【人】 聖断者 クラヴィーアー早朝 寝室ー 「わっ!?」 急に飛び掛かられて、ばさりと毛布を跳ね除け目を覚ます。 「なんだ、……おはよう。いつもいつも、甘えん坊だな。」 見慣れた弟の顔がそこにあり、ふっと笑みを浮かべる。 寝室にまで届くかぐわしい匂いは朝の空腹に効く、いつものもの。宿といってもなるべく安く、空き家のようなスペースを借りている。弟と二人ならこの方がいい。 職務上、審問局の事や任務そのものの話をしたことはないが、他は隠し事もない。 本当によくできた、かわいい弟だ。 (14) 2023/01/06(Fri) 11:12:59 |
【人】 聖断者 クラヴィーア「もちろん行くよ。下層の地図を書き始めたばかり、今が一番気の抜けない頃だからな。 ……一緒に来るか?いると助かる。」 弟は…普段何をしていたか、けれど一緒にダンジョンに来る事もあったはずだ。 「そうだな。食べてしまおう。すぐに行くよ。」 と言って寝間着を脱ぎ、装備を整える。 寝間着のボタンはぱつぱつで、今にも千切れそうだし、装備は胸に布を取られて、臍のあたりが無防備になりかけている。ジェリースライムが二つ胸に張り付いているようだ。 「この前変えたんだがな…」 そんな事を呟き、一緒に食卓につく。 会話も弾む。かわいい、よくできた私の弟。 食事が済んだら、そのまま一緒にダンジョンに潜ろう* (15) 2023/01/06(Fri) 11:15:07 |
【人】 聖断者 クラヴィーアーダンジョンー というわけで、いつも通りの朝食を取った後、弟と二人、ダンジョンの中に潜っていた。浅層は抜け道を使って通り過ぎ、中層に入る。 「お前も、行きたいところがあれば行っていいぞ。」 とは言うものの、いつもふらっといたりいなかったりする弟のことだから、言うまでもないだろう。自分としてはいてくれる方がありがたくはあるが… (弟は私の仕事のことは知らない…のに一緒にいる…いないこともある…?) なんとなく奇妙な感じを抱きもするけれど、ダンジョンの中では油断は禁物と、あえて考えないことにした。 そうこうするうちに、ダンジョンでは何者かに、何かにいずれは出くわす。 ヴァンパイア・ロードが交渉を持ちかける。血を提供すれば、貴方を同胞(※解除不可、ご注意ください)とし、強大な力を与えてやると言う。vil (48) 2023/01/06(Fri) 20:43:36 |
【人】 聖断者 クラヴィーア強大な不死者の王が目の前に現れる。 「ヴァンパイア・ロード? なるほどそのあたりのグールよりはよほど気障な見た目をしている… しかし、いずれにせよ不死者、君主(ロード)などと宣うての勘違いも、程が過ぎれば裁かれるのが道理!」 左手に神聖な魔力を込め、目にグラスを嵌める。刹那、目前に太陽のような、鮮烈で暴力的な光の奔流が生まれ、ロードの目を焚く。ドラゴン相手では逃げるしかないが、人狼や吸血鬼の手合いは、最も得意とするところ。 一瞬の隙を突いて、聖別したノコギリ鉈で首を切り落としてしまえば…… しまえば…と思って振りかぶった一撃は、普段よりも随分鈍重だった。 鎖帷子に収まった肥大した乳房は、明らかにいつもの目にも止まらぬ致命の一撃を妨げている。 「……くっ。今のうちに退くぞ!!」 さすがに不意を打たずに倒せる相手ではない。側にいるだろう弟に声をかけ、振り返らずにその場を脱出した。 妙に思うように動かない体に無意識に苛立ちを覚えながら* (51) 2023/01/06(Fri) 21:00:36 |
【人】 聖断者 クラヴィーア「はあはあっ…無事か?」 ごく小型の擬似的な太陽の光に目が焼かれているヴァンパイア・ロードを振り切ったところで、壁に手を付きはあはあとため息をついた。 おかしい。このところ、腕の振りが鈍いし、走ってもすぐに息が切れる。走れば鎖帷子に収まりきらない胸が擦れて痛いし、武器も振りにくく、そらに体のうちが微妙に熱くなる。 「怪我はないか? 少し休もう。くそ、万全なら今のは首を落とせたはずだ…」 弟に視線を向けながら、はあはあと息を荒らげその場に座り込んだ* (52) 2023/01/06(Fri) 21:05:30 |
聖断者 クラヴィーアは、メモを貼った。 (a19) 2023/01/06(Fri) 21:12:00 |
【人】 聖断者 クラヴィーアーダンジョンー 「ああ…大丈夫だ。しかし、まいったな…」 本当に万全な状態なら倒せたのかどうか…は議論が分かれるところだろうが、少なくとも自分では手応えは感じていた。いつもより無謀めになっていたのも変化のせいだろうか?ともかく背中をさすられるうちに、気分も落ち着いてくる。 「ありがとう、もう大丈夫だ。…あれ?」 弟の姿が見えず首を傾げるうちに、戻ってきて、人がいると告げられる。 人。あからさまに怪しい…が、弟が気を許しているなら大丈夫な気もする…か?。 いや、弟のすることなら大丈夫に違いない。 (68) 2023/01/06(Fri) 22:14:21 |
【人】 聖断者 クラヴィーア向かった先にいるのは妖艶な美女で、薬瓶を差し出してくる。 望み通りの姿。美しさ。強さ。 「大層な事だな…望むとおりなら、私をもっと強くすることもできると? いいだろう。祝福はかけておく。邪なもので害を及ぼすことはできまいよ。 強くなって、魔を払い、そうだ、胸もなんか邪魔だな。この際…」 とまで言って、ふと思い出さつき、弟の顔を見た。 「お、お前は…どう思う。私にどうなってほしいとか、あるか?あるなら、考える。」 (73) 2023/01/06(Fri) 22:24:34 |
聖断者 クラヴィーアは、メモを貼った。 (a27) 2023/01/06(Fri) 23:04:53 |
【人】 聖断者 クラヴィーアーダンジョンー 妖艶な美女の姿は気になったし何かの化生の類だとは思う。審問局の聖断者として、魔は祓わねばならない。けれど、今はそんな事はむしろどうでもよく、注意は専ら弟の方に向けられていた。 自分の目的。魔を〇う。魔を〇む。 その目的にかなう事を、弟なら教えてくれるはずだ。 随分時間を要したようだが、告げられた答えに分かったような分からないような顔。 「ふうん…?そんな事でいいのか。 まあ、でもそう言うのなら…『魔力を纏って触れられたら』、だな。わかった。」 単純に触れられたらでない真意にまでは至らない。 ただ、気持ちよくなれるのは悪くなさそうだった。 (83) 2023/01/07(Sat) 0:19:39 |
【人】 聖断者 クラヴィーア「ああ、試してみる…なんだ、こんなところで… いつも、やってる、のに………?」 ごく自然に腹部を撫でられ、当然のように受け入れる。 弟と姉の触れ合いにしては妙だが…いつもやってる事だからしょうがない。 それに、これは気持ちいいことの前触れだ。 「うんっ……ふうっ。はっ…いやらしいぞ、手付きが…なんで…」 そうしているのか、と一瞬我に返ったかのように尋ねたりするかもしれない。それでも誤魔化すのはきっと簡単だ。 ごくり、と手にした薬瓶の中身を飲み干した。 元から熱かった体の奥、特に下腹部が疼いてくる。 今までとは違う、意識できる形で。 「ひうっ!んっ、あっ…… や、こら、なんか、変っ………」 鎖帷子が届かない腹部を直に撫でられると、聞いたことのない声が上がった。まるで電撃でも受けたように鮮烈で、けれど快とはっきり自覚できる歓び。 「ふあっ…あっ、あ、んっ、!や、ダメ、そんな、はあんっ…」 ダンジョンの中で無防備に一瞬声を上げてしまい、思わず手で口を覆う。信じられないけれどこれだけでも体は薄々歓びを覚えているようだった。 直接奥を突かれたときにも近い歓びを * (86) 2023/01/07(Sat) 0:30:43 |
聖断者 クラヴィーアは、メモを貼った。 (a30) 2023/01/07(Sat) 0:31:46 |
【赤】 聖断者 クラヴィーアーダンジョン レマーンとー 「い…嫌じゃないが…こう…」 弟に腹をさすられるのがなぜか落ち着かない。 下腹部がむずむずとして体が熱る。 何より、どうして もっと上や下でなしに 腹なのか。いや…けれど、さすられるのが腹なのに、 「なんで、こんな、腹に触られてるだけで、気持ちいいっ…」 一撫でで、軽く触れられているだけで、気持ちよさが高まってくる。それでも慣れてきたか、と思った頃、触れる手がくすぐるような動きに変わった。手の届く範囲も横から下の方、もどかしさを隠せないあたりまで。 「ひう…くうんっ!あ、あっ、ひあ、あああっ、ああんっ……! これ、気持ちいい、ダメ、気持ちいいこれ、あ、あ、ひあっ…!!」 口元を覆う手も離してしまい、隠しもせず、悶える。 気持ちいいかと聞かれなくても、押し寄せてくる快感に流される。 それでも拒みはしない。私の身体は、そう… (*25) 2023/01/07(Sat) 16:14:03 |
【赤】 聖断者 クラヴィーア「なんで、薬のせいたって、こんな、あひっ! も、もう無理、我慢無理、もうこれイク、イクっ、からあ、イクっっ…!!」 薬のせいにしたって強すぎる。けれど、薬のせいだから我慢しなくていい、その甘言に乗った。 首を振って悶え、足を投げ出し、のけぞりながら体をびくんびくんと震わせて震え、体の力が抜ける。 「わ、私……腹に触られただけでイッた、のか……??」 胸でも下半身でもない、腹が性感帯になって、絶頂した。 信じられないという顔のまま、けれどその表情は快感に緩み切って、しばらくそこからは動けなかっただろう* (*26) 2023/01/07(Sat) 16:14:15 |
聖断者 クラヴィーアは、メモを貼った。 (a47) 2023/01/07(Sat) 16:14:56 |
【赤】 聖断者 クラヴィーアーダンジョン レマーンとー まだ少々呆然とした頭に、弟の声が響いてくる。 「あ…そうだな。早く立ち去らないと…」 薬の主のことは気になるが、このまま座り込んでいるのはまずい。 手を借り、よろよろと立ち上がってなんとか装備を整え、探索を再開する。 それからしばらく歩く…といってもさほどの距離でもなかったし、まだ体は先程の余韻から抜けられていないが、触手の塊が群がって襲いかかってきた。 「く、こんなもの…!」 普段ならどれほどの事もない。瞬く間に切り払って終わり。ただ、今は体の動きも鈍く、先程の余韻も冷めやらない。 「このっ……」 弟の様子を気にする間はない。ノコギリ鉈を手に取り、松脂をつけて点火し振り払い、切り刻む。 [全てを切り払えたor最後の最後で息が切れて捕まったor半分も払えずに捕まった] (*29) 2023/01/07(Sat) 18:50:30 |
【赤】 聖断者 クラヴィーア「はあ、はあっ……く、あ、あっ……」 最後の最後、固まった2.3本を切り払おうとして息が切れ、その場に立ちすくむ。そこをすかさずその触手に狙われた。 「や、やめろ、近づくなっ…」 両手を縛られ、動く触手はせいぜい2本。 それでも分かっているながら、触手はそのまま服を弄ってくる。 腹だけでもあれだけ感じるのに、それ以外の場所にもし魔力を持って触れられたら。 いや、魔力なしでも触れられたら…… 普段は決して上げない悲痛な声を上げた* (*31) 2023/01/07(Sat) 18:55:06 |
【赤】 聖断者 クラヴィーアーダンジョン レマーンとー 一瞬パニックを起こしかけたところ、弟の安心させるような声に思わず顔を見つめる。 なぜこんな時にそんな顔をしているのか。 それに、たやすく触手を解いて片手を握る余裕がなぜあるのか。 顔を見つめている間に、2本の触手が下の方から体に伸び、纏わりつく。このダンジョンの触手はタコっぽいものや植物っぽいもの、虫っぽいものと色々あるが、これは何の特徴もない、ただ触手としか表現しようのないもの。 「守ってって、なぜ… あ、やめっ、ろっ…」 装備の留め具を解いて、鎖帷子も着ているものも、剥ぎ取られてしまう。触手ではない、弟に。 下着にも手は伸び、あっけなく剥がされてしまった。 なぜ… でも、こんな事が前にも何度もあったような… (*40) 2023/01/07(Sat) 20:23:45 |
【赤】 聖断者 クラヴィーア「なぜ…これ、はっ…あ、…関係あるのかっ… 魔を○むことに ?」さすがに頭にはっきり浮かびつつある疑問を口にし、答えを得る間もなく、触手が体にぴたぴたとまとわりつく。 元のサイズの倍かそれ以上にも膨れ上がった、スライムのように震える乳房、妙に疼き続ける下腹部、日を置かず自分で慰めないと収まらない蜜穴の入口… 魔力を帯びず触れられても、全てが自分の知らないうちに開発された場所。 「や、めっ…おかしい、こんなおかしい、のに、や、あ、あ、胸、絞るなっ……ダメ、下ダメ、くちゅくちゅしたらあ、ひっ、ひんっ……これおかし、おかしくなるっ、見ちゃダメ、ダメえっ……」 目尻に涙すら浮かべて懇願しながら、弟の視線にさらされていると思うと体が興奮して止まらない。 ぎゅっと胸の先を絞り上げられると、乳首からぷくぷくと白い水玉が浮かび上がる。ぐりぐりと弄ばれると、程なくして幾筋もの白い筋が吹き上がった。 「や、なんで、乳から出ちゃってるっ……ふゃ、あっあ……!」 ぷしゅ、ぷしゅっと幾筋もミルクが吹き上がる。自分の体が知らずここまて淫らに変わっていたと信じられない顔で、ひたすらに触手に弄ばれ続けた** (*43) 2023/01/07(Sat) 20:35:17 |
【赤】 聖断者 クラヴィーア「そうしたいから…そうだ、お前は私の…」 触手に体を撫で回される快感は普通に交わる快感をも超えている。 気を抜けば意識が飛びそうになる中でのなぜそうするかという答えは、素直に頭に入ってきた。 抱き寄せられて涙を舐め取られた後、見せられた黒く凶悪な一物に目が止まり、何かを思い出しそうになる。そう、あれは… 「あ、それっ…」 覚えがあるような、思い出せないような…けれど、確かに言える。 私は、それが 好き だ。「あ、そんなっ…ん、ああっ、あ、あっっ……」 思わず手を伸ばすもお預けされ、悲壮な顔が浮かぶ。割れ目に擦り付けられ、意識より先に体が求め、けれど果たされない。 だた往復して、ひたすら焦らされるだけ。 母乳を美味しそうに飲み干す姿を見ているだけ。 解放される頃には、気持ちよさと困惑と、さらなる快感を求める気持ち。ごちゃまぜになって、気がおかしくなりそうだった。 (*51) 2023/01/07(Sat) 21:59:45 |
【赤】 聖断者 クラヴィーア粘ついた精がむき出しの下半身を汚す。体中を這い回った触手の粘液が体にまとわりついている。 「次に行こう、って……」 解放はされたが全裸のままぐったりとするばかり。 もはやダンジョン探索など継続できる状況ではない。 地上に戻るべきだと頭が告げている。 それでも促されるまま、最低限装備だけは整え、歩き出す。 「あの、ええと…いや、何でも… …………すごくバカなことを聞くようなんだが、一つ聞いてもいいか?」 恐る恐る、何かを尋ねようとしたところで、呪いのウェディングリングを見つけた。リングを贈られた側は強い魔力を得るが、強さに比例して贈った者が「魔」に侵される。vil (*52) 2023/01/07(Sat) 22:04:47 |
【赤】 聖断者 クラヴィーア「何だこれは?」 シンプルな銀のリングだが、強い魔力を感じる。 手持ちの灯りに透かして見つめ、考えた。 呪いのアイテムの可能性もある。多分軽率に装備してはいけないものだ。だが、売れば何かの足しになるだろうか。少なくとも自分には…必要ない。 「こんなものを見つけたが……いるか?」 先程の質問を一度中断し、そう弟に尋ねた* (*53) 2023/01/07(Sat) 22:10:11 |
【赤】 聖断者 クラヴィーア手にした指輪は、どうやらやはり呪いのアイテムだったらしい。 「そうか、やはり呪いのアイテム…なら捨てたほうがいいか。 片方が魔に侵されるというのは… それなら捨てるにはちょっと… え?欲しいの? あ、ああ、構わない。 使い道があるかもしれないしな。」 ほしいと言うなら、かわいい弟に渡さない道はない。 使うというのが妙な気はしたけれど。 それよりも、質問の続きを促されてはっとした。 「あ、ああ。質問か。そう、そうだったな…」 聞きたいことはある。ただ考えるのは、本当に聞いても構わないことなのか。ということ。 実を言えば、多少の疑念はさすがに湧いていた。 聞きたいことはある。けれど、それは本質的なことなのか。本質的なことなら、聞いてもいいことなのか。聞いたら… 「その、ええと…お前、私といつからあの部屋で暮らしてたっけ… あ、いや。別にいいんだ。 それより、…そう。どうする?このまま先に進むのか? いや、こんな状況だし、一度戻った方がいいかもとかな…」 だから、尋ねたのはもう少し当たり障りのないことになってしまっていた。誤魔化そうとすればいくらでもできるような** (*60) 2023/01/07(Sat) 22:59:34 |
(a55) 2023/01/07(Sat) 23:10:17 |
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