人狼物語 三日月国


147 【ペアソロRP】万緑のみぎり【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


[犠牲者リスト]
該当者なし

本日の生存者:フレディ、乙守 流歌、甲矢 潮音、テンガン・カルシャック、ミンナ・コンスタンツェ、ヤスヒサ、ナナミ、インタリオ、クロウリー、紫川 誠丞、阿出川 瑠威、アウローラ、アルカード以上13名

2022/05/25(Wed) 17:48:26

【人】 魔導騎士 テンガン・カルシャック



彼女の叫びを聞くと、一瞬彼は固まった。
何度か瞬きをすると笑いが込み上げ、
改めて彼女に対してごめんね、と呟く。>>2:117


「そうだね、けど返事は変わらないよ。
 俺のいうことを聞くってことはなんでもやるんだ。
 簡単にそういう風に聞いちゃダメ。
 もう少ししたら外してあげるから、
 そんなに暴れようとしないで。

 ミンがなんでも聞いてくれるって言うなら
 ずっと一緒にいてって言おうかななんて
 考えてたからそう言う話を引き合いにだしただけ。」


最終的に彼女が諦めたような感じで
肩の力が抜けてしまったようだったので
彼は彼女を拘束する力を少しだけ緩めた。>>2:118
緊張が走る場面だと言うのに、
どうしてこうなってしまうのだろう。
それは多分、彼が生真面目でありながらも
短慮なところがあるからだと言える。
そういうところも少し残念な男である。


(0) 2022/05/25(Wed) 21:08:52

【赤】 入院中 阿出川 瑠威

[ 如何説明されたところで俄かには信じ難い。
 けれどそんなことはどうだって良くて。
 そんな胡散臭いものに縋ってでも彼が
 俺を手に入れたかった事実さえあれば十分だった。

 彼を愛していればこそ、
 真っ当な道に戻れるよう促すべきだ。
 普通ならそう考えるのかもしれない。
 そうだろうなとは思う。けれど……
 自分の為に踏み外してくれるのが嬉しくてたまらない。

 戻れなくなってしまえばいいとすら思う。
 この感情が、この執着が、正しいなんて思わない
 彼に幸せになって欲しいと思わないわけじゃない
 けれど、それ以上に

 あの日、向き合うでなく離れることを選んだ事が
 痼になっているのだと思う。

 二度と離れて行かないように
 共に戻れないところに堕ちて欲しくて。 ]
(*0) 2022/05/25(Wed) 21:53:31

【赤】 入院中 阿出川 瑠威

[ 拒絶とは違う視線の逸らし方に勝利を確信する。
 やはり彼が求めるのは可愛い路線でいいらしい。
 いや可愛い路線ってなんだ。知らんけど。
 自分に『可愛い』なんて評価が当てはまると思えないが
 彼にとって『可愛い』と感じるのが何なのか
 そのへんは試行錯誤していくより他ないのだろう。

 望む通りの俺に寄せる努力は元よりそれ程苦じゃない。
 なんぜずっとそうして生きてきたのだから。

 母相手だと息苦しくなってしまったのは
 挫折してしまったこともあるけれどそれ以上に
 挫折を受け入れようとしない母にこれ以上
 何かを望まれたいと思わなくなってしまったからだろう。


 彼にの望まれ続けるためなら、幾らでも
 彼の望む俺になりたいとすら思う。
 たとえそれが『可愛い成人男性』だなんて
 なかなかにパンチの効いた題材だろうとも。 ]


 じゃあ気のせいかなぁ。
 誠丞さんが冷えてるのかも。

 あ。あと、……ぐっすり眠れたのとはべつに
 その……ちょっとだけ、おなかいたい、かも。

 してる時はあんな気持ちよかったのになぁ。

 
(*1) 2022/05/25(Wed) 21:59:07

【赤】 入院中 阿出川 瑠威



 ふふ、……なんかまだ誠丞さんの入ってるみたいな
 けど足りなくてむずむずするみたいな
 へんなかんじ、する。


[ 苦痛を訴えるでなく、すこしだけ気恥ずかしそうに白状を。
 シーツで半端に隠れた下肢を……そこに感じていた何かを
 愛おしむみたいにそっと撫で摩って、
 伏せ目がちに、はにかんだ笑みを滲ませた。

 まーーー内臓あんだけ弄り倒せば腹痛くらいしますよね
 なんて可愛げのない本音すら『可愛い』に分類されるかは
 まだ未知数なので、飲み込んで黙っておく。

 彼なら可愛いと言い出しそうな気はするけれど
 飾らず演じない俺を好んでくれればそりゃあ嬉しいけれど
 だからといって努力を怠って良いかといえば
 それは完全に別の話だ。
 最初くらいは保険をかけて、猫を被っておく方がいい。 ]
(*2) 2022/05/25(Wed) 22:00:45

【赤】 入院中 阿出川 瑠威

[ 現状に関し熱心に説明されても一向に信じる気は起きない。
 真実であることの証明のように晒された器具だって
 手が込んでるね、としか思えないし。
 
 ただ『信じて欲しい』と言わんばかりに一生懸命な彼が
 可愛らしくて、愛おしくて
 だから言葉を遮ることなく大人しく説明を聞いていた。

 真面目だな、もしその説明が全て真実だとしたら
 ……いや、たとえ嘘だとしても
 俺が信じるか信じないかなんてどうだっていいだろうに。

 それでも信じて欲しいのか、俺に。
 現状が実質監禁と同じであることは
 直接言葉にされずとも何度も念を押されている気がする。
 逃がさない愛してると伝えたいにしては
 狂気もなく、それを吹っ切った甘さもない。
 ただ切実に、淡々と説明する様は……

 ああ、そうか。

 独り、なんとなく納得する。
 赦されたいのかもしれない、と。

 ばかだなぁ。
 愛おしいと同じ色の感情が溢れる。 ]
(*3) 2022/05/25(Wed) 22:08:10

【赤】 入院中 阿出川 瑠威


 
 夢や妄想の次は詐欺が浮かぶけど。
 誠丞さんが信じてるなら、信じるよ、俺も。

 けど……べつに誠丞さんちに攫って閉じ込めてくれたって
 俺は喜んで監禁されたんだけどな。
 
 ああでもそれだと公になった時うちの両親が面倒くさいかぁ。
 ……ざんねんだな、誠丞さんち、行ってみたかったのに。


[ ばかだな、俺がどれだけ貴方を好きか全然わかってない。
 けれどそんなところが可愛らしい。
 信じられない?不安なのかな、嬉しいな。
 拒まれることを不安に思うくらいに
 俺を求めているんだろうか。

 赦すどころか喜んで受け入れるのに
 真実でも、嘘でも、
 貴方が与えてくれるものなら、なにもかも。  ]
(*4) 2022/05/25(Wed) 22:09:17

【赤】 入院中 阿出川 瑠威


 ね。いつか、連れてってよ。
 外出許可出せるくらい、俺を信じる気になったら。
 それまでいいこにしてるから。


[ 真面目な彼をここまで追い詰めた理由が、
 『左目を治したい』だけじゃないことくらい
 わからない程頭が回らないわけじゃない。

 あの時、飛び降りなくてよかった。
 彼が止めに来てくれた瞬間に
 彼の目の前で、彼の記憶に焼き付くように
 飛び降りてしまわなくて本当によかった。

 本当に「ただ風に当たっていただけ」だったのに
 それだけのことでこんなにも俺に執着してくれる今が幸せで
 生きたまま味わえる幸福に酔い痴れる。

 貴方が俺を執着してくれる限りは
 死ぬ気なんか、微塵もないけれど
 きっと彼はまだ信じられないのだろうから。

 俺がいなくなるかもしれなかっただけのことに
 こんなにも恐怖を覚えてくれていることが嬉しい。

 可哀想に。愛おしむのと同じ温度でそう思う。
 俺に囚われてしまった、彼に。* ]
(*5) 2022/05/25(Wed) 22:11:03

【人】 転生者 アウローラ

[ あれから季節がひとつ過ぎて、
 学園内の景色もすっかり冬の装いとなった。

 わたしたちは、というと相変わらずで。

 わたしは学園の生徒として普通に授業を受けて。
 彼はそのあいだ、暇を見つけては
 図書館でよく本を読んで過ごしている。
 このままいくと、わたしが卒業するまでには
 あの図書館の蔵書を全て
 読み終えてしまうのではないかしら…。

 他にも、お互い時間があるときに料理を作ったり
 お休みのときには二人で何度か、
 街や郊外の森に出かけたりもした。]
(1) 2022/05/25(Wed) 22:53:49

【人】 転生者 アウローラ

[ 少しずつ、重ねられていく穏やかな日々。
 そして少しずつ、彼について知っていることが
 増えていった。

 粥とお菓子以外の料理を作るのが実は苦手なことも
 都合が悪かったり面倒なことは笑って誤魔化そうとすることも、

 世界を破滅させることに対する拘りは、結局のところ、
 「自分を召喚した、誰かの願いを叶えるため」で。

 ……今まで彼をこの世界に喚んだ人たちは皆、
 既に此の世にいないということも。 ]
(2) 2022/05/25(Wed) 22:54:20

【人】 転生者 アウローラ

[ ……もし、望みが叶うなら。

 わたしの知っている彼が彼のままで在てくれたらと、
 そう、願わずにはいられない。

 あのひとたちが幸せでいられる「美しい物語」が
 続いてほしいと思っているのは変わらない。

 ――…でも、それとは別に。

 彼の冷たくて、あたたかな掌に、…離れがたい。
 離したくないと、その気持ちを抑え難く感じている。 ]
(3) 2022/05/25(Wed) 22:58:04

【人】 闇の精霊 アルカード

―― 学園寮/屋根の上 ――


 ……ここにいたか、娘。
 
 
[夜闇に紛れて、ゆらりと
我が姿を現したのは学園寮の屋根の上。

部屋から気配が消えたので何処へ消えたかと探していれば。]


 まったく。
 これで風邪を引いたらどうするのだ。
 我は看病などせぬからな。


[言いながら、手にしたマグカップの片方を娘に差し出す。
屋根の上に座り込む娘の傍らに腰を下ろせば、
羽織っていたマントを娘の背にかけた。
これで少しはマシだろう。]
(4) 2022/05/25(Wed) 23:01:41

【人】 闇の精霊 アルカード



 ――…それで、どうした?


[ 娘がこうしてふらりと屋根の上に昇ろうとするときは
 大抵何かを悩んでいるときだいうのが、
 ここ数か月のあいだに学んだことの一つだった。
 
 マグカップの紅茶を一口飲んでから、
 覗き込むように首を傾げて娘の顔を見やる。 ]*
(5) 2022/05/25(Wed) 23:02:04

【人】 芸術の悪魔 インタリオ



[ 在るべき形を保った表情>>2:120
  完璧を装う従者の振る舞い>>2:122
  状況に合わせた規律の厳守>>2:123

  そうあれと教育したのが悪魔ならば、
  滲む怯えで崩すのもまた、同じく。>>2:125

  浮かべた笑みは支配欲の充足で先程までとは種類を変えている。 ]
(6) 2022/05/26(Thu) 2:46:35

【人】 芸術の悪魔 インタリオ



オレもそう思うとも
君が人間に、教会なんかに奪われる前に拐えて良かった

[ 作り上げた優しさを含む声で語れども、言葉に嘘は無い。
  事実、神僕に報復を与え人の手の届かない地へと連れ去った。

  世俗に疎いわけがないと言ったのは、先程の魔術師だ。>>2:123
  悪魔は己の下僕を取り巻く事象を常に把握していた。

  与えた名を少し変えて、人間社会で名乗り始めたことも
  ある男を誑かし傀儡とし、立ち上げた団体の名前も>>2:94
  主の教えに反し、自ら表舞台に立ち始めたその先の全ても。

  彼の元へ足を運ばなくなった期間のことすら、全て知っている。 ]
(7) 2022/05/26(Thu) 2:47:13

【人】 芸術の悪魔 インタリオ




[ 魔術師と悪魔は、
  少年がアレイズとなった際に改めて契約を結ぶ運びとなった。

  かつて悪魔が滅ぼした彼の故郷で語られた言葉を叶える為。
  館を離れて以降も生命を継続させながら、
  今まで与えてきた知識の数々の対価を支払い続ける為に。

  人々を誘い、堕落させ、陥れ、悪魔が望む魂を送り続ける。
  いずれはその魂もゲヘナへ戻り、そして終わる。

  人の世において、国に排除される程に名を売り人々を率いようと
  その定義が常に首に手足に、心に
  不可視の枷として掛かっている。>>2:120

  浄化され天に昇る救済も、救えぬものとして消滅させられることも
  定められた結末に反している。 ]
(8) 2022/05/26(Thu) 2:47:30

【人】 芸術の悪魔 インタリオ



ねえ、アレイズ
お前の主がそんな心配を抱かなければならなかった理由は何?

……聡明な“主宰殿”なら当然、分かるよね

[ 語らいの中で褒めた当時の彼は

  己に火の粉が掛からぬよう、権力者の陰に潜みながら甘言を囁き
  駒とした者を使い他の悪魔と契約をさせ、更に力を得て
  危険は全て人間達に背負わせつつも、痕跡一つ歴史に残さない手腕。

  それはまさしく、悪魔の教えに準じたものであった。

  しかし――――今はどうだろう?
  猛禽の視線は一時、物言いたげに机の上の本へと向けられる。 ]
(9) 2022/05/26(Thu) 2:47:52

【人】 芸術の悪魔 インタリオ




お前の失敗とは、裏切り者を見抜けなかったことじゃない
もっと重大な部分で長い間、間違え続けていた筈だよ

[ 広範囲に渡る大きな不幸で潰えた魂の品質は、確かに良くない。
  翠の星が運命を狂わせ、儀式の贄としてきた者のほうが上質だった。

  しかし、争いが終結しすぐに国を出て行ったのは
  母国への愛着など既に潰えていたとしても、
  激動に流されることに疲れたからだと主は見抜いていた。

  それは自ら頂点に立ち、人々に教えを説くことも同じではないか。
  事実彼は友と嘯いた利用対象を喪い、築いたものを奪われ
  そうして最後には売られる平穏と程遠い時を過ごしたのだから。 ]
(10) 2022/05/26(Thu) 2:48:08

【人】 芸術の悪魔 インタリオ



[ 無自覚に行っていたのだとすればその矛盾は、
  短気な炎の悪魔を召喚する際に銀の指輪を忘れてしまうよりも
  余程致命的といえよう。

  理解した上だったのならば、それは――――

  グラスを置いたままの両手は、今度は血の気を宿さぬ頬を包み
  “いつか”のように息が掛かる程顔を近づけ、囁きを落とした。 ]*
(11) 2022/05/26(Thu) 2:48:28

【人】 落星 クロウリー



[怯える下僕に主が向けたのは、人間の贋作じみた笑みではなく
悪魔の本質を表したような嗤い。
今ある筈もない無数の羽音の幻聴を確かに聞いた。

そう在れと定められたことすら、当人に容易に崩される。
まるで舌の上で遊ばれているようだ。
悪魔を相手に平等に始められなかった関係、契約という名の隷属。]

 ありがとうございました
 …………貴方が来なければ、どうなっていたことか

[救われたことについて、もっと言葉を尽くして礼を述べるべきだろう。
しかし、上手く浮かばず表情を保つことしか出来ない。

まるで上っ面でしかないと、きっと思われてしまっただろう。

偽り無く下僕を助けようとしたからこそ、
その意図について考え、遠い日を思ってしまう。
迅速な救出を遂げた先に書籍を所有していた事実に、
全てを知っていると確信してしまった。]
(12) 2022/05/26(Thu) 4:03:07

【人】 落星 クロウリー



[強調された呼び方に含まれる皮肉。
銃口を後頭部に押し付けられるよりも背筋の冷える感覚。

想像出来ぬことでは無かったというのに、
こうして当人に突き付けられると生きた心地がしない。

奈落に縛られている筈の悪魔の瞳は、何もかも見透すようだった。
私という存在が狭小過ぎるのだろう。

主にとって好ましい在り方は、既に語られたそれ。
アレイズ=クロウリーとしての生き方を始めてから背いていた道。

悪魔が指摘した間違いは、私にとっては────*]
(13) 2022/05/26(Thu) 4:03:41

【人】 甲矢 潮音

 
[そして現実。]


  ────…きて、……起きて、流歌


[僕は夢の中と同じように胡座の姿勢で
 腕の中にいる流歌を起こそうとしている。
 瞼が持ち上がれば伝えるだろう。

 誕生日おめでとう、これからもよろしく、……と。]
 
(14) 2022/05/26(Thu) 8:44:42

【人】 甲矢 潮音

 
[あそこでの痛みはなくなっているが
 指にはかわりにきらりと光るものがあった。

 模様が刻まれた銀色の指輪。
 僕の左手にあるのと重ねると
 ト音記号や五線が完成する二つで一つのものだ。*]
 
(15) 2022/05/26(Thu) 8:45:20
甲矢 潮音は、メモを貼った。
(a0) 2022/05/26(Thu) 12:38:57

【人】 乙守 流歌

― 現在 ―


 ( ん…… )



[ ねむったままのおひめさまが
  ゆるやかに瞼をあけるみたいに、
  ゆっくりと世界の光をうけいれた。


  ……んー、んー? ]

 
(16) 2022/05/26(Thu) 17:45:11

【人】 乙守 流歌


[ 覗き込む潮音の顔。
  実は一番好きな角度はここから見るもの。]


 いきてる?


[ ぺたぺた。潮音の頬を触る。
  熱はわかる。あついのも。

  耳も聞こえるみたい。


  ついでに自分の胸元も確認して
  ……うん。 


 ……うーーん??


 昨日と今日の境界線がいまひとつ。
 パパやママに挨拶をした記憶があるような、
 ないような。

 潮音の部屋に来た記憶も曖昧。 ]
(17) 2022/05/26(Thu) 17:46:49

【人】 乙守 流歌


[ ……夢だったのかな。
   ……愛してる、っていってくれたのも。 ]



  あ、ありが……



[ 痛かったけど、今痛くないっていっても
  死ぬかと思うくらい痛かったんだよ?指とか!

  ゆび?  ]
(18) 2022/05/26(Thu) 17:47:30

【人】 乙守 流歌



 と。。。




[ 確かにあった痛みの代わり。
  指先にひかる音のかけら。


  ゆびわだ、ペアリング。
  交互に見る。指先、潮音、指先、潮音。 



  何度も瞬いてたら誕生日プレゼントって
  教えてくれたかな? ]

 
(19) 2022/05/26(Thu) 17:48:46

【人】 乙守 流歌




 わあああ、
   わああああ


 ありがとう、ありがとう、ありがとうーー!
 潮音だいすきーー!!!


[ 話したいことはいっぱいある。
  いっぱいあるけど、あるけど、


  嬉しいんだもん!
  身体が二人でいっこになるくらい、抱きついた。


  だいすき、だいすき。

  例え何があったとしても。
 ]
(20) 2022/05/26(Thu) 17:54:15

【人】 乙守 流歌




[ 私は潮音のもの。潮音は私のもの。  **]



(21) 2022/05/26(Thu) 17:55:50
乙守 流歌は、メモを貼った。
(a1) 2022/05/26(Thu) 18:11:19

【人】 甲矢 潮音

 

  ……うん。
というか死なないから



[目を覚ますなり眠り姫に顔をぺたぺたされた。
 あんなことされてもきみは
 僕が生きてることの確認の方が先、なのかな。

 胸がきゅんきゅんしすぎて辛い僕の前で
 流歌は自分の胸元を確認してる。
 ただの夢だと思っているんだろうか。]
 
(22) 2022/05/27(Fri) 10:33:22

【人】 甲矢 潮音

 
[僕は自分のこと、話しても良い気分になってた。

 他は僕を好きになれってただ命じればよかったけど
 きみだけはただひとり違った。
 そのきみの心を手に入れられた実感が、確かにあるから。

 
どんな僕でも、受け止めてくれるんでしょう?

 
(23) 2022/05/27(Fri) 10:33:39

【人】 甲矢 潮音

 
[でもともあれ。今日は流歌の誕生日。

 電池の切れたスマホを充電したら
 お祝いのメッセージが
 沢山届いていることに気づいてしまうだろう。

 誰より早く祝いたかったので。
 何でもきみの一番が欲しいので。
 おめでとう、って伝えたんだ。]
 
(24) 2022/05/27(Fri) 10:34:04

【人】 甲矢 潮音

 
[贈り物に気づいた流歌が
 僕の顔と自分の指を交互に見る。

 渡した時のシミュレーションは
 頭の中で何度もしてたけど
 実際に迎えるとこそばゆくなって
 頬を掻きながら明かした。]


  うん、誕生日プレゼント
  大人になったらもっとちゃんとしたのを……っ

  る、流歌……僕も大好きだよ……


[勢い良く抱きつかれて、
 バランス崩しかけたけど、両腕で抱き締め返して支えた。
 やばいな。ちょっとだけ見えた、
 その、だいすきーって顔も、めちゃくちゃかわいい。]
 
(25) 2022/05/27(Fri) 10:34:16

【人】 甲矢 潮音

 
[一つになって、離れがたい。
 けど、ふたつばかり心配事があって。]


  そういえば、お腹は空いてない?
  何か食べたければ、つくるけど……


[昨日は抱えて帰ってきてそのまま僕の部屋で過ごした。
 互いの家族には、……まあ、瞳をきらりとね。
 いまは日が高く昇ってて、
 つまり2食たべてない流歌は、辛くないかな、と。]
 
(26) 2022/05/27(Fri) 10:34:53

【人】 乙守 流歌



[ 死なない……っていうのはさっき聞いた、よ。
  でもね、でも
  それでも存在を確かめたくなる時が
  女の子にはあるんだよー!


  だって、だって、あんなに怖かった。 ]

 
(27) 2022/05/27(Fri) 17:57:22

【人】 乙守 流歌


[ お誕生日のお祝いをしてくれる通知
  見ればね、きっと私は喜んでるよ。


  愛されることは嬉しいし。
  友達も、家族も、みんなだいすき。


  でも今は、目の前の潮音が一番大事だから
  スマホ充電できてるよって言われても
  気にしなかった。


  だってね、ずっと昔から大人びた潮音が
  時々照れ臭さを隠して頬を隠す動作が


  愛おしくて仕方ないんだもん。 ]
(28) 2022/05/27(Fri) 18:00:37

【人】 乙守 流歌



 大人になったら
 流歌のことさらってくれるの?

 ……大人になるまでまたなきゃだめ?


[ なんてね。
  私はほんとはこの指輪でも十分嬉しかった。
  ちゃんとしたのじゃなくても。

  潮音が私を捕まえててくれる証だから。


  くすくすって笑うよ。
  幸せ。


  いつか素敵な花嫁さんにしてくれるのかな、
  ちょっとだけ期待しちゃおう。 ]
(29) 2022/05/27(Fri) 18:02:09

【人】 乙守 流歌


[ 倒れそうなほどのぎゅうを堪能したら
  ほあ、おなか。そういわれてみれば。


  そういえば私、……どして制服なのかな。
  お誕生日はお休みの日のはずだった。 

  さすがに私の着替えまでは潮音の部屋にないし
  瞳きらん……でママにお願いしてたら別だけど。


  
  …………。 



  潮音を見る。
  それはもう、何かを言いたげに。]

 
(30) 2022/05/27(Fri) 18:05:39

【人】 甲矢 潮音

 

  ……ええと、流歌、それは
  物事には、順序というものが……
  おば様おじ様に、心配されちゃうから


[そんなの魅了でちょちょい、だけども。
 しどろもどろになってたら笑われた。>>29
 この子は、どこまで本気なんだろうね?

 将来のことは学生の身分で言っても説得力が云々……、
 考えてしまう程度に俗世間を学び過ぎていた。
 振り向いて貰うために必死だったから。

 でも、言わないだけで、さらうのは確定してる。

 無駄に拘って学生が買っておかしくない
 予算に抑えた指輪(勿論バイト代から買った)から
 しっかりしたものに変えるのも近いうちだ。

 存分に期待して待ってると、良い。]
 
(31) 2022/05/27(Fri) 20:40:43

【人】 乙守 流歌


 さらってくのが潮音なら、
 パパやママも安心してくれるよ。


 ……ふふ。
 早く大人になれないかなあ


[ 困らせたいわけじゃないからね。
 順次、って言われたらてへってしておいた。

 新しく指先に宿った指輪。いつか違うものに変わるのかな。
 ならそれまでに沢山思い出つくっておかなくちゃ。 


 

 手、繋いでほしいな、って何となく。


 
(32) 2022/05/27(Fri) 21:45:47

【人】 転生者 アウローラ



 …えへへ。


[ >>4>>5自分でも気持ちが悪いくらい、
 頬(というより表情)が緩むのを感じた。

 差し出された、彼が淹れてくれた紅茶の味も、
 肩から背にかけられたわたしには大きいマントも、
 口調こそ厳しいけれど、優しさに満ちた声も。

 ――…その全てが、わたしにとってあたたかかったから。]
(33) 2022/05/27(Fri) 23:33:49

【人】 転生者 アウローラ



 ……星を、見ていたんです。


[ マグカップから紅茶を一口啜る。
 そうして見上げた空には、濃淡を描く藍色の空と
 銀粉と雲母を散らしたような星々。

 「私」の元居た世界では、普通に街で暮らしていたら
 絶対に見ることのできない光景が
 この世界では当たり前に存在している。
 わたしの故郷でも、王都でも、それは同じ。 ]
 
 
 子どもの頃、先生に教わったんです。

「夜の星は、亡くなった人たちの魂で
 今も遠い彼方から私たちのことを
 ずっと、見守ってくれているんだよ」って。
(34) 2022/05/27(Fri) 23:35:31

【人】 転生者 アウローラ



 ……小さい頃のわたしにとって、
 愛とは星のようなものでした。


 真っ暗な夜の闇の中、きらきら輝いて
 わたしの心を温かく照らしてくれるけれど。
 ……でも、決してこの手が届くことはない。


[ どれだけ、背伸びをして手を伸ばしても
 懸命に飛び上がろうとしても、
 あの輝きに、手が届くことはなかった。 ]


 だから、憧れました。

 星の輝きに、愛に、それに触れたときの温もりに。

 誰かを愛して、そして愛されたとき、
 それはどれだけ温かくて、眩しくて。
 ……素敵なもの、なんだろうって。


[ 小さな頃、夢に見ていた遠い世界でも
 終ぞ触れることの叶わなかった願い。 ]
(35) 2022/05/27(Fri) 23:36:34

【人】 転生者 アウローラ



 わたしは、選ばれませんでした。
 この世界の誰かに愛されるような、
 そんなニンゲンにはなれませんでした。


 でもね。
 あの夜、貴方に出逢って、
 わたしは、自分の物語を自分で綴ることを知りました。
 誰かの幸せを祈るのと同じくらい、
 自分自身のことを選択することの大切さを
 教えてもらいました。

 貴方と共に綴った時間は
 わたしにとって、かけがえのないものです。

[ そしてこれからもきっと。
 わたしにとって、かけがえのない星であり、道標。]
(36) 2022/05/27(Fri) 23:41:47

【人】 転生者 アウローラ

[ だから。 ]


 もし、今もわたしの願いを叶えてくれるというのなら。

 これからも、学園を卒業してからも、ずっと。
 わたしと、一緒にいてほしいんです。


[ 自分なりの一世一代の告白に、
 果たして返答は、あっただろうか。
 
 たとえなくても、そのまま彼の肩に頭を預けて、
 すやすやと寝息を立て始める。

 まぁ間違いなく怒られるだろうけど、
 でも、彼はなんだかんだ面倒を見てくれるだろうなんて、
 ―――…そんな甘えに瞼を閉じながら、
 すやりすやりと、狸寝入りをする。 ]**
(37) 2022/05/27(Fri) 23:47:21

【人】 落星 クロウリー



[支配者の足元で、永きを生きた人の仔は啜り泣いていた。

犠牲とした魂の数、起こしてきた幾多の争いなど嘘のように、
それはただ弱々しく、邪悪さすら感じさせない。*]
(38) 2022/05/28(Sat) 0:56:21

【人】 芸術の悪魔 インタリオ



[ 光の蝶のランプだけが灯りとなる空間で、
  書架の迷路の片隅、混ざり合う二人の影が

  
――――歪に蠢き膨張を始めていた。
 ]*
(39) 2022/05/28(Sat) 2:04:01

【人】 闇の精霊 アルカード

 

 おい。

 
おい。


 寝るな、小娘。


[真面目に話を聞いていたらこれである。>>37
せめて返事を聞いてからにしろ。
いろいろと台無しが過ぎる。

というよりこれは、あれだ。
たぶん、十中八九、寝たふりだな。]
(40) 2022/05/28(Sat) 5:22:58

【人】 闇の精霊 アルカード



 …はぁ。
 
 
[ 仕方がない。
 此方の肩に身体を預ける、杏子茶色の髪にため息を一つ吐くと、
 娘の身体を姫抱きに抱えて、部屋まで運ぶ。

 いつか、初めて出逢った夜のように
 娘をベッドまで運んで、身体を横たえさせれば
 そのまま、ゆるやかに寝息を立てる顔を覗き込む。 ]
 
 
 ……。
(41) 2022/05/28(Sat) 5:23:31

【人】 闇の精霊 アルカード



 なぁ、娘よ。


[娘の杏子茶色の髪に触れる。

―――…お前が望むなら、命尽きるそのときまで傍にいよう。

人の子の寿命は我や我らより遥かに短く、それまで共にあることなど造作もない。

そう、口にするのは容易いはずなのに。]


 …。
(42) 2022/05/28(Sat) 5:30:38

【人】 闇の精霊 アルカード

[それが憚られたのは。

人ならざる自分と共に在ることが「愛されることで温もりを知りたかった」という>>35
娘の願いを叶えることから遠ざけてしまうような、そんな気がしてしまったから。

傍にいることを願われて、嬉しいと。
自分の中にある感情を知って、驚きはすれど嫌な思いはない。

だが同時に、命尽きるそのときまで己と共にあるということは。
良い意味でも悪い意味でも純朴で人の好いこの娘から「愛し、愛される」という人並みの幸せを奪うことになるのではないか。
そんなふうに思えてならなかった。]
(43) 2022/05/28(Sat) 5:32:54

【人】 闇の精霊 アルカード

[白い手袋越しに、彼女の髪に触れていた手を頬へと滑らせる。
擽ったさに小さく身を震わせるのが、面白い反面もどかしくもあった。

我は、この娘に触れられない。
直に触れれば彼女を凍えさせ、我自身は娘の光に灼かれてしまう。


それでも、娘に触れていたくなる。
この感情を、なんといえばいいのだろうか。
この娘と出逢ってから、名前の知らない感情が己の中に増えていく]
(44) 2022/05/28(Sat) 5:35:24

【人】 闇の精霊 アルカード



 …。


[娘の口許に掌を添えると、
白い手袋に覆われたその掌越しに娘に口づけた]
(45) 2022/05/28(Sat) 5:35:35

【人】 闇の精霊 アルカード



 おやすみ、娘よ。


[ちゃんと、あたたかくして寝ろよ、と。
その身体に毛布を掛け直すと、娘の部屋から朧気に姿を消した]**
(46) 2022/05/28(Sat) 5:35:55

【人】 闇に溶ける者 インタリオ



[ 館中の翠の光が、外のものも含め一斉に消えた。

  ゲヘナは闇に包まれる。
  再び、その必要が来る時まで──── ]**
(47) 2022/05/28(Sat) 6:21:54

【赤】 眼科医 紫川 誠丞

[優しげな表情で下腹部を擦る様子に、彼の言う擽ったさが伝搬する心地がする。愛おしいと呼ぶには、生々しい肉欲を伴う感情を引き出されてしまいそうな気配がして、咄嗟に意識を逸らした。

……腹が痛いと言われているのに、自分は何を考えているんだ]


 ……、まあ。あまり擦らないような粘膜だからね。
 それを長い間弄られて違和感が残ってるんだろう。


[眠りに落ちる前の私がそうしたように、彼の言葉に甘ったるい返事を重ねたいのに。冷静な自分に咎められ、彼が慈しみ撫でる場所をただ眺めていた。

私の知らないところで、可愛い表現を彼が試行錯誤する度に、言い表し難い引っ掛かりはあったが。それが何なのかまでは分からない。
可愛げない本音すら「可愛く」言ってのける──私の思い込みか、過去の印象から来るギャップか。違和感と呼ぶには些細なもので、猫被りや気遣いの類だと想像するには今の彼を知らな過ぎる]

 
 ……ありがとう。頑張ってくれて。


[自惚れた台詞だと他人事のように思いながら、彼の手に重ねて、もしくは先程まで触れていた場所をするりと撫でて摩る。思い返せば、必要な潤滑すら足さないで交わった。摩擦の名残であろう存在感を今更労うような手付きで触れた]
(*6) 2022/05/28(Sat) 8:28:12

【赤】 眼科医 紫川 誠丞

[──自分が知り得る限りの情報は、一通り伝えた。

普段と変わりない表情でいながら、得体の知れない緊張感に何処か居心地悪さすら感じる。説明の義務は果たした。この監禁は合意の上だ。そんな言質を取りたい故の言動に思えて、自己嫌悪に陥る。

「信じるよ」と言ってくれた彼に微笑んでみせた。
求めていた肯定的な台詞を得たはずだが、疲労のような安堵が重い。私は彼に何を言って欲しかったのだろう]


 ……君が大人しく監禁されるとは思わなかった。
 嫌われて当然、という気持ちではいたよ。

 でも、……そうだな。
 もしこの病院が無かったら、私の家か……、
 足が付かないように何処かへ連れてくだろうね。


[悪魔の甘言めいた勧誘が、監禁のハードルを下げたのは確かだ。罪はいつか裁かれるし、そうされるべきで。だからこそ犯罪者になれば、いつか彼と引き離される未来を覚悟する。夢はいつか覚めるものだ。

けれど「今」が手に入るなら、詐欺でも構わない。
そう思っている自分の優先順位は明らかだった。

あの病院で入院生活を続けさせていれば、また彼が危うい言動をすれば、遅かれ早かれ彼を攫う選択をするのは想像に難くない。彼の両親の性質を知っていても、自分行いが身内に迷惑を掛けると分かっていても、結局は……]
(*7) 2022/05/28(Sat) 8:28:35

【赤】 眼科医 紫川 誠丞

[行き先が私の家なら、彼に同行する必要がある。
外出許可を出した未来を想像しようとして、……頭の中がぐちゃぐちゃに乱れて考えられなくなる。紙屑を両手で丸めて捨てるみたいに思考を放り出しておきながら、そんな身勝手な内心を気取られたくなくて考えているふりをする。

彼の願望は叶えたい。
興味を持ってもらえたなら喜ぶべきだ。

彼の言葉を疑いたい訳ではない。
私自身が錨になれるかもしれない、希望も抱いてはいるが]

 
 ──……、……あぁ。そのうち、な。


[具体的な条件を設けず、曖昧にしたまま約束する]
(*8) 2022/05/28(Sat) 8:28:46

【赤】 眼科医 紫川 誠丞

[転落防止の手すりの向こう側に、立っている彼の姿。
風が吹いたら夜に呑まれてしまいそうな危うい背中。

飛び降りなくても、すでに記憶に焼き付いている。


恐怖が見せる思い込みという名の幻覚が彼を殺す。

窓が開いていれば、そこから彼は落ちようとするし
外に連れ出したら、彼は突然車道に飛び出そうとする。

そんな想像し得る「もしも」を無数に想像する]
(*9) 2022/05/28(Sat) 8:29:05

【赤】 眼科医 紫川 誠丞

 
 先に風呂に入ろうか。

 中に残ってて腹が痛いのかもしれないし……、
 いつまでも裸だと本当に風邪を引きそうだ。


[水を取りに行こうとしていたのは覚えているし、喉も渇いているが。病室によくある備え付けの冷蔵庫は、近くに見当たらない。外出許可の話をしている時に不穏な想像をしてしまったからか、彼をひとりにしておくのが少し怖くなった。

細くても成人男性の体格だ。子供のように軽くはないと分かっていて、両腕を広げて「おいで」と呼ぶ。面倒であれば清拭でも構わないけれど]
(*10) 2022/05/28(Sat) 8:29:46

【赤】 眼科医 紫川 誠丞

[彼には病院着を、私は白衣を。
乱れて色んな体液で汚れたシーツを取り替え、ベッドを元通り整える。お互い干からびないように、手早く済ませる努力はするけれど、「可愛い」彼が相手なので多少の悪戯は許されたい。

最初はごく自然に彼の隣を抜け出せたのに、気が付けば病室から出るのを先延ばしにしていた。……いや、出来ないことはないのだ。ただ彼が、部屋の中を自由に出歩けるのが気になっただけで]


 ……何か食べたいものはある?

 パンでも雑炊でも。カップ麺やハンバーガーは……、
 まあ、ジャンクフードも時々なら良いか。

 あとは林檎とか?


[ご飯ではなく雑炊が思い浮かぶのは、服装が病人を連想させるからか。以前彼が食べたがっていたものを思い出して、一応候補に入れておく]
(*11) 2022/05/28(Sat) 8:31:23

【赤】 眼科医 紫川 誠丞

[そうして、いよいよ傍を離れなければならない時に。
ポケットから手錠を取り出す。

病室の棚で見つけてから忍ばせていたそれを、まだ迷っているかのように弄んだ後、彼の右手を掴んだ]


 なぁ、瑠威。
 私が戻って来るまで……コレを使わせて欲しい。


[此処に来た当初は、拘束はしたくないと言った覚えがあるので後ろめたい。ふらりと彷徨った視線が彼に戻り、懇願めいた眼差しを向ける*]
(*12) 2022/05/28(Sat) 8:31:44