人狼物語 三日月国


68 【身内】空想模倣機体は駒鳥達の夢を見るか?【R18G】

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【赤】 壊れた時報 キュー


「 
Huh? Darn it!!!
 」


ハローハロー、当方です。
当方は今、貴方の脳内に直接語り掛けています。

この世界がβテストである時間もあと少しですね。
意味の分からない方は聞き流してくださって結構です。
その疑問はきっと後に解消されますから。

さて皆様、やり残した事はありませんか?
忘れ物はありませんか?
ほら、そこのギルドの長失格さんとか。
『壊れた時報』からの信用消失具合、いっそ笑えますね。

HAHAHA

ホワイトボード
は見ましたか?

「それで終わり」「僕はギルドの長失格です」
「僕の話はここまでだ」

『壊れた時報』は、これらの言葉を信じていません。
当方のこの言葉が理解出来ない程、
貴方はお馬鹿さんではありませんね、ギルドの長失格さん?

失礼、私信が入りました。ソーリー。
当方は皆々様に言葉を投げ、羊を夢見に戻ります。

シーユー
 
(*2) 2021/05/04(Tue) 20:06:26

【人】 黒い羊 ハマル

>>500 ゲイザー
「ハマルか?
 『ハマル』は―――」

 [零し落としては拾い上げ、そうして行き着いた先]
 [もう出会う事もないと思っていた人々に会えた]
 [果たされなかった約束が果たされた]
 [あちらでの再会の約束も結んだ]
 [そうして【エピローグ】へ向かう世界で]

 [『ハマル』は、]

「もちろん幸せだとも。
 皆が幸せで、皆がハマルの幸せを願ってくれる。
 こうしてまたゲイザーの料理を、ゲイザーと食べられた。
 今度な、海にだって行くんだ。
 ハマルは願われた分、いっぱいいっぱい幸せになるぞ」

 [これまでも、これからも]
 [『ハマル』とはそういう存在なのだ]
 [そうであれと願われていたのだ]

「ハマルはずっとそう居続けよう。
 だから、」

「『また会おう』な。ゲイザー。
 そしてまたパーティをしよう。
 ゲイザーの大切な人も一緒に!」
(517) 2021/05/04(Tue) 20:16:10

【人】 その辺に居る ルヘナ

>>475 ヘイズ

注がれれば、カップへ満足そうに唇を付ける。
君の表情の変化を楽しみながら、

「……君がそう言うならば、
 本当に叶いそうな気がするさ。」

自分はよく知っている。
君が案外、強かな存在であると。

「僕も君の約束を守った故、
 君も守ってくれ。
 Wまた会おうW……とな。」

君から与えられる刺激は、
いつだって期待以上のものだ。
ここでお別れなんてつまらないことは
しない筈だ、と。

そうして約束を交わして
暫く、語らったのだろう。

しばしの別れの挨拶と、
再会を誓う言葉を紡いで。
(518) 2021/05/04(Tue) 20:18:44

【人】 とろ火の親愛・取引成立 ゲイザー

>>517 ハマル

「海。ふふっ、素敵ですね!めいっぱい楽しんできてください!」

貴方がはしゃぐ様子を想像して思わず破顔する。

「ええ、ええ。沢山沢山幸せになってください」

辛いことも嬉しいことも、何でも背負ってしまう貴方を少し心配しながらも。
幸福を願わずにはいられない。

「はい。ハマルさん……『ハマルさん』。『また会いましょうね』。
私の生きる理由となってくれた人とも一緒に!」

女が小指を差し出せば、貴方はきっと指切りを応じてくれるのだろう。
そうして約束をまた一つ貴方と結ぶ。
再び会う為の透明な縁[よすが]。見えないけれど、とても固く結ばれた大切な繋がり。

繋がりを愛おしそうに抱えながら、女は再会のパーティーを夢見て微笑むのだった。
(519) 2021/05/04(Tue) 20:30:00
兎系 ニアは、メモを貼った。
(a163) 2021/05/04(Tue) 20:33:57

兎系 ニアは、メモを貼った。
(a164) 2021/05/04(Tue) 20:34:26

【人】 黒い羊 ハマル

>>519 ゲイザー
「うむ!楽しんでくるぞ!
 次に会った時にたくさんお話してあげよう。

 もちろんだ。ゲイザーもだぞ?
 お互いに、いーっぱい幸せになるんだ」

 [そう言って貴方の小指に自分の小指を絡める]
 [これは互いの道を再び交えるための結びつきのひとつ]

 [きっとこの約束だって遠くない未来に果たされる]
 [その時のパーティはどんなものになるだろう?]

「ハマルは、次を楽しみにしている」

 [いつかに夢を馳せながら]
 [『ハマル』と『ゲイザー』のパーティは過ぎてゆくのだ]
(520) 2021/05/04(Tue) 20:52:46

【人】 夢見人 サダル

>>503 メレフ

「……相変わらず」


君は、敏いね。

 こんなときまで“都合がいい夢物語”に誤魔化されてくれないなんて」

(521) 2021/05/04(Tue) 20:54:52

【人】 夢見人 サダル

>>503 >>521 メレフ

「都合のいい物語に人は救われるものだよ、メレフ。

 人がトラック轢かれたら死んでしまう事件は
 ここでは選ばれなかった。


 仮として現実で本当に夢見路沙羅が死んでいたとして、
 何故皆にそれを知らせる必要があるの?
 
 自分が助けを求めて、救われて、手を伸ばして、
 笑ってその先を見るのが」

「多くの人間が望むハッピーエンドだ」

「この“台本“はそうできている」

(522) 2021/05/04(Tue) 20:58:25

【人】 夢見人 サダル

>>503 >>521 >>522 メレフ

「生きているか、いないかなんて自分にはどうだっていい。
 “書いてあるんだ“」

「この台本[世界]はそうなるようにできている。
 だからメレフ……いや廉。心配しないで?

 自分はそうやって生きていく。
 “前向きになって“、“外に出て“、“誰かと話す“」

「裏方のサダルはそう決めたみたい。
 そのために演じ続けるんだ、
 
明るい未来を願う夢見人を
。わかった?」

「まあ、未来にいなかったらその時はその時だよ。怖かったら一緒にログアウトを押す? それはそれで隣にいないと寂しいと思うけど」

何かを見てきたかのように、世界を覗いてきたかのように語るその姿は盲目的で夢物語を語っている。
だがそうならない世界を信じていない、言いもしないがその世界が訪れるためならばいくらだってサダルは演じ続けるのだ。理想のエンドロールの為に

「……今度は理想の世界がやってくる、大丈夫だ。絶対に」
(523) 2021/05/04(Tue) 21:11:52

【人】 とろ火の親愛・取引成立 ゲイザー

【パイ屋にて】

「ただいま」

女は今まで幾度となく繰り返してきた挨拶を口にした。返事はない。返事をしてくれる者はもういない。

台所を覗く。
男にしては細い体が小さく揺れながら調理に励む姿をよく見ていた。
亡き母の想いと娘を育てる決意を背負い、懸命に料理をするその後ろ姿が好きだった。

リビングを覗く。
決して泣くことのない父が母の葬儀の日、誰もいない真夜中に泣いていた場所だ。
優しくも強かった父の泣き顔が脳裏に焼き付いて離れようともせず、そのまま恋の火傷は伝搬して自分の心へ。

全てはここから始まった。

【→】
(524) 2021/05/04(Tue) 21:15:10

【人】 とろ火の親愛・取引成立 ゲイザー

沢山沢山頑張りました。
貴方の好きなお料理を頑張って、振り向いてもらう為に仕事をこなして、良い人間として見てもらえるよう多くの人に無償の施しを与えて。褒められる事を沢山してきました。

沢山沢山頑張りました。
対価を支払い『愛する為の熱』を手に入れて、『熱の代償』を鎮める為に貧しい人をお金で買って、貴方に色目を使う人の命を奪って。褒められない事を沢山してきました。

許されぬ想いは悪ですか?
望まれぬ想いは罪ですか?
想いに正しさも間違いも存在しますか?

私はただ恋と愛の為に生きてきました。
反省ですか?後悔ですか?そんなの全くしていません。どうしてそんな事するんです?
だってこれは全て私とお父さんの為なんですから!

………………
…………
……

【→】
(525) 2021/05/04(Tue) 21:15:35

【人】 とろ火の親愛・取引成立 ゲイザー

……

そんな、毎日常に絶え間なく上がり続けた心の叫び。
我が身を押し潰そうとする罪悪感を見ないふりする為の正気を隠す為の狂気[ヴェール]。
歪みに歪んで育ってしまった愛の形。
全て想い人の為に生まれたものだった。

それらは今、両手に抱えるリボンのかけられた赤い箱の中。

故に、女が内側で抱えているものは砂糖菓子のような甘やかな恋と澄み渡るような慈愛。
それから──

「……ふふ。二度目の初恋……『また』結ばれませんでしたね、お父さん」

──舌ごときゅっと胸を締め付けるような、レモンの酸味にも似た切なさ。

リビングのローテーブルに箱を置いて、すとんと座り込む。
ぺたりと頬をテーブルにくっつけながら、指先で軽く自分の感情をつつきはじめる。

「この壊したい≠ヘ、貴方に捧げます。貴方だけのもの。ずぅっとずっと、貴方と共に。この世界に寄り添います。
私の恋は、ううん『私』は……永遠に消えることなどないのです」

【→】
(526) 2021/05/04(Tue) 21:16:48

【人】 とろ火の親愛・取引成立 ゲイザー

そうして暫く好きな人の為の恋心と寄り添い続けた後。
女は静かに立ち上がる。

さよなら私の恋心。
甘い夢を見るのはもう終わり。


「何も見えなくなるほどの狂おしさを捨て、私は──」

目覚めた世界で待ってくれる人をきちんとまっすぐ見つめるのです。
「好きだよ」「幸せだよ」と言ってくれた人にお返しをするのです。

『私』は、『俺』は、口約束が苦手だから。
確かな証明と信愛と幸せ≠、あの人に渡しに行くのです。



(527) 2021/05/04(Tue) 21:23:23
ゲイザーは、リボンのついた赤い箱をパイ屋に置いてきた。
(a165) 2021/05/04(Tue) 21:24:04

ゲイザーは、壊したい[こいごころ]≠、この世界に埋葬した。
(a166) 2021/05/04(Tue) 21:24:36

ゲイザーは、音無 灰は、有葉理人と共に歩みます。
(a167) 2021/05/04(Tue) 21:25:10

【人】 車輪銀河 メレフ

>>511 >>514 >>515 キファ

「嗚呼、そうだ。俺の罪はきっと、妹を──」

  
“置いていこうとした”こと。


妹が、俺を置いていった。
それと同じ事をしようとして“いた”。

成程。
そこに愛は在ったとして、同じ苦しみを味合わせる。
その可能性があるなら、それは許されない。

罪の有無じゃない。世界に許されるかは興味ない。
でも、ラスは許さないだろう。ラスと妹は違うけれど、

「……何で気づかなかったんだろうな。
 それとも、これが“俺”と“メレフ”の、」

     『違い』だったのかもしれない。
 或いは、『変化』なのだろうか。
(528) 2021/05/04(Tue) 21:37:34

【人】 車輪銀河 メレフ

>>511 >>514 >>515 キファ

貴方から手渡した鍵を受け取って見つめる。
けれど首を振って返した。

「最初は、骨だった。
 髪を集めて乗せただけの粗末な物だった。

 そこから皮を被せる真似を。
 服で飾り付けられる程度の稼ぎを。
 血色が見える程に血を流す方法を。
 瞳に俺と同じ赤を宿す術を。」

繰り返し繰り返し、何度も試行錯誤の繰り返し。

妹の遺体が今の様に綺麗なモノになるために、
見せられる物になる為だけに、どれだけ掛けたのか。
200年をデータと言われてしまった今、知るのは己のみ。

「でもそれが幾ら精密で精巧であろうと。
 ──“中身”が戻って来てはくれなかった。」

「ゲーム中、俺は今回が終われば、それに足りると
 そう思っていたけれど、きっとその日は来ない。」

“メレフ”という男はきっと、それを理解した上で、
ずっとこれを続けていたのだろう。

妹が目を覚ます事はない事に薄々気づきながらも、
それでも決して諦めるコトはない、そう言う人物だった。→
(529) 2021/05/04(Tue) 21:38:48

【人】 黒い羊 ハマル

―――キファと、海から帰ってきて。
ハマルは牧場へは帰らず借りていた宿の部屋に戻った。

金のリボンでおめかしした黒羊を窓際に置いて撫で。
椅子に座って竪琴を取り出す。

 
[竪琴の音。]


どこまでも広がる青い青い海の歌。
金の羊に乗った兄妹はどこまでも駆けていく。

本来の結末なんてどうでもいい。
ハマルの紡ぐ歌は。
兄妹<皆>の行き着く先は。
きっと希望に満ちている。

そう願って歌は紡がれ。

竪琴の音は途切れた。


部屋には誰も残らない。
そうして【黒い羊】『ハマル』のお話は終わったのだ。
(530) 2021/05/04(Tue) 21:45:28
キューは、
おほしさま
と、飴玉たちと、羊のぬいと“嬉しい”気分。
(a168) 2021/05/04(Tue) 21:45:53

【人】 兎系 ニア

【ソロール】

 ベッド、ドレッサー、クローゼット。
 小さなカーペットが敷かれた、板張りの床。
 他にも多少の調度品はあるだろう。

 そんなごく一般的な、とある少女の客室。

 ――壁に立てかけてあった壊れた弓はそこに無い。
 少女から役割が失われたと同時に、消えていた。

 腰掛けていたベッドから立ち上がる。
 そろそろ、隠れていた穴から飛び出す時間だ。

(→)
(531) 2021/05/04(Tue) 21:46:57

【人】 車輪銀河 メレフ

>>511 >>514 >>515 キファ

「でも、“俺”は違う」

「『名月 廉』は現実に帰るって決めた。
 だからメレフと妹の物語もこれで終わりだ。」

「ここから先の、妹の行方は、物語は。
 メレフじゃなくて“俺”が決める。」

そっと、入れ物でしかない彼女に口付けを落とす。
『名月 廉』が贈る、最初で最後の魔法。

「俺のすべての魔力をここに置いていく。
 蘇生には届かないかもしれない。

 けれど、“妹を助けられずに消える”
 その結末だけは、最期まで見せない。」

「どうなったかは、“俺”が引き継ぐよ。
 眠ったのか、俺の魔力と共に朽ちたのか、
 或いは──奇跡が起きて、目覚めるのか。」

「それが俺の答え。」

ここは消さない。終わらない。
メレフと妹が生きた痕跡は全て、
消す事もなく、忘れられる事もないように、

全てをここに置いていく決断をした。
(532) 2021/05/04(Tue) 21:49:08

【赤】 兎系 ニア

>>531
「ごきげんよう、ニアよ。
 ――ここでは『ガルデニア』と名乗るほうがいいかしら」


 同じ『陣営』として設定されていた者たちへ、
 最後の挨拶を贈る。

「……あのお願い、聞いてくれたのよね」


 あまりにも一方的で身勝手な、今際の言葉。
 必死だったあの願いを聞き入れてくれたこと。

「キュー、ラム、モス。
 それから、フール、スクリプト、リリス。もう一人の誰かさん」


 それから、仲間であってくれたこと。
 ……『設定』と言ってしまえばそれまでだけれど。
 少女は彼らに手を伸ばさずに、彼の手を取ってしまったけれど。

「悪い子のニアに付き合ってくれて、ありがとう」


 それでも、ひとりではなかった。
 少女はきっとそのことに――彼らに、甘えていた。

「――ニアの人生も、悪くはなかったわ」


(→)
(*3) 2021/05/04(Tue) 21:49:20

【人】 【ちいさなひつじかい】 ハマル

『ちいさなひつじかいのハマル』
それは幼いふたりが紡ぎ上げたお話。
羊飼いの『ハマル』が羊と戯れたり、冒険をしたり。
「むかしむかし」で始まって。
「めでたしめでたし」で終わる。
そんなやさしい物語。

【鳴】が『ハマル』というキャラクターを考えて、
【春】が『ハマル』の進んでいく道筋を描く。

いつまでも続けていけると思っていた。
だってひとりじゃない。
ふたりで考えた物語だから。

―――あの日。黒い水が呑み込んでしまうまでは。

(533) 2021/05/04(Tue) 21:49:22

【人】 【残されたひつじ】 ハマル

―――【日辻 春】は目覚めた。

その後の時間は怒涛の勢いで流れていく。

目覚めた直後119を叫び、呆気に取られる周囲を横目にタブレットを操作してあの場所で見た連絡先を忘れない内に書き連ねる。
周囲の静止を振り切ってデータと企画書を組み立てていく。

『ハマル』は約束を果たしたがっていた。
『日辻 春』もそうだった。

『日辻 春』には『ハマル』の願いを叶える義務があった。

だってもう片割れはいない。
あの青い青い海で別れを告げてきた。
『ハマル』の存在を示せる人間は、自分しか存在しないのだから。

(534) 2021/05/04(Tue) 21:52:18
ニアは、意地悪に怒って、それから、笑った。>>-334
(a169) 2021/05/04(Tue) 21:52:43

ニアは、キュロットの裾を摘まんで、虚空へ一礼。>>*3
(a170) 2021/05/04(Tue) 21:54:35

ニアは、ログアウトボタンに指をかける。
(a171) 2021/05/04(Tue) 21:54:44

ニアは、現実の仁愛に戻る。ベッドの上に、羊のぬいぐるみが残された。
(a172) 2021/05/04(Tue) 21:54:51

【人】 尸解仙 キファ

>>532 メレフ

「──うむ、僥倖」

 受け取った鍵を、自分のポケットにしまい込む。
 どうやら、やっぱり”共同研究”は叶わないらしいが。
 まあ、それも良いか。

 ……メレフの言葉を聞いたキファは、
 何故だか、どこか。すっきりとした心持だった。

 それは”メレフ”の肯定であり、
 ”名月 廉”の肯定である。

 →
(535) 2021/05/04(Tue) 21:55:27

【人】 尸解仙 キファ

>>532 メレフ

「きっと、また会えるさ」

 ──それは、誰に向けたものか。
 キファしか知らぬことなのだろう。

 少女は踵を返す。用事は終わりだ。
 兄妹の邪魔をしたくない。それに──
 自らにも、まだやるべきことが残っているのだから。

 さあ、海を見に行こう。

 〆
(536) 2021/05/04(Tue) 21:55:41
キューは、誰かに送った。
「聞こえませんでした、ソーリ〜」
>>*3
(a173) 2021/05/04(Tue) 21:56:05

【人】 尸解仙 キファ

 ──『運否天賦』はその日、ギルドマスターを交代した。

 然るべき手順の後、キファの一番弟子であるエルが継いだ。
 彼女はだらけ者の先代よりも、しっかり者であった。

 師匠について尋ねると、彼女はこう答える。
「『新たな地に旅立つ』と、書置きが残されてたんです。
 律儀に、彼女本人の印が押された申請書まで置いて有って」
 
『まぁ、部屋は片付けて行って欲しかったですけど』
 そう言って、エルは笑った。
 
 元より、『運否天賦』は中堅のギルドである。
 そのギルドマスターであるキファが持ち込んだ
 『道教』という概念は、レムノスにて密やかに
 認知度を高めつつある。

 キファはこの世界からいなくなった。
 でも、全部が無くなったわけじゃない。

 彼女の痕跡は、この世界に遺り続ける。
 きっとそうやって、未来は紡がれていくのだろう。
(537) 2021/05/04(Tue) 21:57:36
尸解仙 キファは、メモを貼った。
(a174) 2021/05/04(Tue) 21:58:05

【人】 あなたとずっといっしょ ハマル

【レムレスの街】


ひそひそ

ひそひそ

「そういえば最近あの子見ないよね。ほら、あの牧場の」

「あぁ、よくついて来ていた子?」

「あの子なら山向こうに嫁いだんじゃなかったっけ?」

「え?数年前の水の事故で亡くなったんじゃなかった?」

「そんな訳ないだろう。ほら、噂をすれば」


 [小さな影が走る。走る。ふわふわとした白い髪が揺れる]

「―――ハマルが来たぞ!」
「む?遊びに来たんじゃないぞ。
 ハマルはな、ハケンというものをされて来た」
「誰のだって?
 ヌンキだろう、キューだろう、ブラキだろう……。
 とにかくいーっぱいだ!」
「そうだ。
 ハマルはな、お前たちの助けになる<約束を果たしに来た>」

「だから、ぜんぶハマルにまかせるといい!」

約束を果たそう。そしていつまでも一緒にいよう。
この世界が続く限りずっと、ハマルは貴方と共にいる。
『ハマル』はそう決めたのだから。

-to be continued-
(538) 2021/05/04(Tue) 21:58:14

【人】 車輪銀河 メレフ

>>521 >>522 >>523 サダル

「わからねェよ。
 お前の言うコト、いつもわからない。」

「でも、そう決めたならそれでいい。」

 一緒にログアウト、について。
 “押さねえよ”、と呆れが漏れた。

「お前の台本がどうであれ、何を言おうが。
 今出来る限りの事をやったならそれは受け入れる。

 ……“今度こそ”俺は受け入れる。
 後悔しないようにな。」

だから、貴方の呟きが聞こえようが聞こえなかろうが、
手を握り締めてこう告げるのだ。“あの時”と同じ様に。

「絶対に助ける。待っててくれ、沙羅。」

貴方が演じなくても、信じても信じなくても、
何をしようと理想のエンドロールは訪れるのだと。
『名月 廉』は『夢見路 沙羅』を信じ続けるだろう。
(539) 2021/05/04(Tue) 21:58:32
キファは、ログアウトした。
(a175) 2021/05/04(Tue) 21:58:51

【赤】 星集め サダル

 
Goodbye you won't meet forever


『【スクリプト】が介入する世界はここまでです
 皆さん本当に、お疲れ様でした。
 この窓から観る舞台は最高でした。
 同時に役者サダルを殺してくれてありがとう
 素晴らしい演技でした。
 
 皆様のご活躍及び、
 またこの世界を覗けることを望んでいます』
(*4) 2021/05/04(Tue) 21:58:51

【置】 兎系 ニア

>>G59
 それから、やりたいこと。
 もうひとつのメール。現実の彼に送る言葉。

『紫藤へ。仁愛よ。戻ってきたわ。
 謝りに行くから、迎えに来てちょうだい』

      
ニア

【ソロール:仁愛 完】
(L9) 2021/05/04(Tue) 21:59:05
公開: 2021/05/04(Tue) 22:00:00
ハマルは、約束を果たす。
(a176) 2021/05/04(Tue) 21:59:12

シトゥラは、ログアウトした。
(a177) 2021/05/04(Tue) 21:59:22

【人】 壊れた時報 キュー

【イベント:『壊れた時報』の直し方/エピローグ】

 
/*
 

 
こうして彼は、
 
 
『壊れた時報』と『もうひとり』とで
 
 
“キュー”になりました。
 

 
『壊れた時報』が
 
 
言葉をあべこべにする必要はもうありません。
 

 
キューがウソツキだった事実も
 
 
彼と“貴方”以外は忘れてしまいました。
 

 
ですが、彼は“駒鳥達の夢”を無かった事にはしたくありません。
 

 
──だから、これだけはこのまま。
 
 
(540) 2021/05/04(Tue) 21:59:33
ゲイザーは、ログアウトした。
(a178) 2021/05/04(Tue) 21:59:36

【人】 壊れた時報 キュー


「カンカンカーン!! カンカンカーン!!」


 「
おやつのジカン
でし!!!」


(541) 2021/05/04(Tue) 21:59:36
キューは、夕餉の時間に触れ回った。
(a179) 2021/05/04(Tue) 21:59:42

サダルは、ログアウトしたログアウトした
(a180) 2021/05/04(Tue) 21:59:50

ブラキウムは、みんなを見送ります。
(a181) 2021/05/04(Tue) 21:59:51

【人】 星集め サダル


「……
いっっっっ
、った、た……?
 ここは……身体いっっっったい!!?!?
 なんで、こんなことに――――――」


「……あれ、誰と、自分は"話をしていた"?」


救急車の音が鳴り響く。
駆けつける声。
鳴り止まない着信音。
SNSに鳴るフレンド登録。

誰かの記憶。
誰かとの台本。
そして、感情に――――

「―――そういう台本?」

世界はそうして繋がった
(542) 2021/05/04(Tue) 22:00:00