気狂 ネコジマは、メモを貼った。 (a18) 2022/07/17(Sun) 11:52:08 |
ネコジマは、乾いた声でわらって、 (a19) 2022/07/17(Sun) 12:42:47 |
ネコジマは、いろんなものが綯い交ぜになったこころでわらって、 (a20) 2022/07/17(Sun) 12:45:33 |
ネコジマは、ただ、わらった。 (a21) 2022/07/17(Sun) 12:46:21 |
ネコジマは、猫島はほとんど迷っていない。道を決める要素は、あとひとつだけ。 (a22) 2022/07/17(Sun) 12:48:34 |
ネコジマは、先生の許可をもらえて、息を吐いた。緊張していた顔が少しゆるむ。よかった。 (a23) 2022/07/17(Sun) 16:46:41 |
ネコジマは、「しませんよ」 ひとこと、それだけ言っていた。 (a26) 2022/07/18(Mon) 6:00:12 |
ネコジマは、わかってもらえてうれしい。 (a27) 2022/07/20(Wed) 21:25:03 |
ネコジマは、滲んだ程度のその憐れみを、心配なのだと思った。だから、 (a28) 2022/07/20(Wed) 21:25:08 |
ネコジマは、わらって頷いて、それで先生と別れていたのだった。 (a29) 2022/07/20(Wed) 21:25:48 |
【人】 気狂 ネコジマ【みんなの教室】 と、と、と。 お骨のかんかんを抱えて、猫島は教室に戻ってきた。 教室には誰がいるだろう。誰もいないだなんてことは、きっとない。 「ただいま」 きょろ、室内を見回して。 真ん中あたりの空いてる席に缶を置く。さみしくないね。 それから教室に置いていた花火の袋を開けて、何本か缶の横に添えた。 続けて、動かない身体たちの──確か利き手だったと、 猫島が記憶している方の手に花火を持たせて。 抜き取った靴紐なんかで、落ちないように結びつけていく。 (16) 2022/07/20(Wed) 22:22:45 |
ネコジマは、笑顔で別れを告げて、みんなの教室を出て行った。 (a31) 2022/07/20(Wed) 22:27:20 |
ネコジマは、みんなの自転車を昇降口に運んだ。鍵がかかってた都会組のはちょっと大変でした。 (a36) 2022/07/20(Wed) 23:27:39 |
気狂 ネコジマは、メモを貼った。 (a39) 2022/07/21(Thu) 13:16:31 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a40) 2022/07/21(Thu) 16:40:05 |
ネコジマは、待っている間、そんなことを送っていた。特にオチはないよ。思いついたからくらい。 (a41) 2022/07/21(Thu) 20:03:44 |
友達 ネコジマは、メモを貼った。 (a42) 2022/07/21(Thu) 20:04:45 |
ネコジマは、友達と一緒に帰りますよ。猫も一緒。 (a43) 2022/07/21(Thu) 20:51:39 |
ネコジマは、花火をちゃんと見なかった。 (a44) 2022/07/21(Thu) 20:52:57 |
気狂 ネコジマは、メモを貼った。 (a45) 2022/07/21(Thu) 20:58:32 |
ネコジマは、おそらへとんじゃった。すっとんじゃって、もうみえない。 (a46) 2022/07/21(Thu) 20:58:50 |
ネコジマは、あしたのあさにもおりてこない。 (a47) 2022/07/21(Thu) 20:58:55 |
ネコジマは、ずっと猫島! (a48) 2022/07/21(Thu) 20:59:05 |
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