兎系 ニアは、メモを貼った。 (a164) 2021/05/04(Tue) 20:34:26 |
【人】 兎系 ニア【ソロール】 ベッド、ドレッサー、クローゼット。 小さなカーペットが敷かれた、板張りの床。 他にも多少の調度品はあるだろう。 そんなごく一般的な、とある少女の客室。 ――壁に立てかけてあった壊れた弓はそこに無い。 少女から役割が失われたと同時に、消えていた。 腰掛けていたベッドから立ち上がる。 そろそろ、隠れていた穴から飛び出す時間だ。 (→) (531) 2021/05/04(Tue) 21:46:57 |
【赤】 兎系 ニア>>531 「ごきげんよう、ニアよ。 ――ここでは『ガルデニア』と名乗るほうがいいかしら」 同じ『陣営』として設定されていた者たちへ、 最後の挨拶を贈る。 「……あのお願い、聞いてくれたのよね」 あまりにも一方的で身勝手な、今際の言葉。 必死だったあの願いを聞き入れてくれたこと。 「キュー、ラム、モス。 それから、フール、スクリプト、リリス。もう一人の誰かさん」 それから、仲間であってくれたこと。 ……『設定』と言ってしまえばそれまでだけれど。 少女は彼らに手を伸ばさずに、彼の手を取ってしまったけれど。 「悪い子のニアに付き合ってくれて、ありがとう」 それでも、ひとりではなかった。 少女はきっとそのことに――彼らに、甘えていた。 「――ニアの人生も、悪くはなかったわ」 (→) (*3) 2021/05/04(Tue) 21:49:20 |
ニアは、ログアウトボタンに指をかける。 (a171) 2021/05/04(Tue) 21:54:44 |
ニアは、現実の仁愛に戻る。ベッドの上に、羊のぬいぐるみが残された。 (a172) 2021/05/04(Tue) 21:54:51 |
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