【人】 学生 樹里[夢を見た。 赤ちゃんの頃からずっとずーっと一緒にいて、喧嘩もたくさんしたけど一番の仲良しで理解者でニコイチって言われるくらいいつも一緒にいる幼馴染と手を繋いだらそこから身体がゼリーみたいにぐにゃんって柔らかくなって溶け合って一つになっていて自分が夢の中にいるのだと気がついた] きょーや。 [名前を呼べば夢の中の彼は自分の名を呼んでくれる。彼の声はなんだかいつもよりもひどく可愛らしく聞こえたけれど夢のせいだろうか] きょーや、なんだろね、これ? [問いかけ合い不思議がるうちに、二人分が一つに溶け合っていた身体が熱を持つ感覚に襲われる。 この感覚には覚えがあった。 二人で興味を持ってR18の動画を見た時のあのソワソワ感、触りたいのに触れないもどかしさに似ていた。] …………っは、 [二人の体が溶け合い熱さを感じ続ける中、彼と自分の唇が触れ合った瞬間全身が痙攣しドクリと脈打つ感覚。続けて頭が真っ白になって、] (6) 2020/02/01(Sat) 2:15:47 |
【人】 学生 樹里…………ん? [目が覚めるとなんだか感覚がおかしい。いつもの枕じゃない、布団じゃない。 身を起こすと下着の中が生温かい。これはいつもじゃないけどたまにくるセーリゲンショーだしさっきまで見ていた夢を覚えていたから特に驚きは無かった。それよりも。] ベッドだ。 えっなんで。ここどこ? [辺りを見回せば明らかに自分の部屋ではない。謎の扉もあるけど自分の部屋の扉とは全然違う。 ベッドから降りてまずは白くベタついた下着を替えようとタンスを探したが、自室では無いそこには当然タンスもなくてベッドのそばで立ち止まったまましばし考えこんだ。] きょーや。 [人の気配を感じて彼の名を呼ぶ。姿はまだ確認できていなくても、いるとしたら彼である気がしていた。**] (7) 2020/02/01(Sat) 2:17:41 |
【人】 学生 樹里>>76 [片方のドアはお風呂場へのドアだった。短絡的にじゃあもうひとつのドアが出入口だろうと駆け寄り勢いよく開く。] あっれー?出入口じゃないじゃん。クローゼット? [クローゼットの中には上部の棚にバスタオルが何枚かと、まるで何かを予測していたかのような紳士物の下着が数枚。さらにハンガーには自分の制服と二組のジャージ、そして。] えっなにこれ?!せっくすしないと出られない部屋ぁ?!! きょーや、男同士でせっくすてどーやんの?知ってる? 俺シたことないどころか女の子に告られてもちゅーもしたくなったことないんだけど!!!ねえ!! きょーやシたことある?どーだった?やばかった? [クローゼットの壁面に貼られていたメモ書きを大声で読み上げた上にあられもない質問を幼馴染に投げかけたのだった。] (105) 2020/02/02(Sun) 9:15:10 |
【人】 学生 樹里[部屋をさらに見て回り他に脱出口が無いことは確認して、さらにベッドに置いてあった誰のかわからないパスコードのタブレットを手に取る。] これネット繋がんのかなあ。 アプリ全然入ってねー…あっれ、なんかえっちなページだ! わー、わー…男同士で愛し合う方法…愛し合う…? [躊躇いなく開いたタブレットの中に貼り付けてあるWebアプリを開けばそこからは男性同士の夜の営みに関するページを閲覧することができた。 HOWTOを読み進めていけば経験値ゼロのお子ちゃまの体は素直に熱くなっていく。] えぇ……うわあ……。 [一旦Webを閉じて隣に貼り付けられている動画アプリを開いてみるとWebサイトと同様に営みの説明動画が自動的に流れ始める。その生々しさは羞恥を誘いアプリを停止させて少し前屈みになりながら幼馴染にタブレットを渡す。] どうする? [問いかけた声はか細く泣き出しそうな声だったかもしれない]** (106) 2020/02/02(Sun) 9:20:22 |
(a15) 2020/02/02(Sun) 9:43:44 |
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