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【赤】 小悪魔 ロキ「……人聞きが悪いなあ。 まるでボクが血も涙もない酷いヤツみたいに言っちゃって。 みんなが消えないように聖女様のお願いを聞いてるだけさ」 建前の上では何もやましいことはない。 自分たちのすることは世界から消えてしまう者を救うこと。 何度も祭りに参加していれば真実を知らないはずもないが、 それでも悪魔は、後ろめたさなど感じないかのように嘯く。 「この世界も悪いことばかりじゃない。 今ではすっかりこの世界に骨を埋めるつもりのやつもいる。 キミだってたくさんの人に助けられたりしてきたでしょ?」 隙の多いあなたが今まで生きてこれたのは、そうした良い縁に恵まれたからのもあるだろうと決めつけるように尋ねながら。 「寂しがる人とかもいるんじゃないかな、キミがいなくなって。 それもキミの心を引き留めるには至らなかったみたいだけど」 (*0) 2024/01/31(Wed) 21:34:06 |
【人】 小悪魔 ロキ>>0 エミール その澄まし顔を崩してやろうとからかう姿はまるで子供だ。 これでも昔は悪名高い悪魔だったと言うのだが、見る影もない。 「そうでしょ〜? 聖女様の慈悲深さを示すにもうってつけってわけ。 ボクみたいな悪魔でも祝福を授けて貰えるってね」 そういう意図で選ばれたのかは定かではないのだが。 それらしい理屈を捏ねて、あなたに聞かせてみたり。 しかし、どこかで会ったことないかと尋ねられれば。 「まさか、ボクのこと忘れちゃったのかい……? あんなに楽しい時間を一緒に過ごしたのに……?」 ひどいや、とショックを受けたように背を向けて。 (13) 2024/02/01(Thu) 8:24:22 |
【赤】 小悪魔 ロキ「それ、聞いちゃう? 今回もこの祭りにいることが一番の答えでしょ?」 いまさら多くを語るまでもないことだろう。 何度も祭りに参加し、聖女からの祝福を賜っている。 それはすなわち、この世界から抜け出したいと考え続けている証左に他ならないのだから。 「いつからここに居るかなんてもう忘れちゃったよ。 うんと長生きしてると物覚えも悪くなって困るね」 こちらを伺う眼差しに返るのは、軽薄でおどけたような態度と言葉。 いつからここにいるのか、忘れたと語る口もどれほど信用できるか。 悪魔として生きてきた今生で得たものは、このようなものばかりだ。 「いっそ、何もかも全部忘れてくれれば気楽なのにね」 諦念と哀愁を帯びたこの言葉も、どれほど信じるに値するだろうか。 (*2) 2024/02/01(Thu) 23:28:06 |
【赤】 小悪魔 ロキ/* お疲れ様です! 次回の更新が近づいてきているので襲撃についてのことを決めなければと思っております! 無慈悲な聖女様がさっそくマーサさんの証を光らせることを決めてしまったので、襲撃ロールをやるとなった場合はマーサさんの担当であったほうが良いかなと思っているのですが、いかがでしょうか? 襲撃対象も含めましてそちらにおまかせするつもりでいますが、何か相談事がありましたら何でもおっしゃっていただければと! (*3) 2024/02/01(Thu) 23:34:50 |
【人】 小悪魔 ロキ>>16 エミール 「本当に覚えてないんだね、エミール…… 小さな頃はあんなに可愛かったのに すっかり澄ました顔の大人になって……」 よよよ、とあなたの成長を感じながらもわざとらしく寂しそうに嘆き節。 相変わらずのおどけた態度だけでからかっているようにしか見えないが。 「もうママと一緒じゃなくても寂しくないんだ。 動物なんかも大嫌いになっちゃってたりして。 秘密の友達のことなんか昔のことになって……」 次々と口をついて出てくるのは、真実かはともかく凡そあなたのことを知っていなければ出てこなさそうな事ばかり。 「ああ、まるで悪い夢でも見ているみたい……!」 (23) 2024/02/02(Fri) 19:43:13 |
【赤】 小悪魔 ロキ/* すみませ〜ん! 村建てさんの指摘諸々を受けまして処理順敵に襲撃先はこちらのランダムで決めさせていただきます! システムの理解が浅く話が二転三転させてしまい申し訳ない! 襲撃ロールはそのままマーサさんの担当ということでよろしくお願いします! もしも既に襲撃対象が決まっていましたら共有いただけますと助かります! (*6) 2024/02/02(Fri) 19:52:22 |
【赤】 小悪魔 ロキ「……ふぅん、キミ"は"そうだったんだ?」 言外に告げるのは、自分はそうではなかったというように。 前世の記憶を取り戻すまではまさしく奔放な夢魔だったのだ。 余計なことなんて忘れたままでいられるならそれでよかった。 しかし、思い出してしまったのだ。 それまでの景色が、かつてと同じに見えることは決してない。 「ボクにはわからないね。 こんな良い世界だってのに、他の人の帰りたい気持ちなんてさ」 あなたが悪魔の気持ちを解せぬのと同じように。 悪魔があなたたちの気持ちを解せることもない。 あなたを見る眼差しには一瞬、微かな妬みが入り混じって。 ▼ (*9) 2024/02/02(Fri) 20:59:28 |
【赤】 小悪魔 ロキ「……ま、とにかくボクたちが帰るにはやることやらなきゃだね 「キミは簡単にやられちゃいそうだし、おまけしといてあげるよ」 悪魔はひとつ、あなたにまじないをかける。 皮肉げに笑い、次は自分みたいな悪魔に騙されてもいいようにと 「せいぜい頑張ってみなよ、帰りたい他の人の気持ちも考えてさ」 (*10) 2024/02/02(Fri) 20:59:51 |
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