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【赤】 忘れ屋 沙華/* けけけ、いよいよ始まるたつうことだ。 四人もここに詰めておきながら実働部隊は俺と戸隠のみ、 一人は無口でもう一人は"本当に口が利けず"と来やがったか。 魔術師さまね、俺等よりも潜伏上手といっちゃ癪だがあくまで味方とつうなら期待しようじゃねえか。 ことの実情については随時すり合わせを行おうか。 もっともこの俺が実際に口を割って己等にその辺を打ち明けてやるのかどうかというのは ロール次第てことにしておくけれどな? 俺の感覚でも戸隠じゃないが祠でもうおっぱじまってるてな認識だが、この際だ。 俺達自身がいかような実害を加えたのかは、じいくりと希望を打ち合わせてみようぜ。 打つほどに強固な絶望が鍛えあげられそうだあけどもなあ〜。 (*3) 2021/07/21(Wed) 5:52:21 |
【赤】 忘れ屋 沙華/* そしたら昨日の祠の前には俺達側の手勢となる島人が複数人居て、 その総締めとなるのが襲撃対象の選択権を持つ俺と戸隠。 (選択が任意か"深層心理"で自ずから決まっちまうのかはまた別として。) それから忘れ屋とかいう俺の所為でか記憶に陰りはあるが、 戸隠は確かに島人達にまざってサクヤを・・・なんて筋書きはべーすに出来るだろうかな? (*5) 2021/07/21(Wed) 6:34:34 |
【人】 忘れ屋 沙華「朝はなから賑わうじゃねえか、時報鐘要らずだな己等は。」 ユヅルの宿で朝食とくつろいでいた沙華も、喧噪を聞きながら狸寝入りを洒落込むほどにまで倒錯はしていない。 「玄人じみた吟遊詩人まで居たと来やがる。」 ぼそっと学徒を評したのは記録係をとって代られる危機を感じたからか。 >>22 「偏食の気は相変わらずかい、舞子君。」 普段の接点こそ程度は知れないが、この記録係が毎年と島を往来する面白い住人に目を付けていない筈もなし。 その細手は一見慰めるように五十鈴の頬をなでようとさえするのだが。 「今年に限ってやけに精がでるじゃねえか」 「何か訳でもあるのかい。」 ついて出るのは詰めるかのような問いだった。 尤も聞くだけ聞いて、この大事な島人をあやすのに適した人物が他に出るであるなら その場を譲りもしそうなものだが。 (24) 2021/07/21(Wed) 6:39:07 |
【赤】 忘れ屋 沙華/* こりゃ本当に丁寧なまとめが来たね。 俺に異論は無いな、俺の視点だと大体以下のように解釈をしているところだ。 ・魔術師について 合言葉とは、口八丁の狂人らしくいい案だね。 これは何か指示する行動を考えてみようか、魔術師側がそれに乗るのかは任意となるが。 ・狼陣営の設定について 神託がある俺達とは別に、とりまきで過激派の村人が居るというのは共通認知としてよさそうだな。 島の中で過激派とか保守派とかでもない俺達が任命されていたり、 沙華にとって勝手な事がし辛くなるとも思われる万屋が入っているのはある程度島長の意図も含まれるのだろう。 ・沙華とシラサワの参加経験 俺の方も過去に祭の仕事に関わっているというのは自然だろうね。 ついでに俺は誰の味方とは言わねえが祭について探りを入れた事があるつう話が有ってな。 そのこととも尾尻が合うからちょうどいい。 ・戸隠に対し祠の記憶を翳らせようとした動機 親切かどうかは置いといて、この場では理由は伏せさせてもらうとしようかな。 (*9) 2021/07/21(Wed) 8:00:19 |
【赤】 忘れ屋 沙華皇狼としての力はまた別に考えてもいいが。 記憶の操作についてはおよそ以下の程度で考えているところだ。 ●忘れ屋 (そう大したことのない能力の一部説明) その手品は植物を幾層強く押し付けて作られた香によって、濃度と使用時間に応じた記憶の忘却を促すという物。 忘れたくないと強く思っていることを忘れさせることは出来ず、 記憶の引き算はできても足し算は不可能で、ある程度の辻褄は忘れた者自身が勝手に合わせるが、 まったく無かったような事を有った事に捏造することは出来ない。 正確な記録などがあれば元の記憶が"真の記憶"であると自覚しながら思い出される場合もある。 逆にそうした切っ掛けが込みでなければ思い出した記憶を夢か嘘だと思い込むかも知れない。 ある種、人の記憶、島の記録その両方を操作できて初めて有効な効果があると言える。 (普段この能力で何をしているか、何を目指しているかは伏せさせてもらおう) (*10) 2021/07/21(Wed) 8:03:38 |
【赤】 忘れ屋 沙華/* 魔術関係、俺の能力に関してはそれで構わないよ。 妖術だ忍術だと変に種別を沢山つくるのもなんだしな。 時と場合で好きに設定を付け足してくれても、尾尻はこっちで合わせておくから概ね問題ないさ。 (*15) 2021/07/21(Wed) 11:32:21 |
【人】 忘れ屋 沙華>>37 「まったくもう、答えになっていねえよ。」 そういう声音は先ほどのように迫ったものでもなくなっており。 「もつ肉の鮮度を競おうつうたら、何も心の臓から取ってでもって他をダメにする奴があってたまるか。」 「己さては偏食祟って手料理の一つも覚えにやがらねえな?」 冗談ともつかない正論で的外れな説教をすると、頬に伸ばしていた手をより後ろへ回しながら顔を寄せる。 走り回って乱れたであろう五十鈴の髪を、そのままちゃっちゃと結びなおした。 「しゃきりとしとけ。それこそ己が"左"の奴に舞で負けてもみろ、神涙永年の面目丸つぶれだろが。」 気丈にしていたら練り物の屋台に食紅塗ったもん用意しとくよう言ってやろう。 そんな言葉を最後にしたか、それ以上の言及をする気はなさそうだった。 (38) 2021/07/21(Wed) 14:04:02 |
【赤】 忘れ屋 沙華それじゃ、折衷案もこれでまとまったか。 襲撃描写以外に初日にやっていたような狼内容の会話も、秘話よりこっちでやるのが面白そうだ。 それじゃあここから先は当座アドリブに戻ってよさそうだな? 無論思いついた事が有ればまたPLとして挙げていこうじゃないか。 俺も気が乗る状況が回ってきたらば、 えげつねえエログロナンセンスを持ち込ませてもらうとするかな。 -------- (*20) 2021/07/21(Wed) 15:03:37 |
【赤】 忘れ屋 沙華化けの皮を脱いだシラサワに珍しく目を丸くするのだが。 「さもなければ、よりによってこの年に【皇狼】を仰せつかったりしねえよ。」 返す言葉自体は変わらず油断ない。 「忘れおおせたならずっと良かったな。」 放つ恨み言に含まれる震えは恐れているというよりむしろ、悔いているような響き。 事実に向き合うことから逃げた、或いは既に向き合うことを終えて今の境地に至るのか。 それでも余裕がなくなり始めた言葉の縁々には、この人間が元来有する怠惰な本質が滲みだす。 「俺でいい、俺がよかった筈だ、俺でなければいけなかったのだろう。」 この人格の檻の中、結論は既に腹で決めてしまっている。 あらたな"同類"の目覚めを止めようともしない。 (*23) 2021/07/21(Wed) 16:09:27 |
【赤】 忘れ屋 沙華ここまで来ると沙華の口数も目減りするのだが、 ああ。と、若干の間があけばシラサワの言にも答えている。 「あんまり自分を特別だと思うな、童じゃねえんだから。」 「誰もかわりあるめえさ。」 誰を窘めているのか分からないような言葉で、 顔も合わさずに断言するだろう。 「ただそうだな、島も何もまとめて壊すか、全員死なぬだけ儲けと思うか」 「己は後ろを選ぶだけまだ救いようがあるかも知れねえな。」 「一度は居たよ 本気で手前を選ぼうとするどうしようの無い奴もな。」 そういう口元はすこしうっとりとした物を浮かべていた。 (*35) 2021/07/22(Thu) 5:24:06 |
【人】 忘れ屋 沙華>>56 「"どないもなにも"なあ…。」 存外嘘臭さのない意見で返され、渋々なのか口火を切り始める。 「しょうがねえだろう 俺ができるのは先走る奴を程々諦めさせてやることと、 ちょっとばかり事の有る無し誤魔くらかす程度のことなんだから」 「別に怒鳴ってまで俺にし得えねえ事をしたがる奴まで止める義理はねえよ、それが分相応て物だろ。」 怒鳴るはおろか腹から声をだすことさえ有った試しはないが。 「己は己が煽り立てた火について、後々被せる鍋蓋を用意しねえだろと言ってるのさ。」 こういう自他を見限った性根であるからこそ 或いは島長にも未だ見逃され、ともすれば泳がされているのかも知れない。 「当然俺も敢えて好んで割りを食いたいとは思わねえが、なあ。」 火種を己の手に負える大小にまでしか暖めようとせず。 或いは手に負えなくなるとみるや自らその火を絶つまでするだろうか。 そこまで徹底した 責任感 という奴を果たして持っているのか、この乾いた言葉からだけでは誰も判断し得ない筈だ。 「今日の明日ので変わらないとは昨日もいったかな そういう祭り だとも、ぼっちゃんの方が心得があるらしいぜ。」 (57) 2021/07/22(Thu) 5:25:48 |
【赤】 忘れ屋 沙華「ふ…しょうがねえ奴だ、日がなせこせこ口八丁で煙に巻いているのは 何よりもまず己自身の言葉ときてんだから。」 「わざわざ腹を探ってやらなきゃならねえ此方の身にもなりやがれ。」 しかしなあ。 「真面目に残した記録が役に立つこともあるもんだな。」 背は向けたまま、長髪だけがおだやかに揺れていた。 (*38) 2021/07/22(Thu) 14:39:53 |
【人】 忘れ屋 沙華>>58 「つくづく口が達者で嫌になるぜ。 なにを摘まんでも小奇麗に比喩しやがって。」 時折じりじりとした苛烈さを孕んでいた語勢も既に鎮んでいた。 「手前が明日くたばる方に賭けながら賽を振る奴もたしかに居ねえや。」 「俺ァ水を刺し過ぎたかね、万屋。」 焦げ付くものがあり過ぎて。 見たいものもみれなくなっちまっているのかもな。 花火は、好きだったな。 わざわざ形容していなかったとしてもシラサワが何を見ようとしているのかは十分伝わっただろう。 「己のみじめな線香花火がおっこちる所までは、滅さずと見ておいてやるよ。」 「せいぜいあがけ、『言うは易し』というのが俺の一番嫌いな文句だ。」 にまりと口脇を曲げていた。 (59) 2021/07/22(Thu) 14:41:46 |
【赤】 忘れ屋 沙華「呆れたな。この小さな島でそれをやるか、だから今日まで経って外者扱いも晴れねんだよ。」 ひとりひとりたらし込めとは言わねえけれどさ‥‥ 「ま・・・礼はタダなら受け取ってやるよ。」 「忘れていく以外に使い道は無いと思ってたんだけどな。 残されている俺の記録も、俺の記憶も。」 「己からふんだくった言質は覚えに留めおかねえと行けなくなっちまった。」 そういってふらふらと隅に歩いていく。 「まったくなんなんだよ…己のような奴がいなけりゃ俺はもうとっととさ。」 「先例に倣って全部壊せるほうを選べていた筈なんだがな、おかしいね・・・。」 祠の岩肌に背をあずけたら、両目もつぶってこっきり開こうとしなくなってしまった。 (*40) 2021/07/22(Thu) 17:17:59 |
【赤】 忘れ屋 沙華「けけけ・・俺は元来こっちが本業だな。」 わかっていた、とばかりに開いた瞳からは 色のない死に化粧がつう、と流れていた。 袖から得体の知れないものが取り出されれば、それはすでに幻惑であり。 死なされる記憶へ送られる彼岸の花が覆うように重なる万華鏡。 折り重なる赤はやがて赫となり黒と化し‥‥‥‥‥ (*67) 2021/07/22(Thu) 20:57:45 |
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