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【人】 【帝】 ゼノン「帝」。 神々を導き、治める者。 この1000年間、ゼノンは正しく帝であり続けた。 ゼノンは至高神としての在任期間中に、次の神に引き渡すにふさわしい、すべての土台となる完全な「世界」を築き上げた。 この花々咲き乱れる庭園もまた、 ゼノンの手による「世界」の一部であった。 季節に囚われる事のない百花繚乱の庭園が体現する様に 「完全」とは、画一的であるということではない。 むしろその逆で、豊かな多様性をはらむものだ。 故にゼノンは、破壊や死、騙の神など、非道徳的な部分を孕む神も、その他の神と全く同じように肯定していた。 (16) NPC2 2019/10/04(Fri) 17:48:48 |
【人】 【帝】 ゼノンさて、目の前の女性神。 不定、不合理、非論理……。 いや、やはり、彼女を形容する言葉は「狂」でしかない。 一切の理解を拒むような狂気の神、 彼女もまた、次の世を統べる資格のある1柱である。 甘ったるい声で自分を呼ぶアネーシャの今日は、 「どちら」だろうか。 ゼノンのことを、好きだろうか、嫌いだろうか。 この庭園のことを、好きだろうか、嫌いだろうか。 自分自身のことを、好きだろうか、嫌いだろうか。 彼女の思考には法則性や傾向性が見られず、 ゼノンですら、常に揺蕩う彼女の心の内を知ることは叶わない。 (17) NPC2 2019/10/04(Fri) 17:50:05 |
【人】 【帝】 ゼノン「ふぅん? 天が世界をどうしたかったって……?」 無意味な問いだ。それは既に終わったことなのだから。 けれど庭園の真ん中に立ち、ゼノンはふわりと両手を拡げる。 「壊して。直して。楽しくて。苦しくて。 神が見ているものが天の理想の世界だよ。 天は帝として、世界を治めた。その結果はここにある」 その答えを聞いているのかいないのか。 アネーシャは、つまらないと、この世界を否定した。 そして、次の質問をした。 それも、無意味な問いだった。ひとつめの問い以上に。 「天の世は終わり。 それは次の神が決める事だよ? 天は何も望まず、ただ、見守っている。 例えどんな結果になろうともね───」 何処か複雑な表情で、ゼノンは高い高い空を見上げた。** (18) NPC2 2019/10/04(Fri) 17:50:35 |
【赤】 【帝】 ゼノン>> 0:@18バオ あの頃と比べたら…… 神も丸くなったものだね。 天は神のもたらす破壊も── ん。やめとこうか。 そうだね。その時こそ思い出話と共に、ゆるりと。 >> @8>> @10シフ この無茶振りによく応えたものだよね…… お肉を咥えて曲がり角でごっつんこしそうだ。 (*31) NPC2 2019/10/04(Fri) 21:22:27 |
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