【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 美術館内特別展 ―― ["静寂"がテーマの絵画群は、とても面白いと思った。 白い木々が並ぶ青い森。モノクロの砂漠に転がる無機物の集合体。湖?川?に沈みゆく美しい女性。 表現されたものは違えど、どの作品もどこかもの悲しさが漂い、そして美しかった。 こんな世界に一人閉じ籠もれたら、 楽になれるのかな……。 変わることを望み、踏み出したい自分。 変わることが、どうしようもなく怖い自分。 "どうすれば良いか"なんて、並ぶ絵画は何も教えてはくれなかったけれど。**] (377) 2022/09/03(Sat) 7:33:15 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 美術館内 特別展→レストラン ―― そういえば、レストランって、どこだっけ……? [スマホで時間を確認すれば、まだいくらか余裕はあったものの。 でも迷ったら大変だしと、入館時に貰った館内図を手に、とりあえず入口方面に向かえば大丈夫かなと首を傾げる。 展示室いくつかがブロックになり、それが廊下で繋がっている風な創りの美術館の構造。 廊下1つとっても凝った意匠で、石とガラスと木で象られたそれは、どこか異世界へ導かれるような空気感があった。 ────『光こそが建築にとってその成否の鍵を握っている』 途中、建築士の言葉を記したパネルを見つけ、足を止める。 "幾何学の魔術師"と異名を持つその人は、かなり著名な建築士なのであるらしく、ふうんと思いながらレポート用にと廊下やパネルの写真を撮っておいた。 相変わらず自分のスマホは調子が悪く、5回押しても反応しなかったシャッターに舌打ちしたくなったけれど。*] (384) 2022/09/03(Sat) 8:44:15 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 回想・集合写真の後 ―― [誰何の視線を投げた自覚はなかったけれど、小泉さんは"種明かし"をしてくれた。 >>379 ] …………ええ、会話はしたことないですが、うっすらと。 [同期の短距離走男子がそれはもう頻繁に小鳩ちゃん小鳩ちゃんと恋人の名前を口にしているから否応無しに名前を覚えたし、競技会で差し入れを手に応援に来た当人の姿も記憶にある。 名は体を表すがごとく、天使の羽が似合いそうな、明るい髪色のふわふわとした女の子だったっけ。] いえ、全然、ほんとに。 [本当に、別に隠してるわけではないので、と続けるも、大声で告白して歩いているわけでもないのだから、小泉さんの気遣いの言葉も、あながち遠いものではなかったのだろう。] (387) 2022/09/03(Sat) 9:23:24 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹…………あー……………………。 仲良く、っていうか……、 いえ、でもけっこう緊張してて、ですね……。 [続く言葉には、ぶわ、と頬が熱くなって、俯いた。 バスに乗るか乗らないかのうちに、呼び捨てで良いと言われた。 まともに会話したのは今日が初めてと言って良いくらいだったのに、マブダチとか言われた。 内心は相当に泡を食いながら応じていたけど、それは不快じゃなく。 むしろ、とても、楽しくて。 全く慣れないその感覚に距離感が誤作動して、踏み込んじゃいけないところに踏み込んでしまったりもした >>275 わけで。 だから私は結局のところ、全然、頑張れてもいないし、偉くもない。] 彼らには……嘘吐いていて、悪いなと思います。 [能動的に吐いているものではないにせよ。 相手が誤解していると理解したうえで、訂正もせずその誤解の上に居座り続けているのだから、同じことだと私は思う。 "いつかは言うつもりです"の一言は、喉に石が詰まったみたいに、続けることはできなかった。*] (389) 2022/09/03(Sat) 9:26:07 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 10時50分:美術館内レストラン ―― ────『レストラン、もう何組か並んでる』 ────『着いたから並んどくよ』 [人を待つのは苦手だけれど、待たせてしまうのはそれ以上に、ずっと苦手。 だから自分はいつでも"5分前行動"を心がけていて、それがなんだかんだ"10分前行動"になっている事が多い。 今回も、だからそんな感じで。 女性グループ客や親子連れらしき姿がレストラン店頭に見えたところで小走り気味に近付いて、最後列につきながらLINEのトーク画面に指を滑らせた。 店員が、"こちらを御覧になってお待ちください"と渡してきたメニューには、オムライス >>193 などの洋食メニューに、ちょっとしたコース料理に、和食膳のようなものも。 地野菜が売りなのか、セットメニューのサラダの写真すら、色鮮やかで美味しそうだった。 なるほど、人気があるのも納得で。] (398) 2022/09/03(Sat) 10:53:39 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹…………うーん。 [オムライスセット、美味しそう。何種類かからソースが選べるのがまた素敵。 追加料金で"季節のパフェ"が選べるのが、また更に素敵。] でも、カロリー、足りないな……。 [アスリートの身体は燃費が悪い。 自分は輪を掛けて悪いらしく、日に3800kcal摂取しないと体重が(つまり筋肉が)落ちてしまう。 規定カロリーを日々しっかり摂ることは、コーチからの厳命だ。 今朝はバナナ2本しか食べる余裕がなかったから、昼のうちにできれば1800kcal分くらいは食べておきたいところで……] クラブハウスサンドまでつけたら、 大食らいって思われる…………? [男と思われてる事だし、気にすることでもないかとも思うんだけど。 2人が合流するまで、私は真剣きわまりない顔でメニューを眺め続けていたのだった。*] (401) 2022/09/03(Sat) 10:59:18 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a101) 2022/09/03(Sat) 11:01:46 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 回想・集合写真の後 ―― [滔々と声をかけてくれる小泉さんは >>406 、何と言うか、とても"先輩"だ。 でも、この人にも色々と思い悩む時期があって、こうして年長者に助言を乞うた過去もあったりしたのかな────などと、思ってしまった。 悩みの大小、質の差こそあれ、この世に悩みの無い人など、おそらくそうそう居ないのだろうから。] ………………。 …………………や、 [────リスク。タイミング。隠しておきたい理由。 小泉さんがかけてくれる言葉は、全部、私を楽にしようしてくれる気遣いに溢れている。 この人は、良い人。怖くない人。 私は、"ありがとう"と静かに頷けばそれで話は綺麗に終わったのだろうに。 困った風に首を横に振る私の態度は、否定と拒否、"それ以上言わないで"を告げるに等しいものだった。] …………結局、私は、自分が傷つきたくない。 ────────それだけなんです。 [口調に吐き捨てるような色が混ざってしまった事に気付いた私は取り繕うように写真云々の話に変え、だから去る時は、少し逃げるような足取りになってしまっていたんだと思う。*] (418) 2022/09/03(Sat) 12:12:13 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a104) 2022/09/03(Sat) 12:13:45 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― レストラン前 ―― [武藤からの着信と、本人の登場に気付いたのは、ほぼ同時。 こちらに向かって一直線に向かってくる足先に気付いていたから、真横に立たれてメニューを覗き込まれても、特段驚きはしなかった。] …………? 雨でも降ってた? [毎朝その髪型に整えるのは、寝癖のケアくらいしかしていない自分より余程に手間がかかっているんじゃなかろうか。 今時の大学生ぽく束感重視の明るい髪が、僅か濡れているのに気付いて首を傾げたものの、反応があってもなくても興味は検討中のメニューに移る。] (422) 2022/09/03(Sat) 12:35:14 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹うん。 そうか、分けたら色々食べられる、ね……。 [普段はそう頻繁には甘いものは口にしないけれど、嫌いというわけじゃない。単に機会に乏しいだけ。 だからたまにはこういう風に楽しんでも、罰はあたらないと思う。 まさか、"大学で女友達作って一緒にスイーツ食べに行ってみたい"という野望が、こんな不思議な形で実現しようとしているだなんて、予想だにしていなかったことだけど。] ふ、すごいネーミングのタルトだね、これ。 [示した指の先には、"甘酸っぱい初恋味の白桃タルト"の文字。 津崎だったら(いや武藤でも?)、しれっと真顔で注文できてしまいそうだなと思ってしまう。 自分には、とても無理なお話だけど。*] (423) 2022/09/03(Sat) 12:38:03 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[なんとなく、だけど。 津崎は"そういう人"だと思っていた。 "そういう人"っていうのは、自分がこの時間にここに集まれ言っておきながらその当人が遅刻してくるみたいな? 規律に煩い体育会系でさえ一定数そういう人は居て、むしろ武藤のように"一見チャラ男ですごく律儀"なタイプのが珍しい存在だと思う。] …………だそうだよ。 [津崎からの着信 >>426 を武藤にも見せつつ、一応メニューを撮影して──今度はシャッターボタンのタップが7回必要だった。そろそろ限界かもしれない──津崎に送っておいた。] 『メニュー決めてくれたら注文しておく』 [そう送信しながら、傍らの武藤をちらりと見やる。] そういえば、津崎も甘いもの大丈夫な人なのかな? [バス車内でチョコ菓子食べているのは見ていたけど、それとケーキやパフェはまた別物なんじゃないかと思ったから。*] (428) 2022/09/03(Sat) 13:13:37 |
黒崎 柚樹は、え、メニュー写真は1枚しか送ってな……[スマホ確認] う"、エラー起こしてるね、ごめん…… (a109) 2022/09/03(Sat) 13:28:02 |
黒崎 柚樹は、え、ちょっと、待ってよ。……ええ??(91通……?) (a112) 2022/09/03(Sat) 13:38:14 |
黒崎 柚樹は、……携帯、高いじゃん……[もご] (a115) 2022/09/03(Sat) 13:45:14 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹…………もう、 スパムじゃないし、爆撃したつもりもないし。 ごめんって。 [なんで謝罪から入らなきゃいけないのかな!もう!] (434) 2022/09/03(Sat) 13:47:47 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹あー……うん。 おつかれさま? [売店からここまでどのくらいあったのかな。 でもきっと、数分程度は遅刻だったろうけど、幸い、テーブルに案内される直前タイミングだったから、店頭で合流することは出来たんだろう。] オムライスセット……にする。 サラダとスープとドリンクついてくる、これ。 [選べるソースはハヤシにしてみた。 "地元産玉ねぎたっぷり!"の文字に惹かれたから。 ドリンクも選べたから、季節のハーブアイスティー。 生のレモングラスと、レモン……バーベナって何? 確かに、諸々すごくお洒落だし……女性向けなメニューだなと思う。 少なくとも、大盛得盛爆盛がデフォの体育会系御用達学食とは世界線からして違う感しかない。 自分がこんなところに居て良いのかなという若干の居心地の悪さはあるものの、天井が高く大きな窓から眼下の森が一望できる空間は、とても素敵なものだった。] (435) 2022/09/03(Sat) 13:54:01 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹デザートはなんでもいいよ。 好き嫌い、ないし。 [むしろ武藤と津崎がどんなの選ぶのかが気になるよ、と、スイーツについては放り投げた。 これなら、追加にクラブハウスサンドも云々とか、悩む必要も無さそうで。*] (437) 2022/09/03(Sat) 13:55:53 |
黒崎 柚樹は、選んでたよ……[まだ笑ってる] (a118) 2022/09/03(Sat) 14:11:05 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹え、チョコサンドって……。 >>438 チョコサンドって、多くない? [それはもはや主食じゃないのかな。 そんな思いが過ったけど、まあ、同席は男子大学生だし、こちらも負けじとよく食べる方だから、"甘いもの別腹"族なら何とかなるものなのかなと思い直す。 私は多分、その民族にはあたらないと思うんだけど、番長とナンバー3がきっとなんとかしてくれるんだろう。] 印象語れるほど、ハーブティ飲んだことない……。 [あと、雑草とハーブはさすがに違う草だと思った……けど、案外そうでもないんだろうか。 そういえば競技場の端にミントが群生していくら抜いても生えてくるとか、聞いたことがあった気がするし。*] (440) 2022/09/03(Sat) 14:18:12 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹うん……ありがとう。 課題用の写真撮れなくなったら 代わりに撮っておいてくれると嬉しい……。 [正直、このレストランのファンシーメニューの現物も気になって仕方がなかったけれど、代わりに撮って欲しいも、スマホ貸して欲しいも、これについては言い出せる気がしなくて。 2人が撮るようだったら、あとでその写真ちょうだい、くらいは言えるかな……なんて考える。] ………………。 もしかして武藤って、ものすごくチョコレート好きなの……? [そういえば、バスの中で出てきた菓子も悉くチョコレートものだった気がする。 字面だけで鼻血が出そうだな、なんて、思った。] (444) 2022/09/03(Sat) 14:33:31 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a119) 2022/09/03(Sat) 14:40:54 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a122) 2022/09/03(Sat) 15:00:33 |
黒崎 柚樹は、く、津崎、品名全部言ってるし……(無駄にイケボ)[くくく][一度笑い出したら止まらない人] (a123) 2022/09/03(Sat) 15:07:33 |
黒崎 柚樹は、ぅあ!?びっくりした……>飴いっぱい (a141) 2022/09/03(Sat) 19:31:20 |
黒崎 柚樹は、ああ、なるほど……皆ありがとう感謝 (a142) 2022/09/03(Sat) 19:34:51 |
3年生 黒崎 柚樹は、メモを貼った。 (a149) 2022/09/03(Sat) 21:18:27 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹―― 美術館内レストラン ―― [これは多分に偏見入ってるという自覚はあるんだけど。 男子大学生の話題なんて、どれだけ講義を要領良く欠席しながら単位だけを取る方法とか、他大学の可愛い女子と出会ってあわよくば親密な関係になれる方策だとか、そんな感じのものばかりかなと思っていた。 講義の合間、漏れ聞こえる会話は大体そんなものではあったし。 まあ、女子の会話もそう大差ないもので、それにスイーツとお洒落の要素が加わるくらい? 異分子である自分は、どちらのコミュニティの話題でも居心地悪くて、だから、あんまり話の輪に加わったことは無かった……んだけど。] ……………………。 [武藤と津崎の会話は、なんだか、すごく、"普通"……と言うか。 この美術館の展示物関連の話だったり、小泉先輩推しのパン絵絡みで津崎が突然小声で歌い出したり。 自分も多少は"特別展の絵、見てきた"くらいは言えていたとは思うけど。 でも、彼ら2人の話を聞いている方が数段、面白いと思ってしまって、口数は常以上に少なかった。 でもどこかのタイミングで、武藤が微妙に渋る気配を出していた >>469 のが気になっていたかな。] (492) 2022/09/03(Sat) 21:32:33 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹 [ ……彼らの前で、口には出さなかったけど。 今後の進路。 スポーツ特待生の自分は、結局、 企業内部の社会人陸上部に所属するという 進路を狙うのが最適解。 でもそれには今年来年のインカレを始めとした、 大会の結果が何より大事。 ────そして昨年から、 私の記録は、今一つ、ふるってはいなかったのだった。 いっそ大会優勝とかで持て囃されて有名になっていたら、 性別カミングアウト云々で悩む必要なんて、 そも、無かったのだから。 ] (493) 2022/09/03(Sat) 21:42:49 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[そんな >>493 、反応に困るだろう話題を自分から出す必要も無かったから、「企業の社会人運動部に行けるといいなと思ってる」くらいに、返事としてはとどめておいた……し、ウワキだなんだと、2人が謎にはしゃいだことで、進路の話題自体、どこかへ飛んで行った。 そも、そんなもやもやは、出てきた料理の美味しさを前に、一気に霞んでしまったわけだけど。] ………………おいしい。 [ナイフを入れるとふわりと半熟の卵がほどけるオムライスは、武藤の好みの方向 >>207 と合致していたのかは知らないものの、自分にとっては極上の美味しさだった。 少なくとも、"観光地価格の観光地の味"的なものとは、別次元のものだった……と、思う。] (497) 2022/09/03(Sat) 22:04:20 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹サラダも、なんか……すごいね。 [直径5mmサイズのトマトなんて、初めて見た。 ビーズ細工みたいな外見なのに、ちゃんとトマトの味がする。すごくない?これ。 というかトマトの味自体が、これ、異世界のトマトかってくらいに、濃厚で。 え、すごい、おいしい、と更に口数を減らしながらもくもくと食べていた自分がどんな顔していたかなんて、当然ながら、そんな自覚は遥か遠い。 まあ、その後の山盛りのデザート攻勢(チョコ系多数)には「やっぱり多くない!?これ!」と小さな悲鳴を挙げることになったわけだけど。*] (499) 2022/09/03(Sat) 22:05:54 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹…………? パフェに、うまいとことかあるの? [全部が美味しいものじゃないの?と首を傾げる自分に、講釈を垂れ始める武藤 >>498 。 どうやら彼は本気の本気でチョコが好物らしいし、"体の80%はカカオで出来てる" >>447 論も多分に本気な言葉だったよう。] って、いうか、さ。 パフェまで分けて食べるのって、 ぐちゃぐちゃにならない……? [武藤がどうぞとこちらに寄越してきたから、目の前には、まっさらな完成形そのままなパフェがあるわけだけど。 自分がスプーンさした後に食べるとか、2人は抵抗ないのかなとおずおずと視線を揺らしてしまう。] (507) 2022/09/03(Sat) 22:26:27 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[どうしよう。緊張で倒れそうなんだけど。 …………こんなの、本当に、したこと、ないんだけど。 そう思いながら口に運んだパフェは、これも、やたら美味しかった。 甘いけど、甘いだけじゃなくて。 生クリームも、バニラのアイスも、自分の知っている味じゃないみたいだったし、アイスの下のスポンジも、表現できないけど心地良い不思議に甘い香りがした。] …………すごい、美味しい。 チョコ好きの武藤も、きっと好きだと思う。 [なるべく、なるべく綺麗に食べたつもりだけど。 でもそのパフェの残りが何の抵抗もなく武藤や津崎の口に運ばれるのを見るのは、それはもう相当に、とんでもなく、いたたまれない気持ちだった。*] (511) 2022/09/03(Sat) 22:32:40 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[なにしろほぼ無言で食べてしまっていたから(そして往々にしてアスリートは早食いなんだよね)、津崎の視線が飛んできた頃 >>519 には、自分の皿は、確かにほぼ無くなりかけてはいたのだけど。] …………気になるなら、食べる? ["お口あーん"はハードル高すぎるけど、端から食べていたから綺麗なところはいくらか残っていたわけで。 すくっていいよと皿を押しやるくらいは出来たと思う。 津崎にお裾分けするなら同じことだしと、ハヤシソースも美味しいよと、武藤にも。 彼らにとっては"日常"の行為かもしれないけれど、私にとっては、初めてのことばかり。 もう、色々と飽和しすぎて、"かわ"とかなんとか、武藤が言い淀んだ後の"きらきら"とかいう少し謎な表現 >>520 にも、何それと眉を寄せることもなく、きょとんとしていたんだろう。*] (522) 2022/09/03(Sat) 23:02:38 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹>>524 [あーん、とか、無理。無理だから。 照れと緊張を隠そうと努力した結果の無表情気味になっている自分の眼前に、鶏肉withフォークが差し出された。>>524 つまり、これは返礼品ということになるらしく。] え、それ1個貰うとか、多すぎ……。 [半分でいい、いや1/3でも充分なくらい、というかそもそも要らないよ?という思いをどう表現して伝えれば良いのか惑っている間、眼前にチキンは居座り続けるし、そして津崎のその手は、フォークをこちらに渡すという選択肢を最初から排除している風にしか見えない挙動だし。] …………………………。 [結局、自分が採択したのは、"その場の空気を壊さない"という行動だった。 眼を半ば閉じつつ、あ、と開けた口にチキンが押し込まれて、ちらりと見やれば、津崎の目が愉快そうに笑んでいて、 ────────ああ、なんかもう、色々、さ。 味なんて、わかるわけないよね!?!? (535) 2022/09/03(Sat) 23:22:37 |
黒崎 柚樹は、>> (a163) 2022/09/03(Sat) 23:24:42 |
黒崎 柚樹は、>>すごい勢いで食ってる (a164) 2022/09/03(Sat) 23:24:52 |
黒崎 柚樹は、すみませんねえ…………[赤面] (a165) 2022/09/03(Sat) 23:25:07 |
黒崎 柚樹は、[携帯同様、箱まで壊れたのかなの顔になっている][スパムはお送りしませんが] (a166) 2022/09/03(Sat) 23:25:54 |
黒崎 柚樹は、や、いらない!いらない、から!![首ぶんぶん] (a169) 2022/09/03(Sat) 23:35:22 |
【人】 3年生 黒崎 柚樹[もうここまで来たら、のノリで、武藤のケチャップオムライスも「定番の味だね、これもいい」とか言いながらしっかり口にしてしまったわけだけど >>533 、気付けば2人が言う通り、人気のレストランは店頭に待ち客が出来つつあった。] ムンク?ピカソ? 教科書で見た名前だね。 [美術に疎い自分でも、その画家の絵が来日したなら、それが絵画展の目玉になる巨匠ということくらいは知っている。 複製画だとしても興味はあったし、それよりも、"トラちゃんが感涙した絵"にも興味があった。 当の武藤が実に微妙な表情になっている事は、なんでだろうなとは思いつつ。] ……途中まで一緒に行ってみてもいい? [案外複雑な構造のこの美術館。 ピカソの絵の前を通った記憶も無いから、気付かず通り過ぎた通路があったのかもしれないし。 興味を惹かれる展示物と出会えたらそこで別れれば良いのだしと、津崎の言葉 >>534 に同行しても良いかと問うてみた。*] (543) 2022/09/03(Sat) 23:46:09 |
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