103 【身内RP】森奥の工房【R18】
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| [息災を祈る気持ちに 耳に痛い台詞 >>4:25が返されて、 少し言葉に詰まった。] っ… 善処、しますね [でも、体を案じてくれていることが 伝わってきたから、 努力だけはしてみようと思い、頷く。] (7) 2021/11/17(Wed) 9:54:12 |
| [綺羅びやかな衣装の裾を翻し 颯爽と騎乗する姿は、 見惚れるほどに見事だった。 >>4:25 人も動物たちも、 彼の言葉に聞き入っているようで 顔や体が自然とそちらを向く。 もちろん、自分も。 付いていく訳には行かないけれど 視線を外せずに 見つめていると目が合った。 >>4:26] (8) 2021/11/17(Wed) 9:56:06 |
| [彼が前を向き 唄を響かせ始める頃には >>4:26 しっとりと汗をかいてしまっていた。 冷え性の自分には珍しく 頬も、手も、ぽかぽかと温かい。] (9) 2021/11/17(Wed) 9:57:43 |
| [夢の中で聴いたのと同じ 力強く、どこか憂いを帯びた旋律が 少しずつ遠くなっていく。 >>4:26 風を切って疾走り、翔ぶことに 憧れを抱いたことなど皆無だけれど…、 彼が馬を操り 疾駆する姿は見てみたい、気がした。 (きっと… 美しいだろうな、) 想像を重ねながら、 一団が見えなくなってしまうまで 見送って、工房に戻った。] (10) 2021/11/17(Wed) 9:58:45 |
| [いつもなら、丁度起きる頃合いだ。
普段は起き抜けにシャワーを浴びて 目をしゃっきりと覚まし そのまま昨晩の続きに取り掛かるところだけれど、 言われたことを思い出して、パントリーを覗いた。 調味料と、オートミールと もらったままになっているワイン、 それから、先程お出しした来客用の茶葉の予備……。]
碌なものが無いな。 次、仕入れに行く時に買ってくるか、
[結局、りんごに落ち着いた。 朝は何も食べないのが通例だったから 多少改善はしている筈だ。
彼に褒めてもらえるかは、微妙であるけれど。] (11) 2021/11/17(Wed) 10:00:33 |
| [その後は、 いつも以上の集中力で依頼を仕上げた。 一つ目は、その日の夕方に。 二つ目も、三日前の夜には出来上がった。
完璧な状態で引き渡せた後は 夜になっても 高揚感が抜けない。
そこまでは概ね、いつも通りだった。 そこまでは────‥‥ ]* (12) 2021/11/17(Wed) 10:02:01 |
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