パイ焼き ゲイザーは、メモを貼った。 (a87) 2021/04/19(Mon) 11:57:12 |
【人】 パイ焼き ゲイザー「らくがき、とっても可愛いですね〜。私絵心ないからちょっと羨まし……、……。……」 どんどん増える落書きにほわほわ気分になっていた料理人であったが。 唐突にトレイを持つ手がぴくりと震える。 「……あ、あの。会議中、すみません。 ちょっと……体調が、悪くなってきちゃって。今日のところはもう、退室させてもらって……いいですか? ホワイトボード……あとでちゃんと、確認しますので。ごめんなさい……」 言うが早いか、椅子を引いて立ち上がる。普段通り笑顔を浮かべたままではあるが、トレイを握る手やスカートを掴む指先は力が込められすぎていて白くなっていた。 女は許可が降りても降りなくても、まるでそれが決定事項だと言うように会議場から逃げるように出て行くだろう。 (217) 2021/04/19(Mon) 12:21:57 |
ゲイザーは、会議場から出ていった。 (a90) 2021/04/19(Mon) 12:22:34 |
【人】 パイ焼き ゲイザー【星見杯亭・厨房〜客室エリア】 「定例会議の準備が忙しくて、"もう来ちゃった"……貧民街の炊き出し行けてないからあっちも利用できないし、実家にも戻れない……お父さんにこんな姿まだ見せられませんよ……どうしようかな……どうにかしないと動けない……ああ、アンタレスさんがいますね……あの人に頼めば……なんとか……はぁ、ふぅ……」 ぶつぶつ何かを呟きながら歩いている。その足取りは徐々に重くなっていく。終いには壁に手をついて歩く始末。 「あのっ、……ごめんなさい、今日ちょっと体調がよくなくて……。今日一日お休みいただいていいですか……?勿論、回復したら顔を出します。 あと……星見亭さんの客室借りてもいいですか?実家、その、戻る余裕が……なくて……。 ……顔が赤い?熱がある?あ、あ〜……そんな感じです、あは、うふふ……」 厨房にいる同じギルドメンバーに声をかけ、最後に【 今日一日ゲイザー仕事休みます 】とメモを厨房に残して客室に向かった。メモの字はいつもよりも乱れていた。 (222) 2021/04/19(Mon) 12:36:28 |
ゲイザーは、客室に引きこもっている。 (a97) 2021/04/19(Mon) 12:51:49 |
ゲイザーは、だばだば走って厨房に駆け込んだ。 (a215) 2021/04/20(Tue) 19:13:34 |
【人】 パイ焼き ゲイザー【厨房】 料理人が体調不良を訴え、会議場から出て行ってから数時間経った後。 バタ バタ バタバタ バタ 「う゛え゛え゛え゛ん゛ちょっと失礼しますねええええ!」 暴風雨のような勢いの女が自分の領域と言っても過言ではない厨房に駆け込んできた。 「た、タオルありますか!?借りていきますね!あとお湯の入ったボウルとグラスとお水も!あ゛あ゛あ゛こんなのでいいのかな私こういう時に労るなんて初めてですし分かりませんようえええんあっ体調ですか!?ええと、はい!お陰様で!なんとか元気です!遅くなりましたがもう少ししたら色々動きますね!それじゃっ!」 バタ バタ バタバタ バタ 嵐のような女は荷物を抱えてドタバタ自分の借りていた客室に戻っていった。何はともあれ回復はしたらしい。 (381) 2021/04/20(Tue) 19:14:46 |
ゲイザーは、だばだば走って客室に戻っていった。 (a216) 2021/04/20(Tue) 19:15:01 |
(a226) 2021/04/20(Tue) 20:57:43 |
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