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【赤】 未亡人 アールアレフおはよう。 囁き狂人になれてるわ。 お昼にひとつシーンを落とせるかも?ふたつ落としたいわ、おまたせしちゃうけど、秘密の多い私の美しさを楽しみながら待っていてくださいな。 (*19) sacura 2019/06/14(Fri) 7:52:47 |
【人】 未亡人 アールアレフ>ヘイダル秘密抜きシーン。 可愛い子犬が、最近、近くでよく吠える。 どうやら、「願いを叶える」という黄色いバターの言葉に従って、私と戦いたいらしい。 なおこのバター、これがなんと話が出来る。不思議。 「あなたの願いはお金かしら。」 自宅に呼び出し、織物をかけたソファーにかけさせ、小さく縮こまる子犬に問う。 「お金が欲しいなら、あなたの願いがお金で叶うものなのであれば。」 後ろから、小さな両肩に手を置く。赤く長い爪で、首をなぞる。 「私が叶えて差し上げる。 だから、ここは私にお譲りなさい、子犬ちゃん。」 子犬の体が固まる。私は、子犬の首をくすぐりながら、続ける。 「おしえて、あなたの願い。 私があなたの魔神になって、願いを叶えてあげるから。」* (9) sacura 2019/06/14(Fri) 11:25:20 |
【人】 未亡人 アールアレフ嗚呼、震える子犬の可愛らしいこと! 窓を締切った薄暗い部屋でも分かるほどに青ざめた顔! 貧相な肩、冷えきった指先! なんて、なんて可哀想でかわいらしいのかしら! オホホホホホホホホ。 (10) sacura 2019/06/14(Fri) 11:28:57 |
【人】 未亡人 アールアレフ宣言忘れていたわ……オホホ(誤魔化し) 私の願いは永遠の若さと美しさ。 花の名を持つ私が少しずつ老いて、萎れていくのが我慢できない。 みずみずしい肢体を取り戻した上で、永遠の若さを手に入れたい。 (15) sacura 2019/06/14(Fri) 17:53:54 |
【人】 未亡人 アールアレフね、この願いは、魔神の力でもなければ叶わないでしょう? 悪魔に魂を売ることも、思いとどまってよかった。 私は永遠の若さを手に入れるわ。 子犬ちゃんは申し訳ないけれど、金貨と獅子が過ごせる土地で手を打ってくれるわね? (16) sacura 2019/06/14(Fri) 18:03:14 |
【人】 未亡人 アールアレフ>ハーレフへの投げかけ 「あなたは長い時を生きているそうね?」 私の家の、応接間。子犬が座っていたところにちょこんと魔神、を名乗る少女が座っている。 魔神。願いを叶える。 御伽噺のなかのはなしだとおもっていたが、現に私の前には話して動くバターが現れて、嘘のように美しい少女も、昨日まで見た事もないような美しい少女も現れて。 若く、美しい少女が。 (17) sacura 2019/06/14(Fri) 18:17:00 |
【人】 未亡人 アールアレフこの感情が美しくないこともわかっている。 けれど、若さに執着する私には、なんて眩しく妬ましいくらいみずみずしい体。 「ねぇ、あなたはなんなの?魔神とは、なんなの?」 務めて冷静に問う。 私は貴女なんてどうでもいい。でもあなたの若さの秘密は、狂おしいほどに気になるのよ。* (19) sacura 2019/06/14(Fri) 18:20:04 |
【人】 未亡人 アールアレフ>ハーレフへの返答、>>29>>30>>31に繋げて 「あぁ、そうなの。」 自由になりたい。魔神の彼女はそう笑う。 自分自身でありたいと真っ直ぐに言う。なんて眩しい。 「それでしたら、私達はよく似ているのかもしれないわね。」 私も、昔は親の、次には夫の、そして今は、この家の付属品だから。女とはそういうものだから。 それでも夫がいないから、私は他の女よりずっと自由に生きている。 似ているけれども私の方が、自由を手にしている。 それでも、可哀想とは思っても、私は私の願いを譲らない。 「私、あなたの考えていることがわかるわ。」 「私は、魔神にはならない。花がどんなに美しく咲いていても、見られなければ意味が無いのよ。」 (36) sacura 2019/06/15(Sat) 0:00:42 |
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