人狼物語 三日月国


71 【R18】歪んだ愛の形【身内】

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視点:


一日目

村人:1名、共鳴者:2名、囁き狂人:1名、人狼:1名、童子龍:2名

【人】 とある書物




    幸せ?それとも──────………




(0) 2021/04/28(Wed) 10:04:30

【赤】 SE 榊原 皇仁



   ごめんね、本当は仕事持ち込まないように
   心がけてるんだけど、
   朝から急に仕事が増えちゃって
   早めに終わらせなきゃいけなくてさ。




  彼女はすごく大人しくて、
  仕事してるのかとか聞いてきたり、
  名前を聞いてきたり、シャワーを浴びには
  すぐに行かなかったけどそこも可愛い。

                      ]




(*0) 2021/04/28(Wed) 10:12:25

【赤】 SE 榊原 皇仁



   名前…おーじさまっていつも
   ここに来る時は書いてるよ。
   サクラちゃんかぁ…可愛い名前だね。

   ここのバスタブ広くてゆっくり出来るから、
   行っておいでよ。ぼくも仕事終わったら
   入ろうかなって思ってるからさ。


[ 

  そういってまた、シャワーを浴びることを
  促して笑みを見せたことだろうに。
  胡散臭いと思われた可能性も
  なくはないだろう。

                       ]*



(*1) 2021/04/28(Wed) 10:12:43

【赤】 大学生 葛葉 桜子

[
  ごめんね、と謝られてしまうと
  どう返していいのかわからず、
  いえ…と首を振るしかありません。
  
  慣れてるのか結構気さくに話しかけてきます。
  少しだけ緊張はとけました。
  危ない人だったら…と来る前は考えていましたし、
  本当に来てしまいました…と思っていたのです。
  たぶん、きっと杞憂なのでしょう。
                         ]
(*2) 2021/04/28(Wed) 10:36:08

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   おーじ、さま…?
   ……おうじ、くん?
   な、なら先にシャワー浴びて、きます…。

[
  ここに来るときは書いてる。
  彼はそう言いました。
  私は桜子という名前をもじっただけですが
  彼はどうなのでしょうか。
  偽名…?
  ……偽名ならちょっと大胆なセンスですよね。
  案外、本名だったり…するんでしょうか。
  世の中いろんな名前の人がいますから。
  さすがにおーじさまと呼ぶわけにもいかず
  さん付けもさして変わらないと思った私は
  おうじくん、と呼ぶことにしました。
  相手がどう考えても年上なのは
  この際気にしたら負けでしょう。

  微笑みかけられて、ぎこちなく笑みを返しました。
                          ]
(*3) 2021/04/28(Wed) 10:36:58

【赤】 大学生 葛葉 桜子

[
  荷物を適当に置いて、シャワーを浴びることにしました。
  覗かれる可能性はあるのかもしれませんが、
  どうせ身体を晒すことになるのですから関係ありません。
  Vネックの白ブラウスにタイトなスカートが今日の服装。
  胸が大きいせいで着る服には難儀するのですが、
  今日は別の意味で悩みました。
  胸を強調するようなセクシーな服を着た方が良いのか、と。
  でも結局、普通の服を選んだのでした。
  Vネックと言っても深いものではないのです。
  首周りが詰まった服は逆に胸が強調されてしまうので、
  Vネックのブラウスはよく着ます。

  シャワーを浴び終わって、下着を身につけて。
  …バスローブでいいのか迷いました。
  肌を重ねるのなら、服を着る必要はないのかもしれません。
  ……あの様子だと乱暴にされるとも思いませんが、
  万が一がないとも限りませんし。
  着てきた服をだめにされたら帰れませんから…。
  バスローブを着て、着てきた服を畳んで持ち、
  荷物を置いてある方へと戻ったのです。
                             ]

    おまたせ、しました。
    あの、そちらはお仕事終わりましたか?
(*4) 2021/04/28(Wed) 10:39:39

【赤】 SE 榊原 皇仁


    うん、おうじくんで全然大丈夫。



  手をひらひらと振って、
  ぎこちなく笑みを浮かべ、バスルームへ
  歩みを進めた彼女を見送った。

  年下だろうけれど、特に気にしない。
  どんな子であれ、1日可愛がる権利を
  あの人は与えてくれているから、
  急いで仕事を終わらせる。

                    ]


   30分くらいで上がってくるかな……



  そんなことを呟きながら、
  仕事を駆け足で終わらせていると
  いつの間にか時間が経ってしまったらしく
  終わってメガネを外し天を仰ぐ頃には
  サクラちゃんの声がして。

                     ]

(*5) 2021/04/28(Wed) 15:52:14

【赤】 SE 榊原 皇仁



    おかえり。今やっと終わったところ。
    さ、おいでおいで?



  パソコンを閉じれば、隣の席を叩いて
  おいで、と彼女に声をかけ。
  まだ慣れていないだろうから、
  ゆっくりと話を聞こうと思って。

  えっちなことをしたいだけなら
  躊躇わずに襲ってくる人間も多いから、
  多分彼女は違うんだろうなと。

                     ]*



(*6) 2021/04/28(Wed) 15:54:21

【赤】 大学生 葛葉 桜子


  おうじくんで大丈夫、と彼は言っていました。
  気にしないとは決めたものの、
  やはり少し気になってしまいます。
  
  声をかけると、先ほどしていたメガネは
  外しているようです。
  見える範囲にメガネが置いてあるのなら
  つい視線は其方へと向けられていたでしょうね。
                         ]
(*7) 2021/04/28(Wed) 17:42:05

【赤】 大学生 葛葉 桜子


    終わったんですね、お疲れ様です。
    ……あ、の……?


  抱かれるのかと思っていたので
  隣に座るように言われて
  その意図を汲みかねていました。
  でも、断るのも変な話ですし
  近づいていって隣の席に座るのです。

  ……恰好も相まって全然落ち着きませんけれど。
  何か話をしなければ…?と思ったので
                        ]

    な、慣れてるんですね……


  なんて捻りも何もない言葉を。
  私はといえば机の下に隠れた手が
  実は震えていたりするのですけど…
  気づかれなければいいな、と思ったりするのです。
                         ]*
(*8) 2021/04/28(Wed) 17:42:53

【赤】 SE 榊原 皇仁



   メガネ、気になる?
   ブルーライトカットメガネ。
   ありがたいことに目はいいからさ。




  彼女の視線はパソコンの上に置かれた
  仕事道具に行っていた。
  気になったんだろうと思って
  わざわざかけなおしてみた。

  声をかけた彼女はどうにも困っていて
  何がそんなに困っているのか分からなかった。

                        ]



(*9) 2021/04/28(Wed) 23:42:42

【赤】 SE 榊原 皇仁



    話を聞こうかなと思って。
    サクラちゃん、何かあった?
    お兄さんに話してみなよ。




  慣れているんですね、と言われると
  そんなことないよ、なんて言いつつ
  きゅっと手を握ってあげて
  距離を詰めてみたけれど、
  やっぱり緊張されている気がする。

  意図が伝わっていないなら、
  取って食ったりしないよ、なんて言って
  緊張をほぐす努力をしてあげてみる。
  話を少し聞いてからでも全然大丈夫だから。

                       ]*




  
(*10) 2021/04/28(Wed) 23:43:02

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   気になる、というか…
   目が悪いのかと思った、だけです…
   その、かけてほしかったわけじゃ……



  目が悪いわけではなかったみたいです。
  私もレポートを書くのにパソコンは使いますが
  仕事で使う人より頻度は明らかに低いですし
  そこまで考えは至りませんでした。
  かけ直したのを見て、
  慌てて、かけなくていいと付け加えました。
                        ]
(*11) 2021/04/29(Thu) 0:09:53

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   話を…? 
   でも、お兄さんはその…
   気持ちいいこと、しに来たのでは…?


  そんなことない、なんて言われて
  手を握られました。
  
……これで慣れてないは無理があるのでは?

  と思わなくもないですけれど。

  でも、彼がなんとなく緊張を解こうと
  してくれているのは伝わりました。

  だから、話をすることにしたのです。
                      ]
(*12) 2021/04/29(Thu) 0:10:21

【赤】 大学生 葛葉 桜子

   
   ……つい先日。
   初めてできた恋人に振られたんです。
   しかも…理由もよくわからないまま……

   相手から告白されて、付き合ってて、
   私は彼のことが好きでした。
   初めてだって彼にあげたんです。
   恥ずかしいからって外のデートより
   お部屋でデートすることのほうが多くて
   でも、幸せだったんです。

   ……幸せだったの、私だけだったのかなとか
   私、何か悪いことしたのかな、とか
   よくわからなくて、くるしくて……


  こんなこと、初対面の人に話されても困りますよね。
  でも、話し出すと止まらなくなってしまうのです。
  馴れ初めだったり、付き合っている頃の話を
  かいつまんでしてしまいました。
 
  話してみても、何故振られたのかわからなくて。
  やっぱり、私が悪かったんでしょうか。

  じわりと目に涙が滲みます。
  泣いたら、困らせてしまうでしょうけれど
  止めることも、難しそうなのです。
                           ]
(*13) 2021/04/29(Thu) 0:11:52

【赤】 SE 榊原 皇仁



   あ、そんなにメガネ野郎は好みじゃない?



  彼女の静止を聞けば、眼鏡をかけようとした
  その手はぴたりと止まって。
  手元のものはまたパソコンの上に戻され
  彼女の方をまた見直した。
  話をする体勢なのが不思議なのか、
  結構ど直球に聞かれてしまったなら、
  笑って大丈夫、と何度か言ったはず。

                     ]




(*14) 2021/04/29(Thu) 17:56:19

【赤】 SE 榊原 皇仁



   そんなの、追い追いでいいんだよ。
   僕はその気じゃない人を抱くほど
   飢えてるわけじゃないしね?




  そんな話をして、漸く話してくれたのは
  彼女の元カレとの話。
  普通なら、彼氏いる女の人とはしないけど
  彼女は別れてしまったらしい。
  馴れ初めとか、データの内容とか、
  聞けば聞くほど彼女が哀れに感じた。

  使い捨てのラブドールのような扱い。
  それが話を聞いていて浮かんだこと。

                    ]



(*15) 2021/04/29(Thu) 17:57:05

【赤】 SE 榊原 皇仁



   ……頑張ったね?
   酷いなぁ…こんなに好きになってくれてるのに。
   そんな、綺麗な涙を流す必要なんて
   どこにもないのに……




  涙が溢れそうになっているなら、
  握っていた片方の手を離して
  溢れそうな液体を優しく親指の腹で
  すくってあげた。

  そして、自然と距離を詰めれば
  頬に手を添え唇を優しく何度か重ね。
  勿論、嫌がられたなら大人しくしたはず。

                       ]*



(*16) 2021/04/29(Thu) 17:57:37

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  メガネは好みじゃない?と言われれば
  ふるふると首を振ります
  好みかどうかで言えばどちらでもないですから。
  ……この人には
  あまり似合ってない気はしますけど、ね。
   
  疑問をぶつければ笑われてしまいました。
  直球過ぎたみたいです。
  ……でも、追い追いと言われるなら
  引き下がるほかありません。
  話をしている間、彼の顔はあまり見ていなかったのですが
  話し終わってかけられた言葉は優しいものでした。
  ひどいとか泣く必要はない、と言われても
  その意味はよくわかっていません。
  今にも溢れそうになっていた涙をそっと拭われて
  思わず、彼のほうを見るのです。
                            ]

   あっ…ありがとう……

 
(*17) 2021/04/29(Thu) 18:50:00

【赤】 大学生 葛葉 桜子


  慰めようとしてくれているのでしょうか。
  優しく唇を重ねられて、驚きでほんの少しの間
  涙は確かに止まりました。

              
でも――


  こんなキス、されたことあったかな、なんて
  考えてしまったせいで、止まっていたはずの涙は
  再びあふれてしまうんです。
  
  
……今日初めて会う人とのキスのほうがよほど

  
恋人らしいと思ってしまったのは……


  錯覚でしょうか。
          
錯覚であってほしいです。


  
  だってそうでなければ……
                          ]
(*18) 2021/04/29(Thu) 18:51:02

【赤】 大学生 葛葉 桜子



   ごめんなさい……な、ないてばっかりで…
   


  泣いてばかりで困らせているかもしれませんけど…
  優しくしてくれるのに甘えたくなってしまうのです。
  抱きしめて欲しい、ぬくもりが欲しい、と
  目の前の人に抱きついてみました。
  彼が嫌がるなら離れざるを得ませんけれど。
                         ]*
(*19) 2021/04/29(Thu) 18:51:34

【赤】 SE 榊原 皇仁



   ………謝らなくていいよ?
   泣きたいなら泣いていいんだから。




  柔らかかった彼女の唇。
  たのしもうと思っていたけれど、
  涙が感じられたので一旦離れて
  頬を撫で、涙を拭いてあげる。

  謝る理由なんてないのに、
  泣いているだけで謝る彼女は
  相当滅入っているようにも思えた。

                   ]



(*20) 2021/04/29(Thu) 20:02:36

【赤】 SE 榊原 皇仁



   柔らかい体だね、サクラちゃんは。
   ……よし、このままベッドに移動しよーう。



  ぎゅうっと抱きしめてあげれば
  むにぃっと彼女の柔らかい体が
  腕の中に入っていくのだけれど、
  このままキスしたいなんて思ったから
  彼女に場所移動を提案してみたり。

  シャワー浴びてないな、なんて
  一瞬思ったけれど、彼女と離れたくなくて
  指摘されないならそのまま抱いてもいいかなと
  頬に軽く口づけを落とした。

                        ]*



(*21) 2021/04/29(Thu) 20:02:54

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  頬を撫でられるのも、涙を拭かれるのも
  …手付きがとても優しい気がします。
  優しくされればされるだけ、

  甘えたくなります。
  縋りたくなります。
  求めたくなります。

  ……今だけは、
  そうしていてもいいんでしょうか?
                     ]
 
(*22) 2021/04/29(Thu) 20:41:43

【赤】 大学生 葛葉 桜子



   でも…お兄さんが…
   困って……


  せっかく涙を拭ってもらっても
  泣くのを止めることは出来ません。
  初めての恋人に振られて、
  滅入ってしまっていたのは事実です。

  わすれさせてほしい、のです。
  私は、そのために来たんです。
                   ]
 
(*23) 2021/04/29(Thu) 20:42:11

【赤】 大学生 葛葉 桜子


  ベッドに、と言われたら
  こくり、と頷きます。
  離れたくなくて、場所を移した後も
  彼の腕の中からは離れようとしなかったでしょう。
  キスを求められるのなら、求められるままに。
                        ]*

   
……いやなことぜんぶ わすれたい……


 
(*24) 2021/04/29(Thu) 20:42:51

【赤】 SE 榊原 皇仁



   今夜は僕が沢山可愛がってあげる。
   サクラちゃんが好きなところ、
   隅々まで教えてもらうからね?




  彼女を抱きしめたままキングサイズの
  ダブルベッドがある寝室へ向かうと
  優しく彼女をその広いベッドへ寝かせた。

  涙が止まっていなくても、
  大丈夫と呟いてまた唇を重ねた。
  柔らかい唇を堪能するように
  何度も角度を変えて食む感覚で
  唇を重ねながら、
  両手を指をひとつひとつ絡めていって。

                      ]



(*25) 2021/04/29(Thu) 23:23:19

【赤】 SE 榊原 皇仁



    僕、今日ゴム1箱なんだけど、
    5個しかないからさぁ……
    全部使い切っちゃおうね?



  それから先のことはなにも考えていない。
  でも、使い切る時もあれば
  逆もあるから彼女とは使い切る前提で
  楽しんでいきたくなって漏らした。
  軽く伝えると、彼はバスローブの紐を解き
  彼女の内側を見せてもらおうと手をかけた。

                       ]*



(*26) 2021/04/29(Thu) 23:23:44

【赤】 大学生 葛葉 桜子

   
   隅々まで……

   ……っ、ん……


  そんなことを言われると恥ずかしくて
  頬が熱くなりました。
  確かに見せることには違いないですけど…
  
  広いベッドに寝かされて、
  何度も何度も唇を重ねられます。

  ……気持ちいい、です。
  キスの気持ち良さを知らなかった私の瞳は
  どこか戸惑いの色を映していたかもしれません。

  指を絡められているのに気づけば
  少し胸がざわついた気がします。
  ……何故なのか、わからないですけれど。
  でも、離してほしくなくて手をぎゅっと握りました。
  
…………恋人、みたいです。
  
                         ]
(*27) 2021/04/30(Fri) 0:32:24

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   5個……しか……?


  さも当然のように言われて少し混乱しました。
  でも嫌ではないことだけは伝えておきましょう。
  だって、お互いそのために来ているはずですから。

  するりとバスローブの紐を解かれても
  少し身じろぎしただけでした。
  目はさすがにそらしてしまいましたが。
  薄いピンク色のレースの下着が
  彼の目に映ったことでしょう。
  人より大きい胸のサイズを聞かれるなら、
  正直に、Fです…と小さい声で伝えるのです。
                      ]*
(*28) 2021/04/30(Fri) 0:33:03

【赤】 SE 榊原 皇仁



   …こんなキス、初めてだった?




  一瞬離れたことで見えた彼女の困惑。
  それを写したガラスのような瞳は
  先程までの涙で潤み、困惑で時折色んな方向を
  見てまわまっていたきがする。

  不意に出たそんな言葉で、
  彼女のこれまでのものが全て相手本意だったことに
  気づかなければいいと心のどこかで思った。

                         ]


   5個使い切らない時もあるんだよ?
   でも、サクラちゃんとなら使い切っちゃいそう。
   偶に休憩挟んであげるから、
   体がもつかどうかはあんまり考えないでね?



(*29) 2021/04/30(Fri) 9:44:32

【赤】 SE 榊原 皇仁





  別に朝から使ってやってもいいんだし、とまでは
  口にしなかったけれどホテルのチェックアウトまで
  時間は十分と言っていいほどあるのだから
  好きなようにやればいい。

  視線は逸れてしまったけど、
  こちらの視線は彼女の身につけている下着に。
  薄ピンクなのかな。サクラ色で可愛い。
  Fカップは、楽しみ甲斐があるな、と思いながら
  まずは首筋から下の方にかけて口づけを。
  首筋、肩、鎖骨、デコルテ、そして谷間に
  ちゅ、っと軽く触れるだけのキスを。

                         ]




(*30) 2021/04/30(Fri) 9:45:06

【赤】 SE 榊原 皇仁



   すっごい柔らかいなぁ……



  絡めていた両手を離せば、
  谷間の方からむにっと指を入れてみるけど
  ふんわり柔らかで上下にこれが動いていくと
  考えるだけで血の気が下の方に進んでいく。
  暫くは両手を使って下着の外側から
  真ん中に寄せて谷間を作っては離し、を
  繰り返してその柔らかさにハマっていった。

                       ]*



(*31) 2021/04/30(Fri) 9:45:27

【赤】 大学生 葛葉 桜子

   
   ……初めて、です。
   気持ち良くて…
もっと……



  視線が交わった時に頷きました。
  もっとほしい、といいそうになって
  口をつぐむのです。
  言っていいのか、わからなかったから。
  
  一夜の相手のはずなのに
  何故、やさしいと感じてしまうんでしょうか。
  ……そう感じるのは気のせい
  
そうじゃないといけない、はずなんです……。

                        ]
 
(*32) 2021/04/30(Fri) 12:41:29

【赤】 大学生 葛葉 桜子



   私となら…?
   もっと慣れてていい人なんていそう、ですけど…


  朝から、などと相手が考えているとは知る由もなく
  そんな風に疑問に思うのです。
  少し楽しそうに見えるので、
  気にすることはないのかもしれませんが。

  桜子、だから桜色は好きです。
  単純ですけれど、小さい時からそうでした。
  ……小さい頃はさくらちゃんと呼ばれていたので
  彼がそう呼ぶのは少しくすぐったい気持ちになります。
  結局、おうじくんはおうじくん、なのでしょうか。
  とりとめもなく考えていると
  触れるだけの軽いキスが落とされていました。

  本当の意味で可愛がられているような―――
                         ]
(*33) 2021/04/30(Fri) 12:42:03

【赤】 大学生 葛葉 桜子

   
   そんなに好き、なんですか…?


  直接胸を触られて少しびくっと反応してしまいましたが
  下着越しに寄せては離すのを繰り返しています。
  どうしたらいいのか迷った私は
  彼の頬に手を伸ばして、
  届くのなら撫でようとしたことでしょう。
                       ]*
 
(*34) 2021/04/30(Fri) 12:43:59

【赤】 SE 榊原 皇仁



   慣れてる人を抱いても勃たないことは
   よくある話。…だって、魅力ないし。




  彼女の反応がいいからついつい口が滑る。
  気持ちがいいなんて聞いたら、
  調子にのって更に気持ち良くさせたくなる。

  そんな気持ちが強かったのか、
  頬を撫でる彼女の手は不思議と
  嫌がることなく受け入れられた。

  彼女の体はどことなく
  未開発に近い気がして
  気持ちよくさせるのに力が入る。

                    ]



(*35) 2021/05/01(Sat) 22:41:02

【赤】 SE 榊原 皇仁



──────

   はー……今つけてる奴、
   5個目なんだけどわんこちゃん。
   やっぱり凄いねぇ。




  昼過ぎから彼女を抱いて、夜中になりそうな感じ。
  既にゴム越しに4回中で出した。
  離したくないしやめたくない気持ちが生まれる。

  でも、彼の中ではひとまず5回目で
  就寝時間になりそうだと冷静に考えていた。
  ぺろりと舌なめずりをしながら
  正常位で彼女の腰を支えてゆっくり突き上げて。
  可愛く啼いていたか声を抑えていたか
  定かではないけれど、彼は相手のことを
  いつのまにかサクラちゃんからわんこちゃんへと
  変わっていたのも何かの流れだったろう。

                         ]*



(*36) 2021/05/01(Sat) 22:41:25

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   …そういう、ものですか…

[ 
  頬を撫でる手は受け入れてもらえました。
  嫌がられなかったので、
  暫く撫でる手は止まらなかったでしょう。

  彼は気持ちいいと言ったのに気をよくしたのか
  更に気持ち良くさせようとしてきます。
  丁寧に可愛がられて、
  ただひたすら、初めての快感に
  翻弄されていました。
  
  ……丁寧にされると勘違いしそうになります。

  愛されている、と。

  そんなわけあるはずがありません。
  
そんなはず……

  
  それに……丁寧にされているせいで
  どうしても以前と比べてしまいます。
  
こんなふうにされたこと、ない……。

                     ]
(*37) 2021/05/01(Sat) 23:24:39

【赤】 大学生 葛葉 桜子


 ――――――

   おうじ、くん……
   んんっ、きもち いい……
   もっと、おくまで……

[ 
  救いを求めるように彼のほうへと
  両手を伸ばすのです。

  昼過ぎから休憩はあれどずっと抱かれています。
  もうすっかり、理性までぐずぐずにとかされてしまって
  ただただ、快楽に溺れるのみ。
  声こそ押さえているものの、
  焦点がきちんと合わない目で彼を見ていたでしょう。
  
  今だけは、いまだけは……

  
愛されている
と錯覚したままで――― 
                     ]*
 
(*38) 2021/05/01(Sat) 23:25:36

【赤】 SE 榊原 皇仁





  運命の出会いというのは、
  体の相性にも顕著に出ていた。
  凄くフィットする中の収縮。
  抱きしめ心地のいい体。
  ため息を漏らさずにはいられなかった。

  4回はすぐに終わってしまって
  あっという間だったのが悔しいくらい。
  あぁ、本能が求めている。
  
  ──────中に出したい。

  彼女はぼくの。孕むならそれ。
  拒むことはない。

                     ]



(*39) 2021/05/02(Sun) 0:11:27

【赤】 SE 榊原 皇仁



     あぁ、そんなこと言っていいの?
     明日の朝も、沢山しよっか。
     ぼくのわんこちゃん?



  彼女の両手が伸びるなら、
  体を密着させて抱き締められるように。
  焦点が合わない瞳はもう彼女の大量の限界を
  彷彿とさせていた。

  中の締まりがいいなら耳元で優しく囁くし、
  いい子だね、可愛いよ、って
  ずっと言い聞かせてあげる。
  離すつもりもないから、彼女が嫌がっても
  このまま5回目も中で終わって行く。
  彼女の裸体はこれからも沢山、
  触らせてほしいくらいに勝手に気に入ったから。

                         ]*



(*40) 2021/05/02(Sun) 0:11:52

【赤】 大学生 葛葉 桜子


  体の相性なんて考えたことなかったけれど。
  きっと彼と私は相性がいいのでしょう。

  そして、4回も抱かれていれば……
  途中で気づいてしまうことになります。

  元恋人には愛されてはいなかったのだと。
  相手本位の、私の事など何も考えられていない

  
―――思いやりも愛もない行為だったのだ、と。


  

  気づかなければいいと彼が思ってくれていたとは
  知らず、私は気づいてしまったのです。

  
……幸せだと思っていたものはまやかしだったと。

                         ]
(*41) 2021/05/02(Sun) 0:39:43

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   する、もっと…
   もっとする、からぁ……
   おうじくんのに、なる、からぁ…!

 
   だから――――
 
(*42) 2021/05/02(Sun) 0:40:04

【赤】 大学生 葛葉 桜子


  ぎゅうっと抱きしめられたなら、
  思いっきり抱きつくのです。

  自分が何を言っているのかもわからないまま
  ……言ってはいけないことを言ったと
  気づきもせず。私はただひたすらに……

  彼に溺れてしまったのです。

  中はひくひくと彼のことを締め付けていて
  離さないでと言っているかのよう。
  可愛いと言われれば、その締め付けは
  一瞬強くなったでしょうし、
  それに反応して思わず声をあげてしまいます。

  終わるころには意識を手放してしまうのでした。
                         ]*
(*43) 2021/05/02(Sun) 0:41:38

【赤】 SE 榊原 皇仁



   ぼくのものに……



  彼女は、禁断の言葉を口にした。
  彼のものだから、と言ってしまったが最後。
  彼女は嫌がるまで彼に付き纏われることになる。
  連絡先を交換して、彼女が求めるとき、
  そして彼が求めるときに会ってもらう。
  でも、他のそれとは違って
  多分彼女とはただの食事でも楽しくなりそう。

                         ]

   っふ………あぁあ、疲れちゃったかな。




  最後の一個が、手仕舞いになった。
  彼女の意識が遠のきかけた時には
  既に彼の体は離れて、
  整った呼吸をしている彼女の頬を
  優しく撫でれば唇を重ねて。

                   ]

(*44) 2021/05/02(Sun) 22:34:12

【赤】 SE 榊原 皇仁

 

   ……タバコ吸って寝るか。



  喫煙者だから、口が恋しい。
  彼女に布団をかけ、
  適当に服を着るとカードキーと
  タバコケース、それと携帯を持って
  その部屋を出て行った。

  このホテルは全部禁煙ルームだから。

                    ]



(*45) 2021/05/02(Sun) 22:35:08

【赤】 SE 榊原 皇仁

──────

『おーじぃ、今から一発しよぉ』

    あーごめん、今先約。

『もー……明日の昼とかは?』

    気分が乗ってたらいいよ。

『む、なんかつまんなーい』

    仕事に行き詰まってるからねぇ。
    癒してくれるならまた別だけど?

『エッチしてんのに癒されないの?かわいそう…』



(*46) 2021/05/02(Sun) 22:36:06

【赤】 SE 榊原 皇仁




  喫煙所で取った深夜の下世話なお誘い。
  勿論、ふーっとタバコの煙を
  部屋の中に充満させながら
  彼はその誘いを断った。
  大体、5回も出した後で種無しに近い。
  それに今日の相手を1人にはできなかったから。

  電話先の女性はすぐ切ってしまったので
  彼はぽちっと連絡先を消した、電話帳から。

                        ]

   何人くらい、連絡先あんだろ…



  彼のお友達は酷く多いから、
  ひとつずつ、毎日消すか、と
  彼は頭を冷静にして考えながら
  部屋に戻り、彼女を抱きしめて眠った。
  柔らかくて抱きしめがいのある体が
  震えていないことを感じ取りながら。

                     ]

(*47) 2021/05/02(Sun) 22:36:45

【赤】 SE 榊原 皇仁

──────


   ふぁ………
   わー、やば……



  起きたら、下腹部も起きていた。
  まぁ当たり前に柔らかい体を
  独り占めして抱き締めていたのだから
  否定することもないけれど。

  彼はどうしようかな、と考えて
  彼女の体勢をゆっくり整え
  指を2本ほど出し入れし始めれば
  朝の一髪の準備を進めていった。
  彼女が起きるのなら、おはようと
  声はかけるけれど、指は止めなかった。

                      ]*


(*48) 2021/05/02(Sun) 22:37:08

【赤】 大学生 葛葉 桜子

 

  5回目で限界も近かった私は
  上手く頭が働いていませんでした。
  だから、まさか相手が私の言葉に反応するなんて
  考え付きすらしませんでしたし、
  そもそもここへ来た時も肌を重ねているときも
  一夜の相手だと思っていました。

  ……思っていたくせにそんなことを言った私は
  どうかしていたのでしょうね。
  起きた頃にはそんなこと、忘れているのですが。
                         ] 
 
(*49) 2021/05/02(Sun) 23:48:31

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  元恋人に振られたのは、本当につい先日。
  3日前の話でした。
  振られてから、何処か私は上の空で。
  大学で声をかけてくれた可愛い子にも
  上手く会話を返すことが出来ませんでした。
  振られたショックで、上手く眠れなくて、
  寝不足だったのも原因の一つかもしれません。
  そんなありさまだったから、
  普段ならしないような……
  見ず知らずの人と肌を重ねるなんてことを
  してしまうのです。普段なら絶対……。
  
  振られてから、上手く眠れていなかったはずなのに
  疲れからか、それとも別の何かなのか。
  夢も見ないくらいにぐっすりと眠ったのです。
                        ]
  
(*50) 2021/05/02(Sun) 23:48:59

【赤】 大学生 葛葉 桜子

 ――――――


  寝起きで頭が回らない、なんて言いますが。
  今日に関しては違いました。
  目を開けたときの景色がいつもと違うのは
  明白でしたし、何より……
                      ]

   っあ、ふっ……な、にして……っ!

[ 
  昨日一夜を共にした相手が、
  ぐちゅっと音をたてながら中を弄っていました。
  起きる前から私の体は反応していたようで、
  既に蜜が溢れるような状態になっています。
  昨日散々気持ち良くされた代償と言うべきか
  弱いところを彼に知られてしまっているので、
  このまま指が止まらなければ
  簡単に達してしまいそうです…。
                         ]

   お うじ、くん……まっ…まってぇ……!

   *
 
(*51) 2021/05/02(Sun) 23:51:01

【赤】 SE 榊原 皇仁





  ぐっすり眠っていた彼女は、
  暫くしてから目を覚ました。
  頬は赤くて、ぐちゅぐちゅと音を立てる
  その体は、もう準備ができている。

  勝手に彼はそう捉えて、
  彼女が達してしまう直前に指を抜いた。

                     ]

   何を待ってほしいの?
   指なら抜いてるのに、待つものって…
   あ、やだなぁわんこちゃんってば。



(*52) 2021/05/03(Mon) 15:57:29

【赤】 SE 榊原 皇仁



  彼は下着をずらして
  朝の熱を彼女の蜜に擦り付けた。
  寝起きの彼女の中を、
  遮るものはもう何もなくて。
  先端を、自分の手で何度か擦れば
  ゆっくりとそれは中を蹂躙していく。

                    ]

   朝のわんこちゃんやっば…
   超締め付けるじゃん………



  彼女の中を全て埋め尽くせば
  静止を聞くことはなく、
  腰を前後に動かし、朝の木漏れ日の中
  白いベッドの上で朝の運動がはじまる。

  とは言っても、彼も長く耐えられるわけでもなく
  昨日の夜までよりも早めに彼女に
  質問をしていたはず。

  このまま、出して良いかどうか。

                       ]

(*53) 2021/05/03(Mon) 15:58:26

【赤】 SE 榊原 皇仁



    ね、いいよね?
    可愛いわんこちゃんの中まで
    ぼくで満たされたいでしょ?




  本当なら、自分勝手な発言だと
  拒否をされるのが妥当点だが、
  彼女にはどう聞こえたのだろうか。

                    ]*



(*54) 2021/05/03(Mon) 15:58:51

【赤】 大学生 葛葉 桜子


[ 
  脚がふるふると震えていて
  明らかに余裕がなさそうな私の態度から 
  達しそうなのを察したのか、
  すぅっと指が抜かれてしまいます。
      
―――もうすこし、のところだったのに。


  行き場を失った熱が下腹部で
  ぐるぐるとめぐっている気がします。
                        ]

   何をって……
   おうじくんの、ばかぁ…
(*55) 2021/05/03(Mon) 16:44:43

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  思わずそんな言葉をぶつけてしまいます。
  息を整えようとしていると、
  熱いものが擦り付けられていました。
  昨日も散々中を蹂躙していたそれが触れると
  こくり、と喉がなってしまいます。
  彼の熱がゆっくりと入ってくると、、
  体は正直に喜んでいました。
  ぎゅうぎゅうと搾り取ろうとするかのように
  中が収縮して、あっという間に
  のぼりつめてしまいそうで……。
  そんな余裕のない中で彼に問われます。
  中に、出していいかどうか。
                      ]
(*56) 2021/05/03(Mon) 16:45:02

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   みたさ れる……?

[ 
  彼の問いかけは本来、泣いてでも
  拒否すべきものです。
  昨日会ったばかりの人の子供を
  孕む可能性があることなんて、
  拒否すべきですし、拒否しないほうがおかしい。

  
―――それなのに

                       ]
 
(*57) 2021/05/03(Mon) 16:45:32

【赤】 大学生 葛葉 桜子




   みたし、て…
   おうじくんで、わたしをいっぱいにして……
   なか、まで…いっぱいに、して……?
 
 
 
(*58) 2021/05/03(Mon) 16:46:06

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  選んだ答えは

        ――女の子として最悪のもの。
 

  みたされたくて
  あいされたくて
  きもちよくなりたくて

  それが手に入るなら
  中に出されてもいい、なんて。

  どこまでも愚かな選択をしてしまうのでした。

  そして、寸止めされていたこともあって、
  彼より先に達してしまうことになるのです。
                        ]*
 
(*59) 2021/05/03(Mon) 16:46:35

【赤】 SE 榊原 皇仁





  ばかぁ、なんて煽りは可愛いとしか言えず
  抜いて正解だったと思った。

  彼女と帰りを共にしないなら、
  ここ最近会ってないセフレちゃんたちの
  連絡先を一歩につき一件消していくか、と
  彼だけはやけに冷静で。
  
  彼女の反応に、中の熱は更に大きさを増し
  彼女と離れるのを嫌がりはじめた。

                      ]



(*60) 2021/05/03(Mon) 17:36:41

【赤】 SE 榊原 皇仁


 
   そぉ。満たされる。
   サクラちゃんも、体の底から
   満たされてくよ?いいことだ。



  それは一種の洗脳のようで、
  彼女の同意は彼のスイッチを入れる。
  彼女の中がキツく締め付けるなら、
  その中で何往復かを繰り返し
  白濁とした、熱い彼の欲求が
  清廉潔白であるはずの彼女の中を
  満たしていくその様は、
  まるで発情した生き物のような感じさえ。

                      ]



(*61) 2021/05/03(Mon) 17:37:22

【赤】 SE 榊原 皇仁



   1回目……
   記念に撮っちゃお。




  少し落ち着けば、彼女の中から
  一度彼は撤退し、
  脚を開かせ代わりに中には指が侵入する。
  愛液と精液の絡まったそれは
  彼女の中からこぽっと吐き出されていく。
  彼は気分良さげに動画を撮って
  ふふんと鼻を鳴らした。
  ちゅぷっと軽く秘裂に吸い付いたのち、
  体勢を戻した彼は、またおはよう、と
  彼女に声をかけた。

                      ]



(*62) 2021/05/03(Mon) 17:37:58

【赤】 SE 榊原 皇仁



   よーし、今から何回できるかなぁ。

   お風呂と朝ご飯の時間まで
   考えるなら、2回くらい?




  有無を言わさず、彼女の手を使って
  隆起させてしまえば、
  今度は彼女を四つん這いにして
  後ろから奥の方まで一気に突き上げただろう。

  彼女が話ができるかどうかは分からないけれど
  とりあえず、啼かされていれば
  それでいいか、と彼は動くのだった。

                        ]*



(*63) 2021/05/03(Mon) 17:39:45

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  強い締め付けに彼も興奮したのか
  中で彼が大きくなった気がして
  小さく声が漏れるのです。
  
  満たされる、と彼にも言われて
  私の思考はそこで止まってしまいました。
  達してしまって敏感になっている中に
  彼の欲が注ぎ込まれていくのは…


  とても、きもちよくて
  みたされていく。


  
たぶん私の思考は少しずつ

  
歪んでしまっているのでしょう。

                   ]
 
(*64) 2021/05/03(Mon) 19:03:27

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   あっ…あつ、い……
   んぁっ……

[ 
  中に出されてしばらく放心している間に
  彼は、中に指を入れて、
  秘裂を見ているようで、
  ひくん、とそれだけで反応してしまいます。
  ……撮っているなんて知っても
  静止は出来ないまま。
                      ]
 
(*65) 2021/05/03(Mon) 19:04:02

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   お、はよぉ……
   ま、まだできる、の……?


  さっき出したばかりではと思っていたのに、
  強引に私の手に握らされたそれは
  あっという間に硬さを取り戻しました。

  目を丸くする暇すらなく、
  四つん這いにされて、
  後ろから勢いよく貫かれてしまえば
  抵抗なんてできません。
                     ]

   くぅ、んっ…
   ふぁ、もっと、たくさん……



  子犬のように啼かされて、
  快楽に屈服してしまった私は、
  もっと、とねだってしまうのです。
  ただでさえ、昨日も抱かれていますから
  終わった後はもう動けず
  お風呂どころではなくなっていたことでしょう。
                         ]*
 
(*66) 2021/05/03(Mon) 19:04:29

【赤】 SE 榊原 皇仁



   おはよ、まだまだ出来るよ。
   可愛いお尻だねぇ。




  彼女のお尻を撫でながら
  肌の当たる音に耳を傾ける。
  艶やかで、他の女子とは違う、
  白い肌は彼の視線を独占している。

                   ]



(*67) 2021/05/03(Mon) 19:52:57

【赤】 SE 榊原 皇仁



   っふ、ぅ………




  最初の一発に加えて、二発。
  彼の予想に違わず、
  3回目の中の蹂躙が終わる頃、
  時刻は11時くらいになっていた。

  ずぷっと音を立てる場所から楔を抜けば
  白濁とした体液が溢れてきたので
  中からそれをかき出すことを忘れずに。
  彼女が動けなさそうなら、
  バスローブをかけてあげて
  お布団の中に寝かせてあげた。

                     ] 



(*68) 2021/05/03(Mon) 19:53:50

【赤】 SE 榊原 皇仁



   タバコ吸ってくるね。
   サンドイッチ、下のカフェで買ってくる。
   ゆっくりしてて?



  そう言って、彼はまた服を着ると
  財布とタバコとルームキーを持って
  部屋から出ていった。
  優しく対応できていたか、ちょっとだけ
  心配になったけど気にしすぎないようにして。

                        ]*



(*69) 2021/05/03(Mon) 19:54:15

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   おうじ、くん……
   すごく、げんき…

[ 
  お尻を見られるのは恥ずかしくて
  可愛いと言われても返事は出来ませんでした。
  今更ですけれど…
  口に出されると恥ずかしいものなのです。
  わかってて言っているのなら
  相当、意地悪だと思います。
                     ]
(*70) 2021/05/03(Mon) 21:02:01

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   ひぁっ……
   もぉ、むり……


  3回目が終わったころには体力の限界でした。
  中に出されたものをかき出されて
  少し声はあげたものの、動けそうになくて。
  されるがままです。
  布団に寝かされて、ぼんやりと
  彼のほうを見上げていますと、
  どうやらご飯を買ってきてくれるようで、
  ゆっくりしてて、と言い残して
  部屋から出ていくのでした。
                   ]
 
(*71) 2021/05/03(Mon) 21:02:29

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  しばらく動けないでいましたが。
  昨日の昼から見ていなかったスマホを
  確認しておこうかと、
  何とか這って荷物の方へ手を伸ばして、
  中からスマホを出そうとして……

  バタン!と鞄を倒してしまいました。

  手にはスマホを握ることが出来たものの、
  鞄が倒れるのをとっさには止められなくて
  中のものが散乱してしまいます。

  レジュメなんかも入っていましたので
  『○○大学 工学部建築学科 葛葉桜子』なんて
  書いてある紙も床に落ちてしまいましたが…
  今拾う気力もなくて。

  スマホを見てみれば何件か
  メッセージアプリに通知が来ているようです。
                       ]

   『桜子ー!誕生日おめでとう!
    どこかケーキでも食べに行こうよ!』

   『桜子ちゃん、休んでたみたいだけど
    大丈夫?話聞くよ?』
 
(*72) 2021/05/03(Mon) 21:02:57

【赤】 大学生 葛葉 桜子


 

     ――――……。

            

  
 
(*73) 2021/05/03(Mon) 21:03:40

【赤】 大学生 葛葉 桜子




   
たん、じょうび……

 
 
 
(*74) 2021/05/03(Mon) 21:04:17

【赤】 大学生 葛葉 桜子




  私は、何をしているのでしょう、ね…。

                     ]

 
(*75) 2021/05/03(Mon) 21:04:38

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  つぅっと頬を涙がつたっていきます。
  自分の愚かしさに嫌気がさします。
  
  所詮一夜の相手に過ぎないのに。
  相手にとっては、
  さぞかし都合の良い女だったのでしょう。
  満たされた気になって
  愛された気になって

  そんなの、錯覚に決まってるじゃないですか。

  何を、勘違いしていたのでしょう。
  これでは前と同じ……
  前よりひどいじゃないですか。
  元恋人は、私の事を愛してこそいなかったけれど
  避妊だけはしていましたから。

  
もう、どうすれば……。

                        ]
 
(*76) 2021/05/03(Mon) 21:05:13

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  どうすればいいのかも全然わからなくて
  泣くしかできませんでした。
  彼が帰ってくるのと、私が泣き止むのと
  どっちが早かったか定かではありませんが、
  どっちにしろ彼に泣いていたことは
  ばれてしまうのでしょうね。
                     ]*
 
(*77) 2021/05/03(Mon) 21:05:38

【赤】 SE 榊原 皇仁



    あー…あの子アレルギーとかないかな。




  タバコを吸い終わって、
  忙しくなる前のカフェに食べ物を買いに来た。
  あったら大変だな、と思いつつ
  あまり何も考えずにチキンのサンドイッチと
  たまごサンドイッチを買った彼。
  ドリンクはミニバーのやつでいいか、と
  体を少し動かして部屋に戻ると、
  事件が起きていた、ようにみえた。

                      ]

   わんこちゃん?!
   どうしたの、何かあった??



(*78) 2021/05/03(Mon) 21:37:00

【赤】 SE 榊原 皇仁





  床に散らばっている資料のようなものを
  回収して束ねれば、1番上には彼女の本名が。

  
なんて素敵な名前だろう。

 
  彼の頭の中に浮かんだ最初の感想。
  羨ましいとさえ思ってしまった。
  彼女は泣いていて、サンドイッチを
  潰さないようにテーブルに置けば
  資料を渡して彼女を抱きしめ、
  落ち着かせるように頭を撫でてあげる。

                     ]

   ワンコちゃん、名前素敵だね。
  
 …ぼくとは大違いだ。


  *

                       

(*79) 2021/05/03(Mon) 21:37:24

【赤】 大学生 葛葉 桜子


[ 
  余談ですが特にアレルギーとかはないのです。
  買ってくると言われたときに、
  伝えられれば良かったのでしょうけれど
  そこまで頭を回すには疲れすぎていました。

  泣いていると彼が帰ってきました。
  少し、気まずいです……。
  せめて泣いている理由だけは
  悟られないようにしなければ、と
  何があったのか聞かれても
  首を振るだけで答えませんでした。
  
  どうしても、と聞かれるのなら
  前の恋人のせいにしてしまいましょう。
  ……目の前の彼のせいには
  どうしてもしたくなかったから。
                      ]
 
(*80) 2021/05/03(Mon) 22:08:06

【赤】 大学生 葛葉 桜子



  床に散らかしてしまったレジュメを
  彼は拾って束ねてくれました。
  ……本名も所属大学も見られた、
  なんて思っていたら、
  抱きしめられるのです。
  ……どうして、優しくするんでしょう。
  面倒だって突き放してくれれば
  勘違いしなくて済むのに、
  また、勘違いしそうになるのです。

  でも、頭をなでられると
  落ち着いていくのは確かです。

  そうしてかけられた言葉は
  予想通りで、予想外のもの。

  名前を見られたのだから
  何か言われるとは思いました。
  名前をほめられるのは悪い気はしませんが…。
                       ]
 
(*81) 2021/05/03(Mon) 22:08:43

【赤】 大学生 葛葉 桜子


   ……おうじくんは
   やっぱりおうじくんなんだ。
   どういう字を書くの?



  許されるのなら、そっと彼の頭を
  さっきしてもらったようになでるのです。
  
  吐き捨てるように小さく添えられた言葉が
  苦しくて、心に引っかかってしまったから。
  名前が嫌いなのが、伝わってしまったから。
  
  好きに名乗れるネット上の仮名で
  わざわざおーじさま、なんて名乗るなら
  それは本名であってもおかしくない……
  そう思っての言葉でしたが、
  もし違うのなら謝らないといけないな
  と私は考えていました。
                      ]*
 
(*82) 2021/05/03(Mon) 22:10:48

【赤】 SE 榊原 皇仁




  前の恋人のことを思い出した、と
  彼女が言ったならちょっとイラッとした。
  忘れさせたかったのに。

  でも、頭を撫でれば
  彼女が落ち着いていくように
  彼のその心も落ち着いてきた。
  だから、彼女にどんな漢字なのか
  聞かれるとすんなり携帯を見せてあげた。

                       ]


   こういう漢字書くの。
   ……あれ、ぼく慰められてる?
   ──────ありがとう、ワンコちゃん。
   ついでだし、連絡先頂戴?




(*83) 2021/05/03(Mon) 22:27:15

【赤】 SE 榊原 皇仁





  携帯開いて、犬の絵文字を名前欄に入れれば
  彼女に電話番号を打たせようと
  携帯を渡して、連絡先をもらうことに。
  彼女とは今日だけで終わらせるつもりが微塵もなく。
 
  初めて、名前を笑われずにいる、多分。
  出会った人には大体笑われていたから
  新鮮な感じがしたような気がする。

                      ]* 


(*84) 2021/05/03(Mon) 22:27:39

【赤】 大学生 葛葉 桜子


[ 
  私の推測は当たっていたみたいです。
  彼はおうじくんで…皇仁、と書くのだと
  携帯を見せてもらって
  教えてもらったのでした。
  ついでに、と連絡先を聞かれて
  少し戸惑いました。
  また今度、があるのでしょうか……。
                    ]

  
   ……私は人の名前聞いて笑ったりしないって
   決めてるから。
   笑われたことがあって、悲しかったから。
   皇仁くん、素敵な名前だよ。

   
   連絡先……?
   ちゃっかりしてるなぁ、もう。
 
(*85) 2021/05/03(Mon) 23:03:17

【赤】 大学生 葛葉 桜子


[ 戸惑いつつ渡された携帯に番号を打つのです。
  名前欄に桜の絵文字を付け足しましたが、
  消されてしまうでしょうか?
  どちらにしろ、彼の連絡先も
  教えてもらう流れになったでしょう。
  いつの間にか口調は砕けていました。

  ありがとうって言われるとは思わなかったけど…
  もう少しこの人のことを知りたい、なんて

  そう思ってしまったのを後悔するのは
  少しだけ未来の話。
                        ]*
 
(*86) 2021/05/03(Mon) 23:04:06

【赤】 SE 榊原 皇仁



   ワンコちゃんの名前で…?
   ひどいやつがいるんだ………



  彼女が桜の絵文字を追加したなら、
  そのまま連絡先を登録した。
  今度空いてる時、デートしようね、なんて
  彼女を抱きしめたまま囁いて。

  勿論、彼の連絡先もすぐに教えて。

  彼女がまだそんなに動けないなら、
  サンドイッチを取ってきて
  冷蔵庫の中のオレンジジュースでも
  一緒に渡せば、先にシャワーを浴びに
  バスルームへと行ったことだろう。

                     ]


(*87) 2021/05/03(Mon) 23:48:02

【赤】 SE 榊原 皇仁

   *


   産婦人科、行く?
   一緒に行きたくないなら、
   これはもらって絶対。



  それから午後になり、
  チェックアウトの時間ギリギリまで
  部屋から出なかっただろう。
  彼は出る直前に彼女の手に
  四つ折りにした二万円を渡して。
  産婦人科にいくか聞いた理由は、
  緊急避妊薬を貰いにいくため。
  病院代と薬代で、これくらいかな、と
  彼は躊躇うことなく渡した。

                    ]



(*88) 2021/05/03(Mon) 23:48:40

【赤】 SE 榊原 皇仁



    またね、ワンコちゃん。
    また沢山えっちなことしようね。



  何の後だったかは定かではないけれど、
  にこにこしながら、彼は手を振った。

  分かれてすぐのメッセージでは
  もし生理が止まったらすぐに報告して、と
  彼女を心配する素振りをみせて。

                       ]*



(*89) 2021/05/03(Mon) 23:49:02