情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 平均より長身の肉体 しゃがんで隠れている窮屈さは感じた 掃除をしている邪魔をしない様に 時折、音を立てぬよう身体を動かしつつ 向こうの話し声をじっと聴き続ける ] ………話すことがあるって言われて その直後にここに来たのは、本当 [ 怯えや恐怖がゼロかと言われれば はい、とは言えなかった 身体に傷は付けられてなくとも 向けられた敵視と荒声は覚えている 女主人の囁きにはこくりと頷く 地下室の事もいざとなったら言う、と ] (13) 2020/03/01(Sun) 17:56:44 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 見つからねば罰を受けるから探しに来た 絶対にそうだと思っていたけれど 保身よりも先に並ぶ私の話 必死さは見て取れた それは一体何の為?誰の為? もしも、少しでも いなくなった自分を気にかけてくれているのなら そう願いたいだけかもしれなくとも かたん 酒場の中で踏み出した音が鳴る ] ………話を、聞いてやる [ 結ばれてない約束を、もう一度 ]* (14) 2020/03/01(Sun) 17:58:44 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 酒場の兄妹の兄の方が立ちあがった 数ヶ月間、何も築かなかった相棒の対面の席 そこに座る事、即ちその通り向き合う事 勇気が必要な事だった 何故逃げたと叱られるだろう 悪い事をしているのは自分だとわかっていても 話す、と言って隠れるのをやめたとしても これまでの積み重ねもあって 足がそのまま進むのをやめそうだったが お人好しの言葉>>16は背中を押してくれた 近付く距離、呼ばれた名前>>19 無言の促しの通りに席に着く ] (21) 2020/03/01(Sun) 22:46:06 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 出された薬を見る もうすでに飲んでいるから不用だ 態々過剰摂取をする事もないだろう ] ………何故、探しに来た? [ 誰かの手前の演技の様には見えなかった だからこそまた違和感が一つ増える 無事で良かった、だなんて 言われた記憶は今までにあっただろうか 間に流れる沈黙は慣れきったもの 今まで互いに会話しようともしていなかったのだから ] 此処にいれば無理に戦わなくていいって そういう風に、言われたんだよ それで、そっちは? 急に態度変わったのは何故? [ 聞いた話は隠そうとしたが 薬を飲まない時点で不審がられるだろう 組織的に何かある事は一旦伏せた そうして次はこちらの疑問をぶつけてやる ]* (22) 2020/03/01(Sun) 22:46:58 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 勝手に居なくなることは こちらだって予定していなかった事 形式的には攫われたのは事実 そこから出ようとはしなかったが ] 攫われたけど酷い目にはあってない むしろ良い人ばかりだよ 此処に連れられてなければ 宿に戻るつもりだったのは本当 [ 薬さえあれば教会に居る意味などない 無理に吸血をして戦わされて 冷たい視線を投げられ続けて 如何して此処にいたいと思えようか 彼の瞳は何も映さない ] (32) 2020/03/02(Mon) 0:25:56 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 吸血を無意識に拒んでいる理由 それすらも、分かってはいない 元々人間であった事すら、忘却して 唯一過去へ繋がる残っているのは 左腕のミサンガのようなものだけ ] ……… 見たければ好きに見ればいい [ 左腕、袖を軽く捲る 現れるのは前にも見せたであろうぼろぼろの革紐 ] (33) 2020/03/02(Mon) 0:26:14 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス憎んでるなら憎めばいい 憎んでなければいけないのなら、尚更 そうして私を知らなかろうが もう、どうだっていいだろ 鬱陶しくて言う事聞かない奴だったと記憶して そうして私の事なぞ忘れてしまえ [ どうせ、ここで分かれる道だ 憎悪を向けられるのも今更のこと 憎まなければならない事情 聞いてない。知らない。分からない 最後の別れの様に、突き放す言葉 話を聞くのも最後だろうからという面も、あった ] (34) 2020/03/02(Mon) 0:28:59 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ す、と指先で革紐を弄る 見ていれば知っているだろういつもの癖 ] どこで手にしたか? 知らない 気がついた時から持っていた 目が覚めた時、から [ 前に見せた時にも言ったか あるからずっと持っていただけ、なのだ 捨ててはいけない気がして、ずっと ]* (35) 2020/03/02(Mon) 0:29:18 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ もしも過去の記憶があったなら… こんなに何もかもに無関心で 友であった仮の相棒にひとつも近寄らないなぞ そんな事にはなっていなかっただろう 幸せだった記憶に封をされ 扱いの悪い教会暮らしを強いられ 縋る物もなにもない 諦観の心ばかりの歪んだ生き物は 囲う環境が作り出してしまったのだ 穏やかで優しいと君に言われた僕は、眠り続ける ] (47) 2020/03/02(Mon) 9:37:24 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 忘れろという言葉が 如何程相手を傷付けてしまうかも 今までそんな姿を見た事がなかった 目の前の男が涙を流す理由も “半吸血鬼のクラレンス”には 何一つ理解する事が出来やしないのだ ] (48) 2020/03/02(Mon) 9:37:46 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 空気が一変したのは、そう 噂の、先生とやらの声が酒場に響いたこと>>43 何故閉まっている酒場内に居るのかはともかく 今なら何も問題ないだろう ちゃんと相棒たるアイツも目の前に居る 逃亡して話し合い中ですとは分からぬだろうし なんならここが教会敵対勢力の本拠地だとも バレなければいいのだ。バレなければ なお研究員が内通者とはまだ知らない! ]………? え、おい、そ、それって 本当か…? [ 研究員が呼んだ名 私はその名前を、知っている 教会所属の半吸血鬼の間で伝説のように こっそり伝え聞かれたその言葉 ] (49) 2020/03/02(Mon) 9:42:02 |
【人】 半吸血鬼 クラレンスあ、あの 昨日はすみませんでしたー…… [ かなり気にかけてくれた事を思い出す かなり衝撃の事実に事態を飲み込めていないが これは今できる精一杯の謝罪! なるほどそれで威圧感? やばいめちゃくちゃすごい人だ!にげろ!(逃げない) ]* (50) 2020/03/02(Mon) 9:44:10 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 慌てて逃げ出そうとする相棒を止めた>>51 どう考えても無駄に逃げようとする方が怪しいぞ! 互いの動きが既に挙動不審の極みだが! ] それは後で教えてやるから! ところで先生は、どうしてここに? お前なんかしてねえよな? [ ハンター側で何を教えられているかは知らない 反応を見るに知らないのかもしれない そこは一旦さておきつつ 上司たちへの報告を何故今心配した さてはコイツ、雑な報告とかしていたな?! どうでもいいところで無駄に素性を知れた! ]* (52) 2020/03/02(Mon) 11:28:27 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 研究員はミゲルとあの半吸血鬼に用事がある様で 特に何も咎められなかったのにはホッとしつつ 自分はどうすべきか、離れるべきか 考えている所に正面から助け船>>61 ] あ、ああ わかった。ついて行けばいいか? [ 聞かせられない話をしてるとまでは思いもしない 誘われる通りについて、あるいて どこまで行くのかと疑問に思った辺りで 目的地への入り口は開かれた その先、噂に聞いていた地下室 ]* (71) 2020/03/02(Mon) 17:31:44 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス─酒場の地下─ 好きに呼んでいい [ さんでも呼び捨てでも拘りはない>>76 だが呼び方を考えてくれるのは 初めての、なんとなく不思議な感覚だった これまではそのまま呼び捨てか、お前か そこの半吸血鬼みたいな呼び方ばかり、で 地下空間は思った以上に広かった 設備までしっかりと揃っているし 綺麗にされている様だった 本当に住む分には申し分ないだろう ] え、あの先生が内通者? という事は薬とか流してるのも… [ 吸血衝動を抑制する薬 教会内でしか本来出回ることのないもの どこから漏れているのかと思えば あの研究者が横流しにしていたのか、と 彼等の関係の謎は深まったが ] (82) 2020/03/02(Mon) 21:03:51 |
【人】 半吸血鬼 クラレンスなんでもいい? じゃあ、ホットミルク [ 談話室に案内されてミルクタイム 優雅?なお茶会は割と初めてだ! ]* (83) 2020/03/02(Mon) 21:04:17 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ ここにあるのは衝撃の事実ばかりだ 教会以外にも半吸血鬼が生きる道があるとか それを仕切っているのが死んだと思われていたあの人だとか あの研究者がそれに協力していただとか ] いや、言わない 広めるつもりもない、し [ 一度ここで薬を貰っているのだから ある種もう既に共犯者のようなものだ それに、教会に戻るつもりも、なかった ] (87) 2020/03/03(Tue) 7:56:51 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 運ばれてくる ホットミルクとクッキー それとほぼ同じタイミングでの、呼び出し ] わかった ………行って、くる [ トレイを受け取った>>86 連れられた道を引き返して上へ戻る 話を聞くと言ったんだ あるなら最後まで聞いてやるよ 忘れろなんて言うな。その言葉の意味を確かめずにはいられない ] (88) 2020/03/03(Tue) 7:57:17 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス…呼び出されたけど 今度はなんだよ [ 帰ってきた閉店中の酒場の中 近くに居るのは見知った顔の2人 クッキーとホットミルクをトレイから下ろして 再び話し合いの席に座った ]* (89) 2020/03/03(Tue) 7:57:32 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 今、自分の目はどうなっているだろう 本当に目の前に居る彼を映しているのか? ただそこに居ると認識しているだけで 何の関心もなく、何も見ていないのか ゆっくりと瞬きを一度 開いた目の先の景色が、少し変わった気がした ] 別にこのぐらいの手間ならいい ……けど、相談? [ 出て行こうとした事を言われたか この先生はここの味方だが彼は知らない ただ、分かれる話ならしなければならない 手を伸ばしてホットミルクのコップを取った ] (92) 2020/03/03(Tue) 14:16:23 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 喉に流れ込む暖かな液体は 二重の意味で心の波を和らげて 見つめた先の相棒に 聞かれたこと、自分の事を語る ] ここに…居るつもりだ 無理に戦わなくていいって 薬も暮らしも保証するって言われたから そうしたい [ 少し離れた所に座った先生が ぴくりと反応したのが視界の隅に見えた ] …そっちは、どうなんだ [ 質問を返す 聞かれてばかりではない、対話 しっかりとしたそれは、いつ以来だっただろうか ]* (93) 2020/03/03(Tue) 14:17:00 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ ひそ、と声を落として 彼が教会に戻るなら ここの味方である先生は 記憶処理なりなんなりするだろう そうだと勝手に決めつけて安心して述べたのはあった ] いいんだよ ここに薬横流ししてるの、あの人らしいし [ 研究員は会話を止めもしない 声の大きさを戻して話を続ける ] ………は?え? な、なんで……? [ だってお前は、あれだけ憎んでいたのに 憎悪の対象の半分を持つ自分が 居なくなれば喜ぶのでは? 嫌だ、とか、駄目だとは言わない どうしてそんな、反応を……? そう戸惑うだけの、感情 ] (97) 2020/03/03(Tue) 15:55:28 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス過去…… 過去のこと、なんて [ 全くの真っ白で 目を向ける余裕もなくて 意識したことは殆どない、それ 戸惑いに戸惑いが重なり、沈黙が広がる ] (98) 2020/03/03(Tue) 15:55:52 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス……過去を考えた事、ない ただ、さっき言ってたアレは きっと、そういう事なんだろうし わざわざ聞くってことは…… [ そうして欲しいってことだよな? 言おうとした口が開かない。苦しい 何故か理由のわからないあの痛み 過去に近づく程、じりじりと増す 知るなと拒んでいることだと知らず 優しさの目隠し ]根底?傷付く?壊れるって? (99) 2020/03/03(Tue) 15:56:19 |
【人】 半吸血鬼 クラレンス[ 話を聴けば聴くほど胸が苦しい 頭も痛い。幾度か経験したこの苦しさ 荒くなる呼吸を抑えられないか ホットミルクに手を伸ばしても 何も変わらない事に狼狽えた ] ………は、はは 苦しめてるのはお前じゃねえだろ そんな能力なんてねえんだから [ 時折襲い掛かる不調 目の前の男が原因ではない事は理解していた 思い出したいか、思い出したくないか 考えた事もない事、急に言われてもわからない だからお前がそうしたいならって 過去は仲良くしていたのならって 本当に昔の私を知っているならと、答えたんだ ] (102) 2020/03/03(Tue) 18:24:48 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新