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【人】 ライアー イシュカ「……なにあれ、よっぽど構いたいのか?」 先日に引き続き、同僚がフィウクスに 随分目にかけているように見える様子に一言。 今日はさすがに黙々と…… トマトはないし、 この時期になると逆に話題にする人が減るから 食欲もまだまし だと思い込ん ついでに厨房を借りる申請もしておいた。 (24) 2022/05/01(Sun) 8:36:51 |
【人】 ライアー イシュカ「……無駄にデカいから楽だな……」 しみじみと言いながら寮の厨房を覗き込んで、 適当に調味料を手に取っている。 時間は消灯間際。これは夕方堂々と行っていたら、 誰に見つかったもんじゃないという根回し。 とは言え、禁止時間でもないので覗けば見つかる。 …………。 一人黙々と調理してるだけなので、面白いかはさておき。 料理と言うより、菓子作りが得意な人間なら 材料でそれとなくわかるかもしれない。 パウンドケーキらしい。材料として珍しいものは、 小ぶりの瓶にみっちり野イチゴくらいで。 (40) 2022/05/02(Mon) 2:11:50 |
【人】 ライアー イシュカ「…… うわっ! …………」もう見つかってしまった! そもそも、うわも何も場所が悪い。 だが幸いにも騒ぎ立てるタイプの少女じゃなかった為、お辞儀に対して遅れた「ン」と呟きだけ返した。 …………。気まずい。 彼女はそんなこと思ってないだろうが、 いやわからない。この瞬間何を思われてるかなんて。 『あの■■■野郎、ケーキにだけは素直ってか……』 なんて思われてないとは絶対には言えないのだ── 男は猜疑心がとにかく強かった。 なおこの間にもバターと卵と砂糖は混ぜられていた。 そんなことしてる間に用事を終えた少女の背を見送った。 (42) 2022/05/02(Mon) 2:55:36 |
イシュカは、そう言えばラピスに聞きたいことがあったのを思い出して、 (a19) 2022/05/02(Mon) 2:56:03 |
イシュカは、まあ明日でいいか。と、引き止めるのをやめた。 (a20) 2022/05/02(Mon) 2:56:23 |
【人】 ライアー イシュカ>>43 アオツキ 「 うわっ! ……いや鼻が良すぎるだろ……」用事がありそうだったラピスはともかく。 なんて言いたげな顔をしつつ、ある意味この同僚ならこの時間とかの場所でも不思議ではないな…と言う認識だった。 おい、座っていいと僕は言ってないぞ。 なんて抗議の声はあがったが効果は言ってる本人すら期待していなかった。野いちごをザラザラ入れて生地に混ぜている。 「パウンドケーキは今すぐ焼けないぞ」 それでも精々1時間だ。 じゃないと夜から作り出さないとも言えるが。言うほどてきぱきもしていない。趣味程度なんだろう。 「え?あー……そういや決めてなかったんだっけ。 お前が小等部に興味あったのは意外だが。 受けもつ確率の低い学年、気になるものか?」 何事もなければ。随分と空虚な言葉だ。 いつも何事も起こっていた事は自分達も知っているのに。 「──んじゃ、明日」 (44) 2022/05/02(Mon) 3:43:04 |
イシュカは、ラピスの心が読めたら安堵しただろうが、サトリの才はなかった。 (a24) 2022/05/02(Mon) 3:44:10 |
【人】 ライアー イシュカ>>48 アオツキ 「何でどっちも食わせる選択肢しかないんだよ。 子供よりお前の方が嗜好品取り放題だろうが」 夜更かしはするわこの時間に焼き物をし出すわの男よりは、 貴方の方が品行方正なのは確かだろう。 学生時代からそこは埋まらない差である。 最も、意図して夜更かししている訳ではないのだが、 それもまた大人になれば顧みられることもない話だろう。 「……その聞き方をされれば否定はしないが、 僕の“先生になる”とお前の先生になるは別物」 一般的な教師は生徒の為に教師の勉強を積むのかもしれないが、 この男からはその感情が殆ど見受けられない。 「うるさいな、わかってるっての…… 僕は別に仕事自体はしてるしサボった事もないだろ。 夜は知らない。それこそ僕だって解決できた試しがない」 まるで子供の様な言い草で不機嫌そうだが、やってる事は オーブンで焼き加減を見ている菓子作りの人だった。 (49) 2022/05/02(Mon) 18:46:31 |
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