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【赤】 ヒトシ[上着を脱いで、首を振りながネクタイを緩め、シュルリと取り去って床に放る。ベストを脱いで、それからシャツも。 パンツも、下着も脱ぎ去って全部を晒け出す。] 羽衣恵さんも、脱いで。 [どうしてこの人はこんなにも自分を惹きつけるのだろう。 既に猛った自分のそれにゴムを着ける。] キスだけで……もう準備できてるの? [意地悪く尋ねた。 顔を見ればわかる。熱に浮かされて、蕩けた顔。 すごく官能的でかわいくて、とても素敵だ。] (*1) 2021/12/28(Tue) 21:17:56 |
【赤】 ヒトシ脚……開いて。 [羽衣恵をベッドに横たえて覆いかぶさる。 彼女が恥ずかしがり躊躇うなら、やや強引にでも足を開かせてしまおう。そうして身体を入れて、先端を押し付ける。] お店で見たとき、綺麗だって思ったよ。 でも、今もすごく綺麗。 [キスだけで、碌な愛撫もしていない。 それでもきっと準備はできているだろうから。 ぬぷっと先端が沈み込む。熱くて火傷しそう。]* (*2) 2021/12/28(Tue) 21:18:24 |
【赤】 ヒトシ[全部を納めきる瞬間に、ズンと、突き入れた。 ────強くされるの好きでしょ?] 入った、……よ [繋がった、深く。 ぎゅっと羽衣恵を抱きしてめて、唇を繋げる。 そうして、奥の方をゆっくりとグリ、グリと押し付けながら、唇と舌を絡めあう。抱きしめてふれあう肌。上も下も繋がってひとつになったみたいに思う。] (*6) 2021/12/29(Wed) 12:28:23 |
【赤】 ヒトシ[甘い声、甘い顔。自分にだけ見せる顔、聞かせる声。] 羽衣恵さん、可愛い。 [誘い込まれる、引き摺り込まれる様な感覚。 一気に突き込みたくなるのを抑えてゆっくりと。] 俺を、感じてください。 [絡みつく肉襞、熱い柔肉に包まれて、熱が混ざり合う。] (*7) 2021/12/29(Wed) 12:28:54 |
【赤】 ヒトシ[腰の動きは緩やかに。] もっと? 激しい方が好き? [あえて聞くのは少し意地悪したいから。 入り口近くまで引きぬいて、浅いところを緩めに摩った。]* (*8) 2021/12/29(Wed) 12:29:32 |
【赤】 ヒトシ[小さなおねだりに応えて奥まで突き入れた。 締め付ける、いや、きゅうと締め上げるような羽衣恵の中を、熱い猛りが一気に奥まで貫いた。 それだけで達してしまいそうなほどの快感。] ……っ……は、ぁっ……っ…… [苦悶にも似た表情を浮かべて。 その実は、頭が真っ白になりそうな快感の渦。] う……いぇ……さ…ん……っ [同じ勢い、強さで引き抜いて。また、貫く。 繰り返す抽送は力強く、お互いの気持ちいいところを擦り合わせる。] (*12) 2021/12/29(Wed) 16:50:02 |
【赤】 ヒトシ[両足の膝裏を掴んで、ぐっと押し付け更に開かせると、羽衣恵の腰が浮き上がり、さらに奥を突き易くなる。] ……いい、です…っ… ういえさ…んの……なかっ…… [絶え間なく与えられる締め付けに、生まれる摩擦が痺れにも似た快感が、腰から全身へと広がる。その強い快感に思わず腰が止まりそうになるが、それよりも羽衣恵への欲が勝って、より一層激しく責め立てた。] (*13) 2021/12/29(Wed) 16:50:17 |
【赤】 ヒトシイキ……そうっ…っ [息も途切れ途切れに、それでも腰の動きは止めない。 もっと快感が欲しくて、もっと快感を与えたくて。] …どうっ、ういえ…さんっ、は…… [もっともっと、まだまだ。 でも、押し寄せる快楽はそれを許してくれない。]* (*14) 2021/12/29(Wed) 16:50:39 |
【赤】 ヒトシだめ……イかせちゃう…… [激しく身体を揺さぶりながら、呟く。 でも,何回でもイかせてあげるから。だから。一番可愛い声を聞かせて、一番可愛い顔を見せてほしい。] ……だからっ、……まず……いっかいめっ [羽衣恵の動きに合わせるようにして、ちょうどいいタイミングで突けば、さらに奥へと突き刺さるように入り込む。] (*18) 2021/12/29(Wed) 20:46:32 |
【赤】 ヒトシ[ぐりぐりと奥を擦り付けて、蜜を掻き出し、肉襞を引き摺るように入り口まで後退しては、また奥へ。] ね……俺もっ……一緒に…っ! [羽衣恵を責めれば責めるほどに、こちらも絶頂へと向かう。 腰に絡まる脚が逃げることを許さなくて。 快楽を貪るように擦り付けられる腰と、締め付ける中に捕らえられる。] ういえ、……さん……っっっ!! [目の前がチカチカと瞬いて、ピクンと腰を跳ねさせながら、ゴム越しに羽衣恵の中で精を吐き出した。] (*19) 2021/12/29(Wed) 20:46:55 |
【赤】 ヒトシはぁ……はぁ……っ、一回め、だね [ずるりと引き抜くと、ゴムを取り払う。 入り口を縛ってゴミ箱へポイ。] まだ、全然……収まらない。 [二つめのゴムを取り出すと、羽衣恵にそれを渡した。 ────被せてください、って。]* (*20) 2021/12/29(Wed) 20:47:32 |
【赤】 ヒトシ[羽衣恵がゴムを着けてくれる。それも、口で。 嬉しい反面、誰にそんなこと教わったのかと思うと嫉妬心が込み上げてくる。過去に嫉妬しても仕方ないのに。でも、自分より前に羽衣恵さんが好きだった男がいるって事実に、どうしようもなく嫉妬してしまうのだ。] ……羽衣恵さん…… [それが嫌だとかそういうのとは違う。 変な言い方をすれば、純粋な嫉妬心。 好きだから、本気で好きだから、そんな仕方がないことも思ってしまう。] 好きです……誰よりも。 [今までも、そしてこれからも。 ────だから、羽衣恵さんも俺のこと……。] (*24) 2021/12/29(Wed) 23:43:30 |
【赤】 ヒトシ……上に乗ってください。 [ゴムを着けてくれた。 してくれた、だからもう少しだけしてもらおうと。ベッドに仰向けになって、羽衣恵を待つ。] いろんな羽衣恵さんが見たい。 [過去の誰も知らないような、彼女の全部を知りたい。 セックスも、それ以外のことも、全部。]* (*25) 2021/12/29(Wed) 23:44:20 |
【赤】 ヒトシ[何かに耐えるように、ぎゅっと目を瞑っている羽衣恵を見て意地悪したくなる。主導権は渡したはずなのに。ぐっと腰を突き上げる。きゅんとヒクつく羽衣恵の中をずちゅっと貫く。 耐えられないほどの快感の波を与えたい。] 羽衣恵さんっ、動いてください…っ [緩やかに羽衣恵を揺さぶる。] (*29) 2021/12/30(Thu) 11:22:41 |
【赤】 ヒトシ[手を伸ばして胸の膨らみを掴む。外側に円描いて、頂きを指で摘んで。] うい、え……さん、…っ [見上げる彼女の姿。 蕩けた顔に、髪が乱れさせて快楽を貪る姿が、すごくすごく綺麗だった。] …っ……は……ぁ…… …ステキ……です、よ…… [そう言っては見たけど、さっき出したばかりなのに、もう直ぐにでもイってしまいそうだった。]* (*30) 2021/12/30(Thu) 11:23:30 |
【赤】 ヒトシ[この上ない快感。 それに、恋人が自分の上で淫らに乱れている。 これが幸せでなければ、何だというのか。] …羽衣恵、さんっ……もうっ……っっ [緩やかな動きに焦らされ、急激な変化に全身が震えるほどに感じてしまう。何もかもが快楽となる。 羽衣恵の声も、顔も、滴る汗でさえ官能的で。] ……だす、よっ……っっ! [抗えるはずもない。 極上の快感の果てに、愛する人の中で再び絶頂を迎えた。] (*34) 2021/12/30(Thu) 17:00:30 |
【人】 ヒトシ[この日も結局のところ、ひと休みを挟みながらも明け方まで2人で夜を過ごした。終わりを迎えたのは、本当に体力の限界を迎えたからだ。] ……羽衣恵さん…… [2人で並ぶには狭いシングルベッド。 ぎゅっとその身を抱きしめて、愛しいその名を囁く。] 今日も……たくさんしましたね。 羽衣恵さんが、こんなにえっちだなんて意外でした。 [知っていたのは、厨房で料理をする姿や、仲間と談笑する時や接客の時の笑顔。だから、自分が知らない羽衣恵がきっとまだまだあるのだろう。] (16) 2021/12/30(Thu) 17:01:18 |
【人】 ヒトシ美味いっすね。 [朝からなにやら贅沢な気がした。 ホットドッグと、ミネストローネ。自分ひとりなら作るどころか、そんな朝食食べることはないだろう。 しかもデザート付き。] 羽衣恵さん。 やっぱ料理する仕事やりません? [切り出したのは唐突に。 でも、前からずっと思っていた。] (19) 2021/12/30(Thu) 23:06:02 |
【人】 ヒトシ俺としては、 これを独占できるっていうのも悪くないんすけど。 [でも、何か勿体無い気がする。 それに、こうして食事を作ってくれる羽衣恵の姿もいいのだけど、やはりあの店で見た羽衣恵の姿。あれが頭から離れない。 きっとそれが、惚れた瞬間だったから。] それに…… [少しだけ言い淀む、そして照れ臭そうに。] (20) 2021/12/30(Thu) 23:06:25 |
【人】 ヒトシ……いつか、2人で店がやれたらなって。 [朧気な、本当にぼんやりとして夢。 まだ目標とも呼べないような、ただの夢だけど。] 俺やっぱり、厨房に立ってる羽衣恵さんが好きです。 [美味しそうにランチを食べる羽衣恵も。 大人っぽくバーで酒を飲んでいる羽衣恵も。 身体を重ね、官能に蕩けた羽衣恵も。 全部好きだけど、それでも厨房に立っている羽衣恵の姿が一番好きなんだ。]* (21) 2021/12/30(Thu) 23:07:02 |
【人】 ヒトシぷ、ぷろぽっ?! [その言葉に驚いた。 言われてみれば、確かにそうと取れる様な言い方だったかも知れないけど。まだ付き合いたてで、そんな結婚とかそういうことを意識していたわけじゃないけど。] そうじゃないくて! あ、嫌だってことじゃなくて! [あたふたと慌てて首と手を振ったけど、彼女が見つめる視線にすぐに落ち着きを取り戻す。] (26) 2021/12/31(Fri) 9:13:39 |
【人】 ヒトシ夢……羽衣恵さんの…… [そうだ。 夢。いつか自分の店を持つっていう夢。 それが、彼女と一緒にって夢に変わる。 それぐらい、彼女用のことが好きなんだ。] 俺も……同じ夢を見てもいい? [羽衣恵が料理人としていきること。家庭を作ること。その両方と、自分の夢が重なって、2人で一緒に夢を見られたらどれほどいいだろう。] (27) 2021/12/31(Fri) 9:13:59 |
【人】 ヒトシ[────可愛い羽衣恵さん。 恋人として、申し分なくて、でもそれだけでは満足できなかったのは、きっと俺のわがまま。俺が好きになった羽衣恵さんでいて欲しいなんて、きっとエゴなんだと思うけど。 だけど、2人の夢が重なり合って、ひとつの目標になったから。] 羽衣恵さんのこと、 これからもっともっと好きになります。 [一緒に歩むためにも、俺は羽衣恵さんにいつだって元気で、格好良くて、可愛くて、素敵な羽衣恵さんでいて欲しい。 その代わり、寂しい女なんて絶対に思わせないから。] (30) 2021/12/31(Fri) 17:03:03 |
【人】 ヒトシ頑張りましょうね。 たくさんデートして、お互い仕事も頑張って。 [色んなことを2人で共有して。 たまには喧嘩して、それで仲直りして、色んなことを乗り越えていこう。] (31) 2021/12/31(Fri) 17:03:42 |
【人】 ヒトシ何処か行きたいとこあります? [季節はもう冬で寒さも厳しくなってくるけど。 そういえば、そろそろクリスマスも近くなってくるし、そうなれば年末年始だってやってくる。] クリスマスか。 休み入れなきゃな。 年越しに、初詣。 羽衣恵さんとしたいこと……たくさんあるんですよ。 [春になったら桜を見にいこう。夏になったら海に行こう。 そうやって2人で色んなところに行って、色んなことをしたい。] (34) 2022/01/01(Sat) 11:15:57 |
【人】 ヒトシ羽衣恵さん。 俺も……イイ男になりますね。 今はまだ、ずっと一緒に居ようって言えないけど。 [この先の未来。 羽衣恵と一緒に夢を描くには、まだまだ自分には足りないものが多過ぎるから。それでも、きっとそうなりたい、そうしたいと思うから。] いつか必ず言うんで、 その時まで側にいてくださいね。 [だから、いつか未来を約束できる日まで、もう少し待っててください。]* (35) 2022/01/01(Sat) 11:16:42 |
【人】 ヒトシ── 数年後 ── 羽衣恵さん! パスタランチセットふたつ。 デザートはフォンダンショコラで。 [未来は遠くなかった。 決して、近かったとは言い難いけど。 それでも俺たちはこうしてら未来を今に変えた。] いらっしゃいませ! 2名様?すいません今席が埋まってて。 [店はそこそこ上手くいっている。 昼は、あまりの忙しさに人を雇おうかなんてことすら。] (38) 2022/01/01(Sat) 22:06:48 |
【人】 ヒトシ[昼はランチ。 夜はお酒も楽しめる小さなレストラン。 ここまで来るのに苦労もして。 楽しかったことだけじゃない。 でも振り返れば楽しかったことと、羽衣恵の笑顔ばかりが思い出せる。 デートして、ご飯を一緒に食べて。 たまにお互いの店に偵察に行ったり。 それから時々は喧嘩したり。 でも、そんな日の夜はいっぱい愛し合った。] (39) 2022/01/01(Sat) 22:07:08 |
【人】 ヒトシ[────ねえ? 俺、イイ男になれましたか? 聞かなくたって、羽衣恵さんがこうして側にいてくれる。 それが、答え。 大好きな人の側で、大好きな姿をみていられる。 こんなに、幸せなことは他にはない。] (40) 2022/01/01(Sat) 22:07:42 |
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