人狼物語 三日月国


108 灰色うさぎと紫うさぎの冬支度

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【人】 オルテイシア

[基依さんと一緒に暮らすようになって、敬語がすっかり口に馴染んだ。
会社に入社した頃から周囲が年上ばかりになり、敬語で話すことが多くなったという理由もある。
たまに言葉が崩れてしまうこともあるけれど、その時も彼から指摘されたことはない。
この言葉使いはきっと、これからもこのままだろう。]


 はい、えっと。
 この前出掛けたデパートの方で……、


[道中までは分からないから、デパートの店名を口にする。
以前にも二人で出掛けたことがあるし、ナビがあれば大丈夫だろう。
現地に着けば、彼の手を引いて道案内は任されることにして。]
(35) 2021/11/15(Mon) 23:47:21

【人】 オルテイシア

[デパートの化粧品フロアは男性にとっては少し居づらい場所かもしれない。
あまり長居はしないように気をつけたいが、リップを試すなら少し時間が掛かるかも知れない。
居心地が悪いようなら他のフロアを見て回ってもらうことも考えていれば、運転席から溜め息が聞こえた。

溜め息と共に聞こえた言葉にドキリとする。
リップの話は彼の何かを刺激したようで。]


 ……はい。


[照れて俯いてしまいながら、小さく頷きを返す。
分けることに抵抗はないけれど、今はまだ日も高く出かける前でもある。
両頬を抑えて、頬の熱が冷めるのを待った。]
(36) 2021/11/15(Mon) 23:47:31

【人】 オルテイシア

[デパートの近くのパーキングに車を停めて、また手を繋いで歩き出す。
歩く時は、自然と手を繋ぐ習慣がついた。

デパートに入れば、クリスマスソングが流れる。
コスメフロアは週末とあって女性客で溢れていたが、中には同じようにカップルでフロアを巡っている人たちも居た。]


 ……えーっと、確か。
 こっちです。
 

[ブランドは決まっているから、彼の手を引いて人の波を掻き分けてコーナーへ向かう。
ちょうどタイミングよく人が捌けたタイミングだったのか、店員はすぐに捕まえることが出来た。]


 すぐ終わりますから、待っててくださいね。
 他のフロアで見たいのがあれば、
 終わったら連絡しますから、
 見てきてもらっても大丈夫ですよ?


[そう一声掛けて、メイクスタンドに座る。
クリスマスコスメは、いつもと商品のデザインも違っていて可愛らしい。
それだけで気分が上向くから女の子は単純だ。

それからは店員さんと何色かのリップを試してみて、一番気に入ったピンクのリップとベージュのネイルがセットになっているものを購入することに決めた。*]
(37) 2021/11/15(Mon) 23:48:26

【人】 オルテイシア

[きっと居心地が悪いだろうに、彼は傍らで待ってくれていた。
新色を塗ってもらったリップを見せて、どうですか?と尋ねたら、似合ってる、とお決まりの言葉が返ってくる。

プレゼント包装を彼がお願いしたら、店員さんに「素敵な彼氏さんですね」なんて言われて、気恥ずかしくも「はい。」と微笑って応えた。

リップは服装に合わせて、同じ新色シリーズの赤いリップを塗ってもらった。
そちらの方はサンプルを貰うだけにしておく。
メイク用品は集め始めればキリがないので、時には我慢も必要だ。

ショッパーを持った彼が戻ってきたら、それを受け取って]


 ありがとうございます。
 ……大切に使いますね。

 さ、次は基依さんの番ですよ?
 

[と、彼の手を引いて男性用のフロアへ向かった。]
(39) 2021/11/16(Tue) 1:13:53

【人】 オルテイシア

[辿り着いたフロアは男性用の財布や小物が陳列されているフロア。
ネットで調べていたものと同じものがあるか、キョロキョロと辺りを見回しながら進めば、革製品のシリーズが取り扱っている場所にそれはあった。

ハンドメイドの一点物の革製品が並ぶ一角。
グレーの革で作られたキーケースを手にして、彼に見せる。]


 ……グレーの色が残ってて良かった。
 これ、プレゼントさせてくださいね。


[二人の家に帰ってくる鍵が嵌るキーケース。
それを特別に彩りたくて選んだもの。
彼が自宅に帰るのが楽しみになるように。

その願いを篭めて、キーケースを手にレジに向かった。]
(40) 2021/11/16(Tue) 1:14:17

【人】 オルテイシア

[それからは、彼の新しい服の物色なども楽しんだり、デパートでしか買えないような食材を見て回ったりして、デパートを後にする。
いつもより値段の張るワインも、少しだけ試飲させてもらって、気に入った赤ワインを購入した。
互いの手にはプレゼントの小さなショッパーがある。

帰り際に寄ったスーパーでは夕食の食材を買い込んだ。
私の分からないものは彼が見立ててくれる。
私の好きな野菜も多めに仕入れて、余ったとしても翌日繰り越せるように。

両手にいっぱいになったエコバッグを二人で分けて車に乗り込む。
帰路に着く頃には、少し日が傾きかけていた。**]
(41) 2021/11/16(Tue) 1:14:48

【人】 オルテイシア

[僅かな色の変化にも気づいてくれるから、彼のためにオシャレをするのにも力が入る。
いつでも彼の前では可愛くありたいと思うけれど、変化にすぐに気づいてくれるから、それが独り善がりではないと思わせてくれる。

エスカレーターに乗る時はいつも彼が下りに立つ。
日頃見上げることが習慣づいて居るから、同じ高さは珍しい。
鏡越しに微笑みを交わす。
スーツの袖を握りしめて、思わずキスしたくなるのをぐっと堪えた。

プレゼントは彼の目にもお気に召しただろうか。
グレーのカラーは彼を表す色。
その色が年数を重ねると共に深みが増していくのが楽しみだ。

恙無く終わったプレゼント交換、手には互いに手渡した袋が下がる。
彼がキーケースを使う度、私がリップを使う度に、きっとこの日を思い出す。
「特別」が少しずつ彩られていく。]
(45) 2021/11/16(Tue) 20:09:45

【人】 オルテイシア

―― 自宅 ――

[エプロンを締めて、並んだ食材たちを見つめる。
約束通り当日まで悩ませてくれた彼に感謝しつつ、]


 はい。
 悩んだんですけど、トマト煮が食べたいかなって。
 赤も使うし、クリスマスっぽくなりそうです。


[ローストチキンも悩んだが、それは次回に持ち越す事にして。
蛇口を捻り、手を洗って準備を済ましたら、ここからは彼の腕の見せどころだ。]


 何から手伝えば良いですか?


[気分はすっかり新米助手。
食材と彼を交互に見比べて小首を傾げた。*]
(46) 2021/11/16(Tue) 20:10:55

【人】 オルテイシア


 はぁい。
 バターライスいいですね。

 えーっと、お米2合とバター大さじ1……。


[バターライスはオムライスのイメージしかなかったから、どう仕上がるのか楽しみだ。
隣でサクサクと手際よく進んでいく彼を見留ながら、お米を測って2合分取り出す。
プラスチックのザルにお米と入れて、水を流して研ぎ始める。
冬場の水は都会でもよく冷えていて冷たい。

お米を研いだらザルを引き上げて、深めのフライパンに移した。
火を付けて、バターを入れて炒め始める。]


 お米、炊くんじゃなくて、炒めるんですね?


[お米はいつも炊飯器だよりだから、フライパンを使うのは珍しい。]
(49) 2021/11/16(Tue) 22:08:52

【人】 オルテイシア

[包丁の音が傍らで聞こえる。
手慣れた所作、下味を付けている姿はいつもお店で見ている彼と同じ。
家でも随分と見慣れるようになったが、調理をしている姿はやはり、お店の方が印象的だ。]


 水2カップで、弱火で12分、と……。


[お米が透明になってきたところで水を差し入れて、ふつふつと音が立つまで待つ。
沸き立ってきたら言われたとおりに弱火に。
キッチンタイマーをセットして、一息つく。]


 終わったら10分。
 ……うん、いい匂い。


[言っている間にも出来上がっていく料理に、わぁ、と目を輝かせる。
トマトとブイヨンのいい香りがしてきて鼻を擽った。*] 
(50) 2021/11/16(Tue) 22:09:01

【人】 オルテイシア

 
 特別……。
 ふふ、嬉しい。

 バターの香り好きですよ。
 出来上がるのが楽しみですね。


[隣を見上げて微笑う。
火の元から離れて、タイマーに視線を落としていれば、不意に眼の前が翳る。
顔を上げれば、ちゅ、と音がして。
キスされたのだと気づいて、頬を染めた。

いつもより赤い彼の唇に、ふっと笑いが漏れる。]


 あはっ、基依さんの唇、あかい。


[くすくすと笑いながら、指の腹で彼の唇を撫でて色味を取った。]
(54) 2021/11/16(Tue) 23:18:11

【人】 オルテイシア

[タイマーが鳴れば、火を止める。
そこから更に10分タイマーをセットした。

じゃがいもが好きだと言ってから、彼の料理の品の中に使われることが多くなった気がするのは、自惚れじゃないと思いたい。
マッシュポテトがリング状に盛り付けられていくのを見つつ、声を掛けられれば、はいっ、と二つ返事で頷いた。]


 飾り付け、みたいな感じでいいですか?
 ……パプリカ、可愛い。


[お皿の真ん中が空くのなら、何かそれに見合うものを作ればよかったと少し後悔を覚えつつも、チーズチップスの魅力にも勝てなくて。]

 
 チーズチップス、いいですね。
 パリパリの食感好きです。


[リング状のマッシュポテトをベビーリーフと色とりどりのパプリカで彩っていく。
その見た目は、そのままクリスマスリースのようだ。]
(55) 2021/11/16(Tue) 23:19:21

【人】 オルテイシア


[お皿の盛り付けが終われば、手を洗い直して。
自身に任された前菜の用意に取り掛かる。

冷蔵庫から取り出したのはズッキーニとプチトマト、それと真鯛。
プチトマトは4つに切り分けて、ズッキーニはヘタを切り落としてピーラーで縦に薄くスライスして横半分に切る。
それを白ワインビネガーとオリーブオイルを混ぜたものにつけておく間に、真鯛はお刺身用のものを薄く削ぎ切りに。

少し大きめのお皿に真鯛を丸く盛り付けて、塩を軽く振りかける。
時折、不安になって手を止めて、スマホでレシピを確認しながら進めていった。
丸く円を描くように並べた真鯛を彩るように浸けておいたズッキーニとプチトマトを盛り付けていく。

緑と赤、クリスマスカラーの色合いはイベントに合わせたもの。
仕上げに浸けていたビネガーとバージンオイルを上からかけて、粉チーズとブラックペッパーを振りかければ一品の完成だ。

火を使わないで出来る簡単な一品はテーブルの端に並べさせてもらおう。]
(56) 2021/11/16(Tue) 23:21:05

【人】 オルテイシア

[前菜の一品を作っている間にも彼の手は止まらない。
時間を掛けて焼かれていくシュークリームの甘い匂いがキッチンに広がっていく。]

 
 ……ん〜……、いい匂いがします。


[お料理の時の香ばしい匂いも好きだけれど、お菓子特有の甘い香りは女の子には特別で、それだけでわくわくしてしまう。
使い終わった器具を洗い終え、少し遅れて作業に混ぜてもらえば、共同作業というキーワードが心を擽った。]


 わぁ……、グレーと紫のシュークリームなんて初めて。
 どうすればいいですか?
 ……シュークリーム積んでいけばいいです?


[シュークリームを手にわたわたと慌てる。
彼のアドバイスが入れば、その通りにシュークリームを並べ立て、少しずつツリーが出来上がっていく。
カラメルの少し焦げたような香ばしい香りに、息を吸い込んで味を想像した。

これは、絶対に、美味しい!

二人で作っていくクロカンブッシュは、二人の時を重ねるように積み重なっていく。]
(58) 2021/11/16(Tue) 23:34:18

【人】 オルテイシア

[他の場所ではきっと、なかなかお目にかかることはないであろうカラーリングのクロカンブッシュ。
二人の特別な色がクリスマスの緑と赤と混ざって、特別な夜を彩っていく。
シュークリームと苺の合間をカラメルの飴がきらきらと糸を引いていく。
見ているだけで幸せになれるほど、素敵なクリスマスツリーだった。]


 可愛い……綺麗……。


[語彙力が簡単に溶けていく。
彼がもう一品作っている間は、片付けと取皿の用意などを手伝って、キッチンだけでなくテーブルも徐々に形を成していく。

先程デパートで買ったワインを取り出して、テーブルに運ぶ。
オープナーを添えて、開けるのは彼に任せよう。

テーブルの準備が終わって、戦場だったキッチンが片付いていけば、夜も深まる頃。
出来上がった料理をテーブルいっぱいに並べて、]


 いっぱい作りましたね。
 ……二人で食べ切れるでしょうか?


[と、眼を見合わせて笑った。*]
(60) 2021/11/16(Tue) 23:46:09

【人】 オルテイシア


 
 はい、そうです。
 メインはチキンの話が出てましたし、
 お魚も食べたくなるかなって。

 被らなくてよかったです。


[前菜に気づいてくれた彼にはにかんで頷く。
料理を生業とする人に見た目を褒められるのは純粋に嬉しい。
レシピを考えてくれた人に感謝だ。

チーズが多いかも?という話には笑って元から好きなことを伝え、今日買ったばかりの赤ワインにもきっと合うだろうと。

最後の一品が出来上がってリースのお皿に盛り付けられれば、そのお皿を最後にテーブルに並べて、エプロンを脱いだ。

テーブルの中央にキャンドルが灯れば、部屋の照明を少し暗くして雰囲気を出す。

二人だけの少し早いクリスマスが訪れる。*]
(61) 2021/11/16(Tue) 23:56:22

【人】 オルテイシア

[まるでお店みたいに綺麗にセッティングされたテーブルに感嘆の声を上げる。
テーブルクロスはピンと張っていて、綺麗に折られたナフキンは開くのがもったいないと思うほど。

選んだBGMはもちろんクリスマスソングだ。
音楽が流れればより「らしさ」が出る。

ワインの口が開く音が小気味良い。
手慣れた様子に彼に、小さく拍手を送って。
注がれたワイングラスを手に取った。]


 ふふ、贅沢に溺れちゃいそうです。
 毎日がクリスマスって子供の頃に憧れました。


[実際のクリスマスはまだ先なのだし、その理屈も罷り通る。
二人がクリスマスだといえば、それが真実になる。
くすくすと笑って、乾杯、とグラスを重ねた。]
(64) 2021/11/17(Wed) 0:43:02

【人】 オルテイシア

 
 本当ですか?
 良かった、そう言ってもらえて。


[賛辞に胸を撫で下ろす。
彼が口にするまでの間はドキドキと見守った。
その彼が頷けば表情が綻ぶ。

それからようやく自分もサラダに手を付けた。
形を崩すのがもったいないと言いながら、少しだけリースの端を頂く、マッシュポテトにパプリカとリーフを乗せて。
チーズチップスでマッシュポテトを掬って食べればチーズの味がほんのりと広がる。美味しい。

パプリカは歯ごたえがよく、柔らかいマッシュポテトとは相性が良かった。]
(65) 2021/11/17(Wed) 0:43:47

【人】 オルテイシア

[ジュレになった野菜たちは、フォークで割って口に運ぶ。
ポン酢の酸味と野菜の甘さをジュレが包み込む。
中に入っている紫タマネギや、きゅうりはシャクシャクしていて、ジュレの奥にあるしっかりとした食べごたえが堪らない。]


 ん〜〜……、美味しい!
 ポン酢のジュレ、癖になりますね。
 マッシュポテトもブラックペッパーが効いてて、
 ちょっとビターな味で、美味しいです!


[彼の作る料理はやっぱり美味しい。
好きな食材というのもあるが、味付けが男性特有の濃いものでもなく、食べやすい。
すっかり胃袋を捕まれてしまって、もう抜け出せそうにない。*]
(66) 2021/11/17(Wed) 0:44:17

【人】 オルテイシア

[カルパッチョは箸休めに丁度良かった。
鯛のさっぱりとした味とリボンにしたズッキーニがよく合う。
ビネガーの効いたトマトが美味しい。

そしてメインディッシュは楽しみにしていたトマト煮込み。
ナイフで切り口を入れる前からトマトの濃厚な匂いがする。
彼の好きなスティックセニョールが赤いトマトの海に溺れてクリスマスを思わせる。
たまねぎとマッシュルームもよく煮込まれていた。

野菜と一緒にチキンを切って頬張ればブイヨンがたっぷり含まれた肉汁が口の中で溢れる。
蕩けたトマトの酸味が程よく効いていて、これもまた美味しかった。]


 はー……、美味しいです。
 しあわせ……。

 こんなにいっぱい食べれるのも、
 美味しい料理にも囲まれるのも。

 その上デザートもまだあるなんて。
 食べたら絶対ダイエットしなくちゃ……!


[食べない選択肢はない。食べた分だけ動けばいいのだから。
手伝ったバターライスと一緒に食べれば尚更美味しく感じて。
美味しい料理に蕩ける頬を抑えて、決意を新たにした。]
(69) 2021/11/17(Wed) 1:52:38

【人】 オルテイシア

[メインディッシュを食べ終えても、作りすぎた料理は少しずつ残ってしまった。
それは、明日以降も続くクリスマスのために取っておくことにして。
聳え立つクロカンブッシュを二人で見上げた。]


 下から食べたら崩れちゃいますよね……。
 明日以降の楽しみにしましょう?


[彼でも失敗することがあるのだなと思って笑ってしまう。
でも味が変わるわけではないから、失敗という程ではないだろう。
上から崩していけば自然と当たるのは抹茶味。
掛かったカラメルをフォークで刺せば、パリッといい音がなる。少しだけお行儀悪く、固まったカラメルを手でそのまま食べて頬張った。
ほろ苦い味が口に広がる。
それから、シュークリームとフリーズドライの苺を一緒に食べれば、きゅっと口が甘みと苺の酸っぱさに窄まる。]
(70) 2021/11/17(Wed) 1:52:57

【人】 オルテイシア

 
 ん〜〜〜、美味しいですっ。
 シュークリームこれだけたくさん食べるのも初めて!

 わくわくしますっ!

 
[じたばたと足をバタつかせて感動を顕にする。
崩さないように気をつけながら、二つ、三つと口にしていったけれど、さすがに最下段までには辿り着けるはずもなく、笑いながら諦めた。

最後は二人で、手を合わせておなじみの言葉を口にする。]
 

 ごちそうさまでした。**
(71) 2021/11/17(Wed) 1:54:08

【人】 オルテイシア

[ウォーキングのお誘いには二つ返事で頷いた。
一人なら敬遠しがちな運動も、二人でとなれば意欲が湧く。
計画を前向きに実現するためにサウナスーツを調べることをスマホに残しておいた。]


 ふふっ、そうですね。
 でも、明日も食べられるならお得な感じがします。
 シュークリームだから、きっとあっという間に
 無くなっちゃいますよ。


[残りのワインを飲みながら、上機嫌で話す。
そう言えば、彼の実家にお邪魔した時も活躍したのはシュークリームだった。
何かと縁のあるお菓子がきっとこれからも好きになる。]
(74) 2021/11/17(Wed) 11:57:04

【人】 オルテイシア

[片付けは彼が名乗り出てくれた。
いつもの事ながら、気をかけてくれることを好ましく思う。]


 いつもありがとうございます。
 それじゃあ、お願いしちゃってもいいですか?


[お酒で浮かれた気分を少し冷ますためにも、お風呂には入った方が良さそうだ。
かたりと席を立てば、酔いが回って少しふらつく。
お皿を運ぶことだけは手伝うついでに、シンクに立つ彼の後ろに立って、思い切り背伸びして耳元で囁く。]
(75) 2021/11/17(Wed) 11:58:21

【赤】 オルテイシア



  めいっぱいキレイに、してきますね?


[ふ、と最後に息を吹きかけて、くすくすと笑ってその場を離れた。]
(*3) 2021/11/17(Wed) 11:59:14

【人】 オルテイシア

[浴室に向かった後は、汗と汚れと綺麗に洗い流していく。
メイクは丁寧に念入りに。
ボディチェックも怠らない。

熱いお湯を浴びれば少し酔いも冷めてきて、浮かれたようなことを言った気がして少し恥ずかしくなった。

綺麗に泡を流して湯に浸かり、身体を揉みほぐす。
湯船から上がって、身体を拭きあげればいつものようにボディミルクを塗って、下着を身につけた。

今日着ていたトップスのような、総レースの下着。 色もシックに黒にしたら、レースの部分でも白い肌がところどころ透けている。
胸元や下肢は肝心な部分は隠れているが、少しばかり心もとない。
それを隠すようにもこもこのパーカーウェアを着て中に隠した。

ドライヤーは彼がお風呂に入ってる間に済ませようと、部屋に運ぶ。]


 お待たせしました。
 基さんの番ですよー。


[湯上りでほんのり上気した顔で、お風呂を奨めた。*]
(76) 2021/11/17(Wed) 11:59:56

【人】 オルテイシア

[お風呂上がりのスキンケアを済ませて、ドライヤーで髪を乾かした後は水分を取ってから、先にベッドに向かった。

彼を待つ間は、横になりながらスマホを眺めていた。
写真フォルダには旅行中に撮った写真や、今日撮ったばかりの料理の写真が並ぶ。
増えていく二人の思い出に目を細めて、ひとつずつ画面をスライドさせて行くだけで、幸せな気持ちになる。]


 また、増えた。


[微笑む彼の動画を指先でなぞりながら、目を細めた。*]
(77) 2021/11/17(Wed) 13:02:25

【人】 オルテイシア

[動画に夢中になっていたら、ドアの開く音がして動画から抜け出してきた彼の姿が見える。
画面と見比べながら、お風呂上がりの香りがする彼に笑いかける。]


 せっかくだから、いっぱい残しておきたくて……、
 っ、て、ひゃ……、

 見えなっ……、
 基依さん……っ!?


[他にもと見せようとした画面がスライドされて、録画モードに切り替わる。
目を塞がれていては見えない手元がお留守になって、対象物のない画面がベッドのシーツを映し出した。]
(81) 2021/11/17(Wed) 15:42:55

【人】 オルテイシア

[耳元で囁かれて吐息を吹き込まれると、一度快楽を覚えた身体は簡単にその先を想像する。
ぞくぞくと背筋を走り抜けるような痺れが、身体中を伝って、手からスマホが落ちた。
録画モードの画面は秒数をカウントしたまま、暗くなった画面と音だけを拾う。

目隠しされたまま、小さく首を縦に揺らして、こくりと喉を鳴らしたら]
(82) 2021/11/17(Wed) 15:43:43

【赤】 オルテイシア


[果てた身体をシーツに沈めれば、
また彼からキスが降り落ちてきて。

「寝かさない」宣言をされて、また胸が高鳴る。]


 ……うん。
 ……朝まで、ずっと、愛して。


[浮かべる表情は幸せに蕩ける。
彼の頬に両手を添えて、キスをした。**]
(*7) 2021/11/17(Wed) 23:59:55
 




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イウダ
39回 残----pt

紫亜の傍でずっと

オルテイシア
44回 残----pt

基依さんの傍ら

犠牲者 (1)

リーリエ(2d)
0回 残----pt

 

処刑者 (1)

クジマ(3d)
0回 残----pt

 

突然死者 (0)

舞台 (0)

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