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【見】 魔銃士 イーグレット[何も思い出せないでいた──。 目の前にいる人物は、少なくとも己を知る人物のようだ。 一瞬、戸惑うような様子が垣間見えた気がしたものの>>0:@11 それが何故かについてまでは、考えに至らなかった。 こちらの問いかけや懐く疑問には、 冷静に答えてくれている。>>0:@12 …今はその表面でしか捉えることは出来なかった。] ……ノイン、さん。ですか。 ベロイヒテン……? [目の前の"ノイン"という人物も、この名前にも覚えがない。 同僚と言われてもあまりピンとは来なくかった。 重戦士、盾使い。 おそらくそれがノインという人物の職業なのだろうか。 相手の筋肉質な身体付きと、部屋を見渡した時に視界に入って来た頑丈そうな防具。 言葉の響きから、どんなものかはなんとなく連想出来ている程度だが確証は得られない。 そして、ふと身体をしめつけるものに気が付いた。 見れば脇の近くには小銃のようなものがホルスターに収められている。 これはなんだろう。これは己の武器なのか? だとしたら自分の職業は銃に関する何かなのか…?] (@0) 2024/02/17(Sat) 16:54:56 |
【見】 魔銃士 イーグレット[それに、ベロイヒテンという言葉にも全く馴染みはないし、心当たりがなかった。 どういうものなのだろう。 …と、そんな状態だから。 記憶が混濁している。という相手の言い分には、そうかもしれないと曖昧ながらも受け止めるしかなかった] うーん……。 [交友関係なんてものが己にはあるのか。 ギルドというのも初めて聞く言葉に思える…。 何が何だか分からない。何も思い浮かぶものがないのが正直なところで] 覚えてること……。 すみません。何も覚えてなくて。分からないんです。 何故ここに寝ているのかも……い、っつ。 [そういえば後頭部がズキズキする。 頭でも打ったのだろうか。後頭部を弄ると、少し腫れているような感じがする。掌に血はつかなかった。 ノインという人物の「ずぼらさ」と、何が関係しているのかさえも不明だったが 何かの拍子で頭を打ったであろうことは、なんとなく想像は出来た。 そのシチュエーションはどんなものだったのかまでは、想像出来ないが。] (@1) 2024/02/17(Sat) 16:55:47 |
【見】 魔銃士 イーグレット[こちらの疑問には懇切丁寧に答えてくれるノインに対し、色々と分からないことの方が多いものの 人の良さそうな人物であることは分かるから、少しだけ安堵した。] …ありがとうございます。ノインさん。 まだ何もよくわかっていないけど 少しずつ思い出せるように努力はしたいです。 [痛む頭を押さえながら、ゆっくりと半身だけ起こして頭を下げる。 申し訳なさそうにされると、なんだか気まずい。 だから今はこの保証もない言葉で取り繕うしかなかった。 …相手の気持ちの奥に押し込まれた 不安や焦燥という感情までは、読み取ることが出来なかっただろう。**] (@2) 2024/02/17(Sat) 16:56:54 |
【見】 魔銃士 イーグレット─ノインが立ち去った後─ [リーダーにこの状況を伝える。 と出て行ったノインの背を見送る。>>@6 食欲はないが喉が乾いているから、水か何か飲み物を貰いたいことを、少し遠慮がちにお願いしておいたことだろう。] ………………。 [彼は終始落ち着き払って、こちらを気遣ってくれたり 疑問に答えてくれたりはしてくれたものの。>>@4>>@5 ずぼらさについての話には、無遠慮に笑って良いのか分からなくて 「そ、そうなんですね…」と苦い顔で薄いリアクションをするしかなかったかもしれない。 スライムという存在についても、今初めて知ったけど 「そういうものがあるんですね…」 と言った具合に、なんとなくの程度でしか受け止められてないせいか 大した反応が出来ないままだったろう。] (@12) 2024/02/19(Mon) 23:07:27 |
【見】 魔銃士 イーグレット[……。 何か思い出せるきっかけを作った方がいいだろうか。 そう思い、自分の格好を改めて見たり部屋の中を見渡したりしてみたが モヤが掛かったように晴れないまま。 なにも思い出せないでいた。 もっと違うものを見た方が良いのだろうか。 そう思ってベッドから降りようとしたのだが、 ぐらり…と目眩がした。 降りるどころか、またベッドに横になってしまう始末だ。 今は歩き回れるほどの元気はなさそうだ。 指示された通り、ここで大人しく待っているしかない。>>@7] (@13) 2024/02/19(Mon) 23:11:05 |
【見】 魔銃士 イーグレット[──暫くして。 彼は部屋に戻ってきただろうか。 再びベッドな横になりながら、申し訳なさそうに眉だけを下げた表情のみを向ける>>@8] ……あ。 ノインさん。おかえりなさい。 ちょっと目眩がしてしまって こんな格好のままですみませんが……。 その……。 リーダーのご様子は、どうでしたか? [本来なら何かの任務を成し遂げなくてはならなかったはずなので 己がこんな状態になってしまったことで、迷惑をかけてしまっているだろうな…と。 そんな申し訳なさも含んだお伺いの立て方だったろう。*] (@14) 2024/02/19(Mon) 23:16:19 |
【見】 魔銃士 イーグレットはい……。 ありがとう、ございます。 [彼にとって、己は良く知る人物なのだろうが 記憶のない自分にとっては初対面も同然であった。 故に遠慮が先に出てしまうのは致し方なく かと言って、どういう振る舞いをするのが正解なのかも分からないから せめて、こうして厚意に接してくれている彼に対して 粗相や失礼のないようにはせねば…と思うのだけども。 ぎこちなくもなり、余計に距離を取ってしまっているなと自覚し始めていて そういう態度が、更に彼を傷付けてしまっているような気にもなって。>>@15 胸が余計に締め付けられた。] ……そうでしたか。 ご立腹でないのなら安心しました。 回復の方たちまで不在とは…… はは。なんだか、私の運は相当悪いみたいですね。 いや……転倒は私の不注意もあるんでしょうけど。 [自虐混じりの苦笑いを浮かべる。 彼のズボラさが原因だと説明して貰っても、全てを責任転嫁出来るほどの図太さもなかったし この部屋の光景を見たら足元には気を払える筈なのに、そうしなかった自分の不注意さが8割を占めている気がしたのも事実だった。 どれだけある意味"前向き"だったんだろうか…] (@17) 2024/02/20(Tue) 1:02:08 |
【見】 魔銃士 イーグレット…痛みは、あります。 継続的なものじゃないですが 枕元の当たり具合が良くないと、ズキッとする程度で。 今は目眩の方が………。 吐き気を催す程では、ないんですけど…。 [今の自分はどんな顔をしているのだろう。 物凄く親身になって、自分を案じてくれている彼の様子に 自分が思うよりも相当顔色が悪いのだろうか…と。>>@16 不安は大きいけれど、この状態で一人ぼっちと言うわけでもなく こうして傍に誰かが居てくれているのは、まだ幸運な証拠だろうとは思っている。 持って来て貰った水や薬は 最初は申し訳ないからと自分で飲もうとはするものの 目眩が酷くて思うように体を動かせずにいて。] ……すみません。 手伝って頂けると、助かります。 [遠慮している場合ではないと思い、申し訳なさを滲ませながらお願いして、きっと彼に身を委ねることだろう。] (@18) 2024/02/20(Tue) 1:03:48 |
【見】 魔銃士 イーグレット[そして抱え起こされる際や、薬を口元に運んで貰う際は 近くなった距離に少し胸が高鳴り、一瞬顔が熱くなった。 この慣れているような、癖のような "いつものこと"のような、彼の仕草に ほんの少しの既視感を憶えたようにも思えるが 己の気のせい…だろうか。] あの………。 ノインさん、って………。 [自分とは同僚と言っていた。 でも本当にそれだけ……だったのか──? そんな疑問を、不躾に投げて良いのか分からなくて 口を噤んでしまうのだけど。] (@19) 2024/02/20(Tue) 1:04:36 |
【見】 魔銃士 イーグレット[その陰る表情がまた胸を締め付けて、切なくなる。 致し方ないとはいえ、罪悪感で一杯になりそうだった。] ……いえ、なんでもないです。 ありがとう、ございました。 [離れていくその指先を、揺らぐ視線で追うのみに留めて 介抱してくれた事に御礼を述べる。 今は、踏み込む勇気が湧かなかった。 しかし知りたい事、思い出したいことは、募って行く一方だ。 この気持ちをどう言葉に表せば良いだろう。 …暫しの間、思考を巡らして] (@20) 2024/02/20(Tue) 1:36:45 |
【見】 魔銃士 イーグレット………ノインさん。 [踏み込む勇気はないが。 良くしてくれる相手に、いつまでも遠慮ばかりしているのは逆に失礼だろう。 少なくとも、自分を大事に思いこうして介抱してくれているのだと思うし その気持ちに"寄り添う"べきなのではないだろうかとも思う。 意を決したように声を掛ければ、今度は遠慮や申し訳なさのない瞳で見据えて。] 貴方のこと……もう少し教えて貰えませんか? 知りたいんです。 私にとって、ノインさんがどんな人だったのか。 [思い出すまで、どれだけ時間が掛かるかは分からないが 空いてしまった穴を埋めて行くことは出来ると思うから。**] (@21) 2024/02/20(Tue) 1:43:44 |
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