人狼物語 三日月国


40 【完全RP】湯煙に隠れる吐息【R18】

情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


【人】 空閑 千秋


 
─露天風呂・混浴─
 
[どれだけの間、ぼんやりしていただろう。
 体は暖かで、けれど風がひんやりとしているから
 のぼせないで済む、そんな温度の中で
 また名前を呼ばれると>>0:188
 ぎくりと頬をこわばらせた。

 ……後で、そう言われたのはつい先ほどのこと。
 後回しにされ、そのまま反故される未来は
 容易に描くことができた。
 それも仕方がないと割り切って
 なんとか気持ちを落ち着けたところだったのに。]
 
 
   麗央、さん。
   ………どうも、先ほどぶりですね。
 
 
[背中を向けていたから、振り返りながらの返事。
 腰をひねる形になったが、
 彼に向き直るとスカート部分をそっと伸ばす。
 なんというか気まずかった。
 ……先ほど後回しにされたばかりで
 しかも今は、先ほどより余程薄着だったから。

 体のラインを隠すものがない事態に落ち着かず
 片腕は必死にお腹を隠す。]
(1) 2020/08/10(Mon) 0:43:52

【人】 空閑 千秋

 
   その、………わたし、退散しましょうか?
 
 
[若しかしたらここに誰かを探しにきたのか
 誰かというよりは獲物か。
 それとも待ち合わせ、と考え至れば
 視線を伏せて、そんなことを問いかけた。

 辺りにはまだ色の気配は遠く。]*
 
(2) 2020/08/10(Mon) 0:44:12
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a4) 2020/08/10(Mon) 0:47:05

空閑 千秋は、メモを貼った。
(a8) 2020/08/10(Mon) 0:57:22

【人】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
   麗央さ………ッ!?
 
 
[何故か怒りを孕んだような眼差しに萎縮する。>>3
 肩を掴まれて、そう、確かにそう言っていたけれど。
 後で、はもっと後だと思っていたし、
 それはもう来ない可能性も考えていた。
 水着の肩紐を引かれて、
 彼の名を呼ぶ声に疑問符が混じる。
 少し頭が混乱して視線を伏せようとしたのに
 彼の手が顎を掴み顔を上げさせたから>>5
 それすら、わたしには許されなかった。

 だから彼の欲の色を目の当たりにする。
 それに対して今のこちらは怯えの色。
 片手で胸元を押さえてそれ以上は脱がされまいとしながら
 それでもその手の力は弱い。]
 
(7) 2020/08/10(Mon) 1:15:34

【人】 空閑 千秋

 
   だって、折角ここにきているんですし、
   誰かと楽しめたら……そう、思って。
   麗央さんだってその、あの、
 
 
[誰かを求めて混浴の方に来たのだろうに。
 たまたまそこに居たのが私なだけだ。
 それはそれで都合が良かったのかもしれない。
 約束を反故にせずに済むから。

 けれど、彼に宿るこの欲の色はなんだろう。
 先ほどよりも近い距離に頬が染まる。
 先ほどより肌の色が多いことにも戸惑って
 その言葉の歯切れは悪い。]
 
 
   ………誰か、きたら、
 
 
[先程は周りに誰かがいたから。
 今は誰もいないけれど
 誰かきたらどうするんだ、と含ませて
 微かな声で問いかけていた。

 みじろぎするたび、ちゃぷりと
 水の揺れる音が妙に耳に響いた。]**
 
(8) 2020/08/10(Mon) 1:15:56

【人】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
   そんな事は、ないです、けど……。
 
 
[不満であろう筈がない。>>10
 元より自分が選ぶ側ではないと思っている。
 そういう雰囲気になったなら別として
 能動的に、誰かをこちらが選ぼうとは
 あまり思っていなかったのもある。
 
元より、ここは誰とでも肌を重ねる、
そんな場所だと理解していたから。

 それでも責められるような口調に言葉尻が濁る。
 まるで自分が相手に悪いことをしたような。
 そんな事は決してないと思うのだけれど
 だからこそ、彼が笑い
 その詰問の矛が納められたかと思えばほっと息を吐く。
 しかし手首を強く掴まれ、
 その強さに思わず眉を顰めてしまっていた。]
 
(14) 2020/08/10(Mon) 9:15:45

【人】 空閑 千秋

 
   …………ッ。
 
 
[呆気なく胸元を隠していた手を外される。
 ク、と内側に戻そうとした力は元より弱く
 本気で抵抗しようなんて思ってもいなかった。
 けれど、胸元に注がれる無遠慮な視線に
 なんだか泣きそうになって息を詰める。
 女性らしい部分を隠せない水着を間近で見られて
 恥ずかしい気持ちと、
 もっと見て欲しい自己顕示欲が混じり合う。
 半端に開かれていた脚先に何かの侵入を感じ>>11
 ビク、と両脚が緊張して膝頭が微かに揺れた。
 けれど、そう。
 見られたって構わない。
 聞こえてしまっても構わない。>>11>>12

 だってここは。そういう場所なのだから。]
 
(15) 2020/08/10(Mon) 9:16:06

【人】 空閑 千秋

 
   ん………ッ!
 
 
[抱き寄せられ、強引な強さで唇が重ねられる。
 一瞬目を見開いたものの
 抱き寄せられた腕の力強さや
 太腿に感じた熱、その存在感に背筋を震わせる。
 相手には此方の体の柔さも伝わったか。
 こんな場所だからとパッドは入れていなかったから
 それを隔てるのは水着一枚のみ。
 戸惑う瞳も、口付けられたその後に一度静かに閉じた。

 そう、これは
 彼の欲望への試用期間の始まりだ。>>13]*
 
(16) 2020/08/10(Mon) 9:16:26

【赤】 空閑 千秋

 
[相手の宣言に>>*11私は言葉を返さない。
 返さない代わりに彼と互い違いに
 脚を組み合わせた姿勢のまま此方からも口付けを返した。
 軽く押し付けた後に緩く首の角度を変えて
 下唇に、上唇に。啄むように口づけを送った後
 鼻先を擦り合わせて、唇も擦り合わせる。
 主人に甘く媚びる飼い犬のように。
 いや、今は自分は正しく飼い犬かもしれない。
 お試し期間であるとは言え、だ。

 だから飼い犬は舌先を伸ばしてチロ、と
 彼の唇を舐めるとしよう。
 許されるなら唇を割って、舌先を挿し入れる。
 そうして身を寄せるうち、
 薄布の内側から胸の先端がほんのりと
 その存在を主張し始めていたか。
 彼と体を擦り合わせたからこそ。]
 
(*15) 2020/08/10(Mon) 9:16:50

【赤】 空閑 千秋

 
   ……本気でいやなら、
"本気で嫌"
って言います。
   だから、それまで、聞かなくて良い、です。
 
 
   
…麗央さんの好きにして。

 
 
[口付けの後に開いた瞳にはまだ戸惑いが混じる。
 けれどその瞳の奥。
 先と違うのは確かな熱に対する期待の光。

 淫蕩な宴の始まりを歓ぶ仄暗い悦びの色。]**
 
(*16) 2020/08/10(Mon) 9:17:45

【赤】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
[立位、と言う事は、この露天風呂は深いものなのか。>>*19
 きっと露天の中でも深い位置に2人、
 沈むように立っていたのかもしれない。
 とは言えその湖面は胸元辺りまで。
 溺れてしまうような事はきっと無い。きっと。

 舌先同士が触れ合う濡れた感覚。
 絡ませ、なぞって。
 エナメル質の硬い感覚にずくりと下腹が震える。
 解放された手をそっと彼の体に添えたが
 彼の手が背筋を撫で水着の内側に触れるたび
 縋るように指先に力がこもってしまっていた。]
 
 
   ふぁ、ぁ、……ん、ぅ……っ。
 
 
[臀部に彼の指先が沈み込む。
 きゅうと緊張に力が込められたが、
 それでも適度に肉のついたそこは
 彼の掌に硬めの弾力を伝えていただろう。>>*19
 いや、と逃げるためか。
 もっとと媚びるためか。
 腰がゆらりと揺れる。
 そんなさなかに唇が離れれば潤んだ瞳が相手を捉えた。
 なんだか褒められたような気がして>>*20
 ほんのわずかに覗く、安堵の顔。]
(*27) 2020/08/10(Mon) 13:22:15

【赤】 空閑 千秋

 
   ァ……、悲鳴、あげても、
   辞めないで欲しいんです。
   本当に本当にダメになるまでは。

   ………ンッ、ぁ………。
 
 
[膨らみ始めた胸の先端に爪が触れる。>>*
20
 それが更にその固さを育てるように触れたから
 微かな甘みに小さく声を漏らした。
 けれど。]
 
(*28) 2020/08/10(Mon) 13:22:33

【赤】 空閑 千秋

 
   ツッ!?
 
 
[薄布越に固さを帯びたそこを狙って抓られ
 息を呑んで身体を固くし唇を噛む。
 ビリリとその一点から全身に電気が走ったような強い刺激。
 ヒリヒリとそこが痛んだが、拒絶はしない。
 しないどころか。]
 
 
   ふぁ、あ……んっ、ン……!
 
 
[水着ごとそこに口付けられ、愛でられれば
 痛みの後の甘さは格別だった。
 痛みで敏感になったそこに口付けられ
 ぢゅ、と吸われればどうしても声が抑えられない。
 黒の水着を剥がされ、片側の乳房だけが露わにされたか。
 その先端が色濃く染まり充血し、ツンと硬く勃ちあがり
 その存在を主張している。
 胸は彼の手にちょうどおさまるか少し大きめか。
 先端に触れたならそれだけで吐息が漏れ
 悩ましげに睫毛を揺らす事になる。]
 
(*29) 2020/08/10(Mon) 13:22:53

【赤】 空閑 千秋

 
   ん、麗央さん、
 
 
[けれどその触れ方が優しすぎる気がした。
 優しい触れ方も好きだけれど、
 彼は先ほどの痛みを伴う触り方の方を好むような。
 支配欲にかられた言葉を口にするくらいなのだ。
 たとえお試しであっても、と
 私は吐息を漏らしながら彼を見つめる。]
 
 
   あの、私、大丈夫ですから……。
   痛いことも、拘束されたりとかも、
   ある程度なら汚い事も多分、平気……。

   叫んでいても、本気で嫌と言わない限り。
   お試しの"合意"ですから。
 
 
[そんな求め方を始めたのはいつからだったか。
 最初からそれを望んではいなかったかもしれない。
 いつしからそれすら悦びに変えられる自分を知って
 その部分を満たしてくれそうな相手に
 私は少し、要望を伝える。]
 
(*30) 2020/08/10(Mon) 13:23:14

【赤】 空閑 千秋

 
   もっと、遠慮しなくて、大丈夫……。
 
 
[遠慮なんか、しなくて良い。]**
 
(*31) 2020/08/10(Mon) 13:23:29

【赤】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
[ジンジンと響く熱。
 ヒリヒリとしたそれが外気にさらされると
 その温度差が自分にされた事を知らしめてくる。
 頬も、胸元も、その先端も色付いて
 深く口付け蜜を喉奥に注ぎんだ。
 コクリと喉を鳴らして、唇が外れれば
 赤い舌先がぺろりと彼の唇を清めるように舐める。

 そして誘いを受ければ彼に腰をだかれ
 両胸を晒したまま、導かれるまま。
 胸の飾りを弾かれる度に体が跳ねる。
 甘やかな声と共に、パシャリと湯が跳ねた。]
 
 
   んあっ、ふ……ン、あ、麗央、さん……っ。
 
 
[誰が来るともわからぬ露天風呂。
 本来水着でいるはずの場所で晒された彼の裸体に、
 その反り返る雄蕊に思わず目を瞠る。
 彼には対して触れたりはしてないのにと
 どこか信じられない気持ちでその先端に光る蜜を見た。
 そうしてどこか性急に自分の水着を下ろされて>>*50
 は、とそこで我にかえる。]
 
(*51) 2020/08/10(Mon) 19:16:01

【赤】 空閑 千秋

 
   あ、麗央さん、
 
 
[それは、彼の動きを静止するものじゃ無い。
 声をかけながら素早く手を伸ばしたのは
 水着につけられたスカートの部分。
 腰で止められたそれのボタンを外し分離させると
 手早くそれを結んで輪を作り、
 それを自分の手首にかける。
 余計なお世話だったかもしれないが、
 背の後ろ側に手を回してからぐるぐる、と。
 自らの両腕を後ろ手に簡単に拘束して見せては
 恥ずかしげに背を向け、そして。]
 
(*52) 2020/08/10(Mon) 19:16:28

【赤】 空閑 千秋

 
   どっち側からが…お好みですか?
 
 
[すっかり下げられてしまった水着は
 腰に引っ掛かって撓み、
 大事な場所を隠してくれたりはしない。
 腰を相手に突き出すようなしながら前屈みになり
 相手を肩越しに振り返っていた。]*
 
(*53) 2020/08/10(Mon) 19:16:52

【赤】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
[既に熱く潤ったそこに灼熱の杭を当てがわれる、
 それだけで女の部分が歓喜に震えた。
 ああ、と、陶然とした声が唇から漏れる。
 まるでそれは濃厚な口づけ。
 逆に言えば濃厚な口づけは既に
 交合のそれ、既に全ては始まっている。
 でもこの熱に勝る熱は
 きっと身体中のどこにも無い。
 その熱を求めるかのように下腹が疼いて
 彼を求めているのが分かった。]
 
 
   ふああああ…………っ!!!!
   ん、ア、アァ……っ!!
 
 
[腰を推し進められれば、狭くはありながらも
 熱く柔らかな媚肉はそれを全て受け入れた。
 瞬間、達したのか。媚肉が小刻みに痙攣し
 襞の一枚一枚が肉杭に絡み付いて締め付ける。
 ガクガクと膝を震わせながらも
 懸命に両脚を突っぱねて崩れる事を堪え
 その代わりに平らな岩へと上半身を崩させた。
 岩の上で柔らかな胸は押しつぶされ、
 時に肩や頬までがそこへ載せられる。
 高々と彼へ腰だけを突き上げ見せつけるような
 そんな姿勢になっていた。]
(*99) 2020/08/11(Tue) 5:42:42

【赤】 空閑 千秋

 
   ひうっ、んあ、アっ!!
   ア、激し………アッ、ひゃぐうっ!!
 
 
[肉杭が引かれれば花弁が絡みつき引きずられ
 その赤が垣間見えてしまうだろう。
 突き入れられれば腰ごと跳ねて喘ぎ
 その唇が閉ざされる隙もない。
 段々、両脚を突っぱねることすら難しくなり
 彼に捕まれ半ば宙にあるようになった頃。
 彼の密やかな問いかけに反応したのは
 唇よりも先に蜜壺の方であった。
 キュウウゥ、と強く彼を締め付けながら
 びくびくっと痙攣めいた動きを返す。]
 
 
   ふあっ……、んんっ、あ、ああんっ!
 
 
[唇が漏らしたのは蕩けた喘ぎ。
 またそれで達してしまったのか、
 ぽた、ぽた、と結合部から
 湯ではないものを足元にまで垂らし溢しながらも
 きちんと返事をするため、んく、と喉を鳴らし
 その声音を整えた。]
 
(*100) 2020/08/11(Tue) 5:43:29

【赤】 空閑 千秋

 
   ひゃうううううっっっ!!!!
 
 
[露天で、私は何度も高い声を響かせる。
 彼を締め付けながら、
 身体を痙攣させながら、
 蕩け切った顔をして。

 ここが外で、どこかで聞かれるとも分からない。
 そんな事、すっかり抜け落ちてしまいながら。

 …本当は抜け落ちてなかったにしても
 その声も顔も止められないのが、答え。]**
 
(*101) 2020/08/11(Tue) 5:45:34
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a22) 2020/08/11(Tue) 5:46:08

空閑 千秋は、メモを貼った。
(a23) 2020/08/11(Tue) 7:38:20

【赤】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
[貫かれ揺さぶられ、
 その度に平らとは言え岩肌に柔い肌を押し付けられる。
 特に柔い果実は岩と自身の体の間で押しつぶされ
 硬く尖った胸の先端が彼に揺さぶられるたび
 コリュ、クリュッ、と押し潰されては懊悩する。
 やっとの思いで返した囁きは
 彼にとって褒美に値するものだったらしい。>>*103
 腰に纏わり付く水着を引かれグイとそれが肌に食い込むと、
 鼻先から甘えた子犬のような声が漏れた。]
 
 
    んくぅ……っ、あ、なに、

    
んひゃあああんっ!!?

 
 
[唐突な平手に背筋がしなる。
 という事は、腰を高々と突き上げる形になった。
 日に焼けない白い肌がその手の形に赤く腫れる。
 びく、びく、と内股も媚肉も震えて、
 強く強く彼を締め付けてしまったのが分かったようだ。
 ほろ、とその瞳から滴が溢れる。
 肩越しに振り返った彼の顔はどんなものだったろう。]
 
(*106) 2020/08/11(Tue) 13:28:56

【赤】 空閑 千秋

 
[打たれたのはそれきりか、それとも何度も続いたか。
 何度も穿たれる度に腰を打ち付けられる音が響く。
 それと同時に、私の細かく途切れながらの嬌声も
 高くこの屋外に響いて、
 何処かに聞こえてしまってもおかしくなかった。]
 
 
   ア、きて、くだ、さ、
   アッ、ひうっ……ンンンンン!!!
 
 
[彼の宣言に>>*104甘く答えては熱を待つ。
 私の隧道を余す事なく埋め尽くした肉杭が
 その最奥で熱を幾度も放つ感覚に
 恍惚と私は身体を震わせ、また果てる。
 肉襞が彼を離すまいと吸い付いて、
 より子種を奥底へ飲み込もうと貪欲に蠢いていた。]
 
(*107) 2020/08/11(Tue) 13:29:41

【赤】 空閑 千秋

 
   んひっ、あ、……ん……っ。
 
 
[ぬぷん、と彼が抜け出る感覚が寂しい。
 けれどまた水着を引き絞られ食い込まされて、
 溢れる間もなく私はまた身体を震わせ喘いだ。
 赤い皮膚を晒したまま、
 くたりと平らな岩に身体を預けていたときに
 口元に存在を感じて顔を上げる。
 四つ這いですらない、
 後手に両手を戒めたままうつ伏せの姿。
 腰ばかりが淫らに掲げられた姿勢のまま
 頭をゆるりと上げて。]
 
(*108) 2020/08/11(Tue) 13:30:03

【赤】 空閑 千秋

 
   ん、んふ……ぅ………。
 
 
[自分の蜜と彼の白が混じり合うそれに口付ける。
 動ける範囲が狭いけれども
 頭と首とを動かして届く範囲でそれを清めようとした。

 先端に口付け、じゅるっとその残滓を吸って。
 傘の部分、その括れに丹念に舌を這わせて。
 そうして細かな場所を清めてから
 その先端からぬるりと飲み込めるところまで。

 舌の腹を使って杭全体を舐め擦りながら
 頭を二度、三度、前後させてから
 ぷはあ、と息を継ぐ為に口を離して
 赤い頬で彼を見上げていた。]*
 
(*109) 2020/08/11(Tue) 13:30:22

【人】 空閑 千秋


─空閑千秋の日常風景─
 
[勿論、普段の私はこんな風に乱れているわけじゃない。
 むしろ、乱れる時間も惜しいくらいに働いている。
 週に2〜4日は職場に出勤し、
 それ以外のときには職場の外での処理案件がある。
 厳密に言えばどちらも職場のものではあるけれど
 舞台に立つのと舞台裏の差のようなもの。
 土日や休日も使わなければ
 すべての事案を処理するのに追いつかない。
 それに当番制での当直もある。
 忙しくはないけれども
 夜間に届けられる書類の処理するためだ。
 収入はそれなりに高いものの
 残業手当、休日手当、夜間手当もない世界。
 周りはみんなそんな仕事の世界に勤しむ仲間か
 犯罪者、被害者、そんな存在ばかり見ているからか
 心が乾いて仕方がなくなる時があるのだ。


 そんな時にここの宿の予約が取れると有り難い。
 けれど、なかなかそういうわけにも行かず。]
 
(98) 2020/08/11(Tue) 17:02:12

【人】 空閑 千秋

 
   ……。
 
 
[当直明けと言うのに朝に帰れず
 定時まで働かされるのは本当に酷いと思う。
 それでも、定時で帰れただけ有難い。
 私は今日も予約を取れなかったな、と
 落胆した気持ちを抱えながら
 法服を脱ぎ、バッジを外し駅に向かう。
 そこのベンチに座り、電車を待ちながら
 うとうとと船を漕いでいた。
 しっかり、自分の荷物は前側に抱え込みながら。]**
 
(99) 2020/08/11(Tue) 17:02:33

【赤】 空閑 千秋

 
─露天風呂・混浴─
 
   ……ん、ふ……ぅん……。
 
 
[また口を開いて清める続きを。
 そうしていたところで声をかけられ>>*120
 頷くのと同時に何だか間抜けな声が漏れてしまった。
 それも、身体が奥底から熱いせい。
 達した余韻がまだ抜けきらないどころか
 それに染まり切っているせいだ。

 助け起こされ、戒めを解かれる。
 ジン…と微かな痺れが指先に宿り
 嗚呼、縛られていたのだと今更ながら嬉しくなる。
 けれど手首をさすっている様が不満げにでも見えたのか
 彼は笑い、私に軽く説明した。>>*121
 確かにその通りである。
 だから私も軽く笑って、うなずいた。
 彼がその肯定をどちらの意味で受け取ったのかは
 私にはわからない事だけれど。]
 
(*124) 2020/08/11(Tue) 19:59:40

【人】 空閑 千秋

 
[その後、少しフラフラした足取りながら
 彼に女湯まで送られ、軽く体を濯ぐ。
 ヒリ、と痛む箇所はあったけれども
 ただ少し身動ぎして目を細めるに留めた。
 キッチリと身なりを整え出入り口へ。

 彼の姿を認め>>106問うことは
 首か? 両手か? 若しくは両方?
 首を指差し、反対の手で手首を差し出し
 その首を傾げて。
 その戒めを拒む事なく受け入れて
 彼に引かれて歩くこととなる。

 その視線を伏せて、俯きがちに。
 けれどその頬は染まり、
 ほんの僅かに口角が上がっていた。]*
 
(110) 2020/08/11(Tue) 20:00:49

【人】 空閑 千秋

 
─→睡蓮の間─
 
   ん……………。
 
 
[両の手首を戒められながら歩いた先。
 自分の部屋とは違うベッドの部屋の内装を
 しっかりと確認するよりも早く引き寄せられ唇を奪われる。
 それを受け入れ、うっとりと目を閉じ身を寄せる。
 体の前側で戒められた手首を彼の胸元に置きながら
 すり、と唇をすり寄せてから唇で彼の下唇を挟み込む。
 許されれば今度は上唇を。
 更に許されるなら舌先を差し出して。

 そうこうしているうちに浴衣の内側、
 先程可愛がられた場所が潤む気配がした。
 もじ、と膝を合わせながら彼から唇を離したなら
 首を傾げて問いを向ける。]
 
(118) 2020/08/11(Tue) 21:01:40

【人】 空閑 千秋

 
   そこに、座れば良いですか?
 
 
[ちらと見たのはシングルのベッド。
 別の場所を指示されたとしてもきっとそれに従うだろう。
 それを期待して、ここまで来た。

 ちなみにきっちりと表側だけを整えて
 下着を身につけていないなんて
 浴衣を剥がねば分かるまい。]*
 
 
(119) 2020/08/11(Tue) 21:01:58

【人】 空閑 千秋

 
─睡蓮の間─
 
[柔らかな舌先が硬質な歯に挟まれる。>>134
 それは強い力ではなかったけれども
 いつでも噛みちぎられてもおかしくない、
 そんな状態を教えられたようで心が震えた。
 けれど実際には噛みちぎられたりはしないのだ。
 噛まれたとて、きっと血が滲むだけ。ただそれだけ。
 だから私は甘えるような口付けを直ぐに解いたのだ。
 それはきっと、彼もそうなのかもしれない。
 示された先はバスルーム。>>136
 クン、と手首を帯紐で引かれて軽く前に傾きながら
 大人しくバスルームに移動した。]
 
(140) 2020/08/11(Tue) 23:09:58

【人】 空閑 千秋

 
[確かにこちらのほうが、なにかと都合が良いだろう。
 脱げと言われれば肯いて、頬に触れる手に目を細めた。
 彼のいなくなったバスルームで
 するすると浴衣を脱いで行く。
 それを簡単に畳んで端に寄せ、
 その時に先の会話を思い出しスマホを荷物から取り出した。

 浴衣の上に置いておけばわかるだろうか。
 自分の顔で認証されるから、
 このまま渡しても使えるはずのもの。
 そうして準備したところで彼が戻ってきたろうか。
 両手で胸元を隠しはするものの、下側は隠しもせず。
 その胸元には彼の指と爪の痕。
 臀部もわずかに赤が残る。
 ただ改めてそんな裸を見られるのは
 どうにも羞恥を感じてならない。
 けれど、視界の端に彼の手にしたものを捉え、
 こくりと喉を鳴らしてしまっていた。]*
 
(141) 2020/08/11(Tue) 23:10:35

【人】 空閑 千秋

─睡蓮の間─
 
[くるりと白い喉に巻きつく首輪は黒い蛇の様。
 私の首筋に噛みつくことはないけれども
 絡んで、軽く締め付けて、離れようとしない。
 
とても余談ではあるけれども
この首輪は中型犬か、小型犬か。
人間用のものがあればそれかもしれないが
以前こっそり試した時は
中型犬向けのものが適度なサイズだった。
小型犬用なら少しきついかもしれない。

 片手の指先でそれをすり、と撫でた。
 錠前がないのが少し寂しいが
 試用期間なのでそんなものだろう。
 首回りに纏わり付く感覚に排他的な悦を覚え
 また、頬が赤く染まる。]
 
 
   ……ぁ。
 
 
[しかし写真を撮られることを想定していたにも関わらず
 思わず顔を背けてしまうのは咄嗟のこと。
 両手で胸を押さえ、顔は伏せて背けた程度なので
 顔も下半身も結局は全て写っている。
 そう、そのためにこの場所に来たのだから。

 ああ、とろりと。
 足の合間から、蜜が溢れた気がする。]
 
(148) 2020/08/11(Tue) 23:50:54

【赤】 空閑 千秋

 
[バスルームに改めて入ったなら
 座ることになったろうか、それとも
 立ったままになるだろうか。
 どちらにしても両脚を開かされたなら
 先ほどのものとは違う蜜が
 既に太腿に滴る程潤っているのが見られてしまう。
 それでも羞恥に耐えながら…悦を得ながら?
 彼の指示に従い、姿勢を定めるのだろう。

 なんなら、視界を閉ざされても構わないのだ。]*
 
(*143) 2020/08/11(Tue) 23:51:41

【赤】 空閑 千秋

 
   …全く恥ずかしくない訳じゃ、ないんです。
   ただ、
   ……タガが外れてしまうと。
 
 
[普段は抑圧された仕事漬けの毎日。
 だからこそここにいるときは、
 そして肌を重ねている時はつい奔放になってしまう。
 しかし、こうしてこの姿を収められるのは初めてだった。
 この中だけではない、外界に、
 現実につながるツールの中に痴態を収められる。
 それは矢張り羞恥を誘い、
 現実に引き戻されそうになるもの。
 それでいてそうされる事により
 より、自分の欠けた部分や歪んだ部分が
 満たされる気になるのだから救いがない。]
 
(*150) 2020/08/12(Wed) 0:33:33

【赤】 空閑 千秋

 
   ……これからすることも。
   本当は恥ずかしくてたまらない。
   けれど、
   ……その方が、きっと。
 
 
[胸元を隠しながら椅子に座る。
 まだ膝はぴったりと閉じられたままだ。
 相手の様子を伺い、指示を待つ。

 どき、どき、と鼓動が煩い。
 それだけ確かに緊張していたし、期待もしていた。

 頬を紅潮させながら
 私はその時を待ちわびる。]**
 
(*151) 2020/08/12(Wed) 0:33:55

【赤】 空閑 千秋

 
─睡蓮の間・バスルーム─
 
   子供の頃から、ですからね。
   私の母はずっと私に父を重ねて
   私を男として育ててきたんです。
   父の代わりの恋人として。

   ……でも私は。
   父ではないし、男でもなかったですから。
 
 
[ポツリと漏らした過去の話。
 その枷が無くなっても今度は一人の大人としての枷。
 社会常識の枷。自分という人間の表側の枷。
 仕事をこなしていく上での枷。
 そんな、無数にある枷を
 全て取り払える気がするのがここなのだ。
 自分がどんな人間で、
 自分がどんな性別で。
 自分がどんな淫らな存在なのか思い出す場所。
 自分自身の形を取り戻す場所。
 それが、この場の秘密の時間。

 しかしそんな考えも、触られ始めれば霧散する。
 ぴく、と反応を返しては膝裏に手を回し直して
 その行為を甘んじて受けた。]
 
(*165) 2020/08/12(Wed) 7:04:59

【赤】 空閑 千秋

 
   あ、あっ、ん………ひ、ぅ、んっ!
 
 
[すっかり潤ってしまっていた花園。
 その浅い場所を弄られれば簡単に粘着質な水音が立つ。>>*159
 簡単に小さな喘ぎが漏れて、
 既に溢れ始めていた蜜は既に白を含んでいない
 新たな透明な蜜だけどなり始めていた。
 既に熟れていたも同然のそこに中指が入り込み>>*160
 くい、と曲げた指先が膣壁を圧して私の感性を昂らせる。
 言葉で苛みながら柔らかな唇が
 胸に、鎖骨に、首輪に押し付けられて。]
 
 
   ん、あ………ひぁ、んっ!
   ………ん、ふぁ………?
 
 
[唇を重ねられれば喜んで舌を差し出そうとして。
 けれど、すぐに離れていった唇に
 舌を差し出しながら間抜けな声を漏らしていた。
 どうして。
 そんな風に眉を寄せて眉尻を下げて見つめながら
 唇を引き結び直したけれど。]
 
(*166) 2020/08/12(Wed) 7:05:21

【赤】 空閑 千秋

 
    んっ、……は、はい……。
 
 
[指も引き抜かれてしまえば震えて。
 彼の問いかけに頷いたものの、
 普段は覆い隠されていた恥丘へと指を這わされれば
 それだけで恥ずかしく、淡くも確かな悦が生まれた。
 背中を丸め膝を抱えれば
 まるでそこを見せつけるようになってしまうと知りながらも
 その体制を止めることができない。
 鎧を剥がされた其処はすっかり
 弱みを晒した自分そのもののように震え悦ぶ。]
 
(*167) 2020/08/12(Wed) 7:05:40

【赤】 空閑 千秋

 
   ンッ、そんなに、ありません……。
   ここに、初めて泊まった時、ァ、
   中性的な、同性を、抱きたい方に、
   …此処ばかり、弄られて…。
 
   その時はただ、痛くて。
   でも、また同じことあるかもっ、て、
   一応の準備を、してから、来るようにしてます…。
 
 
[準備のことを問われれば説明する。
 自分でそこを清めて解すのだ。
 もし無理に暴かれても最低限の汚れで済むように。
 無論、直前に清められればその方が良い。
 けれど初回は、その間もなくて
 自分自身、戸惑いばかりで終わったから。]
 
 
   だから、その、あんまり、です。
   ……純粋に気持ち良いというよりは……。
 
 
[ふ、とそこで言葉をとぎる。
 視線を伏せ、その瞳に昏い色が宿った。
 自虐的な、けれど、
 自分自身から引き剥がせない劣等感と価値観と。]
 
(*168) 2020/08/12(Wed) 7:05:57

【赤】 空閑 千秋

 
   だから、心地よさは、あんまり……。
   回数も、余り。
   でも、こちらを好む方も、いますよね。 
 
 
[妊娠の心配をしなくて良いからと
 此方を好んで使う相手もいたなと思いだしながら
 そんなところです、と淡い笑みで締めくくった。]**
 
(*169) 2020/08/12(Wed) 7:06:44

【人】 空閑 千秋

 
─→ラウンジ─
 
[濃厚な交流を経た後。
 私は満たされた気持ちで再びラウンジを訪れていた。

 此処に泊まると私の形がわかる。
 現実の中で曖昧になっていく私の形が
 ハッキリ感じられ、或いは変化させられて
 嗚呼これが私だったのか、と
 感じ入る事が出来る気がして好きだった。

 きっと黒革の首輪はそのままに
 ラムコークを注文して、一人。
 従業員は先ほどとは交代していたか。
 ぼんやりと部屋の照明を見上げて

 頬杖をつき、届いたカクテルのグラスの縁を
 指先でゆうるり、つるり。]
 
 
   ………あのデータ、どうしようかな。
 
 
[スマホの中に残された物を考えると
 ほんの少し、迷うけれども。
 そう呟く割にその声音は全く困ってはおらず
 ほんの少し楽しげな空気すら纏っていた。]*
 
(169) 2020/08/12(Wed) 9:41:48
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a44) 2020/08/12(Wed) 9:47:08

【人】 空閑 千秋


─それは、ある日の─
 
   ん…………。
 
 
[矢張り夜勤明け定時はキツい。
 思ったよりも深く眠りに落ちていたようで
 一度目は覚醒には至らなかった。

 声は聞こえている。>>172
 それでも体が目覚めないしあまり理解はしていない。
 肩を叩かれてようやく瞼が上がる。
 上がった瞬間ハッと顔を上げて。]
 
 
   は、ハイッ、先輩!
   寝てません大丈夫です!!!
 
 
[声のしていた方に背筋を正して大声。
 同時に敬礼したが、その数秒後に事態を把握した。
 カァッ、と顔面の熱が上がるのがわかる。
 ゴシゴシと口元を拭いて…
うわっ、ヨダレ出てた…

 荷物を抱え直してから頭を下げた。]
 
(173) 2020/08/12(Wed) 11:08:14

【人】 空閑 千秋

 
   すいません、寝ぼけました……。
   あ、その、それで、……………あ?
 
 
[嗚呼、電車は無情である。
 そのまま私を乗せる事なく出発してしまったようだ。

 もしかして目の前の彼も乗るのでは無かったのか。
 それを思えばさあっと今度は青褪める。]
 
 
   その、……すいません。
 
 
[改めて深々と頭を下げ、謝罪したのだった。]*
 
(174) 2020/08/12(Wed) 11:08:42

【赤】 空閑 千秋

 
─睡蓮の間・バスルーム─
 
   調、教……。
 
 
[呆けたように呟いた。
 嗚呼そうか、私は調教されるのだと
 自分自身に言い聞かせるように。>>*182
 しかしそこまで感じるようになるのだろうか。
 彼なら出来るのかもしれないという気持ちと、
 いや、本当にそうだろうかという惑いが混在する。
 けれど今の私には、
 彼に逆らう理由なんて特に無かったのだ。

 だから椅子から降りて四つ這いになる。
 まだヒリヒリと腫れている尻朶を撫でられると
 緊張に僅か力が込められてしまったが
 ゆっくりと呼吸を繰り返し、その力を抜いていく。
 中央の窄まりが慎ましく閉じてはいたけれども
 その周りは過去の経験のせいか
 ふっくりと膨らんで赤みを帯びていただろう。
 そこにつぷりと指が差し入れられれば
 花弁とは違いキツいゴムのような弾力で
 異物を押し出そうとキチ、と締め付けてしまう。]
 
(*188) 2020/08/12(Wed) 11:40:49

【赤】 空閑 千秋

 
   んぐ、………ふ、…………っ。
 
 
[異物感に耐えて眉を寄せた。
 細く長く呼吸を繰り返し、力を抜いていけば
 きついながらも侵入はたやすくなるだろう。
 内側はきれいに"掃除"してきてある。
 けれどそれから時間も経っていたから
 今の状態が完璧では無いはずだ。
 最初とは違い、受け入れ始めれば呼吸にさえ気をつければ
 指が多少増えても受け入れられる。
 無論、その度に息を詰め、呼吸を整える。
 その作業は必要だったし、
 どうしても苦しげな顔になってしまうけれど。]
 
 
   んん………っ、ふー……っ、ん……。
 
 
[ふるふると震えながら
 甘い蜜が花弁から滴り落ちるのを
 止められるはずも、なく。]*
 
(*189) 2020/08/12(Wed) 11:41:13

【赤】 空閑 千秋

 
─睡蓮の間・バスルーム─
 
   んんぅ、ふ………っ!
 
 
[つるりと何もない恥丘を撫でられる。>>*192
 直接は性感の強い場所に触れられず、
 けれど期待からか無防備ゆえに敏感になったか
 それだけで私は背筋を逸らす。
 まるで背後の遺物感ですら同じなのだと
 ゆっくりゆっくり、教え込まれるように。

 いいや、きっとそれはそれそのものだ。
 そう教え込まれている。
 そうなるように調教されている。
 私の形をどんどんどんどん変えられていく。
 より淫らでより仕方のない女の姿に。]
 
(*198) 2020/08/12(Wed) 13:02:17

【赤】 空閑 千秋

 
   あ、言わない………で………ッ、
 
 
[キュ、とまた彼の指を締め付ける。
 淫らな水音がバスルームに響いて私を耳から犯す。
 床についた手を強く握りしめて、
 硬く目を閉ざしてゆるく頭を横に振る。
 ひくついてるのは気持ち良いから?
 それとも苦しいから?
 それとも、苦しいから気持ち良い?

 指を引き抜かれるときにゾクゾクするのは
 きっとそれが本来の動きだから。
 額に汗が浮かび、頬を伝って顎に落ちる。]
 
 
   は、あ、……んぐ、く……っ。
 
 
[いたくはない。少し苦しいけれども。
 そんな汚い場所を弄られて悶えるなんて、
 そんな背徳感の方に私は酔いしれ始めていた。

 首輪をして、犬のように四つ這いになって。
 その姿は本当に
 現実に関わる誰かに見せられないものだった。]*
 
(*199) 2020/08/12(Wed) 13:02:35
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a48) 2020/08/12(Wed) 13:03:10

【人】 空閑 千秋


─それは、ある日の─
 
   いやほんとその、すいません……。
 
 
[笑われてもすいませんしか出てこない。>>184
 それにしても仕事中?>>185
 うわわ、と思わずうろたえたけれど
 謝罪を制され、大人しく座り直した。

 一人分、席を開けての隣。
 ミントを差し出されありがたく貰っておいた。
 手の上にころり、ミント飴。]
 
 
   お仕事中だったのにほんとすいません。
   当直明けでどうにも、寝ぼけて。
   昨日も仮眠中に叩き起こされたものだから……。
 
 
[そんな言い訳をしながら包み紙を破り
 口の中へ放り込んだ。
 キツいミントの清涼感に思わず首を竦める。
 イ、と歯と歯の間に挟んで呼吸をすれば
 スウスウし過ぎてじわりと涙が滲んだ。
 なるほどこれは良く効く。今度買ってみよう。
 今度は心して口の中に納めなおす。と、]
 
(186) 2020/08/12(Wed) 14:37:52

【人】 空閑 千秋

   ……逃げたくなることは、しょっちゅうですね。
   でも、10年今のところで下積みして
   ちゃんと次に認められないといけないんで……。

   ふらっと。どこかへ。
   普段から出来れば、気楽なんでしょうけど。
 
 
[それには休み返上上等で迫ってくるお仕事たちが。
 思い出してしまってキリ、と胃が痛んだが
 そんな事を呟く彼こそ。]
 
 
   ……どこか、行きたいんですか?
   いろいろな事を忘れて。
 
 
[彼の左手薬指にはまだ指輪があった。
 その頃は、それが過去形になるとは知る由もない。
 帰る場所があるのに。守る場所があるのに?
 そんな事を思いながら、その横顔を眺めて。]
 
 
   何か悩み事でも?
 
 
[そんな風、行きずりの人に声をかけるのは珍しい。
 けれどつい、そんな風に声をかけていた。
 ミントのおかげで目が覚めたのもあるし
 単純に、興味を引かれたからもある。]**
(187) 2020/08/12(Wed) 14:38:20

【赤】 空閑 千秋

 
─睡蓮の間・バスルーム─
 
[指が増えて、菊座のシワがまた引き延ばされていく。>>*218
 確かに、普段は使わない場所を、しかも不浄の場所を
 じっくりじっくりと捏ねられて拡げられて
 それを自覚するように指摘されて。
 そんな言葉の一つ一つに心が震えていた。
 自分が今どんな状態にあるのかを突き付けられて。
 その言葉ひとつ一つが私自身の形を自覚させる。

 淫らな雌なんだと、自覚させられるから。]
 
 
   んぐっ、ん………ひ、ぅん……っ!
 
 
[体の内側で指を広げられる感覚に
 小さく呻き、ぎち、と矢張り締め付けは強い。
 ただそれも括約筋のある入り口だけだ。
 内側は柔く広がっていき、
 指を引き抜いた瞬間はその一瞬
 鮮やかな紅色を晒してひくつくだろう。
 はく…、と一瞬切なげに開いて、
 それは直ぐにきゅうと閉じなおされたけれども。]
 
(*226) 2020/08/12(Wed) 15:20:13

【赤】 空閑 千秋

 
   ん、………あ。
 
 
[圧迫感に苛むされる時間が終わり呼吸を整える。
 待てとされたと判断して四つ這いのまま。
 すると、彼が手にしたものに胸が躍る。
 カチ、と首元で鳴る金属音。
 ジャラリとなる鎖の音に切なげに眉を寄せて。]
 
 
   ………わうん?
 
 
[人の言葉は使って良いのだろうか。

 そんな疑問を抱いて、一声鳴いた。
 首を傾げて、もし彼の指示があったから
 人の言葉すら今は捨てる。
 けれど、そこまで意図せずとも良いのかもしれない。

 結局、意味のある言葉を綴れるかどうかが
 これからのことを考えれば謎なのだから。]**
 
(*227) 2020/08/12(Wed) 15:20:35

【人】 空閑 千秋


─それは、ある日の─
 
   でも、人手不足なんですよ。
   最近は試験が簡単になったから
   もう少ししたら楽になるかもしれないですけど。
 
 
[大変なのはきっとどこも同じだろう。
 それが金銭面か人間関係か、
 大変の形を変えてそれぞれのしかかってくる。
 それをどう耐えるか、躱すか、逃げるか。
 それが人の生き方というものかもしれない。
 偉いと言われて少しばかり表情を和らげながら>>201
 しかし人間関係に悩んでいるらしい彼に
 そうか、と少しばかり天井を見上げた。

 悩み事とは違うとはいうけれど。>>202
 
(203) 2020/08/12(Wed) 17:28:38

【人】 空閑 千秋

 
   優しいんですね。きっと。
   大事な人の望むように動けたとしても、
   それで自分が削れてしまったらどうしようも無いです。

   大事な人も、貴方も。
   双方が妥協も含めて、幸せに歩いていける選択肢を
   互いに模索して行かなくちゃいけないかなって。
 
 
   ……すいません、通りすがりの若造が
   わかった風なことを。
 
 
[ヒラ、と軽く手を振って笑った。
 相手の事情は知らないけれど、
 たくさんそんな事例を見てきたのだ。
 片方の為に片方が無理をして潰れる、壊れる、犠牲になる。
 自分自身母の望みを叶える為に自分を殺して
 自分の形を見失っていたのだ。
 だから片方だけがひたすらに尽くす事は
 間違っているのではと理性は訴える。
 
反面、心の奥底では
捧げて尽くして、良いように扱われても
相手に求められることを是とする自分もいる。
だから全てを否定はできない。けれど。

 やはり、人間はその一人一人がそれぞれ
 寄り添いあって生きるものであって
 片方が、誰か一人がその責を背負うのは
 違うのでは、と思えたのだ。]
(204) 2020/08/12(Wed) 17:28:57

【人】 空閑 千秋

 
   まあ、その望みの内容にもよりますけどね。
 
 
[妥協してどうにかなるのか。
 折衷案を提示できるものなのか。
 それともそれらが絶望的なのか。
 彼を改めて見て告げたころ、
 次の電車が2つ前の駅に着いたと
 電光掲示板が知らせてきていた。]*
 
(205) 2020/08/12(Wed) 17:29:14
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a49) 2020/08/12(Wed) 21:40:07

【赤】 空閑 千秋

 
─睡蓮の間─
 
   あ、 あ、 ……ふ、ぅ……っ。
 
 
[見えないままというのはとても不安で
 相手の行動に委ねなければならない。
 そんな中で異物を引き抜かれる感覚に身を震わせる。
 くぷん、くぷん、と一つずつ球体が出ていくたび
 きゅく、きゅく、と菊座が膨れては締まり吸い付いた。
 もう全て抜いてくれる。
 そう信じ込んでいたが故に、]
 
 
    んぐううっ!?
 
 
[決してはやくはない動きであったとしても
 逆流してくるその動きに声を殺し損ねる。>>*261
 敷布に突っ伏す形で背筋を逸らしながらそれを耐え、
 引き抜かれる動きでまた微かな快感を得る。
 ローションでその動きはなめらかなものだが、
 故にそこに与えられる刺激に変化が生じてきていた。

 むず痒いような、心地よいような。
 達する事はまだ無いが、
 そう、それは確かに快感の発芽で。]
 
(*264) 2020/08/12(Wed) 22:53:24

【赤】 空閑 千秋

 
   あっ、うぅん!
   ふぁ、……ひ、いぃん!
   あふ、あ、ダメ、も………っ!
 
 
[ゆるくゆるく炙る様に与えられる快楽の火に
 ちりちりと焦がされながら、堪らなくて。
 身を捩り腰を揺らめかせれば
 どうして良いかも分からず、
 ただその感覚に身を震わせ鳴くばかり。]*
 
(*265) 2020/08/12(Wed) 22:53:45

【人】 空閑 千秋


─それは、ある日の─
 
   良くも悪くも変化ですからね。
   現状維持がベストならそうですけど
   今が悪ければ、変えなければ。
   でも、それも押し付けあいは解決しないので
   どちらかが折れるか、妥協し合うか。
 
 
[もしくは裁判で人に決めて貰うか。
 けれどそんなことになる前に自分たちで解決するのが
 良いに決まっているのである。
 正直に言えば、罪を犯したのでは無いのなら
 こちらの仕事を増やさないで欲しい。

 いや、必要ならば是非使ってくれて構わないのだが。
 そこもまた、堂々巡りの矛盾の突き合わせか。
 そこのところは伏せて、わかった風な口ぶりで。]
 
(218) 2020/08/12(Wed) 23:07:04

【人】 空閑 千秋

 
   すっきりしたなら何よりです。
   あ、良いのに。
   私は私で、目が覚めて無事に帰れそうですから。
 
 
[とは言え貰ったミント飴を返す事はせず、
 電車が来たなら立ち上がって頭を下げた。
 出来うるなら、この人と職場で会うことのない様に。
 彼がどちらの立場であっても、だ。

 そこには縁がない方が良いに決まってる。
 まあ、お腹まであったなら致し方ないが。

 と、反対方向の電車と聞けば目を見張ったあと
 ふふ、と小さく笑った。]
 
(219) 2020/08/12(Wed) 23:07:24

【人】 空閑 千秋

 
   どうでしょうね?
   私は私がずるいのを知ってますから。
 
 
   此方こそ、起こしてくださって
   有難う御座いました。
 
 
[頭を下げて、荷物を持って。
 ミントの飴をポケットに入れてから電車に向かう。
 がたんごとん、電車に揺られて
 もう一つ口に放り込んでみたその飴は、]
 
 
   ………〜〜〜っ、
 
 
[やっぱり、自分にはスウスウし過ぎて
 普段から舐めるのは少し厳しそうだった。]*
 
(220) 2020/08/12(Wed) 23:07:39

【赤】 空閑 千秋

 
─睡蓮の間─
 
   んんっ………ふ、ぁ、
 
 
[最後の1つが抜けていく。
 拍動一つ、けれど元の形に戻りゆく後孔は
 すっかり熟れて、十分に解されていた。
 しかしそこに熱い何かが押しつけられれば
 ギクリと全身をこわばらせてしまう。
 なに、と聞かずともわかる。
 けれど今回、彼には全然触れていないのだ。
 なのにどうして、奉仕せずとも。
 そんな疑問を彼に投げる間も無く。]
 
 
   んん………っ、ぁ、あ、
 
 
[後孔に滑らせる様に動く熱。
 眉を撓ませ敷布を握りしめた。
 しかし、そんな風に悪戯に性感を高めさせられながら
 問いかけられて、頭が働かない。>>*275
 どちらが良い? 
 どちらの方が良いだろう?
 ん、んっ、と唇を引き結びながら考え出した答えは。]
 
(*276) 2020/08/12(Wed) 23:35:46

【赤】 空閑 千秋

 
   …………………前から、が、良い…………です……。
 
 
[前からなら。キスしてもらえるかも知れない。
 胸の先を虐めてもらえるかもしれない。
 首を締めるのも容易いかもしれない。
 此方からしがみ付くことを許してもらえるかもしれない。

 そんな、"かもしれない"淡い期待を抱いて。

 その通りに目隠したまま天地が返れば
 その感覚に戸惑いを覚えるものの
 紅潮した頬を晒して彼に全てを。]*
 
(*277) 2020/08/12(Wed) 23:36:07

【人】 空閑 千秋

 
─→売店─
 
[さて、思案に耽りながらも
 ラウンジでカクテルを飲み干して>>169
 向かったのは売店だった。
 先のように駆け込むわけでは無くて
 少しばかり冷静になった頭で土産物を見る。

 ここの宿の名前は明かさないように。
 それでいて職場の人数を賄うだけの数が入っていて
 値段も出来るだけ手ごろなものを探す。
 休暇を取るたびにおなじ土産もなんだから
 その辺り少し、気を使う。

 
本当はここにいる間、
そんな現実の事なんて考えたくはない。
しかし逃避したところで
現実は常についてまわるのだ。

 
 可愛らしさよりもコスパ重視。
 手に取った温泉饅頭の箱を返し、
 個数やら賞味期限やらをチェックしていた。]**
 
(232) 2020/08/13(Thu) 5:43:04
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a54) 2020/08/13(Thu) 5:45:36

【赤】 空閑 千秋

 
─睡蓮の間─
 
   え、あ……っ!
 
 
[全て見られてしまう。>>*308
 その事に思い至らず、むしろ
 その方が触れてもらいやすい事ばかり考えていた。
 そうだ相手は見えるのだと思えば
 今更気付いて声を上げてしまうがもう遅い。
 転がされ脚を抱えられれば全てが晒された。
 無毛の丘も、その奥で息づく濡れた花弁も。
 ひやりと外気すら感じて足先が惑うように揺れる。]
 
 
   あ、やだ、見ないでぇ……っ。
   はずか、しい……。
 
 
[無論、本気でそれが叶うとは思っていない。
 けれど口にするだけ自由だ。
 恥ずかしいと思う事は確かだったし、
 部屋の明かりが消されたとも思えないから
 今、自分の裸体が相手に全て晒されているのだろう。
 もしかしてそれもまた、
 彼にデータを取られていたりするのか。
 自分のものばかりではなく相手のものも。
 そんな危機感がまた、自分を昂らせた。
 私は大層な破滅願望の持ち主なのかもしれない。]
(*319) 2020/08/13(Thu) 9:52:54

【赤】 空閑 千秋

 
   ん、………く、ぁ、……!
 
 
[普段は閉じられたままの不浄の孔。
 そこのシワを限界まで引き伸ばしながら
 灼熱が私の中を拡げて、圧迫してきていた。
 初めてではないとは言え、此方はまだ辛い。
 膝裏を自分で抱えて彼に供物を差し出しながら
 私は耐えきれず、唇を開いて苦悶の残る声を漏らす。

 ぬぐ、ぐ。ぬぷん。
 先端の一番太い部分が私を開き切って
 こぷんっ、と。まるで先の大玉を飲み込んだ時のように
 一瞬大きく引き伸ばされたのちにぎちりと締め付け
 その幹に噛み付くように咥え込んでいた。]
 
(*320) 2020/08/13(Thu) 9:53:13

【赤】 空閑 千秋

 
   は、はー……っ、は………ん、ぐ、
 
[その間に囁き掛けられた言葉に
 私は唾を飲み込み、声を整えて。
 はく、と唇を震わせた後に声を絞り出す。]
 
 
   ……好きにして、良いのよ?
 
 
[どちらでも、このままでも。
 あなたのより良い方でかまわない。
 そんな風に口元を笑ませたなら
 どんな反応が返ったろうか。]
 
 
   ん………く、はぁ………っ。
 
 
[ゆっくり、後孔の壁全てを削り抉りながら
 灼熱の杭が差し込まれていくのがわかる。
 それが全て埋められて苦しくて、
 内側がぴくぴくと小刻みに震えて
 侵入者に微かな抗議と抵抗を示していた。
 じわり。じわり。
 弱火で炙られるような心地よさが続く。
 先ほどからずっと焦らされているような感覚。
 それがいつまで続くのか、
 そう荒く呼吸をして胸郭を上下させていた、その時。]
(*321) 2020/08/13(Thu) 9:53:39

【赤】 空閑 千秋

 
   んむっ?
   ん、んん………〜〜〜〜っ!!!
 
 
[不意に唇が塞がれる。>>*311
 同時に自分の体に彼の体が触れたか、近づいたか。
 彼が覆いかぶさってきているのか。
 そうして、キスをしてくれているのか?
 素肌に外気ばかりではなく熱を感じて
 後孔に神経を集中していた私は
 完全に不意を突かれていた。
 ビクビクっと全身が痙攣する。
 脚先が跳ねて、内股が震えて、
 彼を咥え込む内壁がブルブルっと震えて締め付けた。
 ひく、ひく、と花弁が戦慄いているのがきっと見える。
 身体の奥底にある硬くて熱い物の形がよくわかって。]
 
(*322) 2020/08/13(Thu) 9:53:57

【赤】 空閑 千秋

 
   あ、ア、………ッ、
 
 
[訳がわからなくなって、私はただただ
 体が跳ねるままにそれが治るのを待つしかなかった。]*
 
(*323) 2020/08/13(Thu) 9:54:16
空閑 千秋は、メモを貼った。
(a64) 2020/08/13(Thu) 19:51:09

【赤】 空閑 千秋

 
─睡蓮の間─
 
   や、んあっ!
   気に入ってる、わけ、じゃ……あ、あ!
 
 
[正直に言えば、気に入っているかどうかわからない。
 けれど確かに彼のものを締め付けてしまっていて>>*363
 どうしようもなく、彼の形を感じてしまっている。
 膝を閉じ合わせて抱き込んでいるものだから、
 より後孔が狭められてより大きく太く感じてもいた。
 それは、少しばかり苦しい。
 苦しいが、それだけ形をはっきりと感じて
 自分が犯されているのだと解ることができた。
 視界を閉ざされた中でさえも。]
 
(*370) 2020/08/13(Thu) 23:01:32

【赤】 空閑 千秋

 
   あ、ふぁ………ん、くう……っ!
 
 
[引き摺り出される感覚は悦を生む。
 けれど押し込められる感覚に眉を寄せ耐える。
 それでも今までと違うのは先ほどの口付け。
 視界を閉ざした中で与えられたはっきりとした愉悦は
 こちらの感覚まで絆して悦へと導く確かな足掛かりとなった。
 こくこくと、彼の問いかけに頷きながら>>*364
 普段よりも鮮明に感じる灼熱に翻弄されている。
 淫壁が彼に吸い付いて、引き抜く拍子に赤を覗かせる。
 それをこそぐ様にして根本までまた含まされて
 まるで空気鉄砲のよう、甘く吐息が唇から漏れた。
 吸い付く淫肉を余すことなく刺激し、
 奥処を先端で押し捏ねられるたび。
 じゃり、と彼の下生えを押し付けられるたび。
 ひとつ、またひとつ、自分の中の快楽の扉が
 新たに開かされていく様な感覚に陥っていた。]
 
(*371) 2020/08/13(Thu) 23:01:51

【赤】 空閑 千秋

 
   あ、んあ! っ……あ……!!!!
 
 
[その、とたん。
 彼がきりりと、まるで搾乳するかの様に
 尖りきった胸の先端を扱き上げた。
 まるで胸の先端を釣り針で釣りあげられたかの様に
 ビクンッ!と背をそらしてそれがぷるんと揺れる。
 身悶え、くんと爪先を反らし、ぷしゃっ……、と。
 奥底から蜜が飛沫、諤々と震えながら
 淫肉がきつく収縮して男の屹立にむしゃぶりつく。
 びくっ、びくっ、と。
 その痙攣が終わったとき、呆然と。]
 
 
   い、まの、………?
 
 
[ポツリ、呟いて。
 戦慄く花弁も何もかもを晒したまま
 自ら腰を揺らして彼を、誘う。]*
 
(*372) 2020/08/13(Thu) 23:02:13
 




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