【人】 生物学者 アマノまあ、割れ物は無さそうなのが幸い、か? [ある程度の揺れは想定されているのだろう宇宙船内、ガラス様の食器は全て強化ガラス製だったし、瓶入りドリンクや調味料の類は全てケースに収められている。 それでも品物の多さと空間の広さ、椅子からテーブルからゴミまで全てひっくり返った光景に、俺はやれやれと肩を竦めた。 俺は身の回りの整理整頓状態は己の脳内の整理整頓の度合いに正比例すると考えている。 こんな状態耐えられるかばかりに猛然と片付けをし始めた。*] (387) 2022/07/12(Tue) 15:52:22 |
【人】 生物学者 アマノ【食堂併設キッチンにて】 [さすが、俺。 食堂もキッチンも限りなく元の形を取り戻した────と、思う。思いたい。何しろ俺は食堂に出入りする頻度が極端に少なかったから元の姿が記憶にない。 無いなりに、それっぽい形には片付いたと思う。] 固形食料は────うん、そこそこあるな。 飲み水は循環システムが問題無く動作してるし、これは消費電力はそう多くはなかったはず……。 [このあたりは生命維持に外せない部分だし当面は──活動人数が多いうちは──動かしておく必要があるよな?と独りごちる。] (392) 2022/07/12(Tue) 17:02:07 |
【人】 生物学者 アマノ[更にボトル入りの飲料水も、キッチン内部に想像以上に多く備蓄されていた。 冷蔵庫及び冷凍庫には、まだ数多の食材。 最終的にはこの動力も落とすのだろうから、これらから消費していくのを前提とすべきだろう。 それでもざっと見た感じ、"最終段階"に至ってから後、"人一人が半年は余裕で活動できる程度"には見えたし、この手の品──それはサダル言うところの"粘土の味が楽しめるレーション" >>335 だったとしてもだ──ならば、あるいは館内の他の場所に更なる備蓄がある可能性も高いように思われた。] これ、一応ラサルハグに伝えておくべき────だろうな。 [食糧管理についてはおそらくゲイザーが担っていた部分だろうから、情報共有をしておくべきだろう。 俺はそう判断して、ラサルハグ宛にデータを送信したのだった。*] (394) 2022/07/12(Tue) 17:03:24 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a69) 2022/07/12(Tue) 17:06:35 |
【人】 生物学者 アマノ[チャンドラを涙目にさせてしまったあの一件 >>27 は、あれは、ただただ"完全栄養食"の"完全栄養"の部分のみに一点集中して心を砕いたからに他ならない。 ゲイザーが噛んでいるならば、己が追求するには不慣れな分野の味覚だのなんだのは丸投げして良かろうと思ったゆえの結果だっただけだ。 それがまさかの劇薬レベルにまでいただけない味になってしまっていたとは、それは計算外だったわけだけど。] "食事とは、精神的な栄養素を取ることでもある" …………ふむ。 [チャンドラにかけられた言葉を、改めて反芻する。 こと"研究対象"と認めたものについては真摯な生物学者は、至極真面目に考えた。 俺にだって味覚はある。旨いものは旨いと思う。 単にそれを追求する労力や時間が煩わしいのと、そこへ至る興味が激しく薄いというだけだ。 俺が思っている以上に、一般的な食事には味覚をはじめ嗅覚視覚に心地良く訴える要素が必要だということだろう?わかるさ。わかるとも。 なせばなる。やればできる。] (412) 2022/07/12(Tue) 18:21:53 |
【人】 生物学者 アマノ[そうして出来上がったのは、カレーライス。 ラサルハグの心の声 >>a57 など、当然ながら届いていない。単に、これを作れる調合調味料を発見することができたから、という次第だった。 ゲイザーはそれを使うことが無かったのか、カレー以外にも複数種類の"料理の素"が詰まっていた棚はほとんど全く減ってはいなかったけれど、何にせよ、助かった。] ────まあまあ、いけるんじゃないか……? [味見した結果は、自己採点(91)1d100点。 鍋の前で悦に入る俺のところに入った通信が、『カレー』って。 >>409 何なんだよ、お前。ここ見てるのか?] (413) 2022/07/12(Tue) 18:24:16 |
アマノは、料理、できてしまった……!( ᐛ) ←けっこう、かなり相当浮かれてる (a72) 2022/07/12(Tue) 18:27:32 |
【人】 生物学者 アマノ[食堂] [食料の在庫確認に訪れたというのに、一気に片付けを終えてしまった謎テンションのまま料理までしてしまったものの、果たして皆が今日飯を食うのか(食えるのか)というのはまた別の問題で。] んん……部屋から本でも持ってくるか……? [研究室に籠もったところで研究も出来なければ、動かせる端末もほとんどない。 携帯端末に落とした論文くらいは読めるだろうが、だったら自室でなくともここでもできる。] 俺は食堂のカウンター、わかりやすい場所にカレーの鍋と炊飯器──これの使い方はさすがに知っていた。母星で使っていたのと同じ系統のものだったから──の炊けた米を一応並べておき、ほてほてと自室へと戻った…………んだが。] (457) 2022/07/12(Tue) 21:05:48 |
【人】 生物学者 アマノ[食堂→自室 途中通路] ────ぉ、あ。 [謎の母音で口を開いてしまったのは、廊下の角でちょうど顔をつきあわせた奴 >>456 の名前がすぐには喉から出てくれなかったから。] ダビー?だったよな、おつかれさん。 [傍らに他の誰かも居たのか、それは見えなかったけれど、つまり、船外活動は終わって、ラサルハグも戻ってくるということだよなと合点する。] あ、俺、一瞬部屋帰るけど、腹減ってるなら食堂にカレー作ってあるから。 [食っていいぞ、カレーライスな!けっこう力作! 乗船時の挨拶を除いては、ほぼ初めて交わす会話がこれで良いのかと思わないでもなかったが、謎テンション継続中の俺は、そう端的に告げて、部屋への足取りを更に早くしたのだった。 そうだよ、部屋のコーヒーサーバーも食堂に持っていっちまえば良いんじゃないか、ということに気付いてしまったから。] (458) 2022/07/12(Tue) 21:13:38 |
【人】 生物学者 アマノ[一瞬、部屋を間違えたかと思い、ドア外まで出て確認してしまった。 が、ここは間違いなく俺の部屋。 その間違いない俺の部屋の、間違いない俺のベッドの上で、見慣れた赤髪 >>447 がすよすよと健やかに寝息を立てている。 なんか、すっごい昔、こういう事がちょいちょいあった気がするが。 学生寮の俺の部屋は、今のこの部屋同様いつでも綺麗に片付いていたものだから、やれ部屋が片付いてないだの、やれ酔っただの、やれ上の階にある自分の部屋に行くのがめんどくさいだの、理由をつけては俺の部屋でやたら寝ていた、この男。] お前ね…………。 [もう学生時代とは違うんだぞ機関士長、と肩に手をかけ起こそうとして、その顔に酷く疲れが滲んでいることに気がついた。] (461) 2022/07/12(Tue) 21:19:26 |
【人】 生物学者 アマノ[────そっか。 疲れたよな。 トラブルからこっち、お前、ずっと頑張ってたんだもんな。] しっかり寝とけ。 おつかれさん。 [くしゃ、と頭を撫でたところで、ああそうだったこいつ猫っ毛だったわ、とくそくだらないことまで思い出す羽目になった。**] (462) 2022/07/12(Tue) 21:20:51 |
アマノは、食堂すぐ戻る詐欺になってるよなこれは…… (a83) 2022/07/12(Tue) 21:31:28 |
【人】 生物学者 アマノ【自室にて】 ……そういや、皆に伝えなきゃ伝わらないんじゃないか、これ。 [今更ながらに気付く。 ラサルハグは相変わらず俺のベッドで爆睡中で、俺はと言えば仕方ないからソファ──2人がけサイズだから足がはみ出るが、まあギリ寝られる──に寝転がりながら端末をつつく。 さっき"一瞬部屋戻る"ってダビーに言ってしまったけど、一瞬じゃなくなったな悪いことした……などと思いつつ。 ────っと、全員に送信、と。] 食堂にカレーライス作ってあるので、どうぞ。 不味くはない。多分。 皿の在処は知らないから誰かよろしく。 あと、ラサルハグは俺の部屋に居るので、 緊急要件あれば俺の部屋に。 ────アマノ [事実をそのまま周知しただけのつもりだったんだが。 どうやら俺は、とんでもなく誤解を招く表現をしてしまっていたのであるらしい。**] (472) 2022/07/12(Tue) 21:45:20 |
生物学者 アマノは、メモを貼った。 (a86) 2022/07/12(Tue) 22:05:22 |
【人】 生物学者 アマノ>>498 は? ……俺のため…………? [半分溶けたような囁きだったけれど、その声は確かに耳に届いて、俺は我が耳を疑った。 ほんと、お前は、何を言ってるんだかな。] 俺の為と思うなら、今は寝ろ。 俺も、正直、眠い…………。 [そりゃそうだ。 引きこもり学者が常にない肉体労働をしまくって、人生初の料理までやってのけたんだから。] …………お前、明日、カレー食べろよ。 [気持ちの上では起き上がって、俺は再びソファに移動するつもりだったんだけどな。 呟くようにそう告げるまでが体力の限界で、俺もラサルハグの傍ら、意識を飛ばすように寝落ちたのだった。**] (502) 2022/07/12(Tue) 23:13:00 |
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