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【人】 第11皇子 ハールーン(思慮深さなら……やはり弟よりこっちだな) ──……最低限の警告だけ、 させてもらおうかな、ダレン君。 皇太子が殺された表向きの死亡理由は 『禁忌』を軽視したことによる処刑だ。 そりゃまぁ当然、事実無根よ? [そう言うと、弟は仔猫みたいに目をまん丸くした。やっぱり知らなかったか。] まず毒殺だろなァ。アイツの得意技だ 表向きと言っても、大っぴらには話題には されねぇよ。タブーだからなァ? ひっそりと民のゴシップとなる程度だろうが、 警吏の者らはピリついてるだろうぜ (多分、ダレン君はこれでわかってくれただろ。この弟の無自覚発言は、実にイスハークと相性が悪い) . (2) 2021/04/17(Sat) 9:19:04 |
【人】 第11皇子 ハールーン[経験の浅深なのか、はたまた生来の性格なのか。どこかズレてる弟へ向けて言う] ……ハールーン 家族ってのはな、子を成して家を存続させる為に あるもんだ。この国の『普通』は、そうだ。 [いや、一般的に他国だってそうだろう。 『お前のそれは、家族じゃない。ごっこ遊びだ。女を作って結婚して子を成せ。例えその男を好きでも、表向きそうする事は造作も無いだろう。』 などと、言ってどこまで伝わるだろうか。無自覚ならば身体で覚えるのが手っ取り早いが、この問題に関しては生命に関わる。 そう、そもそも、本人の自覚はどこにあるのか。自身の生死で精一杯で、色恋などに興味を持つ余裕など無かっただろう。 ──チラリと、弟の従者へ視線を送りながら伝える最後の一言は実に言いたいことがわかり易いと思うがどうなるだろうか?] 家族が欲しいなら相手は俺が決めてやる。 その家族ごと、俺が護ってやるぜよ ** (3) 2021/04/17(Sat) 9:22:27 |
【人】 第11皇子 ハールーン[>>3と言い残して、兄は去っていった。 告げられた言葉たちは、理解できるようで、本当には理解できていないことがぼんやりと理解る。 ──子供なんてほしくない ふと湧いてでたその思いより、ダレンに言われた言葉に>>10に胸の奥がジリ、と灼かれる痛みをおぼえて、つい口からこぼれてしまう] ……ダレンは、俺と家族になるの嫌? . (15) 2021/04/17(Sat) 14:12:13 |
【人】 第11皇子 ハールーン[言ってから、これが『失言』に値する言葉だと理解し、誤魔化し笑いながら、取り繕うように続けた。] ──ごめん!間違えた!いまの、無し…… えっと、お米を買わないといけなくて…… お国の明日よりきょうのごはん…… [勢いよく否定したは良いものの、うまく飲み込めていない事が丸わかりだろうか。けれど、兄の言葉に>>3、ダレンの言葉に>>9向き合おうとすると心が逃げたがる。] (俺のこと嫌って言われてる訳じゃないのはわかってる。解ってるよ……じゃあなんで、悲しくなるんだ) [涙が滲みそうなのを隠すために放った言葉はとても無責任すぎて。嫌われてしまうだろうかと、余計に気分が沈んだ。けれどそれ以上どうにもできなくて、混乱したまま市場を進む。 ああ、どのみち早くここから立ち去った方が良いんだろうな、とはぼんやり考えつつ。]* . (16) 2021/04/17(Sat) 14:25:44 |
【人】 第11皇子 ハールーン[ >>18あの兄はナチュラルにダレンに荷物を渡して行ったけれど、今はそれに感謝をした。自分が持っていたら事あるごとに何か落としそうだ。 思ったより話し込んでいたようで、見上げれば陽は既に傾いて、建物の陰になる店先では灯りをともし始めているところもあった。] (──自分がしっかりしなくちゃいけないのに……なんで。俺、何か道に迷ってない……?!) [ぼうっと歩いているうちに、目的の場所から遠ざかっている気はしていた。多分穀類は後ろだ。内心焦りはじめたとき>>19織物について話を振られる。] . (25) 2021/04/17(Sat) 17:04:06 |
【人】 第11皇子 ハールーン>>19 ──そう!そうなの!ダレン興味ある?! [ここぞとばかりに力強く振り返った。布製品については、自分の母親が凝っていていくつかまだ本宅の部屋にあるんだろう。別宅の屋根裏の何処かにもあったかもしれない。] 試験会場で俺が頭に巻いてた布もそうなんだけど、 千日魔力を通した糸で編まれた魔法具そのものな 布とか、『織り』で魔法陣を作って魔法具としてい るものとか……派生して防寒、防塵。特殊な魔力は なくとも素材そのものが良いから衣料品としても 逸品が多いと思うよ! 着心地とかは……実際触って見てほしいかな! 好みもあるみたいだし俺が普段着にしているシャツ は、型は異国の物だけど素材はうちのなんだよね。 クローゼットにも置いてあると思う! ノーヴァが着ていたようなタイプもあるよ! [あ、でもダレンと俺じゃサイズが違うね??などと、まくしたてる気は無かったけれどつい話したい話を好きなように話してしまっていた。] . (26) 2021/04/17(Sat) 17:15:47 |
【人】 第11皇子 ハールーン(──あ、えぇと……そっか。) [振り返って見上げたその人は、どんな表情をしていたかな。気圧された?引いてる?笑ってる? どんな顔だったとしても、気遣いだって気づく事ができたと思う。それでちょっと落ち着けた自分を感じる。 手を繋ぎたい衝動に駆られつつ、流石に自重した。 そんな衝動、この年になって持つ自分がおかしいのだろうか。──きっとそうなんだろう。] ……ありがとう。 あのね、どうやら俺って道を間違えてたみたい なんだよね。 でもお米はまたあとでも良いや。 せっかくなら、どこかのお店に入って食べても 良いかなって思うよ!ココはまさに、 『この国のもの』が揃ってる場所だからさ! [何も全部自分がしなくてもいいか。 そう肩の力を抜く事にした。 何年も来ていなかったのだから、そうそう街の人には気づかれないと思うし、あの兄が守ってくれてるんじゃないかとは──やっぱり甘い考えだろうか?]** . (27) 2021/04/17(Sat) 17:25:53 |
【人】 第11皇子 ハールーンおすすめなら羊肉のトマト煮込みはどうかな? しっかり煮込んであるから柔らかくて美味しいよ! あとは、鶏のローストとか。 香草を詰めてお米や豆とトマトスープで 煮込んだものも好きだな〜! シンプルに羊肉のケバブも良いかも。 ダレンはお酒は飲めるの? [宮中で出た食事は、どんなものだったっけ。調理されたものより、そのまま食べれるものの方の記憶が濃い。『何を食べるか』より『誰が手を入れたものか』を気にしていた。 この市場のものなら、何かを盛られるなんて心配は無いはずだ。自分がここにいる事を知られているとしても、ピンポイントで行動までは読めないだろう。] ……っていっても。実はお店とかよく知らなくて…… [我が事ながら苦笑いしてしまう。誰かをもてなそうとして初めて気づく。自分は本当に色々と"足りていない"。逃げ回っていた事を、今更ながらに悔しく思った。]* . (47) 2021/04/17(Sat) 21:49:51 |
【人】 第11皇子 ハールーン[『今言った料理がありそうなところ>>54』でくるりと見回してみる。思えば、外食をすると言うことをしたのはこの国を出た一年前。母と妹に会いに行った先やその道中が初めてだった。 この国では見ない珍しいカラーリングのお店や、スパイスが一切使われない食事、手が止まらなくなる軽食など。執事試験を受けるのに見聞を広めるという名目だったけど、アトラクションのような毎日に気圧されるばかりで。] (毎日疲れてよく寝てた気がする…… 妹にも言われたっけ。 俺ってつくづく『ふつうの人』だって) [そんな事を思って、ふと目についた『家庭料理』という文字>>54。振り返ってダレンにも是非を問うてみる。もう昼は過ぎてしまってるけど、まだやっているだろうか? そう心配しながらも店を覗けば、なんの事はない、満席にはならない程度に賑やかそうだ。それもそのはず、置かれている酒の種類も豊富らしい。ますますちょうど良かった、そんなに明るくもない店内の照明も含めて。] (83) 2021/04/18(Sun) 9:14:54 |
【人】 第11皇子 ハールーン[料理の注文は紙に書くらしい。置かれたメニューが見当たらないから隣の空き席から拝借した。 ひととおり先程話したのと近い、メインを注文する。あとは豆のスープ。肉の入ってない軽食と。] ──ダレン!ここ『餃子』がある! [驚くことに本当に『餃子』と書かれている。 中身は何だろう?もちろん注文することにして、ダレンにはお酒をすすめた。といっても自分は全く詳しくないので店の人に聞くことになるのだけれども。]** . (84) 2021/04/18(Sun) 9:22:07 |
【人】 第11皇子 ハールーン[酒類についてはまるで知識がないけれど、水を入れると白く濁るという現象には覚えがあった>>91。] ……お酒だったんだね! [ひとつ記憶が整理されて知識となり、実際に運ばれて来たその酒を良い気分で眺める。 粗く削った氷をひとつ沈ませると、蒼を基調とした美しいグラスがふわりと白んで、なんだか魔法に撫でられた気分になった。魔法じゃないけど。 クセになるような良い香りにも覚えがあった。そういえば乳母が、パイナップルジュースを氷菓にしてくれていたものと同じ香りだ、と話しながら。] そっか、もしかしてコレが入ってたりしたのかな……? リコリスだけなら良くあるスパイスだけど ……食べたあといっつも抗えない眠気に 襲われてた気がする……! [談笑していれば、前菜となる料理から、スープ、メインと順番はお構いなしに次々運ばれる。して『餃子』なるものは──蒸してから軽く底を揚げ焼きするという行程を辿ったものであった。] . (104) 2021/04/18(Sun) 15:14:43 |
【人】 第11皇子 ハールーン中身は……甘い。けど美味しい! [ほんのりと馴染んだ甘さの正体は『デーツ』──ナツメヤシだ。そこへ最低限のスパイスとにんにく、鶏挽き肉を卵でつないで蒸し焼きしたものだった。 自分が作った時とは形も違う。一口サイズに丸く皮を伸ばして、フリルのような装飾で飾った、なるほど貴族のお嬢様のおやつは可愛い形なんだなと思った記憶があったけれど。 こちらはデーツを少し細身にしたような素朴な外観だった。一つが大きい。] こんな所にもあるなんて……俺が知らないだけで 『餃子』ってポピュラーな料理だったんだね……? [つけダレはお好みで。魚醤からソース、ナッツとチーズのドレッシングやきび酢などドカドカと並べられ、餃子一品だけでこうも所狭しとなってしまうとは。思わず笑ってしまう。] . (105) 2021/04/18(Sun) 15:25:23 |
【人】 第11皇子 ハールーン──1年、離れてたから…… や、たった1年だけなんだけどさ、なんか懐かしいな 落ち着く…… [あのお嬢様の屋敷や、試験まで見たり聞いたり連れてもらった別の国。別の世界。それらと比べたら綺麗じゃないし、きっちりもしていないし──キッチンからはたまに物凄く獣臭い風が吹くし──けれどその自然体がとても好きで、心から落ち着ける気がした。 現状は、そんな精神状態とは天と地の差であるけれど。] (一人だったら、帰ってこようとも思わなかった) . (106) 2021/04/18(Sun) 15:32:11 |
【人】 第11皇子 ハールーンダレンと会えて、良かったなぁ…… [しみじみと呟く。 自分は、目の前にいる彼の姿にとても癒やされている。心の底からぽわぽわと暖かくなるような、布団にくるまっているくすぐったさみたいな。不思議な気持ちだ。自分がどんな表情でいるかは無頓着なまま、見つめていた。]** (107) 2021/04/18(Sun) 15:36:51 |
【人】 第11皇子 ハールーンへぇ!ダレンの国にもあるんだね…… どうして変わるんだろうねぇ? 一口もらってもいい? [『個性的』と評された>>114その酒が、記憶にあるものと同じかどうか確かめたくて味見をねだってみた。世間一般は未成年の飲酒に厳しいらしいけど、我が国はどうだっただろうか? 毒よりアルコールの方がましだよね、なんて横着なことを思ってしまう。] ダレンってお酒に酔うことあるの? 騎兵ってみんな強いイメージあるなぁ〜 [実際にそれを口に含むダレンはとても慣れているふうに見える。いや、何事と意に介さないというべきか。そういえば試験のときもひたすら冷静に見渡す姿をとても執事に向いてると思ったのだっけ。] . (128) 2021/04/18(Sun) 20:45:39 |
【人】 第11皇子 ハールーン>>115 大きいね? この甘みは、多分デーツだ。 完熟したものを使ってるんじゃないかな! [以前自分が作ったものとは全然違っていて面白い。肉々しくない淡白な風味で、自分らの宗教にも合わせたメニューとなってるんだろう。 そういや、レシピには『豚肉・牛肉』とあったけれど、自分が使ったのは牛挽き肉のみ。それを一口ハンバーグだと言われたんだったかと回想した。] ふふ……なんかもう懐かしいな。 ユージーンやグウィンは元気かなぁ? . (129) 2021/04/18(Sun) 20:46:51 |
【人】 第11皇子 ハールーン[ダレンの箸の進み具合を見るに、この国の食事が合わないということは無さそうか、と胸を撫で下ろす。 別に合わなければ合わないで、口に合う物を作るだけなのだが。] (良かった……嬉しいな。……がんばろ!) [これらの味を覚えておけば盤石だよね!と舌でレシピを解析&インプットしておいた。迷ったらまた来よう。 食事が終われば、そのまま真っすぐ帰ろうか。それとも他に気になる場所があるようなら、一緒に行動するよ。]** . (130) 2021/04/18(Sun) 20:47:18 |
【人】 第11皇子 ハールーン[宮中では2番目の兄がよく酒を持ちこんでいたから、この国の法を気にしたことがなかった>>136。宗教的にはNGであるとは教わったが、周囲で守っている人もいないとなると、あって無いようなものだ。と、自分の立場でそんな事を思っていてはいけないのかもしれないけど。] 国民性……そうなんだね〜 俺、ダレンの国の話って聞いたことないよね? [聞きたい聞きたい!といったオーラを振りまきつつ、それに応えてもらえたか否か。騎兵になった経緯は何だったのだろう。自分に余裕ができてきたのか、知りたいことが次々湧き上がる。] (140) 2021/04/18(Sun) 22:06:55 |
【人】 第11皇子 ハールーン(……でも、急がなくていいか。) [これから一緒にいるのだから、と。 我ながら、考えなくちゃいけない事を後回しにした思考回路だ。けれど何もかもを解こうとすると余計絡まりそうな気はしていた。逃げる癖がついているのかも、しれないけれど。 店を出て、帰路につく前にここらを散策することに>>138。母お手製の魔法具は少々人目を憚らないきらいがあるので、それは賛成。ダレンもそれを気にしているに違いない。 そうして歩くうち>>139。彼は誰かを見つけたらしい。] ──……軍人さん?……生きてる? [反射的にそっとダレンの後ろに隠れる。 見慣れた自国の制服ではないが、それが『衣装』にも見えなかった。──それに誰が誰を『雇って』いるかなんてわからない。"2番目の兄"の姿が過ぎる。]* (141) 2021/04/18(Sun) 22:22:58 |
【人】 第11皇子 ハールーン[ダレンの背後に半身を隠すと同時に、その『軍人』の小さな呟きは、自分も拾った>>154。初めは頭の中で繋がらず、様子を見ていたままだったが。>>155で忘れ物について問われ、確認がてら口に出す。その影>>152を見送ったあとに。] …………あのひと、父上の事を言ってた? [幼い頃に何度も見た事はある筈の『存在』。年の離れた兄達は自身でも兵団を持っているのも知っているが、武力に関わるものはひたすらに避けていたから──ああ、また何も知らない自分だ。] 届ける先は、えっと……彼の元に確かに届くなら 追いかけるのが良いと思うんだけど、 どうしようね。多分、どこかに届けても…… [食品の類は恐らく、その場で消費されるだけの気がする。それが重要参考品でない限りは。と言ってみるけどダレンの反応はどうだろう?] . (165) 2021/04/19(Mon) 11:21:37 |
【人】 第11皇子 ハールーンあのひとの所属とかが分かれば……良いんだけど、 ごめん……──俺ホントに何も知らないね?? [そりゃあ『どうして戻ってきた』と言われるワケで。 『家族』についての認識も、自分の立場についても、自国についても、何も向き合ってこなかったのだと歩く度に身に沁みて、実際頭を抱えた。こんな些細な事ですら答えにつまるとは。いち国民の方が役に立つのではないか? 『逃げ回るだけの自分じゃなくて、もっと別の自分になりたい』 ダレンに主従を申し込んだ時、言った言葉を思い出す。と、同時になけなしの記憶からひねり出す。そうだ、考察をしろ。] ええっと……ああいう制服……兄達の兵団では見たことないから……自警団もあんな立派な制服じゃないし……アンタルのとこも違うと思う。国の軍とも違ってて…… (あっ、でも衣替えとかあったらどうしよう?!) [ダレンが『国軍の駐在所』という単語を出してくれるなら、俺は感動しちゃうと思う。それが一番まるいよね。]** . (166) 2021/04/19(Mon) 11:29:01 |
【人】 第11皇子 ハールーン[思わず顔に出たと聞いて>>167、ダレンにもそんな事あるんだなぁと呑気な感想も抱きつつ、今更ながら巻き込んでしまった事を実感する。 >>168『異国の軍隊』が自国に居る事もあるのだろうか。どこかと共闘している? そんな話は聞いていない。危なそうな感じでは無かったと──危なっかしくはあったけど──ひとまず追うことにして。 その足取りに>>152追いつく事は彼の言うとおり>>168容易かったが] ──…………っ、ダレン、待って……! . (178) 2021/04/19(Mon) 19:46:58 |
【人】 第11皇子 ハールーン[その男の向かう先には、あの『家』がある>>L0。 昔、何度も何度もその場所から逃げ出して捕まっていた理由のひとつは、多分今も『足元』に広がっている筈だった。] ……俺、そっちには、行けない、かも。 ここ本宅が近いんだけど、地面にセンサーみたいな 包囲陣が敷かれてるハズで…… 俺多分それに引っかかると思うんだよね。 たから行くなら、ダレン一人で行ってきて 俺ここで待ってる……ごめん。 [うっかりしていて、忘れていた。 といっても、この市場に長居した時から存在を知られる覚悟はしていたし、アンタルにああも容易く見つかっている訳だから他の皇子が知らない筈ないのだ。順当に考えれば。 なので実に今更ではあるのだが、わざわざ挑むような事をする気にはなれなかった。]* . (179) 2021/04/19(Mon) 20:01:58 |
【人】 第11皇子 ハールーン駐在所なら多分、市場と市街地の境目にあると思う。 南側の……ちょうどさっきのお店からもう少し下った辺りだったかな…… (記憶が正しければ、そう。ああ、それってもう完全に存在を把握されてないかな……? こうも間が抜けていて、ホントよく帰って来れたよね俺……!) [『危険を冒すことはない』>>181と言ってくれたけど、そもそも論、この国に帰ってきている事自体が矛盾している行動なのだ。間が抜けていたからこそ、帰ってきてしまったのか。] . (182) 2021/04/19(Mon) 20:52:17 |
【人】 第11皇子 ハールーン[そうして駐在所を見つけられたならば、帰路に着くだろうか。市場の裏手にある住宅街の人通りの無い路地がこの時間、一番帰りやすい場所であると思う。 あの皇子にも、その周辺にも見られない事を祈って。] . (183) 2021/04/19(Mon) 20:56:58 |
【人】 第11皇子 ハールーン[食材は、床下にしまう。室内でも良いけれど、乳母がそうしていたからそれに倣って。 見た目より中身が詰まってた食材たちを収納していく。ここはさすが魔法の国というか。ただの紙袋一枚にも丁寧に『容量底上げの印』が底に押してあった。一番イージーな魔法だ。 手伝ってくれてるダレンはそれに気づいたかな。床下も所狭しとなってきた頃、>>189と声をかけられた。] ──ううん、疲れて……ないよ。 久々に楽しかった! (本心だ。疲れては無い。辟易としてるけど) [やすやすと兄に捕まって、諭された話を思い出す。 ──家族。子を成す。どれもとても遠く思える。] . (193) 2021/04/19(Mon) 23:04:28 |
【人】 第11皇子 ハールーンどうして帰ってきてしまったのか、考えを巡らせれば、出るはずの答え>>0:66は、 『祖国を見てもらいたかったから>>0:12』 でもそれなら従者じゃなくても良かったよね むしろ従者じゃいけなかったでしょ…… 従者に選んだのは、どうして? そうだよ、俺は『逃げ回るだけの自分じゃなくて、もっと別の自分になりたい』そう言った。 だから『それまで一緒にいて欲しい』って、そう言った。 『なるべく早く、独り立ちするから』 それまで『家族』でいて欲しいんだ。 それまで? それまで。 独り立ちって何? 料理で、みんなを笑顔にさせること。 それが俺のしたいことで、その隣に、ダレンにいて欲しくて…… それじゃあ"それまで"って、いつまでなの? ──ねぇ、ますます、ここに帰ってきた意味は無いね。 (195) 2021/04/19(Mon) 23:16:26 |
【人】 第11皇子 ハールーン……家族って、難しいんだね。 [自分が何に迷ってるかわからない。目の前の人に何を求めているのか、それは深く考えるほど、家族が難しい事に拍車がかかるだけのようで。 そんな事を本人に言っても困らせるだけな気がした。 >>10のような考えが、普通なんだろう。 なのに自分はとうしてそれに素直に頷けないんだろう]* . (196) 2021/04/19(Mon) 23:22:06 |
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