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【人】 奉公人 ユヅル「此度も賑やかですね。 屋台もハイカラなものが多く…。 奇抜な酒類の提供が気になりますが、 島長のご意向であれば問題ないでしょう」 (3) 2021/07/19(Mon) 22:55:25 |
【人】 奉公人 ユヅル「お陰様で賑わっております。 シラサワさまの屋台が無いのは、少々残念ですね」 儲からない、と流れてきた言葉が耳に入るが 何事もなく、モクレンが眺める舞に目を移した。 奉公人の自分は宿の経営を握るものではないのだし。 (旦那様のお耳に入らぬことを願おう) じゃらじゃらと置かれた硬貨の上に、 続けてそっと硬貨を数枚重ねていくだろう。 (13) 2021/07/20(Tue) 1:06:06 |
【人】 奉公人 ユヅル「私も神託がある迄は民宿で 仕事をして良いとお達しを受けました。 お互い、自由に動けぬ身ですね」 ブレスレットを袖から覗かせて シラサワに見せながら、緩く頭を振る。 「はい。旦那様にお伝えしておきます。 その際はよろしくお願い致しますね」 (19) 2021/07/20(Tue) 2:37:25 |
【人】 奉公人 ユヅル>>2 >>24 「私は旦那様に御恩があります故。 それに島の外で苦労なく生きられる程、 器用さを持ち合わせておりません」 これまで古い慣習と共に生きてきた。 都会に出て一人暮らせる様な処世術が足りないのだと。 "御恩"について、島に住む者であれば 他に身寄りがないユヅルの面倒を見る形で 主人が宿に住まわせていることを知っているかもしれない。 「シラサワさまは反対に島に移り住まれた方ですが、 自然に振る舞われていて……私には真似できぬ事です」 実情はどうであれ、この少なくとも奉公人には シラサワは島に溶け込んで見えている。 アザミを気にする様子を見て取れば、つられて其方を向いた。 「島ではお見かけした事のない女性ですね。 観光客でしょうか」 『当日分の部屋も空いておりますが……』と続ける。 (25) 2021/07/20(Tue) 12:59:16 |
【人】 奉公人 ユヅル>>28 >>29 「有難うございます……。 ! 沙華さま。ご無沙汰しております」 引き寄せられて少しばかりシラサワと距離が開ける。 ころん、と手の中に飴が残った。 沙華の持つ空の容器を見てお気に召したようだと察する。 「恐縮です。宿の準備は一段落しましたので、 本日はゆっくりして良いと旦那様も。 沙華さまのお部屋も用意ができております」 受け取ったコラーダを物珍しげに眺めてからくぴりと一口。 ちびちび飲み進めるあたり、口には合ったらしい。 万屋と忘れ屋の掛け合いに 二人とも慣れたものだと見物している。 沙華は普段から歯に衣着せない。 これくらいは喧嘩の内には入らないだろう。 (31) 2021/07/20(Tue) 16:04:30 |
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