【人】 月よりの使徒 ルナ 断られる可能性がある以上、 準備は万全にしておきたかった故にな。 ……それに……、正直に言おう。 我は、中枢《ボク》を信用できなくなった。 [集合知、情報の同期とは、裏返せば 完全なる監視、完全なる管理の世界である。 秘密裏で行動するには、情報の隠匿が必須だ。] (159) 2018/12/16(Sun) 23:36:22 |
【人】 月よりの使徒 ルナ 現躯体の命令を「拒否」する。 理由は……選定の"眼"で視れば明らかだ。 【ボク《中枢》のボクたる汝は、 必ずやこのヒトの世を滅ぼす者である。】 《管理者》の使徒として。先代躯体として。 ボク《中枢》の"あの計画"は到底看過できない。 [そうして、スクランブル交差点を見やる。 ヒト1人いない。賑やかな喧騒も聞こえない。 ……止めなければ、これが日常になるだろう。] (160) 2018/12/16(Sun) 23:39:11 |
【人】 月よりの使徒 ルナ 故に、我は止めに来た。 ……そうだな。もっと早く報告していれば、 別の未来も有り得たかもしれないが。 [ルナルフェルテは静かに俯き、 そして、両手に蒼い燐光を纏わせる。] それでも、今は わからせる しかないのだ。《管理者》の使徒として、目の前の 選定の障害を排除する義務が有るのだから。 [これで反逆が確定する。だが、それでいい。 決意に満ちた眼で、目前のボク師を見据えた*] (165) 2018/12/16(Sun) 23:52:06 |
月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。 (a16) 2018/12/16(Sun) 23:56:05 |
月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。 (a19) 2018/12/17(Mon) 0:53:20 |
【人】 月よりの使徒 ルナ 実行《Execute》。 [ドッ ゴ────!!!] [刹那、ボク師の両脇の地面が隆起し、 アスファルトの断崖絶壁を作り出した。 そして使徒が両手をパンと合わせると、 両脇の断崖が、挟み潰すが如く迫りくる**] (201) 2018/12/17(Mon) 12:05:46 |
月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。 (a22) 2018/12/17(Mon) 12:09:24 |
【人】 月よりの使徒 ルナ …………。 躯体損傷率、33パーセント。 中枢《ボク》による修復、不能《オフライン》。 地球外物質による攻撃…早速看破されたか。 ……厄介だな、集合知というのは。 [だが、この程度は想定の範囲内だ。] (230) 2018/12/17(Mon) 19:21:33 |
【人】 月よりの使徒 ルナ ……つまり実質的には1対1《イッキウチ》だ。 汝を停止させれば、指揮系統は混乱、 瞬く間にイシ達の統率は崩れるという事だ。 ならば、粉砕するのは汝のみで良い。 地形改変《フィールド>エディット》。 削耗熱砂《ツール>ハブーブ》 (233) 2018/12/17(Mon) 19:36:59 |
【人】 月よりの使徒 ルナ実行《Execute》 [女の手から蒼き燐光が迸ると同時に、 周囲に猛烈な砂嵐が巻き起こる。] 神の怒り、荒ぶる災厄…… 汝とて、一筋縄では防げぬぞ。 [ボク師目掛けて吹き荒ぶ殺人熱砂は、 その召喚する水晶もろともに、 彼の躯体を容赦なく削り取るだろう*] (235) 2018/12/17(Mon) 19:39:53 |
【人】 月よりの使徒 ルナ っ………… [バラバラと落ちる瓦礫。 よろめきながら立ち上がるその姿は、 ことごとく罅割れ、最早ヒトには程遠い。] ぐ……… 損傷、68%。 なるほど、流石に情け容赦が無いな。 ………だが…… 我は、諦めない 。 (273) 2018/12/17(Mon) 21:33:36 |
【人】 月よりの使徒 ルナ たとえ分の悪い勝負であれ、 勝利信じ諦めないのがヒトの本質…… ならば、我も 玉砕覚悟 で迎え撃つのみ![効果が薄い上に術者の視界も奪うとなれば、 これ以上砂嵐を出すのは愚策といえる。 ……ならば、もはやアレを使うしかない。] (276) 2018/12/17(Mon) 21:40:12 |
【人】 月よりの使徒 ルナ (《管理者》よ、お許し下さい……) [その祈りはごく短く] ………地形改変《フィールド>エディット》。 [ありったけの開闢の権能を集中させる。 淡かった蒼き光が、眩い程に両手に集う。] 溶岩巨鎚《ツール>キラウェア》 (277) 2018/12/17(Mon) 21:42:22 |
【人】 月よりの使徒 ルナ実行《Execute》!!!! [途端、周囲のアスファルトが泡立ち、 赤く溶けて溶岩の池を作りだす。] 再実行《Redo》、再実行《Redo》、再実行《Redo》、 再実行《Redo》、再実行《Redo》、再実行《Redo》、 再実行《Redo》、再実行《Redo》、再実行《Redo》! [そうして、権能を注ぎ込まれた溶岩の塊は、 隆起して1体の巨人となり、襲い来る 3体の巨石戦士を迎え撃つ――――!!!*] (280) 2018/12/17(Mon) 21:45:00 |
月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。 (a24) 2018/12/17(Mon) 21:47:04 |
月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。 (a27) 2018/12/17(Mon) 21:56:40 |
【人】 月よりの使徒 ルナ[応酬《パンチ》、応酬《キック》、応酬《コブラツイスト》。 溶岩でできた灼熱の拳が、騎士を、獣を、孔雀を襲う。 使徒は、それを固唾を飲んで見守っていた。 そして恐らく、それは向こうも同じであろう。 後にこの光景を見たイシは語る。 ―――あれは紛れもなく、 イシとイシの真剣《ガチンコ》勝負であったと。] (296) 2018/12/17(Mon) 22:43:49 |
【人】 月よりの使徒 ルナ きゃ アァァ――――――ッ……!!! [凄まじい衝撃と爆音。] ――――――――…… [………煙が晴れた時には、 先代躯体は、頭部を残して四散していた。 少し遅れて、カラン、カツン――――と。 地面に、銀のカプセル状の何かが落下する。] (299) 2018/12/17(Mon) 22:48:06 |
【人】 月よりの使徒 ルナ ……… ……………損傷率、98%…… 嗚呼、情けない…… 完敗だ。 [もはや、この損傷を修復するのは不可能。 どうやら、自分は「ここまで」らしい。 もう旧型の躯体に、動く力は残されていない。 己はヒトの持つ有限の命に価値を見出したが、 ……嗚呼、死とはこんなにも恐ろしいのか。] (302) 2018/12/17(Mon) 22:49:09 |
【人】 月よりの使徒 ルナ ……………、ぁ ………せめ、て あれを、彼女に…… [もう、伸ばす腕は砕けてしまったけれど。 霞み濁ったその目で、懸命に預かり物を探す。 最期の力を回し、《管理者》の捜し人を。 「不死鳥の少女」を探し出そうと。] (304) 2018/12/17(Mon) 22:49:18 |
【人】 月よりの使徒 ルナ該当者、2名 カプセル、中間地点に緊急射出。 [バシュッ…] [次の瞬間、地面に転がり落ちたカプセルが 蒼い光を纏って、空の彼方へ飛んで行く。 中には、ぼんやりと淡い光を放つ、 胡桃ほどの大きさの「何かの種子」。 そして、種子と共に同封された、 " "《マシロ》へと宛てられた手紙。 該当者が2人いるという異常事態。 だが、それでも、最後にはかならず、 《管理者》の求める正しき主へと届くと信じて。] (308) 2018/12/17(Mon) 22:51:27 |
月よりの使徒 ルナは、メモを貼った。 (a30) 2018/12/17(Mon) 22:56:40 |
(a32) 2018/12/17(Mon) 22:58:38 |
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