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【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香だからもし、さっきの汐里ちゃんの大好きが、そう言うものなら。 拒絶はしない。でも、理解は難しいと思う。 それが誰であっても、男でも女でもそれ以外のセクシャリティでも、私にとって恋自体が難解だから。 でも、……汐里ちゃんとは離れたくないな、って言う、我儘な気持ちがある。 だから、もし、汐里ちゃんが……よければ。 そんな私でも、どんな形であれ隣にいて良いのかな。 [どうだろう。 そんな風に自分のことを大事な人に言うのは、すこしだけ緊張して、指先がすこし震える。 それでも視線は外さずに、彼女を見つめて答えを待った。]* (19) 2020/11/29(Sun) 11:43:57 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香[彼女の手に導かれて、私の掌が彼女の胸元に触れる。>>23 ふんわり柔らかな胸、滑らかな肌。 触り心地が良いな、と頭のどこかで考えていた。 私の事を大好きだと言ってくれる君。>>22 指先に微かに伝わる振動が、彼女の胸の内を伝えてくれる気がした。] ……ほんとだ、どきどき、してる。 私でどきどきしてくれてるんだね……。 [貴方は、私にとって大切な友達だ。 私の中ではきっと一番に近い位置にいて、だから隠し事はしないように、自分のことを伝えようと思えた。 離れてしまうならそれまで? それでも、きっと貴方なら寂しいと思うのだろう。] 理解しなくても、良いかな……? 私が、そう言うことは難しいんだって受け入れてくれたら、嬉しいくらい。 だって私にもわかんない。 人を尊敬する。魅力的だとも思う。 だけど、恋なのかと言われるとわからない。 でも、隣にいて、泣いたり笑ったりしていたいし、……。 (24) 2020/11/29(Sun) 13:36:28 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香[ふと。 言葉に仕掛けた事に、一度唇を閉ざす。 お湯に濡れた手で彼女の頬に触れた。 そっと彼女頬を親指で撫でて、ちゃぷりと音を立てて、彼女に近づく。 逃げられなければ。 唇をそっと重ねて。 角度を変えて、押し付けて。 ぎゅう、と抱きしめてしまうんだろう。]** (25) 2020/11/29(Sun) 13:36:46 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香[戸惑の声が聞こえた。>>27 でも、逃げられなかった。 だから私は彼女の柔らかな唇に自分の唇を重ねる。 一度唇を離せば、ゆるく開からた唇が彼女のほうから重ねられて。>>28] ん……。 [肌と肌が触れ合う。 唇だけじゃなくて、胸も、腕も、膝頭ももしかしたら。 ちゃぷりとお湯が揺れる。 くち、と小さく唇の合間から音が立つ。 ゆるく開かれた唇から舌先を差し入れて、けれど彼女がすぐに逃げられるように抱きしめた腕の力は緩く。 唇を舐めて、彼女の舌先を探って触れ合わせた。 とくり、動く心臓の音。] (34) 2020/11/29(Sun) 16:25:42 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香……隣で、泣いたり笑ったりしてたい。 それに、ちゅーだってしたい、かな。 ……これがね、うーん。恋愛感情はよく分からなくても、そう言うことはしたいって言う。 説明するにも難儀な感じなんだよね、私。 [まあそれが、自分がアセクシャルではないと判じた所以である。 潤む彼女の目。その目尻にそっと唇を寄せて。] そんな、私でも、大丈夫? ……あっ、もう嫌だしないでって言うなら勿論しないし、普通に?今まで通りの友人関係でも良いんだけどね。 [拒絶されないから、つい、と。 彼女から手を離して、取り繕うように笑った。]** (35) 2020/11/29(Sun) 16:26:01 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香こちらこそ、これからもよろしくね。 [恋人、……というかたちはよく分からない。 もしそれを求められたら、もしそれがよく分からなくても良いのならと受け止めて対応しようとは出来たと思う。 温泉という場でお互いにキスをして、微笑みあった。 あれは恋人関係の始まりと言えるのだろうか?] (46) 2020/11/29(Sun) 18:30:51 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香ううーん……。 [悩みながらスマホを操作する。 後日、とある日の昼下がりのこと。 食堂でラーメンを食べ終わり、スマホの画面を見てちょっと目を見張った。] (47) 2020/11/29(Sun) 18:31:16 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香キス友 [んー、でもなー、なんかそれとは違うんだけどなー。 私には、恋はよく分からない。 でも、キスならしたいな、という気持ちはある。 でもそれだって、今は誰でも良いというわけではないのだけれど。] ……キス友かぁー。 [ガサガサ、考え事をしながら指先が動く。 きっちりと折られた標準的な鶴が、トレイの上にいくつか並べられていた。]** (48) 2020/11/29(Sun) 18:32:06 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──さて。── [それはどのタイミングだったのだろう。 バーベキューの後か。 キャンプファイヤーの後か。 それともキャンプファイヤーの後に入ったお風呂の後だったのか。 それとも翌朝だったのかもしれないけれど。] 雨宮先輩。 [を、発見したので声をかけた。 こちらはいつもと変わらない笑顔だが、ほんの少しだけ彼のことを心配はしている。 何せ、昼の森ではグラグラ揺れていたから。] どうですか体調。万全ですか? あ、そう言えば先輩にこれ渡そうと思ったんですよー。 [ガサガサと取り出したのは小さな紙袋。 中に入っているのは無香料のリップクリームだ。] 昨日色々お世話になったので、お礼です。 [どうぞ、と相手に差し出した。]** (96) 2020/11/30(Mon) 14:47:03 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──さて。── いやー、これは普段から予備で持ってるものなので。 あっ、新品ですよ! 逆にって。確かに、雨宮先輩の方が途中ガッついてましたよね。 やっぱり気持ち良いからとかなんですか? [無香料のリップクリームは、ハンドクリームのノリで貸してと言われたときにあげてしまう時用だ。 今回はキスのことで色々あった為、渡したくなった。 しかし、なにが申し訳ないのだろう。>>98 そう考えたときに、ふと首を傾げて思いついたことが口をついて出た。 確かに、あのキスは自分の中の知らない部分を掘り起こしてきた。 雨宮のものだけではないけれど。 ほんの少し頬を染めて、口元を片手で隠した。 けれど思い出しているのは誰とのキスだろう?] あ、後で矢川先輩にも渡すつもりなんですよ。 唇ガサガサしてましたからね。 これからちゃんと保湿しないと、血を見ることになりますよ。 [ほらこれ、と。 矢川に渡す分の紙袋を取り出して笑う。 だってあの後のことなんてなーんにも知らないから。]* (99) 2020/11/30(Mon) 15:20:20 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──修羅場── [空き教室で起こったこと。 私が、林間学校で汐里と一緒に家族風呂から出てきたのを誰かに見られていたらしい。 それで、それについてとある男子生徒に呼び出された。 なんだかついでに言うと雨宮と二人で森に行ったとか、赤羽と二人でお弁当食べていたとか、なんだか色々チェックされてしまっていたらしい。 そして、お前はその誰かと付き合ってるのかと。] いや? 付き合ってないよ? [それなら全員関係あるのか? なんて聞かれて眉を寄せる。どう言う意味だ。 素直に答えるのも嫌だ、と思わず目を逸らすと、ごくりと相手の唾を飲む音。 なんだか目がギラギラしている。 え? なんだって? それじゃあ俺とも、……いやなんでそうなるんだ。] いやー、キスくらいならまだしも? ちょ、なにするつもり、わ、ちょ、まっ、 (101) 2020/11/30(Mon) 15:37:18 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香ふっざけんなああああっ!!! [ちょっと胸を鷲掴みにされた辺りでキレました。 仕方がありません、許可してなければ依頼もしてない。 そんな相手に鷲掴みにされて、恥ずかしさよりも掴まれた痛みにキレてしまった。 そして冒頭の股間キック。] (102) 2020/11/30(Mon) 15:37:43 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香……なんて事あったんだけど、汐里ちゃん大丈夫? [だからその後、あっけらかんと「なんか呼び出されてさー」と話し出して。 一緒にお風呂に入った相手の汐里まで巻き込まれてはいないかと、気遣う姿があったと言う。 イチゴミルク美味しいですね。]* (103) 2020/11/30(Mon) 15:37:59 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香鶴子は現場にいましたからあきらめましょう? ……あれですか。 わたしの反応があれそれだからがっつり。 まあ、確かに……うーん? [矢川の時に優しかったのは、雨宮の前で声を抑えていた分だったのか。 なるほど、声。 しかし気持ち良くないならあんな風にはならないと思う。 なるほど。キスひとつでも奥が深いようだ。] あー、うん、まあ思い出しましたよ。 キスも色々あるんだなあとか。 まさかあんなところまでとか。 試しに自分でも口の上?やってみましたけど、自分でもなんかゾクゾクするから人にやられると尚更ですね? [確かに思い出したのだが。>>104 なんだか歪んだ笑顔の相手に目を瞬かせる。] (108) 2020/11/30(Mon) 15:58:18 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──ある日のオムライス屋さん── わーい! でしょでしょ美味しいでしょー、オススメなんだよ! 今度、汐里ちゃんとも来ようっと! [ホワイトソースたっぷりのオムライスを口に運んで、至福の時。 奢りと言われて喜びはするが、一応加減も弁えているつもりだ。 ニコニコと満面の笑みで食べ進めながら。] そう言えば、五反田くんってバイトとかしてるの? 奢ってもらっておいてなんだけど。 私さー、何かバイトしようかなー。 高卒で就職するならそれも見越してとかありかな? [そんな当たり障りなさそうな話題を振ってみた。 彼が一人暮らしなのは知らないけれど、奢るくらいの資金は持っていると言うことだから。 チキンライスに入った鶏肉を、こっそり避けつつ。]** (109) 2020/11/30(Mon) 16:17:28 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──ある日のオムライス屋さん── ただの、じゃないよ。 それも立派な仕事の一つです。誇って良いよ? [ごっくんとオムライスを飲み込んでから、ニカっと歯を見せて笑う。 仕事に貴賤なし。 やりたい仕事がやれるのが一番だが本文は学業。 相手の家庭については知らないが。それでも仕事は仕事で、相手のことだから真面目にしっかりやってるのだろうと。 自分のキャパの話になれば、うーん、と首を捻った。] 接客とかは向いてると思うんだけどねー。 メイド喫茶とか、男装執事喫茶とかで働きたいんだよね。 実はメイドマッサージ店のバイトは受かったんだけど、マッサージはやめておきなさいって親に止められたんだよね。 何でだろ? [勿論、健全なマッサージのお店だ。 メイドの格好をして、リフレを行うと言うもの。 しかし、親を説得したいほどやりたかったわけではないので辞退したのだった。 相手の姿をじー、とみては何となく想像する「レジ打ち」の姿。] (112) 2020/11/30(Mon) 17:19:36 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──ある日のオムライス屋さん── 可愛いの着るのは好きだもんね。 男装執事喫茶は、すごく興味本位。 お客側で行ける気がしないんだよねー。 あ、来年の文化祭、男装&女装喫茶にしようよ。 そしたらみんなの洋服縫うよ! [これは良い案だとばかりに破顔する。 ぱくり、ぱくり。スプーンですくって食べ進めるオムライスは至福の味。 とろん。蕩けた卵とホワイトソースがまろやかだ。 相手が親しい相手なら、五反田でも誰でも気にしない。 ある意味親しくなくても嫌な奴じゃなければ別に気にしないかもしれないが。] セクハラねぇ。 ふむふむ。五反田くんもそう言うの、興味あるお年頃だもんね。 こう言う時はなんて言うんだっけ。 「大丈夫? おっぱい揉む?」 [何かどこかにそんなことが書いてあった気がした。 なお、本気ではない。 触るなら優しくしてくれないと痛い。] (116) 2020/11/30(Mon) 18:03:17 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香……いや、レジじゃない? 接客業のくくりなら、あそこも王道だろーなって。 五反田くんに無駄に似合いそうなのはコンビニの制服だよね。 あと、あれが狙い目だって母さん言ってたよ。 郵便局の電話番。 [そっちの方が似合いそう。と、ため息にもめげずに話題を進める。 彼の完全なるスマイル0円が想像できるか、と言われたなら否だ。]* (117) 2020/11/30(Mon) 18:03:39 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香[そう、後日。もしかしたら林間学校のラスト。 私は矢川先輩にリップクリームを渡したことでしょう。 カサカサしてましたよ、と。]** (118) 2020/11/30(Mon) 18:05:14 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香[←これは、話を振っておいて、ドン引きしているときの顔。] え……指……??? え、はあ、まあ、そう言う部位なんですね勉強になります。>>124 嘔吐く……? いや、口閉じて、自分の舌で舐めてみただけですよ。 普段はそんなところ舐めないでしょう? え、別のプレイって……。 [←これは、話を振っておいて、ドン引きしているときの顔。] [大事なので二度言いました。]** (127) 2020/11/30(Mon) 19:35:38 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──ある日のオムライス屋さん── おや。せっかく現役JKがお誘いしてるのに。 [ケラケラ笑って、けれど、断ると思っているからこそ言える冗談でもある。 もし応じられたら? そこは言葉の責任をとって揉まれるだろう。 ちょっとかなり気まずいながらも、減るものじゃあるまい。 そう言うノリで女子に揉まれたこともある。そう言うものだ。] 本屋さん? あー、じゃあ今度新刊の取り置きお願いして良い? 本屋さんか、すごい似合ってる。 と、うんうん、ここデザートも良いんだよね。 [こちらに届いたのはミルクティとミルクレープ。 デザートまでご馳走様です、と頬が緩んだ。 半分こする?なんてお誘いをかけつつ。 穏やかに馴染みの友達との会食は進むのだ。]** (130) 2020/11/30(Mon) 19:51:12 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香う、 うん、それは良いけど。 [なんだかちょっと相手の剣幕に負けながらも>>134 件の男子生徒の情報をあっさり手渡すあたり、私は今回のことをそこまで重くは受け止めていなかった。 股間を蹴ったし、何とかなった。 自分みたいなのが相手だからダメージも少なく済んだのだから良いのでは?と。 けれど、彼女の呟き>>135にはパチリと目を瞬かせる。] ……だって、大好きって言ってくれたけど。 恋人になりたいとか、お付き合いしたいとか、そうしましょうとは言ってない……よね? [いや、それに近いやりとりはあったのかもしれない。 キスはこちらからしたし、これからも宜しくと言い合った。 好き、と互いに言い合ったと思う。 でも私はやはりその辺りがピンとこないのだ。 どうした事が、恋なのか。 お付き合いなのか、恋人なのか。 消毒したいと言われれば少し迷い、教室の扉をチラ、戸確認してから、無人の教室の中で服をはだける。 肩と、左胸を見せた。 首には小さな三日月のネックレス。 左胸には薄らとその時掴まれた指の痕。 そこに口付けを落とされたなら、擽ったくてぴくんと肩が跳ねた。] (141) 2020/11/30(Mon) 21:31:47 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香ん……っ。 [唇も、彼女の柔らかな髪も。 もしかしたらほんのり香るバニラも、なんだかくすぐったい。] ……でも。 消毒なんて、汐里ちゃんじゃなかったら、させないかなあ。 [実験的なキスはした。 キスや、肉体関係。それそのものをあまり重要視はしていない。 だけど今は自分から他の誰かにキスを頼もうとは思わなかったし、ましてや身体への口付けを許す事もなかった。 肩と胸元をはだけさせたまま、ふにゃ、と笑う。] ね、汐里ちゃん。 こっちこっち。 [おいで、と両腕を広げる。 彼女をそのまま抱きしめたなら、彼女の首の後ろに手を回して何かをかちり、と留めた。 離れた時に彼女の首にあるのは、私のものと同じ素材の、小さなハートのネックレス。 それを摘んで、互いに合わせたなら、三日月の窪みとハートの膨らみがカチリと合った。] (142) 2020/11/30(Mon) 21:32:16 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香これ、ペアネックレスなんだよ。 汐里ちゃん着けてくれる? [どう? と、首を傾げてあなたの瞳を覗き込んだ。]** (143) 2020/11/30(Mon) 21:32:35 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香……どういう関係が良いのかな? わたしは、特別な友達なのかなと思ってた。 [きっと。恋人とか、そういう関係として名前がつくのが良いのかな、と思う。 一般的に、友達同士はキスしない。 キス友、セフレ、そんな関係だってあるけれど、そういうことだけを求めてる関係じゃ無い。 なら、恋をしているのか? そう言われると困ってしまう。 これは恋なのか? 大好き、それだけでは足りないの? そう自問しても答えは出ない。 けれど、それなら自分にできることをしようと思う。 彼女はどんな関係を求めているのか聞いたり。 彼女にしたいことを、私がするのだ。] (170) 2020/12/01(Tue) 20:26:47 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香そうかな。 でも。ネックレスも汐里ちゃんと一緒に着けたくて調べたんだよ。 わたし、汐里ちゃんとずっと仲良しでいたいんだもん。 [いつだって欲しいものをくれる?>>168 わたしは思ったことを言って、やりたい事をしているだけだ。 それが彼女にとってそうだというのなら、きっと私たちは相性が良いのだと思う。 だって、彼女といるとわたしも楽しい。 とても嬉しい気持ちになるし、離れるのはきっと今までで一番寂しくなる。 だから、親の転勤について行かなくて良いように、この町で仕事を探して行こうと思ってるくらいには。 そんな事を思い、考えを巡らせる。 ちくん、と胸が痛んだ気がして、パチリと目を瞬かせた。 別れる日のことなんて、考えたく無いなあって。] ネックレス、大事にするのは嬉しいけど。 [彼女の手をそっと取る。 そして、わたしの胸の膨らみにそっと添えた。 下着越しの膨らみから、とくん、とくん、命の音は伝わったかな?] (171) 2020/12/01(Tue) 20:27:11 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香[私は高校卒業して、就職した。 この街に住むことに決めたんだ。 汐里ちゃんに一人暮らしの家を紹介して、合鍵を渡して、それからそれから。 何度も約束を重ねて、唇を重ねて、想いを重ねて、私は今日も生きている。 いろんなことを言う人もいる。 けれど、世の中にはいろんな色があるのだからと、私はいつも彼女と共にいた。 いつのまにか、思考の中心に彼女がいることに気づく。 馴染みの友達と、彼女と、沢山のひとたちと。 出会いも別れもあって生きてきた中で、また一つ約束をかわす。>>195>>196] んー、でもね。 わたし、これから毎日汐里ちゃんのおはぎ、食べたいなあ。 [他のお料理はわたしが作るから、と笑う。 お揃いのものはネックレスだけじゃなくなっていた。 歯ブラシに、マグカップ。 キーホルダーに鍵にスリッパ、それから? ほんのり頬を染めて、彼女の手を取ってその甲に口付ける。] (200) 2020/12/02(Wed) 22:00:21 |
【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香汐里ちゃん。 ……きっとこの気持ちが、愛なのかな。 わたしね、ずっとずっと、汐里ちゃんと。 [その左手の薬指に、そっと指輪をはめよう。 おはぎを作る手だから、後でチェーンもプレゼントするんだ。 受け取ってくれたかな? 私の首元にも、昔からの三日月が揺れる。] (201) 2020/12/02(Wed) 22:00:39 |
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