【人】 厨房担当 マシロ……でも、そんな風に考えちゃう気持ちも、分かります だけど、嫌です シャミ先輩が自分のことまで責めて、苦しくなるのは [ 大咲の言葉が遠藤にどう届いたかは、さて。 幾分か気分も落ち着いた様子の遠藤が立ち上がるのを 止めることはせず、最後の調理過程は預けよう。 心配性の白うさぎは、サーブまでを見届けるために 自然な流れで後ろをついていく。 ] (528) 2023/03/06(Mon) 17:36:05 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (a70) 2023/03/06(Mon) 17:37:57 |
【人】 厨房担当 マシロ― 忙しない厨房で ― [ 「一緒に働きたい」と言った美澄の来店に気付けば、 あ、という顔をして、それからにこっと笑って礼をする。 もう来てくれなくなったらどうしよう、なんて ちょっとだけ悩んでいたのは杞憂だったらしい。 ……さて、履歴書の顛末や如何に。 デザートの準備に奔走する大咲も >>535 カクテルは任せろとアイコンタクトを送り 手早くグラスを手に、制作に取り掛かる。 厨房に引っ込みながらにはなったけれど。 さっきはストロベリーフィズをお出しして、 食べているのは、知恵が心を込めて作ったピザ。 これからデザート二種類の提供も控えている。 遠目に見えた貝沢は楽しげだが、 果たしてアルコール類に強かったかどうか…? ] (556) 2023/03/06(Mon) 20:07:12 |
【人】 厨房担当 マシロ[ ショートよりもロングだな、と判断した大咲は 今日のおススメにもある、トマトの薄皮を剥いて ジュース状にし 冷やしておいたボトルを取り出した。 グラスの中へ氷を少し多めに入れ落とす。 からん、からん、と涼しげな音が鳴り響いて そこにウォッカを30ml注ぎ、トマトジュースを多めに。 冷蔵庫からレモンを持ち出すと 半分に切って、絞り器へ移し、ぎゅうぅっと果汁を絞り トマトの酸味を邪魔しない程度に追加して。 塩を三振り掛け、ステアすれば 冷製トマトスープのような、ブラッディ・メアリーが 照明を浴びて深紅に煌めいた。 余ったレモン一切れを、うさぎ型に切りフチへ差す。 ] (557) 2023/03/06(Mon) 20:07:16 |
【人】 厨房担当 マシロ貝沢さん。オススメで作っちゃったけど、良いですか? 甘いカクテル続きもピザに合わないし この後のデザートと一緒だと胸やけしちゃうかもなので。 ブラッディ・メアリー、どうぞ 塩と……後こっちは胡椒とタバスコです。 お好みで入れて、マドラーで混ぜてください。 [ 次のマドラーはダイヤ型。 赤いカクテルに映えるオレンジ色が揺れている。 そして大咲は反応を見る時間もないことを惜しみつつ 足早にまた、厨房へ。* ] (559) 2023/03/06(Mon) 20:07:23 |
【人】 厨房担当 マシロ ― デザート提供編 ― [ ねえけいちゃん分身残しといてくれたりしない? とは言えないが、怒涛の慌ただしさである。 体調不良の遠藤は厨房へ立たせるにはキツすぎるし、 瑞野ばかりにメインを任せるのは負担が大きく、 一歩踏み出した知恵を突然馬車馬のように動かす訳にも。 店長とて他に雑務がある中の招集だ。 せめて一種類だけでも他の人に任せられる内容なら? ……ううん。これは大咲と、速崎の名前で書いた。 オーダーも名前付きで皆頼んでくれている。 これは、大咲の料理人としてのエゴで、自負で、 ──覚悟を通したいという想いでしかないけれど。 ] (575) 2023/03/06(Mon) 20:51:40 |
【人】 厨房担当 マシロ[ 知恵を呼び止めたり、或いは店長も使ったか。 食事を終えた人たちの卓に運ばれるデザート。 時の流れは凄まじく早く流れていく。 どんな顔で皆、お菓子を食べてくれるだろう。 考えて、考えて、 捨てられたケーキの苦い味が広がって 見たいのに、見る勇気を、踏み出せない。 馬鹿けいちゃん。次は一緒に最後まで作ってよ。 心臓が馬鹿みたいに速く脈を打つ。 "お菓子なんかもう二度と作りたくない"と思った自分と "それでも、一歩踏み出したい"と誓った自分。 …………………息を。息を吐いて。 ] (576) 2023/03/06(Mon) 20:52:07 |
【人】 厨房担当 マシロ………… 神田、さん [ 引き籠っていた厨房から、プレート二つを持って 白うさぎは一歩を踏み越えた。 いつも通りを心掛けた筈の声はなんだか掠れて。 普段みたいな白うさぎの微笑みも、覚束なくて。 こわい、こわいな。 貴方に食べて欲しいと思ったクッキー。 母に食べて欲しかったケーキ。 サーブルする指先が微かに震える。 目を、背けたく、なる。 ] (577) 2023/03/06(Mon) 20:52:25 |
【人】 厨房担当 マシロ[ 神田にとってはきっと、何気ない言葉でしかなかった。 写真を撮るのも唯の習慣だったかもしれない。 大咲が「また食べて欲しい」と想ってうさぎを乗せるのも それを自分で届けるのも、ただの我儘だ。 でも、自分は確かにあの時、彼へ勝手にでも救われて。 "特別"に足り得ないかもしれないと思いながら ぐちゃぐちゃの心のまま、ただただ ……食べて欲しいって どうしても、…どうしても。 ] ぁ、の お待たせ……しま、し た 神田さん、スペシャル、……です [ ああ、もう、震える声が情けない。 いざ本人を前にすると、脱兎のように逃げたくなる。 重い想いを押し付けていやしないか。 そんな不安と混乱の中 大咲は神田を見た。>>546 ] (578) 2023/03/06(Mon) 20:52:40 |
【人】 厨房担当 マシロ…………おいし、いって、 思って……くれました、か。 私の、……わたしが作ったうさぎ…… 迷惑じゃなくて、しあわせに、できたんですか……? [ ブッラータチーズのワッフルクッキーミルフィーユ。 この店で取り寄せたコーヒー豆を粉にし、 クッキーに合うようブレンドしたアイスボックスクッキー。 速崎と協力して作ったお菓子が 美味しくないわけがない、けれど。 うさぎは、大咲だけで、もう一度作ったもの。 想像していた未来や不安、過去の幻影が重なって、 最後のうさぎを摘まむ神田へ声を掛けられたのは きっと、少しの時間を必要としたけれど。 ] (581) 2023/03/06(Mon) 20:53:35 |
【人】 厨房担当 マシロ[ 店内では、幸せと美味しいの魔法を届ける一うさぎ。 安堵で滲む涙も、熱くなる頬や胸も、 ぐっと堪えて神田を見つめる。 ] 喜んで、もらえたなら ……いつでもまた、作ります。 ううん。……作りたい、作らせてほしいです またお菓子を作りたいって、 私のお菓子が迷惑じゃなかったって、 教えてくれた、神田さんに。 [ 彼からしてみれば、些細なことでも。 自分にとってそれは、特別なことだった。 うさぎみたいに目元を赤くすることはまだ出来ない。 代わりにようやくふにゃりといつものように笑って、 袋を求められるなら、彼へ差し出そう。* ] (583) 2023/03/06(Mon) 20:54:40 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (a76) 2023/03/06(Mon) 20:57:10 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (a78) 2023/03/06(Mon) 21:04:46 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (a82) 2023/03/06(Mon) 21:19:56 |
【人】 厨房担当 マシロでも、私が嫌だからってその感情に蓋させる方が ……もっとやだって、いま、気付きました 正直 食べすぎて体調を崩すの 仕事がどうとかじゃなく、先輩が好きだから、心配です 怒りたい時とか 怒っちゃ駄目って思ったときに 少しでも……頼ってもらうくらいは、できませんか …………ほんと、こんな話 私にもね、跳ね返ってくることいっぱいあるし どの口が言うんだとも、思います …自分でも ふと思い出した時でもいいから、頼って欲しいです ……これだけ、覚えておいてください 今は、"はい"も"いいえ"も、それ以外の答えも 全部……負担かけちゃう気が、するので… (598) 2023/03/06(Mon) 21:50:44 |
【人】 厨房担当 マシロ……美味しいごはん。 サーブしに行きましょう。 [ 一緒に作るの、楽しいって思って貰えたら 今はそれだけでも。* ] (600) 2023/03/06(Mon) 21:51:21 |
厨房担当 マシロは、メモを貼った。 (a88) 2023/03/06(Mon) 22:20:53 |
【人】 厨房担当 マシロ[ 料理に関して謙遜しないどころか遠慮なく胸を張っても、 大咲はお菓子だけは、どうしたって 何をしてもそんな風には振る舞えなかった。>>604 自信が無いのだ。何を思っても、何を考えても、 たった一度だけの明確な拒絶が大咲の根になっている。 >>604 心配いらないと表情で教えてくれたおかげで なんとか俯くのを堪えることは、出来たけれど。 逃げなかったのは覚悟だ。意地にも近い。 ここで神田からどんな反応が来ても後悔しない、と。 踏み出した結末は見届ける義務がある。 あの時作っておけば、といつか後悔するよりも 今作って後悔する方が百倍良い。 ハンプティ・ダンプティ、割れれば戻らないタマゴ。 ──割らない道にはもう戻れない。戻らない。 ] (631) 2023/03/06(Mon) 23:09:36 |
【人】 厨房担当 マシロ[ 不安になっているのは事実でも、 だから忙しい中で足を止めている訳ではなくて。 貴方に食べて欲しいと思ったから、 ……貴方へ作りたいと思えたから、ここに、いる。 ] ────……よか、った ぁ…… 神田さんに、そう思ってもらえたのも ちゃんと 幸せに、できた、のも ……また作らせてもらえるのも、うれしい、です…。 [ 安堵と嬉しさが波のように流れ込んできて 足から力が抜けそうなのを、必死に堪える始末で。 それでも途切れ途切れに言葉を返した。 言いたいことや伝えたいことを言えないまま、 後悔した記憶ごと、乗り越えるみたいに。 ] (632) 2023/03/06(Mon) 23:09:45 |
【人】 厨房担当 マシロぁ、え、あの、 え……と……? [ 嬉しさで赤らんでいた頬が、耳まで桃色に染まっていく。 心臓がまた早鐘を打ち、心音が人に聞こえてしまいそう。 確かに言った。 貝沢の誘いの意図に気付かなかった栗栖を、 男性たちの恋バナ中にけらけら鈍感と揶揄った。 ] ……よ、良くない、かも です… [ 嘘だ。流石に何を指したいか、察している。 ただこんな都合の良い現実があっていいのか、とか 実は物凄くリアルな夢なんじゃないか、だとか ──…けれど、そんな答えをか細く落とした理由は ] (635) 2023/03/06(Mon) 23:10:45 |
【人】 厨房担当 マシロ……今日、の、営業後……とか 時間、ありますか。……明日でも、いつでも。 お店の、外で。 勘の良くない私に……答え、教えて、ください その時に、知りたいって言ってくれたこと 全部、ちゃんと。私の言葉で……話したい、です [ 少しだけ迷うように伸ばした指先で、 神田の服をそっと掴み、周囲に聞こえないように ちいさな声でそう言った。 "店員とお客様"であるこのうさぎの穴じゃなくて "貴方と私"になれる、外で、答え合わせがしたいのだ。 真っ赤な顔と潤んだ瞳の白うさぎは ビニールの中のうさぎと似た笑顔で咲った。* ] (636) 2023/03/06(Mon) 23:11:49 |
【人】 厨房担当 マシロ ― うさぎの内緒話 ― [ 此方から届くように足を伸ばせば、 瑞野は身長に合わせてわざわざ少し身を屈めてくれた。>>539 今日肩を叩いてくれた時も思ったけれど この先輩、モテなかったこと無いんじゃなかろうか? などと思いながら内緒の話を囁けば。 ……おや。おやおやおや?>>541 ] …………いいえ〜? どういたしまして……? [ 紺色のキャスケットを深く被り直す仕草と、間。 視線が向いた先には貝沢と談笑する高野。 羨ましがられていることなんて露知らず。 白うさぎは紺色うさぎからぴょいっと離れた。 いえいえ、そんな、ちょっと何か女の勘が働いたり そういうわけではないんですけどね?* ] (641) 2023/03/06(Mon) 23:46:50 |
【人】 厨房担当 マシロ ― お見送り ― [ ゲイザーの一悶着は、知らぬお客様に教えることではない。 入店早々に飛び出す葉月と背後からの声援という しっちゃかめっちゃかを目撃してなお、 突っ込まずにいてくれた栗花落の存在は有難かった。>>585 生憎の忙しさで、撮影の瞬間は見られずとも お会計を頼まれれば、「はい!」と元気にお受けして ] …………! っあ、あの、栗花落さん ありがとうございます! ほんとに、嬉しい! [ 口数が多い方ではないけれど。 この店を好きでいてくれていることが、顔や声音、 雰囲気から伝わるこの常連様の誕生日を 大咲はなんだか、自分なりに遅れて祝えた気分になって ] (647) 2023/03/06(Mon) 23:58:36 |
【人】 厨房担当 マシロまた作ります。 だから、いつでもまた、お待ちしてますね! ……ゲイザーにも、伝えてあげてください。 [ そんなお願いひとつは、ちょっと我儘だろうか? 落ち着く声の持ち主である栗花落の優しい言葉へ 少し甘えて、お見送りを。* ] (648) 2023/03/06(Mon) 23:58:39 |
(a95) 2023/03/07(Tue) 0:26:32 |
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