思って、
けれど何も自分に返せるものが思い付かなくて
無力感に打ちひしがれてしまった。

──そんなときに、
貰うばかりで何も返せないことを嘆いた僕に
そんな僕でも構わないのだと教えてくれたのは君だった。]
(52) 2021/01/10(Sun) 0:13:13

【人】 きっと教育係 キネレト

[僕が必死に貯めたお金で何か高価な品を買って
君に贈ったとしても、きっとそれは
君なら簡単に手に入れられてしまうようなものだ。

やたらと君は僕に宝石を贈りたがるが
素直に嬉しいと受け取った方が良いのかもしれないと時々思う。
断られるとさみしい。自分の立場ならそうだ。
宝石が欲しくて君を好きになったんじゃない、なんて
抗議したくなるのは僕の我儘なんだろう。

僕が好きで勝手に贈りたがるものに、
君は何かを返そうとなんてしなくていい。
見返りを求めて行動を起こすわけじゃないし、
ただ傍に居てくれるだけで僕は幸せに思っている。

自分はそう思うのに、貰う側の立場になると
君に何も返せていない自分が
不甲斐なく感じられてしまうから不思議な話だ。
どうやら君もそんな感じらしいと
最近になって漸く少しずつ理解し始めた。

本当に君はちょっと驚くくらい派手に取り零すが
たぶん僕もちょっと引くくらい派手に取り零している。
君から貰った温かい気持ちを必死に返そうとして
返しきれずに押し潰されている気分なんだが、
まだまだ返したりないと僕は思っているのに
君にとっては多すぎたりするらしい。解せない。]
(53) 2021/01/10(Sun) 0:13:51

【人】 きっと教育係 キネレト

[ただ、君が喜ぶ顔が見たい。
君が与えてくれた想いに報いたい。
君は僕に何の見返りも求めないのだろうし
強いて言えば喜ぶ顔が見たいと思ってくれてるんだろう。

それでも何か、返したい。
一方通行なんてさみしいじゃないかそんなの。
どうして自分が好かれているのか
未だに解らないから猶更だ。

僕が君に惹かれて君を愛しているから、ならば
僕は何も無くとも君を想い続けるからご愁傷様だ。
誰よりも一番君を好きで居続ける自信だけはある。
それ以外に思い付くものが本当に何もない。

どうして僕が君を好きなのか、と尋ねられたなら
十秒くらいごとに「はいそこ!今のここ!すき」とか
そんな感じで延々話が先に進まないことになるだろう。
最早理屈を超えてパッションで好きだから説明が難しい。]


 おや。君にそんな風に言われるとは光栄だなぁ。
 憶えている単語を組み合わせたら
 たまたまそうなった、というだけで、
 もっと上手い易しい表現があるのだろうけれどね。

 言葉は世界を無限に広げられるものだから……
 彼らの視野も読書を通して広がると良いな、とは
 いつも思っているよ。
 
(54) 2021/01/10(Sun) 0:14:04

【人】 きっと教育係 キネレト



 ……なんて語ると少しは教育係らしいかな?
 実際は単に僕が言葉遊び好きなだけさ。


[知は力ともなるから、と言えば聞こえも良いが
図書館は一番身近でお金のかからない娯楽施設だ。
幅広く満遍なく揃えられた豊富な蔵書が、
余すことなく彼らの知識欲を満たしてくれる。

強いられるのではなく学ぶ楽しさを覚えた彼らが
自分から興味を持って通い詰めているだけで、
僕は文字を教える以外特に何もしていない。

教育係を自称しておきながら未だ未熟な僕は、
君と言葉や想いを交わすことで
沢山のことを学ばせてもらっている。
人を想う楽しさも難しさも、
君を愛さなければきっと知らないままだった。

……少しずつではあるし上手くもないけれど
受け取れるようにもなってきたと思う。

元々、君のプライドを傷付けたいわけではないし
君の気持ちを否定したいわけでもない。
自分が君の愛を受けるに足る人間であるのか
それだけが懸念だったが、
自己肯定感のなさは君が真摯に愛情を注いでくれることで
徐々に解消され始めている。]
(55) 2021/01/10(Sun) 0:14:54

【人】 きっと教育係 キネレト

[だから、そろそろ。
今日は。今日こそは。
こうして無防備な姿を見せられるくらいに僕は
君に心を許して好きで居るんだと伝われと……
貞操観念ゆるゆるみたいに思われるならば心外だが
必要以上に警戒するのは違うだろう、もう夫婦なのだし。
そう思っての行動も、ただ単に
無防備なだけだと思われていそうな気はする。

お風呂に入れる子供たちの前で素っ裸で居るのも、
君の反応を見て反省してから止めた。
水着を着る分自分を洗う時間が無いので
シャワーが活躍するというわけだ。]


 …………?
 君こそ自分の魅力をもっと自覚した方がいいよ。

 僕に魅力があるとすれば、
 それは君だけが知っていてくれたらいい。


[なんだかまだ娘のように見られている気がする。
父親的な慈愛のまなざしを感じる。

そんな視線を向けさせてしまう原因は自分にあるのだろう。
もう少し嫁もしくは妻もしくは伴侶として見て欲しい、
そう訴えれば益々子供っぽく見える気がして口を噤んだ。]
(56) 2021/01/10(Sun) 0:15:14

【人】 きっと教育係 キネレト

[あひるちゃん雪だるま化計画が彼の頭の中で
密かに計画されていたことには少しも気付いていない。
そうそのとおり。君の作ったものを僕は壊せない。
けれどもあひるちゃんはあひるちゃんで大切なので
救出したい衝動との狭間で揺れるかもしれない。

君は気付いていないのかもしれないが、
僕は本来依存心が高い。
あひるちゃんや虎ちゃんぬいぐるみを愛でることで
君一人に圧し掛からせてしまいそうな
面倒くさい感情を分散しているのだ。

かかり湯は今度子供たちにもちゃんと教えよう。
案外僕よりも彼らの方が、
きちんと意味を理解しているかもしれないね。]


 君となら、雪かきも楽しいと思うけれどね。
 後で時間があったら作ってみようか。雪だるま。

 
[
きっとそんな時間の余裕はないのだけれど

雪だるまを作るよりはかまくらを作って、
中で君とゆっくり寛いでみたいなんて夢を見る。

ああ、でも完成する頃には二人して力尽きてそうだな。
中に入った瞬間爆睡してしまって
起きたら雪に埋もれていた、なんてことになりかねない。]
(57) 2021/01/10(Sun) 0:16:05

【人】 きっと教育係 キネレト

[この場に子供たちが居たらそうは行かない。
やれ雪合戦やれ雪だるまと連れ回されながら
滑って怪我をしてしまわないように、
知らぬ間に体を冷やしすぎてしまわないように
目を配りながら全力で相手をせねばならない。

……もしそんな場にも君が来てくれたなら。
僕だけでは見落としてしまう場面まで、
君なら見守っていてくれるんだろう。]
(58) 2021/01/10(Sun) 0:16:15

【人】 宵闇 迅


 そうだね……いや、足を呼びますよ。
 そのほうがおれがゆっくりできる。

 ほとんどバイクですしね、おれ。

[頷きかけて、少し考えてからゆるく首を振った。>>27
 運転しながら、助手席の妹とふたり、でも構わないが、
 後部座席に並んで座ったほうが気兼ねなく話もできる。
 ――あと、運転は荒いとダメ出しを貰ったこともあるし。]


 旅行に行く予定でもあったと?


[不思議な話ではあったけれど、
 そもそも扉を開いて以下略の時点でもう最大級だ。
 準備してた荷物が出てきたのだろうか、と
 すんなり受け止めて、
 そうして多少の戯れを重ねてから見送った]
(59) 2021/01/10(Sun) 14:05:34

【人】 宵闇 迅

[くるり、と回る様>>28が、
 ちいさな鉢の中で回遊する金魚のようだった。

 描かれた柄が、動きに合わせて空を泳ぐ。
 得意気な顔とあわせて、はなまるをあげよう。]

 浴衣なんて、もう何年も着てませんよ。

[寧ろ、妹はよく自分で着付けられたな、と感心した。
 小フリーズを挟んでから、ちゃんと招かれた通り、>>29
 足の間に収まった小さな頭を正面に向けて固定して、
 洗いたての髪を手繰る]
(60) 2021/01/10(Sun) 14:05:52

【人】 宵闇 迅


 うん、


[するすると指の間を滑る髪を編み込みながら、
 あのね、と呼びかける声に相槌を。]


 うん。


[――似たもの兄妹だなあ、と、吐息だけで笑って、
 編み込んだ髪をまとめて、ヘアゴムで括ってからお団子に。
 簪でもあればいいんだけれど、と少し顔を引いた時に、
 視界の隅に銀色の簪を認めて、先程の妹の話に得心する。
 そっとそれをさして、できあがりだ。*]
(61) 2021/01/10(Sun) 14:06:36

【人】 図書館長 アザレア

 

 おかしいな。
 言葉遊びはわたしも好きだったはずなんだが……
 好きこそ物の上手なれと下手の横好きの
 具体例になった気分だ。


[好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早い
下手なくせに、その物事が好きで熱心である

言葉遊びが好きだからこそ言葉選びが達者なきみと
言葉が出てこないものの言葉遊びは好きなわたしと

共通点と相違点を並べてみたらなんだか
今ごちゃごちゃ考えてる事に共通しているように思えて
ああ、べつに今のままでもいいのかもしれないと
少しだけ気が軽くなる。

もちろん全く別な問題なので。
全く同じではないけれど。

上手くとも下手でも同じだけ返せているかに拘らずに
お互いそうしたいと思う気持ちこそが大事なのかなぁなんて
ひとまずは綺麗にまとめておく。

きみと答え合わせをするのはまた今度に。
今は温泉で体を休めに来ているのだから
うじうじ悩むのは後でだっていいだろうと
上手く気持ちを切り替えた。]
(62) 2021/01/10(Sun) 14:32:42

【人】 図書館長 アザレア



 自覚は正しく持ち合わせているつもりでいるが……
 はて。足りてなかったかな?

 例えばそう、
 きみだけしか見えていない一途なところ、だとか。
 きみがいないと成り立たない類の魅力なら
 誰にも負けないくらいに持ち合わせているつもりでいる。

 きみの魅力もそうだったらあ有難かったんだが
 きみの場合はそれだけに留まらないから
 ときどき心配になる……
 

[情緒が割とぐらぐらしていたのは
寛ぐどころか慣れない場所に逆に少し緊張していたか
或いは知らぬうちに彼女だけでなく
わたしも疲れていたのかもしれないなぁなんて
割り切ってしまえば切り替えるのはそれなりに得意な方だ。
伊達に無駄に長く生きていない。

おかげで安定していると思われがちだが、
実際はそうではないと彼女にだけは
そろそろ気付かれ始めている気はしている。
割と面倒くさい思考回路をしていることも。]
(63) 2021/01/10(Sun) 14:34:35

【人】 図書館長 アザレア

[きみに惹かれてすぐのころには
知られてしまう事を恐れていた
自分でも好きになれない自分のそんなところも

きみならば、きっと
しょうがないな、と笑って抱きしめてしまうのだろう。

一片の疑いもなくそう思ってしまうことは果たして
きみへの甘えなのか
きみを正しく理解しているということなのか
判断するのは難しい。]
(64) 2021/01/10(Sun) 14:37:32

【人】 図書館長 アザレア



 ………雪を舐めてはいけない。
 腰が逝くぞ?主に、わたしの。

 ああでも、土産にできるくらいの小さいやつなら
 作る時間もあるんじゃないかな。


[雪に戯れてはしゃぐ若さは生憎と持ち合わせていない。
物理的に若い時からなかった気もするが。
雪だるまなんか作ったことがあったかな、と
古い古い記憶を漁ってみるが思い出せないだけのか、
全く一度も経験がないのか
思い出せない以上、不明なので早々に切り上げた。

そもそも雪だるまってなんだっただろう。
雪玉を二つ積むだけでは雪だるまと
定義することに躊躇いを覚える。

屋根の向こうに手を伸ばして、
湯気のせいか少し水気が多く感じる雪を
二つかみほど攫ってきて、
定義を躊躇う雪だるまもどきを建設する。

湯船の淵に積まれた少しいびつな雪玉ふたつは
すぐに溶けて片付けの手間をかけることもないだろう。]
(65) 2021/01/10(Sun) 14:39:56

【人】 図書館長 アザレア

[これはサイズの問題か、形状の問題か
かけた時間による愛着も関与するかもしれない
それとも装飾がないことが問題なのか……
雪だるまとは呼べない気がする。なぜ。]


 ……なぁ、キネレト。
 雪だるまとはなんだっただろう?


[真面目な顔をして積まれた雪玉を睨む。
拘り始めたら、時間を忘れて雪と戯れ続ける危険が有るのは
彼女よりも自分の方だなんて自覚はこれっぽっちもない。*]
(66) 2021/01/10(Sun) 14:40:22

【人】 埋火 真里花

 迷ったら、おそろいでもいーよ?

[ もう何年も着ていない>>60と兄は言う。
 そういうことではないのはわかっていたし、
 大人の男が選ぶ柄でもないけど、戯れを口にしてから、
 兄に背を向けて、座る。

 するり、するり、髪の中を自分じゃない指が滑っていく。
 髪が揺れると、シャンプーの香りがする。

 妹の髪をこうして結ってあげることはあっても
 こうして誰かにしてもらうことはない。

 交わす言葉は少ない。
 でもその一つ一つの、うん>>60という頷きが
 ちゃんと私の話を聞いてくれていると伝えてくれる。

 まとめられた髪に、つ、と冷たいものが
 髪の中へと刺される。なんだろ、と思ったまま
 振り返って、 ]
(67) 2021/01/10(Sun) 21:35:19

【人】 埋火 真里花

 かわいい?

[ そう問いかける。いつかのように。
 かみさま、かみさま、ありがとう。
 私は悪い子だけど、願いを叶えてくれて。

 返事を待つ前に、ぽすり、兄の腕の中へ
 飛び込んだ。

 抱っこして、とはさすがに、言えないからね。* ]
(68) 2021/01/10(Sun) 21:35:33

【人】 きっと教育係 キネレト



 言葉遊び好き、って点では
 本質的にはどちらも相違ないだろうし、
 君の言葉遊びは心地良いよ。好きだ。


[文脈的に、まさか君は
自分を下手の横好きと評価してるんだろうか。
好きこそ物の上手なれが僕か?
実際は逆なんじゃなかろうか?

上手い言葉がさっぱり出て来ないから
君の言葉選びに惹かれる僕と、
言葉遊びが好きだからひとつの言葉を上手く展開して
僕の世界を広げてくれる君だろう。
そう訴えようとしたところで
君本人がそう言うのだから、
君にとってはそうなんだろうなぁと口篭る。

少し前の僕なら、
君は無理して付き合ってくれているんじゃないかとか
こんな話はつまらないんじゃないだろうかとか
うじうじ延々と気にしていたと思う。

今も、もっと何か自分に出来ることはないか
何事ももっと上手く出来ないものかと
思い悩むことには変わりない。
けれど、以前よりも随分と気は楽になった。]
(69) 2021/01/10(Sun) 21:51:05

【人】 きっと教育係 キネレト

[上手かろうと下手だろうと、
楽しんでいればきっとそれで良いんだ。
二人で100%を目指すのだからまずは半分の50%を目指して、
僕がめいっぱい楽しめば良いんだと
そう教えてくれたのも君だった。]


 やっぱり自覚が足りないね。
 僕が居なくても君の魅力が成り立つのは
 いろんな人から伝え聞いているよ。

 僕も、君が居てくれて初めて成り立つ類の魅力なら
 誰にも負けないつもりでいるし、

 ……僕には本当に
 君しか見えていないのだけれど……
 ねぇアザレアくん、
 そんなに僕は信用ならないかな……?
 

[まぁ胡散臭そうな顔ではあると自分でも思う。
君みたく眼鏡でも掛けてみれば、
多少今よりかは誠実そうに見えるだろうか。

或いは僕が信用ならないというより、
君が自信を失くしかけているんだろうか。]
(70) 2021/01/10(Sun) 21:51:10

【人】 きっと教育係 キネレト

[無事に仕事を納めて開放的な気分になったからか
君と夢にまで見た温泉旅行に来ることが出来たからか、
この宿に足を踏み入れてからというもの
何故か僕はいつも以上に大胆に
積極的に働きかけようとしてしまうから……
余計に君を不安にさせてしまうんだろうか。

休日も日がな一日、
家でのんびり過ごすことの多い僕らだ。
慣れない環境で逆に落ち着かないのかもしれない。

そんな風に邪推してしまうのは、
彼と接していていつもというわけではないけれど
割と鏡を見ている気分になることが多いからだ。
自分は君を困らせたくなくて
なかなか言い出せない仄暗い醜い感情も、
君が似たような想いを抱いてくれているのだと知れば
甘く胸が震える心地がしてしまうから不思議だ。

僕が君をばかだなぁ、と笑って
抱き締めたくなってしまうように、
君もきっとこんな僕の面倒な感情ごと
抱きしめてくれるんだろうな、と自惚れてしまう。

いっそわかりやすく妬いて見せた方が
君は安心出来るんだろうか。
めんどくさいぞ。
君のとこの有能な司書さんたちや教え子にすら妬くぞ僕は。]
(71) 2021/01/10(Sun) 21:51:20

【人】 きっと教育係 キネレト



 ぶっ………
 マッサージも看病もいくらでもするけれど
 君が痛い思いをするのは嫌だなぁ。

 小さいやつか。なるほどね。
 僕も少し作ってみようかな。


[体力無さそうだもんなぁ、君。
ぎっくり腰で君がベッドに寝たきりになってしまえば
君を独占出来るし世話もし放題だな、なんて
一瞬浮かんだ物騒な思考を君に悟られる前に胸の奥に沈める。
私利私欲の為に君の不幸を望むなんて最低だ。

君に倣って湿気を含んだ雪を一掴みして
君がだるま作りに夢中になっている間に、
己を戒めるように雪塊を頬に当ててみた。ひゃっこい。
久方振りに触れる雪は想像以上に冷たくて
素手ではとてもじゃないが二つも握り固められない。

細長い小さなスイートポテトみたいな塊を作って、
体良く落ちていた葉と赤い実で飾って
雪うさぎとしようとしたがすぐに消えた。]
(72) 2021/01/10(Sun) 21:51:27

【人】 きっと教育係 キネレト



 どうかな。上手くできたかい? 雪だるま……

 …………
 ………………? うーん??


[積み重ねられた二つの雪玉のシルエットは
確かに雪だるまのそれだ。たぶん。少し歪ながら。

足りないのは大きさか、装飾か、丸さか……
その辺に落ちていた団栗や小枝で飾ることを提案してみる。
三段重ねにしてみてもいいかもしれない。]


 雪だるまとはなんだっただろうか、か。
 なかなかに哲学めいていて面白いね……


[ここが温泉でなくて君が裸でもなくて
君の手に手袋が嵌められていたなら、
時も僕も忘れて雪に夢中になる君を
少し淋しくも微笑ましい気持ちで見守りながら
僕も一緒になって雪と戯れただろう。

けれども残念ながらここは露天風呂だ。
キリのいいところですっかり冷たくなった君の手を取って
暖めるように息を吹きかけてから、
お湯の中へと引きずり込んだ。]*
(73) 2021/01/10(Sun) 21:51:40

【人】 宵闇 迅



 真里花が可愛くないときがないからね。
 似合ってますよ。

[軽い音を立てて胸元に飛び込んできた妹を抱きとめ、>>68
 着付けを崩さないように背を撫でる。

 指先でさした簪を揺らせば、細工がしゃらりと鳴った。]

 先は丸かったけど、
 頭に刺さらないように気をつけるんですよ。

 畳に寝転んだりしたら、引っ掻いちまうかもしれんから。

[わかってはいたが、細い。
 成長途上であるということを差し引いても。

 膝に乗せて、背を撫でながら寝かしつけたことを思い出す。
 大した重さでないとはいえ、次第に痺れてくる足も、
 妹の安らかな寝顔で全く気にならなくなったことを。]
(74) 2021/01/10(Sun) 22:16:45

【人】 宵闇 迅

[徹夜明けで、寝る前にシャワー、というタイミングだったから。
 それに、女性は近しい男性親族の匂いを嫌うというけれど。
 離れるまでは好きにそうさせておくとして、
 身を起こすなり、微睡むのならそのタイミングで]

 さて、それじゃあ、おれも浴びるかな。

 ――あのマスコットのビビッドカラー浴衣しかない、なんて
 ことになったら、同じのを選ぶので。

[おそろいでもいいなんて戯れを引き継いで戯言を。*]
(75) 2021/01/10(Sun) 22:16:55

【人】 埋火 真里花

 それはほめすぎ。

[ しし、って笑う。
 だって可愛くないときがない>>74なんてさ。 ]

 うん、せっかく可愛くしてくれた頭
 まもる。

[ しゃらり、涼しい音を立てる飾りは刺さってしまう
 ものらしい。背を撫でる手は、いついつまでも
 もっともっと、こうしていて、と言いたくなる
 魔法の手。 ]

 ふ
 ふふ、

[ 小さく笑ってしまうのは、気恥ずかしさに
 耐えられなくなってしまったから。その笑いが振動を
 兄に伝えてしまうだろうな。少しの間そうして笑って。
 やがて、笑い疲れた頃に顔を上げて ]
(76) 2021/01/10(Sun) 22:35:00

【人】 埋火 真里花

 うん、いってらっしゃい。

 ……え、
そんな可愛いのなかった


[ あのマスコットの浴衣>>75
 あったら着たかった、けど。
 それを着こなす兄の姿を想像してしまったものだから。
 たまらず、畳を拳で叩いてしまった。とん、とんとん。
 畳、ごめんね。 ]

 ゆっくりしてきてね
 沈んだら呼んでね たすけてあげる

[ そう言って見送ったことだろう。
 尚、妹はまだあのマスコット浴衣の兄が
 「どうしました?」ってこっちを見てる
 想像に取り憑かれて畳と戯れています。* ]
(77) 2021/01/10(Sun) 22:35:41

【人】 宵闇 迅


 それはない。

[褒めすぎ、を食い気味に否定した。>>76
 兄は至って真面目である。

 いつだかに、それこそ、弟を持つ友人にも、
 一番気心の知れたやつにも、声を揃えて言われたことがある。
 いい父親になるだろうな、と。

 いつまでも兄は兄なのだけれど、
 確かに、一歩踏み出したそこを、
 ひとは父性と呼ぶのかもしれない。

 なにがおかしいのか、伝わってくる振動に、
 眉尻を下げて、口角がゆるむ。]
(78) 2021/01/10(Sun) 23:27:38

【人】 宵闇 迅



 その審議はあとにしようか。
 戦争になりそうだ。

[兄曰く気の抜けるマスコット、
 妹曰くかわいいマスコット。>>77

 なんかしらんがえらいウケたので、手打ちにしておこう]


 ゆっくりしてたら間違いなく沈むね。
 流石におまえに引きずらせるわけにもいかねぇですから、
 気をつけるよ。

[畳と仲良くしている妹を残して、
 からからと小気味よく開いた扉の向こうへと]
(79) 2021/01/10(Sun) 23:27:46

【人】 宵闇 迅

 ―部屋に帰りたい(心からの叫び)―

[思わず題字になるほどには寒い。
 降り積もる雪を心底、ウワァ、という顔で見上げて、
 ただ、晴れ間でないだけ気分はいい。ひたすら寒い。

 鳥肌が立った腕をさすって、
 修行もかくやといわんばかり、勢いよく掛け湯をしてから、
 端の方にずるずると身体を滑り込ませた。
 尻の下で少しぬるついているのは泉質によるものだろうか。
 ほかほかと立ち上る湯気に蒸されている気分だった。

 室内にいるときも思っていたが、
 雪が降ると本当に静かだ。
 水面を打つ源泉と、自分の身動ぎでたつ水音しかない。

 地元では雪なんてそうそう降るものじゃない。
 降ったとして、積もることなんて稀だ。
 よくて地面に残っている程度。山間部は多少積もるようだが]
(80) 2021/01/10(Sun) 23:28:09

【人】 宵闇 迅

[だらしなく預けた首を逸らして、空を見上げる。
 切り取られた景色は十分非日常を示しているのに、
 髄まで染み渡るようなお湯の温度だけはいやにリアルだった。

 思考に暗幕を下げられたように鈍る。

 ――静かすぎるのは実際のところ、あまり得意でない。

 ただ、辺りに漂う空気感が、そっと自罰に蓋をする。

 無心で雪が踊るのを眺めながら、
 手足を投げ出して暫くそうしていた]
(81) 2021/01/10(Sun) 23:28:20

【人】 宵闇 迅

 ―長風呂(当社比)―

[烏の行水とは呼べない時間ではあったけれど、
 それでも身綺麗にして室内に戻ってくるまでの時間は、
 世間一般でいうところの長風呂には当てはまらないだろう。

 ビビッドカラーのマスコット浴衣、は、
 幸いか生憎かなかったので、
 黒地に流水柄のシンプルなものを選んで身につけた。

 芯まで温まれば、普段から血行が悪いと揶揄される顔色にも
 僅かばかり血色が戻るというものだ。
 これで肩凝りが多少マシになればいいのだけど、と、
 軽く肩を回しながら、自分のポケットに入れていた荷物を
 引きずり出して、もう一度露天にリターン。

 ――流石に妹が居る室内で、受動喫煙させるのは頂けない。

 ここが禁煙であるかどうかよりそちらのほうが重要だ。
 携帯灰皿を片手に、慣れた手付きで火を灯す。
 冷え切ってしまう前に戻るけれども、
 こればっかりはルーティンとして譲れないので。

 いつもより手早く一服を済ませてから、漸く。
 室内に戻って、片手をあげた。流石にもう畳とは決別したろう]
(82) 2021/01/10(Sun) 23:28:32

【人】 埋火 真里花

 ふ、ふふ……

[ 兄が浴室へと消えてから、私はまだ畳と戯れていた。
 ひとりで笑っている。 家族が見たら変な顔されそうだけど。

 いつぞや。
 同級生に兄の写真を見せたことがある。

 たくさんはなかったから、今よりもっと若いときの。

 似てるね、の後にかっこいいね、いいな、と
 同級生は言った。でしょ?と笑ったら

 まりーはブラコンだね?って友人は笑った。
 私もそう思う。

 けど、 ]
(83) 2021/01/11(Mon) 0:05:37

【人】 埋火 真里花

 かわいくないときがない かぁ

[ お兄ちゃんもなかなかにシスコン。
 あにばか、だと思う。

 ――私は私のことを、平均、平々凡々
 と分析している。

 同級生が持っているような華やかな顔立ちや
 ふくよかな胸はないし。

 それでも兄には、世界で一番、可愛い生き物
 に、見えているらしい。 ]
(84) 2021/01/11(Mon) 0:05:52

【人】 埋火 真里花

[ 少しずつ、おとなになっていく。
 法律上では結婚もできるようになって、
 未成年ではなくなって、お酒も飲めるようになって

 世間が大人と認めてくれるようになっても。

 あなただけが、
 "かわいいいもうと"で居させてくれるなら。

 居させてくれるから、私はただ、
 息ができる。生きていける。 ]

 あったかかった?

[ 室内に戻った兄が片手をあげる>>82
 温泉の匂いと、大人の好む煙の匂いを
 わずかに纏わせて。* ]
(85) 2021/01/11(Mon) 0:06:56

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[自分を正してくれる妹は
 何より大切な……、

 大切に しなくてはならない 存在。

 妹が居てくれたから
 独りにしてくれなかったから

 オレはいつも、いつでも、

   意識した、

    ……させられた、
 
(86) 2021/01/11(Mon) 11:27:46

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[ 自分が、間違った存在だということ。 ]
 
(87) 2021/01/11(Mon) 11:27:51

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[オレが、聴こえの良い上澄み液だけ
 掬い取って伝えるから。

 想う彼の前で良い人のフリをしてしまうから。

 優しくあたたかな評価を貰えると
 少し胸が痛くなる。

 真に真っ直ぐで美しいのは涛駕さんだ。]
 
(88) 2021/01/11(Mon) 11:27:56

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 

    ……はい、妹のお陰なんです!


[明るく肯定して卑屈な自分を隠す。>>45

 陽だまりのような貴方のことを考えて
 嫌な感情が溢れないようにする。

 そうしていれば
 他人にかける迷惑を減らせるのだから……。]
 
(89) 2021/01/11(Mon) 11:28:04

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[それにしても。]


   (羨ましいって、……そうか……)


[根からの善人である涛駕さんと妹。
 二人は少し似ている。
 そう思えば惹かれあうのは納得だ。
 よくお似合いだとも思う。]


   (オレより、貴方の方が想われてますから……、
             安心してください)


[胸が締め付けられつつも心の中で応援する。
 幸せになるべき、二人を。]
 
(90) 2021/01/11(Mon) 11:28:12

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 


    セーマでどう過ごしてたか、ですか


[そんなに気になるのか……。
 主語が省かれていたから、
 妹のことを知りたいのだと受け取った。>>47

 彼は、妹の心のケアを考えてくれているのだ。

 自分で妹の話題を出したから
 思考が引き摺られての勘違いだが
 こんなにも想われている妹に妬いてしまう。]
 
(91) 2021/01/11(Mon) 11:28:17

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[妹を奪われた兄とは情けない生き物だ。
 そんなオレの体面まで
 気遣ってくれる彼は本当に出来た人。>>48

 ならばつまらぬ嫉妬で
 閉口するわけにいかないだろう。
 元々、応援しているから、教えるつもりだが。

 ……と、勘違いは続く。]
 
(92) 2021/01/11(Mon) 11:28:23

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 

    オレが指示に従いさえすれば
    妹には何もしない約束でした

    月に何度か小さな窓越しに
    顔を合わせることが許されて
    酷い仕打ちを受けていないことは
    毎回確認していました

    不安な思いはさせてしまったけど……
          無事です、妹は


[拷問の様な事はなかったし身体は清らかなまま。
 宇宙の平和を守る貴方は背負うものが多いのだから
 少しでも安心して欲しくて微笑んだ。]
 
(93) 2021/01/11(Mon) 11:28:31

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[もし、自分のことを訊ねられるなら……、

 どうして自分のことを、と
 気にして貰えることに戸惑いつつ
 胸が高鳴ってしまう。]


    ……えと、オレは……


[何を話そうか迷いながら口を開き。

 地球に降りて能力によって人々の悪しき心を
 増長した上で回収させられていたことは
 彼も知っている所だろう。

 そうやってオレ達は、何度も衝突してきたのだから。]
 
(94) 2021/01/11(Mon) 11:28:42

【人】 セーマの裏切り者 ジャック

 
[彼の知らない、セーマでの活動、生活……、
 と言えば過るのは、首領との日々。>>1:&2


    ……っっ、


[ぞくぞくと甘い痺れが背筋に走り
 頬や耳まで燃える様に熱く
 卑しい雌犬の顔になってしまう。

 こんな所で、バカだ。
 慌てて目を逸らし
 「……ちょっと上せたみたいで、先上がってます」
 と話を切り上げタオルで股間を隠しながら立ち上がり
 部屋へ戻って行こうとしただろう。**]
 
(95) 2021/01/11(Mon) 11:28:57

【人】 図書館長 アザレア

[そもそも言葉遊びではなく屁理屈と呼ぶのが正しいが。
言葉を並べて遊ぶきみと言葉で楽しんでいるのだから
なんて屁理屈で分類を歪めておく。
正解がない以上、上手いも下手も主観でしかないのだから
重要なのは互いに楽しめるかどうかなのだろうと自己完結。

彼女は少しわたしに甘すぎるというか
全肯定BOTみたいなところがあるから
わたしが自分を否定しなければだいたいツッコミは不在だ。

きみ以外だと成り立たない気もするが
きみとの間ではあれが言葉遊びとして成り立つのなら
それでなんの問題もない]


 同じ趣味があるのは嬉しいな。
 ……ん?趣味?趣味なのかこれは。
 ともあれ、きみが好きなら、良かった。

 しかしこの先も退屈させないためには
 活字に触れて語彙を増やすべきか……

 しかし年々細かな文字を追うのが難しくなって……
 きみもね、今読みたい本は後回しにしてはだめだぞ。


[問題あるとすれば君を飽きさせないための工夫の方向性が
さっぱりわからないことくらいだろうか。]
(96) 2021/01/11(Mon) 14:20:59

【人】 図書館長 アザレア

[楽しませることが楽しい
喜んでくれると嬉しい

そんなものすごくシンプルな感情があれば十分なのに
気遣いが過ぎるきみはすぐ不安になるらしいと
聞いたときに返した言葉も多分屁理屈だったと思う。

考えすぎな彼女を言いくるめた言葉が
なんであったかなんてわたしはあまり覚えていない。
大概真面目な顔でごまかして
口から出まかせをいっているだけだからだ。

そんな軽すぎる割とふざけた適当な言葉を
きみがいつまでも後生大事に抱えているんだと
知った時には随分と驚かされたものだ。

彼女ももう少し適当に生きたらいいのに
彼女にはそれが難しいからこそ
彼女の中からは生まれない発想が価値を持つのだと思う。

適当に価値が生まれてしまうと
適当を生み出す必要性が出てくるが
真面目に考えた適当とは果たして真の適当なのか。
わからん。]
(97) 2021/01/11(Mon) 14:21:53

【人】 図書館長 アザレア



 きみが何を伝え聞いたかは知らないが。
 きみのまわりに、きみのだいすきなわたし、の
 陰口を叩いてきみを悲しませるような
 意地悪な隣人がいない事には安心したよ。

 きみにわたししか見えていないことくらい知っているとも。
 魅力的なきみを衆目に晒すことに抵抗があるだけだ。
 けれど人の輪に囲まれて過ごす君もすてがたいから
 閉じ込めておくわけにも行かなくてね。困ったものだな。

 
[きみに自分が相応しくないと思う
という意味合いでは自信がないと形容するのが正しいが
きみに相応しい相手に求める条件がクソ高すぎる
という意味合いではちょっと違うかも知れない。
わたしも相応しくないがなんなら全人類相応しくないので。

面倒くささで言えばきみに…というか
きみのラ神に、すら並べると自負している。
外野からは割れ鍋に綴じ蓋なんて言葉で片付けられそうだ。]
(98) 2021/01/11(Mon) 14:22:49

【人】 図書館長 アザレア

[体力?ないな。きみよりないかもしれない。解せぬ。
けれどまぁきみが笑ったからそんな悩みは些細なものだ。
ぎっくり腰はやったことがないがいつかやる気はしている。
紙は割と重いので。

きみを性的な意味合いで抱き潰せば一日くらいは
ベッドの上に閉じ込めて置けるかもなんて
考えたこともあるが多分そこまでの体力がわたしにはない。
断言できてしまうのが少し悲しい。
似て異なる事を彼女が望んでいたなんて知れば
五体満足のまま二人閉じこもればいいだけでは?
なんて提案もできたが、今はその時ではないらしい。

すっかりぽかぽかに温まった掌に
雪の塊は必要以上に冷たく感じるが、
温まっている分だけ指が冷え切るのに猶予があるので
そこまで苦にも感じない。
けれど真似た彼女は随分と冷たそうだった。
外気に叫んだりお湯の熱さに吠えたりしていたし
皮膚の厚さの違いなのかもしれない。

小さな手のひらに掴んだ雪の塊が
わたしの一掴みの半分くらいなことに気付けば
唐突な庇護欲が降って湧いて
心臓が変な音で鳴った気がした。
おそらく、きゅん、とかそういう類のやつだ。]
(99) 2021/01/11(Mon) 14:26:26

【人】 図書館長 アザレア

[雪だるまへの進化に飾りが必要だったとしても
湯船周りに持ち込むのは辞退しておく。
あとでうっかり素足で踏んで痛い目を見そうなので。
大浴場と時間があれば家族風呂も
一通り制覇するだろうから
もう一度ここを使うかはわからないが
何事も用心に越したことはない。

湯船の淵に放置された進化未遂の雪玉は
揺れて溢れるお湯に下から溶かされ形を失くすだろう。
そのくらいの温度差がある。
だから雪よりは高い体温に冷えた指だって
お湯に浸してしまう方が手っ取り早いと効率を
理解していても抗うことなく、お礼の言葉を口遊んで
白い吐息を手のひらに受け止める。

彼女が普段から子供たちにこうしているのを
何度も見たことがあるしある
わたし自身、してもらったこともある。

手元に視線を落としたその顔は慈しみに満ちて、暖かく
こころまでじんわりと暖かめてくれる
素敵な魔法が込められていると、知っている。*]
(100) 2021/01/11(Mon) 14:28:37

【人】 宵闇 迅


 うん、汗が出そうだ。
 ずっとシャワーで済ませてましたからね、

[雑にタオルで水気をきっただけの髪をかきあげて、
 ゆったりと畳の上に腰を下ろす。
 いつもは細身のジーンズばかりの足が、なんとなく心許ない]

 ここはずっと、雪が降ってるんですかね。
 湯に浸かるまでの間で凍死するかと思いましたよ。

[眠いと温かいと寒いと心地いいとで、
 わりと変な方向にハイになっている自覚はある]
(101) 2021/01/11(Mon) 14:50:07

【人】 埋火 真里花

 温泉だと、お風呂からあがっても
 しばらくぽかぽかしてるよね

 どらいやーは?

[ 雑に拭っただけなのだろう、髪の毛は
 未だ少し濡れている>>101

 後ろに回って、タオルで丁寧に水気を
 拭き取って ]

 今が冬だから?お兄ちゃん普段は
 あったかいところにいるから余計、かな

 真里花のとこでも雪、降るよ。
 そんなに積もらないけどね

[ よし、とタオルを畳んだ所で、ノックの音がした。
 兄と顔を見合わせてから ]
(102) 2021/01/11(Mon) 15:09:23

【人】 埋火 真里花

 はーい

[ 返事をすると、着物姿の中居さんが
 "お食事をお持ちしました。ご用意して
  よろしいですか?"とやってきた。 ]

 わぁいご飯

[ どうぞ、と襖を開けると、二人の中居さんが
 テキパキと、テーブルの上へ、食事を運んでくれる。
 食べきれるかな、って心配になるくらい色とりどりの食事が
 すべて運ばれると、中居さんはごゆっくりと残して、
 帰っていく。食事の片付けのときにお布団を敷いてくれると
 言い残して。 ]

 ………すご  えっ すご

[ 何から手を付けたらいいかわからない豪華な
 お夕食に、妹は目移りしまくっています。* ]
(103) 2021/01/11(Mon) 15:09:37

【人】 宵闇 迅


 湯冷めしなさそうでいいね。
 ……入浴剤でも買っとこうか。

 面倒くさいので……


[知らない文明ですねと言わんばかりに首を振るが>>102
 妹に丁寧に世話を焼かれると若干面映ゆさが勝る。
 昔から、自分からも兄になにかしたい、と
 お手伝いを申し出てくる子だったけれど、
 妹に世話を焼かれるアラサーとは、と思わなくもない。]


 あったかい、っていうけどね、
 関東と大して気温は変わりませんよ。
 下手したらこっちのほうが寒いときもある。

 下の方は知らんけど。

[ノックの音が聞こえて顔を上げて、妹が返事をするのに任せて]
(104) 2021/01/11(Mon) 15:41:04

【人】 宵闇 迅

[すごく多い。
 もう一度言おう。 
す ご く 多 い 


 え、これ食いきれんばい、と思わず真顔になった。
 旅館ってこんなに出てくるのか、と思わずしみじみした。]


 ……まあ、食べましょうか、

[既に満腹である。気持ちの問題だ。
 好きなものからお食べ、と見守り姿勢になるのもやむなし。
 まあ、妹よ、兄はここまでです。*]
(105) 2021/01/11(Mon) 15:42:14

【人】 埋火 真里花

 今度真里花のお気に入り、おくってあげるね。
 良い匂いなんだよ。

[ どうもドライヤーは
 兄にとっては知らない文明だったらしい>>104
 自分ほど長くはないから、自然乾燥でも
 良いのかも知れないけど。
 妹よりもずっと大きな兄の頭を拭っているのは
 少し不思議な気分。 ]

 海が近いから、かなぁ。
 本当に寒いの苦手だね。

 じゃあやっぱりちょうどいいかも
 あっっ!なんでもない!

[ 危うくさぷらいず、にならないところだった。
  
仲居
 さんありがとう。 ]
(106) 2021/01/11(Mon) 16:02:02

【人】 埋火 真里花

 いっぱいある〜
 どれから食べよう……?

 あ、真里花ごはんよそってあげるね

[ 食事の用意を終えた仲居さんが退出した後で
 お櫃の蓋をあけると、炊きたてのご飯が顔を出した。
 お米はツヤツヤで、ふわわんと湯気が立って
 とてもおいしそう。おかずはいっぱいあるけれど。

 兄をチラ見する。
 真顔>>105だ。すごい真顔。めちゃくちゃ真顔。

 思わず吹き出してしまったけれど、ご飯を、
 子供の時の私の量くらい盛って、渡した。

 真里花?いっぱいたべます。せいちょうき。 ]
(107) 2021/01/11(Mon) 16:03:32

【人】 埋火 真里花

 お兄ちゃん、これなんだろう?
 お刺身、……おいしい……、

 これ何のお肉?……とける、とける〜〜〜〜!

[ 気持ちの上では満腹らしい兄に ]

 ね、これ食べた?おいしいよ

[ 茶碗蒸しをスプーンで ]

 あーんして はやく!おっこちる!

[ 口元へ。なんだか本当に、昔にもどったみたいに
 私ははしゃいでしまったのだった。* ]
(108) 2021/01/11(Mon) 16:03:45

【人】 きっと教育係 キネレト



 趣味と呼んで差し支えないんじゃないかな?
 僕も同じ趣味があるのは嬉しい。
 僕はこういうやりとりが結構好きなんだが、
 付き合ってくれる人はなかなか居ないんだよね。
 だから、君と話すのはとても楽しい。

 君に退屈する僕は想像出来ないし
 君の語彙力は既に相当なもんだと思うのだけれど……

 それなら一緒に映画を観たりしてみよう。
 一番良いのはアウトプットすることだそうだから、
 君のおすすめしてくれた本を僕が読んで
 感想を君と語り合えば
 君も僕も語彙力を鍛えられるかもしれないね。

 読みづらい文字があれば、僕が君の目になるよ。
 ……そういう問題じゃない?


[そうとも。僕は君大好きBOTだ。
言葉遊びが好きな癖に冗談と本気の区別が付かない。
突っ込みの入らない天然ボケが
どこまでも滑り続けることになるのは御承知の通りだ。

話している間に連想ゲームで思考が四方八方へ飛んで、
『ところで何の話だったかな?』
なんてことになってしまうのもよくある話だ。
君は本当に良く付き合ってくれているなぁと常々思う。]
(109) 2021/01/11(Mon) 20:12:50

【人】 きっと教育係 キネレト

[僕は調子に乗りやすいし、
無自覚に人の地雷を踏み抜きやすい。
だから気を遣いすぎるくらいで丁度良いのだと思っている。

自分では適当にしているつもりでいるのに、
几帳面だとか肩肘張らなくていいんだとか
言われてしまうことがあるけれどよくわからない。

水泳で息継ぎが上手く出来ない感覚に似ている。
顔を上げれば身体が沈むし、上げなければ息が詰まる。
それでも手足を動かし続けなければ
溺れてしまうような世界の中で、
必死に泳がずとも泳ぎやすい方法で構わないのだと
浮き輪を差し出してくれるのが君なんだと思う。

君が僕に投げ掛けてくれる印象深い言葉の数々は、
君自身は憶えていないような些細なものなのかもしれない。
それでも、その言葉に僕が救われて
呼吸が楽になった事実は変わらないから
きっと僕はこれから先も、君がくれた言葉を
宝物のように大切に抱きしめながら
君の隣で生きていこうとするんだろう。]


 ふふ。君の人徳のなせる技だよ。
 まぁ万が一陰口を叩くような輩が居れば、
 悲しんで落ち込むよりも先に
 自分が陰口叩かれるより怒るだろうね、僕は。
 
 
(110) 2021/01/11(Mon) 20:12:58

【人】 きっと教育係 キネレト



 まぁ……君と僕を入れ替えて想像すれば
 君の気持ちもわからんでもないな。

 大勢の人の輪に囲まれることで君は
 また違った一面を見せてくれるかもしれないし、
 でもそうすると間違いなく
 皆が君の魅力に惹かれてしまうだろうし……

 ……いつも一緒に居れば良いのかな? 君と。
 四六時中傍に居るのは難しいだろうし
 時々は一人の時間も欲しいだろうけれど、
 第三者の入り込む隙間がなくなるくらいに。

 
[本当に自分が君に相応しいのかどうか
考えるのはもうやめた。
相応しかろうが相応しくなかろうが
僕が君と居たい、その気持ちは変えられないし
君自身が拒絶する素振りがないのに
一人でうだうだ考えても仕方ないね。
君が同衾を許してくれる限りは。

君がひび割れた僕の心を繋げて癒してくれるように、
僕も何処かで君の力になれたらと切に願う。]
(111) 2021/01/11(Mon) 20:13:06

【人】 きっと教育係 キネレト

[あまり体力のなさそうな君でも行えそうな軽いものなら、
例えばハイキングに出かけたり
星の綺麗な場所に天体観測に行ったり
牧場で一日のんびり羊を数えたり出来るだろうか。

丸一日朝から晩までベッドの中で愛し合ってみたい
……なんて考えもしたけれど、
たぶん太陽が南中を迎えるより前に
酷使されすぎて僕の心臓が逝く。

君に怪我や病気をさせて
部屋に閉じ込めようとしなくたって、
君なら健康なまま一緒にステイホームしてくれるかな。

雪が積もるのを待って極寒の外へ飛び出さなくても
パンやパスタを捏ねて遊ぶのに付き合ってくれるかな。

自分が握った雪塊よりひと回りもふた回りも大きな塊を
易々と生み出す大きな手のひらは、
きっと僕よりずっと多くのものを掴み取れる。

そんな手のひらに小さい子にするように
息を吹きかけるのは失礼なのかもしれない。
それでもわざわざそうするのは、
その方が早く暖まるだろうと思って、でも
息は『生き』を吹き込むと同義だからでもない。

少しでも、僕が君を大切に想っていることが
君に伝わってくれますように。
そんなささやかな祈りを込めた儀式みたいなものだった。]
(112) 2021/01/11(Mon) 20:13:21

【人】 宵闇 迅


 それは、勿体なくて使えないね。

[タオルが擦れる音の向こうから聞こえてくる妹の声に>>106
 大仰な――しかし本音である――返しをしつつ、

 サプライズの全貌はつかめないままで、
 ゆるく首を傾げただろう。
 ちょうどいい?住んでいる場所が?
 おれは冬は沖縄に移住したい※ただし曇天に限る]
(113) 2021/01/11(Mon) 20:52:02

【人】 宵闇 迅



 健康のためには野菜から、っていうけどね。


[野菜は小鉢だ。それはいい。問題は小鉢の数である。
 いちにいさんハイもう数えるのやめましたヤメヤメ。
 刺身や、よくわからないこれはなんだ?和え……?
 やら、とう、ふ?やら、鍋やら肉やら。
 胃袋(とかいて友人かける2と読む)を召喚したい。
 切実に。
 吹き出した妹>>107に、苦笑いで返して、]

 あんまりたくさんは要らないよ。
 既にもうだいぶ満足感が凄ぇんで。

 
(114) 2021/01/11(Mon) 20:52:12

【人】 宵闇 迅



 ……食い物ですね。

[Q.これはなんだろう?>>108
 A.くいものです。
 かつてこれほどまでにひどいQ&Aがあっただろうか。

 はやく、と急かされる茶碗蒸しに、
 いや兄にも同じものがありますよという前に、
 滑り落ちそうだからぱくりと口に招き入れた。]

 妹よ、先に一声かけなさい。
 兄が口にものを含んでたらどうする気です。

[流石に妹相手にぐちゃぐちゃの口腔をみせるのは気が引ける。
 しかしほろりと口の中でほどけていった茶碗蒸しは美味で、
 仕返しとばかりに、ひとさじすくい上げてから、]

 ほら、おまえも。
 あーん。

  
(115) 2021/01/11(Mon) 20:52:23

【人】 埋火 真里花

 どれもちょっとずつで、可愛いね!

[ 数えるのをヤメた兄>>114とは対照的に
 わぁいいっぱいある、と嬉しそうな妹は、
 全部食べるぅと言いたげに皿の数を数えている。 ]

 うん、だからちょっとだけね。
 足りなかったらまだあるから。

[ 本当に三口くらいで消えてしまいそうな量のご飯を
 よそったお椀を手渡して。
 自分のは、山盛り、とはさすがにいかなかったけれど。
 普通くらいの量を。 ]
(116) 2021/01/11(Mon) 21:54:34

【人】 埋火 真里花

 ……そうだね?

[ これはなぁに、に対して、くいもの>>115
 である。しってる。知ってる。 ]

 あはは、ごめんなさい。
 次は気をつけるね?

[ 次、があるかは別として。
 ただこれだけのことが楽しくて、笑う。 ]

 わぁい!あーん

[ 互い自分のを食べればいい。
 そんなことは分かっている。ただ、ままごとみたいに
 こうしていられることが、とても幸せで。 ]
(117) 2021/01/11(Mon) 21:54:51

【人】 埋火 真里花

 おいしぃ〜……
 こっちも、……おいしい………

[ つるり、口に滑り込んできた茶碗蒸しも。
 小鉢に盛られた山菜も、お刺身も。
 お鍋でぐつぐついってるお肉も。
 少しずつ、着実に減っていく。 ]

 ……明日からダイエットだぁ……。*
(118) 2021/01/11(Mon) 21:55:02

【人】 宵闇 迅


 可愛い、ですか。

[よくわからない。
 だがわからないなりに、ここにスマホがないことを、
 少し残念に思う。妹のこと、一緒に食べた料理のこと、
 ――きっとそれは、いい土産話にもなるのに。

 受け取った茶碗は控えめな量で、
 とりあえず自分は小鉢を消化することから始めようかと。]

 多分和え物かなにかでしょうね。

[流石に返答になってなかったので、一口食べてからの
 雑にも程がある食レポを新たなアンサーとした。>>117]
(119) 2021/01/11(Mon) 22:32:10

【人】 宵闇 迅



 零しちまったら行儀が悪いですからね。 
 ……まあ、おれ相手ならいいですが、
 あんまりよその男にもやるんじゃねぇですよ。

[あーん、を終えたあとについつい小言が出るのは、
 実父の代わりという名の兄心だ。
 そこまで危機感を失っているとは思わないが、
 そして兄だからこその空気感というのもわかってはいるが、
 言わずにはおれないものなのである。
 釘はさしておくに越したことはない。
 そのほうが、安心して友人どもにお披露目できるし、とは。
 ――若干の下心。
 無論、妹以上に、あちらには百倍くらい釘を刺すとも]
(120) 2021/01/11(Mon) 22:32:17

【人】 宵闇 迅



 おまえの年なら、よっぽど毎日食べすぎなけりゃあ充分。
 変にダイエットなんてやるのはやめなさい。

 身体を壊したら元も子もない。
 それより、運動の習慣をつけておくことです。

[ほわほわと幸せそうに平らげていく様を見ていれば、
 ついついこちらも笑顔になるというもの。
 食べる量はまあ、こちらは控えめではあるが*]
(121) 2021/01/11(Mon) 22:32:23

【人】 埋火 真里花

 小さなお皿がいっぱいで、可愛い。

[ まぁ女子とは、よくわからないものに
 可愛さを見出してしまう生き物で、
 どこがと具体的に言えと言われたら
 きっと困ってしまうけれど。 ]

 ごま!

[ 和え物かなにか、と言った先から、その小鉢に
 手を付けて、もぐ、もぐ、ごくん、して味から
 正解を引き当てようとしてみる。
 尚正解はごまじゃない ]
(122) 2021/01/11(Mon) 22:54:12

【人】 埋火 真里花


 ……はぁい

[ こぼしたら行儀が悪い>>120 わかる
 おれ相手ならいい わかる
 あんまりよその以下略 ???

 さすがに、意味はわかってる。
 変な男に引っかかったりしないように、
 心配されているのだろう。

 恋の味は、正直ほとんどわからない。
 友人たちが欲しいと騒ぐカレシについても
 あまり興味はない。

 だって ね。 ]

 やらないやらない。
 そもそも、知り合う機会がないもん。
(123) 2021/01/11(Mon) 22:54:27

【人】 埋火 真里花

[ ねぇ?
 目の前にいるこの人、兄なんですけど。

 私が欲しいと思うものが、この兄が
 ぜんぶぜんぶ、くれるんだもの。

 兄からしたら、まだまだコドモ な私の目下の心配は
 兄と比べてしまって幻滅した結果、

 行き遅れたりしないかなぁ、である。
 まったくコドモらしからぬ悩みではあるけど。 ]

( べつにきょうみないなぁ。

  今は。 )

 えぇぇ……
 お腹ぷよぷよになったらこまる

 でも、おいしぃ……止まらない。

[ そうはいいますが、女子には大敵なのです。
 贅肉は。見えないように、そっとお腹を擦る。
 ……ギリ、ギリ平気。

 やば、と思ったら。
 妹と一緒にリングフィ○トに勤しむことにしよう。 ]
(124) 2021/01/11(Mon) 22:54:48

【人】 埋火 真里花

 ……お腹いっぱい。

[ 落ち着いたら大きなお風呂に、
 そう思っていたけど、それは叶いそうにない。

 なぜなら。
 お片付けをしてくれた仲居さんが、
 敷いていってくれたお布団の誘惑が凄まじいから。 ]

 だめなやつなの、わかってるけど
 許してお兄ちゃん……

[ ふかふかのお布団を前に、
 私はまた、悪い子になります。ごろり。
 
 ああああ、幸せ。* ]
(125) 2021/01/11(Mon) 22:55:23

【人】 菊波 空

― 帰る前に ―

[温泉から上がり食事をとって、二人きりの時間を惜しむように一緒に過ごした後、旅行の記念品としてトンボ玉作り体験に参加。
楽しみは後にしておこうか。と杏音にいってお互いの品は見せないようにしていた。
そしてお披露目となる。]

 どっちからにする?なんて勿体ぶるものでもないか。

[出来栄えという意味では、そんな綺麗に作り上げられるものではない。少しだけ不格好で、講師の人の助力の賜物も当然あったが、どういう造りにするかは考えた杏音への贈り物]
(126) 2021/01/11(Mon) 23:02:14

【人】 菊波 空

[空色に灰色がかかった雪色のグラデーションと透明と赤のグラデーションのトンボ玉がパールのようにして交互に連なっているトンボ玉のバレッタ。
結婚式>>0:169はこうしたいといっていたのを覚えていたから、ついそんな願いを添えられるような色を染めて]

 結婚式にも使えるようにって思ってな。といっても普段も身に着けていてほしいから悩んだんだけども、まぁ……なんていうか、ちゃんと伝わるように…。

[実際に式で使わなくてもいいのだ、普段から使ってくれたら嬉しいのも本当であるが、少しだけ続きは照れ臭そうにしつつ]

 今は恋人だが、将来は花嫁さんになってください。ってな。

[貴女と結婚する未来を思っていますよ。という贈り物を旅行の記念に贈るのであった*]
(127) 2021/01/11(Mon) 23:02:39

【人】 宵闇 迅



 ふむ。

[ちいさいがいっぱい、は確かに。>>122
 小さい頃から、真里花のすきなもの、だった。
 白いスケッチブックに、大きいものをひとつ、ではなく、
 ちいさいすきなもの、をたくさん描く。
 ――その頃から、女児の趣味嗜好は形成されているのか、と、
 妙に納得しつつ。]

 ごま入ってましたか。

[入ってません。あいにくながら。]


 ……まあ、おまえは女子校ですしね。
 ただ、大学にでも入れば共学でしょうよ。


[機会がない、はノーだ。>>123
 気づいていないだけで、それこそそこいらにあるのだ。
 高校〜大学にかけての、男の生存本能(オブラート)は、
 凄まじいのである。そしてそこから抜け出せない輩も]
(128) 2021/01/11(Mon) 23:17:46

【人】 宵闇 迅


 ……兄が音楽やってるからって、
 変なバンドマンに引っかかるんじゃねぇですよ、マジで……。
 ファン食うようなやべーのが、
 普通の男の顔して紛れてやがりますからね。


[自分も誇れる恋愛遍歴をしているとは言い難いが、
 少なくとも連中よりはマシだ。
 あれは満腹中枢ぶっ壊れたハイエナである。]
(129) 2021/01/11(Mon) 23:18:00

【人】 宵闇 迅

[まぁ些か食事時の話題ではなかったかもしれないが、
 それ以外にも料理に対する感想であったり、
 近況だったり、ぽつぽつと会話を楽しんでいれば、
 あれほど大量に見えた料理も、ちょうどよく胃袋に収まる。]


 まったく、胃に悪いですよ。

[呆れたふうを装うのは言葉だけだ。
 声色は穏やかなまま、
 布団を引き上げてきっちりと肩までかけてやる。
 少し考えてから、土産物は枕元に置いて、
 そっと簪を引き抜いて土産の袋の上に置いた。

 並んで敷かれた布団の片方に身を横たえて、
 肘をついて半身を起こしつつ、手を伸ばしてそっと肩を叩く。
 とん、とん、と。寝かしつけるリズムで*]
(130) 2021/01/11(Mon) 23:18:07

【人】 埋火 真里花

 ごまはいってた、たぶん。

[ ※入ってません ]

 大学かぁ、まだあんまり考えてないけど
 ・・・うん、デート、とかなら、してみたいって
 おもうこともあるよ。

[ わかいひつじは、自分が羊であることに気づいていない。
 もしくは、ひつじだけしか居ないと思い込んでいる。

 ――例にもれず、若い雄の持つ危険さや
 危険に晒された結果大きな傷を負うことになることも、
 まだ、蚊帳の外だと思っている。

 そうして痛い目を見てしまうのだろう。

 それを知っているわけではないけれど、
 兄が、言う>>129なら。 ]
(131) 2021/01/11(Mon) 23:45:16

【人】 埋火 真里花

 バンドマン?
 うーん、…しっくりこないなぁ。

 やべーの。
 うん、よくわからないけど?
 気をつける。

[ わからずとも、気をつけることにする。

 お兄ちゃんもそういうことあるの?
 とはなんとなく、聞けなかった。
 少なくとも、大事な人が出来たり、居たら
 紹介してくれるかなぁ、とぼんやり思う程度で。 ]
(132) 2021/01/11(Mon) 23:45:26

【人】 埋火 真里花

[ 三割と少し、残ってしまった食事は
 申し訳ないけれど片付けてもらった。

 おいしいものを
 だいすきなひととたべる

 そんな夢みたいな時間は、あっという間に
 過ぎ去って。 ]

 だってぇ……
 お兄ちゃんも来てみればわかるよ
 ふっかふか

[ ぽす、ぽす、隣を叩いて兄を呼ぶ。
 せっかく可愛くしてもらった髪も、
 気に入って選び取った浴衣も、写真に残すことは
 できないままなのが、少し残念。 ]
(133) 2021/01/11(Mon) 23:46:27

【人】 埋火 真里花

 あぁぁ……それだめだよ
 ねちゃうよ

[ もっともっと。
 一緒に話していたい。一緒にいたいのに。

 あの頃みたいに、ここにいるよ
 ちゃんといるよ、ってとんとん、されたら
 あの頃感じていた安心感が、急に群れになって
 襲ってくるの。 ]

 おにいちゃん、………

 ふふ、なんでもない

[ おやすみ、は言わないまま
 私は夢の中に旅立っていく。肩を叩いていた
 その小指>>130を、確かめるようにゆるく握りしめて。* ]
(134) 2021/01/11(Mon) 23:46:52

【人】 高藤 杏音

── 旅の記念に ──

[旅館の美味しい朝食を食べて。
名残惜しい旅の最後に。
思い出の品を作ろうと、ガラス細工の工房へ。
互いに内緒で作るトンボ玉。
自分は彼の名前と同じ、空色のガラスに、雪の結晶を模したパーツを入れて。己には馴染みの薄い、特別な雪景色を、ガラスの中に閉じ込めた。
どっちからにする?>>126なんて、彼の言葉。
見せてくれたのは、雪の色と椿の色のバレッタ>>127
寒いからやめておけ>>0:170なんて言ってた癖に……]
(135) 2021/01/12(Tue) 0:08:55

【人】 高藤 杏音

[将来は花嫁さんになってください>>127。なんて。
言葉を聞いたら、鼻の奥がツンとして。唇が戦慄いて。
泣いたら絶対困らせるって分かってるから。必死で堪えて。
堪えて。堪え切れなくて。両手で顔を覆ったら。少しだけ、じわりと涙が滲んだ。
必死で息を吸って。吐いて。
顔を上げたら。先輩を見詰めて。]


……はい。喜んで。


[綻ぶように微笑んだ。
バレッタは。結婚式で必ず着けよう。
ドレスもヴェールも髪形も。全部これに合わせようって。
今勝手に決めました。]
(136) 2021/01/12(Tue) 0:09:19

【人】 高藤 杏音

[こんな素敵なプレゼントの後に、自分のを出すのは恥ずかしいけれど。私は作ったトンボ玉を差し出す。
組紐を通した、ストラップ。]


何時も。身に着けられるようにと思って。
ストラップ。

スマホでも、鞄でも、鍵でも。良いし。
組紐の編み方練習するから。
紐が切れたら、新しくするし。

使ってくれたら嬉しい。です。


[お守りとかに使われる組紐の編み方も、帰ったら練習するつもり。普段使いしてくれたら良いなって。
2人で作った物を交換して。
空が作ってくれたバレッタを手に取って。
またツンと苦しい鼻に手を当てた。*]
(137) 2021/01/12(Tue) 0:09:29

【人】 宵闇 迅


 寝かしつけてんですよ。
 子守唄も唄ってやろうか。

[Yes/Noを聞かないまま、>>134
 うんと小さいときにだけ唄っていた子守唄を口遊む。
 まだ変声期前のボーイソプラノは、
 もうすっかり大人の声になってしまったけれど。]


 なあに。


[なんでもない、と言った妹が、そっと指を握るのに眦が下がる。
 幼い頃からの癖だ。
 たまらなく、愛おしい気持ちになる。
 そうして規則正しい寝息を零す寝顔を見つめていれば、
 程なくして、徹夜明けの限界が来る。
 無声のおやすみ、だけが、静かな空間に滲んでいった]
(138) 2021/01/12(Tue) 0:14:46

【人】 宵闇 迅

 ―奇跡からの”おはよう”―

[瞼に刺さる光で目を覚ます。
 数度の瞬きの後、輪郭を取り戻した視界には、
 作業途中で保存されたDTMソフトの画面が映っていた。

 ゆめ、と声もなく呟いて、眉間の皺を解すように指を当てる。
 随分リアルな”夢”だった。
 ともあれ、現実でもちょうど
 シャワーを浴びようと思っていたところだったし、と
 立ち上がって、ふと足が真下にあったビニール袋を蹴る。]


 ……これ、


[蹴っ飛ばしてしまったそれからは、
 ――ちょうどはんぶんこ、された土産物が転がり落ちて。
 せんべいを踏み割ってしまわないように、丁寧に拾った。
 行きが突然なら、きっと帰りも突然だ。]
(139) 2021/01/12(Tue) 0:14:57

【人】 宵闇 迅

[時計を見る。
 鼻先を擽った温泉の香りを鑑みるに、
 今更シャワーを浴び直す必要もないだろう。

 きっともうすぐ、電話が鳴るだろうな、と。
 予測したのと、着信音が響いたのと、どちらが先だったか。

 その時は、]


  おはよう、真里花、いい夢見ましたか。


[太陽の位置なんてそっくり無視して、
 そんな言葉から始めようか*]
(140) 2021/01/12(Tue) 0:15:04

【人】 マジシャン 夜長

[そうして]


 …新居はキングサイズのベッドでどうだ。


[ちゅっと唇にキスをすれば
いや少し小さめのベッドの方が
肩を寄せ合い、睦み合えるだろうか。とたくらみながら、まず共に暮らす場所について考えたとき、大事な二人の場所について相談を持ち掛けただろう。肩を抱いて、
結婚指輪は、一緒に選びにいこうな。と囁いたのはそのすぐあと。
彼の薬指をさする指は、愛おしさを込めて、輪を作った*]
(141) 2021/01/12(Tue) 0:29:43

【人】 埋火 真里花

 うぅぅん……
 ふふ、 うん

[ 返事を待たずに紡がれる歌声>>138
 私を夢の世界へ送り出す。

 怖い夢は見ていないし
 おばけも来やしないけど。 ]

 『 だいすきだよ 』

[ 言葉にはきっとならなかった。
 とろり、とろり、瞼が重たくなって――。* ]
(142) 2021/01/12(Tue) 0:46:15

【人】 埋火 真里花

[ 絶対に離してなるものか。
 それほどの力はこめていなかっただろう ]

 ――えっ?

[ だから。私の手は、空を切る。 ]

―― コンビニ前 ――



 あ、あれっ?えっ?

[ 顔を上げた先、家の門から妹が手を降っている。
 条件反射で手を振り返しながら ]

 ………たったまま 夢?

[ そうつぶやいた。
 ぜんぶ、ぜんぶ、夢だったのかと。
 俯きかけて、 ]
(143) 2021/01/12(Tue) 0:46:56

【人】 鬼走

― 自宅 ―


 ………。


[彼と暮らす約束はしても、今はまだ自宅は一人暮らしのままで。
一晩と思えないくらい濃密な時間を過ごしていたせいか、はたまたここしばらく彼とここで暮らしたせいか、この部屋はこんなに広かったっけか、と彼が帰った後に思ってしまう。


―――淋しい。

彼がここにいないのが淋しい。
ついこないだまで、彼が忙しくて会うことすらままならなかったのに、自分はいつからこんなに強欲になったのだろうか。

早く一緒に暮らしたい。
暮らして……一緒に暮らすことで、彼が自分の新しい一面を知って嫌われないだろうか。そんな危惧もあるが。

彼には、結構言いたい放題もやりたい放題もしているから、新たな一面なんかないような気もするけれど、自分も知らないところがあるかもしれなくて、それで嫌われたりしたらと思うと怖い。

そう思いはしても]
(144) 2021/01/12(Tue) 0:47:08

【人】 鬼走


 絶対にもう離れないんだから。


[彼がくれたマフラーに顔をうずめたら、彼に抱きしめられた気がして。
そして、スマートフォンを取り出すと自分からメールを書き始める。
それと同時進行でパソコンを起動させて、新しい家を探し始めて。

今度誘うのは自分の方。自分から彼に声をかけて呼び出そう。


そして―――]
(145) 2021/01/12(Tue) 0:47:29

【人】 埋火 真里花

  
[ しゃらり しゃらり ]


 ………あ、

[ 顔をあげる。
 コンビニの入り口には、私が写っている。

 兄が可愛くしてくれた髪型。
 挿してくれた簪。

 右手には、ちいさなビニール袋。
 その中身は、食べきれなかったおまんじゅうと
 おせんべいが一つずつ。 ]
(146) 2021/01/12(Tue) 0:47:30

【人】 埋火 真里花

 ……っっ!!

[ 次の瞬間、私は弾丸になる。
 門の前にいた妹に、"寒いからお家はいるよ"と
 声をかけて、自分の部屋へ一目散に。 ]

 ……ある、……ある、

[ 旅行鞄の上には小さなパンフレットと
 "またのお越しを"そう書かれたメッセージカードが
 添えてあった。

 やっぱり、夢じゃなかったんだ。
 私は慌てて電話を取って、番号を押す。 ]
(147) 2021/01/12(Tue) 0:47:41

【人】 鬼走


 ………キングサイズのベッドは1つは買ってもいいけど、シングルのベッドも買うからな。



[>>141彼の甘い口づけを受けながらも、しっかりと釘を刺す。
彼の本来の性欲の強さを思い知らされたからこそ、一緒に暮らしたら毎晩コトに及ぶ可能性と危険性の方が高い気がするがでもプライベート空間は必要だと思うから。
喧嘩するかもしれないとそれだけは譲らず、きりり、と真面目な顔をして言い張るが]
(148) 2021/01/12(Tue) 0:48:03

【人】 埋火 真里花

『はいもしもし、スズキです』

 あっあっあっ 慌てて、て、まちがいました!!!!!

[ ごめんなさい上品そうなお声の鈴木さん。
 慌てすぎて、押し間違いしました。
 大きく深呼吸をして、
 今度こそ慎重に番号を押して、
 コール音を聞く、何から聞こう。何を言おう
 一気にまくし立ててしまいそうな私に届いた声は ]
(149) 2021/01/12(Tue) 0:48:08

【人】 埋火 真里花

『おはよう、真里花、いい夢見ましたか。>>140

 うぅぅ………、

[ あれが夢じゃないんだって、教えてくれたものだから ]

 うわぁぁぁん!!!夢じゃ なかっ 
 わぁぁぁぁ……
 
[ 電話先の兄はさぞ驚いたことだろう。
 そしてこっそりと姉の部屋を伺っていた妹も。 ]

 おたんじょ び、おめで、あぁぁぁ……

[ 泣きながらそう言う私を、笑うだろうか
 それとも困るだろうか。ともあれ、この日のことを、
 兄と過ごした日のことを、
 私は一生、忘れることはないだろう。* ]
(150) 2021/01/12(Tue) 0:48:29

【人】 鬼走

 ………お前が邪魔にならないやつがいい。



[結婚指輪について言われたら、目を伏せて幸せを噛みしめる。
仕事柄、彼は手に装飾品はきっとあまりつけられないだろうから、彼に合わせると言い置いて。
内勤な自分は指輪をつけるのは当然全然かまわないのだから。

これからそこは自分の占有席になるのだと。
彼の左手の薬指をとりあげると、そこに小さく口づけた]
(151) 2021/01/12(Tue) 0:48:32

【人】 菊波 空

── 旅の記念に ──

[正直に言うと恥ずかしさもあった。でも不誠実はしないといってお付き合いをして、そして今日までに至る。
だらだらと結論を先延ばしにしたい性質でもないし、切欠が目の前に転がってくれていたのだ。というそんな記念。]
実際バレッタを贈ることだけは最初の時から決めていた。
普段から髪留めとしても使えるし、ウェディングドレスがいい>>2:-56といったように花嫁さんにも着けられるし、そうして色は旅行中に決まったこと]

 期待に添えれたみたいでよかった。

[からかうようにいったのは、両手で顔を覆って自分を保とうとする杏音を平常に戻すために…というのもあったが恥ずかしくもあったのは否定できない。
仮に泣いてくれても、困りはしないが人目を前にぎゅっと大胆に抱きしめたりすることにはなっただろう。
ただ、微笑んで返事をくれる杏音には自分も緊張が解けたように自然と笑みが浮かんだ。]
(152) 2021/01/12(Tue) 0:51:55

【人】 菊波 空

[そうした記念品交換。今度は杏音の番、差し出されたのを受け取って眺める。
組紐に通された、空色に雪の結晶を閉じ込められたこの旅行の思い出にぴったりの品。
日常的な時間も一緒にいられたら特別といってくれている杏音>>0:-4の心遣いがたっぷりあるように思えて]

 もちろん使わせてもらうぞ。
 鍵にでもするかな…合鍵作って杏音に渡したらどっちがどっちの鍵もってるかわかりやすいしな。

[また部屋に来る。といってくれた杏音に渡すものとして、受け取ってくれるかな。なんて暗に匂わせるようなことを口にしながら、彼女の想いを遠慮なく、その場で鍵に紐を通し、旅行の思い出を家へと持ち帰るようにして]

 今は…着けれないか?

[流石に髪を整える必要もあるだろうから無理にはいわないが、バレッタを着けてくれる姿も見たくて、そんな風に強請ったがつけてもらえたかどうか。
とはいえ、バスの時間も近い。
お世話をしてもらった旅館の人にお礼をいって、バス停まで手を繋いで歩いていく。
神様が経営するなんて微塵も知らなかった温泉旅館に訪れた一組のカップルは幸せそうに帰っていくのであった*]
(153) 2021/01/12(Tue) 0:52:14

【人】 埋火 真里花

―― 年末、空港より ――

 ……どっち?

[ からりからから。
 少し長めの旅行だからとパパが
 買ってくれたキャリーバッグを引きつつ
 スマホの画面をちらちらみながら空港の入り口を
 うろついて4、5分。迎えに来てくれた兄と ]

 ……こんにちは

[ でかい。
 めっちゃでかい。
 すごいでかい。

 兄の友人。やたらとにこやかな彼が
 兄の面倒を見てくれている 支えになってくれている
 友人、なのだろうか。 ]

 妹の真里花です

[ せめて、せめて礼儀正しい妹だと思われたい。
 その心を知ってか知らずか、ご友人は、妹の
 私にもにこやかに挨拶をしてくれた。 ]
(154) 2021/01/12(Tue) 1:40:16

【人】 埋火 真里花


 兄がいつもお世話になっています。
 楽しみにしていたんです、会えるの。
 話してみたいなって、思っていたから。

 あ、お兄ちゃん、ひさしぶり。

[ ごめんねお兄ちゃん。妹は外面を優先しました。
 ちょっぴり拗ねていそうな兄の背をつつきつつ、
 妹は、友人を値踏みします。失礼。大事なことなので。

 やがてふっと、少し大人な顔をして私は言う。 ]
(155) 2021/01/12(Tue) 1:40:35

【人】 埋火 真里花

[ どう答えたとしても次の瞬間、弾丸は飛ぶ。
 だいすきな、兄の腕めがけて。 ]

 どこ連れてってくれると?
 真里花ね、お昼ごはんまだだからお腹すいとー。
 なんかおいしいもの食べたいな♪

[ するり片手を絡ませて。
 ――ご友人を振り返り、早く早くと手招きする。

 なにせ今度はたっぷり時間があるのだから、
 ゆっくりゆっくり聞かせてもらうとしよう。

 かっこいい兄のはなしと、
 かっこよくない兄の話を。* ]
(156) 2021/01/12(Tue) 1:41:19

【人】 マジシャン 夜長

― 仕事帰り ―

[息を吐けば、寒さが白く出る日々。
彼はマフラーを気に入ってくれただろうか。
首元が寒さを訴えるたびに考える>>145寂しいと少しでも>>144思ってくれているだろうか。そんな事を考えて自虐に笑った。寂しがらせるなんてもっての他だと分かっているのに。けど、彼の事だからきっと寂しがってくれているだろう。
それを嬉しいと思ってしまう自分が居た。

嗚呼、浅ましいな――。

早く一緒に暮らしたい。
一緒に暮らすことでこんな浅ましい自分も知られる事になるとしても、もっと彼を知りたい。彼を抱きしめて過ごす時間を増やし、寂しい思いをさせる時間を減らせればいい。暮らし過ごす上で見える彼の横顔に自分はまたきっと恋をする。

彼が自分だけに赦してくれる顔が
愛おしくて堪らない。]
(157) 2021/01/12(Tue) 7:18:15

【人】 マジシャン 夜長

[携帯端末が振動を届けてくれた。
開けば愛おしく、ずっと考えているひとからのメッセージ。誘われたのだと気づけば、ほっと笑い>>145街中で目を閉じた。彼との距離がまた少し縮まったそんな気がして、嬉しかった。こうやってゆっくりとだが、確実に自分たちの関係は変わっていくのだろう。

其れが、嬉しくて幸せで]


 ……もう離さないからな。


[覚悟しておけ。と
彼の未来を予約して、呼び出しをしてくれた彼の家に向かおう。一緒に暮らすその日の為に。家具のカタログ雑誌を片手に持っていけば、まだ新居も決まっていないのに気が早すぎると怒られるだろうか。

それとも笑ってくれるだろうか――]
(158) 2021/01/12(Tue) 7:18:40

【人】 マジシャン 夜長



 …?なぜシングルが必要なんだ。


[さされた釘の意味を理解せず、
口づけを離せば、首を傾げた。>>148流石に毎晩事に及ぶ気はない。いや、毎晩できるのならやってしまいそうだが、お互いに仕事もある身自制は心掛けるつもりだったし、何より、穏やかに過ごす時間も好きなのだ。言い張る理由は分からなかったが、]


 いいよ、シングルも買おう。
 となると大き目の家がいいよな。


[真面目な顔につんつんと指をさし。
それから、笑いかけて彼の願いを聞いたのは、シングルのベッドで二人抱き合うのもありだな。>>148と思ったから。此方がこんな思考では、彼の危機管理がうまくいったかは定かではないが。

こうして一つずつ二人の未来について
考えていくのが嬉しくて]
(159) 2021/01/12(Tue) 7:19:12

【人】 マジシャン 夜長



  ………。


[目を伏せて、噛みしめる彼に
声が出なかった。本当に彼は此方を幸せにする天才だ。手に装飾品はあまり付けられないという此方の事情を考えてくれていたのだろう。いざとなれば、首からぶら下げる気だったが、同じ場所、同じ薬指に彼がつけたいと思ってくれている気がして、抱きしめる片手を向け。

左手の薬指にと落ちる小さな口づけに
此方もまた手を取り]
(160) 2021/01/12(Tue) 7:19:43

【人】 マジシャン 夜長

[そうして]


 なら、指輪に互いの名前を彫ったやつがいいな。


[シンプルだけど。
互いをくっつけると名前が浮かびあがる。
そんなものがいい。どうだろう。と彼に問いかけ、
倖せそうに微笑みながら、その手を引いて縺れ込めば唇を奪った*]
(161) 2021/01/12(Tue) 7:22:03

【人】 高藤 杏音

[笑みを浮かべてくれる空>>152に、微笑み返して。
自分のトンボ玉も気に入ってもらえた模様。
合鍵>>153って……]


えっと…………
ありがとう。

連絡くれなかったら押しかけちゃうよ?
倒れて無いかとか、確認しに行っちゃうから。
……ありがとう。


[小さく。どこか照れたように、はにかんで。
鍵にストラップを着ける空を見詰めたら。
自分はリボンを外して、バレッタを着けた。]


どう?似合う?


[似合うのは分かり切ってる。
だって空が私のために作ってくれたんだもの。
旅館の人達にお礼を言ったら、手を繋いでバス停までの道を歩こう。
特別な時間から、2人で歩いて行く、日常に戻るために。*]
(162) 2021/01/12(Tue) 7:47:09

【人】 図書館長 アザレア

[きみは「わたしとはなすこと」が好きなんじゃなく
「わたし」がすきなだけのくせに。
しれりと口をついて出そうになった言葉の傲慢さに
一瞬自分で驚いて……
成程それが当たり前の思考になるくらいにきみから
愛されてるなと実感れば気恥ずかしさが優って辞めた]


 なるほど……それは……
 つまりあたらしい羞恥プレイへのお誘いかな?

 なんてな、ははっ冗談だ。
 濃いめの恋愛物の台詞を
 感情豊かに音読させてみたいものだが
 その手の本はそもそもあまり読まないからね。

 あ、いや。違うぞ。
 決して如何わしい類いではなくてだな。


[きみが普段女の子相手にやっているのを
少し大げさにしたくらいの想像をしてみたけれど
この言い回しでは少し過激なロマンス小説でも
読ませて恥ずかしがらせたいみたいだと遅れて訂正を。
そういうのが趣味だと誤解されるのは避けたい。
……いや、悪くないな?なんて一瞬思いはしたが。
]
(163) 2021/01/12(Tue) 9:30:48

【人】 図書館長 アザレア

[多分頼めばやってくれそうな気はする。
それもなかなかの完成度で。

謙遜するけれど、きみは本当になんでも出来てしまうから。
多芸は無芸と自分では思っているんだろう。
自分の興味のなかったことでもひとに乞われれば
なにごともかなりの完成度まで持っていこうとするし
それが出来てしまうから、努力しすぎてしまう事を
努力しすぎるまで今気強く努力出来てしまう熱量を
すごいことだなんて思っていない。

努力と工夫とそれを続ける根気強さはあるのに
効率を上げる適度な手の抜き方は考えもしない彼女は
わたしにとってはなんとも不思議な生き物で
己の力量を理解し諦めることで納得し如何に手を抜き
楽をするかを最初に計算し始めるわたしもまた
彼女にとっては未知の生き物なんだろう。

ときどき鏡みたいに似ていると思う部分もあるのに
そんな異文化交流めいたまるでちがう部分もある

わたしはきみを見て少しくらいは
努力する楽しさを思い出すし
きみはわたしを見てたまには
手を抜き楽しむことを覚えるといい

きみにわたしはまるで相応しくないけれど
それでもきみがわたしを選んだ理由と
わたしがきみの隣にいる言い訳は
それだけでも十分なのかもしれない。]
(164) 2021/01/12(Tue) 9:31:45

【人】 図書館長 アザレア


 人徳ならわたしの、ではなくきみのだと思うんだが……
 親しみがないと軽めの暴言も出ないのとの合わせ技で。
 わたしはそこまで人付き合いが得意ではないしね。

 社交性はきみに任せる、わたしは無理だ。
 頼りにしているよ。

 きみを閉じ込めて独り占めしたい気持ちと
 世間からきみを孤立させたくない気持ちと
 ……面倒なご近所付き合いを押し付けたい打算が
 今、絶妙にせめぎ合っているよ。どうしてこうなった。

 おかしいな、そんな話をしていただろうか。


[『ところで何の話だったかな?』は
なにもきみの専売特許ではない。
寄り道と脱線と迷子はむしろ
わたしの得意分野であるからして。

実年齢も相まって、見目がもし年相応ならば
ただのボケ老人のよくある所業だ。介護かな?
きみは本当に良く付き合ってくれているなぁと常々思う。
同じことを思われているなんて理解できるはずもない。]
(165) 2021/01/12(Tue) 9:32:01

【人】 図書館長 アザレア

[掴むより取り零すのが得意なわたしでも
当たり前に享受しているのだと理解できるくらいに
きみの気遣いは過ぎるほどで、
いつだってわたしへの思いやりに満ちている。

わたしには過ぎた相手だと、この先も何度だって思うだろう。

けれどわたしはきみよりも、
言い訳と屁理屈がとても得意なので。
きみくらいでないとわたしの相手は務まらないのだから
これは仕方のないことなんだと理解するのもきっと早い。

受け取りすぎた想いを同じだけ返すことはできないが
無限にも思えるくらい降り注ぐそれに窒息することもなく
重さを感じない程度に適度に受け取ることはできる。

重なるふたりの時間がきみにとっても
しあわせな日々であり続けるために
なにかわたしにも出来ることがあるかはまだわからないが
一緒に考えてゆくことはできるだろう。

例えばいまこの時間みたいに。
きみが望んでくれることを、ひとつずつ叶えていったり。
できることから、すこしずつ。]
(166) 2021/01/12(Tue) 9:32:29

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
   
── 部屋の露天風呂 ──

 
[おれは、そのままの
 ジャックを受け止めたかった。

 弱音を吐いてくれるなら、
 そんなところも全部、
 包み込んでやれるような
 頼れる存在になりたかった。


 なんでも、
 どんなことでも、

 そう思っているのに
 自分がどうだったのか?ではなく
 妹がどうだったか?ばかりを
 話してくれるから>>93

 どれだけ大切に想っているのか
 その存在の大きさに
 胸がじく…と膿むような感じがした。]
 
(167) 2021/01/12(Tue) 9:54:44

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[その違和感にはフタをして

 2等身の妹君を
 ぎゅってしている2等身のジャックを
 背中側から抱え込もうとして、
 2等身のおれが、心の中で格闘している時だ。

 聞き捨てならない、助詞が耳に入り>>93


    、
   妹は? ”は”って、なんだ?
   じゃあ、お前は?
   お前はどうだったんだ…?



[食い気味に訊ねてしまった。]
 
(168) 2021/01/12(Tue) 9:55:25

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[指示に従わされて
 地球に幾度も派遣されてきていたことは
 おれも知っている。>>94

 憂いを帯びたクールな表情で
 淡々と職務を遂行している感じだった。

 あの頃に比べると
 本当によく笑ってくれるようになって、
 特に照れると、すごく可愛いから
 つい褒めちぎってしまうのも原因かもしれないが‥‥

 そんなことを思いながら見つめていると。]



   
!! ……ッッ、




[突然、色気ダダ漏れの顔をした
 ジャックが立ち上がった。
 タオルで隠す前の、を、目にしてしまって。>>95
 
(169) 2021/01/12(Tue) 9:56:38

【人】 宇宙刑事 サラトーガー

 
[すぐに後を追うことは出来なかった。


 もうひとりのサラトーガーが

 立ち上がれ〜
 勃ち上がれ〜♪

 別の番組の主題歌を
 熱唱し始めてしまったからだ。


 大浴場ではない大欲情で
 しばらく湯に浸かったままで居たら
 頭の芯まで、のぼせて

 それで、理解した。]
 
(170) 2021/01/12(Tue) 9:57:51