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【人】 元紅薔薇様 ユウナ[ 肉まんを食べながら何故だか涙が止まらない。 なんで涙が出てくるのかもよくわからない、 情緒不安定になっている。 何かが始まったと期待していて、それが自分にとって好ましいものでなかったからなのか、 それとも、戻りたいともそんなに思ってなかった元の生活に仕方なく戻るために頑張らなきゃいけないって気づいてしまったからなのか、 ふと頭によぎった親友でも恋人でもあった栞との喧嘩別れを思い出したからなのか、 いろんなことが頭をよぎって涙が出てきた。 もう、20歳になっているのに情けない。 ] (59) 2021/02/04(Thu) 18:35:55 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ「エロンボさん、この不思議な世界から脱出しよう! 私、この世界で生きてける気が全然しない!」 [ うん、泣きながら考えたけどやっぱり無理! この世界で生きてける気が全然しない。 3LDKの高層マンションの一室、 いつでも美味しいご飯が食べられるビュッフェ、 エステも受け放題!温泉付き!リッチな暮らしし放題とかなら残ってもいいかもしれないけど、見た感じそんな素敵な世界では無さそうだ。 なによりコンビニの店員さんが不気味だった。 彼らはもしかしたら私たちと同じようにこの世界に招かれて帰れなくなった人たちの成れの果てなのかもしれない。 ] (68) 2021/02/04(Thu) 19:55:38 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[ そういえばエロンボさんはよくトランペットを吹いているけど、パズー? なのかしら? ] 「そういえばなんで、そんなにトランペットを吹いてるの?」 [ 鳩が寄ってきたりするのかしら? ] (69) 2021/02/04(Thu) 19:59:15 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[ 屋上の扉を蹴破る勢いで開けて屋上に飛び出す。 まずは屋上!支配者というものは大抵高いところが好きなはずだから、ここが一番可能性が高い!おっきな時計もついてるはず! ] [ あたりを見回すが、屋上は周りをフェンスで囲まれているだけで、取り立てて特別なものはなさそうだ。 ] 「ここは、ハズレかしら?エロンボさんは何か感じる? さっきなにかかっこいい決め台詞が聞こえたけど」 [ 見晴らしもいいのでここでちょっと昼休憩をするのもいいかもしれないわね。 ] (107) 2021/02/05(Fri) 9:26:15 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ>>111 「そうね、せっかくだから休憩しましょう!」 [ 走って火照った体に風が気持ちいい。 風にゆられてふーらふーらしている物が気になるが、 もうなんというか慣れてしまった。 オートでモザイクかからないかしら、気にしないようにしよう。 エロンボさんは幕の内弁当を取り出すのを見て、 私もカロリーメイトを取り出して食べ始めた。 お箸使えるのね、どんな国の人なんだろう? カロリーメイトを齧りながら考える。 ] 「声の主の少女は何を考えてるのかしらね。 言ってしまえば拉致に近いと思うのよ。罪の意識とかあるのかしら? そして、ゲームを仕掛けてきてるような話し方だったわよね。 エロンボさんに限らず、誰かを待ってる、とか何かを待ってるとかはありそうよね。」 (112) 2021/02/05(Fri) 12:01:17 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[声の主の少女、その目的は? ゲームのような世界、この舞台で私たちを集めて何をしたいのか? 脱出ゲーム好きが高じた幽霊とか?異世界の神? 安直な考えかしらね。 もしくは拉致してきた人を物言わぬ奴隷に変えてここで働かせたい、とか? そして、タロットカード、なんでタロットカードなのかしら? 何かの暗示? やはり私は愉快犯な気がする。人を集めてその群像劇を管理者の視点から楽しみたい。とか、かしら? でも、何かを待っているのだとしたら、この世界を変えられる人を待っているとか?] (113) 2021/02/05(Fri) 12:11:41 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ「そうね、次は放送室とか探してみるべきかしらね。 少なくとも私たちは声を聞いた。 それもおそらく同じ内容を。 となると、皆に伝達をするという意味で、放送室に何かある可能性が高い気がするわ。 タロットカードを探すように仕向けてきていることからそういう見立てが好きそうな存在だと思うのよね。 休憩が終わったら早速出発しましょう。」 (114) 2021/02/05(Fri) 12:15:36 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[あとはそう、タロットカード。 効果だとかなんだとか言っていたのは覚えているけど、細かくは覚えていないわ。 確か伝えられた11枚のカードは魔術師、皇帝、吊られた男、恋人、世界、月、星、太陽 あたりは覚えている。他のカードは何があったか忘れてしまった。 それぞれのカードの暗示がなんだったかを思い出してみる。 魔術師は独創性と知識、皇帝は力と権威、吊られた男は徒労、恋人は可能性と、そのまま恋、世界は最高のハッピーカード、月、星はあまりいい暗示ではなかった気がする。太陽は出産とか新しいものが生まれる暗示。 手に入れることで何かいい方向に繋がりそうなのは、魔術師、皇帝、世界あたり。 あー、ちゃんとカードの効果まで記憶できるだけな記憶力があれば良かったのだけれど。] (116) 2021/02/05(Fri) 12:23:54 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ>>115 「あら!ありがとう! もらってばかりでなんか申し訳ないわ。 じゃあ、このカロリーメイト2本未開封のやつ上げるわ! 余裕がない時に食べましょう!」 [栄養バランス、あまり考えてなかったわね。 そういえば私の腕時計はまだ止まったまま。 これはリアルの世界での時間経過がないことの暗示かなと思うから、私たちは精神のみ飛ばされた可能性なんかも考えてたけれど、、、どうなのかしらね? そしてやっぱりエロンボさんは優しくていい人ね。 下半身さえ露出してなければ、と思ってしまう。 元の世界でも他の人はズボンなり履いていたって話だけれど、、、 なんで履いてないのかしら?] (117) 2021/02/05(Fri) 12:36:53 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ>>118 「なるほど。舞台というところとゲームのようというところでは認識が一致してる気がするわ! 大規模な組織的犯行という線は考え付かなかったわね。 私としては超常の存在によるものの線だと考えているのよね。 根拠は二つあるわ。 一つ目は私の腕時計が止まったまま動いてないの。 それも不自然に12時0分0秒のまま。こんなこと大規模犯罪組織でもできるものなのかしら? そして、私のいた国ではエロンボさんのように下半身を露出している男性は即逮捕されてしまうはずだから、あなたの存在こそがここが現実から隔絶した場所であることを証明している気がするのよね。 でも超常的な組織が存在している可能性も確かにあるし、色々な可能性を考えるべきよね。」 [流石は刑事さん、組織という発想は出てこなかったわね。 確かに少女一人がこんなことをやるとは考えづらいかもしれないわ。 少女も被害者だとするならそれを助けるのは良いことなきがする。] (123) 2021/02/05(Fri) 12:54:10 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ「じゃ、そろそろ放送室を探しましょうか! 大体放送室って高層階にあることが多いのでそんなに遠くないような気がするわ!」 [お腹もいっぱいで元気もいっぱい。 動けるうちに動いておこう。昨日は慎重になりすぎてあまり動けなかったから、その分頑張らないとね!] [学校の上から順番に部屋を一つずつ確認していく。 予想通りほど無くして放送室は見つかった。部屋の中に見える放送機材、少し立ち入るのに勇気が必要で部屋の前で立ちすくむ。] 「多分、ここ、よね?」 (126) 2021/02/05(Fri) 13:41:19 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[いや、ちょっと待って、 下半身露出男と一緒にいると私も同類と思われないかしら? もしかしてこの女も下着をつけてないんじゃないか? とか思われたら恥ずか死ぬ。文明人としての誇りが死ぬ。 大丈夫そうなら30mくらい離れてて欲しい。 切実にそう思う。] 「ねぇ、大丈夫そうなら私が話しかけるから、陰で見守っててくれないかしら? その方が安心できるし、もしあの人が危ない人だったら取り押さえてもらうときにもその方がいいと思うのよ。 だから、お願い、トランペットはやめよう。」 [なんとかしなくては、変質者と思われてしまう。 その一心ですらすらと言葉が出てくる。] (160) 2021/02/05(Fri) 16:32:31 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ>>163 [先に敵対的行動をとるわけにはいかないし、 エロンボさんに先にコンタクトを取られたら後で私が紹介された時に恥ずか死ぬ! ここは何としてもエロンボさんが変なことをする前に 止めなくてはならない! その為には、私が動くしかない。 咄嗟にエロンボさんをわきにどけて、職員室に飛び込む。 両手をあげて敵意がないことを示しつつ、声を上げる。] >>@5 「我が名はユウナ! 日本国よりこの地にやってきた! そなたはこの地に住む人か? それとも、この世界に迷い込んだ人か? こちらに敵意はない!話し合いをしたい!」 [テンパっていたのかもものけ姫のアシタカのような名乗りになってしまった。 あれ、これだと私変人にならない? かしら?] (165) 2021/02/05(Fri) 17:20:14 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ>>166 [ちょっ!エロンボさんが、なんか長物を取り出して敵対的行動をとろうとしてる!?!? 敵意はないって言ってるのに!これはよくない! フレンドリーなファーストコンタクトをとりたいのに! 止めなきゃ! でも刃物だったら手で掴みに行くのは危ない! 咄嗟にエロンボさんの長物を握る右手に向けて蹴りを放つ!」 ポキン!! [えっ?対して強くもない私の蹴りで折れる長物? ふわっと香る土臭い匂い。 クルクルと回りながら飛んでいく長い棒をよく見ると、それはゴボウだった。なんでゴボウ!?] [ゴボウはクルクルと飛んでいく、どうやらパソコンに向かっている男性らしき人影に向けて、一直線! 私は飛んでいくゴボウを呆然としながら眺める。 まるでスローモーションのように時間の流れがゆっくりになる感覚!] 「危ない!避けて!!」 (167) 2021/02/05(Fri) 18:38:48 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[飛んでいくゴボウは吸い込まれるように、 パソコンの前に座っている男の頭にスマッシュヒット!] 「きゅー、、、、」 [男がパソコンに向かって頭をダイブ! どうやら気絶させてしまったみたいだ。 これは、やらかしてしまったかもしれない] 「エ、エロンボさん、 この場合は私の過失傷害になるのかしら? 情状酌量の余地とか、、ないかしら?」 (170) 2021/02/05(Fri) 20:53:06 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[猛抗議の末、やっとエロンボさんは私を下ろしてくれた。] 「緊急事態でも、私を抱き抱えるのは禁止! というか思うにそんなに緊急事態でもなかったし! むしろ運ばれてる時の方が怖かった! もう、色んな意味で怖かった! それに結局放送室の鍵も見つけられなかったし! もー!もー!もー!」 [もう、最悪、、いますぐにでも着替えたい。 というか、今すぐお風呂に入って体を清めたい。 どっかに更衣室とかシャワールームとかないかしら? 流石に男性にお姫様抱っこされるのは初めての経験だ。 ぅー、私の初めてがこんなところで、、 泣きたい、、] (176) 2021/02/05(Fri) 21:36:03 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[ひとしきり怒って落ち着いてくると、色々なことが頭をよぎる。 ペチンペチンって当たるほどのサイズ、ってことはまさかこの人私に欲情した? ちょっと真剣に距離を取りたいわね。 というかやっぱり気絶させちゃったあの人のこと気になるわ、 せめてごめんなさいのメモくらい残していけば良かったんじゃないかしら? そして放送室の鍵、やっぱりどうしても放送室が気になる、 思考回路はショート寸前よ!] (181) 2021/02/05(Fri) 21:54:01 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ>>182 [え、鍵!? ということはペチンペチン当たってたのは鍵? それなら、まぁ、いいのかしら? え、いいのか?私? なんかこうエロンボさんといるとどんどん感覚が乙女から離れていく気がする。] 「ごめんなさい、確かに勢いで行動した結果最悪の事態になってる気がするわ。気をつけるようにするわね。」 [落ち着いて考えてみると、やっぱり気絶してる人をそのままほうちするのはよくない。 どうにもあの人のことが気になる。] 「鍵があったのはよかったけれど、やっぱりあの人が気になるの。一旦様子を見に行きましょう。 このままだと救護義務を義務を果たしてないことになって罪が重くなるし、なにより悪いことをした時に正しいのは謝ることよ。逃げるのはよくないわ!」 (183) 2021/02/05(Fri) 22:26:24 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[、、、、、謝りに戻ろうと思ったけど、なんか下の階からすごく嫌な予感がする。というかこれってチェーンソーの音? 謝りに行くのはやめておこう。もう手遅れだ。] 「さて、気を取り直して放送室に入りましょう。 というかここに籠城しましょう。なんかすごく不穏な気配がするわ。」 [扉を開けて、中に入り中から鍵を閉める。] (188) 2021/02/05(Fri) 22:42:33 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[部屋の中は、普通の放送室? ではなかった。学校の放送室に比べるとかなり大仰な設備な気がする。それに何かしらの存在がいるような気配。 そして部屋の中に大きな柱時計。何となく柱時計を中心に青い光が広がっているような、気のせいかしら?] [とりあえず、柱時計を調べてみると、なにかカードのような物が、まさかタロットカード?] (191) 2021/02/05(Fri) 22:50:25 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[カードをよく見てみると、ハングドマン、吊るされた男。 確か、徒労とかを意味するアンラッキーカード。 わー、なんかこう残念な気持ちになるわね。 とりあえず手には取らずに、そのままにしておくことにした。] [それにしても、やっぱり柱時計を中心に何か青い光が出てる気がするわ。 それに何らかの存在の気配を感じる。何か目に見えない存在がここにいるかのような、、、、 なんとかして呼び出すことができないかしら、、 そうだ! あれをやってみよう。] (193) 2021/02/05(Fri) 22:55:34 |
【人】 元紅薔薇様 ユウナ[目を閉じて、右手を前に突き出し、手のひらを下に向ける。] 「 素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。 みたせ。みたせ。みたせ。みたせ。みたせ。 繰り返すつどに五度。 ただ、満たされる刻を破却する。 告げる。 汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。 聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。 誓いを此処に。 我は常世総ての善と成る者、 我は常世総ての悪を敷しく者。 汝三大の言霊を纏う七天、 抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ! 」 [体から何かが引き出されるような感覚と疲労感、 ユウナは意識を失って、倒れた。] (197) 2021/02/05(Fri) 23:00:00 |
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