人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


レヴァティ金魚鉢 サルガス
ブラキウム金魚鉢 サルガス
シェルタン金魚鉢 サルガス
ルヴァ金魚鉢 サルガス
サルガス金魚鉢 サルガス
シトゥラ金魚鉢 サルガス

処刑対象:サルガス、結果:成功

【赤】 褐炭 レヴァティ

ブラキウム! 今日がお前の命日だ!
2021/06/01(Tue) 20:00:00
[犠牲者リスト]
ブラキウム

決着:人狼の勝利

【人】 金魚鉢 サルガス

 朝方。食事を作りに来た職員らによって、少年の死体は発見された。
 場はにわかに騒然とし、即座に撤去が行われた。
 朝食の席がいつもどおりひらかれたか、どうなったかは、少年にはわからない。
 その姿を見たものが大人だけであったか、目撃したこどもがいたかも、少年にはわからない。
 それが布石となったか、事件となったかさえ、少年にはわからない。彼はもう、いないのだから。

 けれども見たものが言うには、その胸は大きくはだけられていたという。
 シャツの前を開けたその奥には、包帯の痕だけが残った白い肌が有り。
 鎖骨から胸骨にかけては、厚く透明なガラスが肌の代わりに肉を守っていた。
 その中は一部のあばらが切断され、内臓を避けられ、特殊な液体が筋肉層の代わりに埋め込まれ。

 色を失った心臓が、ガラスの向こうにゆらゆらと浮いていたという。
 それはまるで、ちいさな水槽のなかを泳ぐ、
あかい金魚
のように。
(0) 2021/06/01(Tue) 20:00:35
金魚鉢 サルガスは、メモを貼った。
(a0) 2021/06/01(Tue) 20:00:51

ポルクスは、シトゥラからの手紙を酷く冷めた目でみていた。
(t0) 2021/06/01(Tue) 20:10:49




【見】 鏡の前の ポルクス

「有難う、イクリール。確信したよ。ありがとう」


イクリール有難う。またね、って手を振って。





「ああ、清々しいな。『
欺瞞
』だらけの
あいつ。
反吐が出る」

「ああ、うん、僕の主観でしかないし。
 いまね、少し嬉しいんだ。
 兄さんも、うん、
嬉しいよね。カストル
(@0) 2021/06/01(Tue) 20:26:20
村の更新日が延長されました。

村の更新日が延長されました。

恋と、愛と シェルタンは、メモを貼った。
(a1) 2021/06/01(Tue) 21:07:14

『一番星』 スピカは、メモを貼った。
(a2) 2021/06/01(Tue) 21:09:48

【人】 受容者 ルヘナ

>>4:L33 【図書準備室】

 朝起きて食事をする気も起きず、
 ふらつきながら図書準備室へ向かう。
 彼とはもう会えないのだろう、
 会ってもどうしようもないのだろう、
 明確に分けられた線を越えられる日はきっと遥かに遠くて、
 自分が受け取って貰えなかった愛の捨て場所に悩んで、

「……あ、」

 図書準備室に、せっかく描いてもらったアレを置き忘れていた。
 彼から見た自分の姿をせめて、そばにとっておきたくて。

 重い足を進めた先、昨晩の大惨事をどうにかしようと思いつつ
 扉に手をかけて、かけようとして――――

 誰かの泣き声。
 まさか、もしかして、と色んな感情が駆け巡る中、
 そっと扉を開けて。

「……シトゥラ……?」


 恐る恐る覗き込んで。そこにあなたがいるのならば、
 そこにいるあなたが泣いているのならば、
 慌てて駆け寄ってくるだろう。
(1) 2021/06/01(Tue) 21:13:00
褐炭 レヴァティは、メモを貼った。
(a3) 2021/06/01(Tue) 22:06:14

『一番星』 スピカは、メモを貼った。
(a4) 2021/06/01(Tue) 23:15:32

『一番星』 スピカは、メモを貼った。
(a5) 2021/06/01(Tue) 23:15:53

戸惑い メレフは、メモを貼った。
(a6) 2021/06/01(Tue) 23:48:03

恋と、愛と シェルタンは、メモを貼った。
(a7) 2021/06/02(Wed) 0:16:46

【置】 『一番星』 スピカ

つかの間の平和が訪れる、その前に。
早朝。誰も食堂にいないような時間。
彼女は食堂にやってきた。

『いない』立場の彼女、
それもたくさん食べなければいけない彼女。

当然、食料を大量に仕入れる手段の一つとしては、
食堂の備蓄に手をつける、というものを取らざるを得ない。

『いない』ものを見るとまではいかなくても、
見て見ぬふりをする、行動を許す、
という微かな光がこの世界に生まれたのは救いだった。

だから、こうして些細な取り計らいに甘えて、
開く前の食堂に忍び込んで、食料を、昨日と同じように、
集める
はず
だったんだ。
(L0) 2021/06/02(Wed) 0:17:49
公開: 2021/06/02(Wed) 0:20:00

【置】 『一番星』 スピカ

そこには、幼い、彼の、死体が。


『いない』子を一生懸命探して、

走り回っていた、彼の。亡骸が。

悲鳴をかろうじて己の立場という理性に留めて、

食堂から逃げ出して。

なんで?どうして?
彼女は、彼がそうなった事情を知らない。

ただ、あれは、私だとしても助からない。
そういうやりかただ。

必死で部屋に走って戻り、息を切らせて、
横になって、様々な疑問と、見た光景で、
頭の中をぐちゃぐちゃにした。
(L1) 2021/06/02(Wed) 0:18:23
公開: 2021/06/02(Wed) 0:25:00
スピカは、部屋に閉じこもった。
(a8) 2021/06/02(Wed) 0:28:26

『一番星』 スピカは、メモを貼った。
(a9) 2021/06/02(Wed) 0:29:11

【人】 戸惑い メレフ

珍しく早朝に目が覚めて。ひどく胸騒ぎがしたから。
部屋を飛び出して、中庭を通って食堂へ。

殆ど、無意識に足が動いた。

「――――ぁ」

少年は、その場に 膝をついた。

視線の先には、宙ぶらりんになった 
未来を共に見たかった
子供の姿。
弛緩した体、変色した顔。

――――姉さんと、同じ姿で。


死んでいることが、分かって。

少年は、どうしてが言葉にならず ただ涙をこぼしていた。

あの時、逃げようと言えばよかった?
      無理にでも、匿えばよかった?
              どうしたら、救えた?

今ではもう、全てが手遅れだというのに。
(2) 2021/06/02(Wed) 0:54:14
メレフは、自身の行いを、ひどく後悔した。
(a10) 2021/06/02(Wed) 0:56:22

シェルタンは、死体を見た。
(a11) 2021/06/02(Wed) 0:56:58

シェルタンは、シェルタンは。
(a12) 2021/06/02(Wed) 1:00:57

シェルタンは、いつも通りであった。表向きは。
(a13) 2021/06/02(Wed) 1:01:21

【人】 戸惑い メレフ

少年は、そのまま
死体が回収されて、周囲が片付けられ
同室の彼に声を掛けられるまで、その場から動くことが出来なかった。
(3) 2021/06/02(Wed) 1:05:58
鏡の前の ポルクスは、メモを貼った。
(t1) 2021/06/02(Wed) 2:05:42

【見】 鏡の前の ポルクス

ポルクスはおっきめふかふか兎さんぬいぐるみを
 カストル(復旧)とふかふか。


表面的には幼くなったように見えるが、あんまり根本は変わってはいない。
頭はいい大馬鹿。

深淵はより深く。その先にいつか夢見た何かを求めて。

がんばるぞー! 
なにかを。なにを?

勉強、環境の向上、自分たち!


頑張って
生きて
頑張って
勉強して
頑張って
世界を良くし
ようと思う。
(@1) 2021/06/02(Wed) 2:43:28
ポルクスは、シトゥラの近くに落とし穴を掘った。
(t2) 2021/06/02(Wed) 2:43:56

ポルクスは、カストルの近くに落とし穴を掘った。
(t3) 2021/06/02(Wed) 2:51:57

ポルクスは、落とし穴に落ちた。
(t4) 2021/06/02(Wed) 2:58:41

夢の続きを イクリールは、メモを貼った。
(a14) 2021/06/02(Wed) 4:25:36

鏡の前の ポルクスは、メモを貼った。
(t5) 2021/06/02(Wed) 11:12:54

鏡の前の ポルクスは、メモを貼った。
(t6) 2021/06/02(Wed) 11:13:01

ポルクスは、スピカの部屋の扉を、カストルとノックしました。
(t7) 2021/06/02(Wed) 14:24:40

ポルクスは、ラサルハグ知らないが、カストルはラサルハグの近くに落とし穴を掘った。
(t8) 2021/06/02(Wed) 14:36:00

スピカは、ノックに応対した。
(a15) 2021/06/02(Wed) 15:19:01

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

某時間、某所。
上からの指示を受け、対応に追われていた大人はほんの少し休憩を取ろうと外に出ていた。

「……ふう。あと記憶の処理が必要な子は……」

頭の中に叩き込んだリストを思い出しつつ、今後の予定と照らし合わせながらどう動くかを考えていたのだが──。


ズシャアアアッ (1カメ)


ズシャアアアッ (2カメ)


ズシャアアアッ!!!(3カメ)



☆ラサルハグ、落下──!


おわかりいただけただろうか。もう一度ご覧いただこう(ここでVTRが流れる)。
(@2) 2021/06/02(Wed) 16:01:28

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

カストル謹製( >>t8 )の落とし穴を喰らい、白をベースとした分厚いコートがそれはもう全力で泥を吸い上げる。
落とし穴は二重底になっており、水が多めの泥が詰められている。そして穴自体も結構深い。なかなかよく出来たものだと大人は感心した。

「これは……誰が作ったのかな。ふふふ、子供は遊ぶのが一番だ、元気な子がいて何よりだよ」

そう言いつつも落とし穴から出ようとする。
コートはずっしりと泥水を吸い上げているし、落とし穴は深い。大人は落とし穴から……出られた。
(@3) 2021/06/02(Wed) 16:01:41

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>@3

出られるようではあるが、暫くはもたもたしていたそうな。
先生、そこまで肉体派ではないので。
(@4) 2021/06/02(Wed) 16:03:03

【置】 褐炭 レヴァティ

「(ああ、久々ァ)」

 いつぶりだろうか、子どもたちの見えるところで
 自殺者が出るのは。

 きっといつものように、一時的な騒ぎにだけなって、
 なにも変わらないのだろう。
そう思っているから、レヴァティは 

この先の変化にきっと目を見張ることになる。


揺れる細い手足に
     
 
さやぐ色素の薄い髪に
 
     
水槽を泳ぐ
金魚

「きれいね」

 場違いに呟いて、いつも通りに朝食を取りに向かった。
(L2) 2021/06/02(Wed) 16:15:42
公開: 2021/06/02(Wed) 16:15:00
レヴァティは、勿論、食堂全体が朝食配膳どころでないので待つことになった。
(a16) 2021/06/02(Wed) 16:15:58

【見】 カストル と ポルクス

>>@2
あ、とれた〜!
『とれたね』


「人間だ」
『先生じゃない?』


……

(捕まえたのでにネットをかけて、布をかけてつなぐ))
(@5) 2021/06/02(Wed) 16:27:06

【見】 カストル と ポルクス

>>@4
「よし、シトゥラに施してやろうか」
『え〜……』


『恵むぅ?だったらルヴァ団長とか、ブラキウムとか』

「戦果報告、か……スピカに見せたら驚くかな?」

「……人間、飼いたそうにしてたじゃん?」
『ルヘナ呼ぶ?』

『「う〜ん、獲物……」』
(@6) 2021/06/02(Wed) 16:34:02
ラサルハグは、捕獲された。狩猟完了です。
(t9) 2021/06/02(Wed) 16:47:47

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>@5 >>@6 元気な双子たち

「とられたー」

ネットにかけられ、布をかけて繋がれました。
捕獲された大人は暴れることも怒ることもなく、楽しそうに微笑んでいる。

「この落とし穴を作ったのは貴方たちかな。随分良くできているね。
飼う……にしても、人間とはいえ私は大人だよ。貴方たち、大人は怖くないの?」

面白そうにまじまじと観察しつつ、声をかける。面白そうなので。
(@7) 2021/06/02(Wed) 16:48:03

【人】 褐炭 レヴァティ

「ほいほほ〜い
 まだ食事もらっとらん子は居らんですかいね〜?
 今からもらう子はサァビスで
俺ん皿の
イチゴつけちゃるよ〜」

 食堂の騒ぎが落ち着き、日常が始まった頃。
 レヴァティは今日も、適当な誰かに何かプレゼントし、
 マイペースに朝食を取り始めた。

 
今日のサラダは枝豆入り。

 
レヴァティは最後の一皿になるまで手をつけないでいる。
(4) 2021/06/02(Wed) 16:49:01

【見】 カストル と ポルクス

>>@7

「大人かなたぶんそうだと思うんだけど」

『ちょこっとみえた、赤いよ』


「あ、やっぱり子供は飼っていいのかも」
『シトゥラは喜ばないかな……』

「でもクマじゃなかったね」『残念』

『怖いかも、なんかひどいし』

「ここ虐待多いもんな」

『「 人間じゃないかも 』」


『喜んでくれるか……な……?』

「なんかブラキウムっぽくていいな」

埋める?
埋めるのが安全か……?


『あっちゃんと閉めなよ。音が出すぎる』


「点検した」
『凄い』


『……あっ生餌』

天才


もうだめかもしれない。
(@8) 2021/06/02(Wed) 17:53:29
ポルクスは、スピカの部屋を訪問した。(時刻前後不明)
(t10) 2021/06/02(Wed) 21:15:11

【赤】 一人の少年 ルヴァ

あの部屋に、来る。

この日が来たのを知って。
最初に訪れたのは食堂でも森でもなく、
――ここだった。

大人からの指示を受け、
そして動く子供たちが居た、部屋。
ボードも、何もかも、綺麗に元の位置に戻っていて。
これも、何事もなかったかのようで、少しだけ、震える。

いつも座っていた場所に座り、
裏切者は、静かに、待ち人を待つ。
(*0) 2021/06/02(Wed) 21:37:42

【人】 一人の少女 ブラキウム

早朝の食堂

「……悪い大人はもう居なくなったんだってさ。
明日はもう、やってきたのに」

大人の元から戻ってきたブラキウムは、昨日と同じまま。
――けれど、二度と元には戻らない明日をこれから歩むことになる。
行きつく先は地獄かもしれない。

「僕は君が祈った明日のために大切なものを守るよ」

だからそれがどうしたと言ってやろう。
それくらいで負けるなんてあり得ないと確信できる。
懐の銀がいつまでも錆びないようにきっとあなたも色あせない。
だからあなたがいつギムナジウムを見ても『ありがとう』と言えるようにしよう。
明日も明後日も僕はここに居る。
ここでみんなと生きていく。
今度はもう大事なものの手をずっと離さないように。
愚かな子どもはもう焦らない。
遅々とした歩みでも毎日おとなになっていく。

「おやすみなさいサルガス。いい夢を」

もうすぐ今日のおはようが訪れる。
ブラキウムの空色の瞳の中にはっきりと
あかい金魚
が泳いでいた。
(5) 2021/06/02(Wed) 21:54:56

【赤】 徒然 シトゥラ

 いつの時間だっただろう、
 シトゥラがここにたどり着いたとき
 彼の頭には包帯が巻かれており、血がわずかににじんでいる。

 少しぼうっとした表情だったが
 誰かがいるとわかるとしゃんと身を引き締めた。

 朝であったのなら泣くのはまだ早い
 昼以降であったのならもう泣かせてもらった
 
(/*正直時空歪ませるから語らずにいこう。)


「あ、裏切者だぁ〜♡
 ブラキウムとは仲良くやれたかな?
 突然大人の言うことが変わったから大変だったでしょ。
 あの子が確かシェンを呼び戻したんだったっけ、
 ……大人から聞けること断片的すぎて詳しくわかってないや。
 少なくとも今は"裏切らなくて"すむようになっちゃったわけだ」

「浮かない表情は、なくなった? 
裏切者じゃなくなるルヴァ


 セキレイのシトゥラは静かに、そして穏やかに告げる。

 自分を加害者だとも、被害者だとも思っている姿は
 本当にただの子供でしかないのだけれど。
 それをもうすべて知ることができたから、
 気分は複雑で、どことなく晴れている。
(*1) 2021/06/02(Wed) 22:15:32

【見】 カストル と ポルクス

>>-16

あ、やっぱり死んでるんだね

    ボクの勝ち。そういうことで、
はい


賭けている、最低。何がはい、なのか

それは
金貨の形のチョコレート、一つ。


やつれたスピカに渡される。
 ……つまりポルクスは死んでいる方に賭けたのだろう

ひどい。

『それはボクらじゃ、わかr
「おちゃいれてきたぞ〜〜!」


『ここ最近ちょっと寝込んで?それくらい、だったし』

「あ〜あ、オレの負け」

カストルも渡してきたので、二つになりました!

よかったね。

決して馬鹿にはしていない。していなくてこれだ。

「お茶セットの展開、ここでいいか?」

ドアの前だけれど……廊下でお茶会を開くのか……?
(@9) 2021/06/02(Wed) 22:16:33

【置】 徒然 シトゥラ

 食堂の死体は、見ることはなかった。
 だが大人たちから知らされた。

 サルガスという少年は、忘れなさい。
 口に出すのもやめなさい。
 考えることもやめなさい。


 『いい子』をしていた自分なら何も考えずうなずいた。

 だが今の自分は問を口に出した。
 怪訝そうな顔をされて真実を言われた。

「わかりました」
(本当に知ろうとしないだけだったな自分は)


 
大人にとって『いい子』を演じて、

 大人にとっての『愚者』を演じて、その場をあとにした。

 『いい子』だと思っていた今までは
 真実によって間違いだと明らかにされた。
 知ったとき虚しさよりも悔しさのほうがやっぱり強かった。

 もうすっかり大人にすでに依存しきっている心が痛む、
 少しずつ変わりたい。治したい。
 最初から全ては無理だけど、かわれるはずだ。
 このみんなのいる学校に戻れるように、
 大人になるためにやらなくちゃいけない。

 それは、本当に
 『誰かの為になる人』になれることだと思うから
(L3) 2021/06/02(Wed) 22:28:46
公開: 2021/06/02(Wed) 22:25:00

【人】 徒然 シトゥラ

 シトゥラはまだ食堂に顔を出していない。

 多分眠っているか用事があるか
 それか、何かあったんだろう。

 知っているのは数人だ
(6) 2021/06/02(Wed) 22:30:31

【人】 『一番星』 スピカ

>>@9
「バカ」


金貨二枚を受け取った。
食べる気にはならないが、
まあ、お茶会を断るのも、かわいそうだろう。

「おバカ!!」


ここで広げないで、といいたげに
(どうしてこんなことを言う必要があるのだろう?)
部屋に招いた。

幸いにも、この間ルヘナが来たときのまま、
テーブルと椅子はそこにあった。
椅子は二人分しかないが……。
(7) 2021/06/02(Wed) 22:40:22

【赤】 褐炭 レヴァティ

「あ、僕が最後ですかぁ〜?
 ……この喋りもうええかァ、肩が凝るんですよね」

 標準的なイントネーションの言葉から、
 普段通りの訛りのあるものへ。

「ご気分いかが? 俺はなんも変わりよらん〜」

 適当に腰掛けながら、手帳を開いた。

 今日のギムナジウムの変化は、
 彼に本当に何も影響を及ぼしていない。
(*2) 2021/06/02(Wed) 22:49:00

【赤】 一人の少年 ルヴァ

――待ち人は来た。
ブラキウム風にいえば、賭けでもあったわけだが。

「……やあ、セキレイ。
 つくづく、いい性格をしてるな。
 いや、何もかもを知っているような、
 まるで何も知らないような
 ……最初からそんな感じだったな。セキレイは」

小さく息を吐く。
思ったよりも、落ち着いている自分がいる。

「……どうだろう。
 ここで裏切者と呼ばれることがなくても、
 裏切者でなくなることを誰も許してくれないとも思う。
 でも、ただ少なくとも、
 ここが必要だったときよりは、少しだけ気分がいいよ。
 
 セキレイ、あのときキミや赤ずきんが聞いてくれた話に
 一つだけ、最近気づいたことがある」
(*3) 2021/06/02(Wed) 22:49:28

【赤】 一人の少年 ルヴァ

「こっちも、余り変わりはないかもしれない。
 ……ただ、聞いてもらうにはちょうどいい話はあるよ。
 少しだけ、暇は潰せるかもしれない」

赤ずきんの来訪と共に、
独り言のように、話し始める。

きっと、二人なら、
聞いてくれるだろうという信頼があった。
先を促されるまでもなく、
――訥々と話し始める。
(*4) 2021/06/02(Wed) 22:54:43

【赤】 一人の少年 ルヴァ

二人の顔を順番に見た。

「……ここのシステムについて知ったとき。
 何もされなかったのはなんでかって、ずっと思ってた。
 俺は、俺なりに考えて、俺に利用価値があるからだって、
 そう思っていた。……そう、思いたかったから。

 ……でも、違ったみたいだ。
 俺は多分……あの時大人に『何かをされている』んだ。
 でなければ、基本欺き、不意打ちを重ねてきた俺の両手に、
 こんなに、細かい傷痕がある理由にならない」

袖をめくり。シトゥラに見せた袖の下の細かい傷を晒す。
それは、数回の争いや抵抗なんかでは説明できないほど、
無数の疵だった。

「今も、そこで何をされたのか、分からないでいる。
 ……『おれさま』がずっと、俺には分からないように、
 そこの記憶だけをずっと隠し続けていたんだろう」
(*5) 2021/06/02(Wed) 22:58:55

【赤】 一人の少年 ルヴァ

遠くを見るような眼をする。

「『俺』は……ずっと、子供の『おれさま』を、
 手を汚せる『俺』が守ってやっていたんだと思ってた。
 でも、違ったんだ、俺はずっと前から。
 本当に傷つくことから、守られていた。
 ずっと……子供の、臆病な、あの日から泣いてるはずの、
 ……おれさまが守くれていたたんだ。
 そしてそれは、今も……」

今も、その記憶には、封が掛けられていて。
弱い、弱いはずだったルヴァが。
泣きそうな顔をして、でも自分は団長だと歪な棒を持ち。
必死に、こちらを遠ざけようとしている。

俺が傷つかないように。
俺が、迷わないように。

ルヴァが、ルヴァでいられるように。
(*6) 2021/06/02(Wed) 22:59:56

【赤】 一人の少年 ルヴァ

二人を、見た。
小さく、笑った、
誰にも見せたことがない種類の少年の、困った笑い顔だった。

「俺は、誰かに、守られてばっかりだな。
 ……シトゥラ、レヴァティ。君たちにも、だ。

 ……そしてこれは君たちにしか、伝えられない。
 できれば、他の誰にも、伝えずに生きていきたい。
 いつか来る、終わりに怯えながら。

 それが……俺が、
 共犯者だったキミたちに伝える、『願い』だよ」

真っすぐに、二人にだけ、伝えた。
この願いが、叶えばいいなという、祈りを込めて。
(*7) 2021/06/02(Wed) 23:02:29

【見】 カストル と ポルクス

>>7
なんか怒られた

  
謂れのない罵りを受けた……


お茶の入れ方だけ凄く巧みだ。人生の400%がルヘナで出来ていたのでその際身に着けた特技でもある。


茶葉を選んで……

『結構癖があるね』
「あるな、こっちのがいいとおもう」

〜テキトーウルトラミックスブレンドハーブと不思議の物語〜


「スピカなにがい〜い?」

『ミルクはお好みで、さとうも、クッキーもある』

「ゼリーは賞味期限ギリだから、
な?


そうして、椅子が無かったので
カストルの膝の上にポルクスが座った。

当然の用に彼女が持たされそうになっているのは
おっきいうさぎさんぬいぐるみだ。


……にわかには信じがたいだろうが、これでも心配して様子をみにきたのである。
たぶん。
(@10) 2021/06/02(Wed) 23:18:21

【赤】 徒然 シトゥラ

「大人みたいにかしこまりたくないし、
 仲良くったって……この治療までの道を
 辛いものにするかはあなたたちだったでしょ。
 裏切者いい子だもん」

 人の情や、愛。存在していることは知っている。
 何かはできないのだろうかと少しだけ期待はしていたり。

「ん〜正解。
 知りきってると思っていた世界があってさ
 同時に見なくていいよ〜って言葉を鵜呑みにしすぎていた。

 ちなみに俺はやっぱり"まだ"ここでは
 年上ぶるの嫌だなぁって気持ち
 卒業したくないなぁ、大人になりたいけど」

 いいよ聞かせてぇと笑う。
 そんな姿は知ってしまったあと変わらなかった頃には戻れない
 幸せの時間は消えて待つのは先の見えない未来だ

 うなずきながらルヴァの『願い』を聞けば、
 レヴァティの方を一度見やった。
 
でも手帳持ってるとあんまり視線合わせてくれないんだよな
(*8) 2021/06/02(Wed) 23:18:33

【人】 『一番星』 スピカ

>>@10
「なんでも……いや……
 普通にミルクティーにして。
普通に


彼らに己のオールを漕がせてはならない。

「で、どうしたの?」

一応、問う。
彼らに道理も理由もとくになく、
本当にお茶会をしにきただけだと思うけど。
兎のぬいぐるみが大きすぎて、前は見えない。
床に置く気はなかった。
(8) 2021/06/02(Wed) 23:32:55
ブラキウムは、いつも通り朝食の席で待っている。
(a17) 2021/06/02(Wed) 23:34:52

ブラキウムは、同じテーブルに座る誰かを。みんなの顔が見たいから。
(a18) 2021/06/02(Wed) 23:37:15

【人】 夢の続きを イクリール

今日もイクリールの姿は食堂に無い。
けれど、『みんな』と同じこのギムナジウムに確かに居る。
子ども達は今日もきっと、同じ空を見ている。
これまでと何ら変わりなく。

その日常の裏で、教師達が事後処理に追われている。
そして、何かが少しずつ変わりつつある。
イクリールから生徒を強く遠ざけるような噂は
大人からの圧力は、徐々に薄れつつある。
事実上の謹慎処分もじきに解けるだろう。

だから、その日食堂であった騒動を知らない。
けれどきっと、いつかはそれに辿り着く。
イクリールは、『みんな』の事を知っている。
その内の誰かが居なくなれば、きっとすぐに気付くから。

そして、いつまでも覚えているだろう。
このギムナジウムが、『みんな』が愛せる場所であるように
その為に奔走した子ども達が居る事を。

何度忘れたって、いつまでも。
(9) 2021/06/02(Wed) 23:49:18

【赤】 褐炭 レヴァティ

 ルヴァが話し始めれば、ルヴァに視線を向けていた。
 さしものレヴァティも、決意をもって語られるような
 話を聞く時は、何となくそうすることもある。

「黙ったまんま? ええよぉ。
 釘刺してんは正解や思う〜、俺どっちでも困らんけんね」

 いつか誰かに聞かれることがあったなら、
 今ルヴァにお願いされていなければ、
 レヴァティは何も気にせずに言っていたことだろう。

 
まだ聞いているかもしれない誰かさんも、
きっとルヴァのお願い聞いてくれるでしょう。


「んー、守られてばかりってこともないと思うけどなァ。
 あ、でも守ってくれる人を守れちょるかって言うたら
 イコールやないんはそう〜」

 シトゥラに視線を返せば、あとはまた手帳を眺め出す。

「守りたい人を守っていけるとええですね、
 なりたい大人になれるとええですね。
 俺は応援しよるよ、ルヴァ」
(*9) 2021/06/03(Thu) 0:13:04

【人】 受容者 ルヘナ

>>*7 >>*8 >>*9 赤窓

「……当然だよ。応援してる」

 と短く呟くに留める。
 俺は顔を見せられる立場にいなかったけど、いないけど、
 それでも『お前』を見ていたよ。
(10) 2021/06/03(Thu) 0:36:07

【赤】 一人の少年 ルヴァ

>>セキレイ
>>赤ずきん

「いい子か。そうだね。シトゥラ。
 ……自分が子供だって、よくわかったよ。
 そうかな、だったら……俺も少し救われるよ、レヴァティ。
 ……ありがとう、話を聞いてくれて」

彼らが耳を傾けてくれるだけで、
今の自分にとっては、随分と救われる話だ。

……きっと、彼らにはもうここでは会えない。
万が一、ここで会うことがあっても、
きっとお互いの立場は今と違うだろう。
これから、毎日きっと食堂で顔を見るのに。
それでももう、『会える』気がしなかった。

『ここでの彼ら』のことを知りたいと思うその気持ちも、
全てこの部屋に置いていこうと思う。
罪と、罰だけを。それぞれの分だけ懐に抱いたまま。

「……この傷はきっと瘡蓋になって、傷跡になって、
 それがいつか、過去を忘れられない楔になるから、
 その時に、また……二人に会いに行くよ」

少しだけ笑い。
親指にそれぞれ歯を立てて血をにじませて、
二つの親指を前に差しだした。

「それまで。少しだけ、さよならを」
(*10) 2021/06/03(Thu) 0:49:34
徒然 シトゥラは、メモを貼った。
(a19) 2021/06/03(Thu) 1:59:40

【見】 カストル と ポルクス

>>8
「普通ってなんだよスピカ
『まるでボクらのほうが変みたいな言い方』


でもいれます。

「ああそうそう
そのうさぎさはだいじなうさぎだから

乱暴に扱わないでください、ね?」


優雅なティータイム、絵面か奇妙だが
それでも茶と菓子は美味しい。

「……生存確認?」
『それだけじゃないような……?』

「お腹減って動けなくなってるとか」「だいたいそうかな」

「ああ、あれだ。
『最近顔色悪
かったし」森で見当たらない
ので』


「あ、そ〜だ。
森に二日くらい泊まる予定
なんだ
  
どう?


どう、とはいったい


あと穴掘ろうかなっていうのと〜……


だめかもしれない
(@11) 2021/06/03(Thu) 2:43:51

【赤】 徒然 シトゥラ

((*'▽')!!!!! 見た 多分偶然)

「……言いふらしたのはレヴァティのことを魔術師にかな。
 まあ大丈夫かなぁ〜。
 魔術師もボクたちの明確な味方で、ずっと傍にいる
 協力する前に連れて行かれちゃっただけで」

 ああ、もしその考えを聞いていたら
 真っ先にこの大人を頼る甘ちゃんの鳥はこう告げていただろう。
 ………ルヴァがきたければこの部屋、大人に借りるのに


 今のルヴァはけじめをつけたいのだろうか。
 いつまでも狼ごっこを続けられる仲ではないのは確かだが
 彼なりに縁を持ち続けてくれるのならばそれに乗ろうか。
 いつまでも裏切者達を見守りたい気持ちは変わらない。

「お菓子の次はティーパーティ?
 赤ずきん、ワインやパンに飽きたら紅茶はどうかなぁ。
 セキレイはその頃にはクルミぐらい食めるようになっているさ。
 時計うさぎも女王もここには居ないけど、
 裏切者だけが集まるお茶会に誘う甘い言葉はいつでも囁こう。

 新しい口説き文句が欲しいかい?
 
 最初からボクは裏切者達の味方、
 あなたを守れていたのならそれだけで満足だ」

 何もできなかった、が何かができていたにかわった。
 それはまごうことなくルヴァのおかげだ。
 多分この大きな実績は伝わっていないのだろうが、
 ちゃんと話せる日は遠くない
(*11) 2021/06/03(Thu) 3:24:42

【赤】 徒然 シトゥラ

 小さく口を開いて親指に歯を当てる。
 少し慣れない仕草で皮をちぎれば血が出てきて、痛みを感じた。
 やっぱりこっちのほうがいたい。

「いつもいるよ、赤ずきんに、矛盾を抱えた裏切者達。
 あなた達が居られる場所をボクは作り続る」

 差し出された裏切者の指に、
 血のにじんだセキレイの指を重ねた
(*12) 2021/06/03(Thu) 3:27:15
受容者 ルヘナは、メモを貼った。
(a20) 2021/06/03(Thu) 3:53:03

【赤】 褐炭 レヴァティ

 ほんの軽く、どういたしましてを投げていた。
 
ルヴァのその考えを聞いていたのなら、

 
別に『会える』んだけどなァ、と呟いていたことだろう。


「お茶会? 悪くないんやないですかァ〜?
 時計うさぎも女王も居らんくても、別に構いやしないでしょ。
 俺ら、彼女らとお茶会をしたいんと違いますけんね」

 手帳を置いて、二人と同じように親指の腹を喰い破って。

「君らとなら血の盃でのお茶会でも構いませんよ。
 まァお菓子とお紅茶の方がええですけどね〜」

 レヴァティもまた、指を重ねた。
(*13) 2021/06/03(Thu) 9:29:02
一人の少女 ブラキウムは、メモを貼った。
(a21) 2021/06/03(Thu) 10:10:55

【人】 『一番星』 スピカ

>>@11

うさぎを抱きしめた。
抱きしめると言う行為にはいろいろ思うところがあり、
これもまたスピカの心を掻き乱した。
ああ、これぐらい気安く抱きしめられたなら。


金貨をお茶菓子に、ミルクティーをいただく。
大丈夫だ、ちゃんと食べられるし、
多少はおいしくも感じる。

「森ぃ?」

なんで?

「あのねぇカストル。さすがにそれは……怒られそうだけど」
どうだろう。カストルは放任されるのかもしれない。

「いや、怒られないとしてもさすがに急すぎるわよ……
 授業とかもどうするの」
(11) 2021/06/03(Thu) 10:24:36

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>@8 カストルとポルクス

人間じゃないかも。
の評価には。
たまらず小さく吹き出して笑ってしまった。

「ふ、ふふふ。あはっ。人間じゃないなんて初めて言われた。
…………よいしょ。これでどう?私はなんの変哲もない、どこにでもいるただの大人だ」

そう言いながら布で繋がれて少し苦戦しながらも泥水を吸い上げた分厚いコートを脱ぎ捨てる。薄いシャツとズボンに覆われた男の痩躯が現れた。生餌としてはあんまり美味しくなさそうだ。

男は人間である事の証明をしたつもりだが、勿論貴方達が外見的な理由のみで判断したとは思っていない。大人が有する知識や経験を持っていない代わりに、子供達は気配に敏感で鋭い直感を持つことが多いものだ。貴方たちはどうだろう?

「埋められるのも生餌も、面白く勇気ある発想だけど困っちゃうな。どうしたら見逃してくれる?」

困るという割にはけろりとしている。
(@12) 2021/06/03(Thu) 13:09:52
ルヘナは、シトゥラを抱きしめた。
(a22) 2021/06/03(Thu) 13:25:37

【見】 カストル と ポルクス

>>11

「だからさ、どうしようかな〜って悩んだんだけど、多分スピカのほうが規則?方法?にも詳しいんじゃねぇか?」
『単独行動は良くない。これは、ルヴァ団の掟だからね』


なるほど、全くの考えなしでは無い、いや考えなしだが。

『最近体調安定しないし、適当に森に行ってそのまま行方不明になってもいいんだけど』


うん、だめそうだ。


「それとな、ちょっと困る?」
『うん、判断しがたいことがちょっと起こってて』


「『
スピカもどう?
」』

表へ出ろのポーズだ。優雅にお茶をしばきながらそれは何なんだ?

……ついていく?
(@13) 2021/06/03(Thu) 15:02:59
スピカは、うさぎのぬいぐるみを、密かに誰かを想いながら抱きしめた。
(a23) 2021/06/03(Thu) 15:03:47

【見】 カストル と ポルクス

>>@12
「うわっ急に脱いだ」
『こわっ……』


変態かもしれない。


肉、と草……食ってないのか?
『ちょっと心配かな』

「お前が言うか……」

「いや、適当にさ、
赤蛇
がわちゃわちゃしてるだけで」
『色んな人が集まってくるかもしれない』

かしこいバカだ……!!

あだ名もつけてくれたらしい。
細長赤蛇!!カッコいい!!


『あ、そうだ」


『ちょっと待っててくれる?』
「ちゃんと待っててくれよ?」

「『
待ってて、すぐ遅れてくるから
』」
(@14) 2021/06/03(Thu) 15:21:54

【赤】 一人の少年 ルヴァ

「いいな……お茶会。
 それは、なんていうか、素敵な口説き文句だ……。
 茶菓子よりも、かなり甘いし、口に合うよ。
 その時は帽子被って来ようかな」

少年の顔で笑った。 
合わせられた指の疵も、
いつかは塞がり、刻まれた一つの傷跡になる。
でもそうやって積み重ねてきた罪の上にしか、
自分は生きることが出来ないから。

誰かから与えられた優しさの分まで、
もう少しだけ苦しんでみようと思った。
同じく傷を受けることを躊躇わない人と共に。

その手指が、離される。
自分から、静かに離した。

「……じゃあね。二人とも。
 またここ(ギムナジウム)で、同じ星の下で」

自分たちの今の繋がりは、それでいい。
共に歩くことは出来なくても、
同じ星を仰ぎ見ることくらいの絆は、
持っていけると思うから。

一回だけ礼をして、部屋を去っていった。
(*14) 2021/06/03(Thu) 15:41:35

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>@14 カストルとポルクス

「肉と草?ああ……一応食べる時はあるよ。
忙しくてサプリメントとコーヒーしか摂らない事もよくあるけど


怖いと言われても変態と思われてもどこ吹く風。楽しそうに目を細めて双子のやりとりに耳を傾けている。
貴方"達"のことはルヘナから聞いているよ。私は初めから二人揃って紹介された。後に貴方達の身に起きたことも、調べられる範囲で調べてある。ポルクス、そこにいるんでしょう?今はっきり見えなくとも、聞こえなくとも、私は貴方も愛しているよ。愛があれば視えるんだ。きっとね。


「?うん。ここにいるから、慌てず行ってきなさい。転んで怪我したら危ないからね」

細長赤蛇。そんなあだ名を付けられたのも初めてだ。
貴方達の言葉にこくりと頷き見送るだろう。声はほんのちょっと弾んでいる。楽しそう。
(@15) 2021/06/03(Thu) 16:01:14
ポルクスは、カストルを巻き込んで転んだ。
(t11) 2021/06/03(Thu) 17:02:40

【人】 『一番星』 スピカ

>>@13
「……まあ、来いと言われれば行くけれど。
 森の話はおいておいて、そっちは気になるから」

外に出るような気は起きなかったが、
カストルとポルクスを放置するほうが遥かに危険だ。

よっこいせ、と立ち上がる。
でかいうさぎのぬいぐるみは抱いたまま。

あなたについていく意思はあるようだ。
(12) 2021/06/03(Thu) 17:12:15
スピカは、ぬいぐるみが邪魔で前がよく見えない。
(a24) 2021/06/03(Thu) 17:12:30

【見】 カストル と ポルクス


>>12
「『よし』」

『急にごめんね、スピカ。食器は後で片付ける』

ポルクスの少しの苦笑いは、とても"いい子"らしい。
実態は悪であるというのに。

「なんかさ、ロクに飯食ってねーっぽいやつがいてさ」
『脱皮しかけてる?蛇、みたいな?』

外の空気を感じるころにカストルが言った一言。

「危ないから変な風に歩くなよ。」



>>@15

「『みてみてスピカ!!』」
(@16) 2021/06/03(Thu) 18:09:56

【赤】 褐炭 レヴァティ

「ほいほ〜い、それじゃあまたいつかの未来でなァ〜」

 離れた温度に名残惜しさも特に感じず。
 最初にここに来た時よりも随分と背筋が伸びた少年を、
 ひらと手を振って見送った。
(*15) 2021/06/03(Thu) 20:14:04

【人】 『一番星』 スピカ

>>@16

「何何何何」

爬虫類、そんなに得意ではないのに見せられても……
珍味としてならまあ。


「あの……というかうさぎのぬいぐるみそろそろ引き取っ……」

>>@15

「何?」


ラサルハグ先生が穴にはまってるところを見せられるだなんて、
一体どこの誰が想像できるのだろうか。万馬券もいいところだ。

「どうしろっていうの……」
(13) 2021/06/03(Thu) 20:16:06

【赤】 褐炭 レヴァティ

「あ、しばらく本めくり辛いかも」

 血を舐めとって、そんなどうでもいいことを呟いていた。
(*16) 2021/06/03(Thu) 20:46:06

【見】 カストル と ポルクス

>>@15 >>13
「これはね
わるい
細長
『赤蛇
ちゃん」
さん
だぞ」


「つかまえた!」
『……熊の方が正しいのかな?』


「たぶん変態」
『全然
ご飯食べないで、コーヒーとサプリメントが主食?

 カワイーけど心配だろ?それと大人は飼っちゃだめだって、さ」

『何の変哲もないとか言いだして』
何かあるだろって思った。」
「自分が怖くないのかって聞いてきて
『そういえば怖いかもしれない』
だから」

生き埋めにした方が良いのかな
って



うん、話は続くらしい。
(@17) 2021/06/03(Thu) 21:26:24

【人】 『一番星』 スピカ

>>@17
「そもそもなんで落としたのよ……」

正論。

「もう、ほらこれ持ってて」

双子にうさぎのぬいぐるみを優しく押し付けて、

「先生、あがれます?」

なんて声かけをした。
(14) 2021/06/03(Thu) 22:07:52

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>@17 >>14 可愛い子供たち

「(やあどうも赤蛇です)」


そんな視線を投げながら先生は微笑みながら大人しくしていた。生き埋めにされる可能性があっただろうに全く気にしていない。

「ん、どうだろうね。随分落とし穴を上手に作ってくれたから、もしかしたら上がれないかもしれないし。……ちょっとやってみるよ」

声をかけられてようやく行動を始めた。
脱ぎ捨てていた泥水だらけのコートを先に放り投げ、それから自身も身軽になった体をフル稼働させ脱出を試みる。

先生は落とし穴から脱出できなかった……
(@18) 2021/06/03(Thu) 22:15:18
ポルクスは、スピカを睨みつけた。
(t12) 2021/06/03(Thu) 22:16:12

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>@18チャレンジ失敗です

「ごめんね、先生駄目かもしれないな。ここまでみたいだ……」


全てを悟り諦めた。さながら処刑を待つ罪人のよう。
……かどうかは男のみぞ知るといった様子だが、視線では風紀委員に
助けて欲しいなあ
と救援を出している。手を借りることができればどうにか上がれるかもしれない。
(@19) 2021/06/03(Thu) 22:20:56

【見】 カストル と ポルクス

>>14 >>@18

うさぎさんは受け取った、が

のつもり
スピカ
(@20) 2021/06/03(Thu) 22:22:40

【見】 カストル と ポルクス

>>@19

「待って待って、
逃げたらダメだ


『意味がなくなっちゃう』

『ちゃんとした「
話があるのに
』ホント人の話きかね〜んだよなぁ」

せっかちさんどもめ……とため息をつく。

……はなしは……あるようだ……
(@21) 2021/06/03(Thu) 22:27:28

【見】 カストル と ポルクス

>>14 >>@19
どうすれば見逃す?
そう赤蛇
『さんが』

いってたから」
「考えたんだぞ?
『そうだ、スピカも連れて行ったほうがいいかも!』
だろ?」
考えたよ


「『そう思ったのに』」


野外学習について
、お話ししたいんです」

部の活動について
、お話ししたいんです』



「それでもスピカが助けたいなら、もういいよ
『もうどうでもいいかな』そ〜オレたち思って」

それで、スピカ?


どうする?
(@22) 2021/06/03(Thu) 22:48:02

【人】 『一番星』 スピカ

>>@19 >>@20 >>@21 >>@22
被害者と加害者たち

「あのね…………」

説教しようと思ったが、やめた。
暖簾に腕押し、糠に釘。
【ご存知ですか?】
一般的に人を落とし穴に落としている状態で
話す文化はありません。


「ごめんなさいね先生。こういう子だから」

「で、えーと、野外学習?
 なんか、カストルが森で泊まり込みしたいらしくて……」

そんなことが通った前例はなく、
おそらく通らないのだろうが。
先生を救うためには、多分話をしたほうが早いだろう。
(15) 2021/06/03(Thu) 22:51:35

【見】 カストル と ポルクス

>>@19 >>15

「森の奥は危険ですよね。森の手前もそうです。」

『けれど、その危険性について』危ないという言葉だけで済ませるのは
スピカの前に真っ赤なキノコを置く
ようなもの『でしょう』?」

「植物に詳しい生徒も『興味がある生徒』それ以外でも
 部の活動として『あってもいいと思いました』生物も気になります」

「けれど挑戦的すぎるのは分かっているので、どうもどの先生にも相談しがたく。そんな時に赤蛇先生、先生?が通ったので。是非ご相談できたら、なんて。」
「なので真面目に受け取ってもらうためにも、話の通りについても、きっと彼女の方がいい『かもしれないから』

「……上手くお話できなくて申し訳ない。『強引な形になってしまいましたが』それでも伺う機会が出来たので」
(@23) 2021/06/03(Thu) 23:17:40

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>15 >>@23 双子とスピカ

「いいや、気にしないよ。それでええとなんだったか……野外学習だね。ふむ……」

自分の救助はさておき。生徒からの提案を受けて考え込む。

ギムナジウムは森の中にある施設だ。
そこで暮らす以上、植物に関する知識を学ぶ機会があってもいいかもしれない。生徒が敷地内で毒キノコを見つけ誤って口にし、命の危機に瀕したなんてことがあっては大問題である。

「植物学に関する授業は私も確かに必要だと感じるけどカリキュラムを今更変更するのは難しい。
だからやっぱりカストルたちの言う通り放課後に行う部活動という形が一番通しやすいかもしれないけれど……さて……」

ラサルハグは本来ギムナジウムに居ない所謂"わるいおとなたち"の都合のいい使い走りである。
「先生」と生徒達から呼ばれているが、異動の際騙った肩書きはカウンセラーであり正規の教師ではない。
通った前例のない話を実現させること自体難しい上に、本物の教師陣が自分の話をどこまで耳を傾けてくれるのか。見当もつかないが、やれるだけやってみよう。

愛していると口にしながら子供達に尽くさないなんて信条に反する。男は素早く思考を巡らせた。

(@24) 2021/06/04(Fri) 4:59:17

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>15 >>@23 双子とスピカ

「一つ。
まず園芸同好会を"野外活動部"に改め、カストルとポルクス以外の部員を集める。そして大人は怖いかもしれないけど、監督できる顧問の先生も見繕っておいた方がいい。

二つ。
好き勝手に気分で泊まり込みを決行するのはただの遊びと切り捨てられるだろうね。
泊まり込みの活動を行うのなら事前に計画を立て、終わったら活動記録を作成してきちんと活動している事を周りにも分かるようにする。ちゃんとした実績があるなら先生たちも咎めないだろうから。

三つ。
生き埋めとか人に怪我を負わせる行為は間違ってもやらないこと。

……これは先生が埋められそうになったから怒っているわけではなく。活動中に人が怪我したなんて話が出てごらん、危険な部活動だと判断されてやれる事が一気に狭められてしまうからね。
誰かの為の行動でも実行前に「起こしたあとのこと」を考える癖をつけなさい、カストルとポルクス」

つらつらと述べた後、ふうと小さく息を吐いた。

「……以上が私からの提案。話が長くなってすまないね。
この条件が飲めるなら聞いてくれそうな先生たちに相談してみよう。そして貴方達からも動いてご覧。何事もやってみることが肝要だ。
それで通らなければ申し訳ないけど。私は本来生徒たちのケアを行って回るカウンセラーでしかないから」

どうかな?と言って貴方達を見上げるだろう。
(@25) 2021/06/04(Fri) 5:04:54

【人】 一人の少年 ルヴァ

>>0 金魚鉢

その光景が、それが撤去された後も、
網膜の裏に残り続けている。

それが持つ意味はきっと、見る人によって違っただろう。
それくらいその金魚鉢は鮮烈なものだったし、
同時に深い傷を各所に残したりもした。

自分が受け取った物の中で一番強い『意味』は、
……間違いなく『警告』だった。

ブラキウムが何事もなく赦され
自分が何事もなく赦される代償や歪は、
必ずどこかに出るという。
この金魚鉢のように、中で泳ぐものたちは
消して外に出ることはできないという。

そのオブジェの真意はどうであれ
友人の死を以て伝える、
最悪のメッセージのように思えた。
(16) 2021/06/04(Fri) 7:29:18

【人】 一人の少年 ルヴァ

――罰は回避された。
ブラキウムを庇い、自分も共に地獄に落ちると決めた決意は、
簡単に手ごたえをなくして霧のように消えていった。

だけれど、食堂で見たその赤に、死に。
心に確かに植え付けられたものがある。

本当に罰は回避されたんだろうか。
本当に罪から目を背けられるものだろうか。
例の部屋で自分はセキレイに、赤ずきんに別れを告げた、
それに、何か強い意味があるのだろうか。

そんな個人の決意や意識などお構いなしに、
自分の知らないところで何かが決まり、
そして決まった通りに未来が描かれていくのだとしたら
この安寧は、仮初のものだ。

何もかもが解決したと思っていたある朝に。
自分の元に封筒が届き、それを開いたときに
『再度、ブラキウム』と描かれてないなんて
誰も保証してはくれない。

そしてそれが保証されない以上。
きっと、その夢をこれから、何度も何度も繰り返し見るだろう。
(17) 2021/06/04(Fri) 7:34:02

【人】 一人の少年 ルヴァ

その明日が「今日」なのだとしたら。
せめてその一日をちゃんと泳ぎまわりたいと思う。
絶対に訪れる、君と似た形の終わりを迎えるまで、
それがすべて無為に変わることに怯えながら、
苦しくて苦しくて仕方ない気持ちや不安を押し隠しながら。

それでも仮面を被らない顔で、
向き合いたい人がいるんだ。

ちゃんと伝えたかったけれど、
それは、友人である君に、ちゃんと誇れるような、
そのためによく頑張ったね、って頭を撫でてもらえるような、
そんな本当の気持ちなんだ。

「……つらいな。
 でも、背負うよサルガス。俺はさ。
 ルヴァ団の、団長だから」

涙は、今度は零さなかった。
(18) 2021/06/04(Fri) 7:44:37

【見】 カストル と ポルクス

>>@25あかへびせんせー!!
「なんか『
ケア?受けてから
』ちょっとぼーっとしてたかも?」

彼らは二人であることと引き換えに幼い言動が多くなり、見境もなくなっていた。以前はここまで考えなしではなかった。


植物総合研究会
とかじゃダメかな……」

「赤蛇さんなんか偉そうな人なのに『見る目がない』
このひと大人かどうかは分からないけ
センセー
だと思う』

「今の部も折角育てている。花とか、草の資料提出もできなくなるし……」

大人の人から頼まれてる『
秘密の葉っぱ?
』繊維?もあるし、そっちは恐いな

 
あ!赤蛇先生の好きな花、なんですか?『咲いてるかもかも』ね


まて

「そうだ、
赤蛇
さん『
菜園部、見に来ませんか?
』服べちゃべちゃになっちゃったし、お詫びと相談と飯を食わせる会?『うん、ご飯食べさせないと、よくない。』いつか聞いた。」

べちゃべちゃにしたのは双子だが。
時折スピカの様子を見ながら、頑張って考える。

「結構資料とかあるので、そっちの方見た方が早いかな」

「もっと
安全な落とし穴
か」


混沌だった。
……怪我」『指導』
あれ?と顔を見合わせる。双子。

とぉーーーってもいやな予感。
(@26) 2021/06/04(Fri) 12:03:04

【見】 カストル と ポルクス


『「
ルヴァ団
の管轄じゃない?」』
(@27) 2021/06/04(Fri) 12:03:24

【人】 『一番星』 スピカ

「これ以上被害範囲を広げないでほしい」

切実だった。
話は聞いてるようなので何も言わない。
行動に反映されるかはともかく。
(19) 2021/06/04(Fri) 12:41:02
『一番星』 スピカは、メモを貼った。
(a25) 2021/06/04(Fri) 12:58:30

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>@26 >>@27 >>19

「ケアを受けてから、か。
やはり影響出る子は出るようだね。完全に元通りとはいかないか。……


静かに双子の言動を繰り返す。自分はまさにその対応を他の子供達に行って回っていたものだから、僅かに反応してしまった。

「私からの提案は、要は『より部活動らしく見せて先生達に遊びではないことを理解させ、泊まり込みの活動を許可してもらう』ことを目的としたものだから。

部の名前は貴方達で自由にしてもらって構わないよ。園芸同好会だと泊まり込み活動や野外での調べ物はしにくいかなと思っただけ。
活動内容も、今まで行ったものはそのまま続けて構わないと思うよ」

気を取り直して補足を付け加える。自分はあくまで最初に聞いた野外学習や泊まり込みの許可を教師達からもぎ取れるような手伝いをしたいだけで、子供達の活動範囲を狭めたい訳ではないのだ。

(@28) 2021/06/04(Fri) 13:33:33

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>@26 >>@27 >>19

「好きな花は……白いカーネーションとかかな。菜園部にはあるのかな。
ふふ、誘われてしまった。仕事の休憩時間はまだもう少しあるから、どんな活動が実際に行われているのか見に行こうか。

ルヴァ団とか楽しそうなチームの名前も聞こえたけれど、収拾がつかなくなりそうだしとりあえず今は貴方達だけで話をしてある程度内容をまとめておこうね。
という訳でとりあえずよかったら先生を助けてほしいな。どう?」


どう、とは。
(@29) 2021/06/04(Fri) 13:34:54

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>ルヘナ

これはどこかの時間帯。恐らくは双子と風紀委員のドタバタ騒ぎの前あたりかもしれない。後かもしれないが。

ともかく、男はいつも通り分厚いコートを着ていつも通りさほど動かない表情筋のままいつも通りヒールを響かせて廊下を歩いている。
いつも通りではないのは分厚い本を手に抱えているのと、向かう先が教員棟ではなく図書室であることくらいだろうか。

表情こそ普段通りではあったが、流石に子供達の記憶の処置や噂の工作に関与し続け少し疲労が滲んできていた。
息抜きを兼ねて男は散歩を始めることにしたらしい。
(@30) 2021/06/04(Fri) 13:50:08

【人】 受容者 ルヘナ

>>@30 先生

 あなたがそうして歩いているのならば、
 もう少しで図書室へ至ろうかというところで
 周囲を取り巻く音のうちの一つがどんどん近づいてくる。
 軽い足音はそうしてあなたの背後へやってきて、そして――

「ラサルハグ先生、こんにちは」

 穏やかな声音があなたの横を通り過ぎて前から投げかけられた。
 昨晩の取り乱し具合はすっかりなりをひそめて、
 けろっとした様子のルヘナが挨拶を投げかけ、
 ……あなたの持つ本に一瞬興味を示し、視線はあなたに向いた。

「……もしかしてお疲れですか?
 先生がよろしければ、になりますが少し休んで行かれます?」
(20) 2021/06/04(Fri) 14:12:29

【人】 『一番星』 スピカ

>>@29

「……すいませんね先生、本当に」

本当に申し訳ないと思っている。
自分は落とし穴に関係ないのに……。
あなたに手を伸ばして引っ張り上げようとしている。

部活動などに関してはカストルとポルクスが考えることだし、
自分は風紀委員があるので頭数には認められないだろう。
彼らが考えることだ。
(21) 2021/06/04(Fri) 14:21:20

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>20 ルヘナ

「おや、ルヘナ。こんにちは」

投げられた声を受け止めて柔らかく口元を緩める……が、お疲れですかと問われれば男の笑みはやや苦笑いのそれへと変化した。

「分かりやすかったかな。仕事に追われていてね、ほんの少しだけ。
うん、ちょうど気分転換の為に図書室へ行こうとしてたしそこで休ませてもらおうか。お邪魔するね、図書委員さん」

こちらも穏やかに声を返し、貴方へと歩を進める。

初めて会った時もこうして図書室に案内してもらっていた。あの時と比べたら随分と少年の空気が柔らかくなっている。
彼が誰と会話をしてどのような時間を過ごし変化したのか自分は知る由もないが……貴方の様子に、ほんの少しだけ胸の奥が温かくなった気がした。
(@31) 2021/06/04(Fri) 16:03:13

【見】 カストル と ポルクス

>>@29 >>21滝つぼに落ちた人たち

赤蛇
さんはセンセだし、
友達
だから助けちゃおうぜ」
「凄くためになったから、
赤蛇
先生」
「『
ありがとうございます
」』


……落としたのも、ずぶずぶにしたのも
この少年らである。
スピカが引き上げるなら、
自分たちは兎をぎゅむぎゅむしていた方が邪魔にならないのでは?


『スピカ凄いねぇ』「スピカ落ちないようにな〜」

 カストルの方は先回りして準備をする、と言って凄い勢いで走っていった。うさぎさんぬいぐるみはだいじなものなので、お部屋に寝かせてきた。

そう気が付いたので、取り残された弟は
『……えと』

『フレ!!!!フレ!!!!
アリガト!!!
!フレフレ!!!!
サイキョウ!!!!

………向いていないようだ。

穴から出ることが出来たら、労りと謝罪を。
そしてこちらですと、ご案内する。
その姿は、とてもいい子そうに見える、見えるだけだ。
ルヴァ団の活動内容がまともなことや。
どんな食べ物が好きか。
子供のころはなにをしていたのか。
得意分野は?等……
簡単な他愛もない雑談に花を咲かせて。

スピカを巻き込んで案内していく。
(@32) 2021/06/04(Fri) 16:25:58

【見】 カストル と ポルクス

>>@29 >>21

騒ぎがあったらしい、

また多くの物事に関わることもできず
自分達が歩みたいところを歩く

……けれど、前はもう少し。
自己防衛をするさまが見れたろうに。


食品無いわけではないだろう。
あれ?と、なりながらも兄の補佐に行くようで

赤蛇
センセ、ちょっとだけ
 スピカと一緒に待っててください』

カーネーションは薄桃色で食べられるやつがあった。
そして資料、
孤高であっただけはある。
ちまちまと細かい情報から印象。一見全く関係のない一行コメントなど、これはとてもよくできていた。有用。

……スピカはこの間に何を話してもいいし
赤蛇先生もそうである。


・今、話す
・いらない
・話した後まで飛ぶ
・その他



『ポルクス』の活動範囲が広がっている
(@33) 2021/06/04(Fri) 16:37:59

【人】 受容者 ルヘナ

>>@31

「はい、それでしたらどうぞ。
 ここにはあまり人も来ませんし、比較的涼しいと思いますから。
 ……あー、と。少し散らかっているかも、しれませんが」

 昨晩の大惨事の片付けを少なくとも自分はしていない。
 自分以外の図書委員は約一名を除き図書室に来ないだろう。
 そうして心なしか恐る恐る扉を開けて入った図書室は、
 というよりも具体的には雑誌用の棚は
 大惨事のままだ。

 結果がどうあれ、あなたに何かを頼むでもなしに
 招き入れて己も己のやるべきことへと向かおう、として。
 ふと、あなたのほうを見て。

「先生、昨晩のこともですが、諸々ありがとうございました。
 全部が上手くいったかについてはまだ分かりませんが……
 少なくとも、その答え合わせをする、していく時間は
 確保することができました」

 答えについてはまだまだ未熟で子供である自分には
 判断ができない領域だ。
 けれど、それを知っていく道筋が開けたのなら
 正誤を下したうえで改善をはかることもきっと。
(22) 2021/06/04(Fri) 17:08:08

【人】 『一番星』 スピカ

>>@32 >>@33
「先生……」

「帰っていい?」


ルヘナとどんなことをしたのか、
先生目線でちゃんと教えてほしい気持ちはあったが、
カストルとポルクスがいると
ややこしくなるだろうな、と思った。

双子の翻訳も終わったので、
スピカはそろそろ帰ってもいいかなと思ったが、
勝手に帰ると後が怖いので、
とりあえず双子が戻ってくるまで待つしかなかった……。
(23) 2021/06/04(Fri) 17:13:52

【見】 カストル と ポルクス

>>23

まて
まて
まて」

『はいおまたせしましたー。
どうぞお召し上がりー


多めの軽食というか、お菓子が多い。
赤蛇
くんが倒れたら元も子もないし……
 カウンセラーさんが死んじゃうのは
本末転倒
だよね』
赤蛇
センセ」

「スピカ、
キノコ
いるか?」

……つまり、この双子。二人に健康でいて欲しいだけなのである。随分空回り遠回りすぎて度し難いが。

『センセにもご迷惑おかけしたし、がんばらせちゃったんだから。お腹すいちゃうでしょ?』

「お早めに食えよ」
(@34) 2021/06/04(Fri) 17:29:34
ポルクスは、カストルと花束を作っている。
(t13) 2021/06/04(Fri) 17:36:01

【人】 『一番星』 スピカ

>>@34

ああ、彼らはきっと。
朝食の席に出なかった私を気遣ってくれたのだろう。
でもそれお茶会のお菓子じゃダメだったの?


食欲があまりなくとも、
食べるだけなら簡単だ。
彼らが選んできたものなら、まあ当たらないだろうし。
好意を無碍にすることはない。
いつものようにモシャモシャし始めた……
(24) 2021/06/04(Fri) 18:37:50
スピカは、ブラキウムに感謝した。
(a26) 2021/06/04(Fri) 19:21:18

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>22 ルヘナ

図書室の大惨事を見た瞬間、「ああこれは手伝わないと」と頭で考えるよりも先に直感が働いた。
メモ帳と万年筆を取り出して『これは先生の私物です』と走り書きをしたメモを破ると、持っていた本の上に載せて近くのテーブルへ置く。

そうして両手を自由にしつつ、切り出された話に耳を傾ける。

「貴方が納得できる結果を得ることができたなら。それは思考し動いた貴方と、貴方と会話をした人で掴み取ったものだ。
私が何か直接してあげられた事はない……と言いたいけれど。貴方の気持ちを突っぱねてしまうのはよくないね。ふふ、どういたしまして」

向き合い、微笑む。

「時間の許す限り沢山考えて納得のいく答えを出すといい。ルヘナ、貴方ならそれがきっと出来るから。

知識は蒐集品なだけじゃない。貴方の資産であり、力であり、武器だ。上手く使えばいずれ望む着地点に辿り着くだろうし……知識だけじゃ不足なら、『人の縁』がある。

貴方は決して情を、優しさを捨てなかった。だからこそ手にした人の繋がりだってある筈だからね。上手く頼るといい。ちょっぴり、難しいかもしれないけれど」
(@35) 2021/06/04(Fri) 21:44:37

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>24 >>@34

沢山振り回したものね、帰っても大丈夫だよ…
と口にしかけたところで双子が戻ってきた。
予想以上に資料の質が高く、読み耽っていたらしい。双子の活動記録に感心してしまう。

「丁寧なおもてなしをありがとう。
そうだね、子供達を助ける為のカウンセラーが死んだら子供達に迷惑をかけてしまう。もう少しちゃんと食べる事にするよ。

気遣いありがとう、カストル。ポルクス。それじゃあいただきます」

手にするものを読んでいた資料からもてなしのお菓子へと持ち替えて。
先生もまたモシャモシャし始める。どこか嬉しそう
子供とこんな事ができるなんて、思ってもみなかったから。
(@36) 2021/06/04(Fri) 21:54:21

【見】 カストル と ポルクス

>>24 >>@36
のほほ〜ん……!


花に囲まれて過ごす、ちょっと不思議なティータイム。
テキストや、今咲いている花をあれやこれや、加工について……
「『みてみて〜
赤蛇
さん!』」

見てるってば。
特にスピカたちが話す予定もなさそうなら
そんな中である程度、満足していそうになったら、
お茶セットは双子がシャカシャカシャカと手際よくたたんで。

『これ、お土産の
お花
です。
食べられませんが
また是非きてくださいね』

「スピカのは
全部食べられるやつ
だから安心していっぱい食え。」

後は何かしら、お手伝いをしつつ、なにもないなら
赤蛇
センセまたね〜」
 
きっと本来はこの施設の日常であるべきだった。
そんな不思議な一時。
壊れた大人、双子の狂気。疲れ果てた少女。
そんなもので紡がれて、はた織られ……

そしてミッション多分オールクリア!!

「『スピカ、すぴか」』


上手くいったらさ
『これからも』合法で『「茸』」たべられる
、ね?

よかったね。
(@37) 2021/06/04(Fri) 23:47:16

【人】 『一番星』 スピカ

>>@37

「別に違法なキノコじゃないわよ……」

そう、昼間の森の立ち入りは制限されてはいるが、
別にそれ自体は咎められることではない。

この奇妙な双子に
気に入られるようなことをした覚えはないが、
ともかく彼らのお気に入りの一つであることは
間違いないらしい。

この先の受難を考えると頭が痛くなったが、
これも風紀委員の努めだろう。

とりあえず、ラサルハグ先生に目配せをしておいた。
――あとでお詫びに行きますからね――――

これも、『つかの間の平和な日常』には違いない……
(25) 2021/06/05(Sat) 0:44:19

【人】 受容者 ルヘナ

>>@35 先生

 あなたが動いてくれる様子に小さく頭を下げることで礼を示し、
 そうしている間にも雑誌棚をひとまずは起こした。
 ばらばらと落ちてしまっている雑誌についても
 あなたとともに一冊一冊拾い上げ、
 破損等の有無を確認していく。

 そうして、あなたの微笑みを受け止め、
 どこかくすぐったそうにひとつ頷いた。

「知識が資産であり力であり武器である……
 それが本当なら、俺はもっと強くなれます。
 今までの自分の間違いも大事な見落としも
 見つける展望があるのは素直に嬉しいですね。

 それと……あんなことを吹き込んでおいてよく言う、
 と言うのは楽なんですが。
 自分が情を捨てられない人間であるという認識を持てたこと、
 自分なんかにでも手を伸ばしてくれた人がいること、
 そういうことに気付けたのは先生の言葉があってこそですから。
 結果として俺は先生に頼ってよかったと思いますし、
 これからも上手く頼ろうと思っていますよ。

 知識はここにある。
『人の縁』もここにある


 大人であるあなたとの縁も大切なのだと、
 瞳の若草色が伝えてくる。

「これからもよろしくお願いします、先生」
(26) 2021/06/05(Sat) 1:06:37

【人】 徒然 シトゥラ

 寮の廊下。
 現在はふたりっきり
 ―――誰か来るかもしれないそんな中。
 頭に包帯を巻いていて血がにじんでいる。



「メレフ。
 ボクで復讐をしきれて今どんな気持ち?


 ※怒ってもいないし責めてもいないし、
  ただただ興味で聞いております
(27) 2021/06/05(Sat) 1:38:33

【人】 戸惑い メレフ

>>27
廊下を歩いていた。
歩いていたら、
殺したはずの人間
が目の前に現れた。

「…………は?」
(28) 2021/06/05(Sat) 1:45:08

【人】 徒然 シトゥラ

>>28 メレフ

「だからどんな気持ちなのかなって。すっきりした? もう死にたい気持ちはなくなった? まだ殺したりない? 仲間は売りたくないからボクを売ることになるんだけど、怪我をしないでと言われているから大人を差し出すことになるね。だけど、どれぐらいメレフが人を上手に殺せるかわからないから気になっていたんだ。頭だけ叩いて放置するなんて、ボクが手を回していなかったらどうなっていたと思っているの?

 ねえ、どんな気持ち」
(29) 2021/06/05(Sat) 2:04:19

【赤】 徒然 シトゥラ

「……レヴァティー」

 ルヴァが立ち去った後、残った人影にはなしかける。

「ボクとはお茶会してくれるぅ……?
 裏切者が戻ってくるまで。月に1度ぐらい。
 もっと注文つけてイイならねぇ〜
 卒業しても寂しいからどこに居るか教えて欲しい。

 ……ボクは卒業してもこのギムナジウムにいる。
 レヴァティはどこにいくの」
(*17) 2021/06/05(Sat) 2:29:52

【人】 戸惑い メレフ

>>29 シトゥラ
「あ……ぁ?ぼくは、殺したつもりで……
 死んだと、思って……?

 
どんな、気持ち……?


 少なくとも、すっきりは…して、ない」

生きてることに驚きすぎて、それ以上が出てこない。
(30) 2021/06/05(Sat) 2:30:39

【人】 徒然 シトゥラ

>>30 メレフ
「そっか、殺してすっきりしなかったんだ。それならどうやったらすっきりしてくれるんだ? ねえ、メレフ。ボクはあなたの為になることをしたかったんだけど、もしそれがかなっていなかったのならこれからも協力させてほしいんだ。一緒に考えようか、それでいいよね、メレフ」


※何も他意は無いんです
(31) 2021/06/05(Sat) 2:38:31

【赤】 褐炭 レヴァティ

「んー? とりあえずお茶会はええですよ〜」

 あっさりとした了承。それから、少し渋って。

「卒業後の話、俺はしたくないんけど……まぁこの際ええか」

 ルヘナに聞かれている可能性を考えたが、
 図書室で話した時とも随分前提が変わった。

「俺は卒業したら"幽霊"になりますよ。
 外には行きません。ここ以外に行きよらん」

 
レヴァティは、ここにいるのは苦しいけれど、外の出ても

 
大人がこわいままだから、外に行けないなとも思っています。>>1:116


「やけんセキレイがここに居りよるんなら、
 結構な数お茶会出来ますよ。
 それこそ、団長さんが卒業するくらいになってもね〜」
(*18) 2021/06/05(Sat) 2:57:55

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>@37 愛しい双子

「うん、うん。大丈夫。ちゃんと見ているよ、カストル。ポルクス」

嬉しそうに水色の瞳が細くなる。教師というより、親のような穏やかさを湛えて。
お茶セットの片付けの手際の良さを感心しながら見守っていたが、お土産を受け取ると少しだけ呆気に取られたように目を丸くする。

「お土産まで貰えるなんて。二人はしっかりしているね。ありがとう、機会があればまた来るよ。
私も二人が泊まり込みで野外学習出来るよう頑張って先生達に話してみるから」

そう告げて、花咲くように小さく笑みを深めたのだった。
紡がれた平和な一幕は、そうして穏やかに過ぎていくだろう……。
(@38) 2021/06/05(Sat) 3:12:37

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>25 頑張る少女

……また。スピカに関しては。
目配せを正しく受け取り、苦笑いを添えてこくりと一つ頷いた。

「……あ」

頷いたのだが、何か思いついたように小さく声をこぼし。

「ねえ、スピカ──」

すいと音もなく体を傾け、赤髪を揺らして貴方の耳元へ唇を寄せる。
(@39) 2021/06/05(Sat) 3:12:54

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>25 中庭に集い、変革を成そうとした貴方

……けれど。傷つけることは勿論極力無いほうがいい。
悪意のない善良な教師を"傷つけない方針の人"と認識している男は、そっと囁いてすぐに身を離すだろう。

貴方がこれからギムナジウムをどう過ごすか分からないけれど。双子や他の生徒と同じように心配をしているから。紛れもなく愛しているから。
どんな道を選ぼうとも、自分は貴方も応援しているよ。

そう祈りを込め、男は微笑みながら『つかの間の平和な日常』へと身を潜ませるのだ。
(@40) 2021/06/05(Sat) 3:13:39
ポルクスは、ラサルハグに花束を送った。
(t14) 2021/06/05(Sat) 3:28:31

ポルクスは、スピカに花束を送った。
(t15) 2021/06/05(Sat) 3:28:58

【赤】 徒然 シトゥラ

「幽霊ってなあにぃ……?」

 なんか少し物騒な呼び方のような、奇妙な感覚を覚える。
 ここ以外に行かない理由もほかにありそうだが
 すぐにはわからなかった。

「進学しないの。ボクはできるだけここにいて、あー……
 できる限りのことをするつもりなんだけどぉ」

 あー……と、過去の話を思い出す。
 もしかして彼が大人にされてきたことは
 嫌なことだったのでは無いか。
 自分の頭の狭さが今となっては恨めしい。
 だが真実を知った今は何か他の者が見える気がした

「良くない状況続いていたりするぅ?
 ボクも、レヴァティより酷くはないけど
 すぐに終わらんこと多いから…」
(*19) 2021/06/05(Sat) 3:44:15

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

>>26 ルヘナ

強くなれると言う言葉には力強く頷いて肯定した。この子は蓄えた知識を埃被ったままにしないだろう。上手く活かして動けるであろうと男は信じて疑わない。

「私はルヘナが苦しそうにしているから、『捨ててしまえばいい』って楽になれるであろう提案の一つをしただけだよ?」

悪びれもなく返す。いったいどの口が言うのか。

「『人の縁』……私も数に入れてくれるんだ。また、頼ってくれると言ってくれるんだ」

いけない。
私は悪い大人だから、役割を終えたらこの施設からいなくなるというのに。もし戻ってきたとしたらそれは再び"感情エネルギー"を回収しに、再び平和を壊しに来た時なんだ。


「ふふ、嬉しいな。光栄だよ」

嬉しいよ。でも、苦しいんだ。
嗚呼、ルヘナ。愛しい子。私という大人はもう壊れている。"この声だって届かない"。そういう風に『調整』されたから。


「……うん。これからも、よろしく、ルヘナ」

男はいつものように口元を笑みの形に歪め、貴方に向けた。
これからなんて来てはいけないよ。ごめんね、嘘つきな大人で。私をどうか許さないで。
(@41) 2021/06/05(Sat) 3:50:06
ラサルハグは、双子から花束を受け取り、嬉しそうに微笑んだ。
(t16) 2021/06/05(Sat) 3:53:30

【赤】 褐炭 レヴァティ

「俺別に身体弱くはないんですよぉ、むしろ多分丈夫な方」

 "風邪"は引くけどね、付け足して言った。

「18を超えてもここにいて、でもみんなの前には出ないんです。
 いる歳と違うくなりますけんね。
 こっそり歩くのはするかなァ、図書館にも行きますよ」


「あとは何かありますか?」

 
(*20) 2021/06/05(Sat) 4:19:48

【赤】 徒然 シトゥラ

「………なんでそんなのが」

 圧倒的にふせられた情報に、
 "親切"な彼から告げられているヒント。

 普段は風邪なんて引かない。
 これ以上話したくはない。
 みんなの前に出ない、こと。

「……、レヴァティ忘れないで。
 何も期待しなくていい、ボクは今日の裏切り者たちのために生きる。ルヴァだけじゃない、レヴァティの願いも叶える。
 大人たちが手出しをできない、
 ……みんなが辛い思いをできるだけしないギムナジウムを作る。
 それが僕の夢、……そしてやらなきゃいけない事だ。
 たくさん助けてくれたお礼、じゃないけど。

 ボクが
風邪を引かせないように
頼むことぐらいならできるから」
(*21) 2021/06/05(Sat) 4:54:10

【赤】 褐炭 レヴァティ

「え? あァ、そう」

「……期待しないで待っちょりますよ。
 夢、叶えられるとええですねセキレイ」

「願いなんて俺にはないから、
 その分を余所に使いよったらええですよ。
 お礼されるようなこともそんなないですし」

「まぁ、忘れたいことは忘れておきますね
 忘れんて置かれてることは忘れません」
(*22) 2021/06/05(Sat) 5:44:33

【人】 『一番星』 スピカ

>>@39 >>-80 >>@40 いい大人

身を寄せられ、一瞬、身を固くする。が。

「……ありがとうございます」


あなたの言葉を聞けば、警戒は緩む。

ルヘナのために手間をかけてくれた
(とルヘナは言っていたと思った)
先生(大人)なら、少なくとも頼れるかな、とは思った。

だから、お礼とともに、会釈を。
スピカが今後あなたを頼るかはわからない。
でも、少なくとも大人に対して十把一絡げに
嫌悪を示すようなことはなくなっただろう。多分。
(32) 2021/06/05(Sat) 12:15:57

【赤】 徒然 シトゥラ

「……赤ずきんの願いの権利は
 セキレイが貰っていいっていうこと?

 
そう。わかった。


 時間はかかる、それでも大人に潰させたりはしない」

 ここで学んだことは目の前の男が親切であることと、
 害がなければ本当にすんなりと頼み事を聞いてくれること。
 甘えたの自分にぴったりで、
 どうして彼がこうなったのか知らないことがもどかしい。

 話したくないことだけしかわからない、それなら
 これから知っていくしかない。
 そして、幸せになってほしい

「赤ずきんの願いができたら、
 大人なんかじゃなくてセキレイに返せと言いに来てくれ。

 ボクは、……やると決めたら何でもできる。
 たくさん教えてくれてありがとう。
 セキレイは壊れきっているけど、
 俺は無事だったのはあなた達のおかげだよ」

 『それではまた、お茶会で』
 そう告げればホワイトボードに次回お茶会の日程を書き、
 ペンをおいた
(*23) 2021/06/05(Sat) 12:56:31

【人】 『一番星』 スピカ

>>-94

「一人の人間……」

その言葉が強く胸に響いた。
やっぱり、そういうことなのだ。
結局一人の人間にできることは多くなくて、
だからこそみんなで並んで立つべきで。

ここ数日に起きた様々なことは、
風紀委員という『形』に囚われていたスピカへの、
解呪式だったのかもしれない。

「気づかせてくれて、ありがとう」

ブラキウムだけでなく、
横に並んでくれた色々な人に感謝を捧げて。
これからも一番星は昇り続けるだろう。
今度は、周りの星も見えるはず。
(33) 2021/06/05(Sat) 14:47:03

【赤】 褐炭 レヴァティ

「ええ? 別にあげちょらんけど。
 君が自分の願いで持つ分には自由かなァ。
 俺は言うこと変わりよらんよ、余所にお使い?ってね」

 こう聞いた上で、なお選択を変えないのはあなたの自由だ。

「名前使い分けちょるんなら俺も分けた方がええです?
 どういたしまして、シトゥラ。
 君が何に対してそう思ったのか思い当たらない程度には、
 俺からしたら些細なことでしたよ」

 手帳にお茶会の日程を書きながら、
 本当に普段と変わらない調子で。

「じゃあねセキレイ、またお茶会で」

 椅子に深く腰掛けて、ペンを持った手を振った。
 
視線は手帳に向けられたままだった。
(*24) 2021/06/05(Sat) 14:55:07
カストル と ポルクスは、メモを貼った。
(t17) 2021/06/05(Sat) 15:27:13

『一番星』 スピカは、メモを貼った。
(a27) 2021/06/05(Sat) 15:59:50

【見】 カストル と ポルクス

『また約束破っちゃったな……』
「?」
そう、これは兄に会えると知ってしまった瞬間、気が付くともう処置を受けていた弟。


そして、結果として出てきた後遺症(?)
けれどカストルのいない僕なんて、それはもう僕じゃない。
もうこれ体質でゴリ押しした方が早いな。

大分無謀なことしたなぁ……


『どうやって
生きてい
』こうか」


「他の人を知るのって
『こわい』
よな〜」

結局僕らは遊んで、遊んで、遊んで。

その結果何かが得られても、駄目になっても。
二人でいられればそれでいい。
ルヘナに看取られたいという心持はさて置き。

もっと他人を知った方が良いだろ?知ってるよ。友達とか、そういうのじゃなくても。
罪悪感を炙ることも、取引が可能かどうかも。信頼も。
何が好きで、何が嫌か。どんな性格か。

細かいことを考えるのは好きでも、いざという時、体は動くように。
嫌なことは嫌としか言えない俺らは、それを突き通せるほどの強さが……ああもう、面倒だな。結局

自由でいるしかないな?


大丈夫、恐れるものなどない。彼女のように。
二人でなら、いつだって。
(@42) 2021/06/05(Sat) 19:04:26
ラサルハグは、誰もいない教室で静かに本をめくっている。施設に所属する大人たちの所感を書き連ねた資料だ。
(t18) 2021/06/05(Sat) 19:34:30

ラサルハグは、情報を洗い、便箋の上で万年筆を走らせ始めた。
(t19) 2021/06/05(Sat) 19:35:17

【人】 戸惑い メレフ

>>31 シトゥラ

「いや…………ま、間に合ってる…………
 
 ああ、聞かれてるの……今の気持ち、だったよな。

 …………………………
死んでてくれた方が気が楽だった


めちゃくちゃに気まずそうな顔で、ちょっとだけひきつったような笑みを浮かべて。
足早に逃げていった。

後日、ちゃんと謝りに行くだろう。ご迷惑をおかけいたします。
(34) 2021/06/05(Sat) 19:49:54

【置】 褐炭 レヴァティ

 

 ──陽の落ちる頃の屋上。

「……俺も誰かさんみたいに忘れられたら良かったなァ」

 柵にもたれかかって ぽつり、呟いた。

「きっとそれも、都合の良いだけのとは違うんでしょうけど」

 それでも、つい夢想する。
 
 
"赤ずきんは狼に食べられたままの方が   
         幸福だったのではないか"
 
 

 そんなことを最初に考えたのはいつだっただろう。
 校正前には、赤ずきんとおばあさんを助けてくれる猟師なんて
 いなかったのを知った時に、深く考えた気がする。

 赤ずきんにとって、家は帰りたい場所だっただろうか?
 赤ずきんは、お母さんが好きだっただろうか? おばあさんは?

 口だけでは何とでも言えることを、
 レヴァティはよく知っている。

 家
(施設)
が帰りたい場所でなく、
 出先
(外)
にもどうしてもいたいわけでない。
 祖母の死
(子どもたちが『居なくなる』)
の原因の一端が
 自分であることも知らず、狼
(誰か)
に食べられた。

 レヴァティは、そんな赤ずきんも
 いたかもしれないと思っている。
(L4) 2021/06/05(Sat) 19:54:20
公開: 2021/06/05(Sat) 19:55:00

【置】 褐炭 レヴァティ

 

 レヴァティは頭が良かった。
 何かを知ることが上手だった。
 よく考えることができた。

 だから理想通りでない真実を知って、戻れなくなった。
 ずっとずっと、知らなかった頃の自分に戻りたい。

 けれど、そうさせてはもらえないし、
 出来たとしてもそうする気はない。

「なんでもかんでも、思うだけ言うだけですけんね」

 それでもレヴァティは、思うし、言う。

 そしていつかの先に、
 素直な言葉を吐けなくなった自分から
 零れ落ちたものを拾い集めてくれて
 ここでないどこか攫ってくれる、
 そんな誰か
(狼)
さんに、ずっと期待している。

──そんないつかの先は、そう遠くなく存在します。
 
(L5) 2021/06/05(Sat) 19:54:23
公開: 2021/06/05(Sat) 19:55:00

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

かりかりと万年筆が走る音で満ちていた空き教室。
誰もいないその空間に、異物のように存在する赤い男が一人。
事実、その男は平和なギムナジウムにとっては異物なのだ。

「……ふう」

最後の一文を書き終えると、小さく吐息をこぼしながら用意したものを改めて見直す。
一枚の便箋と何かの名前が羅列したメモ。それを入れた質素な封筒。未開封の何かのケース。それらを全て閉じ込める小箱に、シンプルな鍵。

これは私からの置き手紙。

未来を生きる子供に贈る、一つの愛。

時間の指定は──とある子供が卒業した時。
(@43) 2021/06/05(Sat) 19:54:58
ラサルハグは、贈り物を閉じ込めた箱を森のどこかへ埋めて隠した。
(t20) 2021/06/05(Sat) 19:55:30

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

「……この鍵をそのままこっそり置いていっても、気付かれなかったり紛失したりするかな。

ふむ……。……これしかないけど、今はこれで我慢してもらおうかな」
(@44) 2021/06/05(Sat) 19:55:48
ラサルハグは、首から下げていたチェーンに手を伸ばす。
(t21) 2021/06/05(Sat) 19:56:02

ラサルハグは、結婚指輪を自分の薬指へと通した後、使う必要のなくなったチェーンを鍵に結びつけた。
(t22) 2021/06/05(Sat) 19:56:18

褐炭 レヴァティは、メモを貼った。
(a28) 2021/06/05(Sat) 19:57:27

シェルタンは、ギムナジウムがこれからもいつも通りであるよう、願った。
(a29) 2021/06/05(Sat) 19:58:07

【見】 わるいおとなの ラサルハグ

これから多くの経験を経て卒業をする事になるであろう少年は、男の手紙に従うだろうか。

数年先の貴方を想ったタイムカプセルには『未開封の万年筆』と『"悪い大人"ではない、信頼できるであろうギムナジウムの職員のリスト』が入っている。
リストはラサルハグの視点で決めた人選であるが、子供達を傷つけない者たちである事は確かだ。
どの道を選ぶことになったとしても、きっと力になってくれるだろう……そう考えてのことだった。

わるいおとなの、これが最後の贈り物。
ギムナジウムを去る男の最後の愛だった。
(@45) 2021/06/05(Sat) 19:58:11
シェルタンは、願って。出来るだけより良くできるように、変えていくだろう。
(a30) 2021/06/05(Sat) 19:58:25

夢の続きを イクリールは、メモを貼った。
(a31) 2021/06/05(Sat) 19:58:59

【置】 徒然 シトゥラ

大人を愛した少女に花束を。
あなたの誕生日はいつでも祝う。

あなたが覚えていてくれるという限り、
ボクは何度だって約束しよう。

盲目な魔術師に口付けを。
餌を与える方法はまだつたないけれど、
いつだってあなたの傍にはボクがいる

真実を見てもきっとあなたは傍に居る。


狂気を抱えた裏切者に愛を。
あなたが抱えた矛盾もすべて許そう。

あなたが居られる場所はここにある。
いつだってお茶会を開いて歓迎するよ。

親切な赤ずきんに願いを。
あなたの願いはボクが貰う。

必ず叶えてみせるから、だから忘れないで。
どうか、信じて欲しい。

その力が手に入るまで大人になるまで待っていて
(L6) 2021/06/05(Sat) 19:59:37
公開: 2021/06/05(Sat) 20:00:00
メレフは、少しだけ未来を見られるようになった。信頼できる友人と一緒に。
(a32) 2021/06/05(Sat) 19:59:58