人狼物語 三日月国


113 【身内】頽廃のヨルムガンド【R18G】

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:

全て表示


【人】 花売り妖精 アイシャ

>>a10 フランドル様
貴方が選んだのは、黄色の鮮やかな花でした。

「それは、ラナンキュラスのお花なのです。
 "晴れやかな魅力"の意味を持ち、その鮮やかさが目を引くとっても素敵なお花なのですよ。
 
 いつも明るく、目を惹き付けるような立ち振る舞いをするフランドル様にぴったりなのです」

同じ色の生花を取り出して、まるで劇中に登場する年ゆかぬ少女のように一つ小首を傾げて、両手で持ったその花を差し出すことでしょう。
(23) 2021/12/10(Fri) 22:52:16

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>19 アイシャ

 差し出された2輪の花に、ミズチは数拍遅れて目をしばたたかせた。隣でその小さな花の片方を受け取ったスカリオーネを見上げる。アイシャがスカリオーネに渡した花と、自身が花占いで示した花とが同じ花であったことを理解したのは、スカリオーネが窓際へと去った後だった。

「……」

 ふ、と息を吐く音がした。

「ありがとう、アイシャ。この花はお前の瞳の色をしているな。可愛らしいと思う」

「小生も同じく、変わらず在れれば、在ってくれれば嬉しい。お前の想いと共に、大事にさせてもらう」

 花を受け取り、代金を支払った。ミズチにはツケにする理由がない。ミズチが何かをするのなら、自身がそうしたいと思ったからが理由で良いのだ。
(24) 2021/12/10(Fri) 23:00:23
ミズチは、胸元にピンクの花を挿し、花占いの輪から離れた。
(a13) 2021/12/10(Fri) 23:00:28

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>14 ノアベルト

 少し待ってほしいと断って、花占いの花をもらって戻ってきた。スカリオーネに渡されていたのと同じピンクの花が胸元にいる。

「待たせた。それで、あー……どうしたかと問われれば、聴覚機能が少々変…?、なのだと」

 歯切れが悪いのは調子が悪いのか言えない内容なのか。言えないことなら言えないと普段はその旨をはっきりと告げるのだが。あまり見たことがないような様子だ。

「悪い物を取り込んだ覚えはないな。ないが……強いて可能性があるとすれば、調合を手順通りに行えなかった為に途中で発生した何某か程度だろうか。目立ってその時に何かがあったわけではないし、違うとは思う」

 うーん。考えて、なんとか絞り出したくらいの理由だ。実際、原因はそこにはない。

「仕事等々には不都合が出ないように努めたいものだ。本日は大事を取って休息にあてることにする。気を向けてくれてありがとう、ノアベルト」
(25) 2021/12/10(Fri) 23:17:11
スカリオーネは、空のコップに挿した花を前に溜息を吐いた。
(a14) 2021/12/10(Fri) 23:43:59

【人】 仮面の役者 フランドル

>>@8 フェリックス

「ああ、羨ましい限りだ。
 私とて、昔は君のように在りたいと思っていたものだよ。
 案外私は役者には向いていないのかもしれないなあ」

笑顔に笑顔を返し、冗談とも本心ともつかない科白を吐いて。
酒を勧められれば空のグラスを差し出した。
注がれれば互いの杯を触れ合わせ、涼やかな音を響かせる。

「──たとえ向いていなかろうと。
 役に就いた以上、演じる努力はしなければならないわけだ。

 然りだとも、知る事は人生を豊かにする。
 どんな事でも、後学の為にはなるだろうさ。
 とはいえまあ、願わくば良い出会いになるように。
 君も協力してくれよ?こうして唆した責任ついでにさ」

何も蟹を仕留めるのに協力しろというわけでもなく。
他の冒険者達を上手に煽てるのだとか、或いは。
すっかり蟹を食べる気で居る面々に、
美味い食べ方をあれこれ入れ知恵するだとか、そんなところ。
(26) 2021/12/10(Fri) 23:44:02

【置】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>6

 ミズチは視覚よりも聴覚の方が優れている。もう少し詳しく言うのなら、聴覚に限らず音に関して追加の機能が多い。声に指向性を持たせて特定の対象にのみに聞かせるのだとか、可聴範囲の周波数の上下限をある程度自由に変更するのだとか。

 時折知らない機能の存在が発覚し、扱い切るまでに時間がかかることはあるが……現状としては自身の機能のそのほとんどを自由に扱えており、大きく不具合が出たことはあまりない。

 また、ミズチは事を曖昧にすることは殆どない。思考や思想の迷子は発生するが、どんなふうに迷子なのかは本人の中では明確な場合が多い。昼食の主食をバターロールとクロワッサンのどちらにしようかだとか、誰ぞかのあられもない姿を見てしまったのだが見なかったことにするのが賢明か本人に確認を取った方が良いだろうかだとか。

 故に日付が変わって酒場に現れたミズチのこの状態は、ミズチを知る者からすれば明らかに、何かしらの不具合や問題が生じていると見て取れるだろう。
(L0) 2021/12/10(Fri) 23:49:35
公開: 2021/12/10(Fri) 23:50:00

【人】 残氷 の エアハート

 
「…………アイシャ?何故そうなる?
 関わる相手が広いなんて理由なら、もっと、……」

ペトルーシャならよかったという話ではない。
ただ、こうして名前を掲示される程の事を、
自分や他の人間よりした様にはとても思えなかった。

この状況。誰が何処で何を聞いて、告げ口をするか。
一切が明日の保証もない状況でも、掲示板の前、
男はその疑問を口に出さずにはいられなかった。
(27) 2021/12/11(Sat) 0:25:14
エアハートは、政府の意図が理解できない。
(a15) 2021/12/11(Sat) 0:26:01

【人】 仮面の役者 フランドル

>>23 アイシャ

きっと率直な賛辞を受けて、眉を下げて笑った後。
貴方が両手で差し出した花を、役者は片膝ついて受け取った。
その光景は宛ら舞台のワンシーンのよう。

「どうにもね、改めて言われると気恥ずかしいものだ。
 けれど、きっと君の言葉に恥じない私で居ようとも。
 ……さて、さて…」

役者は徐に立ち上がり、提げていた短杖を手にとって。
かつん、と床を一度叩いた。

「──皆へと花を贈る君にも、贈られる花が無ければね!」

舞台の上ほど声は張らず、けれど淀みなく謳い上げる。
そうして貴方の前に舞い降りるのは、一輪のカランコエ。
その花言葉は、貴方なら知っているかな。

「たった一時ばかりの幻、心ばかりの贈り物ではあるけれど。
 どうか受け取ってくれるかな、小さなレディ?」
(28) 2021/12/11(Sat) 0:28:58

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

>>@6 フェリックス

「ものは言いようってやつですか。
 見ちまったかもしれませんね〜。
 それなら利用価値があると思われてるだけ良しとしますか。
 黙っているのもお仕事、ですからね」

葡萄酒を受け取れば一気に煽る。
一滴も底に残さず、普段なら緩む口元も、今夜は何かを憂いたのか結んだままで中の液体を飲み込んだ。

「……
真面目すぎる貴族、か。

 無双してくれて良いんで、
 お気に入りの子にトラウマつけないでほしいです。
 ま〜こんなときの酒は最高です、ご馳走さまでした。
 もう一本飲むならこれでどうぞ」

指で硬貨を弾けばあなたの手元へ落とす。
しばし歓談すれば今日は酔えないと言って席を外すのだった。
(29) 2021/12/11(Sat) 1:05:43

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

>>@7 フェリックス

「なるほど、……よくわかった。
 貴方が酒好きというのは」

先の周囲の反応の意味を少し理解する。
ヒト、と聞いてほんのわずかに眉間を寄せたが
"これだ"と言わんばかりに得物を上げて示す。

「──家族。きっと、そのようなものだ」

この猟銃の名はファミリア。

好き嫌いを確かめるとならば、酒が注がれたふたつのグラスを
見つめて、交互にその香りだけを確かめる。
飲まずとも、匂いや度のつよいものに、やや顔をしかめ、つよすぎるならば、おそらくそれだけで"酔う"。

「…………食えと、言うならば」

対して、仏頂面。
嫌か、嫌ではないといえば嫌そうには見えない。
多少の、好奇心くらいはあるのだろう。
(30) 2021/12/11(Sat) 1:45:47

【人】 花売り妖精 アイシャ

>>a11 レイ様
貴方が指したのは、小さな紫色の花が寄り集まったような植物でした。

「これは、ラベンダーのお花なのです。

 "不信感"という後ろ暗い意味の他に、"期待"という裏腹な言葉も含んでいるのですよ。
 こんな状況ですけれど、レイ様の観察眼や腕に期待を寄せて頼ってくれる人が増えると良いなと私も願っているのです」

そして、生花を貴方に差し出したでしょう。先日のチキンのお礼も兼ねて、茎の部分にリボンを添えていました。
(31) 2021/12/11(Sat) 1:58:15

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「ありゃあ〜〜〜……」

事が始まっているらしいことは解る。
掲示板を見て上半身ごと首を傾けた。

「てゆーか、コレゆーこと聞くの?
 ロッテだったらむかついて多少殺しちゃうかもぉ。
 てゆーかてゆーかぁ、なんか女の子狙いっぽい?
 むしろ殺した方がよくない?」

クソでかい声でひとりごちるので、衛兵がそそくさと去っていく。

正義だなんだと言う気は無い。
ただ気に入らないだけである。あれこれ言説を垂れようが、死んでしまえば口も動かない。そのくせ偉ぶって弱い者いじめをする滑稽さを、教えてやるだけむしろ親切だと思う。
命乞いも数多と聞いてきたが「え〜!かわいそぉー!」の一言で殺してきた。リーゼロッテはそういう女である。
(@9) 2021/12/11(Sat) 2:05:07
アイシャは、皆にお花を配り終えてから、掲示板を見ました。
(a16) 2021/12/11(Sat) 2:12:00

アイシャは、ああ、私なのですね。とだけ言って、お花に向き直りました。
(a17) 2021/12/11(Sat) 2:12:33

【人】 残氷 の エアハート

 
「多少でも殺せば、一応は政府なんですから、
 報復や見せしめとして碌な目に遭わないですよ。きっと。
 リーゼロッテの腕を軽んじてる訳ではなくね。
 腹立たしいし気に食わないという意見には同意しますが」

掲示板前から聞こえて来た声に、男はそう返す。
いつもなら笑顔が混じっていたのに、今日は素のままだ。
掲示されてる名のせいか、他の理由かは定かでない。

「前々から思ってたんですけど、リーゼロッテ。
 貴方は人を殺す罪悪感とかって沸かないんですか?」

別段説教をするつもりではない、と言う事を伝えつつ。
素朴な疑問だとばかりに尋ねた。
(32) 2021/12/11(Sat) 3:31:07

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「えぇ〜〜〜〜〜っ?
 先にチェスティーノさんとか見せしめにしたんじゃぁん。
 アイシャちゃんみたいな子を見せしめにするんじゃ〜ん。
 分かってないんだよぉ、
 自分たちもイノチのキキに陥るってコト。
 なんかそーゆーのってぇ、フケンゼンだと思う!」

エアハートを振り返って、ぷりぷり!と怒る仕草と表情。
リーゼロッテには政治が分からぬ。しかし邪智暴虐はなんかむかつく。
ひと月ばかりこの街に留まった程度だが、なるほど腐敗している。…らしい。リーゼロッテにはこのお触れと私刑との違いが分からぬ。

「罪悪感? なんで??
 生きてるんだから死ぬんだしぃー。その死ぬタイミングが
 たまたまロッテだっただけってゆーかぁ。
 逆になんで人相手だけ罪悪感?っておもうけどなぁ〜」

つまり、虫も家畜も魔物も殺しているのだから、と言いたい。

「エアハートさんはぁー、罪悪感あっちゃうタイプ?」
(@10) 2021/12/11(Sat) 3:51:38

【人】 残氷 の エアハート

 
「個を全員個として見ていれば国としての体を成せない…
 んでしょうけど、少なくともそう言える程の政治か。
 そう言うと疑問な部分は大きいですね。
 慕われてる国主が言うなら分からなくもないですけど」

エアハートも実はそんなに政治はわからぬ。
カニが氷に弱いと聞いて、その方が余程役に立てる。
そう思う程度には、わからない。理解ができない。
納得してはいけない案件が多すぎるように思えるから。

「まあそれはそうなんですけど。
 全員が全員、戦いたくて槍をもって出てこないですし。

 見せしめに関しては怒るのに、もし目の前の人が
 脅されてとか人質で戦っていたとしても平気だとすると、
 何となく違和感を覚えると言いますか……

 いえ私も殺しますよ。戦場ではこちらが殺されますし。
 ただそう言う事情を聴くと同情や罪悪感はあります」

この男も戦えない人間ではない。
例え無垢な少女でも、必要があれば殺せる。
ただ感性の違いは少し感じたので突いてみたのはあった。
(33) 2021/12/11(Sat) 4:03:11

【人】 迷彩掃除屋 ノアベルト

>>25 ミズチ

「……、変。
 あなたがですか〜、珍しいこともあるもんですね」

笑みを浮かべたまま、一瞬眉をひそめて襟巻きを見る。
さて、尋ねてもわかる物だろうか。

「お礼は要りません、どうぞ、ごゆっくり休みなさいな。
 気を向けるのは当然、あの日の労働を無駄にはしたくはありんせん。
 動かなくなるなら金になりそうなものを残して手紙を寄越すんですね」

軽く手を振って、部屋に戻るように払う仕草をした。
花も落とすんじゃ有りませんよ、と一言添えて。

男はミズチに対して縁がある。
何度か共にダンジョンに向かっているのも見受けられる上、
互いによくつるんでも居るだろう。

だが情はあるかと言えば。

もとより人間に比べて壊れている存在に、一体何を向けるというのだろう。
(34) 2021/12/11(Sat) 4:03:33

【見】 騎兵 リーゼロッテ

>>33 エアハート
「なんかぁ、お前もこーなるんだから言うこと聞けよ〜、
 そんで一生コキ使ってやるぜゲヘヘ〜、
 みたいなのがタンジュンにむかつくトコない?
 そぉそぉ、個として見ないのは別にいーんだけどぉ。
 それってじょーずにやってればのハナシでぇー。
 そんなんだからカクメーとか
 考えられちゃうんだよねぇー」

いち兵士として、戦士として運用される側の人間である。
リーゼロッテも、おそらくはエアハートも。
しかして自我は異なる。彼の言葉を反芻して、指すところに合点がいって両の手をぱちんと打った。

「あ、な〜るほどなるほど!
 えっとねぇー、ロッテはぁ、
 ロッテをコーゲキとかシンガイとかしない子は好き♡
 だからイジメられてるとかわいそぉって思うのね。
 けどそーじゃない子は危ないから殺してもオッケー!
 国とか勢力とかカンケーないの。
 ロッテちゃんを守れるのはロッテだけなの♡」

この重戦車は、重戦車であるが故の生き方しか知らず、
またそうして生きることに一切の疑問を抱かず生きてきた。
リーゼロッテはいつだってひとりである。
(@11) 2021/12/11(Sat) 4:26:55

【人】 錆鉄御納戸 ミズチ

>>34 ノアベルト

「そうさせてもらう」

 休むのも、手紙を寄越すのも。二つへの返事をその一言で済ませ、胸元の花に手を添えつつ部屋に戻って行った。

ミズチは男に対して恩がある。
彼がヨルムガンドに訪れる理由を作ったのはこの男な上、
以降も男の態度はさて置いて十分目を掛けられていると言える。

そして情があるかと言えば。

もとより人間に比べて壊れている存在は、
それを他者に向けることが出来ないものだろうか?
(35) 2021/12/11(Sat) 6:10:34
フランドルは、その姓は、『影』を指す言葉だ。
(a18) 2021/12/11(Sat) 9:45:27

【人】 木偶の坊 エドゥアルト

「…………何か、めぼしい依頼は?
 ……魔物退治で、いいのだが……
食えるヤツとか……


エドゥアルトが定位置でただ突っ立っている以外にしていることといえば、飯と、寝る以外には依頼を探すことくらいだった。自身の身になにか起きない限り、それは変わらない。
今日のご飯を決めるのは苦労するが、依頼はできることが限られているから、さほど悩みはしない。さほどだ。

「ああ……それと──人を探している。
 今日は、見なかっただろうか……」

そうして、しばらくしていた会話も終え
外へ出掛けていくのだろう。
(36) 2021/12/11(Sat) 14:00:40

【人】 残氷 の エアハート

>>@11 リーゼロッテ
「まあ率直に言うと張り倒したくなりますね」

男は割と短気で直情的だった。

「とは言え物理的に不可能な場合はありますから。
 そう言う意味で力は常に欲していますし鍛えています」

物理的じゃない不可能はあるだろうに、
それについて想定できないのではなく、言及しなかった。

「……成程。つまり善悪は一切関係なく、
 『己に害成すか否か』を基準に思考しているのですね。
 ……良い事、とは正直、私は思えません。だけど……

 ──少しだけ、羨ましいとは思いました。
 ……お答えいただきありがとうございます。
 世界が広がりましたし、
 貴方と戦う時も覚悟を決められそうだ」
(37) 2021/12/11(Sat) 14:57:51
チェルシーは、辺りを見渡した。
(a19) 2021/12/11(Sat) 17:00:26

チェルシーは、二人がまだいないことを知っている。
(a20) 2021/12/11(Sat) 17:00:47

エアハートは、"裏切者"、と吐き捨てた。
(a21) 2021/12/11(Sat) 17:44:31

スカリオーネは、頬杖をついて窓の外を見ている。
(a22) 2021/12/11(Sat) 18:43:40

ミズチは、昼食を食べ損ねたらしいです。
(a23) 2021/12/11(Sat) 18:51:40

オーウェンは、なんでお前らは俺を誘い出す口実がタダ酒ばっかなんだ。
(a24) 2021/12/11(Sat) 18:54:12

【人】 灯屋 レイ

>>31 アイシャ
どうしてその花を指したのか。
ただ向けた先にあったのか。それとも、貴方の瞳の色と同じそれについ意識が向いたのか。

差し出される紫の花を見つめる。不信感。期待。
どこか、見透かされているような気さえした。


「期待に応えられるかは、わかりませんよ」

リボンの添えられたラベンダーを受け取る。
壊れ物を触るように、両手でそっと。

「―――私は、貴方のような。
このような場でも人々を和ませる事ができる、笑顔を振りまける、貴方のような者が。
何事もなく過ごせる場所を願っていました」

張り紙を見たこれにとって、その願いは過去形だ。
礼を告げ、対価はまた後日にと続けただろう。
(38) 2021/12/11(Sat) 20:13:09

【人】 花売り妖精 アイシャ

>>@4 フェリックス様
「お気に召したのであれば、幸いなのです。
 またべつの日に、違うお花占いを用意しておくのです。その時も御贔屓にしていただければ嬉しいのですよ」

ふふ、と笑みを浮かべて小さく頭を下げました。
続く言葉には、反応を見せる事はないでしょう。ただ、花売り妖精はいつものように振舞うだけです。
(39) 2021/12/11(Sat) 20:23:06
スカリオーネは、ペトルーシャに無言で幾らかの金と、まともな治療薬の入った袋を投げ渡した。
(a25) 2021/12/11(Sat) 22:09:22

【人】 灯屋 レイ

>>+13 ペトルーシャ
「ぺトラ」
声をかけたのは灯屋―――貴女にとってはまだ、墓守の方が馴染み深いだろうか?
しゃがむ事が辛そうであれば、それは袋を拾う事を手伝っただろう。

「……なにか入用なものはありますか」

ひと目で大丈夫でない事はわかる。
治療薬は渡されているようだが、他に必要なものがあってもその怪我と首輪では買いに行けないだろうと、考えての発言だった。
断られれば素直に引くだろう。
(40) 2021/12/11(Sat) 22:41:29
チェルシーは、目を伏せて、閉じて、開いた。
(a26) 2021/12/11(Sat) 22:46:13

【人】 埃運び オーウェン

「……チッ、酷いツラだな。
 それこそ墓場の死にぞこないみたいな。
 わざわざ見た目を寄せに行くこともあるまいに」

舌打ちは、何を不快に思ったからか。
幾つかの荷物を前に、いつも通り不機嫌さを隠そうともせずメモをつけていく。

「こんなことが起こり得る場で働いてかなきゃならないと思うと気が滅入る。働かなきゃ明日生きてく金はいつか途切れる。ああ、ホントに政府の言う革命屋がいるならとっととどうにかしてほしいね」
(41) 2021/12/11(Sat) 22:48:22
フランドルは、自らの手では、舞台の幕を下ろせない。
(a27) 2021/12/11(Sat) 22:59:49

アイシャは、ペトル―シャの姿を見て、傷に触らないよう一輪の造花をそっと近くのテーブルへ置きました。
(a28) 2021/12/11(Sat) 23:38:32

アイシャは、白いカモミールの花。逆境で生まれる力が、貴女に届きますように。
(a29) 2021/12/11(Sat) 23:40:29

【人】 大道芸人 チェルシー

「……夢見ですか!一体どんな夢だったのでしょう!
 素敵な夢を見られていれば、それは現実を生きるにも素敵なことなのですが、悪夢では叶いませんね!
 出来ることなら、チェルちゃんが皆さんの夢の中で芸を披露して……笑顔になって欲しいのですけれども!」

道化は、顔を上げて変わらない笑顔を見せた。
そのぐらいしか持ち得ていない。

「チェルちゃんではどうにか出来ないものでしょうかね〜。なにかほら、見たい芸のリクエストとか、皆さんあります?
 ない?机さんと椅子さんはないみたいですね……!」
(42) 2021/12/11(Sat) 23:48:49
フランドルは、その剣を捧げる先は、何処に。
(a30) 2021/12/12(Sun) 4:45:10

フランドルは、行き場の無い剣なら、折られる事も慈悲とさえ思う。
(a31) 2021/12/12(Sun) 4:49:32

アイシャは、概ねいつも通り。
(a32) 2021/12/12(Sun) 12:54:27

オーウェンは、なんで揃いも揃ってそんな夢見てんだよ。
(a33) 2021/12/12(Sun) 13:28:20

ノアベルトは、花売りに花を注文して掃除屋の仕事を休んだ。
(a34) 2021/12/12(Sun) 16:16:47

【人】 残氷 の エアハート

 
「あの夢、なんであの人選だったんでしょうね……
 まだペトルーシャがいないならわかるんですけど……

 何か何処かの勢力が変な電波とかを、
 こう、実験がてらに飛ばして来てません?」

そう思うくらい摩訶不思議な夢だった。
(43) 2021/12/12(Sun) 16:28:49

【見】 騎兵 リーゼロッテ

「えぇ〜?なになにぃ?ダンスパーティー?
 てかペトルーシャさん顔ヤバ!もったいなぁーい。
 約束どーりロッテからもカンパしてあげるぅ」

討伐依頼から帰ったそのまま、受け取った報酬金の目分量半分を死霊術師のテーブルに置く。
滅し方なら分かるが治し方は知らない。
下手なものを買って寄越すより、自身で調達する為の資金を遣った方が互い楽であろう。

もっとも、その首輪。
遠からぬ死が約束されるのであれば、少し早い手向けに過ぎないのかも分からないけれど。

「チェルちゃん踊ってあげたらいーんじゃない?
 気ぃまぎれるかもぉ?
 ゴーモン中もユカイなダンス思い出してね〜、的な?」
(@12) 2021/12/12(Sun) 17:06:05

【人】 大道芸人 チェルシー

「みんなで踊る夢……それって悪夢なんですか〜!?
 チェルちゃん的には素敵だと思うのですけれど!
 女の子の友達と踊る方が好きでしたら、
 チェルちゃんは手も足も貸しますよ!」

踊ってあげたらいいんじゃない、の言葉に応えて、
胸を誇張的に張った。

「痛みのお友達の位置にすり代われるぐらい、
 愉快なダンスをエスコートしますとも!」
(44) 2021/12/12(Sun) 17:20:05
スカリオーネは、路地裏へ入っていった。
(a35) 2021/12/12(Sun) 19:33:36

【人】 灯屋 レイ

>>+15 ペトルーシャ
「返してはくれなかったのですね。
貴女のようにあれらを扱える者がいるとは思えないのですが」

強欲な。喧騒に消される程度の呟きが溢れる。
宝の持ち腐れだと思うが……恐らく政府側はなんの情報も得られなかったのだろう。
ならば、目に見える『成果』を欲しがったのではないかとこれは推測した。

「考えてはみますが、期待はしないでください。
少なくともこの騒動が収まるまでは、あちらもそう簡単に手放したがらないでしょうから。

……それぐらいならお安い御用です。
甘いものは大丈夫でしたか?」

見た目がこの有様なら、口の中も怪我しているように思えた。
せめて刺激物は避けた方がいいだろうと、果汁を冷やした飲み物を注文しただろう。
(45) 2021/12/12(Sun) 20:06:44

【置】 錆鉄御納戸 ミズチ

──音が、音が、音が。


 両手で耳を塞いでも、聴覚機能自体を停止させても、やまない聞こえるあれはなに? 形になり切らない思念の濁流の中にいる。

 何があった? 覚えていない。
 何かあった? なかったはずがない。

何か、何が、

大事なことを忘れている。聞きたくない。考えることをやめてはならない。聞きたくない。考える為には知らなければならない。聞きたくない。摂理を世情を人々の思惑を為すことをそのすべてに至らずとも可能な限り。聞きたくない。足を止めてはならな、

──どうして?

なに、どこにいる、小生はミズチという存在はどこへ向かおうとしていた、生きなければならない、これは誰の望みだ、声が聞こえる、いや聞こえない、聞いていない、聞かない、知らない、、
(L1) 2021/12/12(Sun) 20:24:04
公開: 2021/12/12(Sun) 20:25:00
ミズチは、整備のために外した頭を両手に抱えていた頃、思考の渦の中にいた。
(a36) 2021/12/12(Sun) 20:24:16

【置】 花売り妖精 アイシャ

妖精は、人に信じられることでその存在を強固にすると言われてきました。
その性質故に、アイシャを含む妖精の一族は"信じる事で効果の現れる魔法"を代々受け継いできたのです。

人と妖精の合いの子であるアイシャ自身にも、媒介を通してであればその魔法を使う事が出来ます。
彼女にとって、その媒介は花でした。花の持つ意味が、偶然ではなくなるように。
希望には希望の言葉を、悲しい言葉には、より良いことがあるような言葉を。

だから、彼女は取り調べの前に1つ言葉を残していくのです。
(L2) 2021/12/12(Sun) 20:45:10
公開: 2021/12/12(Sun) 20:55:00
アイシャは、自分の座っていた椅子の上に、ヒペリカムの黄色い花を置いていきました。
(a37) 2021/12/12(Sun) 20:55:46

ミズチは、夕食は食べそびれませんでした。
(a38) 2021/12/12(Sun) 20:59:20