【赤】 雛巫女 サクヤ―過去/初めての送り雛― 「あっ…?」 押し倒される。世界が反転するような感覚。 視線の先には紅の瞳。 自分の体がこんなに自分の言うことを効かなくなるとは知らなかった。 熱く燃える様になるとも知らなかった。 (*6) 2022/03/18(Fri) 20:09:22 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「んんっ! ふあっ、ひゃああんっ! あっ、ああんっ! へん、変になりゅっ、やっ、そこ、だめえっ!」 身体がビクビク跳ねる。 ぴりぴり痺れるような快感。 キスも初めてだったのに、ゾクゾクと背筋を伝う甘い悪寒は、お腹の奥底を痺れさせた。 衣服はいつの間にか剥がされて。 自分でも触れた事のない場所に。その奥まで。 そんな所からとろりと蜜が溢れてくるなんて、知らなかった。 「あっ、ああっ、ああああああ!!!!!」 初めて。硬く閉ざされた処女肉を暴かれる。 身が引き裂かれるように恐ろしくて。 けれど、痛い、と言うよりも。 充たされている。その感覚の方が強く。 されるがまま。愛でられるがまま。 下腹が膨れ、肉槍を引き抜けばこぽりと溢れてくるほどに白濁を胎内に注がれた。 二日目の最後には自分から腰を振って。 その気持ちよさに酔いしれて、もっと、と。 (*7) 2022/03/18(Fri) 20:09:48 |
【赤】 雛巫女 サクヤそうして、数年。幾度となく。 喉奥で。胸で。膣で。不浄の孔で。 白濁を受け止める悦びを身体に教え込まれていく。 現世では夢の中のこと、と記憶を封じられながら。 かくりよでも。現世でも。 雛としての教えを刻まれて。 …だから。 現世で他の男に犯されたのだとしても。 それも夢ときっと忘れている。 淫らで雛として愛でられる自分を思い出せるのは。 このかくりよと、彼に抱かれてるとき、だけ。* (*8) 2022/03/18(Fri) 20:10:58 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「んっ…。」 舌先を入れると酒精の味がする。 >>*9緩やかに吸われるとそれだけで甘くじんと痺れて。 味を確かめる様に。わたしもこくりと喉を鳴らす。 絡めて、擦り合わせて。口付けが解かれると唇が蜜でしっとりと艶めいた。 「いいえ。 …夢の中のわたしは、皆様に愛でられる雛なんです。 こう言う子、なんです。 いつもの私は、忘れてしまっているだけ…。」 雛としての悦びを知り、雛として妖たちの恣に愛でられる。 時に奉仕して。時に複数の相手とも。 だが、こうして人間相手に自ら動いたのは初めてかも知れなかった。 その分、夢の中では奉仕する事が身についている。そう言うことでもある。 下着越しに張り詰める熱にほう、と感嘆の息を漏らし。 つい、と。下着の中に指先を忍ばせた。 肉竿を掌で覆い、上下に摩る。 >>*10胸の粒を擦ると漏れた声。 その部分に唇を寄せる。唇で強めに挟み、舌先で唾液をまぶして濡らした。 (*11) 2022/03/18(Fri) 20:54:20 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「19です。今度、大学二年…。 私では不足ですか? お姉様方の方がよろしいでしょうか。 それとも…?」 からかってなど。 けれど不足なら、本来彼を愛でる妖たちにそれを譲ろうとも思う。 どちらが良いか。お兄様方、という方針もあり得るけれども。 胸元をしゃぶりながら上目遣いに見上げ。 彼の手を取り、私の大きな胸元へとそっと添えた。 「ご奉仕されるより、愛でる側の方がお好きですか?」* (*12) 2022/03/18(Fri) 20:54:50 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「ひゃうっ!」 >>*13背筋をなぞる指先。 それだけで高く甘い声で囀る。 背筋を逸らして。ほんのりと頬を染めて。 「ふふ、…最後までしても。ひどいことをしても。 良いんですよ、雅さん。 …罪悪感、ありますか?」 >>*14年齢を気にしている様だったから。 そして理性を優先した言葉に聞こえたから。 だから気にしなくて良いのだと、枷を外す。 彼が気にしたとして。 此方はもう、何処もかしこもお手付き済みだ。 腰を更に抱き寄せられる。 言葉に詰まっている様子は見てとれた。 それならどうすればより良いご奉仕になるか。 妖たちの目を満たす事ができるのか。 (*15) 2022/03/18(Fri) 23:00:49 |
【赤】 雛巫女 サクヤそう考えて、私は緋袴をたくし上げる。 行灯袴はスカート型だ。たくし上げるのに向いている。 そのまま、下の白い長襦袢もたくしあげると、私の両脚が露わになった。 そして、彼の怒張を取り出し。 きゅっと閉じた私の脚の合間に導く。 白い下着はまだ乾いているけれど、下着と太ももとの間にできる僅かな隙間に彼を導こうとした。 「んん…っ。」 彼の熱を掌以外でも感じて、蕩けそうになる。 上手く挟み込む事ができれば腰を揺らめかせて。 二度、三度、と腰を揺らすうち、くちっ、と下着越しに私の蜜が溢れてきたことも知れるだろう。* (*16) 2022/03/18(Fri) 23:01:07 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「そうなんですか?意外ですね。 ナンパ講座から、そういうのも、お好きなのかと…。」 愛がなくても愛でられるのかと思った。 年齢も、自分は合法だからセーフだと。 それで良し、としないあたりが"良い男"であり。 あのお姉さんを泣かせる所以だったのかもしれない。 つまりは、良い男だから。 不安になる。自分を好きでいてくれるのだろうかと。その優しさは自分だけに向けて欲しいのにと。 そんなことを思いながら。けれど、思考は新たな刺激に霧散する。 (*20) 2022/03/19(Sat) 0:14:29 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「あんっ、ぁ、胸、頑張って、維持、してます…。」 綺麗と言われたから。 垂れないようにとの日々の行いが良かったのだと主張。 白い着物の内側には下着はつけていたけれど、だからこそ胸の丸みをしっかり維持できていた。 平たかった先端は指の腹の刺激で直ぐに突端を表して。 ツン、と彼の指先にその存在を主張する。 んくっ、と息を呑んで身を震わせた。 「着たまま…ですね。ふふ、巫女として、頑張ります。 んんっ、悪い巫女で、ごめんなさい…?」 いやらしい姿はもっとさらに奥。そう思う。 でも着たままで、見えそうで見えない行為もまた良いだろう。 ひそやかに行われる淫蕩な行為も悪くない。 周りの妖の皆様も楽しんでくれているようだ。 だから彼の首に両手を回し。 緋袴に隠された内側。下着越しの女陰を熱に滑らせるように擦り付けて。 (*21) 2022/03/19(Sat) 0:14:53 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「んっ! んんっ、ふああっ!」 くちゅっ、ぐちゅっ、くちゅっ。 擦り付けるたびに溢れてくる蜜。 それと布と熱が擦れあってより淫靡な音となる。 「きゃぁうっ!?」 高い声を上げたのは、唐突に腰を突き上げられたから。 下着越しに先端が埋まる。 ほんの先端。それでもびびく、と腰を震わせ一瞬動きを止めた。 くす、と笑う。そして、向かい合わせに抱きつくようにして囁いた。 (*22) 2022/03/19(Sat) 0:15:16 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「…お尻でも、良いんですよ?」 最後までしたくないのは。 妊娠が心配だとか、そういうことだと思ったから。 それなら後ろを使えば良いし。 別に、普通に愛でてくれても構わない。 それでも女陰にそれ以上は入れず、腰を浮かせてまた彼の熱に濡れた下着を擦り付けた。 肉竿に蜜をまぶすよう。 「んんっ、んっ、…もっ、と…。」 これだけだと刺激が淡くて。 つい、甘えて媚びる声が溢れた。** (*23) 2022/03/19(Sat) 0:15:38 |
【赤】 雛巫女 サクヤ>>*19キスして。 そう言われて、確かにと唇を重ね合わせた。 迷うことなくそのまま舌先を潜り込ませて。 彼の頭を抱き寄せながら舌先と舌先とを擦り合わせ絡めていく。 ちゅく、ちゅうっ、と。 乳飲み児が甘えるように吸い付いて。 唇をほぼ離さないまま、荒く息継ぎをして。 優しい舌使いは甘く、少し気持ちが落ち着く気もする。 それでも腰の動きを止めずにいれば。 指先が、花芯に触れるのを感じて。 「ひゃうっ!? んっ、ふ…!」 びくっ、びくっ、と腰が跳ねてしまう。 あっという間に下着は無意味なほどに蜜で濡れて。 ひくく、と花弁が悦楽に震えて飢える。 (*24) 2022/03/19(Sat) 0:28:01 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「あっ、あっ、ああっ!?」 キスも疎かになって、身を屈めてしまう。 でもこれでは。 自分ばかりが良くなって。 彼を果てさせることなく終わってしまいそうで。 「あっ、だめっ、さき、イッ、…〜〜〜〜〜っ!!!」 何とか、腰をゆらめかせて立て直そうとしたけれど時すでに遅く。 大きく痙攣すると、そのままひくひくと体を震わせる。 そのまま脚に力が入らず、腰を落としたから。 彼の熱の上に濡れた下着越しに腰を下ろす事になった。** (*25) 2022/03/19(Sat) 0:28:23 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「んんっ、ふ…ぅ…っ。」 キスは好き。 >>*28だから、悪いお口はどんどん塞いで欲しい。 深く塞がれると瞼を下ろして。まるで愛しい人とそうしているみたいに甘く吸い付いた。 程よい窒息感。口腔の粘膜が自分以外の誰かに触れ、擦られ、それだけで甘く背筋を震わせ蜜が溢れゆく。 やがて最も敏感な場所の一つ、雌芯を擦られてあえなく果てた時、唇は離れてしまうのだけど。 「はあっ、はあ…。ん、そこ、弱いんです…。 …ぁ。」 優しく。彼が慰撫だけを込めたのだとしても。 愛でられる為に快楽を刻み込まれて。 愛でられる為の場に在って。 一度火がついた身体はそれでも快楽を紡ぎ出す。 ふる、と体を震わせて。 でも、小さく声を漏らしたのは。 (*52) 2022/03/19(Sat) 7:44:37 |
【人】 雛巫女 サクヤ「ほ、ほかの雛の方が良いですか? それともやっぱり、お兄様、お姉様方の方が…?」 私では彼を満足させられないなら。 此方を楽しげに見つめながら、手薬煉引いて待つ彼らに譲り、わたしも彼らのもとで愛でられることも考える。 もっと大人の雛の方が、彼は困らないのかもしれないし。 そんな中。 >>73新たに問いを向けられて。 どう、だったか。記憶を探る。 「…最初の時は。二日、抱かれ続けました。」 その後。いつまでいたのかは分からない。 分からなくなってしまった。 ほかの雛がどうだったのかも覚えてなくて。 「たくさん。たくさん。教えられて。 でも。夢だから忘れろと、今までは。 元の世界に帰るように言われて。でも。 何度も。何度も。…でも。 わたしはこれがもう最後。」 火照りは鎮まら無いけれど。 此方から求めることはしないのは、余所見されたことで少し気落ちしていたからだ。 (75) 2022/03/19(Sat) 7:45:21 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「もう夢を忘れることはないから。…あっ。」 引き剥がされる。 愛で合うのではないのならと、焦れた妖に引き剥がされた。 此方が雛として仕上げられているのは分かったのだろう。 大蛇が巻き付き、昂ぶる二本の竿を腰に擦り付け。 袴の裾をずりりと上げて。 チロトロと長い舌先を着物の合わせから胸元へ。 「あっ、…んんんんっ!」 ああ、まだ。彼に尽くしきれて無い気がするのに。 彼を達させていないのに。 そんな想いで。大蛇に絡まれながら彼を見る。 けれどきっと、その視界も別の妖で直ぐに塞がれて。 彼の元にも、きっと新たに。** (*53) 2022/03/19(Sat) 7:46:23 |
雛巫女 サクヤは、メモを貼った。 (a21) 2022/03/19(Sat) 7:56:16 |
【人】 雛巫女 サクヤ>>78こう言う言葉は、どうにもいけ無いらしい。 そう。ここでは、ひとりの誰かのものにはなれない。 そうあってはならない。それを求めてはならない。 ただ私を見て。そう思っても。 目を逸らされる私が悪いのだ。 涙を唇で拭う優しさを、浅ましく求めてはいけ無い。 奉仕して。愛でられて。でも。 「ひ ど い こ と … ?」 >>79鼻先を擦り合わせられながら、本当に不思議だった。 酷いこと。なんだったっけ。 むかし。むかし。 ひどく、諦めた事が、あったのだけど。 悲しませたら。その言葉に、首を横に振った。 背中側から抱きしめられて。暖かくて。 なんだかまた泣きそうになっていた。 (81) 2022/03/19(Sat) 10:22:33 |
【人】 雛巫女 サクヤ「ひどいこと…。」 ひどい、と思った時のこと。 「…これも、わるい夢、なの…?」 淫らな事。それは全て夢になった。 誰に抱かれても犯されても。それは夢の出来事で。 そんな風に作られた私が。 現実世界でも同じように。 抱かれても犯されても、それは、夢と。 忘れていた。忘れて、生きてきた。 いつも通りに。いつもと同じに。でも。 (82) 2022/03/19(Sat) 10:23:06 |
【人】 雛巫女 サクヤ密かな声。後ろを振り返ろうとすれば。 もうその時にはすでに背の温もりからは遠く。 巻きつく大蛇に仮初の安息すら得ながら。 自分の裡の本当の願いに、打ちのめされる。* (83) 2022/03/19(Sat) 10:24:14 |
【人】 雛巫女 サクヤ―暫し後― 二孔を同時に愛でられて。 長く太く大きな体で全身を締め付けられながら。 緋袴の奥。熱を引き抜かれたばかりのそこから、とろりと蜜と白とがこぼれ落ちていた。 衣服の乱れはそれでも軽微で。 服の裾から小蛇が這い出て、ジン…と火照る肌の上を滑り行く。 「ん、…ふ、あ…。」 余韻にひく、と体を震わせた。 締め付けられるのは。強く求められている様で嬉しい。 けれど、わたしはひとりの雛ではないので。 皆に愛される雛なので。 そうしてお兄様方お姉様方が満足すれば、離れられてしまう。 より沢山の皆様方に愛でられなければいけない。 そう、教えられてきた。 だから。 …だから。 (84) 2022/03/19(Sat) 10:28:48 |
【赤】 雛巫女 サクヤ―隠り世・奥の院― 「わたしに?」 >>*64私個人を望まれる事は想定していなかった。 だからこそ目を瞬かせて。 周りの子らを見れば分かった気がする。 そわそわとして、落ち着きのない様子。 それでいて好奇心が滲み出るような、可愛らしさを覚えて。 「畏まりました。私でよろしければ。」 彼ら彼女らの眼差しを意識しながらはすこし恥ずかしい。 けれど、これも必要な事だと思えば頷けた。 >>*65自分よりも小柄なユヅルの導きに従い膝立ちになる。 緋袴をすとんと落とされて。 まだ脚は晒されてい無い。長襦袢となっただけでも、囲まれる視線に熱が帯びたのが分かった。 思わず目を伏せてしまう。 羞恥に、頬に熱が宿るのが分かった。 その、長襦袢も慣れた手つきで割開かれ、落とされる。 我ながら育ちすぎた胸だと思う。 でも。密やかな自慢でもあって。 その丸みを覆う下着が取り外されても、大凡の形を保ちツンと上向きの胸が外気に触れた。 愛液と大蛇の精で濡れそぼった下着も脱がされ、生まれたままの姿になる。 とろり。 体を動かし脱ぐのに協力した分、また花弁から溢れるものがあった。 (*71) 2022/03/19(Sat) 18:19:25 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「んっ、…あ、ユヅルさま…。」 胸に小ぶりな手が触れる。 両手で円を描くように揉まれると、淡い悦が生み出されていた。 柔らかで。それでいて張りもあると、褒められることの多いそれ。 やっぱり、周囲の視線を意識してしまう。 彼の手に形を変えられる乳房に皆が集中しているのは、恥ずかしくて。 視線を伏せ、されるがままになっていたけれど。 「んひゃうっ!!? あっ、ユヅ、ユヅル、さまっ、 く、んんっ、あ…!」 不意に敏感な先端をに刺激が走る。 弾かれて。摘まれて。転がされて。 びくっと背筋を逸らしながら、確かな嬌声をあげてしまった。 見られているのに。 皆の手本のようなものなのに。 けれど彼の手は止まら無い。 胸の先端の刺激は甘く鋭く、直接子宮をキュンキュンと疼かせるもの。 声を堪えようとまつ毛を伏せ口元を抑えたけれど。 (*72) 2022/03/19(Sat) 18:19:49 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「んんっ、んんんっ、ぁ、ア、やぁ…!」 声を抑え切れるはずもない。 腰をくねらせ、膝をキュッと閉じたけれど。 ツンと硬く尖った乳首はより敏感になるばかり。 ユヅル様の手に手を添えて。 でも、力が入らず止める事はできず。止める意図もなく。 「ンッ、アッ、イッ、イクッ、 いっちゃ…あああああんっ!!!」 白い喉をそらして。 イッた瞬間、びくくっ、と腰を突き上げるように痙攣させてしまった。 ひく、ひく、余韻に体が震える。 お腹が熱い。しっとりと肌が汗ばんでいく。 ぺたんとその場にへたりこみたかったけど、ユヅルさまは許してくれただろうか。** (*73) 2022/03/19(Sat) 18:20:07 |
雛巫女 サクヤは、メモを貼った。 (a30) 2022/03/19(Sat) 18:37:24 |
【赤】 雛巫女 サクヤ―隠り世・奥の院― 「んっ…。」 >>*79私の肌の上に何か浮かび上がる。 丁寧におろしてもらってから見れば、神社の家紋らしきものが見えた。 次いで、ユヅル様からの説明に、かあっと頬が染まる。 これは、私が感じてしまった証なのだ。 もちろん心地よく。達してしまったし、そう在るようにと教えられている。 でも。 こう、感じた、と刻み込まれるのは少し恥ずかしい。 それでも私は嫌だとは言わない。 この役目を引き受けたのは私自身だからだ。 それに、見てわかりやすいという利点もあるはずで…だけど。 でも。ほんの少しの不安もあった。なぜかといえば。 (*81) 2022/03/19(Sat) 22:58:11 |
【赤】 雛巫女 サクヤ「ふ…ぁ、んん…っ。」 感じた、と言うのはどの程度のことを指すのだろう? >>*80ただ肌を撫でるだけでも、今の私は感じて眉を悩ましげに寄せてしまう。 小さく柔らかな手が、恐る恐る優しく触れるのが、普段なら擽ったくてもこのかくりよで、何度か達した後ではもうダメだ。 下側から、手に余るだろう胸を掬い上げられて。 時折先端に触れる手にすら体を震わせ、「あっ」と小さく鳴いてしまう。 「ひうっ! ぁ、ん…ひゃあうっ!」 先端を摘まれて、捏ねられて。 達するほど触る子はいただろうか。 そうならなくても、たしかに乳首への強い感覚は流石に声質が変わって艶を帯びる。 私の肌に、いくつの印が浮かんだだろう。 熱を持て余したような感覚のまま。 ユヅル様の特定の指示がなければ。 床に腰を下ろして、膝を折り曲げて脚を開く。 羞恥に顔を背けながら。 両手の指先で、まだ白の残る花弁を左右に開いた。 けれど、溢れてくるのはきっともう密の方が多い。 立って開いた方がよければ。 四つん這いの方がよければ。 その指示に従った。 菊座にも白が残って、ひくく、と震える。 羞恥に伏せたまつ毛の先もまた震えた。** (*82) 2022/03/19(Sat) 22:58:55 |
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