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![]() | 【赤】 卯月 侑紗[それでも、このまま終わるのが嫌で 続きを強請ったら、うっすらとその顔が 不意に緩むのが見えました。 彼の掌が触れた胸元の奥の方、 心臓が痛いほどにドキドキしているのも 全部、見抜かれてしまっているのでしょうか。] 痕、付けたいんですか……? [この先、貴方の色に染まって生きる私に 更に痕を刻むおつもりなのですか。 分からず聞き返したものの、 今宵、私は彼のもの。 全ては、恋人のご随意のまま。 「どうぞ」と招くように、おずおずと 両の腕の中へ、彼を招き入れるでしょう。] (*139) 2020/08/11(Tue) 23:46:18 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[ゆっくり、褥に横たえられながら 帯を解かれる羞恥心も、 優しいキスの雨の中に入れば ひどく安心した心地になって 私はつい、瑛史さんの唇を追い掛けて もっと深く、と強請ってしまうのです。 浴衣が解かれてしまえば 真新しいネイビーの下着を纏った肌が 月の下へと晒されるでしょう。 ぞわり、と肌が粟立ったのは 果たして外気に晒された為か、 はたまた期待に身体が熱を孕む為か。 もし、瑛史さんの唇によって 肌に朱い花が咲き初めるなら、 私は彼の身体の下で初めての感覚に 身悶える他ありません。]* (*140) 2020/08/11(Tue) 23:47:08 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[首筋や鎖骨に吸い付かれると 強い捕食動物に骨まで喰われるような 錯覚を覚えてしまう。] す、ごい。ドキドキしてます。 こわいのに、ふあんなのに、 はずかしくてたまらないはず、なのに…… でも、すごい…うれしくて。 [問われるがままに、答えて。 近付いてくる瑛史さんの身体を抱き締めたなら もっとちゃんと、この鼓動が伝わるように その背を掻き抱きましょう。 彼の唇が辿った肌の上、 ぢゅ、と吸い付く鈍い痛みを伴った 朱い花弁が散らされると、私はまた未知の感覚に ぴくり、と体を強ばらせる。 彼と身体を重ねた証が、 ひとつ、またひとつ 肌の上に刻まれていって、 私は小さく啼くのです。] (*161) 2020/08/12(Wed) 2:15:27 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[先程の啄む口付けと色を変え、 合わせた唇の隙間を、舌がこじ開けてきたのなら 一瞬だけ、驚きに身を強ばらせた後 ゆっくり口を開いて受け入れましょう。 舌先で咥内の粘膜をくすぐられると まるでそこからどろどろと身体がとろけて、 二人の身体の境界線が無くなってしまうよう。 一方的にやられるのが嫌で 見よう見まねで私も舌を伸ばしてみましょうか。] ……ん、ゥん……っ、 [くち、くち、と音を立てながら 舌先を絡め合って、時折飲み込み切れなかった 唾液が私の顎を伝って、鎖骨の辺りまでを しとどに濡らしていきました。 口付けながら、布越しにやわやわと胸を揉まれて 先程よりぐんと強くなった瑛史さんの手の温度が 嬉しくて、心地好くて。 逃げきれない快楽が、ずん、と腰の辺りに とぐろを巻いて、どうにも疼いて堪らない。 私は瑛史さんへ口付けたまま また、もぞもぞと腿を擦り合わせる。 どんな願いを口にすれば、 この逃げ場のない熱を斥けられるのか どうしても、分からなくて。] (*162) 2020/08/12(Wed) 2:17:25 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗あきふみ、さん…、 瑛史さん、は……脱がないんですか? [口付けの合間に、熱を帯びた声で 私は眉根を寄せてみせるでしょう。] わたしも、痕、つけたいし… もっと、近くで……感じたい、し……。 [布越しに抱き合うより、 もっと気持ちいいのかも、なんて。 この下着が取り払われて 殿方に見せたことの無い裸体が晒されても 私はきっと、もっと貴方が近くに欲しくなるから。]* (*163) 2020/08/12(Wed) 2:24:12 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[ブラジャーの隙間から忍び込んでくる手に やわく乳房を揉みしだかれながら 私は薄目を開けて、瑛史さんの顔を見ていました。 キスの合間に声を出しているのが 何だか、ちょっと可愛くて。つい。 だけれど、まだ硬さを知らない蕾へと 彼の指先が伸びたなら そんな余裕も霧散してしまう。 指先で優しく転がされては、摘まれて その度に子宮の辺りが、ずぅん、と重くなって 上擦った声が、溢れて、とまらなくなる。] んあ……あっ、なんか、へん……ッ ぞわぞわして……んんっ、 な、で……?じぶんで、さわった時と ぜんぜ、ちが…… [予習もお勉強も、本物の前では 全く意味をなさなかった、なんて 本当に、本当に、悔しくて。 なのに、文句を言おうにも口を開けば 良いように啼かされるばかり。] (*209) 2020/08/12(Wed) 14:02:00 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[お許しをいただけたなら、反骨心半ば。 こくこくと頷いて、私は瑛史さんの 服のボタンへと手をかけるでしょう。 ニットのベストを開いて 次は真っ白なシャツ。 暗い部屋で、何度か手がもたついて 酷く時間がかかってしまったかもしれません。 漸く、全部のボタンを外しても その下にはタンクトップ。] ……たけのこみたいです。 [焦れったくなって、ついついまた 色気のないコメントを口にしてしまいました。 はやく、私も触れたいのに。 上に着たベストごと、敷かれた床の脇へと放って 私は膝立ちになると、瑛史さんの身体を抱き締め その無防備な首筋へと唇を寄せるのです。] (*210) 2020/08/12(Wed) 14:02:36 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[さっき、瑛史さんがやった通り 肌の上に吸い付いて、小さく朱を刻む。 痛くないように弱く吸ったら 何も残らなかったから、 綺麗に付けるためには 結構強く吸いつかなくてはいけないみたい。 だけど、一等綺麗な朱の花が 瑛史さんの肌の上に咲いたなら 私は満足気に笑って、 その痕へと舌を這わせるでしょう。] (*211) 2020/08/12(Wed) 14:02:58 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗でも、やっぱ、布が邪魔です。 [二人の身体の間に挟まる服が邪魔で、 私は肩に引っかかるだけの浴衣を ぽい、と傍らへ脱ぎ捨てて。 ついでに、何も言われなければ 乳房を覆う下着も取り払ってしまおうと。]* (*213) 2020/08/12(Wed) 14:04:15 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[だって、こんな時期に三枚も着てるなんて 思わないじゃないですかぁ!……なんて叫ぶのは 心の中だけにしておきましょうね。 しかし、幾ら痕を刻んでも 私たち、まだ素肌で触れ合っていないのです。 だって、人の手で触られるのが、 あんなに気持ちいいなんて、知らなかった。 誰かの意思が、私の身体の上を滑って どんどん未知の世界へ引きずり込んでいくの。 もっと触れ合いたい。 私の身体の全部を、一部の隙もなく埋めてほしい。 ……そんな気持ちを、伝える言葉を どうしても思い付かなくて、 私は、自分の肩の辺りに引っかかるだけの 薄い浴衣を、はらり、と落とすのです。] (*266) 2020/08/12(Wed) 22:57:23 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[異性の前で自ら下着姿になることへの 羞恥心とか、脱ぎかけのがいいとか、 そんなものは頭からすっぽり抜け落ちて。 露わになった乳房の先端は 月明かりでは見えないでしょうが、 白い肌に血の赤を透かして ずくずくと疼いて立ち上がっている。 そこを直に、瑛史さんの舌に愛されれば ─────ほら、やっぱり、もっと気持ちがいい。] ん、ふ……ふぅ……、ゔ、 [指で育てられた時より敏感になったそこが 熱い咥内で嬲られる感覚に 私は拳の背を噛んで声を殺しました。 甘く、けれど凶暴な感覚が、背筋を震わせ 胎の底でとぐろを巻いている。 私の身体が、与えられた愛撫に呼応するように 別な生き物へと変わっていく。 こんな感覚、知らない。] (*267) 2020/08/12(Wed) 22:57:55 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[私の胸元に寄せられた瑛史さんの頭を わななく腕の中に抱きすくめて。 残されたタンクトップと、スラックスとが まだ瑛史さんの体を護っていて、 一方私は、残りはパンツ一枚。 パンツのクロッチ部分には既に 私の女の部分から滴った蜜が滲んで 小ぶりなみかんくらいの大きさの 染みを作っていました。 此処に雄を迎え入れるための 生理的な準備とはいえ、 これを知られるのは恥ずかしくて。] (*268) 2020/08/12(Wed) 22:58:24 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗ぜんぶ見せ、ますから…… 瑛史さんも。 わたしひとりじゃ、やだ。 [布越しじゃなくて、素肌がいい。 鼓動も、滲む汗も全部、隠さないで。 なんて、彼の優しさに甘えてみるのです。]* (*270) 2020/08/12(Wed) 23:04:14 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[強請れば目の前で 瑛史さんの裸体が晒されて、 私はそのしなやかな身体に息を飲むのです。 無駄な肉の付いていない身体は 服の上から思い描いていたより なんだか、もっと男っぽくて。 せっかくお揃いになったのに それを直視するのは恥ずかしくなって 私は瑛史さんが座ったのをこれ幸いと 彼の腕の中へ飛び込んで、 望んだとおり、素肌同士で抱き合いました。] わあ……! [私はまた、閨の中とは思えないような はしゃいだ声を出してしまう。 でも、やっぱり想像していたより ずっと、ずっと、心地が良いのです。] (*293) 2020/08/13(Thu) 1:24:00 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[少し汗ばんだ肌が重なって まるで全身でキスするみたいに吸い付くの。 そうして、そのまま、 唇まで重ねてしまえば 紅茶に入れたミルクと砂糖みたいに とろとろととろけて混ざりあってしまいそう。 さっき教わったとおりに、 彼の咥内へ舌を割り込ませながら 私はうっとりと、彼の体温に目を潤ませました。 まだ、彼をこの身に受け入れた訳でもないのに もうこんなに、気持がいい。] ……これ以上、したら、私…… おかしくなっちゃう、かも、しれません。 [ぽつり、瑛史さんの胸元に頬を寄せながら そんなことを呟いたでしょう。 弱音を吐きたいわけじゃないのです。 でも、持て余す熱をこれ以上どうしたらいいか 私の頭じゃ、わからなくって。] (*294) 2020/08/13(Thu) 1:24:39 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[お腹の奥に、直接、彼の熱を受け入れて 内臓の間でねっとりと愛して。 それから、一番奥へ注いでもらうために 何度も何度も突き込まれるの。 想像するだけで、こわい。 そんなことしたら、壊れてしまう。 許容量を越えた快楽を注ぎ込まれたことなんか 今まで一度もなかったのですから。] (*295) 2020/08/13(Thu) 1:26:14 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗瑛史、さん。 [はあ、と熱い息を吐き出すと 繰り返しの口付けに濡れた唇を舐めとって 彼の名を呼びましょう。 どうしても、ぴったりくっついていると 私の腿の辺りに、彼のまだ 布の奥に秘められた膨らみが、 なんとも生々しく伝わってきていて。] (*296) 2020/08/13(Thu) 1:26:43 |
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![]() | 【人】 卯月 侑紗 ー わたしの、先輩・起 ー [バックヤードから聞こえる怒鳴り声は かれこれ、二時間近く聞こえていたでしょうか。 新人くんがお皿を割ったことが そんなに許せないことでしょうか? 半年前にいらした新しい店長さんには とても許し難いことらしいのですが。 きっと、入って1ヶ月の新人くんも やめてしまうのでしょうか。 新しい店長さんに変わってから、もう5人。 定着もせず辞めていって、 今残っているのは、たった4人。 パート主婦のマキさんと、フリーターのシュンさん。 そして私と、先輩と。 のびのび働けるのが魅力の 駅前の小さな喫茶店は、たった半年で ひどく居心地の悪い場所へ変わってしまいました。 今すぐバックヤードに飛び込んでいって 新人くんと、あの閻魔様みたいな顔の 店長さんとの間に割って入れれば どれだけ良かったでしょう。 だけど、私は意気地無しで 黙って聞こえないふりをして 皿を磨き続ける他ないのです。] (227) 2020/08/13(Thu) 1:48:45 |
![]() | 【人】 卯月 侑紗[結局、泣き腫らした顔で出てきた新人くんの 肩を叩いて、在り来りな言葉を投げ掛けるだけ。 私、素直で、なんでも口に出すような 明るい性格でもないですし。 励ましの言葉も、何も浮かばなくて。 泣いたまま、ロッカールームへと とぼとぼ歩いていく新人くんの背を 追い掛けていこうか、迷っていたら……] 「侑紗は新人くんフォローしたげて。 俺、店長の方どうにかしてくるから。」 [そう、後ろから背を叩いてくれるのは 困ったように笑う、先輩。 背が高くって、ちょっと丸顔。 アメフトをやっているから身体が大きくて 今、この店で唯一店長さんに、強く出れる人。] (228) 2020/08/13(Thu) 1:49:05 |
![]() | 【人】 卯月 侑紗「今の状態の店長、侑紗でも怖いだろ? 俺なら大丈夫だから、 侑紗はメンタルケアの方、頼むよ。」 [そう言うと先輩は店の裏へ消えた店長さんを追って ぱたぱたと駆けて行ってしまうのです。 私はその背を見送ることしかできません。 怒り狂った店長さんは怖い。 怒ってなくても、 時々わざとらしく体を掠めるような手つきも 体調不良を伝えた時の「生理?」って台詞も 全部、全部、怖い。 先輩がいなかったら、このお店で 働き続けるのは無理だった、と思います。 優しくて、気が利いて、 困ったことを抱えた人を率先して 助けてあげられるような人。 年齢層も性別もバラバラなこの店の 誰が相手でもそつなく接することが出来て ……時々、余計なことを言うのが玉に瑕だけど。 でも、そこを含めて、だいすき。] (229) 2020/08/13(Thu) 1:50:29 |
![]() | 【人】 卯月 侑紗 「侑紗は、もっと自分の思ってること ちゃんと口に出した方がいいよ。」 [そう言ってくれたから、 思ったこと、口に出すようになりました。] 「もう少し笑ってた方が、可愛いよ」 [だから、表情を出すようにしました。] 「……侑紗、なんか前より明るくなったね」 [あなたのおかげなんです。全部。 怯えて、役立たずな私はあなたのおかげで 今も少しずつ変わることが出来てます。 だから、もう少しお傍においてもらえませんか。] (230) 2020/08/13(Thu) 1:52:33 |
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卯月 侑紗は、メモを貼った。 ![]() (a53) 2020/08/13(Thu) 1:58:13 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[色気の深刻な不足については 今後の解決すべき重要な課題として 善処するとしまして。 私の畏れも、不安も まるで子どもをあやすみたいに 身体を揺られて、撫でられて。 それで何処かに消えるものじゃないけれど 今だけ、彼に身を委ねる他ありません。] だって……。 [おかしくなっていい、と言われても 怖いものは、怖い。 だって、もっと凄いことするんでしょう? 本当に気が狂ってしまったら、私、 どうしたらいいというんでしょう。] (*324) 2020/08/13(Thu) 12:04:56 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[そうして、優しく褥の上に横たえられると 瑛史さんの体温が離れていって] あ……、 [思わず、縋るような目で追ってしまいました。 けど、見上げた彼の顔が逆光になって、 もう、どんな顔をしているのかさえ見えなくて。 はくはくと息をつきながら 私はじっと目を閉じて 彼の唇が下の方へと辿るのを、 所在なく枕の端を握ってたえておりました、が……] ……ッ!ちょ、!! [腿を押し広げられて、 あらぬところへ熱い呼気が当たって、 私はぎょっと顔を上げました。 もうとっくに染み出した蜜で ぐずぐずになった下着のクロッチへ 舌が、───── そこまでみてしまったらもう、駄目でした。] (*325) 2020/08/13(Thu) 12:05:36 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗ひ、 あ"あ、あぁぁっ! [きゅう、と内腿を寄せあって、絶叫。 また色気がない、と叱られてしまいそうで ぎゅうう、と手の甲を食い締めるのが、やっと。 誰にも見せたことの無い秘裂の形を ねっとり、下着越しに舌でなぞられて…… だらだらとモノ欲しげに溢れた蜜も 全部、まとめて愛されてしまう。] (*326) 2020/08/13(Thu) 12:06:35 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[キャパシティをオーバーした感情が ぼろり、涙の形になって零れ落ちた。 むりだ。 私の想像なんか、ただのフィクションでしかない。 布越しでさえ、耐えられないのに。 これを脱がされてしまったら ほんとうの、ほんとうに、おかしくなる。 そのくせ瑛史さんの手が、 私の下着にかかるのなら やめて、なんて言えませんけど、 せめて何かに縋らずにはいられなくて 枕をきつく抱き締めるでしょう。]* (*327) 2020/08/13(Thu) 12:07:35 |
卯月 侑紗は、メモを貼った。 ![]() (a59) 2020/08/13(Thu) 12:12:36 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[指の腹で涙を拭われ、優しい声で宥められても 其処を直に舐める、と言われて 笑顔で「はいどうぞ!」……なんて 言える訳もありません。 するり、と下着が取り払われると むわり、と湿気が逃げる感覚すら、危うくて。 先ずは、指先が。 次は、熱を帯びた吐息が。 そして、宣言通り、ぬめる舌が 私の雌を暴いていく。 誰にも見せたことの無い部分を 他人の意志を宿したものに蹂躙されて そのまま、ぱくん、と食べられてしまいそう。] ゔ、んんッ……!!ん、んん……!! [命じられたとおりに、枕をきつく掻き抱いて 私は、悲鳴を枕へと吸わせるしかありません。] (*357) 2020/08/13(Thu) 20:01:00 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[腿を開かねば邪魔だ、と言われても 震える脚に、もう私の意思なんか通じない。 刺激から逃れようと脚を閉じれば かえって瑛史さんの頭を腿で挟んでしまいますし かといって、はしたなく脚を広げれば 更なる無体を赦してしまう。 秘裂の少し上、ちょこんと行儀よく 皮を被った花芯を、彼の舌先がつつくなら 今までの何より強烈な刺激に より一層身を固く引き絞ったでしょう。 過ぎた快楽に怯えた腰が、ずるずる、 シーツの上で逃げを打ってしまう。 脚を開かねば、いけない、のに。] (*359) 2020/08/13(Thu) 20:01:32 |
![]() | 【赤】 卯月 侑紗[私は枕にしがみついていた右手を解いて、 彼の頭を挟んでいた腿をそっと 自ら外へと割り開くでしょう。 湯気でも上がりそうなほど高められて 熱くされた秘裂から、たらり、と 愛液とも唾液ともつかないものを零すのを 男の前に曝け出して。 薄闇の中、目を凝らせば つんと尖った花芯から 蜜壺の下、ひっそりと口を閉ざした菊の花まで 見えてしまうのかもしれませんが。 消え入りたい羞恥に呻きながら 左手でしっかり枕を抱きしめ、 私は視線だけで続きを強請るのです。]* (*360) 2020/08/13(Thu) 20:03:40 |
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