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【人】 白竜 ヤオディ― たまにはお仕事 ― [滝の傍まできて、わんわん泣いている少女を前にうんざりした顔を隠さないヤオディ。 泣きやめばそれなりに可愛いだろう少女なのに、目を赤く泣きはらして壊れた蛇口のように目から水を滴らせていては、その可愛さも台無しだ] 余にそんな相談をされても…… [弱り切ってそう言っても、キッと少女はこちらを睨んで、なんでですか!と怒鳴ってくる。結構な迫力で白竜であるこちらの方が一瞬びくっとなりそうなくらい、怖い] (104) 2021/06/21(Mon) 20:08:25 |
【人】 白竜 ヤオディ その手の事柄は余の管轄でなくての…… 恋愛相談なら、縁結びの神あたりの方が向いてると思うのだが [そうアドバイスを求める先の変更を依頼するが、少女は聞く耳をもたない。今までずっと私のことを好きって言ってくれてたのに、ちょーっと冷たくあしらっていたら、他の女になびきやがって! とか、怖い顔をしてぶつぶつ言っている] そ、そちがそのようにそのおのこに興味なさそうな素振りをしているのがいけないのでは……そのおのこが好きというのなら、ちゃんと相手にそう伝えればよいのでは……。 なんでそうせんのだ? [普通に不思議で問いかければ、そんなの恋の駆け引きですよ!ときっぱり帰ってきた。 自分には難しそうで、恋の駆け引きなどはわからない、が] (105) 2021/06/21(Mon) 20:09:02 |
【人】 白竜 ヤオディ そちが恋の駆け引きなるものをしているなら、そのおのこも恋の駆け引きなるものをしているのでは? 実際、そちは今まで追いかけてきていたおのこが急に自分をおいかけなくなったから気になったんだろうに。 [そう口にしたら、少女はそうか!と手を叩いている。 そしてそのままなぜか喜んで帰ってしまったが……。 なんか最初の方はあの男に呪いがどーのとか言っていたから、余に男に呪いをかけさせるつもりだったようだが、そういうのも自分の専門外だ] (106) 2021/06/21(Mon) 20:12:05 |
【人】 白竜 ヤオディ 人はすごいのう……。 [この洞にやってきた当初の自称嫁を思い出す。 今は日課の獣を狩りに出かけていて留守だったが、彼も最初から情熱的に愛の言葉を捧げてくれていたようだった。 まったくその意図が分からず、スルーするしかなかったが。 ―――でも、今なら少し、人の心がわかるかもしれない。 もし、かんぅ殿が他のところに、と思うと、かの少女のようなことを、自分も思うかもしれないから………] (107) 2021/06/21(Mon) 20:14:57 |
【人】 白竜 ヤオディ ―――な! 余は違う、けっして違うぞ。 [そんなバカな、と自分で自分を否定して。 熱くなった頬をぺちぺち叩きながら、滝壺に消えていった*] (108) 2021/06/21(Mon) 20:15:58 |
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