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【人】 旅人 J……っっ [────手に入れた。 ブルーノによる意趣返しには気づかず。 彼が最後に声に載せた金額は……、 残資金ぎりぎりの額。] (63) 2022/03/19(Sat) 11:59:43 |
【人】 旅人 J[手がぎゅっと握られる。 ああ、いつのまに重ねてくれていたんだろう。 貴方は何もない私を支えてくれる。] ……ありがとう。……本当に 御免なさい。貴方への報酬は、 後になってしまうけれど…… 必ず支払うわ [契約の不履行。 そのペナルティの痛みは 自らの意思での身動き全てに与えられるものか。 相手の許す範囲でなら影響のないものか。 精神のみ干渉を阻むギフトでは防ぎようもない。 何も知らず知ろうともしなかった愚かな娘は 呑気に安堵の息を吐き小さく微笑んだ。*] (64) 2022/03/19(Sat) 12:01:54 |
【人】 旅人 J[暫し凍りついた場。 沈黙を破ったのは、きっと女だった。 護衛の手前にゆっくりと進み、床に膝をついた。 白いドレスの裾が広がる。] 物申す無礼をお許し下さいブルーノ様 わたくしの言動が気に障ったのなら謝ります [謝りたい気持ちは露ほどもなかったが 顔を立ててそう前置いた。] (69) 2022/03/19(Sat) 16:20:30 |
【人】 旅人 Jわたくしはこの様な場には一見の 作法を弁えておらぬ女です ですがこの場合ブルーノ様こそが 無作法者となってしまわないでしょうか [確認するまでもなく既になっているが、 まだ引き返せるのだと女は見上げながら伝える。] (70) 2022/03/19(Sat) 16:20:54 |
【人】 旅人 Jどうぞ主催側に見つかる前にお引き取りを 貴方様に不利益が生じてしまう前に…… [もう見つかっている、と知らない。] 競り落とした商品はわたくしのものです どうしても欲しいのでしたら後日 オークションとは関係のない場でお話を伺います どうかこの場は怒りの矛をお納め下さい わたくしはジャンヌ・アンペール ——通りの宿屋の二階 お待ちしておりますわ [そう言って頭を下げた。 剣は腰にあり奪われるようなことはないが 跪いて見せる頭や身体は無防備だ。 蹴られたりするなら避けられないし避ける気もない。 身を守る、建前がないと、剣を抜けないから。*] (72) 2022/03/19(Sat) 16:24:29 |
【人】 旅人 J[彼の住む街に必要だと言った 彼が好きなのかもしれないオークションを 汚すような行いが許せなかった。 誰に理解されずとも。] (76) 2022/03/19(Sat) 20:38:32 |
【人】 旅人 J[歩きながら考えた。 自分もいま怒りのようなものに囚われていたが その前のジュダス様の反応だ。 自分にはとても言えないような汚い言葉まで 使っていたが、あのタイミング。] (……私のことで怒ってくれたの?) [契約を交わした相手だから? たまたま我慢の限界があの時だった?] ……。 [何れにせよ、それはW嬉しいWだった。] (78) 2022/03/19(Sat) 20:39:38 |
【人】 旅人 J[到着した部屋。 てっきり係のものがいると思ったが 不在のまま彼が受け渡しを仕切る。>>75 それに首を傾げつつ。 部屋の中にマリエルを見つければ近づいた。] ……マリエル。先程より顔色が良いわ 意識があまりないまま売られようとしていたから 私の所に来て貰う事にしたわ。気分は悪くない? ああ、無理して話さなくて良いわ 一緒に宿へ行きましょう。先ずはゆっくり休まないと [強い視線で見られているのがわからなかったが 服も着せてくれていて意識もはっきりしていそうだ。 どうしてこんな所にいるのか、気になることは数あれど 今はあれこれ自分から聞かない方がいいと判断した。 後は何より、宝石も受け取らないといけない。 少し待ってね、と彼女に言い付ける。] (79) 2022/03/19(Sat) 20:42:54 |
【人】 旅人 J[窓の方を見る。 出逢った日と同じような互いの配置。 シルエットだけで美しい彼が背負うのが 日でなく月となり より妖しげな雰囲気が醸し出されている。] ジュダス様……? [この位置では顔が見えぬ彼の名を呼んだ。*] (80) 2022/03/19(Sat) 20:44:26 |
【人】 旅人 J[使ってこなかった頭を必死に動かした。 彼との契約は一週間。 3日目の夜、鴉が報せを届けるのを見た。 そして3日目の午後は彼の商談に付き添う形で 自分の目で確認して周っており 費用など掛かっていない筈である。……多分。 ということは1〜2日目と3日目の午前のみで これだけの費用をかけた。ええ、本当に? 探し物の下手な自分がかけた費用と比べても ちょっと、否かなり無駄がある。 ドがつくほど調査が下手なのか……? いいや、そんな訳がないだろう。 だって、ジュダス様だ。 だって、ジュダス様は────] (85) 2022/03/19(Sat) 23:04:41 |
【人】 旅人 J私、最初から騙されてたのね [哀しげに目を細めて微笑い、 左頬に透明なものがぽろりと零れおちた。 それは月の光を受けてきらりと光る。 言葉が悪かったかも知れない。 彼はそう、W商売Wをしただけだ。 客としての責務を全うしなかったのが自分。] (87) 2022/03/19(Sat) 23:05:54 |
【人】 旅人 J[涙を拭く。] ええ 利息のことも承知したわ このままではお支払い出来ないわね 少し時間はかかるけど 支払えるようにするわね 必ず戻ってくるわ [それじゃ急ぐわね、と ドレスの裾を持ち上げお辞儀した。 踵を返して部屋を出て行こうとする。] (88) 2022/03/19(Sat) 23:06:26 |
【人】 旅人 J[向かうは大陸の反対側だ。 自らの故郷。 ブローチを、記憶を取り戻せていない女は、 自らの目を切り刻み弄んだのがその者と 思い出さぬまま元婚約者の下を目指す。 その男が。 幾度も繰り返し生命を弄べる女の帰還を 待ち侘びていることも知らない。 ブローチを見つけてから 領主を継ぐか否かは考えるつもりだった。 手に入れる為に金が不足しているなら──、 先に、領主になるしかない。*] (89) 2022/03/19(Sat) 23:09:23 |
【人】 旅人 J[頭の中はぐちゃぐちゃだった。 明らかに無駄のありそうな費用の請求は これまで相手を信じきって 知ろうとしなかった馬鹿な娘の目も少しは覚めた。 相手の優しさはどれが本当でどれが嘘だったか。 ひとつも本物はなかったのかも知れない。 加えて、マリエルの存在だ。 どうして彼の側にいるの。 どうして私より彼を知っているの。 いつからあなたたちいっしょなの。 二人が共にいるところを、見ていられない。 見たくない。] (90) 2022/03/20(Sun) 7:02:50 |
【人】 旅人 J[だって私、きっと騙されてたのに、 まだ彼のことがすき。 見てきた彼がどれも 本物じゃなかったとしても 誰に言われるでもなく 私自身が選んだことだもの。] (91) 2022/03/20(Sun) 7:04:15 |
【人】 旅人 J[せめて鬱陶しくないように 何でもないように挨拶して、 振り返った顔は子供みたいに歪んでる。 恋ってうれしいばかりじゃないんだ。 帰路の中で忘れられるかしら。 ゆっくりと、歩くことを心がけるけど、 早く二人のいる場所から離れたくて足早になって しまいには駆けてしまうのだ。 身動きを取ることが許されるなら、だけど。*] (92) 2022/03/20(Sun) 7:06:40 |
【人】 旅人 J[彼は、神様などではない。 心と体を苛む試練と、 甘く美しいだけでない夢を同時に見せる彼が。 きまぐれでいないことの多い神様などとは。] (99) 2022/03/20(Sun) 9:41:04 |
【人】 旅人 Jああぁああぁぁ……っ!!!! [指の鳴らされた音に高い悲鳴が続く。 床についた手の上に頭を擦り付けイヤイヤと振り 真白な髪が揺れる。 指の爪で床を掻きむしる。 何もしても紛らわせられることのない痛みに 丸めた小さな白い身体がビクビクと震えた。] (102) 2022/03/20(Sun) 9:44:30 |
【人】 旅人 J[蹲ったまま、くぐもる声で話しだす。] はぁ、は……私は……っ こんな私で良いの、なら…… 売り物に、なるのなら…… 商品としてのつとめは、果たします…… ぁ、貴方、は……っ そんなに、お金が欲しいの……? お金だけが、貴方の……? [痛みに少しも動きたくないが 頭を動かし視界の滲む隻眼を向けた。 だいぶ悪徳な商売をしている彼だ。 金など、もう腐るほど持っているのではないか。 何のためにそうして、何のために生きるのか。 商品の分際で、知りたがった。*] (103) 2022/03/20(Sun) 9:45:59 |
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