【人】 第11皇子の従者 ダレン─ 市街 ─ [翌日、菓子を焼き終えた後、急ぎ2人で街に出た。 玉座が空でも賑わい続ける市場。 良い王が座に就けば、より栄えるのだろうが、それを見届けることはなさそうだ] 他に見るものは私は無いな。 ひとまずアレフシルバーまで行ってみるかい? [しばらくここで暮らすかと思いきや、あっという間に出ることになってしまった国。 懐かしく思うと言うより、旅行で一時立ち寄ったような、まだ旅が続いているような感覚だった。 慣れない乾いた風も、もう感じることがなくなるのかと思うと、少し寂しくなる。 けれどここから離れたほうが、望む暮らしを手にできるのだ] 手の傷は大丈夫かい? 荷物は私が持つからな。 [今朝、出かける前に手当てし直したときは大丈夫なようだったが、傷が深かったようで心配は尽きなかった]** (51) 2021/04/26(Mon) 22:08:33 |
第11皇子の従者 ダレンは、メモを貼った。 (a3) 2021/04/26(Mon) 22:35:34 |
【人】 第11皇子の従者 ダレンそうだな、旅の途中で寄っただけみたいだ。 [>>59同じことを考えていたか、と笑って。 一度迷った甲斐あってか、アレフシルバーへは無事辿り着いた。 今は午前中だが、市場は既に賑わっている時間帯だ。扉をノックして] アレフ、ダレンだ。出直して来たよ。 丈夫な布袋を探しているんだ。 あと、魔法具があれば見せてもらえないか? [扉の向こうへ声を投げ、開くかどうか試してみることにした]** (60) 2021/04/26(Mon) 23:02:32 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>61店内に入ると、店主は何か赤い石をいじっているようだった。宝石だろうかと目を引かれつつ、深くは問わずに並べられた布袋を見る>>62] あぁ……! ちょうどほしかった性能だ。 大きさはどうしたものかな…… [大は小を兼ねると言うが、あまり大きくても邪魔になるように思った。 将来的に日常で使う可能性も考えたら、買い物袋ぐらいの大きさは必要だろうか] (72) 2021/04/27(Tue) 6:49:07 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[腰に下げた剣の鞘には、組紐の鞘飾りがついている。柴犬のシルエットの装飾付き。 もう一つの足音の主は店内に入って来ていただろうか。魔法具の話になるとそちらのほうを向き、まだ店内にいなければ入るよう促して] 傷の治癒ができるものはあるかい……? 軽傷が治る程度でいいのだけれど。 [重い傷まで治せるようなものはそう簡単には手に入らないだろうと尋ねてみる。 他にほしい効果と言えば何だったろうか、とサンプルを眺めながら考え込んだ]** (73) 2021/04/27(Tue) 6:49:25 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>74ひとつだけなら何がほしいかと問われると、ダレンは悩んだ。 以前に思い浮かべたもの>>2:!15は、兵士として必要そうだったものだ。 これからは戦う必要はそう無いかもしれないし、と考えるとパッと出てくるものはなくて] うーん……。 希望が常に在ると思えるようなお守り……だろうか。 [幸運のお守りだとか、そういう類になるのかもしれない。 実用的な効果で言えば、心を落ち着かせ安らげてくれるものだろうか]** (75) 2021/04/27(Tue) 12:58:32 |
【人】 第11皇子の従者 ダレンあぁ、そうなのかい……? ひとつあると重宝しそうだが……、 どうしようか。 [>>81傷を治せるものが豊富と聞くと、ひとつくらいはあれば便利だろうかと主の様子を窺う。 当の怪我人が不要と言うなら要らないかとも。 ダレンにとっては無いのが当たり前の代物である。無いからといって困ることもないだろう。 >>82お守りに関しては] ふむ……スカーフなら軽装でも扱いやすそうだし、 防寒具代わりにもなりそうだな。 この国独特の文様なら記念にもなるかな。 [重装のときにも鎧の下に着けておくことができるだろうし、使い道はいろいろありそうだと興味津々の様子]** (83) 2021/04/27(Tue) 15:02:39 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>84 >>85主が『お守り』とひとつ選ぼうとしているのを微笑んで見守り、>>86『記念』という言い方を問われると一瞬悩んで] ……そうなんだ。 しばらくここで暮らそうかと思っていたが、 急に予定が変わってな。 だから、もう会うことはないかもしれないな。 [詳しく事情を説明する気こそなかったものの、何も言わずに姿を消す気にもなれず、それだけは話して] 確かに砂が多いな……。 では、このスカーフと、 布袋は買い物袋ぐらいの大きさのをお願いしよう。 [今後戦いの機会があろうとなかろうと、様々に役立ちそうなものである。旅をするにも身の守りは必要だ]** (87) 2021/04/27(Tue) 19:22:46 |
【人】 第11皇子の従者 ダレンこの国を忘れることはないと思うよ。 [>>88アルフに言われた言葉には微笑みを返した。 忘れてしまうことはないだろう。わずかな時間しかいなかったが、思い出深い土地だから。 ピンを添えてもらったのに気付くと、目を瞬いた] いいのかい? ありがとう……。 [何か効果のある石なのだろうか。 何であるにせよ、スカーフと共に大切にするだろう]* (89) 2021/04/27(Tue) 20:06:00 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>90 >>92主も買い物を終えるのを見届けて] ありがとうアルフ、世話になった。 貴殿も達者でな。 [挨拶を言って礼をすると、店の扉へと向かった。 その向こうが安全かどうかを主に先んじて確かめるのは、ここまでの旅で習慣となってしまった行動だった。 これから先も、そう簡単に抜けるものではないだろう。 安全とわかれば主に頷いて、アルフには会釈をして店を出て行く。 他に用がなければ国外に出るための待ち合わせ場所>>!59へと向かうだろう] (93) 2021/04/27(Tue) 22:05:56 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[主はよく「逃げ出す」と表現するけれど>>90、それが逃避に見えないダレンは主に甘いのだろうか。 生き方の選択であって、逃げではない──そんな解釈をしていたけれど、国の規則からしたら逃避になってしまうのだろうか。放棄できないものを>>0:9避けて通ろうとしているのだから。 それでも逃してくれる人がいる。 どんな形であれ、望む生き方を許してくれる人がいる。 だからこの道を謳歌すればいい。 この地を離れたら、後は遠くで風の噂を聞くだけになるだろう。 アルファルドの次の王は誰になるだろうか。 治世はどれだけ長く続くだろうか。 ほんの数日のことだったけれど、きっと忘れることはない。 人懐こくて可愛らしい主の故郷にたどり着いてから、彼が主でなくなるまでの数日間なのだから、忘れようがない。 どこかに腰を落ち着けた後も、折に触れて思い出すのだろう。その頃には主だった彼と共に店でも開いているのだろうか>>91]** (94) 2021/04/27(Tue) 22:06:41 |
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