【人】 宝飾職人 エデン[人ならざる気配が滴る。>>12 女は、ハッと身構えて眉根を寄せた] あなたの噂……たぶん聞いたことある。 ずいぶん大食らいみたいね? [人と魔が共存する都市で、そんな立ち回りを必要とする理由は知れている。警戒して退路を確保しようと後ずさった時だった] っ……!!!! [粘着く小さな闇が魔石を食らうのを、声にならない悲鳴をあげて呆然と見つめる。>>13 頭では、魔石が彼のものにとってどれほど魔力芳醇であるか理解はできるけれど、咄嗟に勿体ない!が胸をつくのは職業病だ] ――はぁ……。 社交辞令でお礼を言うべきなのか迷いますわ、お客様。 [申し出は渡りに船。蛇の道は蛇というもの。 けれど、自分の安全と対等な契約を保証できるものか。 沈黙し、思考を巡らせながら目を伏せる] (20) 2023/01/03(Tue) 21:20:01 |
【人】 宝飾職人 エデン……『禍々しいほどの、美しい魔石』。 それを仕上げるに足る品質の魔石1つにつき、加工済み魔石を2つ。 それから、私に一つ保険をかけさせてくれるなら。 あなたのお申し出、ありがたく受けたいと思う。 [少し考えたあと、思い切って決意した女は顔をあげる。 そして、やや大きくなった魔のものに手を差し出した] それで良ければ、私に触れながら目を合わせてくださる? [手が届くかもしれない魔石に手を伸ばさないのは女が廃る。 ハッタリの意味も込めそうした場合に何が起きるかは教えないまま、わずかに微笑んでみせた*] (21) 2023/01/03(Tue) 21:23:23 |
【人】 宝飾職人 エデン――かつて 居住区/宝飾加工店・エデン―― まじですよ、大まじ。 これ、ルーナさんに見せるのが初めてなの。 [内緒ですよ、と不慣れなリップサービスをひとつ。 慎重に広めるつもりだったから、実際ルーナに紹介したのはごくごく最初の頃だった。幸運の女神をたぶらかしてるんじゃ、と噂の彼は大事なお客様。 お眼鏡に叶うだろうか、と緊張に拳を握りしめていた] ……。 [いろんな意味で『実力者』の彼と2人きりの狭い店内。 ルーナの言葉>>25に一瞬滲んだ躊躇いを振り払って頷く。 ちょっと大げさに演技しつつ、身の危険は避ければいいのだから] (42) 2023/01/04(Wed) 13:38:12 |
【人】 宝飾職人 エデンダンジョンで本番、なんてわけにいきませんものね。 使う人によっても効果に差が出ると思うし。 どーぞ、お試しになって? [自分の魔力によって付与した能力だ。 元々耐性がある自分には大した効果はないはず。 そう、たまたま徹夜明けだったり不運続きだったりは些細なこと。 使用者の能力によって効果に大きな幅があるのはまだ知らず。 余裕ある態度でルーナに向き合ったものだった*] (43) 2023/01/04(Wed) 13:40:28 |
【人】 宝飾職人 エデン―居住区 宝飾加工店・エデン― 麗しい建前は、弱い者が身を護るには大事なんですよ。 きちんと扱って、きちんと扱われる確率が少しでも上がるなら ……儲けものだもの。 [手に職をつけるまではそれなりに惨めだったから、己の欲と価値観に素直な彼のものを、羨ましくも憎らしくも感じる。>>26 にょんにょんする様を目で追いながら、粘着質な身体の伸縮性の良さに少しばかりぞわっとした。今は掌に乗るようなサイズだけれど、魔石を渡し続けたら頭から食べられやしないだろうか、と] ――召喚契約? あんまり有り難い申し出だから、少し怖いくらい…。 [単身、都市の居住区にさらりと乗り込めるだけあって、思い切りの良い提案をしてくれるものだ。ダンジョンでの安全の担保に、魔力回収前提――よほど魔石を気に入っているようだから、食料にされる恐れは低い。少し警戒を和らげる] (44) 2023/01/04(Wed) 14:10:53 |
【人】 宝飾職人 エデンわかりました。 約束……契約しましょう。 代償分は、腕によりをかけて良質の魔力を差し上げるわ。 [『同意の上で』手に触れた彼全体をじっと見つめる。 女の瞳が、魔力を帯びて輝いた。 キィンと硬質の音が静かに響き互いの間に魔力の繋がりを作る] 一度だけ。 私が「だめ」と言ったらあなたの自由は奪われることになる。 せっかくのご縁、仲良くやりましょうね。 [これほどの相手の動きを縛れるのはほんの一瞬だろうが。 もちろん都合の悪いことは言わずに囁きかけた] (45) 2023/01/04(Wed) 14:12:45 |
宝飾職人 エデンは、メモを貼った。 (a23) 2023/01/04(Wed) 14:17:35 |
【人】 宝飾職人 エデン――かつて 居住区/宝飾加工店・エデン―― [生き生きとしたルーナの様子に、まずはホッと息をつく。 ダンジョン探索に慣れた冒険者である彼が実用に足ると見てくれるなら、これは自身の武器になる。これからもこの特殊な地でやっていくからには、度が過ぎた悪用もされないだろう と当初は思っていた ]出来ることなら、常連さんの希望は聞きますよ。 [ルーナの手元で魔石が発動する。 一瞬固まって、よろめく素振りでお茶を濁そうとして] ……あ、ぇ? [違和感に口を開けたまま、びしりと身を強張らせる。 瞬きもままならずにバランスを保てなくなってしまった>>46] (51) 2023/01/04(Wed) 19:56:54 |
【人】 宝飾職人 エデン……え? それ、は。 [新たな挑戦に飛びかけた意識が現実に引き戻される。 根源的な問いに口籠った。>>49 希少な魔石を手に入れ、思う存分、技術と魔力の粋を凝らす。 最も理想的な環境を得るにはダンジョンの奥――「穴」に堕ちてしまうのが手っ取り早いのは確かだ。 どのみち、この身は『魔』に近しいのだから。 建前上は理想的な共存都市イシュノルド。 しかし実態は、度が過ぎた魔はレマーンのように排除され、力なき人は食い物>>17にされながら薄氷の上で均衡を保っている。 半端な弱い人間で在り続ける意味を問われているよう。 追放を恐れて目を伏せ、けれど人に有害な魔石をも生み出す矛盾。 心に粘着く闇色に、思わず眉根を寄せて唇を噛んだ] (57) 2023/01/04(Wed) 21:00:23 |
【人】 宝飾職人 エデン[くたり、力が抜けた身体がルーナの腕に柔らかくもたれかかった。 身体が重い。僅かに体温が上がり、呼吸が早まる。 押し退けようと伸ばした手が、頼りなく落ちる] こ、こっちは弱く続くデバフ、なので。 人間や知性の高い魔物は対処可能……かと。 素早い魔物や群れ成す魔物にだけ、使って……。 [動きを止めた後でなければ冒険者なら対処できうる。 ただ、睡眠不足程度の自分でも効果が出るなら、ダンジョン内で何らかのダメージを受けていたら危ないかもしれない。 我が身で実感しただけに、少しでも人間への悪用の牽制になるのを祈って時間稼ぎがてら言葉を紡ぐ] (65) 2023/01/04(Wed) 21:58:47 |
【人】 宝飾職人 エデン……ルーナさん。 あんまりおいたすると、特別料金、取りますよ? [許容するのは魔石の効果が続く間だけ、と。 持続時間は彼の能力によるけれど、暗に度が過ぎれば事を荒立てると告げておけば楽しく遊んで帰ってくれるだろうと思って。ルーナの性質にはある意味信頼が置ける。 なるべく平静を装って、こてんと肩に頭を預けた*] (66) 2023/01/04(Wed) 22:05:32 |
【人】 宝飾職人 エデン――かつて 居住区/宝飾加工店・エデン―― [碌でもない方向への発想力に言葉もない。>>70 良識に従うならばギルドに危険を予め通告しておくべき。 だけれど、この手のものは密かに広めるのが最も儲かる。 女には、そこまで純粋な人間でいられる自信はなかった] はぁあ……。 ルーナさんなら引き際を心得てる、って信じますからね。 [少なくとも、彼が積極的に人命を奪う事はしないだろう。 尊厳や誇りが守られる、という保証は一切ないけれど。 開拓の進んだ分相応の層ならリスクは低いんだから、冒険者が奥へ進むリスクが少し増えただけ。 そう言い訳して、通常の魔石の2.5倍の値段を吹っかけた。 お買い上げありがとう。気分はなかなか最悪ですが。>>71] (76) 2023/01/04(Wed) 23:53:54 |
【人】 宝飾職人 エデン[鍛え上げられた身体から抜け出ることは難しそうで。 女に出来るのは転んでもタダでは起きないことくらい。 よほど名のあるギルド御用達の職人でもなければ、まず魔石を得るための資金と伝手を得るのに苦労するもの。 倫理観から目を逸らせばこの上ない上客への今後の対応を考えながら、小さく息を吐いた**] (77) 2023/01/04(Wed) 23:54:31 |
宝飾職人 エデンは、メモを貼った。 (a30) 2023/01/05(Thu) 0:23:36 |
【人】 宝飾職人 エデン――とある日/宝飾加工店―― [女の技術を疑う客に絡まれる日々。 邪視の力を商売に用いるべきか、否か。 現状維持で精一杯な生活を送っていた時のこと。 繊細な美貌の客の訪れは嬉しいものだった。>>100 イシュノルドで大切なのは実用性。 とはいえ、職人となったのは美しさへの憧れもあったのだから] ありがとうございます、すぐにご用意します! そのように言って頂けるの、職人冥利につきます。 実用性と美と引き立てあって。 人と魔が釣り合いを取れるイシュノルドらしい店が目標なの。 [必ず血止めの魔石を求められるのは不思議だったけれど。 どんなに清廉でも血腥い稼業には必要か、と思っていた。 彼を女性冒険者だと勘違いしていたのもあった。 護身や冒険者としての立ち回り上、男性的に振る舞う人もいるだろうと納得して] (116) 2023/01/05(Thu) 23:52:36 |
【人】 宝飾職人 エデン[ほんの幼い頃は、教会が配る魔石などに助けられた事があった。 けれど、自身が持つ力に気づいてからは足が遠退いていて。 装備や言動から何となく教会の方だろうと感じ深入りを避けていた。 そんな状態でも、金髪の君の良い噂ばかり耳にする。 調和を乱すものだと思われたくない。 善くあろうと努める人の足元にも及ばない自覚はあったけれど、剥き出しの魔石を便利な宝石に仕立てるように、この都市で幾らかは役に立つ人間として上手に付き合って行きたかった。 少しでも良い明日を目指す。 それは、とても人間らしい行いだと思うから] (117) 2023/01/05(Thu) 23:54:32 |
【人】 宝飾職人 エデンご武運をお祈りします。 無理は禁物ですよ。 [勘違いゆえに髪留めや装身具を勧めがちではあったものの 女は、清く正しい人間だと疑わない様子で彼を見る。 ただ、決して目を合わせないように多少居た堪れなさそうではあったけれど*] (119) 2023/01/05(Thu) 23:57:01 |
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